JPH0816115A - 可変情報表示装置 - Google Patents

可変情報表示装置

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Publication number
JPH0816115A
JPH0816115A JP6151373A JP15137394A JPH0816115A JP H0816115 A JPH0816115 A JP H0816115A JP 6151373 A JP6151373 A JP 6151373A JP 15137394 A JP15137394 A JP 15137394A JP H0816115 A JPH0816115 A JP H0816115A
Authority
JP
Japan
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screen
magnetic
head
endless
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP6151373A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Fujimoto
信之 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP6151373A priority Critical patent/JPH0816115A/ja
Publication of JPH0816115A publication Critical patent/JPH0816115A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 公共施設等に設置する可変情報表示装置の画
像保持時間を延長し、取扱性を向上する。 【構成】 磁気フィルム製の無端帯スクリーン5をロー
ラ7とスクリーン駆動ローラ8に架設する。無端帯スク
リーン5のループ内に消磁ヘッド12と磁気記録ヘッド
11を配置する。無端帯スクリーン5の背面のトナー収
容室14内に清掃ローラ16と現像ローラ15を設置す
る。トナー収容室14には磁性体微粉末Tを収納する。
スクリーン駆動ローラ8の回転によって無端帯スクリー
ン5が回転され、無端帯スクリーン5は消磁ヘッド12
によって消磁され、清掃ローラ16によって清掃され
る。制御装置17が入力されたイメージデータに従って
磁気記録ヘッド11を駆動して磁気潜像を書込み、現像
ローラ15によって磁性体微粉末Tが磁気潜像に付着さ
れて画像が形成され、表示窓3に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、可変情報表示装置に
関するものであり、特に、無端帯スクリーンに情報を表
示する可変情報表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、駅や公共ビルの玄関等において各
種の情報を表示する表示装置として電子写真式可変情報
表示装置が使用されている。此種の可変情報表示装置
は、外筐内に樹脂フィルム等の無端帯スクリーンを内蔵
し、外筐の一面を開放して透明ガラス等を装着し、この
ガラス等を通して無端帯スクリーンの表面に表示された
画像情報を読取れるようにしてある。外筐内には電子写
真記録装置が内蔵されており、無端帯スクリーンを回転
しつつイメージスキャナ等から入力された画像データに
従って無端帯スクリーンに静電潜像を形成し、現像機に
よって静電潜像にトナーを吸着させる。無端帯スクリー
ンが半回転されて無端帯スクリーンの画像表示面が前述
したガラス面部位に位置して停止し、トナー画像による
情報が表示される。上述した情報記録動作時には、予め
無端帯スクリーンの静電潜像が消去され、クリーナによ
って無端帯スクリーン上のトナーを回収した後に新たな
情報が記録されるため、表示情報を任意に更新すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子写真式可変
情報表示装置は、時間の経過により無端帯スクリーンの
静電潜像の電気力が中和されるので、長時間経過後には
トナーが落下して表示情報が不鮮明となったり、消去さ
れることがある。従って、同一情報を長時間継続表示す
る場合は、一定時間毎に情報記録を反復して表示を更新
する必要があり、安定性に難点がある。
【0004】また、表示画像の消去と更新を反復するに
つれて無端帯スクリーンがトナーによって汚染され、美
観が損なわれることになり、無端帯スクリーンの耐久性
に問題がある。そこで、表示画像を長期間安定して保持
できるようにして同一画像の更新作業を不要とし、表示
の安定化並びに操作性の向上を図るとともに、耐久性を
向上するために解決すべき技術的課題が生じてくるので
あり、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、樹脂フィルムの一
面に強磁性体粉末を塗着した磁気フィルムにて無端帯ス
クリーンを形成し、該無端帯スクリーンを一対のローラ
に張架し、少なくとも一方の前記ローラを駆動するスク
リーン回転装置を設け、前記無端帯スクリーンの内側面
に接触する磁気記録ヘッドと消磁ヘッドとを配設し、文
字や図形等の入力データに応じて前記磁気記録ヘッドと
消磁ヘッドとを駆動する磁気記録装置と、磁性体粉末を
前記無端帯スクリーンの表面に供給する現像装置と、前
記表面の磁性体粉末を回収する清掃装置と、前記各装置
を制御する制御装置とを設け、入力データに基づいた画
像を前記無端帯スクリーン上に表示できるようにした可
変情報表示装置を提供するものである。
【0006】
【作用】磁気フィルムにて形成された無端帯スクリーン
は、一対のローラに張架され、モータによって回転され
る。無端帯スクリーンの一面には消磁ヘッドと磁気記録
ヘッドが接触しており、磁気記録装置によって無端帯ス
クリーンの磁気潜像の消去及び書込みが行われる。表示
画面の書込み時には、無端帯スクリーンが回転され、消
磁ヘッドによって一様に消磁され、スクリーン上の磁性
体粉末は清掃装置によって回収される。そして、磁気記
録ヘッドによって磁気潜像が書込まれ、現像装置により
磁性体粉末がスクリーン上に供給され、磁性体粉末が磁
気潜像に吸着されて半回転した無端帯スクリーン上に磁
性体粉末による画像が表示される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図に従って詳述
する。図1は可変情報表示装置1を示し、薄形長方形の
外筐2の前面に表示窓3が開設され、表示窓3に防塵ガ
ラス4が装着されている。外筐2内には無端帯スクリー
ン5が上下方向に架設されており、防塵ガラス4を通し
て無端帯スクリーン5上の表示情報を見ることができ
る。同図(a)に示すように無端帯スクリーン5は、側
板6,6の上下に平行に配設されたローラ7とスクリー
