JPH08160818A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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Publication number
JPH08160818A
JPH08160818A JP6298306A JP29830694A JPH08160818A JP H08160818 A JPH08160818 A JP H08160818A JP 6298306 A JP6298306 A JP 6298306A JP 29830694 A JP29830694 A JP 29830694A JP H08160818 A JPH08160818 A JP H08160818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fur brush
drive
torque
unit
toner
Prior art date
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Pending
Application number
JP6298306A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Nakayama
正之 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6298306A priority Critical patent/JPH08160818A/ja
Publication of JPH08160818A publication Critical patent/JPH08160818A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々の使用状況において、常に安定な清掃性
が得られ、かつ高い信頼性が得られる電子写真装置のフ
ァーブラシ清掃装置を得る。 【構成】 ファーブラシ1の回転トルクを回転トルク検
出部5により検出し、それにあった回転数を決定し、フ
ァーブラシ制御部6がモーター制御部3を制御して最適
回転数でファーブラシ1を回転させることで、ブラシ消
耗度などに依らず、常に安定した清掃性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばプリンタや複
写機等の電子写真装置に関するものであり、特に感光体
上の残留トナーを清掃するファーブラシ清掃装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に電子写真装置は、感光体表面に静
電的潜像を光学的手法により形成し、磁気ブラシロール
により潜像上にトナーを付着させて可視化し、そのトナ
ー像を用紙に転写させる。用紙上に転写されたトナー
は、加熱あるいは加圧され用紙上に固着され永久像とな
る。ここで、感光体に現像されたトナーは、全て用紙上
に付着することはなく、感光体上に残留するトナーは清
掃装置により清掃され、上記工程を繰り返す。ここで残
留トナーを清掃しきれないと用紙汚染、画質の低下等大
きな影響を及ぼす。
【0003】図8は例えば特開平2−77781号公報
に示された従来の電子写真装置のファーブラシ清掃装置
を示す概略説明図であり、図において、1は感光体表面
上に残留したトナーをクリーニングするために用いられ
るファーブラシ、2はファーブラシを回転させるための
ファーブラシモータ、3はファーブラシモータ2の駆動
回路、19はファーブラシモータ2の回転数を切り替え
るスピードコントローラ、11はファーブラシ1の使用
枚数をカウントするページカウンタ、6はファーブラシ
1の使用枚数に応じてスピードコントローラ19に対
し、回転数制御を行う制御装置である。また7は感光
体、Tは転写後の残留トナーである。
【0004】次に動作について説明する。電子写真プロ
セスにより感光体上に形成されたトナー像は転写部で用
紙などに転写され、この時の転写残のトナーはファーブ
ラシ駆動回路3によって駆動されるモータ2によって回
転されるファーブラシ1によって擦られ、感光体7上か
ら機械的に掻き落とされる。この掻き落とし能力すなわ
ち清掃性はファーブラシの使用枚数と回転数の関数とな
っており、使用枚数とともに回転数を増加させるとファ
ーブラシの寿命を長くすることができる。そこで従来は
ページカウンタ11にてファーブラシ1の使用枚数を管
理し、制御装置6はスピードコントローラ19を介して
例えば10万頁印字毎にファーブラシ1の回転数を自動
的に切り替えていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子写真装置の
ファーブラシ清掃装置は以上のように構成されているの
で、印字枚数だけで無条件に回転数を切り替えてしまう
が、ファーブラシの消耗は印字パターンや使用環境によ
っても変化するため、必ずしも最適な回転数が得られな
かった。回転数が低すぎる場合には清掃不良となり、ま
