JPH08161879A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

Info

Publication number
JPH08161879A
JPH08161879A JP29718694A JP29718694A JPH08161879A JP H08161879 A JPH08161879 A JP H08161879A JP 29718694 A JP29718694 A JP 29718694A JP 29718694 A JP29718694 A JP 29718694A JP H08161879 A JPH08161879 A JP H08161879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
remote control
circuit board
control device
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29718694A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Arai
俊雄 新井
Koen Ichimura
公延 市村
Kazutaka Nakajima
一孝 中嶋
Masashige Hatano
正成 畑野
Masashi Hirano
正志 平野
Seishi Imai
清史 今井
Kazue Fujii
和重 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP29718694A priority Critical patent/JPH08161879A/ja
Publication of JPH08161879A publication Critical patent/JPH08161879A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 プリント基板123上に形成した導体パター
ンと、このプリント基板123上に回転可能に支持され
たボリューム摘み9とで、回転ボリュームを構成してい
る。 【効果】 回転ボリュームを構成する専用の基板が存在
しないため、回転ボリュームを有する電子機器の薄型化
を達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダ装置、
テーププレーヤ装置、ディスクレコーダ装置、または、
ディスクプレーヤ装置の如き電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テープレコーダ装置、テーププレ
ーヤ装置、ディスクレコーダ装置、または、ディスクプ
レーヤ装置の如き記録再生装置として構成された電子機
器が提案されている。
【0003】このような記録再生装置においては、本体
部に記録再生手段となる記録再生部を収納し、この記録
再生部に対し、信号ケーブルを介して外部機器としてリ
モートコントロール装置を接続して構成されたものがあ
る。
【0004】上記記録再生部は、テープカセットやディ
スクカートリッジの如き記録媒体が装着される記録媒体
装着部と、光学ピックアップ装置や磁気ヘッド装置等と
を有して構成されている。
【0005】そして、上記リモートコントロール装置
は、手動操作に応じた操作信号を生成して、上記信号ケ
ーブルを介して上記記録再生部に送る。上記記録再生部
は、送られた操作信号に応じて、記録、再生、選曲、停
止等の各モードを実行する。
【0006】また、上記記録再生部より出力される音響
信号は、この記録再生部に信号ケーブルを介して接続さ
れた外部機器である電気−音響変換装置、すなわち、ヘ
ッドホン装置により、音響に変換される。
【0007】なお、上記記録再生部及び上記リモートコ
ントロール装置を接続する信号ケーブルと、該記録再生
部及び上記ヘッドホン装置とを接続する信号ケーブルと
は、一本にまとめられ、該記録再生部及び該ヘッドホン
装置とを接続する信号ケーブルの途中の部分に該リモー
トコントロール装置が位置する状態となされている。こ
の記録再生装置においては、上記リモートコントロール
装置等の外部機器には、回転ボリュームが配設されてい
る場合がある。上記リモートコントロール装置に回転ボ
リュームが配設されていることにより、上記ヘッドホン
装置に送られる信号レベルの調整がこのリモートコント
ロール装置上において行え、このリモートコントロール
装置上において該ヘッドホン装置により再生される音響
レベルの調整を行うことができる。
【0008】上記回転ボリュームは、ボリューム用パタ
ーンが形成されたプリント基板と、このプリント基板に
対して回転可能に支持されたボリューム摘みとを有して
構成されている。上記ボリューム摘みは、上記ボリュー
ム用パターンに摺接するブラシ電極部を有しており、回
転角度位置に応じて、この回転ボリュームを通る信号に
対する抵抗値を変化させる。
【0009】この回転ボリュームを構成するプリント基
板は、上記リモートコントロール装置等の外部機器を構
成するプリント基板であるメイン基板上に載置され、半
田付け等により、このメイン基板に固定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な電子機器において、上記メイン基板上にさらに上記回
転ボリュームを構成するプリント基板を載置させて固定
すると、この回転ボリュームが設けられた部分において
は、プリント基板が2枚重ねられた状態となり、この電
子機器を薄型化することが困難となる。
【0011】上記メイン基板を収納して構成される電子
機器を薄型化するには、このメイン基板を、片面側のみ
が部品実装面となされたいわゆる片面実装のものとする
ことが考えられる。しかし、上記回転ボリュームを有す
る電子機器では、この回転ボリュームの厚さが、薄型化
の限界を規定してしまう。
【0012】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、プリント基板を内蔵し、このプ
リント基板上に回転ボリュームを有する電子機器であっ
て、充分な薄型化が実現できるようになされた電子機器
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係る電子機器は、表面部
が部品実装面となされこの部品実装面上に少なくとも一
の電子部品が配設されるプリント基板と、このプリント
基板の表面部に形成されたボリューム用パターンと、該
プリント基板の表面側に位置してこのプリント基板に対
して回動可能に支持され該ボリューム用パターンと共働
して回転ボリュームを構成するボリューム摘みとを備え
たものである。
【0014】
【作用】本発明に係る電子機器は、表面部が部品実装面
となされこの部品実装面上に少なくとも一の電子部品が
配設されるプリント基板と、このプリント基板の表面部
に形成されたボリューム用パターンと、該プリント基板
の表面側に位置してこのプリント基板に対して回動可能
に支持され該ボリューム用パターンと共働して回転ボリ
ュームを構成するボリューム摘みとを備えているので、
上記プリント基板と上記ボリューム摘みとが略々密着し
た状態に配設され、薄型化が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。
【0016】この例は、本発明に係る電子機器を、テー
プカセットに記録された情報信号の再生を行うテーププ
レーヤ装置として構成した例である。以下の順序により
説明する。
【0017】[1]本体部 [2]リモートコントロール装置 [3]電子機器用クリップ [4]第1のケーブルリール [5]ヘッドホン装置 [6]信号ケーブル [7]第2のケーブルリール [8]リモートコントロール装置保持部 [9]ヘッドホンホルダ [10]テーププレーヤ装置の動作 [1]本体部 このテーププレーヤ装置は、図2に示すように、本体部
