JPH08162621A - モノリシック集積回路 - Google Patents

モノリシック集積回路

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JPH08162621A
JPH08162621A JP24146895A JP24146895A JPH08162621A JP H08162621 A JPH08162621 A JP H08162621A JP 24146895 A JP24146895 A JP 24146895A JP 24146895 A JP24146895 A JP 24146895A JP H08162621 A JPH08162621 A JP H08162621A
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wiring layer
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monolithic integrated
conductor
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Kazuhiko Toyoda
一彦 豊田
Tsuneo Tokumitsu
恒雄 徳満
Kenjiro Nishikawa
健二郎 西川
Kenji Kamogawa
健司 鴨川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不使用素子領域を配線として有効に利用し、
かつ高周波特性をよくしたモノリシック集積回路を提供
する。 【解決手段】 半導体基板1上に能動素子2、キャパシ
タ用電極6、抵抗素子21の組がアレイ状に形成されて
共通基板とされ、誘電体膜23を介して接地導体25が
形成され、接地導体25上に厚さ1μm以上の誘電体膜
28が形成され、誘電体膜28上に配線29が形成さ
れ、スルーホール31により、配線29と基板1上の能
動素子2などが、誘電体膜23の穴24、接地導体25
の開口26を通じて接続されて回路が構成される。開口
26は、回路に使われる能動素子上に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体基板上に多
数の能動素子が形成された半導体基板を有する高周波モ
ノリシック集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の移動体通信などの急速な発達によ
って、無線部ICを、短い開発期間および低い製造コス
トで、実現することが強く要求されている。このような
要求に対して、様々な提案がなされている。
【0003】図1に、第1の従来例としてのモノリシッ
ク集積回路の平面図を示す。半導体にてなる基板1の一
面(主面)にFETなどの能動素子2と、インダクタ3
やキャパシタ4などの受動回路素子および配線パタン5
が形成され、これにより回路が構成されている。
【0004】この従来のモノリシック集積回路では、個
々の要求される機能をもつ回路についてその各素子の配
置が異なり、半導体集積回路製造プロセス(以下、半導
体プロセスと記す)の際に必要となるフォトマスクも各
回路について個別に必要であった。通常のモノリシック
集積回路用の半導体プロセスでは能動素子形成のために
10枚程度のフォトマスクと2カ月程度の時間を必要と
し、全体の半導体プロセスに必要なフォトマスク数の半
分以上および2/3以上の時間を能動素子形成のために
費やしている。したがって、少量多品種生産の場合には
製造コストにおけるフォトマスクの占める割合が大きく
コスト高であり、また、製造に長い時間を要していた。
【0005】この問題を解決する第2の従来例として、
マスタスライス方式のモノリシック集積回路が、198
8年に米国で紹介された(E.Turner et a
l.“APPLICATION SPECIFIC M
MIC:A UNIQUEAND AFFORDABL
E APPROACH TO MMIC DEVELO
PMENT”,IEEE 1988 Microwav
e and Millimeter−Wave Cir
cuit Symposium,pp.9−14)。
【0006】このマスタスライス方式のモノリシック集
積回路は図2に示すように、まず、半導体にてなる基板
1の一面に、FETなどの能動素子2と薄膜キャパシタ
の下側電極用導体6を形成し、これを共通の基板とし
て、この基板上に配線導体を形成することにより各種周
波数帯域あるいは機能の回路を実現するものである。
【0007】図3(A)は図2の共通基板上に配線導体
5を形成することにより27GHz帯の狭帯域増幅器を
実現した例である。また、図3(B)は図2の共通基板
上に配線導体5′を形成することにより30GHz帯の
広帯域増幅器を実現した例である。
【0008】このようにマスタスライス方式のモノリシ
ック集積回路では、能動素子を予め形成した共通基板上
に形成する配線導体のパタンを変更することにより、増
幅器のみならず発振器や周波数変換器などの各種機能回
路を同一の共通基板から実現することができる。すなわ
ち、各種回路を同一の能動素子配置で構成するため、能
動素子形成用のフォトマスクを共通にすることができ、
上述の従来のモノリシック集積回路における製造コスト
の問題を解決することができる。また、半導体プロセス
においては能動素子形成のために多くの製造工程と時間
を要するが、能動素子の配置を同一とすることによって
回路の設計に先行して半導体プロセスを始めることがで
き、回路の開発期間を大幅に短縮することができるとい
う特徴がある。さらに、通常の半導体プロセスでは10
枚以上のウエハを同時に加工するが、マスタスライス方
式のモノリシック集積回路ではウエハ枚数が1,2枚程
度の少量生産の場合においても共通基板部分は大量生産
することができ経済的である。またこのようなマスタス
ライス方式のモノリシック集積回路では、共通基板上に
能動素子などをアレイ状に形成することにより上記共通
基板の汎用性を高めることができる。
【0009】マスタスライス方式と類似の従来技術とし
てLSI製造におけるゲートアレイ技術や、アナログ・
ディジタル混載ASICなどに用いられるアナログマス
タスライス技術が挙げられる。図4(A)および図4
(B)は、第3の従来例としてのCMOSゲートアレイ
を示す。これは、R.Blumberg et al.