た高すぎる場合には感光体へのトナーフィルミングが発
生するため、これを最適回転数に維持することは重要で
ある。ここで、トナーフィルミングとは、感光体表面に
トナーの成分が少しずつ塗りつけられて膜を作る現象を
いい、これが成長していくと印字汚れやその逆の印字薄
れが発生する。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、種々の使用環境でのファーブラ
シに対して、常に最適な回転数条件で清掃するファーブ
ラシ清掃装置を備えた電子写真装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る電子写真装置は、感光体に付着した残留トナーを除
去するファーブラシと、このファーブラシを駆動させる
駆動部と、この駆動部の駆動動作を外部からの入力に応
じて制御する駆動制御部と、ファーブラシの駆動により
生じるトルクを検出するトルク検出部と、このトルク検
出部において検出されたトルクを表示するトルク表示部
とを備えたものである。
【0008】請求項2に記載の発明に係る電子写真装置
は、感光体に付着した残留トナーを除去するファーブラ
シと、このファーブラシを駆動させる駆動部と、ファー
ブラシの駆動により生じるトルクを検出するトルク検出
部と、トルク検出部において検出されたトルクに応じて
前記駆動部の駆動動作を制御する駆動制御部とを備えた
ものである。
【0009】請求項3に記載の発明に係る電子写真装置
は、請求項2記載の発明に係る電子写真装置において、
駆動制御部をトルクと駆動動作とを対応させたテーブル
を有し、当該テーブルに従い駆動動作を制御するように
したものである。
【0010】請求項4に記載の発明に係る電子写真装置
は、感光体に付着した残留トナーを除去するファーブラ
シと、ファーブラシを駆動させる駆動部と、ファーブラ
シの使用度を検出する使用度検出部と、ファーブラシの
駆動により生じるトルクを検出するトルク検出部と、使
用度検出部において検出されたファーブラシの使用度及
びトルク検出部において検出されたトルクに応じて駆動
部の駆動動作を制御する駆動制御部とを備えたものであ
る。
【0011】請求項5に記載の発明に係る電子写真装置
は、感光体に付着した残留トナーを除去するファーブラ
シと、ファーブラシを駆動させる駆動部と、駆動部の駆
動動作を制御する駆動制御部と、ファーブラシの駆動に
より生じるトルクを検出するトルク検出部と、トルク検
出部において検出されたトルクが所定値を越えた場合に
アラーム信号を発生させるアラーム発生部を備えたもの
である。
【0012】請求項6に記載の発明に係る電子写真装置
は、上記請求項1〜5記載の発明に係る電子写真装置に
おける駆動部を前記ファーブラシを回転させることによ
り駆動することとし、さらに駆動制御部においてファー
ブラシを正回転しかつ逆回転させることにより制御する
ものである。
【0013】請求項7に記載の発明に係る電子写真装置
は、感光体に付着した残留トナーを除去するファーブラ
シと、ファーブラシを駆動させる駆動部と、駆動部の駆
動動作を外部からの入力に応じて制御する駆動制御部
と、感光体にテスト用トナーを発生させるテスト用トナ
ー発生部と、テスト用トナー発生部において発生された
トナーを検出するテスト用トナー検出部と、テスト用ト
ナー検出部の検出結果を表示する表示部を備えたもので
ある。
【0014】請求項8に記載の発明に係る電子写真装置
は、感光体に付着した残留トナーを除去するファーブラ
シと、ファーブラシを駆動させる駆動部と、感光体にテ
スト用トナーを発生させるテスト用トナー発生部と、テ
スト用トナー発生部において発生されたトナーを検出す
るテスト用トナー検出部と、テスト用トナー検出部の検
出結果に応じて駆動部の駆動動作を制御する駆動制御部
を備えたものである。
【0015】
【作用】請求項1に記載の発明に係る電子写真装置は、
トルク検出部においてファーブラシの駆動により生じる
トルクを検出し、トルク表示部においてトルク検出部に
より検出されたトルクを表示するとともに、駆動制御部
においてファーブラシを駆動させる駆動部の駆動動作を
外部からの入力に応じて制御する。
【0016】請求項2に記載の発明に係る電子写真装置
は、トルク検出部においてファーブラシの駆動により生
じるトルクを検出し、トルク検出部において検出された
トルクに応じてファーブラシを駆動させる駆動部の駆動
動作を制御する。
【0017】請求項3に記載の発明に係る電子写真装置
は、さらに駆動制御部をトルクと駆動動作とを対応させ
たテーブルに従い駆動動作を制御する。
【0018】請求項4に記載の発明に係る電子写真装置
は、使用度検出部においてファーブラシの使用度を検出
するとともに、トルク検出部においてファーブラシの駆
動により生じるトルクを検出し、さらに使用度検出部に
おいて検出されたファーブラシの使用度及びトルク検出
部において検出されたトルクに応じてファーブラシを駆
動させる駆動部の駆動動作を制御する。
【0019】請求項5に記載の発明に係る電子写真装置