1を有して構成されている。この本体部1は、シャーシ
部2とこのシャーシ部2の前面側に取付けられる前面パ
ネル部3と上記シャーシ部2の後面側に取付けられるカ
セット蓋部135とからなる外筐体を有して構成されて
いる。
【0018】上記前面パネル部3は、上記シャーシ部2
に対し、ネジ止め等の手段により固定して取付けられて
いる。
【0019】上記カセット蓋部135は、上記シャーシ
部2に対し一側側を回動可能に支持されており、上記シ
ャーシ部2に突き合わせられる位置より、上記シャーシ
部2より離間する位置に亘って、図2中矢印Cで示すよ
うに、他側側を上記シャーシ部2より離間させる方向に
回動可能となされている。
【0020】なお、上記カセット蓋部135は、上記シ
ャーシ部2内に設けられた図示しない蓋ロック機構によ
り、該シャーシ部2に突き合わせられた位置で係止され
るようになされている。そして、このカセット蓋部13
5は、上記シャーシ部2に設けられた係止解除レバー1
0が操作されることにより、上記蓋ロック機構による係
止を解除されて、該シャーシ部2より離間することが可
能となされる。
【0021】上記シャーシ部2と上記前面パネル部3と
の間には、記録再生手段となる記録再生部を構成する図
示しない電子回路基板が、該シャーシ部2に取り付けら
れて収納されている。
【0022】また、上記シャーシ部2と上記カセット蓋
部135との間の部分は、テープカセット収納部となさ
れている。上記シャーシ部2の後面部には、上記テープ
カセット収納部内に突出するように、上記記録再生部を
構成する一対のリール駆動軸48,49が配設されてい
る。これらリール駆動軸48,49は、上記シャーシ部
2に配設されるモータにより回転駆動されるとともに、
上記テープカセット収納部に装着される図示しないテー
プカセットの一対のテープリールに対応して係合し、こ
れらテープリールを回転操作する。
【0023】また、上記シャーシ部2の後面部には、上
記テープカセット収納部内に突出するように、上記記録
再生部を構成する一対のキャプスタン軸51,51及び
一対のカセット位置決めピン50,50が配設されてい
る。これらカセット位置決めピン50,50は、上記テ
ープカセットを構成するカセットに設けられた位置決め
孔に嵌入係合して、該テープカセットの位置決めを行
う。また、上記各キャプスタン軸51,51は、上記シ
ャーシ部2内に配設されるモータにより回転駆動される
とともに、上記カセットに収納された磁気テープに当接
し、該磁気テープを送り操作する。
【0024】また、上記カセット蓋部135の一側側に
は、上記テープカセット収納部内に突出するように、上
記記録再生部を構成する一対のピンチローラ54,54
及び再生ヘッド52が配設されている。
【0025】上記再生ヘッド52は、上記磁気テープに
摺接し、該磁気テープよりの音響信号の読出しを行う。
上記各ピンチローラ54,54は、ゴム等の摩擦係数の
大きな材料により形成されており、上記各キャプスタン
軸51,51と共働して上記磁気テープを挟持し、該キ
ャプスタン軸51による該磁気テープの送り操作を確実
なものとする。
【0026】なお、上記再生ヘッド52の両側側には、
一対のテープガイド部材53,53が取付けられてい
る。これらテープガイド部材53,53は、中央部に設
けられた凹部に上記磁気テープを挿通させることによ
り、該磁気テープの上記再生ヘッド52に対する走行位
置を位置決めする。また、上記シャーシ部2と上記カセ
ット蓋部135とは、互いに回動可能に連結されたリン
ク部材55,56により略々中央部同士を連結されてい
る。
【0027】これらリンク部材55,56は、上記シャ
ーシ部2及び上記カセット蓋部135に対しそれぞれ回
動可能に取付けられており、これらシャーシ部2とカセ
ット蓋部135との間の開き角度を規制している。
【0028】上記前面パネル部3の一方側の縁部近傍に
は、図1及び図3に示すように、リモートコントロール
装置保持部17が形成されている。このリモートコント
ロール装置保持部17は、後述するリモートコントロー
ル装置4に対応した形状の凹部として形成され、このリ
モートコントロール装置4が収納される。
【0029】[2]リモートコントロール装置 上記リモートコントロール装置4は、図7に示すよう
に、上下ケース76,77が突き合わせられて構成され
た筐体部と、この筐体部に収納されたプリント基板であ
るリモートコントロール回路基板79とを有して構成さ
れている。
【0030】上記リモートコントロール回路基板79
は、表面部が部品実装面となされ、この部品実装面上に
複数の電子部品が配設される。
【0031】このリモートコントロール装置4は、上記
記録再生部との間で操作信号の授受を行うとともに、上
記本体部1の前面パネル部3に対して着脱可能となされ
た外部機器である。
【0032】すなわち、上記リモートコントロール回路
基板79は、信号ケーブル5及び後述する第1のケーブ
ルリール29を介して、上記記録再生部の電子回路基板
に接続されている。この信号ケーブル5を構成する各導
線束の一端部分は、このリモートコントロール回路基板
79の回路パターン上の所定のランド部81に半田付け
されている。
【0033】この信号ケーブル5は、上記電子回路基板
と上記リモートコントロール回路基板79との間で、上
記記録再生部より出力される音響信号及びこのリモート
コントロール装置4より該記録再生部に入力される操作
信号の授受を行うための複数本の導線束を有して構成さ
れている。
【0034】そして、このリモートコントロール回路基
板79上には、複数のダイヤフラムスイッチ、ホールド
スイッチ80、ボリューム摘み9、及び、第2の操作信
号用接点となる一対のロック溝部材46,46が配設さ
れている。
【0035】上記複数のダイヤフラムスイッチ上には、
操作スイッチ6を構成する複数の押釦が対応して配置さ
れている。これら各押釦は、可撓性を有する合成樹脂材
料等により、細径となされた支持杆部とともに一体的に
形成されている。すなわち、上記各押釦は、上記支持杆
部を介して、円弧状に配列された一繋がりの部材として
形成されている。
【0036】上記各押釦は、上記リモートコントロール
装置4の上面部に形成された複数の透孔78を介して、
このリモートコントロール装置4の上方側に臨んでい
る。これら押釦は、上記リモートコントロール装置4の
上方側より下方側に押圧操作されることにより、対応す
るダイヤフラムスイッチを押圧操作する。
【0037】この操作スイッチ6を構成する各押釦は、
再生スイッチ(PLAY)、スイッチ巻戻し(REW)
スイッチ、早送り(FF)スイッチ及び停止(STO
P)スイッチとして用いられる。すなわち、このリモー
トコントロール装置4は、押圧操作された押釦に応じた
操作信号を、上記記録再生部の電子回路基板に入力す
る。
【0038】すなわち、上記再生スイッチが押圧操作さ
れると、上記磁気テープを上記キャプスタン軸51の回
転速度に応じた所定の速度で送り操作して上記再生ヘッ
ド52による音響信号の読出しを行う再生モードを実行
すべき操作信号が上記電子回路基板に入力され、該再生
モードが実行される。
【0039】上記早送りスイッチが押圧操作されると、
上記磁気テープを順方向に高速で送り操作する早送りモ
ードを実行すべき操作信号が上記電子回路基板に入力さ
れ、該早送りモードが実行される。
【0040】上記巻戻しスイッチが押圧操作されると、
上記磁気テープを逆方向に高速で送り操作する巻戻しモ
ードを実行すべき操作信号が上記電子回路基板に入力さ
れ、該巻戻しモードが実行される。
【0041】そして、上記停止スイッチが押圧操作され
ると、上記再生モード、早送りモード、または、巻戻し
