JPH096373A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JPH096373A
JPH096373A JP7150251A JP15025195A JPH096373A JP H096373 A JPH096373 A JP H096373A JP 7150251 A JP7150251 A JP 7150251A JP 15025195 A JP15025195 A JP 15025195A JP H096373 A JPH096373 A JP H096373A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 聞く側の人が個人的に判断して採点情報を入
力できるようにし、その採点情報に基づく得点を表示で
きるようにして一層カラオケを楽しむことができるカラ
オケ装置を提供する。 【構成】 中央制御装置31は、採点情報の入力を検知
すると、該採点情報を採点メモリ39に記憶させる。そ
して、歌詞テロップ表示が終了した時点から所定時間が
経過したことを検知すると、採点メモリ39から採点情
報を呼び出し、得点の計算を行い、テレビモニタ45に
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指定された曲の演奏デ
ータに基づいてカラオケ演奏を行なうカラオケ演奏手段
を備え、そのカラオケ演奏に合わせて歌唱して楽しむこ
とが可能なカラオケ装置に係り、特に採点情報入力機能
も備えたカラオケ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、指定された曲の演奏データに
基づいてカラオケ演奏を行なうカラオケ演奏手段を備
え、そのカラオケ演奏に合わせて歌唱して楽しむことが
可能なカラオケ装置であって、さらに採点機能も備えた
カラオケ装置が知られている。この場合の採点は、カラ
オケ装置の内部で行われており、例えば次のように実行
される。
【0003】カラオケ装置がカラオケ演奏のための伴奏
データに加えてボーカル部分のデータ(以下ボーカルデ
ータと呼ぶ)も記憶しており、マイクから入力された歌
唱音声とボーカルデータとに基づいて、歌唱力を採点す
る。この採点方法としては、例えば音程の変化・リズム
等を採点要素として歌唱音声をボーカル信号と比較し、
歌唱音声がどの程度ボーカル信号に近いかによって採点
することが考えられる。音程要素であれば、例えば所定
時間毎に両者の一致具合い(あるいは不一致の具合い)
をカウントし、そのカウント数に基づいて採点したりす
るのである。つまり、オリジナルのボーカルデータとの
差異が無いほど高得点となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に歌を採点する場合に、いかに間違いなく、つまりオリ
ジナルに似せて歌うことだけが採点ポイントではない。
例えば、部分的に別のメロディとなってもその部分の伴
奏とマッチする場合もある。これは、現実の音楽分野に
おいても、例えば歌手が、ライブ等におていはオリジナ
ルとは部分的に違うメロディで歌うといったことはよく
あることである。
【0005】また、歌う人によってその歌の歌詞に対す
る理解や解釈が違ってくる場合もあり、例えば歌による
オーディション等においても、単にオリジナル通りに歌
っているかだけではなく、総合的に採点しているのが現
実である。そして、何よりもカラオケは、単にオリジナ
ル通りに正確に歌うだけが目的ではなく、人によっては
ストレス解消の手段であったりする。そして、この場合
の採点は、上記オーディション等における場合のような
採点自身が目的ではなく、基本はカラオケであり、その
カラオケをより楽しむための付属機能として採点が存在
することを考えると、上述した機械的な採点以外の採点
方法への要求があると思われる。
【0006】そこで、本発明は、上述した課題を解決す
るため、人が歌っている時、聞く側の人が個人的に判断
して採点情報を入力できるようにし、その採点情報に基
づく得点を表示できるようにして一層カラオケを楽しむ
ことができるカラオケ装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び発明の効果】上