“A 640K Transistor Sea−of
−Gates 1.2Micron HCMOS Te
chnology”,1988,IEEE Inter
national Solid State Circ
uits Conference,1988,Febr
uary 17.に開示された技術である(産業調査会
発行「ASICハンドブック」参照)。同図(A)は内
部基本セルの平面図であり、基板上にp型拡散層11、
n型拡散層12およびゲート13が形成されている。こ
のような基本セルをアレイ状に形成してマスタセルを構
成している。上記基本内部セル上に図4(B)に示すよ
うな1層配線14および2層配線15を施すことにより
2入力のNAND回路等を実現することができる。アナ
ログマスタスライス方式の場合も同様である。これらの
技術は上記のマスタスライス方式のモノリシック集積回
路と同様、チップ上にトランジスタ等の基本素子をあら
かじめ配置しておき、これらの部品を配線工程により接
続することによりユーザ仕様の論理や特性を実現しよう
とするものである。
【0010】第4の従来例としては、S.Banba,
“Small−Sized MMIC Amplifi
ers Using Thin Dielectric
Layers”,IEEE, TRANSACTIO
NS ON MICROWAVE THEORY AN
D TECHNIQUES,VOL.43,NO.3,
MARCH 1995に記載された技術が挙げられる。
これは、基板上に、多層配線層を形成して、チップ面積
の減少と、低コスト化を図ったものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術1で
は、各IC回路における、受動素子の割合が大きく、回
路素子の配置が回路特性に大きく影響するので、各IC
回路について、個別に回路素子配置などを設計しなけれ
ばならない。これは、開発期間や製造コストの増大につ
ながっていた。
【0012】また、従来技術2では、各回路素子を平面
的に接続しているため、素子間隔を広くとり、配線導体
を形成する領域を予め空けておかなければならず、基板
上の無駄な面積が大きかった。
【0013】また、能動素子等をアレイ状に配置した場
合には、アレイ状に配置した能動素子のうち所望の特性
を実現するために必要な素子を選んで使用することにな
る。このため、上記のアレイ状に配置された能動素子の
うち使用しないものが存在することになるが、従来のマ
スタスライス方式のモノリシック集積回路では、その使
用していない能動素子上には高周波用の他の受動回路や
伝送線路などを形成することができなかった。したがっ
て、この場合受動素子や配線を形成するための領域を予
め用意しておく必要があり、基板上の無駄な面積が一層
増大するという欠点があった。つまり、回路機能に寄与
しない能動素子の領域はそのまま放置しなければなら
ず、回路の小型化や低コスト化の障害となっていた。さ
らに、上述の能動素子、受動素子および配線導体が同一
平面上に形成されており、しかも能動素子が予め決めら
れた位置に形成されているために受動素子および配線を
形成するための自由度が制限されていた。そのため、能
動素子の部分を迂回するといった配線の余分な引き回し
が必要となり、寄生の容量やインダクタンスおよび抵抗
などが生じ回路特性を劣化させるなどという問題があっ
た。また、配線の自由度を高めようとすれば、各素子の
間隔を大きくしなければならず、形状が大きくなり実用
的ではなかった。
【0014】従来技術3におけるゲートアレイ技術や、
アナログ・ディジタル混載ASICに見られるようなア
ナログマスタスライス技術では、ユーザ仕様に基づいた
後工程はほとんどの場合配線工程のみである。この配線
工程では絶縁に用いる誘電体膜の厚さは0.5ミクロン
から0.7ミクロンと薄く、また、面状の接地導体が存
在していない。したがって、その配線工程によって形成
された導体は高周波伝送線路ではなく、単なる配線とし
てしか用いることができなかった。言い換えれば、この
配線が分布定数線として振る舞うような高周波領域では
その配線の特性インピーダンスや電気長を精密に設計す
ることが不可能であり、ゲートアレイやアナログマスタ