モードを解除して動作を停止すべき操作信号が上記電子
回路基板に入力され、上記再生モード、早送りモード、
または、巻戻しモードが解除される。
【0042】上記ホールドスイッチ80は、投入される
ことにより、実行中のモードを維持させるためのスイッ
チである。このホールドスイッチ80は、上記リモート
コントロール装置4の上カバー76にスライド可能に取
り付けられたホールドスイッチスライダ8により操作さ
れる。
【0043】上記ボリューム摘み9は、図24に示すよ
うに、円盤形状に形成され、中央部を上記リモートコン
トロール回路基板79に対して回動可能に支持され、外
周側部分の一部を上記上カバー76に形成されたスリッ
ト90を介して、上記リモートコントロール装置4の外
方側に臨ませている。
【0044】このボリューム摘み9は、上記信号ケーブ
ル5を介してこのリモートコントロール回路基板79に
至り、次に、後述する電気−音響変換装置であって外部
機器となるヘッドホン装置57に送られる音響信号のレ
ベルを調整するために操作するものである。すなわち、
このボリューム摘み9は、上記リモートコントロール回
路基板79の表面部に形成されたボリューム用パターン
とともに、レベル調整を行うための回転ボリュームを構
成する。
【0045】このボリューム摘み9には、上記ボリュー
ム用パターンに摺接されるブラシ電極124が設けられ
ている。また、このボリューム摘み9は、上記リモート
コントロール回路基板79上に配設されたストッパ爪1
22により、回動可能な角度範囲を規制されている。な
お、上記リモートコントロール回路基板79と上記ボリ
ューム摘み9とは、上記ストッパ爪122が設けられた
板金により、カシメられて支持されている。
【0046】上記回転ボリュームは、上記リモートコン
トロール回路基板79に支持されたボリューム摘み9と
このリモートコントロール回路基板79に形成されたボ
リューム用パターンとにより構成されているため、該リ
モートコントロール回路基板79よりの高さを、例えば
1.1mm程度に抑えることができる。
【0047】また、上記一対のロック溝部材46,46
は、金属の如き導体材料により形成され、上記リモート
コントロール回路基板上の回路に対して、上記信号ケー
ブル5のうちの操作信号が授受される導線束と並列とな
されて接続されている。これらロック溝部材46,46
は、上記リモートコントロール装置4の両側側に設けら
れた一対の透孔部を介して、外方側に臨んでいる。これ
ら透孔は、上記上下カバー76,77の両側部分に設け
られた切り欠き部92,92、91,91が突き合わせ
られることにより形成されている。
【0048】これらロック溝部材46,46は、上記リ
モートコントロール装置4の外方側となる面部に、溝状
の凹部を有している。
【0049】[3]電子機器用クリップ そして、このリモートコントロール装置4には、図23
に示すように、電子機器用クリップが設けられている。
【0050】この電子機器用クリップは、図25及至図
27に示すように、上記筐体部内に位置して配設された
クリップ支軸125と、このクリップ支軸125に回動
可能に支持された回動板116とを有して構成される。
【0051】上記クリップ支軸125は、上記筐体部に
形成された透孔部126を介して、この筐体部の外方側
に臨ませられている。上記回動板116は、略々短冊形
状に形成され、基端側に支持孔128を有している。こ
の回動板116は、上記支持孔128に上記クリップ支
軸125を挿通させることによって、このクリップ支軸
125により回動可能に支持されている。この回動板1
16は、基端側部分を上記透孔部126内に進入させ、
先端側部分を上記筐体部の底面部分に沿わせて延在され
ている。
【0052】また、上記回動板116は、図示しない捻
りコイルバネの如き付勢部材により、上記筐体部の底面
部に接近する方向に回動付勢されている。したがって、
通常状態においては、上記回動板116は、上記筐体部
の底面部より突出する部分がないようにして保持されて
いる。
【0053】この回動板116は、図27に示すよう
に、上記筐体部の外側面部と共働して、このテーププレ
ーヤ装置の使用者の服地130等の縁部分を挟持する。
このとき、上記リモートコントロール装置4は、上記服
地130上に保持される。
【0054】そして、上記支持孔128は、上記回動板
116の回動方向に沿った長穴形状となされている。し
たがって、図26に示すように、上記回動板116と上
記筐体部との間に厚手の布地129等が挟持された場合
には、該回動板116は、上記クリップ支軸125回り
に回動されるとともに、上記支持孔128内において該
クリップ支軸125を移動させつつ、基端側を上記筐体
部より離間させる方向に移動される。そのため、上記回
動板116は、上記筐体部に対する回動角度θを小さく
抑えつつ、この筐体部と共働して、上記厚手の布地12
9等を確実に挟持することができる。
【0055】[4]第1のケーブルリール そして、上記本体部1内には、上記信号ケーブル5を巻
き取ってこの信号ケーブル5を該本体部1内に収納させ
る第1のケーブルリール29が回転操作可能に配設され
ている。
【0056】この第1のケーブルリール29は、上記前
面パネル部3の背面部にネジ75により取り付けられた
中継基板73に植設されたリール支軸22に回転可能に
軸支され、この中継基板73と該前面パネル部3との間
に位置している。上記リール支軸22は、図15及び図
22に示すように、上記中継基板73に植設され、先端
部より軸方向に沿った切り込み部74を有し、また、先
端側の外周部分に、上記第1のケーブルリール29をこ
のリール支軸22に対して保持させるためのワッシャ7
6が嵌合する溝部が設けられている。
【0057】上記第1のケーブルリール29は、図20
及び図21に示すように、フランジ部材100と、この
フランジ部材が掛合して取り付けられる第1のラチェッ
ト車28とを有して構成されている。
【0058】上記フランジ部材100は、金属材料によ
り、略々円盤状に形成され、中央部分に上記リール支軸
22が挿通される透孔を有し、この透孔を囲むようにし
て、円環状に配列された掛合爪106を有している。こ
のフランジ部材100は、上記第1のラチェット車28
に取り付けられる前に、上記掛合爪106の内側部によ
って、螺旋状に巻回された第1の巻きゼンマイ30の外
周面部を保持している。
【0059】上記第1のラチェット車28は、合成樹脂
材料により、略々円盤形状に形成され、中央部分に上記
リール支軸22が挿通される透孔112を有し、この透
孔112を囲むようにして、上記フランジ部材100の
掛合爪106に掛合する掛合壁102を有している。
【0060】すなわち、上記第1のラチェット車28
は、上記掛合壁102を上記掛合爪106に掛合させた
とき、上記フランジ部材100と共働して、上記第1の
巻きゼンマイ30を挟持することとなる。
【0061】上記第1のケーブルリール29は、上記リ
ール支軸22を上記第1のラチェット車28及び上記フ
ランジ部材100の各透孔に挿通させこのリール支軸2
2ににより支持されると、このリール支軸22の先端側
に上記ワッシャ76が嵌合されることにより、このリー
ル支軸22よりの脱落を防止される。
【0062】そして、この第1のケーブルリール29の
ハブ部となる上記第1のラチェット車28の掛合壁10
2には、図15に示すように、上記信号ケーブル5の他
端側が保持されている。この信号ケーブル5を構成する
各導線束の他端側部分は、この第1のラチェット車28
に設けられた複数のブラシ電極部101に対応して接続
されている。これらブラシ電極部101は、銅板の如き
導電材料により形成されている。
【0063】上記第1のラチェット車28に設けられた
各ブラシ電極部101は、上記中継基板73上に複数の