ン駆動ローラ8に巻回され、図2に示すように、下方の
スクリーン駆動ローラ8にはスクリーン駆動モータ9及
びタイミングベルト10或いはギヤ機構等からなるスク
リーン回転装置が連結されている。スクリーン駆動モー
タ9を回転することによりスクリーン駆動ローラ8が連
動し、無端帯スクリーン5が図1(a)に於て反時計方
向へ回転する。
【0008】無端帯スクリーン5は、ポリエチレンテレ
フタレート等の樹脂フィルムの表面に、一般の磁気テー
プと同様にガンマヘマタイトや酸化クローム等の強磁性
体粉末をバインダを用いて塗着した磁気フィルムであ
り、磁気フィルムの両端部を接着或いは融着して無端帯
スクリーン5が形成されている。無端帯スクリーン5の
ループ内には磁気記録ヘッド11と消磁ヘッド12とが
配置され、図2に示すように夫々左右両側板6,6間に
架設されている。磁気記録ヘッド11と消磁ヘッド12
は無端帯スクリーン5の背面側内面に接しており、磁気
記録ヘッド11の上方に消磁ヘッド12が配設され、無
端帯スクリーン5の記録面は消磁ヘッド12によって消
去された後に磁気記録ヘッド11によって磁気潜像が書
込まれる。
【0009】また、無端帯スクリーン5の背面には現像
装置13のトナー収容室14が設けられ、トナー収容室
14内の下部に現像ローラ15が内蔵されている。現像
ローラ15は磁気記録ヘッド11よりも下方に配置さ
れ、磁気記録ヘッド11によって磁化された無端帯スク
リーン5の記録面に向けてトナー収容室14内の鉄粉等
の着色磁性体微粉末Tを掻上げる。
【0010】現像ローラ15の上方には消磁ヘッド12
と磁気記録ヘッド11との中間部に対向して清掃装置で
ある清掃ローラ16が配設されており、消磁ヘッド12
により消磁された無端帯スクリーン5の表面上の着色磁
性体微粉末Tを掻きおとし、トナー収容室14へ回収す
る。現像ローラ15と清掃ローラ16は、スクリーン駆
動ローラ8とギヤ或いはタイミングベルト(図示せず)
を介して連結され、スクリーン駆動ローラ8と同期して
回転する。また、トナー収容室14の下方には消磁ヘッ
ド12と磁気記録ヘッド11及びスクリーン駆動ローラ
8を制御する制御装置17が配設されている。
【0011】図2に示すように、磁気記録ヘッド11は
ヘッドキャリッジ18に装着され、ヘッドキャリッジ1
8はガイドレール19に係合しており、タイミングベル
ト20を介して一般的なシリアルプリンタと同様なヘッ
ド駆動機構(図示せず)に連結されている。また、消磁
ヘッド12は無端帯スクリーン5の全幅に亘って配設さ
れている。
【0012】磁気記録ヘッド11は、図3に示すように
コンピュータ用磁気テープ装置の記録ヘッド等と同様な
マルチトラックヘッドを使用し、ヘッドギャップが磁気
記録ヘッド11の走行方向と直交する姿勢で2個の磁気
記録ヘッド11,11がヘッドキャリッジに装着されて
いる。2個の磁気記録ヘッド11,11の一方のトラッ
クは他方の磁気記録ヘッドのトラックに対してトラック
ピッチの2分の1変位して千鳥状に配置され、トラック
間のスペースを相互に補完して高密度の記録ができるよ
うにしている。
【0013】また、図4は図3に示した一対の磁気記録
ヘッド11,11を複数組用いてヘッドキャリッジ21
に千鳥状に配置したものであり、磁気記録ヘッド11の
個数に比例して記録速度を高速化することができる。図
5は可変情報表示装置1の回路構成を示し、イメージス
キャナ等のイメージ入力装置22からインタフェース2
3、入出力制御装置24を介してCPU25へ入力され
たイメージデータはROM26のプログラムに従ってド
ット展開処理されてRAM27の画像メモリ27aに格
納される。
【0014】CPU25は、スクリーンモータ駆動回路
28を介してスクリーン駆動モータ9を駆動するととも
に、消磁ヘッド駆動回路29を駆動して消磁ヘッド12
により無端帯スクリーン5を全面的に消磁し、且つ、ス
クリーン駆動モータ9と同期してヘッドモータ駆動回路
30、磁気記録ヘッド駆動回路31を駆動し、記録ヘッ
ド走行モータ32により無端帯スクリーン5の幅方向に
磁気記録ヘッド11をスキャンさせて磁気記録面に磁気
潜像パターンを展開する。
【0015】回転運動する無端帯スクリーン5は、前述
したように先ず消磁ヘッド12にて消磁されて清掃ロー
ラ16により従前の画像を形成していた磁性体微粉末T
を除去され、磁気記録ヘッド11にて磁気潜像パターン
を書込まれ、現像ローラ15によって磁性体微粉末Tが
散布されて磁気潜像に付着する。そして、半回転の後に
無端帯スクリーン5が停止され、磁性体微粉末Tによっ
て表現された画像が防塵ガラス4を通して表示される。
【0016】図6は他の実施例を示し、前述した移動形
ヘッドとは異なる固定形ヘッド33の構成を示してい
る。同図に示すように磁気記録ヘッド11,11,…
は、ヘッドギャップが無端帯スクリーン5の送り方向と
直交する姿勢で、ヘッド支持板34上に無端帯スクリー
ン5の全幅に亘って千鳥状に配置されている。この固定
形ヘッド33を使用する場合は、磁気記録ヘッド11の
数量が増加するが、図5に示したヘッドモータ駆動回路
30及び記録ヘッド走行モータ32が省略される。
【0017】尚、磁気記録ヘッド11のトラック数や数
量、形状等は上記一実施例に限定されるべきものではな
く、種々の改変が可能であり、この発明がそれらの改変
されたものに及ぶことは当然である。
【0018】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例において詳述
したように、磁気記録材料を塗着した無端帯スクリーン
に磁気潜像を形成し、着色した鉄粉等の微粉末を吸着さ
せて画像を表現するようにしたので、従来の電子写真式
のものとは異なり、画像を極めて長時間保持することが
できる。従って、時間の経過に伴って画像の鮮明度が低
下したり消減することがないため、一定時間毎に画像を
行って画像を更新する必要がなく、安定性並びに取扱性
が著しく向上する。また、電子写真式のものと比較して
スクリーンが汚染される程度も低いため耐久性も向上
し、運転経費も低下する等種々の効果を奏する発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変情報表示装置の一実施例を示し、
(a)は側面断面図、(b)は正面図である。
【図2】図1に示す可変情報表示装置の正面断面図。
【図3】磁気記録ヘッドの正面図。
【図4】他の実施例を示し、磁気記録ヘッドの正面図。
【図5】図1に示す可変情報表示装置の回路ブロック
図。
【図6】他の実施例を示し、固定形磁気記録ヘッドの正
面図。
【符号の説明】
1 可変情報表示装置 3 表示窓 5 無端帯スクリーン 7 ローラ 8 スクリーン駆動ローラ 11 磁気記録ヘッド 12 消磁ヘッド 13 現像装置 14 トナー収容室 15 現像ローラ 16 清掃ローラ 17 制御装置 18 ヘッドキャリッジ 19 ガイドレール 20 タイミングベルト T 着色磁性体微粉末

