JPH08160454A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH08160454A
JPH08160454A JP30656094A JP30656094A JPH08160454A JP H08160454 A JPH08160454 A JP H08160454A JP 30656094 A JP30656094 A JP 30656094A JP 30656094 A JP30656094 A JP 30656094A JP H08160454 A JPH08160454 A JP H08160454A
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JP
Japan
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liquid crystal
insulating layer
line
crystal display
display device
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JP30656094A
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English (en)
Inventor
Masashi Jinno
優志 神野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 p−SiTFTを用いた液晶表示装置におい
て開口率を向上する。 【構成】 ゲートライン(13)をポリサイドにより形
成し、その遮光性を利用して、画素電極(17)をゲー
トライン(13)に重畳する領域まで拡大する。表示領
域がゲートライン(13)のエッジにまで広がるととも
に、ゲートライン(13)をもってBMに代替させるこ
とにより、対向基板側のBMが縮小あるいは不要とな
り、貼り合わせマージンが無くなり、開口率が向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置(LC
D:Liquid Crystal Display)に関するもので、特に、
多結晶シリコン(p−Si)の薄膜電界効果トランジス
タ(TFT:Thin Film Transistor)を用いたアクティ
ブマトリクス型の液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LCDは小型、薄型、低消費電力などの
利点があり、OA機器、AV機器などの分野で実用化が
進んでいる。特に、スイッチング素子としてTFTを用
い、線順次走査による駆動を可能としたアクティブマト
リクスLCDは、原理的にデューティ比100%のスタ
ティック駆動をマルチプレクス的に行うことができ、大
画面、高コントラスト比の動画ディスプレイに使用され
ている。
【0003】アクティブマトリクスLCDは、マトリク
ス配置された画素電極にTFTを接続した基板(TFF
基板)と、共通電極を有する基板(対向基板)が、液晶
を挟んで貼り合わされ、各表示画素をなす画素容量ごと
に電圧が印加される構成となっている。TFTは、一走
査線ごとに一斉にONされ、画素電極へのデータ信号入
力を選択するとともに、OFF抵抗により、画素容量へ
印加された電圧を次フィールドでの書き換えまでの期間
保持する働きを有している。液晶は、電気光学的に異方
性を有しており、各画素容量により形成された電界に従
って透過光を変調し、表示画像を作り出す。
【0004】近年、TFTとして、チャンネル層にp−
Siを用いたものがあり、高移動度が達成され、TFT
サイズの小型化、駆動回路部の一体搭載などが実現され
ている。TFTの小型化は、表示領域の拡大につなが
り、高開口率が得られるので、特に、プロジェクターの
ライトバルブに用いられている。更に明るさを高める目
的で、ブラックマトリクス(BM)となる遮光層をTF
Tのアレイ基板側に内蔵形成したものがある。即ち、B
Mを対向基板側に形成した場合の貼り合わせ時の位置ず
れを考慮したマージンによる表示領域の損失分を取り戻
すことにより、開口率を向上したものである。
【0005】このような構成に関して、特に、走査線や
信号線との重畳部を工夫してBMとして機能させること
により、対向基板側のBMを不要あるいは縮小して、開
口率を向上したものがある。図13はその従来構造の平
面図であり、図14は、図13のM−M線に沿った断面
図である。耐熱性の石英ガラスなどからなる基板(5
0)上に、p−Siの活性層(51)が形成され、ノン
ドープのチャンネル層(51n)、N型に高濃度にドー
ピングされたソース及びドレイン領域(51s,51
d)が含まれている。また電荷保持用の第1の補助容量
電極(51C)がソース領域(51s)と一体に形成さ
れている。これらを覆う全面にはCVDあるいは熱酸化