同心円状に形成された電極環パターン104,105に
対応して摺接する。
【0064】そして、上記中継基板73上に設けられた
各電極環パターン104,105は、図6に示すよう
に、上記電子回路基板上に設けられた複数の端子片65
に対応して接触され、これら端子片65を介して、該電
子回路基板に接続される。すなわち、上記信号ケーブル
5を構成する各導線束は、上記電子回路基板に接続され
る。
【0065】上記第1の巻きゼンマイ30は、外周側の
端部分を上記フランジ部材100の掛合爪106に掛止
されており、上記第1のケーブルリール29が上記リー
ル支軸22に支持されたとき、内周側の端部分を上記リ
ール支軸22の切り込み部74に掛止される。そして、
この第1の巻きゼンマイ30は、図1中矢印Fで示すよ
うに、上記第1のケーブルリール29に上記信号ケーブ
ル5が巻き込まれる方向に、この第1のケーブルリール
29を回転付勢する。
【0066】ところで、上記第1のケーブルリール29
は、図15及び図23に示すように、一端側が上記リモ
ートコントロール装置4に接続された信号ケーブル5の
他端側が接続され上記中継基板73上に支持された後
に、この中継基板73が上記本体部1の外筐体内に取り
付けられることによって、該外筐体内に配設される。
【0067】したがって、このテーププレーヤ装置にお
いては、上記中継基板73を上記前面パネル部3に取り
付ける前の状態において、この中継基板73より、上記
第1のケーブルリール29及び上記信号ケーブル5を介
して、上記リモートコントロール装置4に至る接続状態
を完了しておくことができる。
【0068】また、上記前面パネル部3には、上記リモ
ートコントロール装置4が挿通可能な透孔が設けられて
いる。この透孔は、上記中継基板73が上記前面パネル
部3の内面部に取り付けられた後に、板金部材117に
より閉蓋される。この透孔は、上記板金部材117とと
もに、上記リモートコントロール装置保持部17を構成
する。上記板金部材117は、上記前面パネル部3に対
し、止めネジ119により固定され、この前面パネル部
3の機械的強度を補強する。
【0069】なお、上記リモートコントロール装置保持
部17の上記第1のケーブルリール29側となる部分に
は、キャップ部材118が取り付けられる。このキャッ
プ部材118は、上記信号ケーブル5が挿通される程度
の透孔を残して、上記板金部材117と上記前面パネル
部3との間に形成される空隙部を閉蓋する。
【0070】そして、上記本体部1内には、図1に示す
ように、上記第1のケーブルリール29の回転を解除操
作可能に阻止する第1の係止機構が配設されている。こ
の第1の係止機構は、係止レバー31と係止解除レバー
35とにより構成されている。
【0071】上記係止レバー31は、基端側の支持孔3
2に上記前面パネル部3の背面部に植設された支軸23
を挿通させて回動可能に支持されている。この係止レバ
ー31は、先端側に、上記第1のラチェット車28の歯
部103に係合する鈎状の係止部を有している。
【0072】この係止レバー31は、一体的に形成され
た板バネ部33及び引っ張りコイルバネ63により、図
1中矢印Eで示すように、上記係止部を上記第1のラチ
ェット車28の歯部103に係合させる側に回動付勢さ
れている。上記引っ張りコイルバネ63は、上記係止レ
バー31の基端側の掛止ピン64と上記前面パネル部3
の背面部との間に張架されている。
【0073】この係止レバー31は、上記係止部を上記
第1のラチェット車28の歯部103に係合させること
により、上記第1のケーブルリール29の上記第1の巻
きゼンマイ30の付勢力に準ずる方向の回転を阻止す
る。また、この係止レバー31は、上記係止部を上記第
1のラチェット車28の歯部103に係合させていて
も、上記第1のケーブルリール29が上記第1の巻きゼ
ンマイ30の付勢力に抗する方向に回転されるときに
は、この係止部を該第1のラチェット車28上に摺接さ
せ、該第1のケーブルリール29の回転を阻害しない。
【0074】上記係止解除レバー35は、ガイドスリッ
ト36,37を有し、これらガイドスリット36,37
に、上記前面パネル部3の背面部に植設されたガイド支
軸を挿通させることにより、スライド可能に支持されて
いる。
【0075】この係止解除レバー35は、一端側の係合
ピン41を上記係止レバー31の先端側に設けられた係
合スリット34に係合させている。この係止解除レバー
35は、引っ張りコイルバネ40により、図1中矢印A
で示すように、上記係止レバー31の係止部が上記第1
のラチェット車28の歯部103に係合することとなる
方向にこの係止レバー31を回動させる方向に付勢され
ている。
【0076】この係止解除レバー35は、上記引っ張り
コイルバネ40の付勢力に抗してスライド操作されるこ
とにより、図1中矢印Dで示すように、上記係止レバー
31を回動操作し、この係止レバー31の係止部を上記
第1のラチェット車28より離間させる。
【0077】上記係止解除レバー35は、連係突起39
を有し、この連係突起39を、上記前面パネル部3にス
ライド可能に配設されたケーブル引き込みスライダ20
に連係させている。このケーブル引き込みスライダ20
は、上記前面パネル部3に形成された透孔の縁部により
支持され、この前面パネル部3の前面側及び背面側に臨
んでおり、背面部において上記係止解除レバー35の連
係突起39と連係している。
【0078】このケーブル引き込みスライダ20は、図
1中矢印Bで示すように、上記引っ張りコイルバネ40
の付勢力に抗する方向にスライド操作されることによ
り、上記係止解除レバー35を介して、上記係止レバー
31を回動操作し、この係止レバー31の係止部を上記
第1のラチェット車28より離間させる。
【0079】上記係止レバー31の係止部が上記第1の
ラチェット車28より離間されると、上記第1のケーブ
ルリール29は、上記第1の巻きゼンマイ30の付勢力
により回転操作される。
【0080】[5]ヘッドホン装置 そして、上記リモートコントロール装置4のリモートコ
ントロール回路基板79には、2本の信号ケーブルが一
組となされたケーブル束61を介して、電気−音響変換
装置であって外部機器となるヘッドホン装置57が、後
述する第2のケーブルリール15を介して接続されてい
る。
【0081】このヘッドホン装置57は、図1及び図1
2に示すように、左右一対のユニット部58,59を有
して構成されている。これらユニット部58,59は、
ユニット68を有して構成されている。このユニット6
8は、振動板、この振動板に取り付けられたボイスコイ
ル、及び、このボイスコイルを移動させる磁気回路等を
有して構成され、入力された電気信号を音響に変換す
る。
【0082】上記ケーブル束61は、上記各ユニット部
58,59に対応して、2本の信号ケーブルが一組とな
っている。このケーブル束61は、上記リモートコント
ロール装置4の上カバー76の側面部に形成された透孔
13を介して、このリモートコントロール装置4の外方
側に引き出されている。
【0083】上記各ユニット部58,59は、上記ユニ
ット68の外面部を覆うカバー部66を有している。こ
のカバー部66は、上記ユニット68の放音部となる前
面部分を外方側に臨ませるための放音口67を有してい
る。
【0084】このヘッドホン装置57は、上記ケーブル
束61及び上記信号ケーブル5を介して、上記記録再生
部を構成する上記電子回路基板との間で、音響信号の授
受を行う。
【0085】[6]信号ケーブル 上記信号ケーブル5は、いわゆる4芯の信号ケーブルで
あって、図29に示すように、4組の導線束134と、
これら導線束134の外方側にこれら導線束134に並
列的に配設された5本の補強糸132と、これら導線束
134及び各補強糸132を覆う被覆131とを備えて
