JPH08161377A - 地形改変シミュレーション方法 - Google Patents

地形改変シミュレーション方法

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JPH08161377A
JPH08161377A JP30245194A JP30245194A JPH08161377A JP H08161377 A JPH08161377 A JP H08161377A JP 30245194 A JP30245194 A JP 30245194A JP 30245194 A JP30245194 A JP 30245194A JP H08161377 A JPH08161377 A JP H08161377A
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JP
Japan
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Application number
JP30245194A
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English (en)
Inventor
Kohei Shimamoto
孝平 嶋本
Eiichi Sasaki
栄一 佐々木
Hideto Sato
秀人 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AISIA AIR SURVEY CO Ltd
ASIA KOSOKU KK
Original Assignee
AISIA AIR SURVEY CO Ltd
ASIA KOSOKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 地形改変シミュレーション方法によれば、地
形改変の対象となる改変対象領域を含む現地形の数値標
高モデルデータおよび写真地図データを作成して記憶
し、写真地図データを用いて写真地図を表示させ、表示
された写真地図上において改変対象領域を示す境界線を
結ぶ点を指示し、改変対象領域内の改変後の標高値を指
定する改変指定点を指示し、改変方法を示す計算式を選
択し、選択された計算式と指示された改変指定点とから
計算式の面パラメータを算出し、選択された計算式と算
出された面パラメータとから、改変対象領域内の所望点
のすべてについて改変後の標高値を求め、求められた標
高値を新たな標高値として数値標高モデルデータを変更
し、変更された数値標高モデルデータを用いて改変後の
地形を表わす立体的画像を表示させる。 【効果】 既存の現地形を画面上でモニターしながら、
現地形に準拠した形で滑らかに且つ指定した改変高は満
足したような地形改変のシミュレーションを非常に簡単
に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土地造成等に伴う地形
改変技術に関するものであり、特に、地形改変シミュレ
ーション方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、山林地区、丘陵地区、
市街地区においては勿論、海浜地区においても、宅地造
成や公園造成や人工島造成等の大規模な土地造成が行わ
れてきている。この種の土地造成においては、景観保護
や土地崩壊等の災害を未然に防ぐ等の観点からも、その
計画の段階から、土地造成後の地形がどのように変わる
のかを把握しておくことが必要である。
【0003】このための方法としては、従来、計画に従
って地形図を描くとか、模型を作成するとか、コンピュ
ータグラフィックを利用して完成予想図を描くとかの方
法があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
地形図を描く方法では、立体的に把握するのが難しく、
また、模型を作成する方法では、立体的に把握すること
はできるのであるが、計画案毎に模型を作らなければな
らず、多くの計画案について検討する場合には時間と費
用が掛かり過ぎてしまうという問題があった。また、従
来のコンピュータグラフィックを利用する方法は、既存
の現地形を表わすためのデータおよび土地改変のための
データとして非常に多くのデータを扱わねばならず、ま
た、両データを融合させるために多くの処理を必要とし
たりで、手軽に種々の計画案について検討できるという
ものではなかった。その上、従来の手法においては、土
地造成計画案における特徴点、例えば、ある場所の高さ
は必ず何メートルにし、もう1つ別の場所の高さは必ず
何メートルにするとかいった点を、おさえながら計画案
を立体的にイメージさせるようなものはなかった。した