は、トルク検出部においてファーブラシの駆動により生
じるトルクを検出し、アラーム発生部においてトルク検
出部において検出されたトルクが所定値を越えた場合に
アラーム信号を発生させる。
【0020】請求項6に記載の発明に係る電子写真装置
は、駆動部においてファーブラシを回転させることによ
り駆動することとし、さらに駆動制御部をファーブラシ
を正回転しかつ逆回転させることにより制御する。
【0021】請求項7に記載の発明に係る電子写真装置
は、テスト用トナー発生部において感光体にテスト用ト
ナーを発生させ、テスト用トナー検出部においてテスト
用トナー発生部より発生されたトナーを検出し、表示部
においてテスト用トナー検出部の検出結果を表示し、駆
動制御部においてファーブラシを駆動させる駆動部の駆
動動作を外部からの入力に応じて制御する。
【0022】請求項8に記載の発明に係る電子写真装置
は、テスト用トナー発生部において感光体にテスト用ト
ナーを発生させ、テスト用トナー検出部においてテスト
用トナー発生部により発生されたトナーを検出し、駆動
制御部においてこのテスト用トナー検出部の検出結果に
応じてファーブラシを駆動させる駆動部の駆動動作を制
御する。
【0023】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は感光体表面上に残留したトナ
ーをクリーニングするために用いられるファーブラシ、
2はファーブラシ1を回転させるモーターであり、駆動
部として動作する。3はモータ2の回転数を制御するモ
ーター駆動部、4はファーブラシ1の回転数を検出し、
検出結果を出力する回転数検出部、5はモーター2の駆
動トルクを検出し、検出結果を出力する駆動トルク検出
部、6はモーター駆動部3を介してモーター2の回転数
を制御するファーブラシ制御部である。モーター制御部
3、ファーブラシ制御部6により駆動制御部が構成され
る。
【0024】また、7は感光体、8はトルク検出部5で
検出したモーター2の駆動トルクについて外部より知覚
できるように表示するディスプレイ等のトルク表示部に
接続されるトルクモニター端子、9は外部よりファーブ
ラシ制御部6を介してモーター2の回転数を調整する回
転数調整ダイヤルである。なお、Tは転写後の残留トナ
ーを示している。
【0025】一般にファーブラシ1の清掃性は駆動トル
クが低い状態で高く、逆に駆動トルクが高い状態では低
くなる。従って、駆動トルクが最適値よりも低い場合に
は清掃性が高いと判断されるが、ファーブラシの回転数
が高すぎるためトナーフィルミングが発生する恐れがあ
るので回転数を低く制御し、駆動トルクが最適値よりも
高い場合には、清掃性が低いと判断されるため回転数を
高く制御することにより駆動トルクに対応したファーブ
ラシの回転制御が可能となる。
【0026】次に動作について説明する。本発明の電子
写真装置において、ファーブラシ清掃装置は、電子写真
プロセスによって感光体7上に形成されたトナー像が転
写された後の残留トナーTを機械的に掻き取るものであ
る。ファーブラシ1はモーター2によって回転され、感
光体7の表面を擦り、転写後に表面に残留した残留トナ
ーTを清掃する。ファーブラシ制御部6は、回転数検出
部4において検出されたモーター2の回転数を示す値を
監視しながら、ファーブラシ1の回転数が一定に保たれ
るようにモーター駆動部3を制御している。尚、この回
転数を監視する動作は本発明においては必須の構成では
ない。
【0027】一方、モーター2の駆動トルクはトルク検
出部5によって計測され、ファーブラシ制御部6に報告
される。トルクモニター端子8はファーブラシ制御部6
からトルクに応じた電圧値に変換し、トルクの写像を電
圧信号として受け、出力する。トルクモニター端子8よ
り出力された電圧信号は、例えばディスプレイに入力さ
れ、ディスプレイ上で外部から知覚できるように表示さ
れる。保守員またはチーフオペレータはこの値をモニタ
ーし、トルクモニター値に応じて回転数調整ダイヤル9
を調整する。この操作により、ファーブラシ1の回転数
がそのトルクでの最適値に設定される。
【0028】この回転数の最適値はファーブラシ1の清
掃性が最適となるようにファーブラシ1の特性を考慮し
て設定される。例えば、駆動トルクが最適値よりも低い
場合には清掃性が高いと判断されるが、ファーブラシの
回転数が高すぎるためトナーフィルミングが発生する恐
れがあるので回転数を低く制御し、駆動トルクが最適値
よりも高い場合には、清掃性が低いと判断されるため回
転数を高く制御することにより駆動トルクに対応したフ
ァーブラシの回転制御を行う。尚、本実施例は、モータ
ー2の回転数を調整するために回転数調整ダイヤル9を
用いているが、モーター2の回転数を調整できるもので
あれば、ダイヤル式に限定されず、ボタン式、スイッチ
式等であってもよい。
【0029】以上のように実施例1に記載の発明によれ
ば、特に感光体に付着した残留トナーを除去するファー
ブラシと、このファーブラシを駆動させる駆動部と、こ
