JPH08160974A - 曲予約機能付カラオケ装置 - Google Patents

曲予約機能付カラオケ装置

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Publication number
JPH08160974A
JPH08160974A JP6300534A JP30053494A JPH08160974A JP H08160974 A JPH08160974 A JP H08160974A JP 6300534 A JP6300534 A JP 6300534A JP 30053494 A JP30053494 A JP 30053494A JP H08160974 A JPH08160974 A JP H08160974A
Authority
JP
Japan
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music
reserved
reservation
song
key
Prior art date
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Pending
Application number
JP6300534A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Urano
隆好 浦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 後から予約される曲を優先して演奏させるよ
うに、予め曲予約をする事が可能な曲予約機能付カラオ
ケ装置を提供することにある。 【構成】 曲予約キー94cまたは後順位曲予約キー9
4d及び曲数設定キー94eを使用して曲の予約が行わ
れる。予約された曲は、予約された順に予約曲番号格納
エリア95bに格納される。後順位曲予約キー94dに
より曲番号が予約され、優先して先に演奏させる曲数が
曲数設定キー94eにより入力される。後順位曲予約キ
ー94dにより先に予約された曲は、CPU95による
曲予約処理に従い、曲予約キー94cにより後から予約
される曲によって、その記憶順の前後が、曲数設定キー
94eにより入力された曲数を越えるまで、予約曲格納
エリア95bにおいて入れ替えられる。CPU95によ
り予約曲格納エリア95bの先頭に入れ替えられた曲か
ら順に演奏が開始される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、飲食店やカラ
オケボックス、家庭等に設置される曲予約機能付カラオ
ケ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラオケ設備の構成について、図
8を用いて説明する。図8は、従来のカラオケ設備の電
気的構成を示すブロック図である。
【0003】カラオケ設備全体を制御するCPU85に
は、制御プログラムや、演奏用データを、一時的に記憶
するためのメモリ85aが備えられている。前記メモリ
85aには、予約曲番号を格納しておく予約曲格納エリ
アが備えられている。また、前記CPU85には、歌詞
や背景画を表示するためのディスプレイ81と、曲予約
を行うための入力装置83と、曲予約を、遠隔から行う
ためのリモコン84と、曲の演奏に必要なデータを保存
しておくための記憶装置82と、前記記憶装置82に保
存されたデータに基づいて、演奏を行うための演奏装置
86が接続されている。前記演奏装置86には、音声を
増幅するアンプ87が接続され、前記アンプ87には、
音を出力するためのスピーカ88と、音声を入力するた
めのマイク89が接続されている。
【0004】更に、前記入力装置83には、装置の操作
に使用する操作キー83aと、演奏曲の曲番号を指定す
るためのテンキー83bと、前記テンキー83bで指定
された曲を、予約曲として確定する曲予約キー83cが
備えられている。
【0005】更に、前記リモコン84には、前記入力装
置83と同様に、装置の操作に使用する操作キー84a
と、演奏曲の曲番号を指定するためのテンキー84b
と、前記テンキー84bで指定された曲を、予約曲とし
て確定する曲予約キー84cが備えられている。
【0006】次に、以上のように構成された、従来のカ
ラオケ設備の動作について説明する。
【0007】利用者は、まず、リモコン84に備えられ
た操作キー84aを押して、曲の予約が可能な状態に設
定し、次に、テンキー84bを用いて歌いたい曲の曲番
号を指定し、最後に、曲予約キー84cを押して指定さ
れた曲を予約する。
【0008】すると、予約された曲の曲番号が、予約さ
れた順番に、メモリ85aに備えられた予約曲格納エリ