スライスの適用できる周波数に限界があった。さらに上
記配線を分布定数伝送線路として取り扱うことができな
いため、高周波回路で用いる各種ハイブリッド等のよう
な機能を有する回路を後工程により付加することができ
なかった。
【0015】従来技術4では、チップ面積の縮小と、製
造コストの低減を図ることができるものの、素子配置
は、各機能IC毎に個別に設計しなければならないた
め、従来例1と同様の問題をもっている。
【0016】この発明の目的は、例えば通信用MMIC
(Monolithic Microwave Int
egrated Circuit)等に適用することを
可能とし、かつ開発期間の短縮と製造コストの低減に適
したモノリシック集積回路を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のモノリシック集積回路は、表面に複数の
能動素子が形成された半導体基板と、前記能動素子の上
に形成された第1の誘電体膜と、前記第1の誘電体膜の
上に形成され、1以上の窓とカバー部とを備え、該窓が
前記能動素子中の使用能動素子上に形成され、前記カバ
ー部が前記能動素子中の不使用能動素子を覆うようにし
た選択プレートと、前記選択プレート上に形成された配
線層と、前記使用能動素子を前記配線層に接続する接続
手段とを具備することを特徴とする。
【0018】前記選択プレートは、第1の接地導体から
なるものであってもよい。
【0019】前記半導体基板と前記第1の接地導体との
間隔は、1,000〜5,000オングストロームであ
ってもよい。
【0020】前記配線層は、前記使用能動素子を配線す
る第1の導体と、前記選択プレートと前記第1の導体と
の間に形成された第1の配線層誘電体膜とを有するもの
であってもよい。
【0021】前記第1の配線層誘電体膜の厚さは、1ミ
クロン以上であってもよい。
【0022】前記配線層は、多層配線層であってもよ
い。
【0023】前記配線層は、前記選択プレート上に形成
された第1の配線層誘電体膜と、該第1の配線層誘電体
膜上に形成された第1の導体と、該第1の導体の上に形
成された第2の配線層誘電体膜と、該第2の配線層誘電
体膜の上に形成された第2の導体とを有するものであっ
てもよい。
【0024】前記第1の配線層誘電体膜および第2の配
線層誘電体膜の厚さは、それぞれ1ミクロン以上であっ
てもよい。
【0025】前記第1の導体の上に形成された第2の誘
電体膜と、前記第2の誘電体膜と前記第2の配線層誘電
体膜との間に形成された第2の接地導体とを、さらに有
するものであってもよい。
【0026】前記第1の配線層誘電体膜、前記第2の配
線層誘電体膜、および前記第2の誘電体膜の厚さは、そ
れぞれ1ミクロン以上であってもよい。
【0027】前記半導体基板上の能動素子は、該半導体
基板上で受動素子と並置され、該受動素子は、前記配線
層と接続されたものであってもよい。
【0028】前記受動素子は、前記半導体基板上に形成
された複数の第1のキャパシタ電極を備え、これらの第
1のキャパシタ電極の1以上の電極は、前記選択プレー
トおよび前記第1の誘電体膜と、キャパシタを形成する
ものであってもよい。
【0029】前記モノリシック集積回路は、さらに、前
記選択プレートと同一平面内に形成され、かつ前記選択
プレートから絶縁された複数の第2のキャパシタ電極を
備え、前記受動素子は、前記半導体基板上に形成された
複数の第1のキャパシタ電極を備え、これらの第1キャ
パシタ電極の1以上の電極は、前記第2のキャパシタ電
極の対応電極および前記第1の誘電体膜とキャパシタを
形成し、該キャパシタは、前記配線層に接続されたもの
であってもよい。
【0030】前記配線層は、前記使用能動素子に接続さ
れた1以上の受動素子を具備するものであってもよい。
【0031】前記配線層は、前記使用能動素子に接続さ
れたコプレーナ伝送線路を具備するものであってもよ
い。
【0032】
【発明の実施の形態】ところで、前述した従来技術4や
特開平5−129803号には、接地導体を使用する技
術が開示されている。すなわち、従来技術4は、2つの
配線層の間に挿入された接地導体を有し、導体間の干渉
を防止している。また、特開平5−129803号は、