構成されている。上記各導線束134は、上記被覆13
1の内面部に沿って円弧状に配列されている。上記各補
強糸132は、4本が上記被覆131の内面部に沿って
円弧状に配列されて上記各導線束134の間に位置し、
残る1本がこの信号ケーブル5の中心軸上に位置してい
る。
【0086】このテーププレーヤ装置において、信号ケ
ーブル5の各導線束134は、操作信号用、右チャンネ
ル信号用、左チャンネル信号用、及び、アース線用とし
て使用される。
【0087】また、上記ケーブル束61を構成する各信
号ケーブルは、いわゆる2芯の信号ケーブルであって、
図28に示すように、2組の導線束134と、これら導
線束134の外方側にこれら導線束134に並列的に配
設された2本の補強糸132と、これら導線束134及
び各補強糸132を覆う被覆131とを備えて構成され
ている。上記各導線束134及び各補強糸132は、上
記被覆131の内面部に沿って交互に円弧状に配列され
ている。
【0088】このテーププレーヤ装置において、上記ケ
ーブル束61を構成する各信号ケーブルの各導線束13
4は、右または左チャンネル信号用及びアース線用とし
て使用される。
【0089】上記補強糸132は、例えば、直径が20
0μm程度の合成樹脂材料よりなる糸状部材である。こ
の補強糸132をなす材料としては、「ベクトラン」
(商品名)、「ケブラー」(商品名)等がある。
【0090】上記導線束134は、3本及至6本程度の
エナメル線が束ねられて構成されている。このエナメル
線としては、例えば、0.06A・2UEW程度のもの
が使用される。
【0091】なお、この導線束134において、上記エ
ナメル線の本数が6本である場合、すなわち、上記ケー
ブル束61を構成する信号ケーブルにおいては、図28
に示すように、該各エナメル線間には、直径が100μ
m程度の、上記補強糸132をなす材料と同様の合成樹
脂材料よりなる糸状部材が巻き込まれている。
【0092】そして、上記被覆131は、塩化ビニール
にエラストマーを混合した材料により形成されている。
そのため、この被覆131は、厚さを薄くしても、これ
ら信号ケーブルに引っ張り力や屈曲力が加えられても破
れることのない良好な耐久性を維持する。
【0093】また、この被覆131は、上記第1のケー
ブルリール29や後述する第2のケーブルリール15に
巻き取られ、または、これら各ケーブルリール29,1
5より引き出されるときにも、良好な滑性を示し、円滑
な巻取り及び引き出しを可能にする。
【0094】上記各補強糸132が上記各導線束134
の外方側にこれら導線束134に並列的に配設され、さ
らに、上記被覆131の厚さが薄くなされることによ
り、4芯の信号ケーブルである上記信号ケーブル5の外
径は、0.85mm程度となされている。
【0095】また、上記各補強糸132が上記各導線束
134の外方側にこれら導線束134に並列的に配設さ
れ、さらに、上記被覆131の厚さが薄くなされること
により、2芯の信号ケーブルである上記ケーブル束61
を構成する信号ケーブル5の外径は、0.7mm程度と
なされている。
【0096】[7]第2のケーブルリール 上記リモートコントロール装置4内には、図7に示すよ
うに、上記ケーブル束61を巻き取ってこのケーブル束
61を該リモートコントロール装置4内に収納させる第
2のケーブルリール15が回転操作可能に配設されてい
る。
【0097】この第2のケーブルリール15は、上記リ
モートコントロール装置4の上カバー76の下面部にこ
のリモートコントロール装置4の内方側に向けて植設さ
れ上記リモートコントロール回路基板79を貫通したリ
ール支軸82により、回転可能に軸支され、該リモート
コントロール装置4内に収納されている。すなわち、こ
の第2のケーブルリール15は、上記リモートコントロ
ール回路基板79の裏面側に位置している。
【0098】この第2のケーブルリール15のハブ部に
は、上記ケーブル束61の一端側が保持されている。こ
のケーブル束61を構成する各信号ケーブルの導線束の
一端側部分は、この第2のケーブルリール15に設けら
れた複数のブラシ電極部に対応して接続されている。こ
れらブラシ電極部は、銅板の如き導電材料により形成さ
れている。
【0099】上記第2のケーブルリール15に設けられ
た各ブラシ電極部は、上記リモートコントロール回路基
板79上に複数の同心円状に形成された電極環パターン
に対応して摺接し、これら電極環パターンを介して、該
リモートコントロール回路基板79に接続されている。
【0100】すなわち、上記ケーブル束61を構成する
各信号ケーブルの導線束は、上記リモートコントロール
回路基板79に接続され、さらに、このリモートコント
ロール回路基板79及び上記信号ケーブル5を介して、
上記本体部1の電子回路基板に接続されている。
【0101】上記第2のケーブルリール15は、第2の
ラチェット車14を有している。また、上記第2のケー
ブルリール15には、この第2のケーブルリール15を
この第2のケーブルリール15が上記ケーブル束61を
巻き取る方向に回転付勢する第2の付勢手段となる第2
の巻きゼンマイ16が取り付けられている。
【0102】上記第2の巻きゼンマイ16は、螺旋状に
巻回され、外周側の端部分を上記第2のケーブルリール
15のハブ部に掛止され、内周側の端部分を上記リール
支軸82に設けられた切り込み部83に掛止されてい
る。
【0103】この第2の巻きゼンマイ16は、図7中矢
印Gで示すように、上記第2のケーブルリール15に上
記ケーブル束61が巻き込まれる方向に、この第2のケ
ーブルリール15を回転付勢している。
【0104】そして、上記リモートコントロール装置4
内には、上記第2のケーブルリール15の回転を解除操
作可能に阻止する第2の係止機構が配設されている。こ
の第2の係止機構は、係止スライダ7により構成されて
いる。
【0105】上記係止スライダ7は、上記リモートコン
トロール装置4の側面部に設けられた透孔93の縁部に
より、スライド可能に支持されている。この係止スライ
ダ7は、一体的に形成された板バネ部を介して、上記第
2のラチェット車14の歯部95に係合する係止部を有
している。
【0106】この係止スライダ7は、一体的に形成され
た上記板バネ部を上記リモートコントロール装置4内に
立設された当接ピン89に当接させることにより、図1
中反矢印L方向である上記係止部を上記第2のラチェッ
ト車14の歯部95に係合させる側に移動付勢されてい
る。
【0107】この係止スライダ7は、上記係止部を上記
第2のラチェット車14の歯部95に係合させることに
より、上記第2のケーブルリール15の上記第2の巻き
ゼンマイ16の付勢力に準ずる方向の回転を阻止する。
また、この係止スライダ7は、上記係止部を上記第2の
ラチェット車14の歯部95に係合させていても、上記
第2のケーブルリール15が上記第2の巻きゼンマイ1
6の付勢力に抗する方向に回転されるときには、この係
止部を該第2のラチェット車14上に摺接させ、該第2
のケーブルリール15の回転を阻害しない。
【0108】この係止スライダ7は、図7中矢印Lで示
すように、上記板バネ部の付勢力に抗してスライド操作
されることにより、図7中矢印Mで示すように、該板バ
ネ部が上記当接ピン89に当接されて弾性変位すること
により、上記係止部を上記第2のラチェット車14より
離間させる。
【0109】上記係止スライダ7の係止部が上記第2の
ラチェット車14より離間されると、上記第2のケーブ
ルリール15は、上記第2の巻きゼンマイ16の付勢力
により回転操作される。
【0110】そして、上記第1の係止機構は、上記本体
部1に設けられた上記リモートコントロール装置保持部
17内に上記リモートコントロール装置4が嵌入されて
保持されているときには、上記第1のケーブルリール2
9に対する回転の阻止の解除操作をなされると、この解