の駆動部の駆動動作を外部からの入力に応じて制御する
駆動制御部と、ファーブラシの駆動により生じるトルク
を検出するトルク検出部と、このトルク検出部において
検出されたトルクを表示するトルク表示部とを備えたの
で、保守員等はファーブラシの駆動トルクを知覚して駆
動部の駆動動作を制御し、最適の駆動動作に調整するこ
とができる。
【0030】実施例2.上記実施例1では回転数調整ダ
イヤル9を操作することにより人手を介して回転数を調
整したが、実施例2ではトルクー回転数テーブルを持
ち、装置が内部で回転数を調整する。図2は実施例2に
係る電子写真装置の構成を示す図である。図2におい
て、図1と同一符号は図1と同一又は相当部を示すので
説明を省略する。10はモーター2の回転数とトルク検
出部5で検出されたトルク値とを対応づけた回転数設定
テーブルである。
【0031】次に動作について説明する。実施例1にお
ける動作と同様にファーブラシ1は、モーター2により
回転し、感光体7の表面上に残留した残留トナーを除去
する。一方、トルク検出部5においてモーター2の駆動
トルクが検出され、ファーブラシ制御部6に報告され
る。
【0032】回転数設定テーブル10には各トルク値に
対するファーブラシの回転数があらかじめ書き込まれて
おり、例えば、駆動トルクが最適値よりも低い場合には
清掃性が高いと判断されるが、ファーブラシの回転数が
高すぎるためトナーフィルミングが発生する恐れがある
ので回転数を低く制御し、駆動トルクが最適値よりも高
い場合には、清掃性が低いと判断されるため回転数を高
く制御するように書き込まれている。
【0033】ファーブラシ制御部6はこのテーブル10
から各トルク値に応じた回転数を読みだし、回転数を決
定してモーター駆動部3に出力する。モーター駆動部3
はファーブラシ制御部6からのモーター2の回転数の指
示に従い、モーター2の回転数を制御する。このように
してファーブラシ1の回転数が駆動トルクに見合った値
に人手を介さずに制御される。この場合、回転数設定テ
ーブル10により駆動トルクと回転数を関連づけて制御
することとしたため、環境に応じて後にその回転数設定
テーブル10の内容を変更するだけで容易に制御を変え
ることができる。
【0034】尚、この実施例では回転数設定テーブル1
0により駆動トルクと回転数を関連づけて制御すること
としたが、ハードウエアによりトルクと回転数を関連づ
けるように構成してもよい。具体的にはトルクに応じた
電圧値をファーブラシ制御部6にフィードバックさせる
ようなループを構成すればよい。
【0035】また、この実施例2では上記実施例1で示
したトルクモニター端子を示していないが、実施例2に
おいても当該トルクモニター端子を設けてもよく、これ
により、モーター2の駆動トルクを外部より検知するこ
とができる。その際、モーター2の回転数を出力する回
転数モニター端子を設け、モーター2の回転数も同時に
表示するようにしてもよい。
【0036】実施例2に記載の発明によれば、感光体に
付着した残留トナーを除去するファーブラシと、このフ
ァーブラシを駆動させる駆動部と、ファーブラシの駆動
により生じるトルクを検出するトルク検出部と、トルク
検出部において検出されたトルクに応じて前記駆動部の
駆動動作を制御する駆動制御部とを備えたので、人手を
介さずに最適の駆動動作に調整することができる。
【0037】さらに、駆動制御部をトルクと駆動動作と
を対応させたテーブルを有し、当該テーブルに従い駆動
動作を制御するようにしたので人手を介さずに最適の駆
動動作に調整できるとともに容易にその制御内容を変更
することができる。
【0038】実施例3.実施例2ではファーブラシの駆
動トルクと最適回転数は一値の写像となること、即ち、
回転トルクと最適回転数を1対1に対応づけることを前
提としてきたが、この実施例3はトナーが潤滑剤として
働くことに基づく影響を考慮したものである。図3はこ
の影響を説明するための図である。この図において縦軸
はモータ2の駆動トルク、横軸は電子写真装置における
ファーブラシ1の使用度を示す印字の枚数をそれぞれ示
す。このとき、モータ2の回転数は一定としている。図
示されるようにファーブラシ1の回転トルクはごく初期
には一旦下がり、その後上昇する。
【0039】図4は実施例2に係る電子写真装置の構成
を示している。図1と同一符号は、図1と同一又は相当
部を示すので説明を省略する。図4において、11はモ
ータ2の回転数を駆動トルクと印字枚数の関数とした回
転数設定テーブル、12は感光体7により感光され、印
字された原稿の数を計数し、使用度検出部として機能す
る印字枚数カウンタである。
【0040】次に動作について説明する。電子写真装置
において原稿は、感光体7により感光され、印字され
る。この印字された原稿の数が印字枚数カウンタ12に
より計数される。印字枚数カウンタ12はファーブラシ
1が交換されるとリセットされる。従って、印字枚数カ
ウンタ12のカウント値はファーブラシ1の使用枚数を
表すことになる。一方、モーター2の駆動トルクはトル
ク検出部5により検出される。ファーブラシ制御部6は