第1の誘電体層12と第2の誘電体層13との間に挿入
された接地導体14を備え、これらの誘電体層12およ
び13を挟む形で形成されたストリップ導体15および
16間の干渉を防止している。しかしながら、これらの
接地導体は、以下の点で、本願の接地導体と異なってい
る。
【0033】(1)本願の接地導体は、不使用能動素子
を覆うことによって、使用する能動素子と使用しない能
動素子を選択・区別するとともに、不使用能動素子の真
上に受動回路を形成することを可能とするものである。
すなわち、不使用能動素子と受動回路とを分離するため
に設けられたものである。これに対して、先行技術の接
地導体は、その上下に配置された配線間の干渉を防止す
るためのものである。本願では、不使用能動素子には、
信号が流れないことを考えれば、本願の接地導体が、干
渉防止を目的としたものではないことは、明らかであ
る。
【0034】(2)さらに、接地導体の下に設けられた
誘電体層の作用も異なっている。すなわち、本願の接地
導体下の誘電体層は、能動素子を保護するとともに、キ
ャパシタを形成するための絶縁膜として機能するもので
ある。これに対して、先行技術の接地導体下の誘電体層
は、接地導体と信号線とを分離するためのものである。
【0035】(3)本願の接地導体は、使用能動素子上
に窓を有する。一方、先行技術の接地導体は、スルーホ
ールは有するものの、この種の窓は備えていない。薄い
誘電体膜を介して接地導体に覆われた能動素子は、性能
が劣化するため、この窓は、使用能動素子の性能劣化を
避ける上で必須の要件である。
【0036】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0037】実施例1 図5にこの発明の実施例を示す。半導体基板1の一面
(主面)上に少なくとも能動素子2を多数形成する。こ
の例では能動素子2の他に受動素子として、薄膜キャパ
シタ(MIMキャパシタ)の下側電極用導体6とイオン
注入抵抗素子21とがそれぞれ多数形成された場合であ
る。能動素子2はFETの場合でソース2S、ゲート2
G、ドレイン2Dからなり、3つのFETが形成された
ものが行、列に配列形成され、その各3つのFETの各
組ごとに下側電極用導体6が3つのFETの配列と並ん
でそれぞれ形成され、真中の下側電極用導体6は、両側
のそれより3倍程度の長さとされている。各抵抗素子2
1はFETの各組ごとに、そのFETの配列の一端側に
位置して形成され、長手方向がFETの配列と直角方向
とされている。つまり3つのFET2と3つの下側電極
用導体6と、1つの抵抗素子21とが1つの組として、
行、列(アレイ状)に配列形成されている。これら能動
素子2、受動素子6,21が形成された半導体基板を共
通基板22とする。
【0038】半導体基板1の能動素子形成面上に誘電体
膜23を形成する。この誘電体膜23は半導体基板1上
に形成された能動素子2などを保護する保護膜であり、
かつこの例では薄膜キャパシタの電極間容量形成用の絶
縁膜として作用させるものである。実現しようとする機
能の回路のレイアウトに応じて、使用する能動素子2、
下側電極用導体6、抵抗素子21の各接続電極部分と対
向する誘電体膜23の部分に接続用穴241 ,242
を形成する。誘電体膜23は例えばSiO2 膜、SiN
4 膜が用いられ、厚さは例えば1,000Å〜5,00
0Å程度とされ、接続用穴241 ,242 …はホトエッ
チング、ドライエッチングなどにより形成する。誘電体
膜23の厚さは、薄膜キャパシタ用の絶縁膜または能動
素子の保護膜として通常用いられる厚さであり、高周波
伝送路の信号線と接地導体とを区別するための厚さとは
異なっている。
【0039】次に誘電体膜23上のほぼ全面を接地導体
25で覆う。この場合、前記回路のレイアウトに応じ
て、使用する能動素子2および受動素子6,21と対応
して使用開口261 ,262 …を形成する。またキャパ
シタを形成するための下側電極用導体6に対する上側電
極用導体27も接地導体25の形成と同時に使用開口2
1 内に形成する。図に示していないが、接地導体25
の形成と同時に接地導体25と共にコプレーナ伝送線路