により形成されたゲート絶縁層(52)が被覆され、ゲ
ート絶縁層(52)上にはドープドp−Siからなるゲ
ートライン(53)及び第2の補助容電極(53C)が
形成され、ゲートライン(53)の一部はチャンネル層
(51n)上に配されゲート電極(53G)となってい
る。これらを覆う全面にはCVDにより第1の層間絶縁
層(54)が被覆され、第1の層間絶縁層(54)上に
はAlのドレインライン(55)が形成され、ゲート絶
縁層(52)及び第1の層間絶縁層(54)に開通され
たコンタクトホール(CT5)を介して、ドレイン領域
(51d)に接続されている。ドレインライン(55)
上にはCVDにより第2の層間絶縁層(56)が被覆さ
れ、第2の層間絶縁層(56)上には液晶を駆動する画
素電極(57)がITOにより形成され、ゲート絶縁層
(52)、第1の層間絶縁層(54)及び第2の層間絶
縁層(56)に形成されたコンタクトホール(CT6)
を介して、ソース領域(51s)に接続されている。画
素電極(57)は、ゲートライン(53)とドレインラ
イン(55)に囲まれた領域に配置され、ドレインライ
ン(55)との重畳部を有して、BMの機能が果たされ
ている。この構成により、ドレインライン(55)側に
おいて、貼り合わせずれを考慮した対向基板側のBMの
マージンが不要になり、開口率が向上する。
【0006】図15と図16は、画素電極(57)とド
レインライン(55)との重畳部の断面構造であり、図
13のN−N線部に対応している。図15に示す如く、
隣接する画素電極(57)間は、ソース・ソース間の横
方向電界によるクロストークを防ぐため、最低離間距離
(L)が必要であるとともに、画素電極(57)の周縁
部では電界の乱れのために液晶の配向が不安定で、この
部分でも遮光が必要とされ、幅(L1)をもってドレイ
ンライン(55)との重畳部が要されている。しかし、
このような重畳部は、即、ソース・ドレイン間の寄生容
量となり、ドレイン信号の歪みをもたらし、クロストー
クやコントラスト比低下の原因となっていた。
【0007】一方、図16の構造は、このような問題を
無くすものであり、画素電極(57)の周縁下部に、周
縁遮光幅(L1)にわたって遮光層(58)が形成され
ている。これにより、画素電極(57)とドレインライ
ン(55)の重畳部幅(L2)を小さくして、寄生容量
が減少されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図15及び図16に示
した従来構造は、ドレインライン(55)をもってBM
のエッジに代替させ、対向基板側のサブBMを小さくす
ることにより、高開口率化が実現されている。しかし、
ゲートライン(53)側では、依然、周縁遮光のために
対向基板側にBMが必要とされ、貼り合わせ時のずれを
見込んだマージンが画素電極(17)にまで大きく食い
込み、有効表示領域が縮小している。即ち、p−SiT
FTを用いた液晶表示装置では、高温プロセスに対する
耐性のため、ゲートライン(13)にp−Siを用いて
いるため、ゲートライン(13)が透光性となり、ゲー
トライン(13)を利用したBM形成ができなくなる。
このため、ゲートライン(13)側には従来通り、対向
基板側に大きなBMが必要となり、開口率が低下してい
た。
【0009】また、ドレインライン(55)側でも以下
のような問題がある。即ち、ドレインライン(55)を
被覆する第2の絶縁層(56)は、画素電極(57)の
下地層となっており、CVDにより成膜されたSiNX
あるいはSiO2からなっている。このようなCVD膜
はステップカヴァレッジは良いが、下地形状がそのまま
表面に現れる。特に、ドレインライン(55)は下地の
段差に対応して厚く5000〜7000Åの膜厚に形成
されているので、段差が大きく画素電極(57)が隆起
されている。また、ドレインライン(55)の幅を小さ
くしているため、配線抵抗の上昇を抑えようとすると、
膜厚を更に増大しなければならない。このような段差が
あると、画素電極(57)の周縁部で電界が乱れ液晶の
配向が不安定になり、表示領域を拡げたことが返ってコ
ントラスト比の低下をもたらしていた。また、このよう
な段差は、フォトエッチにおいて露光精度の低下を招
き、これから、画素電極(57)とドレインライン(5
5)の重畳部の拡大による寄生容量の増大、あるいは、
重畳部の減少更には消滅による光漏れにつながり、クロ
ストークやコントラスト比の低下など、表示品位の低下
の原因になっていた。
【0010】更に、図16の構造は、画素電極(57)
の周縁に遮光層(58)を付加配置することにより、図
15の構造で問題であったソース・ドレイン間の寄生容
量を減少させることができ、表示品位の低下が防がれて
いる。しかしながら、この構造では図15のものと比べ
て、ドレインライン(55)の幅が狭くなっており、抵
抗が増大している。即ち、ドレイン配線パターンの設計
が、線幅を最低離間距離(L)以下にするという制限の