がって、従来のコンピュータグラフイック等にて描かれ
た計画案を示す立体的画像は、おおよその点ではその計
画案にしたがったものではあるが、その計画案において
特に重視したい特徴点を忠実にイメージさせないような
ものとなってしまうことがあった。
【0005】本発明の目的は、前述したような従来の技
術の問題点を解消しうるような地形改変シミュレーショ
ン方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による地形改変シ
ミュレーション方法は、地形改変の対象となる改変対象
領域を含む現地形の数値標高モデルデータおよび写真地
図データを作成して記憶し、前記写真地図データを用い
て写真地図を表示させ、該表示された写真地図上におい
て改変対象領域を示す境界線を結ぶ点を指示し、該改変
対象領域内の改変後の標高値を指定する改変指定点を指
示し、改変方法を示す計算式を選択し、該選択された計
算式と前記指示された改変指定点とから該計算式の面パ
ラメータを算出し、前記選択された計算式と前記算出さ
れた面パラメータとから、前記改変対象領域内の所望点
のすべてについて改変後の標高値を求め、該求められた
標高値を新たな標高値として前記数値標高モデルデータ
を変更し、該変更された数値標高モデルデータを用いて
改変後の地形を表わす立体的画像を表示させることを特
徴とする。
【0007】本発明の好ましい実施態様によれば、前記
写真地図を表示させるときに、前記改変対象領域を含む
メッシュ鳥瞰を表示させる領域を設定し、前記立体的画
像は、前記設定された領域の改変後のメッシュ鳥瞰を表
示するものとされる。
【0008】
【実施例】次に、添付図面に基づいて、本発明の実施例
について本発明をより詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明による地形改変シミュレー
ション方法を実施するためのシステムの構成を概略的に
示している。このシステムは、本発明による地形改変プ
ログラム11を格納したコンピュータ10を備えてお
り、このコンピュータ10は、各種データ、命令等を入
力するためのキーボード13およびマウス14と、文字
や画像等を表示するためのディスプレイ(CRT)12
とを備えている。このシステムは、コンピュータ10に
付属させて、各種データ、画像保存用としてのハードデ
ィスク15を備えている。
【0010】図2は、図1のシステムにおける地形改変
シミュレーション作業の手順を示すフローチャートであ
る。また、図3は、本発明による地形改変シミュレーシ
ョンの手法を分かりやすくするために図式的に示した図
である。以下、これら図を参照しつつ、本発明の方法の
実施例について説明する。
【0011】先ず、地形を改変しようとしている改変対
象領域を含む現地形のステレオ航空写真を入手する。次
いで、この入手したステレオ航空写真から、例えば、ス
キャナーによりAD変換を行ない、写真地図(オルソフ
ォト)データとしてハードディスク15に記憶させてお
く。さらに、図2のステップ21に示すように、ハード
ディスク15に記憶されたデータを利用して、現地形の
数値標高モデル(DEM)を計測して、それを数値標高
モデルデータとしてハードディスク15に記憶させてお
く。このDEMの計測は、種々な方法にて行われうる
が、本出願人による特開平3−167678号公報に開
示されているような3次元数値データ自動計測手法によ
って行うのが好ましい。
【0012】ここで、地形改変プログラム11を起動す
る。このプログラム11に従って、先ず、ステップ22
にて、ハードディスク15に記憶されたデータに基づく
DEMとオルソフォトとがディスプレイ12に表示させ
られる。この時、改変対象領域を含むメッシュ鳥瞰を表
示させる領域を設定しておく。次に、ステップ23に
て、地形を改変する領域を拡大/縮小して、画面上でマ
ウスカーソルを使って領域を指示する境界線をむすぶ点
を次々に指示していく。図3の参照符号Aを付して示す
ディスプレイ12の画面は、改変対象領域が指示された
画像を表示している一例であり、参照符号Bを付して示
すディスプレイ12の画面は、現地形のメッシュ鳥瞰の
表示の一例である。
【0013】次に、ステップ24にて、改変対象領域内
の改変後の標高値(変更値)を指定する改変指定点を、
画面上マウスカーソルをつかって指示する。図3の参照
符号Cを付して示す画面は、このようにして改変指定点
が指示された一例である。次に、ステップ25にて、改
変方法をメニュー選択して指示する。改変方法は、例え
ば、以下の計算式から選択することができる。 Z=aX+bY+c (1) Z=aX+bY+cXY+d (2) Z=aX+bY+cXY+dX2 +cY2 +f (3) ここで、(1) 式は、3点で面を形成する式であり、(2)