印字枚数カウンタ12のカウンタ値とトルク検出部5に
おいて検出された駆動トルク値とに基づき、回転数設定
テーブル11からファーブラシ1の回転数を決定し、モ
ーター駆動部3にモーター2の回転数を出力する。モー
ター駆動部3は、モーター2の回転数の指示を受け、モ
ーター2の回転数を制御する。これにより、ファーブラ
シ1の回転数が最適値に制御されることになる。
【0041】具体的には、次のように制御される。第1
にモーター2の回転数は検出された駆動トルクとの関連
において調整される。駆動トルクが最適値よりも低い場
合には清掃性が高いと判断されるが、ファーブラシの回
転数が高すぎるためトナーフィルミングが発生する恐れ
があるので回転数を低く制御し、駆動トルクが最適値よ
りも高い場合には、清掃性が低いと判断されるため回転
数を高く制御することにより駆動トルクに対応したファ
ーブラシの回転制御を行う。これに印字枚数を関連づけ
て制御する。交換された当初のファーブラシは清掃性が
高いと判断されるため、駆動トルクのみを考慮して設定
した回転数よりも低くし、感光体7へのトナーフィルミ
ングを防止する。一方、多数枚印字した後においては、
清掃性が低下するものと判断されるため、駆動トルクの
みを考慮して設定した回転数よりも高く設定する。
【0042】従って、実施例3によれば、駆動トルクの
みならず、印字枚数をも考慮してファーブラシの回転数
を制御するようにしたので、より細やかな制御が可能と
なり、清掃性の向上、トナーフィルミングの防止を図る
ことができる。
【0043】尚、実施例3ではファーブラシの使用度を
示す要因として使用枚数を採用したが、これに限定され
るものでなく、例えばファーブラシの使用時間等、使用
度を示す要因であれば良い。
【0044】また、実施例2と同様に、ファーブラシの
駆動トルクとモーターの回転数と印字枚数とをテーブル
を用いて処理したが、これに限らず、ハードウエアによ
り処理してもよい。
【0045】さらに、実施例3では上記実施例1で示し
たトルクモニター端子を示していないが、実施例2にお
いても当該トルクモニター端子を設けてもよく、これに
より、モーター2の駆動トルクを外部より検知すること
ができる。その際、モーター2の回転数を出力する回転
数モニター端子を設け、モーター2の回転数も同時に表
示するようにしてもよい。
【0046】実施例3に記載の発明によれば、感光体に
付着した残留トナーを除去するファーブラシと、ファー
ブラシを駆動させる駆動部と、ファーブラシの使用度を
検出する使用度検出部と、ファーブラシの駆動により生
じるトルクを検出するトルク検出部と、使用度検出部に
おいて検出されたファーブラシの使用度及びトルク検出
部において検出されたトルクに応じて駆動部の駆動動作
を制御する駆動制御部とを備えたので、人手を介さずに
最適の駆動動作に調整できる。
【0047】実施例4.例えば、ファーブラシ1にトナ
ーが付着し、毛全体が固くなった場合に駆動トルクが上
昇し、これが進むと回転不能となる。そこで実施例4は
検出しているトルクに上限値を設け、ファーブラシのモ
ーター2が回転不能となる前にファーブラシ1の交換ア
ラームを発生させるものである。図5は実施例4に係る
電子写真装置の構成を示したものである。図1と同一符
号は、同一又は相当部を示すので説明を省略する。図5
において、13はトルク検出部5において検出された駆
動トルクが所定上限値を越えた場合にアラームを発生さ
せるファーブラシ交換アラーム発生部である。
【0048】次に動作について説明する。ファーブラシ
1は、モーター2により回転し、、感光体7の表面上に
残留した残留トナーを除去する。一方、トルク検出部5
においてモーター2の駆動トルクが検出され、ファーブ
ラシ制御部6に報告される。ファーブラシ交換アラーム
発生部13は、トルク検出部5からファーブラシ制御部
6をへて送られてきたトルク値を設定された上限値と比
較し、これを越えた場合にはファーブラシ交換アラーム
を発生し、オペレータへ交換を促す。ファーブラシ交換
アラームは保守員等に知覚されるものであればよく、ブ
ザー等の音声によるもののほか、ディスプレイへの表示
であってもよい。さらに当該ファーブラシ交換アラーム
により人手を介さずにファーブラシを交換等できるもの
であってもよい。
【0049】実施例4に記載の発明によれば、感光体に
付着した残留トナーを除去するファーブラシと、ファー
ブラシを駆動させる駆動部と、駆動部の駆動動作を制御
する駆動制御部と、ファーブラシの駆動により生じるト
ルクを検出するトルク検出部と、トルク検出部において
検出されたトルクが所定値を越えた場合にアラーム信号
を発生させるアラーム発生部を備えたので、ファーブラ
シが駆動不能となることを防止できる。
【0050】実施例5.ファーブラシ1は時々逆回転さ
せると寝た毛を起こすことになり、寿命を延ばすことが
できる。これをあるタイミングで行なう例を次に説明す
る。図6は清掃ブラシケースを示すもので、14はファ
ーブラシ1をカバーするクリーナケース、15は回転す