アに格納される。CPU85は、カラオケ設備全体を制
御して、予約曲格納エリアに格納された曲番号に従っ
て、格納された順に曲の演奏を開始させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カラオケ設備では、予約した順番に演奏が開始されるた
め、同一人物が複数の曲を連続して予約してしまうと、
その人が、複数曲連続して歌うことになり、その結果、
他の利用者との待ち時間に大きな偏りが生じるという問
題があった。また、この待ち時間の偏りが極端に大きい
と、その人がカラオケ設備を独り占めしているような悪
い印象を、他の利用者に与えてしまう、という問題点も
あった。
【0010】また、人によっては、自分の予約曲が連続
してしまいそうな場合に、このような状態に陥らないた
めに、2曲目の曲番号を覚えておき、別の人が予約する
のを待って、予約することもあった。その際に、別の人
が予約する迄に、2曲目の曲番号を忘れてしまい、再び
曲番号を調べるという面倒が生じることもあった。
【0011】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、後から予約される曲を優先して
演奏させるように、予め曲予約をする事が可能な、曲予
約機能付カラオケ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の曲予約機能付カラオケ装置は、図7に示すよ
うに、曲の予約を行う曲予約手段Aと、前記曲予約手段
Aにより予約された曲を記憶しておく曲記憶領域Bと、
前記曲記憶領域Bに記憶されている順に従って曲の演奏
を開始させるよう制御する演奏制御手段Cと、前記曲予
約手段Aにより後から予約される曲よりも、演奏優先順
位が低くてもよい曲を予約する後順位曲予約手段Dと、
前記曲記憶領域Bにおいて、前記曲予約手段Aにより予
約された曲と、前記後順位曲予約手段Dにより予約され
た曲との演奏優先順位を入れ替える曲記憶順番入替手段
Eとを備えている。
【0013】尚、前記後順位曲予約手段Dは、それによ
って予約される曲の許容される繰り下がり曲数を設定す
るための曲数設定手段を有していてもよい。
【0014】尚、前記曲記憶順番入替手段Eは、前記曲
予約手段Aにより後から予約される曲を、前記後順位曲
予約手段Dにより先に予約された曲よりも前に、前記曲
数設定手段により設定された曲数を越えるまで入れ替え
るように構成されていてもよい。
【0015】尚、前記曲予約手段Aと、前記後順位曲予
約手段Dは、カラオケ装置本体もしくはリモコンのどち
らか一方に備えられていてもよい。
【0016】更に、前記曲予約手段Aと、前記後順位曲
予約手段Dは、カラオケ装置を制御する入力装置に備え
られていてもよい。
【0017】
【作用】上記のように構成された本発明の曲予約機能付
カラオケ装置によれば、曲予約手段Aにより曲の予約を
行うと、その予約曲は、曲記憶領域Bに記憶される。演
奏制御手段Cは、予約順に従って曲の演奏を開始させる
よう制御する。
【0018】後順位曲予約手段Dは、前記曲予約手段A
により後から予約される曲よりも、演奏優先順位が低く
てもよい曲を予約する。曲記憶順番入替手段Eは、前記
曲記憶領域Bにおいて、前記曲予約手段Aにより予約さ
れた曲と、前記後順位曲予約手段Dにより予約された曲
との演奏優先順位を入れ替える。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0020】まず始めに、本実施例における曲予約機能
付カラオケ装置の全体の構成について図1を用いて説明
する。図1は、本実施例における曲記憶機能付カラオケ
装置の電気的構成を示すブロック図である。尚、以降の
説明において、前述の従来の技術と同じものには同じ符
号を附し、その説明を省略する。
【0021】カラオケ装置全体を制御するCPU95に
は、制御プログラムや、演奏用データを、一時的に記憶
するためのメモリ95aが備えられている。前記メモリ
95aには、予約曲番号を格納しておくための本発明の
曲記憶領域としての予約曲格納エリア95bが備えられ
ている。また、前記CPU95には、歌詞や背景画を表
示するためのディスプレイ81と、カラオケ装置の操作
を行うための、装置の本体前面パネルに設けられた入力
装置93と、装置の本体とは別に設けられ、曲予約操作
を遠隔から行う事が可能なリモコン94と、曲の演奏に
必要なデータを保存しておくための記憶装置82と、前
記記憶装置82に保存されたデータに基づいて、演奏を
行うための演奏装置86が接続されている。
【0022】次に、本実施例の要部である入力装置93
とリモコン94の構成について図1を用いて説明する。