記目的を達成するために成された請求項1に記載の発明
は、指定された曲の演奏データに基づいてカラオケ演奏
を行なうカラオケ演奏手段を備えるカラオケ装置におい
て、採点情報を入力するための入力手段と、前記カラオ
ケ演奏手段によってカラオケ演奏が実行されている所定
期間内に前記入力手段を介して入力された採点情報を一
時記憶するための記憶手段と、該記憶手段により記憶さ
れている採点情報に基づいて得点を計算する得点計算手
段と、該得点計算手段によって計算された得点を表示す
るための表示手段とを備えていることを特徴とするカラ
オケ装置である。
【0008】本カラオケ装置によれば、カラオケ演奏手
段によって指定曲の演奏データに基づくカラオケ演奏を
行なわせることができ、そのカラオケ演奏を伴奏として
歌ってカラオケを楽しむのであるが、次のようにして採
点もできる。つまり、入力手段によって採点情報を入力
することができ、記憶手段は、カラオケ演奏手段によっ
てカラオケ演奏が実行されている所定期間内に入力手段
を介して入力された採点情報を一時記憶する。そして、
得点計算手段が、その記憶手段により記憶されている採
点情報に基づいて得点を計算し、表示手段にその計算さ
れた得点を表示することができる。
【0009】したがって、例えば複数人でカラオケを楽
しむ場合に、歌唱者以外の人が採点者となり、個人的に
判断した採点情報を入力すれば、その採点情報に基づく
得点が表示される。このように人が判断した採点が得点
に反映されるので、単にオリジナル通りに歌っているか
だけではなく、総合的に採点できるため、オリジナル通
りに正確に歌ったかどうかだけで採点される従来の機械
的な採点による不都合を解消できる。そして、歌唱者以
外の人にとっても、他人が歌っているカラオケを単に聞
いているだけでなく、採点という形で参加できるので一
層カラオケを楽しむことができる。このように、新しい
カラオケの楽しみ方を実現することができるのである。
【0010】このようなカラオケ装置における採点機能
に関しては、例えば、請求項2に示すように、カラオケ
演奏手段によって実行されるカラオケ演奏の内、歌詞対
応部分の演奏が終了した時点から所定時間経過後に記憶
手段への採点情報の記憶を終了させる記憶期間制御手段
を備えるようにしてもよい。
【0011】例えば、予約リクエストが可能な場合に
は、何曲も連続して演奏されることになる。したがっ
て、次の曲のカラオケ演奏が開始されるまでに、採点情
報の入力を済ませ、好ましくは得点計算・表示を済ませ
る方がよいので、カラオケ演奏の内、歌詞対応部分の演
奏が終了した時点から所定時間経過後に記憶手段への採
点情報の記憶を終了させる。そして、残りの時間(例え
ばカラオケ演奏の後奏がなされている間)において、得
点計算・表示を行えばよい。こうすれば、どの曲に対す
る採点情報であるかが判り、好ましい。なお、採点情報
の記憶開始は、例えばカラオケ演奏が開始した時点でも
よいし、歌詞対応部分が開始した時点でもよい。あるい
は、歌詞対応部分の終了時点から所定時間前から記憶開
始としてもよい。
【0012】また、「採点者」は一人とは限らないの
で、請求項3に示すように、入力手段は、採点情報を識
別情報を付して入力可能とされており、その入力手段に
よって同一の識別情報が付された採点情報が複数入力さ
れた場合には、最後の採点情報だけを有効とする記憶対
象制御手段を備えるようにするとよい。これは、例えば
10点満点で5人が採点情報を入力したとすると、最高
点が50点となるはずであるが、一人が複数回採点情報
を入力するとおかしくなってしまう。そこで、1人が採
点情報が複数入力した場合には、最後の採点情報だけを
有効とすることにして、公平な採点ができるようにした
ものである。
【0013】なお、請求項4に示すように、得点計算手
段が、記憶手段に一時記憶された採点情報が複数ある場
合には、その平均値を得点として計算するようにするこ
とが考えられる。この場合には「採点者」が何人いて
も、最高点は同じとなるので得点の高低が判断し易い。
【0014】また、請求項5に示すように、得点計算手
段によって計算した平均値と共に、その計算に用いた複
数の採点情報自体も表示手段に表示させるようにしても
よい。これによれば、それぞれの「採点者」の採点状況
も知ることができる。一方、請求項6にカラオケ装置
