JPH08161395A - 電子承認装置 - Google Patents
電子承認装置Info
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- JPH08161395A JPH08161395A JP30615694A JP30615694A JPH08161395A JP H08161395 A JPH08161395 A JP H08161395A JP 30615694 A JP30615694 A JP 30615694A JP 30615694 A JP30615694 A JP 30615694A JP H08161395 A JPH08161395 A JP H08161395A
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明に係る電子承認装置は、承認案件に係
る情報を入力するだけで、簡単で迅速、的確に、承認・
非承認の結果を得ることを目的とする。 【構成】 本発明に係る電子承認装置は、与えられる承
認案件情報に対して、承認を与えるか否かの条件からな
る承認条件情報が記憶される第1の記憶手段1と、承認
案件情報が到来すると、前記第1の記憶手段1内の承認
条件情報に基づき承認を与えるか否か審査する審査手段
4と、この審査手段4による審査結果に応じた処理を実
行する処理実行手段5とを具備する。
る情報を入力するだけで、簡単で迅速、的確に、承認・
非承認の結果を得ることを目的とする。 【構成】 本発明に係る電子承認装置は、与えられる承
認案件情報に対して、承認を与えるか否かの条件からな
る承認条件情報が記憶される第1の記憶手段1と、承認
案件情報が到来すると、前記第1の記憶手段1内の承認
条件情報に基づき承認を与えるか否か審査する審査手段
4と、この審査手段4による審査結果に応じた処理を実
行する処理実行手段5とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、承認・非承認決定者
の決済を、必要時に得ることが可能な電子承認装置に関
するものである。
の決済を、必要時に得ることが可能な電子承認装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、承認案件が発生すると、承認案件
を文書化して、必要な上司、役員に回覧して、承認印を
得て最終的に社長等の最高責任者による決済を得るよう
にしている。しかしながら、このような文書による承認
は、実際に上司、役員がいなければ決済を得られない問
題点があり、また、承認・非承認が決定されるまでの時
間が長くなる欠点を有している。
を文書化して、必要な上司、役員に回覧して、承認印を
得て最終的に社長等の最高責任者による決済を得るよう
にしている。しかしながら、このような文書による承認
は、実際に上司、役員がいなければ決済を得られない問
題点があり、また、承認・非承認が決定されるまでの時
間が長くなる欠点を有している。
【0003】そこで、近年では、ネットワークを介して
ワークステーション等の電子計算機端末を接続し、承認
・非承認のための条件情報を記憶しておき、これに基づ
き承認を得るようにしたシステムが考えられている。
ワークステーション等の電子計算機端末を接続し、承認
・非承認のための条件情報を記憶しておき、これに基づ
き承認を得るようにしたシステムが考えられている。
【0004】図37には、上記システムが示されてい
る。承認要求者は、ワークステーション300−2を操
作して、ネットワーク200を介してワークステーショ
ン300−1に対し、自己の要求に係る承認案件の内容
の情報を送信する。承認・非承認決定者は、ワークステ
ーション300−1に表示されている承認案件を見て承
認・非承認の決定を行い、結果をネットワーク200を
介して承認要求者のワークステーション300−2へ返
送する。なお、301−1、301−2は信号線であ
り、302−1、302−2はトランシーバを示す。
る。承認要求者は、ワークステーション300−2を操
作して、ネットワーク200を介してワークステーショ
ン300−1に対し、自己の要求に係る承認案件の内容
の情報を送信する。承認・非承認決定者は、ワークステ
ーション300−1に表示されている承認案件を見て承
認・非承認の決定を行い、結果をネットワーク200を
介して承認要求者のワークステーション300−2へ返
送する。なお、301−1、301−2は信号線であ
り、302−1、302−2はトランシーバを示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記システムによる
と、承認要求者が居ながらにして、上司、役員から承認
・非承認の回答を得られる利点があるものの、計算機端
末を介してとは言え、承認・非承認の判断は、上司、役
員が行う必要があり、最終結果を得るまでに時間を要
し、上司、役員が居ることが必要である点で、文書によ
り承認を得る場合と変りはない。
と、承認要求者が居ながらにして、上司、役員から承認
・非承認の回答を得られる利点があるものの、計算機端
末を介してとは言え、承認・非承認の判断は、上司、役
員が行う必要があり、最終結果を得るまでに時間を要
し、上司、役員が居ることが必要である点で、文書によ
り承認を得る場合と変りはない。
【0006】本発明は上記のような電子承認装置の現状
に鑑みてなされたもので、その目的は、承認案件に係る
情報を入力するだけで、簡単で迅速、的確に、承認・非
承認の結果を得ることのできる電子承認装置を提供する
ことである。
に鑑みてなされたもので、その目的は、承認案件に係る
情報を入力するだけで、簡単で迅速、的確に、承認・非
承認の結果を得ることのできる電子承認装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本願の請求項1
に記載の電子承認装置は、与えられる承認案件情報に対
して、承認を与えるか否かの条件からなる承認条件情報
が記憶される第1の記憶手段と、承認案件情報が到来す
ると、前記第1の記憶手段内の承認条件情報に基づき承
認を与えるか否かを審査する審査手段と、この審査手段
による審査結果に応じた処理を実行する処理実行手段と
を具備することを特徴とする。
に記載の電子承認装置は、与えられる承認案件情報に対
して、承認を与えるか否かの条件からなる承認条件情報
が記憶される第1の記憶手段と、承認案件情報が到来す
ると、前記第1の記憶手段内の承認条件情報に基づき承
認を与えるか否かを審査する審査手段と、この審査手段
による審査結果に応じた処理を実行する処理実行手段と
を具備することを特徴とする。
【0008】本願の請求項2に記載の電子承認装置は、
審査手段には、承認案件情報に対して承認するか非承認
とするかの判定を行う判定部と、この判定部による承認
または非承認の判定に応じて、処理実行手段が承認要求
者、承認・非承認決定者及び依頼先に対して行うべき処
理を決定する処理決定部とが含まれることを特徴とす
る。
審査手段には、承認案件情報に対して承認するか非承認
とするかの判定を行う判定部と、この判定部による承認
または非承認の判定に応じて、処理実行手段が承認要求
者、承認・非承認決定者及び依頼先に対して行うべき処
理を決定する処理決定部とが含まれることを特徴とす
る。
【0009】本願の請求項3に記載の電子承認装置は、
処理実行手段には、承認要求者に対して、承認案件に対
する承認・非承認の結果を通知する通知部と、承認・非
承認決定者に対して、承認案件に対する承認・非承認の
結果及び対応の承認案件情報を連絡する連絡部と、承認
案件に係る内容の実行を依頼先に対して依頼する承認案
件実行依頼部とが備えられていることを特徴とする。
処理実行手段には、承認要求者に対して、承認案件に対
する承認・非承認の結果を通知する通知部と、承認・非
承認決定者に対して、承認案件に対する承認・非承認の
結果及び対応の承認案件情報を連絡する連絡部と、承認
案件に係る内容の実行を依頼先に対して依頼する承認案
件実行依頼部とが備えられていることを特徴とする。
【0010】本願の請求項4に記載の電子承認装置は、
承認案件に係る内容の実行を依頼するときの、依頼フォ
ーマット及びデータ形式に係る情報が記憶された第2の
記憶手段を有し、承認案件実行依頼部は、依頼に際して
前記第2の記憶手段内の情報を参照して、依頼情報を作
成することを特徴とする。
承認案件に係る内容の実行を依頼するときの、依頼フォ
ーマット及びデータ形式に係る情報が記憶された第2の
記憶手段を有し、承認案件実行依頼部は、依頼に際して
前記第2の記憶手段内の情報を参照して、依頼情報を作
成することを特徴とする。
【0011】本願の請求項5に記載の電子承認装置は、
到来する承認条件情報に応じて、第1の記憶手段内の承
認条件情報を更新する管理手段が備えられていることを
特徴とする。
到来する承認条件情報に応じて、第1の記憶手段内の承
認条件情報を更新する管理手段が備えられていることを
特徴とする。
【0012】本願の請求項6に記載の電子承認装置は、
管理手段には、タイマが備えられ、前記管理手段は、前
記タイマを参照して、必要時に第1の記憶手段内の承認
条件情報を更新することを特徴とする。
管理手段には、タイマが備えられ、前記管理手段は、前
記タイマを参照して、必要時に第1の記憶手段内の承認
条件情報を更新することを特徴とする。
【0013】本願の請求項7に記載の電子承認装置は、
到来する情報を分析して、管理手段と審査手段とに振り
分ける分析手段が備えられていることを特徴とする。
到来する情報を分析して、管理手段と審査手段とに振り
分ける分析手段が備えられていることを特徴とする。
【0014】本願の請求項8に記載の電子承認装置は、
第1の記憶手段には、通常の審査用の承認条件情報が記
憶される通常審査用領域と、再審査用の承認条件情報が
記憶される再審査用領域とが備えられ、審査手段は、承
認案件情報が再審査に係る情報である場合には、前記再
審査用領域の承認条件情報を用いて審査を行うことを特
徴とする。
第1の記憶手段には、通常の審査用の承認条件情報が記
憶される通常審査用領域と、再審査用の承認条件情報が
記憶される再審査用領域とが備えられ、審査手段は、承
認案件情報が再審査に係る情報である場合には、前記再
審査用領域の承認条件情報を用いて審査を行うことを特
徴とする。
【0015】本願の請求項9に記載の電子承認装置は、
承認条件情報には、承認案件の内容を変更して承認する
場合の留保条件情報が含まれており、審査手段は、審査
結果が非承認の場合に、前記留保条件情報を参照して承
認・非承認の審査を行うことを特徴とする。
承認条件情報には、承認案件の内容を変更して承認する
場合の留保条件情報が含まれており、審査手段は、審査
結果が非承認の場合に、前記留保条件情報を参照して承
認・非承認の審査を行うことを特徴とする。
【0016】本願の請求項10に記載の電子承認装置
は、審査手段は、審査結果が非承認の場合に、承認案件
情報にセットされた連絡要求または承認条件情報にセッ
トされた連絡の可否情報に応じて、承認条件の修正を求
める連絡を承認・非承認決定者に対して送出する処理を
決定することを特徴とする。
は、審査手段は、審査結果が非承認の場合に、承認案件
情報にセットされた連絡要求または承認条件情報にセッ
トされた連絡の可否情報に応じて、承認条件の修正を求
める連絡を承認・非承認決定者に対して送出する処理を
決定することを特徴とする。
【0017】本願の請求項11に記載の電子承認装置
は、処理実行手段は、審査結果が非承認の場合に、承認
案件情報に非承認に係る項目を指示表示して承認要求者
に通知することを特徴とする。
は、処理実行手段は、審査結果が非承認の場合に、承認
案件情報に非承認に係る項目を指示表示して承認要求者
に通知することを特徴とする。
【0018】本願の請求項12に記載の電子承認装置
は、第1の記憶手段を有する電子計算機装置と、この電
子計算機装置に通信網を介して接続される電子計算機端
末との、少なくとも一方に、承認案件情報または承認条
件情報を入力するための入力手段が備えられていること
を特徴とする。
は、第1の記憶手段を有する電子計算機装置と、この電
子計算機装置に通信網を介して接続される電子計算機端
末との、少なくとも一方に、承認案件情報または承認条
件情報を入力するための入力手段が備えられていること
を特徴とする。
【0019】
【作用】本願の請求項1に記載の電子承認装置は以上の
通りに構成されるので、承認案件情報が到来すると、与
えられる承認案件情報に対して、承認を与えるか否かの
条件からなる承認条件情報に基づき承認を与えるか否か
が審査され、この審査結果に応じた処理が実行され、自
動的な承認・非承認の処理が行われる。
通りに構成されるので、承認案件情報が到来すると、与
えられる承認案件情報に対して、承認を与えるか否かの
条件からなる承認条件情報に基づき承認を与えるか否か
が審査され、この審査結果に応じた処理が実行され、自
動的な承認・非承認の処理が行われる。
【0020】本願の請求項2に記載の電子承認装置は以
上の通りに構成されるので、承認を与えるか否かの審査
では、承認案件情報に対して承認するか非承認とするか
の判定、この承認または非承認の判定に応じて、承認要
求者、承認・非承認決定者及び依頼先に対して行うべき