除操作に連動して上記第2の係止機構を操作して、この
第2の係止機構による上記第2のケーブルリール15の
回転の阻止を解除させる。
【0111】すなわち、上記ケーブル引き込みスライダ
20が、図1中矢印Bで示すように、上記引っ張りコイ
ルバネ40の付勢力に抗する方向にスライド操作される
と、上記係止解除レバー35は、他端側に形成された操
作爪38を、図1及び図9中矢印Kで示すように、上記
リモートコントロール装置保持部17内に位置する上記
リモートコントロール装置4の係止スライダ7のスライ
ド方向に移動させる。上記操作爪38は、上記リモート
コントロール装置保持部17の側面部分に形成された透
孔19を介して、このリモートコントロール装置保持部
17内に進入されている。
【0112】したがって、上記リモートコントロール装
置4が上記リモートコントロール装置保持部17内の所
定位置に位置している場合には、上記操作爪38は、上
記係止スライダ7をこの係止スライダ7の板バネ部の付
勢力に抗して移動操作する。そして、上記リモートコン
トロール装置4内には、図7、図16及至図19に示す
ように、上記第2のケーブルリール15の近傍にこの第
2のケーブルリール15の側方側に位置して、第1の噛
合部113を有する第1のケーブル巻き出しローラ10
7が回転可能に支持されている。この第1のケーブル巻
き出しローラ107は、上記リモートコントロール装置
4の筐体部内に立設されたローラ支軸109により支持
されている。この第1のケーブル巻き出しローラ107
を支持するローラ支軸109は、上記第2のケーブルリ
ール15の回転軸に平行な方向となされている。
【0113】また、上記リモートコントロール装置4内
には、上記第2のケーブルリール15及び上記第1のケ
ーブル巻き出しローラ107の近傍に該第2のケーブル
リール15の側方側に位置して、上記第1の噛合部11
3に噛合する第2の噛合部114を有する第2のケーブ
ル巻き出しローラ86が回転可能に支持されている。こ
の第2のケーブル巻き出しローラ86は、上記第2のケ
ーブルリール15の側部に位置して配設された回動レバ
ー84の先端側に設けられたローラ支軸110により、
回転可能に支持されている。この第2のケーブル巻き出
しローラ86を支持するローラ支軸110は、上記第2
のケーブルリール15の回転軸に平行な方向となされて
いる。
【0114】上記回動レバー84は、基端側に支持孔8
5を有し、この支持孔85に上記リモートコントロール
装置4内に立設された支軸87を挿通させて回動可能に
支持されている。
【0115】この回動レバー84は、上記支軸87回り
に回動されることにより、図16及び図17に示すよう
に、上記第2のケーブル巻き出しローラ86を、上記第
2のケーブルリール15に近接する位置と上記第1のケ
ーブル巻き出しローラ107に近接する位置とに亘って
移動可能としている。
【0116】上記回動レバー84は、上記リモートコン
トロール装置4内に配設された捻りコイルバネ94によ
り、図7中矢印N及び図17中矢印Pで示すように、上
記第2のケーブル巻き出しローラ86を上記第2のケー
ブルリール15に押接させる方向に回動付勢されてい
る。
【0117】そして、上記第1及び第2の噛合部11
3,114は、それぞれ上記各ケーブル巻き出しローラ
107,86の下端側部分に形成されている。これら第
1及び第2の噛合部113,114は、通常の平歯車の
歯よりも長い歯切り形状の複数の歯部が等角度間隔で放
射状に形成されて構成されている。
【0118】これら第1及び第2の噛合部113,11
4は、上記各ケーブル巻き出しローラ107,86間に
1mm程度の空隙が形成されている場合においても、互
いに噛合状態を維持している。
【0119】そして、上記第1のケーブル巻き出しロー
ラ107と上記第2のケーブル巻き出しローラ86と
は、共働して、上記第2のケーブルリール15より引き
出された上記ケーブル束61を挟持している。
【0120】上記ケーブル束61のうちの少なくとも一
の信号ケーブルが上記第2のケーブルリール15の外方
側に引っ張られて巻き出されるときには、上記第2のケ
ーブル巻き出しローラ86は、図16に示すように、該
一の信号ケーブルに引っ張られて上記捻りコイルバネ9
4の付勢力に抗して上記回動レバー84を回動させ、上
記第1のケーブル巻き出しローラ107に近接する。
【0121】さらに、上記一の信号ケーブルが上記第2
のケーブルリール15の外方側に引っ張られると、上記
第1及び第2のケーブル巻き出しローラ107,86
は、上記各噛合部113,114の噛合により、互いに
同期して逆方向に回転され、上記ケーブル束61のうち
の他の信号ケーブルを上記第2のケーブルリール15の
外方側に巻き出す。
【0122】そして、上記ケーブル束61が上記第2の
ケーブルリール15に巻き取られるときには、上記第2
のケーブル巻き出しローラ86は、上記回動レバー84
が上記捻りコイルバネ94の付勢力によって回動される
ことにより、図17に示すように、上記第1のケーブル
巻き出しローラ107より離間する。このとき、上記各
ケーブル巻き出しローラ107,86は、上記第2のケ
ーブルリール15による上記ケーブル束61の巻き取り
を阻害することがない。
【0123】[8]リモートコントロール装置保持部 上記本体部1の外側部には、図1及び図3に示すよう
に、上記リモートコントロール装置保持部17内に位置
して、上記記録再生部の電子回路基板に接続された第1
の操作信号用接点となる一対のロックバー24,24が
設けられている。これらロックバー24,24は、上記
リモートコントロール装置保持部17の両側側に位置し
て形成された一対の透孔18,18を介して、互いに対
向されて配設されている。
【0124】上記各ロックバー24,24は、図8及至
図11に示すように、それぞれ円柱状に形成され、中央
部分に中央縮径部71を有し、両端側部分に端側縮径部
70,70を有している。これらロックバー24,24
は、軸方向を上記リモートコントロール装置保持部17
の底面部に平行として支持され、上記各端側縮径部7
0,70を上記各透孔18,18の両側側に延在させる
ことにより、これら透孔18,18より抜け出すことが
阻止されている。
【0125】上記各ロックバー24,24は、図8及至
図11に示すように、上記前面パネル部3の背面部に配
設された一対の捻りコイルバネ25,25により、図
8、図10及び図11中矢印Hで示すように、上記リモ
ートコントロール装置保持部17の内方側に向けて、す
なわち、上記各透孔18,18より外方側に突出される
方向に移動付勢されている。上記各コイルバネ25,2
5は、一方のアーム部27を上記前面パネル部3の背面
部により掛止され、他方のアーム部26を上記ロックバ
ー24の中央縮径部71内に当接させている。
【0126】上記リモートコントロール装置4が上記リ
モートコントロール装置保持部17内に嵌入されると、
図11に示すように、上記各ロックバー24,24は、
このリモートコントロール装置4の両側側より、上記各
ロック溝部材46,46の溝状の凹部内に嵌合する。
【0127】このとき、上記リモートコントロール装置
は、上記各ロックバー24,24により、上記リモート
コントロール装置保持部17に対して保持される。
【0128】また、このとき、上記リモートコントロー
ル装置4は、上記各ロック溝部材46,46を上記各ロ
ックバー24,24に接続させており、これら各ロック
溝部材46,46及び各ロックバー24,24を介し
て、上記記録再生部の電子回路基板との間で操作信号の
授受を行う。
【0129】[9]ヘッドホンホルダ そして、上記本体部1の外側部となる上記前面パネル部
3の前面部には、図1及び図4に示すように、電気−音
響変換装置保持部となる一対のヘッドホンホルダ42,