は、請求項1〜5のいずれかに記載のカラオケ装置にお
いて、前記カラオケ演奏手段によってカラオケ演奏をさ
せる曲を選択するためのテンキーを備えたリモコン式選
曲装置を備えており、該リモコン式選曲装置が前記入力
手段に相当し、前記採点情報を前記テンキーを利用して
入力可能に構成されていることを特徴とする。
【0015】曲をリクエストするために、テンキー等を
備えたリモコン式選曲装置がよく用いられているので、
採点情報もテンキーを利用して入力可能にすれば、別個
入力装置を設ける必要がなく、また、採点者がそれぞれ
持っていれば、カラオケ装置本体の場所までわざわざ行
って採点情報を入力する手間もなくなる。
【0016】なお、このようにリモコン式選曲装置を兼
用させる場合には、上記請求項3で示した識別情報は、
例えばそのリモコン式選曲装置毎に設定しておけば、採
点情報を識別情報を付して入力可能となる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1に示すように、カラオケ装置30は、各種
の演算処理が可能でカラオケ装置30の各部を制御する
など制御手段として機能し、本発明における得点計算手
段・記憶期間制御手段・記憶対象制御手段にも相当する
中央制御装置31、カラオケ装置30の外部との無線通
信を実行するための通信手段としての通信制御装置3
2、カラオケ曲データや中央制御装置31の動作プログ
ラム等を格納するための記憶手段としてのハードディス
ク33、中央制御装置31によりハードディスク33か
ら読み出されて転送されてくるディジタルデータをアナ
ログの演奏信号に変換する演奏音再生回路34、演奏音
再生回路34から送られてくる演奏信号を電気的に増幅
しマイクロフォン43を介して入力される音声と適度な
割合でミキシングし、スピーカ44に出力するミキサア
ンプ35、カラオケ曲データに含まれる歌詞データを背
景映像用の背景映像データと合成して表示手段としての
テレビモニタ45に表示させる画面表示制御装置36、
カラオケ装置30に各種指示入力を行うための入力手段
としての多目的入力キー38、後述する採点情報を一時
記憶する記憶手段に相当する採点メモリ39等を備えて
いる。
【0018】ハードディスク33には、予め数千曲程度
のカラオケ曲データが記憶されている。1曲分のカラオ
ケ曲データは、曲同士を識別するための識別情報である
曲番号データと、実体情報とから構成されている。この
内の実体情報は、伴奏音楽の情報であるMIDI(Musi
cal Instrument Digital Interface)規格の演奏データ
および歌詞を文字表示するための歌詞データを含み、曲
に対応した映像情報を符号化した背景映像データが含ま
れることもある。
【0019】このカラオケ装置30においては、利用者
は、前述の多目的入力キー38を操作することにより、
リクエスト曲を入力できるが、カラオケ装置30とは別
体のカラオケ選曲装置50を介してリクエストすること
もできる。図2に示すように、このカラオケ選曲装置
(以下、単に選曲装置ともいう)50のケース51には
表示手段としての液晶表示盤52、0〜9の数字および
A、Bの文字を入力可能な文字キー部54、確定キー5
6並びに取消キー58、採点モードに設定するための採
点キー60およびカーソルの移動を指示するためのカー
ソルキー61からなる入力手段としてのキー群62を備
えている。
【0020】この選曲装置50は、リクエスト曲の番号
を入力する機能に加えて、採点情報も入力することがで
きるようにされている。例えば、採点キー60を操作し
て採点モードにした状態で、文字キー部54を操作して
点数を入力する。また、文字キー部54を操作するので
はなく、採点モードになると、液晶表示版52に採点候
補として例えば1点から10点までが表示され(図2参
照)、カーソルキー61でカーソルKを移動させて再度
採点キー60を操作すると、カーソルが位置している採
点情報(図2の場合では8点)が入力されるようにして
もよい。
【0021】また図3に示すように、この選曲装置50
には、選曲装置50の制御手段としてのCPU70、そ
のCPU70で使用されるプログラム等を記憶する記憶
手段としてのROM72、CPU70で使用される各種
のデータ等を一時的に記憶する一時記憶手段としてのR
AM74が備えられており、これらはバスライン76に