処理の決定が行われ、自動的な承認・非承認に応じた処
理が自動的に決定される。
上の通りに構成されるので、承認を与えるか否かの審査
では、承認案件情報に対して承認するか非承認とするか
の判定、この承認または非承認の判定に応じて、承認要
求者、承認・非承認決定者及び依頼先に対して行うべき
処理の決定が行われ、自動的な承認・非承認に応じた処
理が自動的に決定される。
【0021】本願の請求項3に記載の電子承認装置は以
上の通りに構成されるので、承認・非承認に対応する処
理実行では、承認要求者に対して、承認案件に対する承
認・非承認の結果を通知、承認・非承認決定者に対し
て、承認案件に対する承認・非承認の結果及び対応の承
認案件情報の連絡、承認案件に係る内容の実行を依頼先
に対しての依頼が自動的に行われる。
上の通りに構成されるので、承認・非承認に対応する処
理実行では、承認要求者に対して、承認案件に対する承
認・非承認の結果を通知、承認・非承認決定者に対し
て、承認案件に対する承認・非承認の結果及び対応の承
認案件情報の連絡、承認案件に係る内容の実行を依頼先
に対しての依頼が自動的に行われる。
【0022】本願の請求項4に記載の電子承認装置は以
上の通りに構成されるので、承認案件実行依頼では、依
頼に際して、承認案件に係る内容の実行を依頼するとき
の、依頼フォーマット及びデータ形式に係る情報を参照
して、依頼情報を作成して、適切な依頼を可能とする。
上の通りに構成されるので、承認案件実行依頼では、依
頼に際して、承認案件に係る内容の実行を依頼するとき
の、依頼フォーマット及びデータ形式に係る情報を参照
して、依頼情報を作成して、適切な依頼を可能とする。
【0023】本願の請求項5に記載の電子承認装置は以
上の通りに構成されるので、到来する承認条件情報に応
じて、第1の記憶手段内の承認条件情報を更新するよう
に働く。
上の通りに構成されるので、到来する承認条件情報に応
じて、第1の記憶手段内の承認条件情報を更新するよう
に働く。
【0024】本願の請求項6に記載の電子承認装置は以
上の通りに構成されるので、タイマを参照して、必要時
に第1の記憶手段内の承認条件情報が更新される。
上の通りに構成されるので、タイマを参照して、必要時
に第1の記憶手段内の承認条件情報が更新される。
【0025】本願の請求項7に記載の電子承認装置は以
上の通りに構成されるので、到来する情報を分析して、
管理手段と審査手段とに振り分ける処理が行われる。
上の通りに構成されるので、到来する情報を分析して、
管理手段と審査手段とに振り分ける処理が行われる。
【0026】本願の請求項8に記載の電子承認装置は以
上の通りに構成されるので、審査手段は、承認案件情報
が再審査に係る情報である場合には、前記第1の記憶手
段の再審査用領域の承認条件情報を用いて審査を行い、
他のときには、第1の記憶手段には、通常の審査用の承
認条件情報が記憶される通常審査用領域の承認条件情報
を用いて審査が行われる。
上の通りに構成されるので、審査手段は、承認案件情報
が再審査に係る情報である場合には、前記第1の記憶手
段の再審査用領域の承認条件情報を用いて審査を行い、
他のときには、第1の記憶手段には、通常の審査用の承
認条件情報が記憶される通常審査用領域の承認条件情報
を用いて審査が行われる。
【0027】本願の請求項9に記載の電子承認装置は以
上の通りに構成されるので、審査結果が非承認の場合
に、承認案件の内容を変更して承認する場合の留保条件
情報を参照して承認・非承認の審査が行われる。
上の通りに構成されるので、審査結果が非承認の場合
に、承認案件の内容を変更して承認する場合の留保条件
情報を参照して承認・非承認の審査が行われる。
【0028】本願の請求項10に記載の電子承認装置は
以上の通りに構成されるので、審査結果が非承認の場合
に、承認案件情報にセットされた連絡要求または承認条
件情報にセットされた連絡の可否情報に応じて、承認条
件の修正を求める連絡を承認・非承認決定者に対して送
出する処理の決定がなされる。
以上の通りに構成されるので、審査結果が非承認の場合
に、承認案件情報にセットされた連絡要求または承認条
件情報にセットされた連絡の可否情報に応じて、承認条
件の修正を求める連絡を承認・非承認決定者に対して送
出する処理の決定がなされる。
【0029】本願の請求項11に記載の電子承認装置は
以上の通りに構成されるので、審査結果が非承認の場合
に、承認案件情報に非承認に係る項目を指示表示して承
認要求者に対する通知が行われる。
以上の通りに構成されるので、審査結果が非承認の場合
に、承認案件情報に非承認に係る項目を指示表示して承
認要求者に対する通知が行われる。
【0030】本願の請求項12に記載の電子承認装置は
以上の通りに構成されるので、第1の記憶手段を有する
電子計算機装置と、この電子計算機装置に通信網を介し
て接続される電子計算機端末との、少なくとも一方か
ら、承認案件情報または承認条件情報を入力することが
できる。
以上の通りに構成されるので、第1の記憶手段を有する
電子計算機装置と、この電子計算機装置に通信網を介し
て接続される電子計算機端末との、少なくとも一方か
ら、承認案件情報または承認条件情報を入力することが
できる。
【0031】
【実施例】以下添付図面を参照して、本願発明に係る電
子承認装置を説明する。各図において、同一の構成要素
には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図2
には、本発明に係る電子承認装置の構成図が示されてい
る。電子承認装置100は、イーサネト等のネットワー
ク200のトランシーバ103−1〜103−n、20
3に、ワークステーション101−1〜101−n及び
ワークステーション201が、信号線102−1〜10
2−n、202を介して接続されたシステムであり、更
に、公衆網220を介してサテライト電子承認装置10
0Aが接続されて構成されている。サテライト電子承認
装置100Aには、ワークステーション101A−1が
備えられ、このワークステーション101A−1は信号
線104を介してモデム105に接続され、モデム10
5は回線121を介して公衆網220に接続されてい
る。一方、電子承認装置100のワークステーション2
01はモデム205に接続され、モデム205は回線2
21を介して公衆網220に接続されている。210は
選択呼出受信機を示しており、緊急時等の連絡呼び出し
に用いられる。更に、図3には、図2の電子承認装置1
00に公衆網220を介して発注先電子承認装置100
Bが接続されることが示されている。この実施例では、
便宜上、発注先のワークステーションを集めたが、一般
的には、電子承認装置100にも、発注先電子承認装置
100Bにも、発注先のワークステーション及び、承認
要求者のワークステーション、承認・非承認決定者のワ
ークステーションが混在する。発注先電子承認装置10
0Bには、中継用のワークステーション101B−1が
信号線104B及びモデム105Bを介して公衆網22
0に接続されている。この発注先電子承認装置100B
は、イーサネット等のネットワーク200Bのトランシ
ーバ103B−1〜103B−nに、ワークステーショ
ン101B−1〜101B−nが、信号線102B−1
〜102B−n、202を介して接続されたシステムで
あり、ワークステーション101B−1は公衆網220
を介して電子承認装置100との間の中継を行う。
子承認装置を説明する。各図において、同一の構成要素
には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図2
には、本発明に係る電子承認装置の構成図が示されてい
る。電子承認装置100は、イーサネト等のネットワー
ク200のトランシーバ103−1〜103−n、20
3に、ワークステーション101−1〜101−n及び
ワークステーション201が、信号線102−1〜10
2−n、202を介して接続されたシステムであり、更
に、公衆網220を介してサテライト電子承認装置10
0Aが接続されて構成されている。サテライト電子承認
装置100Aには、ワークステーション101A−1が
備えられ、このワークステーション101A−1は信号
線104を介してモデム105に接続され、モデム10
5は回線121を介して公衆網220に接続されてい
る。一方、電子承認装置100のワークステーション2
01はモデム205に接続され、モデム205は回線2
21を介して公衆網220に接続されている。210は
選択呼出受信機を示しており、緊急時等の連絡呼び出し
に用いられる。更に、図3には、図2の電子承認装置1
00に公衆網220を介して発注先電子承認装置100
Bが接続されることが示されている。この実施例では、
便宜上、発注先のワークステーションを集めたが、一般
的には、電子承認装置100にも、発注先電子承認装置
100Bにも、発注先のワークステーション及び、承認
要求者のワークステーション、承認・非承認決定者のワ
ークステーションが混在する。発注先電子承認装置10
0Bには、中継用のワークステーション101B−1が
信号線104B及びモデム105Bを介して公衆網22
0に接続されている。この発注先電子承認装置100B
は、イーサネット等のネットワーク200Bのトランシ
ーバ103B−1〜103B−nに、ワークステーショ
ン101B−1〜101B−nが、信号線102B−1
〜102B−n、202を介して接続されたシステムで
あり、ワークステーション101B−1は公衆網220
を介して電子承認装置100との間の中継を行う。
【0032】上記の各ワークステーションは図4に示さ
れるように構成されている。つまり、CPU21が主メ
モリ22内のプログラム及びデータを用いて各部を統括
制御し、主メモリ22はワーキング領域を有する。CP
U21にはシステムバス20を介してLANインタフェ
ース23、通信インタフェース24、外部記憶装置制御
部25、表示制御部27、キーボード制御部29、マウ
スインタフェース31、スキャナインタフェース33が
接続されている。LANインタフェース23は、ネット
ワーク200上のトランシーバに接続されるインタフェ
ースであり、ネットワーク200との間でデータの送受
を行う。通信インタフェース24は、図2、図3に示さ
れたモデムや網制御装置(NCU)を含み、公衆網22
0との間の通信に係る処理を実行する。外部記憶装置制
御部25には、磁気ディスク記憶装置等の外部記憶装置
26が接続され、外部記憶装置制御部25は、CPU2
1の制御下で外部記憶装置26に必要なデータを書き込
み、また、外部記憶装置26から必要なデータを読み出
す。表示制御部27には、CRTやLCD等の表示器2
8が接続され、表示制御部27は、CPU21の制御下
において必要な表示を行う。キーボード制御部29に
は、キーボード入力装置30が接続されており、キーボ
ード制御部29は、キーボード入力装置30から入力さ
れるキー操作データをCPU21へ与える。マウスイン
タフェース31には、マウス32が接続されており、マ
ウスインタフェース31は、マウス32の操作による位
置情報等をCPU21へ送出する。また、イメージスキ
ャナ39により設計図等の画像情報を読み取ることが可
能であり、読み取られた画像情報はスキャナインタフェ
ース33を介してCPU21へ送られ、その後、外部記
憶装置26に記憶されるなどする。なお、通信インタフ
ェース24は、ワークステーション201、101A−
1のみが備えていれば十分であり、また、ワークステー
ション101A−1はLANインタフェース23を備え
ている必要はない。
れるように構成されている。つまり、CPU21が主メ
モリ22内のプログラム及びデータを用いて各部を統括
制御し、主メモリ22はワーキング領域を有する。CP
U21にはシステムバス20を介してLANインタフェ
ース23、通信インタフェース24、外部記憶装置制御
部25、表示制御部27、キーボード制御部29、マウ
スインタフェース31、スキャナインタフェース33が
接続されている。LANインタフェース23は、ネット
ワーク200上のトランシーバに接続されるインタフェ
ースであり、ネットワーク200との間でデータの送受
を行う。通信インタフェース24は、図2、図3に示さ
れたモデムや網制御装置(NCU)を含み、公衆網22
0との間の通信に係る処理を実行する。外部記憶装置制
御部25には、磁気ディスク記憶装置等の外部記憶装置
26が接続され、外部記憶装置制御部25は、CPU2
1の制御下で外部記憶装置26に必要なデータを書き込
み、また、外部記憶装置26から必要なデータを読み出
す。表示制御部27には、CRTやLCD等の表示器2
8が接続され、表示制御部27は、CPU21の制御下
において必要な表示を行う。キーボード制御部29に
は、キーボード入力装置30が接続されており、キーボ
ード制御部29は、キーボード入力装置30から入力さ
れるキー操作データをCPU21へ与える。マウスイン
タフェース31には、マウス32が接続されており、マ
ウスインタフェース31は、マウス32の操作による位
置情報等をCPU21へ送出する。また、イメージスキ
ャナ39により設計図等の画像情報を読み取ることが可
能であり、読み取られた画像情報はスキャナインタフェ
ース33を介してCPU21へ送られ、その後、外部記