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂フィルムに強磁性体粉末を塗着した
    磁気フィルムにて無端帯スクリーン(5)を形成し、該
    無端帯スクリーン(5)を一対のローラ(7,8)に張
    架し、少なくとも一方の前記ローラ(8)を駆動するス
    クリーン回転装置を設け、前記無端帯スクリーン(5)
    の内側面に接触する磁気記録ヘッド(11)と消磁ヘッ
    ド(12)とを配設し、文字や図形等の入力データに応
    じて前記磁気記録ヘッド(11)と消磁ヘッド(12)
    とを駆動する磁気記録装置と、磁性体粉末を前記無端帯
    スクリーン(5)の表面に供給する現像装置(15)
    と、前記表面の磁性体粉末を回収する清掃装置(16)
    と、上記各装置を制御する制御装置(17)とを設け、
    入力データに基づいた画像を前記無端帯スクリーン上に
    表示できるようにした可変情報表示装置。
JP6151373A 1994-07-01 1994-07-01 可変情報表示装置 Pending JPH0816115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6151373A JPH0816115A (ja) 1994-07-01 1994-07-01 可変情報表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6151373A JPH0816115A (ja) 1994-07-01 1994-07-01 可変情報表示装置

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Publication Number Publication Date
JPH0816115A true JPH0816115A (ja) 1996-01-19

Family

ID=15517148

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6151373A Pending JPH0816115A (ja) 1994-07-01 1994-07-01 可変情報表示装置

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JP (1) JPH0816115A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6345858B1 (ja) * 2017-11-01 2018-06-20 櫻護謨株式会社 エレベータの乗りかごおよびエレベータ
CN108320680A (zh) * 2018-02-09 2018-07-24 佛山市和富创电子科技有限公司 一种太阳能广告牌

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6345858B1 (ja) * 2017-11-01 2018-06-20 櫻護謨株式会社 エレベータの乗りかごおよびエレベータ
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