より互いに接続されている。また、バスライン76には
カラオケ装置30の通信制御装置32との間で無線通信
を実行可能な通信手段としての通信部78も接続されて
おり、入力したリクエスト曲の番号や採点情報はこの通
信部78よりカラオケ装置30側へ送信される。
【0022】CPU70には上述のキー群62が接続さ
れており、キー群62を構成する各キー54〜60を介
して各種の指令等をCPU70に入力できる。液晶ドラ
イバ82には上述した液晶表示盤52が接続されてお
り、液晶ドライバ82は、CPU70から送出される指
令およびデータに従って液晶表示盤52を駆動し、表示
させることができる。
【0023】以上の構成を有する本実施例のカラオケ装
置における採点に係る処理を説明する。選曲装置50を
用いて、所望のリクエスト曲の曲番号を入力すると、そ
の曲番号がカラオケ装置30側に送信され、カラオケ装
置30では、その送信されたリクエスト曲に対応するカ
ラオケ演奏を実行する。なお、リクエストは所定曲数ま
で予約することができる。つまり、選曲装置50が送信
したリクエスト曲の曲番号を受信したならば、既に受け
ているリクエスト曲に続く演奏順位の予約としてハード
ディスク33に記憶する。この演奏順位は、1曲のカラ
オケ演奏がなされる毎に繰上げられ、演奏順位1位の曲
が次々とカラオケ演奏されるのである。
【0024】図4のフローチャートでカラオケ演奏が開
始されてから採点処理の結果としての得点表示がされる
までを説明する。まずS10では、所定のカラオケ演奏
処理を開始する。このカラオケ演奏処理について説明す
る。中央制御装置31は、演奏順位1位の曲番号に対応
するカラオケ曲データの演奏データおよび歌詞データ
(カラオケ曲データに背景映像データがあればそれも含
めて)をハードディスク33から読み出し、演奏データ
は演奏音再生回路34に、歌詞データおよび背景映像デ
ータは画面表示制御装置36にそれぞれ転送する。
【0025】演奏音再生回路34に入力される演奏デー
タに基づいて、演奏音再生回路34はアナログの演奏信
号を合成し、その合成された演奏信号は、ミキサアンプ
35へ送られて電気的に増幅されるとともに、マイクロ
フォン43を介して入力される利用者の歌声と適度な割
合でミキシングされる。ミキシングされた音声信号は、
スピーカ44により演奏音として外部へ出力される。
【0026】一方、演奏データと同期して出力される歌
詞データは、画面表示制御装置36において、背景映像
データと合成(スーパーインポーズ)されてテレビモニ
タ45に表示される。これにより、テレビモニタ45に
は、背景映像に歌詞テロップが合成された状態で表示さ
れる。なお、カラオケ曲データに背景映像データが含ま
れない場合には、画面表示制御装置36は図示しない映
像ソース(例えばビデオディスクプレーヤ等)から供給
される背景映像データと歌詞データとを合成してテレビ
モニタ45に表示させる。利用者は、歌詞テロップを見
ながらカラオケ演奏に合わせて歌うことができる。
【0027】図4のS20では、歌部分か開始したかど
うかを判断する。これは、テレビモニタ45への歌詞テ
ロップの表示が開始されたかどうかで判断すればよい。
もし歌部分がまだ開始されていない場合には(S20:
NO)、歌部分が開始されるまで待ち、開始したら(S
20:YES)、S30へ移行する。S30では、カラ
オケ装置30の採点メモリ39をクリアする。
【0028】続く、S40では、外部からの入力がある
かどうかをチェックする。そして、外部入力がある場合
には(S40:YES)、S50へ移行し、その外部入
力が採点情報であるかどうかをチェックする。この採点
情報の外部入力は、上述したように、選曲装置50の採
点キー60を操作して採点モードにした状態で、文字キ
ー部54を操作して点数を入力する等して入力した採点
情報が、通信部78よりカラオケ装置30側へ送信され
ることによって外部入力となる。
【0029】その外部入力が採点情報の場合には(S5
0:YES)、S60へ移行し、その採点情報を採点メ
モリ39に記憶する。一方、その外部入力が採点入力で
はない場合には(S50:NO)、S70へ移行し、そ
の入力された内容に対応する処理を行う。このその他の
外部入力としては、例えばリクエスト曲の番号入力が挙
げられる。