43が設けられている。
【0130】上記各ヘッドホンホルダ42,43は、上
記前面パネル部3に対するプレス加工(屈曲加工)、ま
たは、該前面パネル部3の前面部に合成樹脂材料よりな
る部材を貼着することによって、図13に示すように、
上記ユニット部58,59の前面部分に略々対応した直
径を有する短い円柱形状を有して形成され、該前面パネ
ル部3の前方側に向けて突出されている。
【0131】上記各ヘッドホンホルダ42,43は、先
端側の周囲部を巡るフランジ部を有している。このフラ
ンジ部は、前面側がR面部62となされ、後面側がC面
部47となされている。上記R面部62は、トーリック
面形状、または、球面の一部である形状となっている。
上記C面部47は、円錐面の一部である形状となってい
る。
【0132】また、上記ヘッドホンホルダ42,43の
前面部69は、上記ユニット68の前面部の凸面形状に
対応して、凹面形状となされている。
【0133】上記各ヘッドホンホルダ42,43は、図
14に示すように、それぞれ上記フランジ部を上記カバ
ー部66の放音口67内に嵌合させることにより、上記
各ユニット部58,59を対応して保持する。
【0134】このとき、上記カバー部66は、可撓性を
有する材料により形成されていることによって、上記放
音口67の内周部を上記フランジ部に押圧されてこの放
音口67の内周部が可撓的に変形されることで、上記各
ヘッドホンホルダ42,43に保持される。
【0135】したがって、上記各ホルダ部58,59
は、図14中矢印Jで示すように、上記各ヘッドホンホ
ルダ42,43側に押圧されることにより、該ヘッドホ
ンホルダ42,43に保持される。また、上記各ホルダ
部58,59は、図14中反矢印J方向である上記各ヘ
ッドホンホルダ42,43より離間される側に引っ張ら
れることにより、該ヘッドホンホルダ42,43より取
り外される。
【0136】[10]テーププレーヤ装置の動作 上述のようにテーププレーヤ装置として構成された本発
明に係る記録再生装置においては、図3に示すように、
上記リモートコントロール装置4を上記リモートコント
ロール装置保持部17内に保持させるとともに、上記各
ユニット部58,59を上記各ヘッドホンホルダ42,
43に保持させておくことができる。
【0137】このとき、上記ケーブル引き込みスライダ
20を操作することにより、上記信号ケーブル5を上記
第1の巻きゼンマイ30の付勢力により上記第1のケー
ブルリール29に巻き取らせるとともに、上記ケーブル
束61を上記第2の巻きゼンマイ16の付勢力により上
記第2のケーブルリール15に巻き取らせることができ
る。
【0138】そして、このテーププレーヤ装置において
は、図4に示すように、上記各ユニット部58,59を
上記各ヘッドホンホルダ42,43より外して引っ張る
ことにより、上記第2のケーブルリール15を上記第2
の巻きゼンマイ16の付勢力に抗して回転させつつ、上
記ケーブル束61を該第2のケーブルリール15より引
き出すことができる。
【0139】この状態において、上記各ユニット部5
8,59を引っ張るのを止めると、上記係止スライダ7
が上記第2のラチェット車14に係合してこの第2のラ
チェット車14の上記第2の巻きゼンマイ16の付勢力
による回転を阻止し、上記ケーブル束61は、引き出さ
れたままの状態となる。
【0140】そして、このとき、上記ケーブル引き込み
スライダ20を操作すると、上記係止解除レバー35を
介して上記係止スライダ7が操作され、上記ケーブル束
61は、上記第2の巻きゼンマイ16の付勢力により上
記第2のケーブルリール15に巻き取られる。
【0141】さらに、このテーププレーヤ装置において
は、図5に示すように、上記リモートコントロール4を
上記リモートコントロール装置保持部17より外して引
っ張ることにより、上記第1のケーブルリール29を上
記第1の巻きゼンマイ30の付勢力に抗して回転させつ
つ、上記信号ケーブル5を該第1のケーブルリール29
より引き出すことができる。
【0142】この状態において、上記リモートコントロ
ール4を引っ張るのを止めると、上記係止レバー31が
上記第1のラチェット車28に係合してこの第1のラチ
ェット車28の上記第1の巻きゼンマイ30の付勢力に
よる回転を阻止し、上記信号ケーブル5は、引き出され
たままの状態となる。
【0143】そして、このとき、上記ケーブル引き込み
スライダ20を操作すると、上記係止解除レバー35を
介して上記係止レバー31が操作され、上記信号ケーブ
ル5は、上記第1の巻きゼンマイ30の付勢力により上
記第1のケーブルリール29に巻き取られる。
【0144】このテーププレーヤ装置においては、上記
カセット収納部にテープカセットが収納されて上記カセ
ット蓋部135が上記シャーシ部2に突き合わせられた
状態で、上記リモートコントロール装置4の再生スイッ
チが操作されると、該テープカセットの磁気テープより
音響信号の読出しを行う再生モードが実行される。
【0145】上記リモートコントロール装置4が上記リ
モートコントロール装置保持部17内に保持されている
ときには、このリモートコントロール装置4の各スイッ
チが操作されたことを示す操作信号は、上記信号ケーブ
ル5を介して上記記録再生部の電子回路基板に入力され
るのみならず、上記各ロック溝部材46,46及び各上
記ロックバー24,24を介して、該電子回路基板に入
力される。したがって、この場合には、上記信号ケーブ
ル5に断線が生じても、上記操作信号の授受に影響がな
い。
【0146】そして、上記リモートコントロール装置4
が上記リモートコントロール装置保持部17より取り外
されているときには、このリモートコントロール装置4
の各スイッチが操作されたことを示す操作信号は、上記
信号ケーブル5を介して上記記録再生部の電子回路基板
に入力される。
【0147】上記磁気テープより読出された音響信号
は、電気信号として、上記シャーシ部2の側面部に設け
られた図示しない出力ジャック及び上記ヘッドホン装置
57に送られる。
【0148】上記ヘッドホン装置57は、上記第1及び
第2の信号ケーブル5,61を介して上記一対のユニッ
ト部58,59に上記音響信号が供給され、これらユニ
ット部58,59の各ユニット68,68により上記音
響信号を音響に変換する。
【0149】なお、上記出力ジャックは、上記前面パネ
ル部3の側部に形成されたヘッドホンジャック孔44を
介して外方側に臨んでおり、上述のヘッドホン装置57
とは別のヘッドホン装置が接続されるように構成されて
いる。
【0150】また、このテーププレーヤ装置は、上記早
送りモード及び巻戻しモードにおいては、上記磁気テー
プを高速で送り操作して、該磁気テープ上の再生箇所を
迅速に探しだすことができる。
【0151】なお、本発明に係る電子機器は、上述の実
施例の如きテーププレーヤ装置のみならず、種々の記録
再生装置、例えば、テープレコーダ装置、ビデオテープ
レコーダ装置、ディスクレコーダ装置、または、ディス
クプレーヤ装置等として構成することができる。
【0152】上記ディスクレコーダ装置、または、上記
ディスクプレーヤ装置において記録媒体となるディスク
は、いわゆる光ディスク、磁気ディスク、または、光磁
気ディスク等の情報信号記録ディスクである。
【0153】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る電子機器
は、表面部が部品実装面となされこの部品実装面上に少
なくとも一の電子部品が配設されるプリント基板と、こ
のプリント基板の表面部に形成されたボリューム用パタ
ーンと、該プリント基板の表面側に位置してこのプリン
ト基板に対して回動可能に支持され該ボリューム用パタ
ーンと共働して回転ボリュームを構成するボリューム摘
みとを備えている。
【0154】そのため、この電子機器において、上記プ