【0023】まず、入力装置93の構成について説明す
る。前記入力装置93は、利用者が歌いたい曲を直接手
で触れることにより選択を行い、この曲を予約するため
のタッチパネルと、演奏音の音程を調整したり、演奏と
歌との音量バランスを調整したり、その他、エコー、音
量、トーンなど各種の調整を行うための各種調整つまみ
により構成されている。
【0024】前記タッチパネルには、カラオケ装置を、
曲の予約が可能な予約モードを設定する際に使用する操
作キー93aと、演奏曲の曲番号を指定するためのテン
キー93bと、前記テンキー93bにより指定された曲
を、予約曲として確定すると共に、前記操作キー93a
により設定された予約モードを、通常モードに設定し直
す曲予約キー93cが備えられている。
【0025】前記入力装置93には、更に、本発明の後
順位曲予約手段としての後順位曲予約キー93dと、本
発明の曲数設定手段としての曲数設定キー93eが備え
られている。
【0026】前記後順位曲予約キー93dは、前記操作
キー93aによって予約モードが設定されている状態に
おいて、前記テンキー93bで指定された曲を、予約曲
として確定すると共に、曲数を入力する事が可能な曲数
設定モードに設定するために使用される。
【0027】前記曲数設定キー93eは、前記後順位曲
予約キー93dによって曲数設定モードが設定されてい
る状態において、前記テンキー93bを使用して曲数を
入力した後操作すると、その曲数を確定すると共に、前
記後順位曲予約キー93dにより設定されたカラオケ装
置の状態を、通常モードに設定し直すために使用され
る。
【0028】次に、リモコン94の構成について説明す
る。前記リモコン94には、前記入力装置93における
前記タッチパネルと同様に、カラオケ装置を、曲の予約
が可能な予約モードを設定する際に使用する操作キー9
4aと、演奏曲の曲番号を指定するためのテンキー94
bと、前記テンキー94bで指定された曲を、予約曲と
して確定すると共に、前記操作キー94aにより設定さ
れた予約モードを、通常のモードに設定し直す曲予約キ
ー94cが備えられている。
【0029】前記リモコン94には、更に、前記入力装
置93と同様の、本発明の後順位曲予約手段としての後
順位曲予約キー94dと、本発明の曲数設定手段として
の曲数設定キー94eが備えられている。
【0030】次に、前記メモリ95aに備えられた予約
曲格納エリア95bの構成について、図2を用いて説明
する。図2は、予約曲格納エリア内の予約曲情報の格納
状態を示す説明図である。
【0031】予約曲格納エリア95bは、予約された曲
の曲番号を格納する予約曲番号格納エリア95cと、そ
の曲の前に挿入して優先的に演奏させる曲数を、フラグ
カウンタとして格納するフラグカウンタ格納エリア95
dからなる。このフラグカウンタは、本実施例において
は、通常予約を行う前記曲予約キー93cまたは前記曲
予約キー94cを使用して予約された場合は、スペース
データが設定され、前記後順位曲予約キー93dまたは
前記後順位曲予約キー94dと、前記曲数設定キー93
eまたは前記曲数設定キー94eを使用して予約された
場合は、1以上の正の数値が設定される。
【0032】これを、図2に従って説明すると、例え
ば、予約曲番号’1001’は、前記曲予約キー93c
または前記曲予約キー94cにより予約され、そのフラ
グカウンタにはスペースデータが設定され、予約曲番
号’3618’は、前記後順位曲予約キー93dまたは
前記後順位曲予約キー94dと、前記曲数設定キー93
eまたは前記曲数設定キー94eにより予約され、その
フラグカウンタに設定された数値は’1’であり、予約
曲番号’6820’は、前記後順位曲予約キー93dま
たは前記後順位曲予約キー94dと前記曲数設定キー9
3eまたは前記曲数設定キー94eにより予約され、そ
のフラグカウンタに設定された数値は’2’である。
【0033】次に、上記のように構成された、本実施例
のカラオケ装置全体を制御するCPUの制御について図
3を用いて説明する。図3は、CPUの制御処理を示す
フローチャートである。
【0034】最初に、S1として、モードが予約モード
に設定されているかどうかを判定する。操作キー93a
またはリモコン94に備えられた操作キー94aが押さ
れると、モードは予約モードになり、YESと判定され
る。操作キー93aまたは操作キー94aが押されない
と、モードは通常モードのままであり、NOと判定され
る。
【0035】S1において、YESと判定された時は、
S2の曲予約処理を行う。この曲予約処理については、
図4におけるCPUの曲予約処理を示すフローチャート
を参照して後に説明を行う。
【0036】次に、S3として、予約曲があるかどうか