【0030】S60あるいはS70の処理が終了する
と、S80へ移行する。また、S40で外部入力がない
場合には、S50〜70の処理を実行することがなくS
80へ移行する。S80では、歌部分が終了してから所
定時間経過したかどうかを判断する。これは、上述した
歌部分か開始したかどうかの判断と同様に、テレビモニ
タ45への歌詞テロップの表示が終了した時点から所定
時間が経過したかどうかで判断すればよい。歌部分終了
から所定時間が経過していない場合には(S80:N
O)、S40の外部入力の有無判断に戻る。一方、経過
していれば(S80:YES)、S90へ移行する。な
お、この所定時間は、例えば10秒程度でよい。つま
り、採点者が点数を判断して入力するだけの時間があれ
ばよいのであるが、だいたいの点数は、歌っている途中
から判断しており、現実的にも歌い終ると同時に点数入
力することも可能であるので、この程度の時間でよい。
【0031】S90では、カラオケ装置30の採点メモ
リ39に記憶されている内容を呼び出す。そして、S1
00では、呼び出された内容に基づき、採点情報がある
かどうかをチェックする。もし、採点情報が記憶されて
いれば(S100:YES)、S110へ移行して得点
の計算を行ない、S120にて得点をテレビモニタ45
に表示させるが、採点情報が記憶されていなければ(S
100:NO)、そのまま本処理を終了する。
【0032】ここで、S110での得点計算について説
明する。得点計算としては大きくわけて2種類あり、一
つは記憶されている採点情報の合計を得点として計算す
る方法である。そして、もう一つは、合計点を記憶され
ている採点情報で割った平均点を得点として計算する方
法である。なお、S120で得点をテレビモニタ45に
表示する場合、合計点あるいは平均点のみを表示するの
ではなく、その基となった採点情報自体も表示するよう
にしてもよい。
【0033】なお、テレビモニタ45に表示させた得点
は次の曲のカラオケ演奏が開始するまで表示し続けてお
き、開始したら消去するようにすればよい。以上説明し
たように、本実施例のカラオケ装置30によれば、例え
ば歌唱者以外の人が採点者となり、個人的に判断した採
点情報を選曲装置50を用いて入力することができ、そ
の採点情報に基づく得点がテレビモニタ45に表示され
る。このように人が判断した採点が得点に反映されるの
で、単にオリジナル通りに歌っているかだけではなく、
総合的に採点できるため、オリジナル通りに正確に歌っ
たかどうかだけで採点される従来の採点機械での採点に
よる不都合を解消できる。そして、歌唱者以外の人にと
っても、他人が歌っているカラオケを単に聞いているだ
けでなく、採点という形で参加できるので一層カラオケ
を楽しむことができる。このように、新しいカラオケの
楽しみ方を実現することができるのである。
【0034】また、本実施例の場合には、曲をリクエス
トするための選曲装置50を介して採点情報を入力可能
にしてあるので、別個入力装置を設ける必要がなく、ま
た、採点者がそれぞれ持っていれば、カラオケ装置30
本体の場所までわざわざ行って採点情報を入力する手間
もなくなる。
【0035】以上、実施例に従って、本発明について説
明したが、本発明はこのような実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに
実施できることは言うまでもない。例えば、「採点者」
は一人とは限らないので、選曲装置50を複数台備えて
おき、それぞれに識別番号を設定しておくとよい。そし
て、例えば図4のS120で得点をテレビモニタ45に
表示させる場合に、その識別番号に対応して得点計算の
基になった採点情報自体も表示させれば、誰が何点を入
れたが判り、その点でも楽しめる。
【0036】なお、一人が複数回採点情報を入力した場
合に、それが有効となってしまうと得点自体がおかしく
なってしまうので、例えば、同一の識別情報が付された
採点情報が複数入力された場合には、最後の採点情報だ
けを有効とすることが考えられる。これは、中央制御装
置31が、採点メモリ39に採点情報を記憶させる際
に、同一の識別情報に係る採点情報が再度入力された場
合には前回の採点情報の代わりに記憶させる、つまり更
新記憶させるようにすればよい。
【0037】また、上記実施例では、選曲装置50とカ