式は、4点で面を形成する式であり、(3) 式は、6点で
面を形成する式である。
【0014】そして、ステップ26にて、選択された計
算式と、指示された改変指定点の座標(X、Y、Z)と
から、その計算式の面パラメータ(a、b、c、d、f
等)を算出する。これら面パラメータの算出は、最少自
乗法による。次に、ステップ27にて、指示された改変
対象領域内に含まれるDEMデータをハードディスク1
5から検索し、算出された面パラメータと選択された計
算式とから、それらDEMがある点(X、Y)の平面ま
たは曲面上の点のZ値(改変後の標高値)を計算し、こ
の値を新たな標高値としてDEMデータを変更する。こ
のような操作を改変対象領域内に含まれる所望点の全て
について行う。図3の参照符号Dにて示す画面は、この
変更指示の画面の一例である。
【0015】このようにして変更された数値標高モデル
データは、ハードディスク15に記憶させておき、この
データを用いて、改変後の地形を立体的画像として表示
させるために、メッシュ鳥瞰の表示を行わせることがで
きる。図3の参照符号Eにて示す画面は、このような改
変後のメッシュ鳥瞰の表示の一例である。
【0016】
【発明の効果】既存の現地形を画面上でモニターしなが
ら、現地形に準拠した形で滑らかに且つ指定した改変高
は満足したような地形改変のシミュレーションを非常に
簡単に行うことができる。
【0017】計測したDEMを簡便に変更することがで
きるので、例えば、公園造成や宅地造成計画に際して、
種々な造成計画を容易にシミュレーションすることがで
き、しかも、造成後の改変地形をその計画における特徴
点を忠実におさえた形で立体的に把握することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による地形改変シミュレーション方法を
実施するためのシステムの構成を概略的に示している図
である。
【図2】図1のシステムにおける地形改変シミュレーシ
ョン作業の手順を示す図である。
【図3】本発明による地形改変シミュレーションの手法
を分かりやすくするために図式的に示した図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ 11 地形改変プログラム 12 ディスプレイ 13 キーボード 14 マウス 15 ハードディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9191−5H G06F 15/60 610 C 9365−5H 15/62 350 K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地形改変の対象となる改変対象領域を含
    む現地形の数値標高モデルデータおよび写真地図データ
    を作成して記憶し、前記写真地図データを用いて写真地
    図を表示させ、該表示された写真地図上において改変対
    象領域を示す境界線を結ぶ点を指示し、該改変対象領域
    内の改変後の標高値を指定する改変指定点を指示し、改
    変方法を示す計算式を選択し、該選択された計算式と前
    記指示された改変指定点とから該計算式の面パラメータ
    を算出し、前記選択された計算式と前記算出された面パ
    ラメータとから、前記改変対象領域内の所望点のすべて
    について改変後の標高値を求め、該求められた標高値を
    新たな標高値として前記数値標高モデルデータを変更
    し、該変更された数値標高モデルデータを用いて改変後
    の地形を表わす立体的画像を表示させることを特徴とす
    る地形改変シミュレーション方法。
  2. 【請求項2】 前記写真地図を表示させるときに、前記
    改変対象領域を含むメッシュ鳥瞰を表示させる領域を設
    定し、前記立体的画像は、前記設定された領域の改変後
    のメッシュ鳥瞰を表示するものである請求項1記載の地
    形改変シミュレーション方法。
JP30245194A 1994-12-06 1994-12-06 地形改変シミュレーション方法 Pending JPH08161377A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014175217A1 (ja) * 2013-04-22 2014-10-30 株式会社パスコ 図化システム、図化方法及びプログラム
CN104269081A (zh) * 2014-09-19 2015-01-07 李国栋 轻型测地系统模拟训练装置及轻型测地系统模拟训练方法

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