JPH08161076A - 時間計測装置 - Google Patents

時間計測装置

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Publication number
JPH08161076A
JPH08161076A JP6302027A JP30202794A JPH08161076A JP H08161076 A JPH08161076 A JP H08161076A JP 6302027 A JP6302027 A JP 6302027A JP 30202794 A JP30202794 A JP 30202794A JP H08161076 A JPH08161076 A JP H08161076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
reference signal
data
time
counter
Prior art date
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Pending
Application number
JP6302027A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Egawa
雅俊 江川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6302027A priority Critical patent/JPH08161076A/ja
Publication of JPH08161076A publication Critical patent/JPH08161076A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基準信号の誤差により本来必要とされる高精
度な基準時間から計測時間がずれていくという問題を解
決し、自動的にその計測時間の誤差を補正することを目
的とする。 【構成】 基準信号発生部7により発生された基準周波
数f’はカウンタ8の基準となり分周周波数測定端子6
に導かれた分周器の出力周波数f0 を数える。この時、
0 /rに本来求められている周波数に対して、誤差が
有る場合には、カウンタ8の測定データにデータの乱れ
を測定し、記憶部9に格納しておく。また、演算部4で
はカウンタ3により数えられたf0 /rのデータに対
し、記憶部9のデータをもとにしてf0 /rの修正用デ
ータ△fが作成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基準信号発生手段による
基準信号の周波数を用いて時間計測する時間計測装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、時間計測装置は様々な機器に組み
こまれ、マイクロコンピュータと組みあわされて時計表
示、経過時間表示、設定時間経過後の自動動作などの便
利な機能に応用されている。
【0003】以下に従来の時間計測装置について説明す
る。図3は従来の時間計測装置の各機能ブロックを示す
ものである。図3において、1は基準信号発生部であ
る。2は分周器で、基準信号発生部1から得る基準信号
を一定の比率で分周する。3はカウンタで、分周器2で
分周された基準信号の周波数を数えて数字のデータに変
換する。4は演算部で、カウンタ3で得たデータを内部
演算で時間単位のデータに変換する。5は表示部であ
る。
【0004】以上のように構成された時間計測装置につ
いて、以下その動作について説明する。
【0005】まず、基準信号発生部1により、一定の基
準信号の周波数f0 を発生させる。これを分周器2に入
力して一定比率(分周比=r)で分周してf0 /rを得
る。これをカウンタ3に入力してf0 /rの数を数え
る。このようにすることにより、f0 の周波数精度に対
し、r倍の精度で本来必要なf0 /rを得ることができ
る。その数は数字データとして演算部4に入力され、そ
の数字データを時間データに変換される。こうして、基
準信号の周波数f0 により、時間を計測することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、基準信号の周波数f0 は本来必要な基準
信号の周波数からは少しずれていることが多く、また、
周囲の温度や湿度などの環境によりその周波数は更にず
れることがあり、水晶などを用いた高精密な基準信号発
生手段でも±5ppm〜20ppmの周波数偏差があ
る。そのため、従来の時間計測装置による時間計測精度
は月差±15秒〜30秒が限度であるという問題点を有
していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、時間計測に必要な基準信号の周波数の偏差をその装
置自身で補正し、時間計測精度を飛躍的に向上すること
ができる時間計測装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の時間計測装置は、時間計測に必要な基準信号
を発生する基準信号発生手段と、基準信号の周波数をそ
の外部より計測するカウンタと、カウンタにより計測さ
れた周波数をデータとしてその内部に保存する記憶手段
と、記憶手段に保存したデータを用いて基準信号の周波
数と本来必要な周波数とのずれを演算しかつその演算結
果を用いてその基準信号の周波数により計測している時
間の補正をする演算手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】この構成によって、本発明の時間計測装置で
は、時間計測の基準信号の周波数の偏差を外部より計測
し、そのデータを内部に保存でき、その内部に保存した
データにより、基準信号の周波数と本来必要な周波数と
のずれとして演算し、その演算結果に基づいて基準信号
の周波数による時間計測データを補正することができ、
時間計測精度を飛躍的に向上できる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0011】図1において、従来技術と同一の構成要素