リント基板と上記ボリューム摘みとが略々密着した状態
に配設され、薄型化が可能となされる。
【0155】すなわち、本発明は、プリント基板を内蔵
し、このプリント基板上に回転ボリュームを有する電子
機器であって、充分な薄型化が実現できるようになされ
た電子機器を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】テーププレーヤ装置として構成された本発明に
係る電子機器の本体外筐部の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図2】上記テーププレーヤ装置の構成を示す斜視図で
ある。
【図3】上記テーププレーヤ装置の構成を示す平面図で
ある。
【図4】上記テーププレーヤ装置においてヘッドホン装
置を引き出した状態を示す平面図である。
【図5】上記テーププレーヤ装置においてヘッドホン装
置及びリモートコントロール装置を引き出した状態を示
す平面図である。
【図6】上記テーププレーヤ装置の本体外筐部の構成を
示す底面図である。
【図7】上記リモートコントロール装置の構成を示す分
解斜視図である。
【図8】上記テーププレーヤ装置の本体外筐部の一側側
の要部の構成を透視して示す要部平面図である。
【図9】上記テーププレーヤ装置の本体外筐部の他側側
の要部の構成を透視して示す要部平面図である。
【図10】上記テーププレーヤ装置の本体外筐部の要部
の構成を示す要部縦断面図である。
【図11】上記テーププレーヤ装置の本体外筐部にリモ
ートコントロール装置が取り付けられた状態を示す要部
縦断面図である。
【図12】上記テーププレーヤ装置のヘッドホン装置の
ユニット部の構成を一部を破断して示す側面図である。
【図13】上記テーププレーヤ装置のヘッドホン装置保
持部の構成を示す側面図である。
【図14】上記ヘッドホン装置のユニット部が上記ヘッ
ドホン装置保持部に保持された状態を一部を破断して示
す側面図である。
【図15】上記テーププレーヤ装置の第1のケーブルリ
ールの構成を示す分解斜視図である。
【図16】上記テーププレーヤ装置の第1のケーブルリ
ールの近傍に配設されたケーブル巻き出しローラの作動
状態における構成を示す平面図である。
【図17】上記テーププレーヤ装置のケーブル巻き出し
ローラの非作動状態における構成を示す平面図である。
【図18】上記ケーブル巻き出しローラの構成を示す縦
断面図である。
【図19】上記ケーブル巻き出しローラの構成を示す斜
視図である。
【図20】上記テーププレーヤ装置の第1のケーブルリ
ールの構成を示す縦断面図である。
【図21】上記第1のケーブルリールの要部の構成を示
す要部縦断面図である。
【図22】上記第1のケーブルリールを支持するリール
支軸の構成を示す側面図である。
【図23】上記第1のケーブルリールの取り付け工程を
示す分解平面図である。
【図24】上記テーププレーヤ装置のリモートコントロ
ール装置装置の要部の構成を示す要部縦断面図である。
【図25】上記リモートコントロール装置に取り付けら
れた電子機器用クリップの要部の構成を示す要部側面図
である。
【図26】上記電子機器用クリップの第1の使用状態を
示す要部側面図である。
【図27】上記電子機器用クリップの第2の使用状態を
示す要部側面図である。
【図28】上記テーププレーヤ装置のケーブル束を構成
する信号ケーブルの構成を示す断面図である。
【図29】上記テーププレーヤ装置の信号ケーブルの構
成を示す断面図である。
【符号の説明】
9 ボリューム摘み 79 プリント基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑野 正成 富山県富山市牛島本町2丁目3番26号 キ タノ製作株式会社内 (72)発明者 平野 正志 富山県富山市牛島本町2丁目3番26号 キ タノ製作株式会社内 (72)発明者 今井 清史 富山県富山市牛島本町2丁目3番26号 キ タノ製作株式会社内 (72)発明者 藤井 和重 富山県富山市牛島本町2丁目3番26号 キ タノ製作株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面部が部品実装面となされ、この部品
    実装面上に少なくとも一の電子部品が配設されるプリン
    ト基板と、 上記プリント基板の表面部に形成されたボリューム用パ
    ターンと、 上記プリント基板の表面側に位置してこのプリント基板
    に対して回動可能に支持され、上記ボリューム用パター
    ンと共働して回転ボリュームを構成するボリューム摘み
    とを備えた電子機器。
JP29718694A 1994-11-30 1994-11-30 電子機器 Pending JPH08161879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29718694A JPH08161879A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29718694A JPH08161879A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08161879A true JPH08161879A (ja) 1996-06-21

Family

ID=17843295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29718694A Pending JPH08161879A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08161879A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3555198B2 (ja) 記録再生装置
US5867355A (en) Recording and/or reproducing apparatus with external controller and headset and separate take-up reels therefor
US3352169A (en) Reversible two speed tape drive
JP3303568B2 (ja) 再生装置
JPH08163685A (ja) 電子機器
JPH08161879A (ja) 電子機器
JP3448992B2 (ja) 電子機器用クリップ
JP3407437B2 (ja) 記録再生装置
JPH08161945A (ja) 信号ケーブル
JPS59217020A (ja) 一方クラツチ装置
KR100390132B1 (ko) 기록및/또는재생장치
JPH0545479A (ja) 携帯用電子機器
JP3500731B2 (ja) 記録再生装置
JPH06269073A (ja) イヤホンおよびイヤホンコードの巻取り装置
JPH08129799A (ja) 記録再生装置
JPH08116180A (ja) 携帯用電子機器
JP3642074B2 (ja) 電子機器用筐体
JPS5827382Y2 (ja) 記録再生装置の操作機構
JP3551505B2 (ja) 携帯用電子機器
JPH09187092A (ja) イヤホンコードの巻取り装置
JP3900190B2 (ja) テープカセットを用いた記録及び/又は再生装置
KR100206100B1 (ko) 오디오 카세트 테이프 레코더 겸용 비디오 카세트 테이프 레코더
JPH1051877A (ja) イヤホンコードの巻取り装置
JPH0964762A (ja) レシーバ装置
JPH10336779A (ja) 巻取り装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020305