憶装置26に記憶されるなどする。なお、通信インタフ
ェース24は、ワークステーション201、101A−
1のみが備えていれば十分であり、また、ワークステー
ション101A−1はLANインタフェース23を備え
ている必要はない。
【0033】図1には、上記図4に示された各部を有す
るワークステーション201により実現される電子承認
装置100の親局の構成が示されている。この親局に
は、与えられる承認案件情報に対して、承認を与えるか
否かの条件からなる承認条件情報が記憶される第1の記
憶手段1と、承認案件情報が到来すると、第1の記憶手
段1内の承認条件情報に基づき承認を与えるか否かを審
査する審査手段4と、この審査手段4による審査結果に
応じた処理を実行する処理実行手段5とが備えられてい
る。また、到来する承認条件情報に応じて、第1の記憶
手段1内の承認条件情報を更新する管理手段3が備えら
れている。
るワークステーション201により実現される電子承認
装置100の親局の構成が示されている。この親局に
は、与えられる承認案件情報に対して、承認を与えるか
否かの条件からなる承認条件情報が記憶される第1の記
憶手段1と、承認案件情報が到来すると、第1の記憶手
段1内の承認条件情報に基づき承認を与えるか否かを審
査する審査手段4と、この審査手段4による審査結果に
応じた処理を実行する処理実行手段5とが備えられてい
る。また、到来する承認条件情報に応じて、第1の記憶
手段1内の承認条件情報を更新する管理手段3が備えら
れている。
【0034】管理手段3と審査手段4との前段には、到
来する情報を分析して、管理手段3と審査手段4とに振
り分ける分析手段6が備えられている。分析手段6に
は、LANインタフェース23より、或いは通信インタ
フェース24より承認条件情報や承認案件情報、更に
は、条件変更要因情報が到来する。また、分析手段6に
は、承認条件情報や承認案件情報、更には、条件変更要
因情報を入力するためのキーボード入力装置30等から
なる入力手段7が接続されている。承認条件情報は、承
認・非承認の条件を示すもので、承認する対象により様
々であるが、予算や納期、更には上司等の決済等に係る
情報から構成される。承認案件情報は、承認を要求する
者が提示する承認を受けたい対象に係る情報であり、あ
るプロジェクトの概要、予算、工期、必要機械、材料等
に関する情報から構成される。更には、条件変更要因情
報は、金利、借入金、返済額等の変動要因である。これ
らの要因が変更されることにより、承認条件に係る予算
等が自動的に変更され得るように、承認条件情報を設定
しておき、条件変更要因情報に応じた承認条件情報の変
更を管理手段3において行う。また、管理手段3には、
タイマ8が備えられており、管理手段3は、タイマ8を
参照して、例えば、一ヶ月単位で、工期や納期等を見直
し、承認条件情報を自動変更する。
来する情報を分析して、管理手段3と審査手段4とに振
り分ける分析手段6が備えられている。分析手段6に
は、LANインタフェース23より、或いは通信インタ
フェース24より承認条件情報や承認案件情報、更に
は、条件変更要因情報が到来する。また、分析手段6に
は、承認条件情報や承認案件情報、更には、条件変更要
因情報を入力するためのキーボード入力装置30等から
なる入力手段7が接続されている。承認条件情報は、承
認・非承認の条件を示すもので、承認する対象により様
々であるが、予算や納期、更には上司等の決済等に係る
情報から構成される。承認案件情報は、承認を要求する
者が提示する承認を受けたい対象に係る情報であり、あ
るプロジェクトの概要、予算、工期、必要機械、材料等
に関する情報から構成される。更には、条件変更要因情
報は、金利、借入金、返済額等の変動要因である。これ
らの要因が変更されることにより、承認条件に係る予算
等が自動的に変更され得るように、承認条件情報を設定
しておき、条件変更要因情報に応じた承認条件情報の変
更を管理手段3において行う。また、管理手段3には、
タイマ8が備えられており、管理手段3は、タイマ8を
参照して、例えば、一ヶ月単位で、工期や納期等を見直
し、承認条件情報を自動変更する。
【0035】審査手段4には、判定部9と処理決定部1
0とが備えられている。判定部9は分析手段6から送ら
れる承認案件情報に対して第1の記憶手段1の承認条件
情報に基づき承認するか非承認とするかの判定を行う。
処理決定部10は、上記判定部9による承認または非承
認の判定に応じて、処理実行手段5が承認要求者、承認
・非承認決定者及び依頼先に対して行うべき処理を第1
の記憶手段1の承認条件情報に基づき決定する。
0とが備えられている。判定部9は分析手段6から送ら
れる承認案件情報に対して第1の記憶手段1の承認条件
情報に基づき承認するか非承認とするかの判定を行う。
処理決定部10は、上記判定部9による承認または非承
認の判定に応じて、処理実行手段5が承認要求者、承認
・非承認決定者及び依頼先に対して行うべき処理を第1
の記憶手段1の承認条件情報に基づき決定する。
【0036】また、処理実行手段5には、通知部11、
連絡部12、承認案件実行依頼部13が含まれている。
通知部11は審査手段4の判定部9による判定結果に応
じて承認要求者に対して、承認案件に対する承認・非承
認の結果を通知し、連絡部12は審査手段4の判定部9
による判定結果に応じて承認・非承認決定者に対して、
承認案件に対する承認・非承認の結果及び対応の承認案
件情報を連絡する。また、承認案件実行依頼部13は、
審査手段4の処理決定部10により決定された処理内容
に対応して承認案件に係る内容の実行を依頼先に対して
依頼する。このとき承認案件実行依頼部13は、第2の
記憶手段2に記憶されている承認案件に係る内容の実行
を依頼するときの、依頼フォーマット及びデータ形式に
係る情報を参照して、依頼情報を作成する。
連絡部12、承認案件実行依頼部13が含まれている。
通知部11は審査手段4の判定部9による判定結果に応
じて承認要求者に対して、承認案件に対する承認・非承
認の結果を通知し、連絡部12は審査手段4の判定部9
による判定結果に応じて承認・非承認決定者に対して、
承認案件に対する承認・非承認の結果及び対応の承認案
件情報を連絡する。また、承認案件実行依頼部13は、
審査手段4の処理決定部10により決定された処理内容
に対応して承認案件に係る内容の実行を依頼先に対して
依頼する。このとき承認案件実行依頼部13は、第2の
記憶手段2に記憶されている承認案件に係る内容の実行
を依頼するときの、依頼フォーマット及びデータ形式に
係る情報を参照して、依頼情報を作成する。
【0037】図5には、主メモリ22に記憶されている
通信先(依頼先)と、ここに依頼するときに使用すべき
帳票フォーマットやデータ形式等の実行時情報とが、対
応付けられて記憶されたテーブル37(第2の記憶手段
2に対応)が示されている。承認案件実行依頼部13
は、このテーブル37の情報を参照して、依頼情報を作
成する。また、図6には、主メモリ22または外部記憶
装置26に記憶されている第1の記憶手段1に対応する
承認条件情報のテーブル34と、処理実行手段5が使用
する通知先、連絡先、依頼先の各情報(ネットワーク2
00におけるアドレス及び電話番号)が記憶されたアド
レステーブル38とが示されている。第1の記憶手段1
に対応するテーブル34には、通常の審査用の承認条件
情報が記憶される通常審査用領域35と、再審査用の承
認条件情報が記憶される再審査用領域36とが備えられ
ている。再審査用領域36には、処理実行手段5の連絡
部12により承認条件の修正要求の連絡を受けた承認・
非承認決定者が、これに対応して再審査用の承認条件情
報を送出してきた場合に、この再審査用の承認条件情報
が登録される。審査手段4は承認案件情報が再審査に係
る情報である場合には、再審査用領域36の承認条件情
報を用いて審査を行う。承認条件情報には、通常審査用
領域35に示されるように、代理承認情報、留保条件情
報等が設定されている。判定部9は承認案件情報につい
て一般的な承認条件情報(代理承認情報、留保条件情報
を除く情報)を参照して判定を行い、その結果が非承認
となると、代理承認情報の有無を検出し、代理承認情報
が設定されている場合には、対応する代理に係る人が設
定した承認条件情報を参照して代理承認により承認とな
るか否かを検出する。また、判定部9は承認案件情報に
ついて一般的な承認条件情報(代理承認情報、留保条件
情報を除く情報)を参照して判定を行い、その結果が非
承認となると、留保条件情報の有無を検出し、留保条件
情報が設定されている場合には、この留保条件情報に従
って承認案件情報の内容を変更して承認の決定を行う。
例えば、予算が僅かにオーバーしているときには、予算
内で実行することを条件に承認する。
通信先(依頼先)と、ここに依頼するときに使用すべき
帳票フォーマットやデータ形式等の実行時情報とが、対
応付けられて記憶されたテーブル37(第2の記憶手段
2に対応)が示されている。承認案件実行依頼部13
は、このテーブル37の情報を参照して、依頼情報を作
成する。また、図6には、主メモリ22または外部記憶
装置26に記憶されている第1の記憶手段1に対応する
承認条件情報のテーブル34と、処理実行手段5が使用
する通知先、連絡先、依頼先の各情報(ネットワーク2
00におけるアドレス及び電話番号)が記憶されたアド
レステーブル38とが示されている。第1の記憶手段1
に対応するテーブル34には、通常の審査用の承認条件
情報が記憶される通常審査用領域35と、再審査用の承
認条件情報が記憶される再審査用領域36とが備えられ
ている。再審査用領域36には、処理実行手段5の連絡
部12により承認条件の修正要求の連絡を受けた承認・
非承認決定者が、これに対応して再審査用の承認条件情
報を送出してきた場合に、この再審査用の承認条件情報
が登録される。審査手段4は承認案件情報が再審査に係
る情報である場合には、再審査用領域36の承認条件情
報を用いて審査を行う。承認条件情報には、通常審査用
領域35に示されるように、代理承認情報、留保条件情
報等が設定されている。判定部9は承認案件情報につい
て一般的な承認条件情報(代理承認情報、留保条件情報
を除く情報)を参照して判定を行い、その結果が非承認
となると、代理承認情報の有無を検出し、代理承認情報
が設定されている場合には、対応する代理に係る人が設
定した承認条件情報を参照して代理承認により承認とな
るか否かを検出する。また、判定部9は承認案件情報に
ついて一般的な承認条件情報(代理承認情報、留保条件
情報を除く情報)を参照して判定を行い、その結果が非
承認となると、留保条件情報の有無を検出し、留保条件
情報が設定されている場合には、この留保条件情報に従
って承認案件情報の内容を変更して承認の決定を行う。
例えば、予算が僅かにオーバーしているときには、予算
内で実行することを条件に承認する。
【0038】以上の通りに構成された電子承認装置のワ
ークステーション201は、その主メモリに図7乃至図
14に示すフローチャートに対応するプログラムを有
し、CPU21がこれを実行することにより、図1の各
手段として動作するので、このフローチャートに沿って
動作を説明する。まず、CPU21は、図7のフローチ
ャートに示されるように、到来する情報に対し、承認を
下せる者が、条件の設定、更新を行うための情報である
か(S41)、金利の変動などの条件変更要因情報であ
って、承認条件情報を更新する必要があるのか(S4
3)、承認案件情報等であって、承認を願い出た者があ
るのか(S45)、例えば所定時間継続して情報の到来
が無く、処理を終了すべきか(S47)を判断してい
る。
ークステーション201は、その主メモリに図7乃至図
14に示すフローチャートに対応するプログラムを有
し、CPU21がこれを実行することにより、図1の各
手段として動作するので、このフローチャートに沿って
動作を説明する。まず、CPU21は、図7のフローチ
ャートに示されるように、到来する情報に対し、承認を
下せる者が、条件の設定、更新を行うための情報である
か(S41)、金利の変動などの条件変更要因情報であ
って、承認条件情報を更新する必要があるのか(S4
3)、承認案件情報等であって、承認を願い出た者があ
るのか(S45)、例えば所定時間継続して情報の到来
が無く、処理を終了すべきか(S47)を判断してい
る。
【0039】上記において、承認条件情報が到来した場
合には、主メモリ22のテーブル34に対し承認条件情
報の設定、更新を行う。この場合の更に詳細なる処理の
フローチャートが図12に示されている。つまり、CP
U21は、承認条件情報について新規に設定するのか否
かを検出する(S85)。ここで、新規に登録する承認
条件情報であることを示すコードが付設された情報の場
合には、通常審査用領域35を設定し、到来した承認条
件情報をこの通常審査用領域35にセットする(S8
6)。一方、新規に登録する承認条件情報でない場合に
は、再審査用の承認条件情報であることを示すコードが
付設された情報であるかを検出し(S87)、再審査用
の承認条件情報であるときには、再審査用領域36を設
定して、当該再審査用の承認条件情報をセットする(S
89)。なお、再審査用の承認条件情報には、前回の承
認要求時の通番(通信番号)が付設され、再審査を求め