には同一番号を付して、その説明を省略する。6は分周
器2の出力周波数を計測するための分周周波数測定端
子、7は基準信号発生部1の周波数f0 に対してサンプ
リングの定理より2倍以上の周波数f' を有する基準信
号発生部、8は基準信号発生部7からのf' を基準とし
て分周周波数測定端子6より得る信号を数えるカウン
タ、9はカウンタ8のデータを記憶する記憶部である。
【0012】以上のように構成された時間計測装置につ
いて、図1、図2を用いてその動作を説明する。
【0013】まず、基準信号発生部1により発生された
基準周波数f0 は分周器2により、f0 /rとなる。一
方、基準信号発生部7により発生された基準周波数f'
はカウンタ8の基準となり、分周周波数測定端子6に導
かれた分周器2の出力周波数f0 を数える。この時、f
0 /rに本来求められている周波数に対して、誤差が有
る場合には、カウンタ8の測定データにデータの乱れ、
すなわち図2の場合は3、3、2、3、3、3・・・・
のようなデータを測定することができる。このカウンタ
8のデータを記憶部9に格納しておく。
【0014】また、演算部4ではカウンタ3により数え
られたf0 /rのデータに対し、記憶部9のデータをも
とにしてf0 /rの修正用データ△fが作成される。す
なわち、ある計測開始時間からf0 /rのデータを修正
するまでにどれくらいの時間△t(=1/△f)が必要
かというデータが演算される。そのデータにより時間△
t毎に1回、f0 /rのデータに対し、補正が行なわ
れ、f0 /r+△fとなる。
【0015】加えて、記憶部9の中に、環境変化に対す
るデータなども入力できるようにしておけば、上記の補
正データの精度をさらに向上することができる。
【0016】さて、以上のようにして補正データと演算
された時間データf0 /r+△fを表示部5で表示すれ
ば、従来と比較して高精度な時間計測装置となる。
【0017】また、記憶部9に補正データを記憶すれ
ば、基準信号発生部7、カウンタ8は必要がなくなり、
個々の機器に、基準信号発生部7、カウンタ8を装備す
る必要がないという効果もある。
【0018】なお、一実施例において計測した時間を利
用する機器を表示部5としたが、時間を利用する機器は
マイクロコンピュータなどの基準時間を必要とする機器
としてもよいことは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、分周周波数測定
端子と、基準信号発生手段と、カウンタと、記憶部とを
設けることにより、従来以上に高精度な時間計測をする
ことができる優れた時間計測装置を実現できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における時間計測装置のブロ
ック図
【図2】本発明の一実施例における時間計測装置の動作
説明のためのタイミング図
【図3】従来の時間計測装置のブロック図
【符号の説明】
1 基準信号発生部 2 分周器 3 カウンタ 4 演算部 5 表示部 6 分周周波数測定端子 7 基準信号発生部 8 カウンタ 9 記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間計測に必要な基準信号を発生する基
    準信号発生手段と、前記基準信号の周波数をその外部よ
    り計測するカウンタと、前記カウンタにより計測された
    周波数をデータとしてその内部に保存する記憶手段と、
    前記記憶手段に保存したデータを用いて基準信号の周波
    数と本来必要な周波数とのずれを演算しかつその演算結
    果を用いてその基準信号の周波数により計測している時
    間の補正をする演算手段とを備えたことを特徴とする時
    間計測装置。
JP6302027A 1994-12-06 1994-12-06 時間計測装置 Pending JPH08161076A (ja)

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JP6302027A JPH08161076A (ja) 1994-12-06 1994-12-06 時間計測装置

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JP6302027A JPH08161076A (ja) 1994-12-06 1994-12-06 時間計測装置

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ID=17904026

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JP6302027A Pending JPH08161076A (ja) 1994-12-06 1994-12-06 時間計測装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999065150A1 (fr) * 1998-06-09 1999-12-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recepteur de radiodiffusion

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999065150A1 (fr) * 1998-06-09 1999-12-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recepteur de radiodiffusion
US6552752B1 (en) 1998-06-09 2003-04-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Clock generating based on a reference signal included in the digital input data of a digital broadcasting receiver

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