を判定する。これは、メモリ95aの予約曲格納エリア
95bの先頭に予約された曲がある時には、S4に進
み、演奏制御処理を行う。この演奏制御処理について
は、図5のCPUの演奏制御処理を示すフローチャート
を参照して後に説明を行う。
【0037】次に、S5として、カラオケ装置の電源が
OFFになったかどうかを判定する。カラオケ装置の電
源が消されてOFFにならない限りは、前述のS1から
S4までの処理を繰り返し実行する。
【0038】次に、本実施例のカラオケ装置の曲予約処
理の詳細について図4、図6を用いて説明する。図4
は、本実施例におけるCPUの曲予約処理を示すフロー
チャートであり、図6は、本実施例における予約曲格納
エリア95b内の予約曲情報の遷移状態を示す図であ
る。
【0039】但し、図6において破線により図示されて
いる人名欄95eは、以降の説明において、曲の予約を
行う利用者の違いをアルファベット1文字で示すために
便宜上付加したものであり、本実施例の予約曲格納エリ
ア95bには、この人名欄95eは実在しない。
【0040】尚、以降の説明における曲予約操作は、入
力装置93またはリモコン94のどちらを用いても可能
であるが、ここでは、リモコン94を使用して行うこと
を前提として説明を進める。
【0041】まず、利用者Aが、予約したい曲に対応し
た曲番号’1852’を指定して、通常予約を行う場合
について説明する。
【0042】利用者Aは、まず、リモコン94に備えら
れた操作キー94aを押した後に、テンキー94bを用
いて’1852’と曲番号を入力する。
【0043】CPU95は、S21において、曲番号の
入力が完了したかどうかを判定する。ここで、利用者A
が曲番号の入力を完了した後、曲予約キー94cを操作
すると、S21における判定はYESとなり、S22へ
進む。
【0044】S22において、選曲種類が、通常予約か
後順位曲予約かを判定する。以降、曲予約キー94cに
よって予約された曲は通常予約と判定し、後順位曲予約
キー94dと曲数設定キー94eによって予約された曲
は後順位曲予約と判定することとする。
【0045】利用者Aは、通常予約として、曲予約キー
94cを操作したので、S22の判断は「選択種類:通
常予約」となり、S26に進む。
【0046】S26において、曲番号’1852’を、
予約曲の最後尾、即ち、メモリ95aの予約曲格納エリ
ア95bの最後尾に格納すると共に、カラオケ装置のモ
ードを予約モードから、通常モードに復元する。
【0047】この時、予約曲は前に存在しないので、予
約曲格納エリア95bは、図6(a)に示す状態とな
る。
【0048】次に、S27に進み、曲番号’1852’
の前に予約された曲が予約曲格納エリア95bにあるか
どうかを判定する。図6(a)に示すとおり曲番号’1
852’の前に予約された曲は、予約曲格納エリア95
bにはないので、「前予約曲:なし」と判定され、S3
3へ進み、曲予約処理を終了してメインルーチンへ戻
る。
【0049】次に、利用者Aが、予約したい曲に対応し
た曲番号’3618’を指定して、後順位曲予約を行う
場合について説明する。
【0050】利用者Aは、リモコン94に備えられた操
作キー94aを押した後、テンキー94bを用いて’3
618’と曲番号を入力する。
【0051】CPU95は、S21において、曲番号の
入力が完了したかどうかを判定する。ここで、利用者A
がテンキー94bを操作した後、後順位曲予約キー94
dを操作すると、S21における判定はYESとなり、
S22へ進む。
【0052】S22において、選曲種類が、通常予約か
後順位曲予約かを判定する。
【0053】利用者Aは、後順位曲予約として、後順位
曲予約キー94dを操作したので、S22の判断は「選
択種類:後順位曲予約」となり、S23に進む。
【0054】S23において、曲番号’3618’を、
予約曲の最後尾、即ち、予約曲格納エリア95bの最後
尾に格納すると共に、カラオケ装置のモードを予約モー
ドから、曲数設定モードに変更する。
【0055】この状態において、利用者Aは、テンキー
94bを使用して繰り下がっても良い曲数として数値’
1’を入力し、次に曲数設定キー94eを押し、優先曲
数を確定する。
【0056】すると、CPU95は、S24に進み、曲
数の入力が完了したかどうかを判定する。曲数設定キー
94eの操作に伴い、S24の判定がYESとなり、次
のS25に進み、曲番号’3618’に対応して優先曲
数として数値’1’を、予約曲格納エリア95bに格納
すると共に、カラオケ装置のモードを曲設定モードから
通常モードに復元する。
【0057】この時、予約曲として’1852’が前に
存在するので、予約曲格納エリア95bは、図6(b)