て到来する承認案件情報との対照を可能とする。また、
再審査用の承認条件情報でないときには、通常審査用領
域35に既に設定してある該当の承認条件情報を新たな
承認条件情報により置き換える(S88)。
合には、主メモリ22のテーブル34に対し承認条件情
報の設定、更新を行う。この場合の更に詳細なる処理の
フローチャートが図12に示されている。つまり、CP
U21は、承認条件情報について新規に設定するのか否
かを検出する(S85)。ここで、新規に登録する承認
条件情報であることを示すコードが付設された情報の場
合には、通常審査用領域35を設定し、到来した承認条
件情報をこの通常審査用領域35にセットする(S8
6)。一方、新規に登録する承認条件情報でない場合に
は、再審査用の承認条件情報であることを示すコードが
付設された情報であるかを検出し(S87)、再審査用
の承認条件情報であるときには、再審査用領域36を設
定して、当該再審査用の承認条件情報をセットする(S
89)。なお、再審査用の承認条件情報には、前回の承
認要求時の通番(通信番号)が付設され、再審査を求め
て到来する承認案件情報との対照を可能とする。また、
再審査用の承認条件情報でないときには、通常審査用領
域35に既に設定してある該当の承認条件情報を新たな
承認条件情報により置き換える(S88)。
【0040】また、図7のフローチャートの処理におい
て、金利の変動などの条件変更要因情報が到来した場合
やタイマ8による更新時期の到来時には、該当する承認
条件情報を更新する(S42)。また、承認案件情報が
到来した場合には、主メモリ22または外部記憶装置2
6のテーブル34を参照して承認を下すか否かの判定が
行われる。このときの動作の詳細が図11のフローチャ
ートに示されている。つまり、到来する承認案件情報に
承認の再要求(再審査要求)であることを示すコードが
付設されているかを検出する(S81)。ここで、承認
の再要求(再審査要求)である場合には、当該承認案件
に付設されている前回の承認案件情報を送出してきた時
の通番を参照し、再審査用領域36に対応する承認条件
情報がセットされいるかを検出する(S82)。再審査
用領域36に対応する承認条件情報がセットされている
場合には、対応の承認条件情報に基づき、当該承認案件
情報に係る承認案件の再審査を行う(S83)。これに
対し、再審査用領域36に対応する承認条件情報がセッ
トされていない場合、または、承認の再要求(再審査要
求)でない場合には、通常審査用領域35の承認条件情
報に基づき当該承認案件情報に係る承認案件の審査を行
う(S84)。
て、金利の変動などの条件変更要因情報が到来した場合
やタイマ8による更新時期の到来時には、該当する承認
条件情報を更新する(S42)。また、承認案件情報が
到来した場合には、主メモリ22または外部記憶装置2
6のテーブル34を参照して承認を下すか否かの判定が
行われる。このときの動作の詳細が図11のフローチャ
ートに示されている。つまり、到来する承認案件情報に
承認の再要求(再審査要求)であることを示すコードが
付設されているかを検出する(S81)。ここで、承認
の再要求(再審査要求)である場合には、当該承認案件
に付設されている前回の承認案件情報を送出してきた時
の通番を参照し、再審査用領域36に対応する承認条件
情報がセットされいるかを検出する(S82)。再審査
用領域36に対応する承認条件情報がセットされている
場合には、対応の承認条件情報に基づき、当該承認案件
情報に係る承認案件の再審査を行う(S83)。これに
対し、再審査用領域36に対応する承認条件情報がセッ
トされていない場合、または、承認の再要求(再審査要
求)でない場合には、通常審査用領域35の承認条件情
報に基づき当該承認案件情報に係る承認案件の審査を行
う(S84)。
【0041】上記のようにして承認・非承認の判定が行
われ、承認を下す場合には承認された場合の処理へと進
み(S49)、一方、承認を下さないと判定された場合
には、非承認となった場合の処理へと進む(S48)。
図8には、承認された場合の処理が示されている。この
処理では、承認案件情報について第1に承認すべき者
(例えば、直属の上司)により承認が得られている場合
に、更に他の者がチェックを行う必要があるかを、テー
ブル34の承認条件情報に基づき判定し(S50)、チ
ェックを行う必要がある場合には他の者(より高位の上
司)の設定による承認条件情報に基づくチェックを行い
(S51)、承認が取り消されるか否かを判定する(S
52)。ここで、承認の取り消しとなる場合には承認を
取り消し(S53)、非承認となった場合の処理へと進
む(S48)。
われ、承認を下す場合には承認された場合の処理へと進
み(S49)、一方、承認を下さないと判定された場合
には、非承認となった場合の処理へと進む(S48)。
図8には、承認された場合の処理が示されている。この
処理では、承認案件情報について第1に承認すべき者
(例えば、直属の上司)により承認が得られている場合
に、更に他の者がチェックを行う必要があるかを、テー
ブル34の承認条件情報に基づき判定し(S50)、チ
ェックを行う必要がある場合には他の者(より高位の上
司)の設定による承認条件情報に基づくチェックを行い
(S51)、承認が取り消されるか否かを判定する(S
52)。ここで、承認の取り消しとなる場合には承認を
取り消し(S53)、非承認となった場合の処理へと進
む(S48)。
【0042】上記に対して、他の者のチェックにも拘ら
ず、承認が維持できる場合、または、他の者によるチェ
ックが不要である場合には、CPU21はアドレステー
ブル38に設定してある当該承認案件情報の発信元であ
る該当のワークステーションをLANインタフェース2
3を介してアクセスし、当該承認案件が承認となったこ
とを通知する(S54)。例えば、甲が当該ワークステ
ーションを操作して承認案件情報を送って来た場合に
は、上記当該承認案件が承認となったことの通知が、L
ANインタフェース23を介して到来し、甲の操作に係
るワークステーションのCPU21は承認されたことを
表示器28に表示するよう表示制御部27を制御する。
斯して、甲には承認の旨の通知がなされることになる。
なお、この実施例では、承認要求者甲に通知するように
構成したが、他の実施例では、承認した場合に連絡すべ
きことを承認要求条件に設定した者に、または、設定が
なくとも、直属の上司或いはその上の上司まで等の所定
範囲の者に、承認した承認案件情報と承認の旨を連絡す
る。この様にすると、電子承認装置により承認が行われ
た承認案件を上司等が把握でき便利である。
ず、承認が維持できる場合、または、他の者によるチェ
ックが不要である場合には、CPU21はアドレステー
ブル38に設定してある当該承認案件情報の発信元であ
る該当のワークステーションをLANインタフェース2
3を介してアクセスし、当該承認案件が承認となったこ
とを通知する(S54)。例えば、甲が当該ワークステ
ーションを操作して承認案件情報を送って来た場合に
は、上記当該承認案件が承認となったことの通知が、L
ANインタフェース23を介して到来し、甲の操作に係
るワークステーションのCPU21は承認されたことを
表示器28に表示するよう表示制御部27を制御する。
斯して、甲には承認の旨の通知がなされることになる。
なお、この実施例では、承認要求者甲に通知するように
構成したが、他の実施例では、承認した場合に連絡すべ
きことを承認要求条件に設定した者に、または、設定が
なくとも、直属の上司或いはその上の上司まで等の所定
範囲の者に、承認した承認案件情報と承認の旨を連絡す
る。この様にすると、電子承認装置により承認が行われ
た承認案件を上司等が把握でき便利である。
【0043】更に、ワークステーション201のCPU
21は、承認した承認案件情報及び使用した承認条件情
報から承認案件が承認された場合にはその内容を実行す
ることが設定されているかを検出し(S55)、実行す
ることが設定されている場合には、実行が可能かを承認
の曜日、時刻、その他の条件(依頼先の休日等)から判
定する(S56)。ここで、実行可能な場合には、当該
承認案件の内容を実行し(S58)、実行の通知を甲が
操作しているワークステーションに送出する(S5
9)。この実行通知の場合の送出動作は、承認の通知の
場合の送出動作と同様である。
21は、承認した承認案件情報及び使用した承認条件情
報から承認案件が承認された場合にはその内容を実行す
ることが設定されているかを検出し(S55)、実行す
ることが設定されている場合には、実行が可能かを承認
の曜日、時刻、その他の条件(依頼先の休日等)から判
定する(S56)。ここで、実行可能な場合には、当該
承認案件の内容を実行し(S58)、実行の通知を甲が
操作しているワークステーションに送出する(S5
9)。この実行通知の場合の送出動作は、承認の通知の
場合の送出動作と同様である。
【0044】図14には、上記のステップS58による
承認案件の内容の実行の詳細が示されている。つまり、
依頼を行うに際しては、テーブル37を参照して送信フ
ォーマット(帳票フォーマット等)が依頼先に関して設
定されているかを検出する(S96)。ここで、送信フ
ォーマットが設定されている時には、例えば、当該フォ
ーマットに従って依頼に係る送信情報を作成する(S9
7)。次にCPU21は送信に係るデータ形式(例え
ば、MPEG2、JPEGなどのデータ圧縮形式)が依
頼先に関して設定されているかを検出する(S98)。
ここで、データ形式が設定されているときには、設定さ
れているデータ形式に応じて依頼に係る送信情報を作成
し(S99A)、設定のない場合には、テーブル37に
おいて依頼先に無関係に設定されているデフォルト形式
により依頼に係る送信情報を作成する(S99B)。そ
して、依頼先のアドレスをアドレステーブル38に基づ
き検出し、依頼先電子承認装置100Bの該当ワークス
テーションに対し依頼に係る情報を送出する。
承認案件の内容の実行の詳細が示されている。つまり、
依頼を行うに際しては、テーブル37を参照して送信フ
ォーマット(帳票フォーマット等)が依頼先に関して設
定されているかを検出する(S96)。ここで、送信フ
ォーマットが設定されている時には、例えば、当該フォ
ーマットに従って依頼に係る送信情報を作成する(S9
7)。次にCPU21は送信に係るデータ形式(例え
ば、MPEG2、JPEGなどのデータ圧縮形式)が依
頼先に関して設定されているかを検出する(S98)。
ここで、データ形式が設定されているときには、設定さ
れているデータ形式に応じて依頼に係る送信情報を作成
し(S99A)、設定のない場合には、テーブル37に
おいて依頼先に無関係に設定されているデフォルト形式
により依頼に係る送信情報を作成する(S99B)。そ
して、依頼先のアドレスをアドレステーブル38に基づ
き検出し、依頼先電子承認装置100Bの該当ワークス
テーションに対し依頼に係る情報を送出する。
【0045】上記に対して、実行することが設定されて
いなかった場合、または、実行が不可能な場合には、甲
に対し実行しないことを通知する(S57)。この通知
の場合の動作は、承認の通知の場合と同様であるので、
重複する説明を省略する。ステップS57、S58の終
了後に、CPU21は1の承認案件が承認されたことに
応じて承認条件情報を更新する必要があるかを検出する
(S60)。例えば、1の承認案件が承認されたことに
より、予算枠が減少した場合には、他のプロジェクトの
予算枠を減少させる必要がある場合、或いは、下位のプ
ロジェクトが設計上の制約を受ける場合などには、該当
する承認条件情報の自動更新を行う(S61)。
いなかった場合、または、実行が不可能な場合には、甲
に対し実行しないことを通知する(S57)。この通知
の場合の動作は、承認の通知の場合と同様であるので、
重複する説明を省略する。ステップS57、S58の終
了後に、CPU21は1の承認案件が承認されたことに
応じて承認条件情報を更新する必要があるかを検出する
(S60)。例えば、1の承認案件が承認されたことに
より、予算枠が減少した場合には、他のプロジェクトの
予算枠を減少させる必要がある場合、或いは、下位のプ
ロジェクトが設計上の制約を受ける場合などには、該当
する承認条件情報の自動更新を行う(S61)。
【0046】一方、図9、図10には非承認となった場
合の処理の詳細のフローチャートが示されている。非承
認となった承認案件情報については、既に説明の留保条
件情報を参照して、承認案件の内容を変更して承認する
ことが可能か否かを検出する(S62)。そして、承認
案件の内容を変更して承認することが可能である場合に
は、内容の変更を行って(S63)承認となった場合の
処理へと進む。留保条件情報が設定されていない場合、
承認案件情報に承認条件の修正要求を求める設定がなさ
れているかを検出する(S64)。承認条件の修正要求
を求める設定がなされている場合には、非承認となるべ
き承認条件情報の設定者を求め、対応する連絡先をアド
レステーブル38から求めて、連絡を行う(S65)。
この連絡内容は、ネットワーク200のワークステーシ
ョンが相手であれば承認案件情報と修正を要求する条件
情報をセットにして送信する。相手が、サテライト電子
承認装置100Aのワークステーション101Aの場合