を構成する中心導体を形成してもよい。つまり接地導体
25には何にも利用されていないような開口は形成され
ていない。接地導体25としては例えばAuが用いら
れ、厚さは例えば1μm程度とされ、イオンミーリング
等により開口261 ,262 …を形成する。
【0040】接地導体25上に例えば1〜10ミクロン
程度の厚さの誘電体膜28を例えばポリイミド樹脂で形
成する。その誘電体膜28上に所要の配線用導体29
1 ,292 …を形成する。この配線用導体291 ,29
2 …の形成に先立ち、前記使用する能動素子2、受動素
子6,21の各接続電極や、上側電極用導体27などと
配線用導体291 ,292 …とを接続し、所要の回路を
完成するためのスルーホール311 ,312 …が誘電体
膜28内に形成される。つまり誘電体膜28のスルーホ
ール311 ,312 …が形成されるべき位置に予め小穴
を形成しておき、この誘電体膜28上の全面に例えばA
u層を形成し、これによりスルーホール311 ,312
…が形成され、さらにそのAu層に対してパターニング
して配線用導体291 ,292 …を形成する。なお誘電
体膜28および配線用導体291 ,292 …により配線
層33を構成している。
【0041】このようにして構成されたこの実施例のモ
ノリシック集積回路の各部の断面を図6(A)〜(D)
を示す。このモノリシック集積回路によれば図6(A)
に示すように、配線用導体291 ,292 …は接地導体
25と共にマイクロストリップラインを構成する。使用
能動素子2のうち、接地しようとする電極は、例えば図
6(B)に示すように、能動素子2のソース251 が穴
241 に詰められた接続導体321 で接地導体25に接
続されて接地される。この接続導体321 は、接地導体
25を形成した時に自動的に形成される。
【0042】図6(C)に示す例は、下側電極用導体6
1 と接地導体25との対向する部分とによりキャパシタ
が構成され、このキャパシタの一端、つまり下側電極用
導体61 が、穴242 に詰められた接続導体322 とス
ルーホール311 とを通じて配線用導体294 に接続さ
れ、キャパシタの他端が接地導体25にて接地されてい
る場合である。この接続導体322 とスルーホール31
1 とは配線用導体291 ,292 …を形成するためにA
u層を形成した時に自動的に形成される。
【0043】図6(D)に示す例は、上側電極用導体2
7と下側電極用導体62 とにより構成されるキャパシタ
を、上側電極用導体27をスルーホール312 を通じて
配線用導体292 に接続し、下側電極用導体62 を、穴
243 に詰めた接続導体32 3 を通じ、さらにスルーホ
ール313 を通じて配線用導体293 に接続した例、つ
まり配線用導体292 ,293 間にキャパシタを接続し
た場合である。
【0044】以上のように構成されたモノリシック集積
回路では、FETなどの能動素子2の配置が予め決めら
れているので、各種回路で半導体基板22を共通化する
ことができ、製造コストの低減と、開発期間の短縮を実
現することができる。また、使用しない素子を面状の接
地導体25で覆うことにより、これら使用しない素子の
真上にも配線などを行うことができ、回路の小型化の実
現することができる。さらに、使用しない素子は接地導
体25で覆ってしまうため、接地導体25上、つまり配
線層33に形成する受動回路にとっては前記使用しない
能動素子2などは存在しないのと同じである。このた
め、配線自由度が高く、能動素子2の部分を迂回すると
いった余分な配線の引き回しを避けることができ、寄生
のインダクタンスや容量の影響を軽減することができ
る。
【0045】図7(A)および(B)に、図6(A)に
示したマイクロストリップラインの信号線としての配線
用導体29i の線路幅Wに対する特性インピーダンス特
性と、伝送損失特性とを、それぞれ誘電体膜28の厚さ
hをパラメータとして有限要素法により計算した結果を
示す。計算条件は、誘電体膜28の比誘電率を3.3、
信号線29i の導電率を4.908×107 S/m、信
号線29i の厚さを1μm、周波数を10GHzとし
た。
【0046】図7(A)から、誘電体膜28の厚さhが
1ミクロン以下の場合にはマイクロ波などの高周波回路