に示すようになる。
【0058】その後、S33に進み、予約受付処理を終
了してメインルーチンに戻る。
【0059】次に、この状態において、利用者Bが、曲
番号’1110’を指定して、通常予約を行う場合につ
いて説明する。
【0060】利用者Bは、リモコン94に備えられた操
作キー94aを押した後、テンキー94bを用いて’1
110’の曲番号を指定する。
【0061】CPU95は、S21において、曲番号の
入力が完了したかどうかを判定する。ここで、利用者B
が曲予約キー94cを操作すると、S21における判定
はYESとなり、S22へ進む。
【0062】S22において、選曲種類が、通常予約か
後順位曲予約かを判定する。
【0063】利用者Aは、通常予約として、曲予約キー
94cを操作したので、S22の判断は「選曲種類:通
常予約」となり、S26に進む。
【0064】S26において、曲番号’1110’を、
予約曲の最後尾、即ち、予約曲格納エリア95bの最後
尾に格納すると共に、カラオケ装置のモードを予約モー
ドから、通常モードに復元する。
【0065】この時、既に曲番号’1852’と曲番
号’3618’が前に存在するので、予約曲格納エリア
95bは、図6(c)に示すとおりになる。
【0066】次に、S27に進み、曲番号’1110’
の前に予約された曲の曲番号が予約曲格納エリア95b
にあるかどうかを判定する。図6(c)に示すとおり、
曲番号’1110’の前に、既に予約された曲番号’3
618’が存在するので、「前予約曲:あり」と判断さ
れ、S28へ進む。
【0067】S28において、曲番号’1110’の前
に予約された曲番号’3618’のフラグカウンタに数
値が記憶されているかどうかを判定する。図6(c)に
示すとおり、曲番号’3618’には、それに対応する
フラグカウンタに数値’1’が記憶されているので、
「前曲のフラグ:あり」と判断され、S29へ進む。
【0068】S29において、曲番号’1110’と曲
番号’3618’を、図6(d)のように入れ替える。
【0069】次に、S30において、曲番号’361
8’のフラグカウンタの値である’1’から1を減算す
る。すると、予約曲格納エリア95は、図6(e)に示
すとおり’0’になる。
【0070】次に、S31において、曲番号’361
8’のフラグカウンタの値が1未満かどうかを判定す
る。この時、曲番号’3618’のフラグカウンタの値
は、図6(e)に示すとおり’0’であるので、YES
と判定され、S32へ進む。
【0071】S32において、曲番号’3618’のフ
ラグカウンタを、スペースデータによりクリアする。こ
れにより、予約曲格納エリア95は、図6(f)に示す
状態となる。
【0072】このS32における処理によって、以後、
曲予約キー94cにより曲の通常予約が行われても、曲
番号’3618’の演奏順が後ろになることはなくな
る。
【0073】再び、S27に戻り、曲番号’1110’
の前に予約された曲の有無を判定する。図6(f)に示
すとおり、曲番号’1110’の前には、曲番号’18
52’が予約されているので、「前予約曲:あり」と判
断し、S28へ進む。
【0074】S28において、曲番号’1110’の前
に予約された曲番号’1852’のフラグカウンタに数
値が記憶されているかどうかを判定する。図6(f)に
示すとおり、曲番号’1852’には、フラグカウンタ
に数値が記憶されていないので、「前曲のフラグ:な
し」と判断され、S33へ進み、予約受付処理を終了し
てメインルーチンへ戻る。
【0075】次に、本実施例のカラオケ装置の演奏制御
処理の詳細な制御について図5、図6を用いて説明す
る。図5は、CPUの演奏制御処理を示すフローチャー
トである。
【0076】まず、S41において、予約曲格納エリア
95bの先頭にある曲を演奏する。予約曲格納エリアの
先頭に予約された曲は、曲番号’1852’である。そ
こで、CPU95は、曲番号’1852’について以下
の演奏制御を行う。
【0077】CPU95は、記憶装置82から、曲番
号’1852’に対応する背景画像データと、歌詞デー
タと、曲データを、メモリ95aに取り込む。演奏装置
86により、この歌詞データがこの背景画像データに合
成されてから、ディスプレイ81上にこの合成済みの背
景画像の表示が開始される。
【0078】この背景画像の表示と同期を取って、この
曲データは演奏信号に変換され、アンプ87へと送られ
て電気的に増幅されると共に、マイク89を介して入力
される利用者Aの歌声とミキシングされる。アンプ87
は、このミキシングされた演奏信号を、スピーカ88に
より外部へ出力させる。
【0079】次に、S42において、演奏が終了してい