には、公衆網220を介して電話番号を使用してアクセ
スし、承認案件情報と修正を要求する条件情報をセット
にして送信する。また、相手が選択呼出受信機210の
場合には、公衆網220を介して選択呼出受信機210
の電話番号を使用してアクセスし、メッセージで、例え
ば、承認案件情報の送出者の電話番号を伝える。この
後、CPU21は新たな承認条件情報が送られてくるこ
とにより承認条件情報が変更されたかを検出している
(S66)。フローチャート上では、ステップS66の
判定後に直ちに次のステップに進むように記載されてい
るが、実際上は所定期間(数時間または数日)監視を行
う。この様に監視している間に、新たな承認条件情報が
到来すると、この新たな承認条件情報に基づき承認・非
承認の判定を行い(S67)、承認することになると、
承認となった場合の処理へと進む。
合の処理の詳細のフローチャートが示されている。非承
認となった承認案件情報については、既に説明の留保条
件情報を参照して、承認案件の内容を変更して承認する
ことが可能か否かを検出する(S62)。そして、承認
案件の内容を変更して承認することが可能である場合に
は、内容の変更を行って(S63)承認となった場合の
処理へと進む。留保条件情報が設定されていない場合、
承認案件情報に承認条件の修正要求を求める設定がなさ
れているかを検出する(S64)。承認条件の修正要求
を求める設定がなされている場合には、非承認となるべ
き承認条件情報の設定者を求め、対応する連絡先をアド
レステーブル38から求めて、連絡を行う(S65)。
この連絡内容は、ネットワーク200のワークステーシ
ョンが相手であれば承認案件情報と修正を要求する条件
情報をセットにして送信する。相手が、サテライト電子
承認装置100Aのワークステーション101Aの場合
には、公衆網220を介して電話番号を使用してアクセ
スし、承認案件情報と修正を要求する条件情報をセット
にして送信する。また、相手が選択呼出受信機210の
場合には、公衆網220を介して選択呼出受信機210
の電話番号を使用してアクセスし、メッセージで、例え
ば、承認案件情報の送出者の電話番号を伝える。この
後、CPU21は新たな承認条件情報が送られてくるこ
とにより承認条件情報が変更されたかを検出している
(S66)。フローチャート上では、ステップS66の
判定後に直ちに次のステップに進むように記載されてい
るが、実際上は所定期間(数時間または数日)監視を行
う。この様に監視している間に、新たな承認条件情報が
到来すると、この新たな承認条件情報に基づき承認・非
承認の判定を行い(S67)、承認することになると、
承認となった場合の処理へと進む。
【0047】一方、承認条件情報の修正要求を行うこと
の設定がない場合、所定期間に条件の変更がなかった場
合、変更された承認条件情報にも拘らず承認案件が承認
できないときには、図6に示すような代理承認情報が設
定されており、代理承認が可能か否かが検出される(S
68)。ここで、代理承認がなされると、承認となった
場合の処理へと進む。また、代理承認が不可であれば、
当該代理の上司に承認案件情報に承認条件の修正要求を
求める設定がなされているかを検出する(S69)。こ
のステップS69から、ステップS70、S71、S7
2における処理は、既に説明したステップS64、S6
5、S66、S67における処理に準じるので、その説
明を省略する。
の設定がない場合、所定期間に条件の変更がなかった場
合、変更された承認条件情報にも拘らず承認案件が承認
できないときには、図6に示すような代理承認情報が設
定されており、代理承認が可能か否かが検出される(S
68)。ここで、代理承認がなされると、承認となった
場合の処理へと進む。また、代理承認が不可であれば、
当該代理の上司に承認案件情報に承認条件の修正要求を
求める設定がなされているかを検出する(S69)。こ
のステップS69から、ステップS70、S71、S7
2における処理は、既に説明したステップS64、S6
5、S66、S67における処理に準じるので、その説
明を省略する。
【0048】上記ステップS69から、ステップS7
0、S71、S72において、承認条件情報の修正要求
を行うことの設定がない場合、所定期間に条件の変更が
なかった場合、変更された承認条件情報にも拘らず承認
案件が承認できないときには、更に、第三者(より上位
の上司等)によるチェックが承認条件情報にセットされ
ているかを検出し、チェックする必要があることがセッ
トされていた場合には、当該第三者のセットに係る承認
条件情報に基づきチェックを行う(S74)。ここのチ
ェックにおいては、非承認となった案件について、より
上位の上司がこの非承認を直ちに変更することはなく、
再考の余地のある場合(例えば、再考する予算枠の範
囲、工期の範囲などを予め設定しておく。)に保留する
ことの設定がなされている。
0、S71、S72において、承認条件情報の修正要求
を行うことの設定がない場合、所定期間に条件の変更が
なかった場合、変更された承認条件情報にも拘らず承認
案件が承認できないときには、更に、第三者(より上位
の上司等)によるチェックが承認条件情報にセットされ
ているかを検出し、チェックする必要があることがセッ
トされていた場合には、当該第三者のセットに係る承認
条件情報に基づきチェックを行う(S74)。ここのチ
ェックにおいては、非承認となった案件について、より
上位の上司がこの非承認を直ちに変更することはなく、
再考の余地のある場合(例えば、再考する予算枠の範
囲、工期の範囲などを予め設定しておく。)に保留する
ことの設定がなされている。
【0049】そこで、第三者によるチェックの結果、或
いは、第三者によるチェックを受けない場合において、
承認条件情報に保留とすべきことが設定されているのか
否かを検出する(S75)。ここで、保留とすべきこと
が設定されていた場合には、承認が保留されたことを、
承認要求者の甲に通知し、非承認とした承認・非承認決
定者乙に保留並びに対象の承認案件情報を連絡する(S
76)。一方、保留が設定されていない場合には、承認
案件が非承認となったことを承認要求者の甲に通知し、
非承認とした承認・非承認決定者乙に非承認並びに対象
の承認案件情報を連絡する(S77)。
いは、第三者によるチェックを受けない場合において、
承認条件情報に保留とすべきことが設定されているのか
否かを検出する(S75)。ここで、保留とすべきこと
が設定されていた場合には、承認が保留されたことを、
承認要求者の甲に通知し、非承認とした承認・非承認決
定者乙に保留並びに対象の承認案件情報を連絡する(S
76)。一方、保留が設定されていない場合には、承認
案件が非承認となったことを承認要求者の甲に通知し、
非承認とした承認・非承認決定者乙に非承認並びに対象
の承認案件情報を連絡する(S77)。
【0050】上記ステップS76、S77における通知
及び連絡の処理の詳細が示されている。まず、CPU2
1は非承認(または、保留)となった承認案件情報を取
り出し(S91)、非承認となった項目を分析し検出す
る(S92)。つまり、承認条件情報と承認案件とを比
較して、例えば、予算がオーバーとなっていないか、禁
止された物品が含まれていないかなど、承認案件の各項
目について検討を行う。そして、非承認の原因となった
項目を検出し、この非承認の原因となった項目部分に対
応する画像が到来していないかを検出し(S93)、画
像がある場合には当該画像中の該当部分に矢印等の指示
表示を施し(S94)、更に非承認の原因となった項目
に対して反転表示やブリンク表示等の特殊表示を施し
(S95)これを通知、連絡に係る情報として送出す
る。
及び連絡の処理の詳細が示されている。まず、CPU2
1は非承認(または、保留)となった承認案件情報を取
り出し(S91)、非承認となった項目を分析し検出す
る(S92)。つまり、承認条件情報と承認案件とを比
較して、例えば、予算がオーバーとなっていないか、禁
止された物品が含まれていないかなど、承認案件の各項
目について検討を行う。そして、非承認の原因となった
項目を検出し、この非承認の原因となった項目部分に対
応する画像が到来していないかを検出し(S93)、画
像がある場合には当該画像中の該当部分に矢印等の指示
表示を施し(S94)、更に非承認の原因となった項目
に対して反転表示やブリンク表示等の特殊表示を施し
(S95)これを通知、連絡に係る情報として送出す
る。
【0051】上記の承認要求者の甲に通知に対して、承
認要求者の甲が承認案件の内容を変更して再審査を求め
てくるかについて、監視が行われる(S78)。フロー
チャート上では、ステップS78の判定後に直ちに次の
ステップに進むように記載されているが、実際上は所定
期間(数時間または数日)監視を行う。この様に監視し
ている間に、新たな承認案件情報が到来すると、この新
たな承認案件情報を対象として承認・非承認の判定を行
うため、承認案件情報の内容が変更される(S79)。
そして、変更された承認案件情報の内容については、図
7に示したステップS46へ進み、承認・非承認の判定
がなされる。このとき、非承認の連絡を受けた承認・非
承認決定者乙が再審査用の承認条件情報を設定したとき
には、既に図11のフローチャートにより説明した通
り、再審査用の承認条件情報が再審査用領域36に設定
され、これに基づく承認・非承認の判定が行われる。
認要求者の甲が承認案件の内容を変更して再審査を求め
てくるかについて、監視が行われる(S78)。フロー
チャート上では、ステップS78の判定後に直ちに次の
ステップに進むように記載されているが、実際上は所定
期間(数時間または数日)監視を行う。この様に監視し
ている間に、新たな承認案件情報が到来すると、この新
たな承認案件情報を対象として承認・非承認の判定を行
うため、承認案件情報の内容が変更される(S79)。
そして、変更された承認案件情報の内容については、図
7に示したステップS46へ進み、承認・非承認の判定
がなされる。このとき、非承認の連絡を受けた承認・非
承認決定者乙が再審査用の承認条件情報を設定したとき
には、既に図11のフローチャートにより説明した通
り、再審査用の承認条件情報が再審査用領域36に設定
され、これに基づく承認・非承認の判定が行われる。
【0052】以上の通りに構成された電子承認装置の運
用例を説明する。図15は、ある会社の組織図である。
図に示すように、社長を頂点として法務部、営業部、経
理部、資材部、設計部、生産部があり、設計部には設計
第1課と設計第2課とがあり、設計第1課に属する担当
者A、B、Cが設計した電子装置の製造について承認を
得る場合を説明する。
用例を説明する。図15は、ある会社の組織図である。
図に示すように、社長を頂点として法務部、営業部、経
理部、資材部、設計部、生産部があり、設計部には設計
第1課と設計第2課とがあり、設計第1課に属する担当
者A、B、Cが設計した電子装置の製造について承認を
得る場合を説明する。
【0053】図16、図17には、社長及び各部長が承
認条件情報を設定する場合のリストが示されている。こ
のリストでは、社長に関して承認を得るためには、法務
部長、経理部長、設計部長の承認が必要であり、社長に
関して非承認となった承認案件がある時には、再承認要
求の連絡を必要とすることが設定されている。部長同士
の関係では、資材部長と生産部長の承認を得るには、法
務部長が承認していることが必要である。また、代理承
認に関しては、設計部長は設計2課課長が代理承認すれ
ば良いことを設定している。更に、図18には、設計1
課課長と設計2課課長とが設定する承認条件情報に対応
のリストが示されている。ここで注目すべきは、設計1
課長が担当者Bの設計について、代理承認を可能とし、
設計2課長が代理承認することを条件としている。
認条件情報を設定する場合のリストが示されている。こ
のリストでは、社長に関して承認を得るためには、法務
部長、経理部長、設計部長の承認が必要であり、社長に
関して非承認となった承認案件がある時には、再承認要
求の連絡を必要とすることが設定されている。部長同士
の関係では、資材部長と生産部長の承認を得るには、法
務部長が承認していることが必要である。また、代理承
認に関しては、設計部長は設計2課課長が代理承認すれ
ば良いことを設定している。更に、図18には、設計1
課課長と設計2課課長とが設定する承認条件情報に対応
のリストが示されている。ここで注目すべきは、設計1
課長が担当者Bの設計について、代理承認を可能とし、
設計2課長が代理承認することを条件としている。
【0054】更に、図19には、営業部が設計1課の各
担当者A、B、Cが設計している電子装置に対し、客先
仕様に関する条件を設定するためのリストが示されてい
る。これは営業部長の承認条件である「客先仕様を満足
する」ことに対応して設定される。従って、ここでは図
示していないが、各部長の承認の基礎となる条件が図1
9の営業部の例の如く上記各担当者A、B、Cに対応し
て、設定される。
担当者A、B、Cが設計している電子装置に対し、客先
仕様に関する条件を設定するためのリストが示されてい
る。これは営業部長の承認条件である「客先仕様を満足
する」ことに対応して設定される。従って、ここでは図
示していないが、各部長の承認の基礎となる条件が図1
9の営業部の例の如く上記各担当者A、B、Cに対応し