で最もよく用いられる50Ωの伝送線路を実現するため
には信号線29i の幅を極めて小さくしなければならな
いことが分かる。そのように幅を狭くすることはプロセ
スの精度によっては実現できない場合も有り得る。さら
に、図7(B)からわかるように、仮りにこのような細
い配線が実現できた場合でも伝送損失はかなり大きくな
り、回路特性を劣化させる。
【0047】しかしこの発明では誘電体膜28の厚さh
を1ミクロン以上、例えば1〜10ミクロン程度にして
いるため、高周波回路で通常用いられる10Ωから10
0Ω程度の特性インピーダンスをもつ伝送線路を実現で
きることはh=2.5μm、W=30μmで特性インピ
ーダンスが15Ω程度であることから推定でき、その場
合も伝送損失も実用上十分低い値となる。
【0048】また、誘電体膜28としてポリイミド樹脂
を用いることにより、低温処理により平坦性の高い多層
膜を実現することができ、回路特性を向上させることが
できる。さらに、マイクロ波などの高周波回路では素子
間接続による寄生成分が回路特性を大きく劣化させる場
合が多く、なるべく不要な配線の引き回しは避ける必要
がある。この実施例のように能動素子と抵抗素子とキャ
パシタ電極を一つの単位としてこれを複数個あらかじめ
基板上にアレイ状に形成することにより各素子を短い距
離で接続することができ、設計性のよいモノリシック集
積回路を実現することができる。
【0049】実施例2 図8にこの発明の他の実施例を示し、図5と対応する部
分に同一符号を付けて示す。この実施例では図5の構成
に対し、(1)誘電体膜28上にさらに数ミクロン程度
の厚さの誘電体膜34を形成し、(2)その誘電体膜3
4上に配線用導体35を形成して、誘電体膜34と配線
用導体35とからなる配線層36を構成し、(3)この
例では図5中の配線用導体292 ,293 を省略してこ
れと対応するものを配線用導体351 ,352 として設
け、(4)配線層33と共に多層配線層37とした場合
である。
【0050】つまり多層配線層37を利用して、共通基
板22の能動素子や受動素子とを所望の回路を構成する
ように接続される。
【0051】この場合は図5の実施例と同様の作用効果
を有すると共に、さらに多層配線とすることにより、図
5の場合よりも線路交差などを自由に行うことができ、
回路のレイアウトの自由度を向上させることができる。
【0052】実施例3 図9はこの発明のさらに他の実施例を示し、図8の実施
例に対し、誘電体膜38と接地導体39とを、配線層3
3と36との間に介在させ、接地導体39の上下に対
し、これを共に高周波伝送路を構成する配線用導体35
1 ,352 …と291 ,292 とを構成した場合であ
る。これによって、均一なインピーダンスをもつ配線が
得られる。
【0053】実施例4 図10にこの発明のさらに他の例を示す。この実施例は
共通基板22には能動素子2のみがアレイ状に形成され
た場合であり、図5中の能動素子2と同様に3つのFE
Tを組として行、列に形成されている。誘電体層28上
には配線用導体29のみならずインターディジタル形キ
ャパシタ41と、高抵抗金属の印刷により形成されるメ
タル抵抗体42と、接地導体25の一部を下側電極とし
てキャパシタを構成する上側電極用導体43とが形成さ
れる。このように受動素子を共通基板22ではなく、誘
電体膜28上に形成することにより、受動素子を配置す
る自由度が向上し、回路の小型化、高密度化を実現する
ことができる。
【0054】図10に示した共通基板に対しても、図8
および図9に示したように、高周波伝送路の多層配線と
してもよい。この場合、図9の方が配線内の干渉が少な
くなる。
【0055】上述において能動素子を行、列のアレイ状
に形成したが、任意の形状に配置してもよい。能動素子
2を3つづつの組としたが、2つまたは4つ以上の組に
してもよい。また、このように複数個の組とすることな
く、単独のものを配列してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、半導体
基板上の能動素子等の配置を予め決めておくことができ
るので、各種回路で半導体基板を共通化することがで