ラオケ装置30との間の通信を無線通信としているが、
これを有線通信とすることもできる。また、無線通信に
おいても、電波、赤外線、レーザ光線、超音波など任意
の媒介手段を使用できる。また、液晶表示盤に代えてブ
ラウン管等の表示器具を使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のカラオケ装置の概要構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 採点情報入力機能を持つ実施例のカラオケ選
曲装置の正面図である。
【図3】 採点情報入力機能を持つカラオケ選曲装置の
概要構成を示すブロック図である。
【図4】 実施例のカラオケ装置においてカラオケ演奏
が開始されてから採点処理の結果としての得点表示がさ
れるまでの処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
30…カラオケ装置 31…中央制御装置 32…通信制御装置 33…ハードディス
ク 36…画面表示制御装置 39…採点メモリ 45…テレビモニタ 50…カラオケ選曲
装置 52…液晶表示盤 54…文字キー部 56…確定キー 58…取消キー 60…採点キー 61…カーソルキー 62…キー群 70…CPU 78…通信部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定された曲の演奏データに基づいてカ
    ラオケ演奏を行なうカラオケ演奏手段を備えるカラオケ
    装置において、 採点情報を入力するための入力手段と、 前記カラオケ演奏手段によってカラオケ演奏が実行され
    ている所定期間内に前記入力手段を介して入力された採
    点情報を一時記憶するための記憶手段と、 該記憶手段により記憶されている採点情報に基づいて得
    点を計算する得点計算手段と、 該得点計算手段によって計算された得点を表示するため
    の表示手段とを備えていることを特徴とするカラオケ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラオケ装置におい
    て、 前記カラオケ演奏手段によって実行されるカラオケ演奏
    の内、歌詞対応部分の演奏が終了した時点から所定時間
    経過後に前記記憶手段への採点情報の記憶を終了させる
    記憶期間制御手段を備えていることを特徴とするカラオ
    ケ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のカラオケ装置に
    おいて、 前記入力手段は、前記採点情報を識別情報を付して入力
    可能とされており、 その入力手段によって同一の識別情報が付された採点情
    報が複数入力された場合には、最後の採点情報だけを有
    効とする記憶対象制御手段を備えていることを特徴とす
    るカラオケ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3に記載のカラオケ装
    置において、 前記得点計算手段は、前記記憶手段に一時記憶された採
    点情報が複数ある場合には、その平均値を得点として計
    算することを特徴とするカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のカラオケ装置におい
    て、 前記得点計算手段によって計算した平均値と共に、その
    計算に用いた複数の採点情報自体も前記表示手段に表示
    させることを特徴とするカラオケ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のカラオ
    ケ装置において、 前記カラオケ演奏手段によってカラオケ演奏をさせる曲
    を選択するためのテンキーを備えたリモコン式選曲装置
    を備えており、 該リモコン式選曲装置が前記入力手段に相当し、前記採
    点情報を前記テンキーを利用して入力可能に構成されて
    いることを特徴とするカラオケ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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