て、設定される。
【0055】上記のようにして用意されたリストに基づ
き承認条件情報が、図23〜図28及び図31、図32
に示されるようにコード化されて設定され、テーブル3
4(第1の記憶手段1に対応)が完成される。
き承認条件情報が、図23〜図28及び図31、図32
に示されるようにコード化されて設定され、テーブル3
4(第1の記憶手段1に対応)が完成される。
【0056】また、図20には担当者Aが設計した設計
図が示され、図21には担当者Bが設計した設計図が示
され、図22には担当者Cが設計した設計図が示されて
いる。各担当者A、B、Cは、この設計図に基づき、最
寄りのワークステーションを操作して承認案件情報を入
力し、ワークステーション201へ送出する。この承認
案件情報は、図29、図30に示されるようにコード化
され、ワークステーション201の主メモリ22に格納
される。なお、設計図の図面部分はイメージスキャナ3
9により入力され、ワークステーション201へ送られ
てくる。ワークステーション201のCPU21は、こ
れを外部記憶制御部25に与えて外部記憶装置26に記
憶させる。
図が示され、図21には担当者Bが設計した設計図が示
され、図22には担当者Cが設計した設計図が示されて
いる。各担当者A、B、Cは、この設計図に基づき、最
寄りのワークステーションを操作して承認案件情報を入
力し、ワークステーション201へ送出する。この承認
案件情報は、図29、図30に示されるようにコード化
され、ワークステーション201の主メモリ22に格納
される。なお、設計図の図面部分はイメージスキャナ3
9により入力され、ワークステーション201へ送られ
てくる。ワークステーション201のCPU21は、こ
れを外部記憶制御部25に与えて外部記憶装置26に記
憶させる。
【0057】そして、図7〜図14のフローチャートに
より説明した通りの動作により、承認・非承認の判定を
行う。ここで、担当者Aについて考察すると、担当者A
の入力に係る承認案件情報は、営業部が設定した条件に
よると、客先仕様確認が、「未」となっており、客先仕
様の確認が取られていないことが判る。そこで、担当者
Aの設計に係る電子装置については、営業部が設定した
条件との比較が行われる。例えば、設計に係る電子装置
は50MIPSであり、一方、営業部で設定した40M
IPS以上52MIPS以下という条件を満足し、他の
条件についても満足している。更に、各部長が設定した
承認条件及び、社長が設定した承認条件についても全て
満足しており、担当者Aが入力した設計図に係る承認案
件は承認される。この承認案件について、資材部長が部
品について自動発注の要求があるものについてはこれを
許可する旨の設定を行っているときには、図5に示した
テーブル37を参照して依頼書の送信情報が作成され、
所定の発注先に送信される。発注先のアドレスについて
は、部品対応に発注先アドレスが記憶されたアドレステ
ーブル38から得ることができる。
より説明した通りの動作により、承認・非承認の判定を
行う。ここで、担当者Aについて考察すると、担当者A
の入力に係る承認案件情報は、営業部が設定した条件に
よると、客先仕様確認が、「未」となっており、客先仕
様の確認が取られていないことが判る。そこで、担当者
Aの設計に係る電子装置については、営業部が設定した
条件との比較が行われる。例えば、設計に係る電子装置
は50MIPSであり、一方、営業部で設定した40M
IPS以上52MIPS以下という条件を満足し、他の
条件についても満足している。更に、各部長が設定した
承認条件及び、社長が設定した承認条件についても全て
満足しており、担当者Aが入力した設計図に係る承認案
件は承認される。この承認案件について、資材部長が部
品について自動発注の要求があるものについてはこれを
許可する旨の設定を行っているときには、図5に示した
テーブル37を参照して依頼書の送信情報が作成され、
所定の発注先に送信される。発注先のアドレスについて
は、部品対応に発注先アドレスが記憶されたアドレステ
ーブル38から得ることができる。
【0058】図33には、上記の自動発注に際して承認
案件情報から抽出された物品の仕様情報が示されてい
る。ワークステーション201のCPU21は、上記仕
様情報とテーブル37とから、図34に示される発注伝
票フォーマットを用いて送信情報を作成し、発注先に送
信する。伝票中のキーボードの画像情報は、担当者Aに
より入力され、外部記憶装置26に記憶されていたもの
を読み出し、嵌め込んで送信情報としたものである。こ
の様に、本発明の電子承認装置は、承認案件の内容の実
行について承認が得られると、自動実行するので極めて
便利である。
案件情報から抽出された物品の仕様情報が示されてい
る。ワークステーション201のCPU21は、上記仕
様情報とテーブル37とから、図34に示される発注伝
票フォーマットを用いて送信情報を作成し、発注先に送
信する。伝票中のキーボードの画像情報は、担当者Aに
より入力され、外部記憶装置26に記憶されていたもの
を読み出し、嵌め込んで送信情報としたものである。こ
の様に、本発明の電子承認装置は、承認案件の内容の実
行について承認が得られると、自動実行するので極めて
便利である。
【0059】次に、担当者Bが入力した承認案件につい
て考察する。図21、図29、図30に示される担当者
Bの入力した承認案件情報は、設計1課課長の設定した
承認条件(図18、図27、図28)により承認・非承
認の判定が行われ、これを満足しているために設計部長
が設定した承認条件(図17、図25、図26)により
チェックされる。そして、設計部長が設定した承認条件
によっても承認が得られると、他の各部長が設定した承
認条件によってチェックされる。この担当者Bの設計図
は、「他社の生産設備を使用する」としており、生産部
長が設定した承認条件「社内で生産できること」を満足
していないため、非承認となり、担当者Bに対する通知
及び生産部長と社長への連絡が行われる。そして、担当
者Bが承認案件に係る設計図の内容を承認条件に合わせ
て変更して再審査を要求するか生産部長または社長が承
認条件を変更して担当者Bの承認案件に係る設計図の内
容が、変更された承認条件を満たすようになると、当該
承認案件が承認されることになる。
て考察する。図21、図29、図30に示される担当者
Bの入力した承認案件情報は、設計1課課長の設定した
承認条件(図18、図27、図28)により承認・非承
認の判定が行われ、これを満足しているために設計部長
が設定した承認条件(図17、図25、図26)により
チェックされる。そして、設計部長が設定した承認条件
によっても承認が得られると、他の各部長が設定した承
認条件によってチェックされる。この担当者Bの設計図
は、「他社の生産設備を使用する」としており、生産部
長が設定した承認条件「社内で生産できること」を満足
していないため、非承認となり、担当者Bに対する通知
及び生産部長と社長への連絡が行われる。そして、担当
者Bが承認案件に係る設計図の内容を承認条件に合わせ
て変更して再審査を要求するか生産部長または社長が承
認条件を変更して担当者Bの承認案件に係る設計図の内
容が、変更された承認条件を満たすようになると、当該
承認案件が承認されることになる。
【0060】なお、上記担当者Bが入力した承認案件
が、仮に、設計1課課長の設定した承認条件(図18、
図27、図28)により非承認となると、担当者Bへの
通知及び設計1課課長への連絡が実行される。そして、
担当者Bが承認案件に係る設計図の内容を承認条件に合
わせて変更して再審査を要求するか、設計1課課長が承
認条件を変更して担当者Bの承認案件に係る設計図の内
容が、変更された承認条件を満たすようになると、当該
承認案件が承認されることになる。また、設計1課課長
の設定した承認条件には、代理承認が可能であることが
設定されているため、非承認後には、図9のステップS
68で説明したように、代理承認されるかの判定がなさ
れる。ここでは、代理承認は設計2課課長の設定した承
認条件について、満足するか否か判定されることにな
る。
が、仮に、設計1課課長の設定した承認条件(図18、
図27、図28)により非承認となると、担当者Bへの
通知及び設計1課課長への連絡が実行される。そして、
担当者Bが承認案件に係る設計図の内容を承認条件に合
わせて変更して再審査を要求するか、設計1課課長が承
認条件を変更して担当者Bの承認案件に係る設計図の内
容が、変更された承認条件を満たすようになると、当該
承認案件が承認されることになる。また、設計1課課長
の設定した承認条件には、代理承認が可能であることが
設定されているため、非承認後には、図9のステップS
68で説明したように、代理承認されるかの判定がなさ
れる。ここでは、代理承認は設計2課課長の設定した承
認条件について、満足するか否か判定されることにな
る。
【0061】次に、担当者Cが入力した承認案件につい
て考察する。図22、図29、図30に示される担当者
Cの入力した承認案件情報は、設計1課課長の設定した
承認条件(図18、図27、図28)には、条件の設定
が未だ行われていないので、承認・非承認の判定が行わ
れない。この場合、代理承認の設定も、要連絡の設定も
なされていないため、代理承認や選択呼出受信機210
に対する呼び出しが行われることもない。そして、設計
1課課長が担当者Cについての承認条件情報を設定した
ときに、初めて判定が行われることになる。
て考察する。図22、図29、図30に示される担当者
Cの入力した承認案件情報は、設計1課課長の設定した
承認条件(図18、図27、図28)には、条件の設定
が未だ行われていないので、承認・非承認の判定が行わ
れない。この場合、代理承認の設定も、要連絡の設定も
なされていないため、代理承認や選択呼出受信機210
に対する呼び出しが行われることもない。そして、設計
1課課長が担当者Cについての承認条件情報を設定した
ときに、初めて判定が行われることになる。
【0062】そして、設計1課課長の設定した承認条件
により承認・非承認の判定が行われ、これを満足してい
るために設計部長が設定した承認条件(図17、図2
5、図26)によりチェックされる。そして、設計部長
が設定した承認条件によっても承認が得られると、他の
各部長が設定した承認条件によってチェックされる。こ
の担当者Cの設計図は、「他社の生産設備を使用する」
としており、生産部長が設定した承認条件「社内で生産
できること」を満足していないため、非承認となり、担
当者Cに対する通知及び生産部長と社長への連絡が行わ
れる。そして、担当者Cが承認案件に係る設計図の内容
を承認条件に合わせて変更して再審査を要求するか生産
部長または社長が承認条件を変更して担当者Cの承認案
件に係る設計図の内容が、変更された承認条件を満たす
ようになると、当該承認案件が承認されることになる。
により承認・非承認の判定が行われ、これを満足してい
るために設計部長が設定した承認条件(図17、図2
5、図26)によりチェックされる。そして、設計部長
が設定した承認条件によっても承認が得られると、他の
各部長が設定した承認条件によってチェックされる。こ
の担当者Cの設計図は、「他社の生産設備を使用する」
としており、生産部長が設定した承認条件「社内で生産
できること」を満足していないため、非承認となり、担
当者Cに対する通知及び生産部長と社長への連絡が行わ
れる。そして、担当者Cが承認案件に係る設計図の内容
を承認条件に合わせて変更して再審査を要求するか生産
部長または社長が承認条件を変更して担当者Cの承認案
件に係る設計図の内容が、変更された承認条件を満たす
ようになると、当該承認案件が承認されることになる。
【0063】なお、非承認の通知の場合には、CPU2
1により非承認となった承認案件の項目が図35に示さ
れるように抽出され、更に、非承認原因の項目が検出さ
れ、図13のフローチャートにより説明した通り、画像
の該当部分に指示表示が行われる。この様にされた通知
票の例を図36に示す。この例は、ディスプレイが承認
条件を満たさなかったために、矢印により指示表示がな
されている。また、承認されなかった項目に係る「ディ
スプレイ」について、特殊表示である枠囲を施してい
る。また、前述の例のように、「社内で生産できるこ
と」を満足していない場合には、「他社の生産設備を使
用する」という承認案件の項目を特殊表示し、満足すべ
き条件「社内で生産できること」を付記表示等する。こ
の様に表示を行って非承認の通知を行うので、承認案件
のどの部分が承認条件を満足しいていないか一目瞭然で
あり、承認案件の内容を変更して承認を得る場合に便利
である。また、承認・非承認の決定者に対する連絡の場
合にも同様に構成するので、承認が得られるように、承
認条件を変更する場合に便利である。
1により非承認となった承認案件の項目が図35に示さ
れるように抽出され、更に、非承認原因の項目が検出さ
れ、図13のフローチャートにより説明した通り、画像
の該当部分に指示表示が行われる。この様にされた通知
票の例を図36に示す。この例は、ディスプレイが承認
条件を満たさなかったために、矢印により指示表示がな
されている。また、承認されなかった項目に係る「ディ
スプレイ」について、特殊表示である枠囲を施してい
る。また、前述の例のように、「社内で生産できるこ