き、少量多品種生産の場合においても製造コストの低減
と、開発期間の短縮を実現することができる。
【0057】しかもこの発明では、使用しない素子が面
状の接地導体で覆われているため、その使用しない素子
の真上にも配線などを行うことができ、その分、配線用
の面積を予め用意する必要がなく、半導体基板の面積を
有効に利用することができ、回路の小型化を実現するこ
とができる。
【0058】さらに、使用しない素子は接地導体で覆っ
てしまうため、これら使用しない素子は上に積層する回
路にとって存在しないのと同じである。このため、基板
上に予め形成された能動素子の配置にとらわれることな
く、回路を形成することができるので配線自由度が高
く、能動素子の部分を迂回するといった余分な配線の引
き回しを避けることができ、寄生のインダクタンスや容
量の影響を軽減することができるので回路の高性能化を
実現することができる。
【0059】また、面状の接地導体が存在するために、
その接地導体上に誘電体膜を介して形成した配線は、特
性インピーダンスや電気長を精密に設計することがで
き、高周波伝送線路として用いることができるのはもち
ろんのこと、ハイブリッドなどの高周波機能回路を形成
することができる。
【0060】多層配線層に受動回路を形成することによ
り、受動回路を高集積に形成することができ、回路の小
型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例1のモノリシック集積回路を示す平面図
である。
【図2】従来例2のマスタスライス方式のモノリシック
集積回路の共通基板を示す平面図である。
【図3】(A)は従来例2のマスタスライス方式のモノ
リシック集積回路において27GHz帯の狭帯域増幅器
を実現するための配線パタンを示す平面図、(B)は従
来例2のマスタスライス方式のモノリシック集積回路に
おいて30GHz帯の広帯域増幅器を実現するための配
線パタンを示す平面図である。
【図4】(A)は従来例3のゲートアレイLSIの内部
基本セルを示す平面図、(B)は(A)の基本内部セル
を用いて実現した2入力NAND回路を示す平面図であ
る。
【図5】この発明にかかるモノリシック集積回路の第1
の実施例を示す分解斜視図である。
【図6】(A)は第1の実施例において実現した高周波
伝送線路を示す断面図、(B)は第1の実施例において
能動素子の電極を接地した状態を示す断面図、(C)は
第1の実施例において接地用キャパシタを形成した部分
を示す断面図、(D)は第1の実施例において配線間に
直列に挿入されたキャパシタを形成した部分を示す断面
図である。
【図7】(A)は有限要素法により計算したマイクロス
トリップ線路の特性インピーダンスを示すグラフ、
(B)は有限要素法により計算したマイクロストリップ
線路の伝送損失を示すグラフである。
【図8】この発明にかかるモノリシック集積回路の第2
の実施例を示す分解斜視図である。
【図9】この発明にかかるモノリシック集積回路の第3
の実施例を示す分解斜視図である。
【図10】この発明にかかるモノリシック集積回路の第
4の実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 能動素子 6 キャパシタ用下側電極用導体(受動素子) 21 抵抗素子(受動素子) 22 共通基板 23 誘電体膜 24 接続用穴 25 接地導体 26 開口 27 上側電極用導体 28 誘電体膜 29 配線用導体 31 スルーホール 32 接続導体 34 誘電体膜 35 配線用導体 36 配線層 37 多層配線層 38 誘電体膜 39 接地導体 41 インターディジタル形キャパシタ 42 メタル抵抗体 43 上側電極用導体
フロントページの続き (72)発明者 鴨川 健司 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に複数の能動素子が形成された半導
    体基板と、 前記能動素子の上に形成された第1の誘電体膜と、 前記第1の誘電体膜の上に形成され、1以上の窓とカバ
    ー部とを備え、該窓が前記能動素子中の使用能動素子上
    に形成され、前記カバー部が前記能動素子中の不使用能