るかどうかを判定する。演奏が終了していなければ、S
45に進み、演奏制御処理を終了してメインルーチンへ
戻る。また、ここで、曲番号’1852’の曲の演奏が
終了していると、この判定はYESとなり、S43へ進
む。
【0080】S43において、予約曲格納エリア95b
の先頭曲を消去する。すると、予約曲格納エリア95b
は、図6(g)に示す状態となる。
【0081】次に、S44において、予約曲格納エリア
95bの予約順を入れ替える。まず、曲番号’111
0’を予約曲格納エリア95bの最先頭に移動させる。
すると、予約曲格納エリア95bは、図6(h)に示す
状態となる。次に、曲番号’3618’を予約曲格納エ
リア95bの一つ上に移動させる。すると、予約曲格納
エリア95bは、図6(i)に示す状態となる。
【0082】最後にS45に進み、演奏制御処理を終了
してメインルーチンへ戻る。
【0083】以上のように動作する本実施例の曲予約機
能付カラオケ装置には、次のような効果を期待すること
ができる。
【0084】利用者Aが、連続して2曲目に予約を行っ
た曲番号’3618’の曲を、後順位曲予約として予約
することによって、曲番号’3618’の曲の前に、利
用者Bが予約した曲番号’1110’の曲を優先させて
予約することができる。
【0085】また、利用者Aは、曲予約キー94cと、
後順位曲予約キー94d及び曲数設定キー94eを上記
のように使い分けることによって、利用者Bが曲番号’
1110’を予約する前に、まとめて曲の予約をするこ
とができる。従って、利用者Aは、利用者Bが曲番号’
1110’の曲を予約するのを待つ必要もなく、また、
曲番号’3618’を覚えておく必要もない。当然、曲
番号’3618’を忘れてしまったり、忘れてしまった
曲番号を探し直す必要もない。
【0086】更に、上記のような、曲予約キー94cと
後順位曲予約キー94d及び曲数設定キー94eとの使
い分けにより、利用者Aがカラオケ装置を独占すること
がなくなるので、利用者Bが利用者Aに不快な印象を持
つこともなくなる。
【0087】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることができる。
【0088】例えば、本実施例では、フラグカウンタの
数値として’1’及び’2’を入力していたが、テンキ
ー94bを用いて1以上の正の数値を優先曲数として入
力し、曲数設定キー94eを押して指定された曲数を確
定することが可能である。
【0089】即ち、本実施例のような局面において、利
用者が設定したいと考える1を越える数値を、曲予約を
行う際に、この曲数設定キーを使用して自由自在に設定
することが可能である。
【0090】また、本実施例では、曲の予約をリモコン
94により行っているが、カラオケ装置を制御する入力
装置93に備えられた、本発明の後順位曲予約手段とし
ての後順位曲予約キー93dと、本発明の後順位曲予約
手段としての曲数設定キー94eを使用することによっ
ても、同一の効果を期待することができる。
【0091】また、あらかじめ優先させる曲数を設定し
ておき、後順位曲予約キー93dと曲数設定キー93e
を一つのキーにより構成しても良い。この場合、優先さ
せる曲数は固定となるが、利用者が押さなければならな
いキー数を減らすことができる。
【0092】また、リモコン94と同様に、カラオケ装
置の本体とは別に設けられ、曲予約操作を遠隔から行う
事が可能な電子早見本に、後順位曲予約キー93dと曲
数設定キー93eを備えることによっても、同一の効果
を期待することができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の曲予約機能付カラオケ装置では、後から予約さ
れる曲を優先して演奏させるように、予め曲予約をする
事が可能である。
【0094】また、その副次的な効果として、同一人物
が演奏曲の予約を連続して行っても、その人が、カラオ
ケ装置を占有しているといった印象を与えにくくするこ
とができるという点が挙げられる。更に、上記のような
印象を与えないようにするために、選曲の間隔を意識的
に調整する等の多くの面倒を解消することができるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における曲予約機能付カラオケ
装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】メモリの予約曲格納エリア内の予約曲情報の格
納状態を示す説明図である。
【図3】CPUの制御処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】CPUの曲予約処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】CPUの演奏制御処理を示すフローチャートで