と」を満足していない場合には、「他社の生産設備を使
用する」という承認案件の項目を特殊表示し、満足すべ
き条件「社内で生産できること」を付記表示等する。こ
の様に表示を行って非承認の通知を行うので、承認案件
のどの部分が承認条件を満足しいていないか一目瞭然で
あり、承認案件の内容を変更して承認を得る場合に便利
である。また、承認・非承認の決定者に対する連絡の場
合にも同様に構成するので、承認が得られるように、承
認条件を変更する場合に便利である。
【0064】なお、実施例においては、下位の者の承認
を前提として、上位の者が承認を与える方式を採用した
が、下位の者が非承認の場合に、上位の者に連絡を行っ
て、下位の者が設定した承認条件情報を変更した入力を
行うか、承認条件情報は変更せずに、下位の者の承認・
非承認を越えて承認・非承認を与える条件情報の入力を
依頼する方式を採用した場合にも本発明は有効である。
を前提として、上位の者が承認を与える方式を採用した
が、下位の者が非承認の場合に、上位の者に連絡を行っ
て、下位の者が設定した承認条件情報を変更した入力を
行うか、承認条件情報は変更せずに、下位の者の承認・
非承認を越えて承認・非承認を与える条件情報の入力を
依頼する方式を採用した場合にも本発明は有効である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本願の請求項1に記
載の電子承認装置によれば、承認案件情報が到来する
と、与えられる承認案件情報に対して、承認を与えるか
否かの条件からなる承認条件情報に基づき承認を与える
か否かの審査がなされ、この審査結果に応じた処理が実
行され、自動的な承認・非承認の処理が行われるので、
短時間で承認を得ることができ、また、承認を得るべき
上司、役員の在・不在に係わりなく承認を得ることが可
能で便利である。
載の電子承認装置によれば、承認案件情報が到来する
と、与えられる承認案件情報に対して、承認を与えるか
否かの条件からなる承認条件情報に基づき承認を与える
か否かの審査がなされ、この審査結果に応じた処理が実
行され、自動的な承認・非承認の処理が行われるので、
短時間で承認を得ることができ、また、承認を得るべき
上司、役員の在・不在に係わりなく承認を得ることが可
能で便利である。
【0066】また、本願の請求項2に記載の電子承認装
置によれば、承認を与えるか否かの審査では、承認案件
情報に対して承認するか非承認とするかの判定、この承
認または非承認の判定に応じて、承認要求者、承認・非
承認決定者及び依頼先に対して行うべき処理の決定が行
われ、自動的な承認・非承認に応じた処理が自動的に決
定されるので、承認要求者が承認・非承認決定者を回る
ことなく、また、依頼を自ら行うことなく、適切な処理
が行われて便利である。
置によれば、承認を与えるか否かの審査では、承認案件
情報に対して承認するか非承認とするかの判定、この承
認または非承認の判定に応じて、承認要求者、承認・非
承認決定者及び依頼先に対して行うべき処理の決定が行
われ、自動的な承認・非承認に応じた処理が自動的に決
定されるので、承認要求者が承認・非承認決定者を回る
ことなく、また、依頼を自ら行うことなく、適切な処理
が行われて便利である。
【0067】また、本願の請求項3に記載の電子承認装
置によれば、承認・非承認に対応する処理実行では、承
認要求者に対して、承認案件に対する承認・非承認の結
果を通知、承認・非承認決定者に対して、承認案件に対
する承認・非承認の結果及び対応の承認案件情報の連
絡、承認案件に係る内容の実行を依頼先に対しての依頼
が自動的に行われるので、承認要求者が承認・非承認決
定者を回ることなく、結果を得ることができ、また、依
頼を自ら行うことなく、適切な処理が行われて便利であ
り、また、承認・非承認決定者に対しても結果が連絡さ
れどの様な案件がどう処理されたかを知ることができる
効果がある。
置によれば、承認・非承認に対応する処理実行では、承
認要求者に対して、承認案件に対する承認・非承認の結
果を通知、承認・非承認決定者に対して、承認案件に対
する承認・非承認の結果及び対応の承認案件情報の連
絡、承認案件に係る内容の実行を依頼先に対しての依頼
が自動的に行われるので、承認要求者が承認・非承認決
定者を回ることなく、結果を得ることができ、また、依
頼を自ら行うことなく、適切な処理が行われて便利であ
り、また、承認・非承認決定者に対しても結果が連絡さ
れどの様な案件がどう処理されたかを知ることができる
効果がある。
【0068】また、本願の請求項4に記載の電子承認装
置によれば、承認案件実行依頼では、依頼に際して、承
認案件に係る内容の実行を依頼するときの、依頼フォー
マット及びデータ形式に係る情報を参照して依頼情報を
作成するので、適切な依頼を可能とする効果がある。
置によれば、承認案件実行依頼では、依頼に際して、承
認案件に係る内容の実行を依頼するときの、依頼フォー
マット及びデータ形式に係る情報を参照して依頼情報を
作成するので、適切な依頼を可能とする効果がある。
【0069】また、本願の請求項5に記載の電子承認装
置によれば、到来する承認条件情報に応じて、第1の記
憶手段内の承認条件情報を更新するように働くので、承
認要求に対して非承認となった場合の後処理、更に、事
情変更による承認条件情報の変更が適切になされ、ダイ
ナミックな承認・非承認の処理が可能であるという効果
を奏する。
置によれば、到来する承認条件情報に応じて、第1の記
憶手段内の承認条件情報を更新するように働くので、承
認要求に対して非承認となった場合の後処理、更に、事
情変更による承認条件情報の変更が適切になされ、ダイ
ナミックな承認・非承認の処理が可能であるという効果
を奏する。
【0070】また、本願の請求項6に記載の電子承認装
置によれば、タイマを参照して、必要時に第1の記憶手
段内の承認条件情報が更新されるので、時間と共に変更
される要素が承認条件情報内で自動的に切り換えられ便
利である。
置によれば、タイマを参照して、必要時に第1の記憶手
段内の承認条件情報が更新されるので、時間と共に変更
される要素が承認条件情報内で自動的に切り換えられ便
利である。
【0071】また、本願の請求項7に記載の電子承認装
置によれば、到来する情報を分析して、管理手段と審査
手段とに振り分ける処理が行われるので、承認条件情報
を更新し、また、承認案件を審査に付すことができ、電
子承認装置の自動的な運用を可能とする。
置によれば、到来する情報を分析して、管理手段と審査
手段とに振り分ける処理が行われるので、承認条件情報
を更新し、また、承認案件を審査に付すことができ、電
子承認装置の自動的な運用を可能とする。
【0072】また、本願の請求項8に記載の電子承認装
置によれば、審査手段は、承認案件情報が再審査に係る
情報である場合には、前記第1の記憶手段の再審査用領
域の承認条件情報を用いて審査を行い、他のときには、
第1の記憶手段には、通常の審査用の承認条件情報が記
憶される通常審査用領域の承認条件情報を用いて審査を
行い、それぞれ必要な承認条件を使用した審査が行われ
ることになり、承認処理の段階に応じて適切な承認処理
を可能とする効果がある。
置によれば、審査手段は、承認案件情報が再審査に係る
情報である場合には、前記第1の記憶手段の再審査用領
域の承認条件情報を用いて審査を行い、他のときには、
第1の記憶手段には、通常の審査用の承認条件情報が記
憶される通常審査用領域の承認条件情報を用いて審査を
行い、それぞれ必要な承認条件を使用した審査が行われ
ることになり、承認処理の段階に応じて適切な承認処理
を可能とする効果がある。
【0073】また、本願の請求項9に記載の電子承認装
置によれば、審査結果が非承認の場合に、承認案件の内
容を変更して承認する場合の留保条件情報を参照して承
認・非承認の審査が行われるので、留保条件を付して承
認するなど、実際に人間が承認する場合に近い処理を可
能とする効果がある。
置によれば、審査結果が非承認の場合に、承認案件の内
容を変更して承認する場合の留保条件情報を参照して承
認・非承認の審査が行われるので、留保条件を付して承
認するなど、実際に人間が承認する場合に近い処理を可
能とする効果がある。
【0074】また、本願の請求項10に記載の電子承認
装置によれば、審査結果が非承認の場合に、承認案件情
報にセットされた連絡要求または承認条件情報にセット
された連絡の可否情報に応じて、承認条件の修正を求め
る連絡を承認・非承認決定者に対して送出する処理の決
定がなされるので、承認条件情報の修正を求める連絡を
送出ことができ、これにより承認情報が修正される等に
より、実際に人間が承認を求め、これに上司が対応する
場合に近い処理を可能とする効果がある。
装置によれば、審査結果が非承認の場合に、承認案件情
報にセットされた連絡要求または承認条件情報にセット
された連絡の可否情報に応じて、承認条件の修正を求め
る連絡を承認・非承認決定者に対して送出する処理の決
定がなされるので、承認条件情報の修正を求める連絡を
送出ことができ、これにより承認情報が修正される等に
より、実際に人間が承認を求め、これに上司が対応する
場合に近い処理を可能とする効果がある。
【0075】また、本願の請求項11に記載の電子承認
装置によれば、審査結果が非承認の場合に、承認案件情
報に非承認に係る項目を指示表示して承認要求者に対す
る通知が行われるので、承認案件のどの部分が承認条件
を満足しいていないか一目瞭然であり、承認案件の内容
を変更して承認を得る場合等に便利である。
装置によれば、審査結果が非承認の場合に、承認案件情
報に非承認に係る項目を指示表示して承認要求者に対す
る通知が行われるので、承認案件のどの部分が承認条件
を満足しいていないか一目瞭然であり、承認案件の内容
を変更して承認を得る場合等に便利である。
【0076】また、本願の請求項12に記載の電子承認
装置によれば、第1の記憶手段を有する電子計算機装
置、または、この電子計算機装置に通信網を介して接続
される電子計算機端末の、少なくとも一方から、承認案
件情報または承認条件情報を入力することができ、承認
要求者と承認・非承認決定者とが、最寄りの計算機装
置、計算機端末を用いることができ便利である。
装置によれば、第1の記憶手段を有する電子計算機装
置、または、この電子計算機装置に通信網を介して接続
される電子計算機端末の、少なくとも一方から、承認案
件情報または承認条件情報を入力することができ、承認
要求者と承認・非承認決定者とが、最寄りの計算機装
置、計算機端末を用いることができ便利である。
【図1】本発明の実施例に係る電子承認装置に用いられ
る電子計算機装置の構成図。
る電子計算機装置の構成図。
【図2】本発明の実施例に係る電子承認装置の構成図。
【図3】本発明の実施例に係る電子承認装置の構成図。
【図4】本発明の実施例に係る電子承認装置に用いられ
る電子計算機装置等であるワークステーションの構成
図。
る電子計算機装置等であるワークステーションの構成
図。
【図5】本発明の実施例に係る電子承認装置において、
承認された承認案件の実行時にデータ形式等を得るため
に用いられるメモリテーブルを示す図。
承認された承認案件の実行時にデータ形式等を得るため
に用いられるメモリテーブルを示す図。
【図6】本発明の実施例に係る電子承認装置において、
承認条件情報を記憶するための記憶手段を示す図。
承認条件情報を記憶するための記憶手段を示す図。
【図7】本発明の実施例に係る電子承認装置の承認・非
承認動作を説明するためのフローチャート。
承認動作を説明するためのフローチャート。
【図8】本発明の実施例に係る電子承認装置の承認・非
承認動作を説明するためのフローチャート。
承認動作を説明するためのフローチャート。
【図9】本発明の実施例に係る電子承認装置の承認・非
承認動作を説明するためのフローチャート。
承認動作を説明するためのフローチャート。
【図10】本発明の実施例に係る電子承認装置の承認・
非承認動作を説明するためのフローチャート。
非承認動作を説明するためのフローチャート。
【図11】本発明の実施例に係る電子承認装置の承認・
非承認動作を説明するためのフローチャート。
非承認動作を説明するためのフローチャート。
【図12】本発明の実施例に係る電子承認装置の承認・
非承認動作を説明するためのフローチャート。
非承認動作を説明するためのフローチャート。
【図13】本発明の実施例に係る電子承認装置の承認・
非承認動作を説明するためのフローチャート。
非承認動作を説明するためのフローチャート。
【図14】本発明の実施例に係る電子承認装置の承認・
非承認動作を説明するためのフローチャート。
非承認動作を説明するためのフローチャート。
【図15】本発明の実施例に係る電子承認装置を使用す
る或る会社の組織図。
る或る会社の組織図。
【図16】本発明の実施例に係る電子承認装置に設定さ
れる承認条件の例を示す図。
れる承認条件の例を示す図。
【図17】本発明の実施例に係る電子承認装置に設定さ
れる承認条件の例を示す図。
れる承認条件の例を示す図。
【図18】本発明の実施例に係る電子承認装置に設定さ
れる承認条件の例を示す図。
れる承認条件の例を示す図。
【図19】本発明の実施例に係る電子承認装置に設定さ
れる承認条件の例を示す図。
れる承認条件の例を示す図。
【図20】本発明の実施例に係る電子承認装置に設定さ