るファーブラシ1に対して外力を加え、トナーを掻き落
とすしごき板、16は同じく回転するファーブラシ1に
対して外力を加え、トナーを掻き落とすしごき棒であ
る。
【0051】次に動作を示す。ファーブラシ1は図6中
に矢印で示す方向に回転する。感光体7から掻き取った
トナーはしごき板15で掻き落とされ、更にしごき棒1
6でも掻き落とされる。さらに、図示していない吸引系
によりトナーをケース14外部に排出している。クリー
ナケース14はこの様な構造のため、同一方向に回転さ
れるファーブラシ1はしごき板15およびしごき棒16
によってしごかれ、毛が段々寝てくる。通常の清掃では
ファーブラシ1を逆回転させることはできないが、感光
体を定期的に不織布で清掃するタイミング(クリーニン
グフリース動作モード時)では感光体7をファーブラシ
1で清掃する必要はなく、ファーブラシ1を逆回転させ
ることができる。これを行なうとファーブラシ1はしご
き棒16にて起毛され、正回転時の回転トルクが下が
り、寿命も延びることになる。
【0052】以上のように実施例5に記載の発明によれ
ば、上記請求項1〜5記載の発明に係る電子写真装置に
おける駆動部を前記ファーブラシを回転させることによ
り駆動することとし、さらに駆動制御部をファーブラシ
を正回転しかつ逆回転させることにより制御するように
したので、ファーブラシを起毛させ、正回転時の回転ト
ルクを下げ、寿命を延ばすことができる。
【0053】実施例6.上記実施例はいずれも最終的に
清掃性が満足されるように構成されているが、清掃性自
体は装置が判断することはできない。次に説明する実施
例では、特に設定された回転数において少なくとも清掃
不良が発生していないことを装置自身が確認する機能を
有する。図7は実施例6に係る電子写真装置の構成を示
している。図7において、17は感光体7がファーブラ
シ清掃装置を通過後の位置で感光体7に対向して設置さ
れた反射濃度センサーであり、テスト用トナー検出部と
して動作する。18は電子写真装置の全体を制御するコ
ントローラ(全体制御部)である。電子写真装置は通常
の印字モードの他に種々のメンテナンスモードを有す
る。本実施例ではその一つとして清掃性確認モードがあ
る。
【0054】次に動作を示す。清掃性確認モードでは、
まずコントローラ18は図示しないテスト用トナー発生
部により感光体7上の反射濃度センサー17が検出する
位置にテスト用トナーとしての黒角パターンを発生させ
る。そして、用紙に転写することなく、ファーブラシ清
掃装置部を通過させる。このとき、ファーブラシ1は所
定の回転速度で回転し、感光体7上の黒角トナー像を除
去しようと動作する。次に、この黒角トナー像は反射濃
度センサー17に対向する位置を通過する。そのときに
反射濃度センサーはこの黒角トナー像の有無を検出す
る。
【0055】ここで、ファーブラシ1の清掃性が十分で
あれば、感光体7上の黒角トナー像は掻き取られ、反射
濃度センサー17からの信号は変化しない。逆に清掃能
力が不足している場合には、この黒角トナー像が残留
し、反射濃度センサー17の位置に来たときに信号レベ
ルを変化させる。従って、反射濃度センサー17の出力
を検知することによりファーブラシの清掃性を検出する
ことができる。
【0056】この反射濃度センサー17の出力が変化し
て、ファーブラシ1の清掃能力が不足していると判断さ
れる場合には、ファーブラシ制御部6はファーブラシ1
の回転数を上げるようにモーター駆動部3を制御し、十
分な清掃性が得られるように回転数を調整する。他方、
反射濃度センサー17の出力が変化せず、ファーブラシ
1の清掃性が十分であると判断される場合には、そのと
きの回転数を維持するか、又はトナーフィルミングを考
慮して回転数をある程度低下させてもよい。
【0057】そのために反射濃度センサー17の出力と
モーター2の回転数を対応させたテーブルを設けてもよ
いし、また反射濃度センサー17の出力をハードウエア
によりモータ2の回転数をモータ駆動部3を介してフィ
ードバックさせてもよい。このような構成にすることに
より、ファーブラシの清掃性を直接検出して、ファーブ
ラシの回転数を制御しているので、清掃性をより正確に
高めることができるという効果を奏する。
【0058】一方、反射濃度センサー17の出力をディ
スプレイ等の表示手段に表示する構成にしてもよい。こ
れにより保守員又はチーフオペレータ等がこの表示をモ
ニターし、実施例1に説明した回転数調整ダイヤル9を
調節することにより、ファーブラシ1を最適回転数を調
節することができる。
【0059】この実施例6で示した清掃性確認モード
は、実施例1〜5で示した構成にさらに追加してもよ
い。これにより、検出トルク等から決定された回転数を
更に清掃性を検知して調整できるので更に信頼性の高い
ファーブラシ清掃装置を有する電子写真装置を得ること
ができる。
【0060】以上のように実施例6に記載の発明によれ
ば、感光体に付着した残留トナーを除去するファーブラ
シと、ファーブラシを駆動させる駆動部と、駆動部の駆