ある。
【図6】(a) 本実施例における予約曲格納エリア内
の予約曲情報の遷移状態を示す図である。 (b) 本実施例における予約曲格納エリア内の予約曲
情報の遷移状態を示す図である。 (c) 本実施例における予約曲格納エリア内の予約曲
情報の遷移状態を示す図である。 (d) 本実施例における予約曲格納エリア内の予約曲
情報の遷移状態を示す図である。 (e) 本実施例における予約曲格納エリア内の予約曲
情報の遷移状態を示す図である。 (f) 本実施例における予約曲格納エリア内の予約曲
情報の遷移状態を示す図である。 (g) 本実施例における予約曲格納エリア内の予約曲
情報の遷移状態を示す図である。 (h) 本実施例における予約曲格納エリア内の予約曲
情報の遷移状態を示す図である。 (i) 本実施例における予約曲格納エリア内の予約曲
情報の遷移状態を示す図である。
【図7】本発明のクレーム対応図である。
【図8】従来のカラオケ設備の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
94c 曲予約キー 94d 後順位曲予約キー 94e 曲数設定キー 95 CPU 95a メモリ 95b 予約曲格納エリア 95c 予約曲番号格納エリア 95d フラグカウンタ格納エリア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲の予約を行う曲予約手段と、前記曲予
    約手段により予約された曲を記憶しておく曲記憶領域
    と、前記曲記憶領域に記憶されている曲を、その予約順
    序に基づいて演奏するよう制御する演奏制御手段とを備
    える曲予約機能付カラオケ装置において、 前記曲予約手段により後から予約される曲よりも、演奏
    優先順位が低くてもよい曲を予約する後順位曲予約手段
    と、 前記曲記憶領域において、前記曲予約手段により予約さ
    れた曲と、前記後順位曲予約手段により予約された曲と
    の演奏優先順位を入れ替える曲記憶順番入替手段とを備
    えることを特徴とする曲予約機能付カラオケ装置。
  2. 【請求項2】 前記後順位曲予約手段は、それによって
    予約される曲の許容される繰り下がり曲数を設定するた
    めの曲数設定手段を有することを特徴とする請求項1記
    載の曲予約機能付カラオケ装置。
  3. 【請求項3】 前記曲記憶順番入替手段は、前記曲予約
    手段により予約された曲を、前記後順位曲予約手段によ
    り予約された曲よりも前に、前記曲数設定手段により設
    定された曲数を越えるまで入れ替えることを特徴とする
    請求項2記載の曲予約機能付カラオケ装置。
  4. 【請求項4】 前記曲予約手段と、前記後順位曲予約手
    段は、カラオケ装置本体もしくはリモコンの少なくとも
    どちらか一方に備えられていることを特徴とする請求項
    1記載の曲予約機能付カラオケ装置。
  5. 【請求項5】 前記曲予約手段と、前記後順位曲予約手
    段は、カラオケ装置を制御する入力装置に備えられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の曲予約機能付カラオ
    ケ装置。
JP6300534A 1994-12-05 1994-12-05 曲予約機能付カラオケ装置 Pending JPH08160974A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164790A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Daiichikosho Co Ltd いま選出した曲をあとで入力されるはずの他の予約曲に続けて演奏予約できるカラオケ装置
JP2014219456A (ja) * 2013-05-01 2014-11-20 株式会社コシダカホールディングス カラオケシステム

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JP4658033B2 (ja) * 2006-12-27 2011-03-23 株式会社第一興商 いま選出した曲をあとで入力されるはずの他の予約曲に続けて演奏予約できるカラオケ装置
JP2014219456A (ja) * 2013-05-01 2014-11-20 株式会社コシダカホールディングス カラオケシステム

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