れる承認案件の例を示す図。
れる承認案件の例を示す図。
【図21】本発明の実施例に係る電子承認装置に設定さ
れる承認案件の例を示す図。
れる承認案件の例を示す図。
【図22】本発明の実施例に係る電子承認装置に設定さ
れる承認案件の例を示す図。
れる承認案件の例を示す図。
【図23】本発明の実施例に係る電子承認装置におい
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
【図24】本発明の実施例に係る電子承認装置におい
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
【図25】本発明の実施例に係る電子承認装置におい
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
【図26】本発明の実施例に係る電子承認装置におい
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
【図27】本発明の実施例に係る電子承認装置におい
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
【図28】本発明の実施例に係る電子承認装置におい
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
【図29】本発明の実施例に係る電子承認装置におい
て、コード設定された承認案件情報の例を示す図。
て、コード設定された承認案件情報の例を示す図。
【図30】本発明の実施例に係る電子承認装置におい
て、コード設定された承認案件情報の例を示す図。
て、コード設定された承認案件情報の例を示す図。
【図31】本発明の実施例に係る電子承認装置におい
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
【図32】本発明の実施例に係る電子承認装置におい
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
て、コード設定された承認条件情報の例を示す図。
【図33】本発明の実施例に係る電子承認装置により自
動発注されるキーボードの仕様情報を示す図。
動発注されるキーボードの仕様情報を示す図。
【図34】本発明の実施例に係る電子承認装置により自
動発注されるキーボードの伝票例を示す図。
動発注されるキーボードの伝票例を示す図。
【図35】本発明の実施例に係る電子承認装置により非
承認となった場合の承認案件の各項目情報を示す図。
承認となった場合の承認案件の各項目情報を示す図。
【図36】本発明の実施例に係る電子承認装置により非
承認となった場合の承認案件の通知書の例を示す図。
承認となった場合の承認案件の通知書の例を示す図。
【図37】従来例に係る電子承認装置の構成図。
1 第1の記憶手段 2 第2の
記憶手段 3 管理手段 4 審査手
段 5 処理実行手段 6 分析手
段 7 入力手段 8 タイマ 9 判定部 10 処理
決定部 11 通知部 12 連絡
部 13 承認案件実行依頼部 21 CP
U 22 主メモリ 23 LA
Nインタフェース 24 通信インタフェース 25 外部
記憶制御部 26 外部記憶装置 27 表示
制御部 28 表示器 29 キー
ボード制御部 30 キーボード入力装置 31 マウ
スインタフェース 39 マウス 100 電
子承認装置 100A サテライト電子承認装置 100B
発注先電子承認装置 101−1〜101−n、101A−1 ワークステー
ション 101B−1〜101B−n、201 ワークステーシ
ョン 210 選択呼出受信機 220 公
衆網
記憶手段 3 管理手段 4 審査手
段 5 処理実行手段 6 分析手
段 7 入力手段 8 タイマ 9 判定部 10 処理
決定部 11 通知部 12 連絡
部 13 承認案件実行依頼部 21 CP
U 22 主メモリ 23 LA
Nインタフェース 24 通信インタフェース 25 外部
記憶制御部 26 外部記憶装置 27 表示
制御部 28 表示器 29 キー
ボード制御部 30 キーボード入力装置 31 マウ
スインタフェース 39 マウス 100 電
子承認装置 100A サテライト電子承認装置 100B
発注先電子承認装置 101−1〜101−n、101A−1 ワークステー
ション 101B−1〜101B−n、201 ワークステーシ
ョン 210 選択呼出受信機 220 公
衆網
Claims (12)
- 【請求項1】 与えられる承認案件情報に対して、承認
を与えるか否かの条件からなる承認条件情報が記憶され
る第1の記憶手段と、 承認案件情報が到来すると、前記第1の記憶手段内の承
認条件情報に基づき承認を与えるか否かを審査する審査
手段と、 この審査手段による審査結果に応じた処理を実行する処
理実行手段とを具備することを特徴とする電子承認装
置。 - 【請求項2】 審査手段には、 承認案件情報に対して承認するか非承認とするかの判定
を行う判定部と、 この判定部による承認または非承認の判定に応じて、処
理実行手段が承認要求者、承認・非承認決定者及び依頼
先に対して行うべき処理を決定する処理決定部とが含ま
れることを特徴とする請求項1記載の電子承認装置。 - 【請求項3】 処理実行手段には、 承認要求者に対して、承認案件に対する承認・非承認の
結果を通知する通知部と、 承認・非承認決定者に対して、承認案件に対する承認・
非承認の結果及び対応の承認案件情報を連絡する連絡部
と、 承認案件に係る内容の実行を依頼先に対して依頼する承
認案件実行依頼部とが備えられていることを特徴とする
請求項1または2に記載の電子承認装置。 - 【請求項4】 承認案件に係る内容の実行を依頼すると
きの、依頼フォーマット及びデータ形式に係る情報が記
憶された第2の記憶手段を有し、 承認案件実行依頼部は、依頼に際して前記第2の記憶手
段内の情報を参照して、依頼情報を作成することを特徴
とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電
子承認装置。 - 【請求項5】 到来する承認条件情報に応じて、第1の
記憶手段内の承認条件情報を更新する管理手段が備えら
れていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
れか1項に記載の電子承認装置。 - 【請求項6】 管理手段には、タイマが備えられ、 前記管理手段は、前記タイマを参照して、必要時に第1
の記憶手段内の承認条件情報を更新することを特徴とす
る請求項5記載の電子承認装置。 - 【請求項7】 到来する情報を分析して、管理手段と審
査手段とに振り分ける分析手段が備えられていることを
特徴とする請求項5または請求項6に記載の電子承認装
置。 - 【請求項8】 第1の記憶手段には、通常の審査用の承
認条件情報が記憶される通常審査用領域と、再審査用の
承認条件情報が記憶される再審査用領域とが備えられ、 審査手段は、承認案件情報が再審査に係る情報である場
合には、前記再審査用領域の承認条件情報を用いて審査
を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれ
か1項に記載の電子承認装置。 - 【請求項9】 承認条件情報には、承認案件の内容を変
更して承認する場合の留保条件情報が含まれており、 審査手段は、審査結果が非承認の場合に、前記留保条件
情報を参照して承認・非承認の審査を行うことを特徴と
する請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の電子
承認装置。 - 【請求項10】 審査手段は、 審査結果が非承認の場合に、承認案件情報にセットされ
た連絡要求または承認条件情報にセットされた連絡の可
否情報に応じて、承認条件の修正を求める連絡を承認・
非承認決定者に対して送出する処理を決定することを特
徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の
電子承認装置。 - 【請求項11】 処理実行手段は、 審査結果が非承認の場合に、承認案件情報に非承認に係
る項目を指示表示して承認要求者に通知することを特徴
とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の
電子承認装置。 - 【請求項12】 第1の記憶手段を有する電子計算機装
置と、この電子計算機装置に通信網を介して接続される
電子計算機端末との、少なくとも一方に、承認案件情報
または承認条件情報を入力するための入力手段が備えら
れていることを特徴とする請求項1乃至請求項11のい
ずれか1項に記載の電子承認装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30615694A JPH08161395A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 電子承認装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30615694A JPH08161395A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 電子承認装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08161395A true JPH08161395A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17953729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30615694A Withdrawn JPH08161395A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 電子承認装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08161395A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001306669A (ja) * | 2000-04-17 | 2001-11-02 | Asahi Kasei Corp | 住宅診断システムおよび住宅診断方法 |
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JP2004110810A (ja) * | 2002-08-29 | 2004-04-08 | Ricoh Co Ltd | 情報収集支援システム、サーバ装置、情報収集方法、プログラム及び記録媒体 |
JP2004192540A (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-08 | Fujitsu Ltd | 商談承認要否判断方法 |
JP2006518520A (ja) * | 2003-02-19 | 2006-08-10 | コグノス インコーポレイティド | 企業計画モデルに従った水平な企業計画 |
JP2006518519A (ja) * | 2003-02-19 | 2006-08-10 | コグノス インコーポレイティド | 企業計画モデルのカスケード計画 |
US7275057B2 (en) | 2002-04-16 | 2007-09-25 | Hitachi, Ltd. | Method for reducing communication data amount in business to business electronic commerce |
JP2010211822A (ja) * | 2002-11-12 | 2010-09-24 | Millipore Corp | 機器アクセス制御システム |
-
1994
- 1994-12-09 JP JP30615694A patent/JPH08161395A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2004192540A (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-08 | Fujitsu Ltd | 商談承認要否判断方法 |
JP2006518520A (ja) * | 2003-02-19 | 2006-08-10 | コグノス インコーポレイティド | 企業計画モデルに従った水平な企業計画 |
JP2006518519A (ja) * | 2003-02-19 | 2006-08-10 | コグノス インコーポレイティド | 企業計画モデルのカスケード計画 |
US7756901B2 (en) | 2003-02-19 | 2010-07-13 | International Business Machines Corporation | Horizontal enterprise planning in accordance with an enterprise planning model |
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