動動作を外部からの入力に応じて制御する駆動制御部
と、感光体にテスト用トナーを発生させるテスト用トナ
ー発生部と、テスト用トナー発生部において発生された
トナーを検出するテスト用トナー検出部と、テスト用ト
ナー検出部の検出結果を表示する表示部を備えたので、
ファーブラシの清掃性を直接検出し、表示しており、保
守員等はこれを知覚して、最適の駆動動作に調整するこ
とができる。
【0061】また、感光体に付着した残留トナーを除去
するファーブラシと、ファーブラシを駆動させる駆動部
と、感光体にテスト用トナーを発生させるテスト用トナ
ー発生部と、テスト用トナー発生部において発生された
トナーを検出するテスト用トナー検出部と、テスト用ト
ナー検出部の検出結果に応じて駆動部の駆動動作を制御
する駆動制御部を備えたので、ファーブラシの清掃性を
直接検出し、駆動を制御しており、人手を介さずに最適
の駆動動作に調整することができる。
【0062】なお、上記各実施例では、ファーブラシは
モータとの組み合わせにおいて回転するものを示した
が、これに限定されず、上下左右方向に動作するもの
等、感光体の残留トナーを除去するように駆動するもの
であればよい。
【0063】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、感光体に付着した残留トナーを除去するファー
ブラシと、このファーブラシを駆動させる駆動部と、こ
の駆動部の駆動動作を外部からの入力に応じて制御する
駆動制御部と、ファーブラシの駆動により生じるトルク
を検出するトルク検出部と、このトルク検出部において
検出されたトルクを表示するトルク表示部とを備えたの
で、保守員等はファーブラシの駆動トルクを知覚して駆
動部の駆動動作を制御し、最適の駆動動作に調整するこ
とができる。
【0064】請求項2に記載の発明によれば、感光体に
付着した残留トナーを除去するファーブラシと、このフ
ァーブラシを駆動させる駆動部と、ファーブラシの駆動
により生じるトルクを検出するトルク検出部と、トルク
検出部において検出されたトルクに応じて前記駆動部の
駆動動作を制御する駆動制御部とを備えたので、人手を
介さずに最適の駆動動作に調整することができる。
【0065】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
記載の発明に係る電子写真装置において、駆動制御部を
トルクと駆動動作とを対応させたテーブルを有し、当該
テーブルに従い駆動動作を制御するようにしたので人手
を介さずに最適の駆動動作に調整できるとともに容易に
その制御内容を変更することができる。
【0066】請求項4に記載の発明によれば、感光体に
付着した残留トナーを除去するファーブラシと、ファー
ブラシを駆動させる駆動部と、ファーブラシの使用度を
検出する使用度検出部と、ファーブラシの駆動により生
じるトルクを検出するトルク検出部と、使用度検出部に
おいて検出されたファーブラシの使用度及びトルク検出
部において検出されたトルクに応じて駆動部の駆動動作
を制御する駆動制御部とを備えたので、人手を介さずに
最適の駆動動作に調整できる。
【0067】請求項5に記載の発明によれば、感光体に
付着した残留トナーを除去するファーブラシと、ファー
ブラシを駆動させる駆動部と、駆動部の駆動動作を制御
する駆動制御部と、ファーブラシの駆動により生じるト
ルクを検出するトルク検出部と、トルク検出部において
検出されたトルクが所定値を越えた場合にアラーム信号
を発生させるアラーム発生部を備えたので、ファーブラ
シが駆動不能となることを防止できる。
【0068】請求項6に記載の発明によれば、上記請求
項1〜5記載の発明に係る電子写真装置における駆動部
を前記ファーブラシを回転させることにより駆動するこ
ととし、さらに駆動制御部をファーブラシを正回転しか
つ逆回転させることにより制御するようにしたので、フ
ァーブラシを起毛させ、正回転時の回転トルクを下げ、
寿命を延ばすことができる。
【0069】請求項7に記載の発明によれば、感光体に
付着した残留トナーを除去するファーブラシと、ファー
ブラシを駆動させる駆動部と、駆動部の駆動動作を外部
からの入力に応じて制御する駆動制御部と、感光体にテ
スト用トナーを発生させるテスト用トナー発生部と、テ
スト用トナー発生部において発生されたトナーを検出す
るテスト用トナー検出部と、テスト用トナー検出部の検
出結果を表示する表示部を備えたので、ファーブラシの
清掃性を直接検出し、表示しており、保守員等はこれを
知覚して、最適の駆動動作に調整することができる。
【0070】請求項8に記載の発明によれば、感光体に
付着した残留トナーを除去するファーブラシと、ファー
ブラシを駆動させる駆動部と、感光体にテスト用トナー
を発生させるテスト用トナー発生部と、テスト用トナー
発生部において発生されたトナーを検出するテスト用ト
ナー検出部と、テスト用トナー検出部の検出結果に応じ
て駆動部の駆動動作を制御する駆動制御部を備えたの
で、ファーブラシの清掃性を直接検出し、駆動を制御し