    動素子を覆うようにした選択プレートと、 前記選択プレート上に形成された配線層と、 前記使用能動素子を前記配線層に接続する接続手段とを
    具備することを特徴とするモノリシック集積回路。
  2. 【請求項2】 前記選択プレートは、第1の接地導体か
    らなることを特徴とする請求項1に記載のモノリシック
    集積回路。
  3. 【請求項3】 前記半導体基板と前記第1の接地導体と
    の間隔は、1,000〜5,000オングストロームで
    あることを特徴とする請求項2に記載のモノリシック集
    積回路。
  4. 【請求項4】 前記配線層は、前記使用能動素子を配線
    する第1の導体と、前記選択プレートと前記第1の導体
    との間に形成された第1の配線層誘電体膜とを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のモノリシック集積回
    路。
  5. 【請求項5】 前記第1の配線層誘電体膜の厚さは、1
    ミクロン以上であることを特徴とする請求項4に記載の
    モノリシック集積回路。
  6. 【請求項6】 前記配線層は、多層配線層であることを
    特徴とする請求項1に記載のモノリシック集積回路。
  7. 【請求項7】 前記配線層は、前記選択プレート上に形
    成された第1の配線層誘電体膜と、該第1の配線層誘電
    体膜上に形成された第1の導体と、該第1の導体の上に
    形成された第2の配線層誘電体膜と、該第2の配線層誘
    電体膜の上に形成された第2の導体とを有することを特
    徴とする請求項6に記載のモノリシック集積回路。
  8. 【請求項8】 前記第1の配線層誘電体膜および第2の
    配線層誘電体膜の厚さは、それぞれ1ミクロン以上であ
    ることを特徴とする請求項7に記載のモノリシック集積
    回路。
  9. 【請求項9】 前記第1の導体の上に形成された第2の
    誘電体膜と、 前記第2の誘電体膜と前記第2の配線層誘電体膜との間
    に形成された第2の接地導体とを、さらに有することを
    特徴とする請求項7に記載のモノリシック集積回路。
  10. 【請求項10】 前記第1の配線層誘電体膜、前記第2
    の配線層誘電体膜、および前記第2の誘電体膜の厚さ
    は、それぞれ1ミクロン以上であることを特徴とする請
    求項9に記載のモノリシック集積回路。
  11. 【請求項11】 前記半導体基板上の能動素子は、該半
    導体基板上で受動素子と並置され、該受動素子は、前記
    配線層と接続されたことを特徴とする請求項1に記載の
    モノリシック集積回路。
  12. 【請求項12】 前記受動素子は、前記半導体基板上に
    形成された複数の第1のキャパシタ電極を備え、これら
    の第1のキャパシタ電極の1以上の電極は、前記選択プ
    レートおよび前記第1の誘電体膜と、キャパシタを形成
    することを特徴とする請求項11に記載のモノリシック
    集積回路。
  13. 【請求項13】 前記モノリシック集積回路は、さら
    に、前記選択プレートと同一平面内に形成され、かつ前
    記選択プレートから絶縁された複数の第2のキャパシタ
    電極を備え、前記受動素子は、前記半導体基板上に形成
    された複数の第1のキャパシタ電極を備え、これらの第
    1キャパシタ電極の1以上の電極は、前記第2のキャパ
    シタ電極の対応電極および前記第1の誘電体膜とキャパ
    シタを形成し、該キャパシタは、前記配線層に接続され
    たことを特徴とする請求項11に記載のモノリシック集
    積回路。
  14. 【請求項14】 前記配線層は、前記使用能動素子に接
    続された1以上の受動素子を具備することを特徴とする
    請求項1に記載のモノリシック集積回路。
  15. 【請求項15】 前記配線層は、前記使用能動素子に接
    続されたコプレーナ伝送線路を具備することを特徴とす
    る請求項1に記載のモノリシック集積回路。
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