ており、人手を介さずに最適の駆動動作に調整すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による電子写真装置を示
すブロック図である。
【図2】 この発明の他の実施例による電子写真装置を
示すブロック図である。
【図3】 ファーブラシの印字枚数(使用枚数)と駆動
トルクの関係を示すグラフである。
【図4】 この発明の他の実施例による電子写真装置を
示すブロック図である。
【図5】 この発明の他の実施例による電子写真装置を
示すブロック図である。
【図6】 電子写真装置のファーブラシ清掃装置のケー
ス部構造を示す概略断面図である。
【図7】 この発明の他の実施例による電子写真装置を
示すブロック図である。
【図8】 従来の電子写真装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ファーブラシ、2 ファーブラシモーター、3 モ
ーター駆動部、4 回転数検出部、5 駆動トルク検出
部、6 ファーブラシ制御部、7 感光体、8トルクモ
ニター端子、9 回転数調整ダイヤル、10、11 回
転数設定テーブル、12 印字枚数カウンタ、13 フ
ァーブラシ交換アラーム発生部、14クリーナケース、
15 しごき板、16 しごき棒、17 反射濃度セン
サー、18 コントローラ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体に付着した残留トナーを除去する
    ファーブラシと、前記ファーブラシを駆動させる駆動部
    と、前記駆動部の駆動動作を外部からの入力に応じて制
    御する駆動制御部と、前記ファーブラシの駆動により生
    じるトルクを検出するトルク検出部と、前記トルク検出
    部において検出されたトルクを表示するトルク表示部と
    を備えた電子写真装置。
  2. 【請求項2】 感光体に付着した残留トナーを除去する
    ファーブラシと、前記ファーブラシを駆動させる駆動部
    と、前記ファーブラシの駆動により生じるトルクを検出
    するトルク検出部と、前記トルク検出部において検出さ
    れたトルクに応じて前記駆動部の駆動動作を制御する駆
    動制御部とを備えた電子写真装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動制御部は、トルクと駆動動作と
    を対応させたテーブルを有し、当該テーブルに従い駆動
    動作を制御することを特徴とする請求項2記載の電子写
    真装置。
  4. 【請求項4】 感光体に付着した残留トナーを除去する
    ファーブラシと、前記ファーブラシを駆動させる駆動部
    と、前記ファーブラシの使用度を検出する使用度検出部
    と、前記ファーブラシの駆動により生じるトルクを検出
    するトルク検出部と、前記使用度検出部において検出さ
    れた前記ファーブラシの使用度及び前記トルク検出部に
    おいて検出されたトルクに応じて前記駆動部の駆動動作
    を制御する駆動制御部とを備えた電子写真装置。
  5. 【請求項5】 感光体に付着した残留トナーを除去する
    ファーブラシと、前記ファーブラシを駆動させる駆動部
    と、前記駆動部の駆動動作を制御する駆動制御部と、前
    記ファーブラシの駆動により生じるトルクを検出するト
    ルク検出部と、前記トルク検出部において検出されたト
    ルクが所定値を越えた場合にアラーム信号を発生させる
    アラーム発生部を備えた電子写真装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動部は、前記ファーブラシを回転
    させることにより駆動し、前記駆動制御部は、前記ファ
    ーブラシを正回転しかつ逆回転させることにより制御す
    ることを特徴とする請求項1〜5記載の電子写真装置。
  7. 【請求項7】 感光体に付着した残留トナーを除去する
    ファーブラシと、前記ファーブラシを駆動させる駆動部
    と、前記駆動部の駆動動作を外部からの入力に応じて制
    御する駆動制御部と、前記感光体にテスト用トナーを発
    生させるテスト用トナー発生部と、前記テスト用トナー
    発生部において発生されたトナーを検出するテスト用ト
    ナー検出部と、前記テスト用トナー検出部の検出結果を
    表示する表示部を備えた電子写真装置。
  8. 【請求項8】 感光体に付着した残留トナーを除去する
    ファーブラシと、前記ファーブラシを駆動させる駆動部
    と、前記感光体にテスト用トナーを発生させるテスト用
    トナー発生部と、前記テスト用トナー発生部において発
    生されたトナーを検出するテスト用トナー検出部と、テ
    スト用トナー検出部の検出結果に応じて前記駆動部の駆
    動動作を制御する駆動制御部を備えた電子写真装置。
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