下に行われており、配線抵抗による信号遅延を招いてい
た。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、この目的を
達成するために、第1に、一対の電極基板間に液晶が密
封され表示画素ごとに形成された液晶駆動用の画素容量
に信号電圧を印加することにより、前記液晶の配向を変
化して光を変調する液晶表示装置において、前記一対の
電極基板の一方は、基板上に、不純物を含有しないチャ
ンネル層及び該チャンネル層の両側端に不純物を含有し
たソース領域とドレイン領域を含んで島状に設けられた
多結晶半導体層と、該多結晶半導体層上に形成された第
1の絶縁層と、該第1の絶縁層が形成された前記基板上
に形成され前記チャンネル層の上方に配されたゲート電
極を含むゲートラインと、該ゲートライン上に形成され
た第2の絶縁層と、該第2の絶縁層が形成された前記基
板上に形成され前記ドレイン領域との接続部を有するド
レインラインと、該ドレインラインを覆って全面的に形
成され表面が平坦にされた第3の絶縁層と、該第3の絶
縁層上に形成され前記ソース領域との接続部を有し前記
画素容量の一方を成す画素電極とからなり、前記画素電
極は前記ゲートラインに部分的に重畳されている構成と
した。
【0012】第2に、第1の構成において、前記ゲート
ラインは、多結晶シリコン層及びシリコンと高融点金属
の化合物合金層の積層体からなり、前記画素電極の周辺
位置で前記ドレインラインに交差して形成されている構
成とした。第3に、第1または第2の構成において、前
記第3の絶縁層は、液状材料の回転塗布及び焼成により
形成されたSOG膜、または、該SOG膜を含む多層膜
からなる構成とした。
【0013】第4に、第3の構成において、前記SOG
膜は、液状材料の回転塗布及び焼成を複数回行うことに
より形成されている構成とした。第5に、第1または第
2の構成において、前記第3の絶縁層は、研摩液による
化学反応と機械的な摩擦研摩との合併作用を利用したC
MP法により平坦化されている構成とした。
【0014】第6に、第1から第5のいずれかの構成に
おいて、前記ドレインラインは、前記画素電極の周辺位
置に配され、前記画素電極は前記第3の絶縁層を挟んで
部分的に前記ドレインラインに重畳され、かつ、前記画
素電極に重畳する部分では前記ドレインラインの厚さが
薄くされている構成とした。
【0015】
【作用】前記第1の構成において、画素電極の下地層を
平坦にすることにより、画素電極の平坦性が向上され、
これにより、液晶の配向乱れによるコントラスト比の低
下が防がれ、表示品位が向上される。また、下地層を平
坦にしたことにより、画素電極パターンの露光の際の位
置合わせ精度が向上し、電極配線との位置関係の微調整
が可能となるので、周縁遮光、表示領域拡大及び寄生容
量低減が実現され、表示品位が向上する。また、画素電
極をゲートラインに重畳する部分にまで拡大することに
より、表示領域がゲートラインエッジにまで拡げられ
る。
【0016】前記第2の構成で、ゲートラインを、多結
晶シリコン層と高融点金属層及び加熱処理によりこれら
両層の界面に形成された金属間化合物層からなる積層体
により形成することにより、画素電極をゲートラインに
重畳する部分にまで拡大した構造において、ゲートライ
ンの遮光性が利用され、表示領域がゲートラインエッジ
にまで広げられて開口率が向上するとともに、ゲートラ
イン側の画素電極周縁の遮光が成されコントラスト比が
向上する。
【0017】前記第3の構成で、ドレインラインを覆う
第3の絶縁層として、回転塗布法により形成したSOG
膜を用いることにより、ドレインライン層、及び、その
他の配線層の段差が緩和、あるいは、消滅され、画素電
極の下地層が平坦になる。これにより、画素電極の平坦
性が向上される。前記第4の構成で、SOG膜の成膜を
複数回に分けて行うことにより、第3の絶縁層の平坦性
と膜質が向上される。
【0018】前記第5の構成で、ドレインラインを覆う
第3の絶縁層に研摩液と機械的な摩擦研摩を加え、化学
的及び機械的の合併作用により凹凸を無くすCMP法を
用いて表面を平坦化することにより、ドレインライン
層、及び、その他の配線層の段差が緩和、あるいは、消
滅され、画素電極の下地層が平坦になる。これにより、
画素電極の平坦性が向上される。
【0019】前記第6の構成で、画素電極をドレインラ
インに重畳する領域にまでもってくることにより表示領
域がドレインラインエッジにまで拡大して開口率が向上
するともに、画素電極周縁の遮光が成されてコントラス
ト比が向上する。また、画素電極との重畳部においてド
レインラインの膜厚を薄くすることにより、膜厚の厚い
部分との段差が、平坦化された第3の絶縁層の膜厚を生
み、この膜厚のためにソース・ドレイン間の寄生容量が
減少される。また、画素電極の下地層の平坦化が成さ
れ、画素電極とドレインラインとの位置関係が高精度に
制御されるため、ドレインラインによる画素電極周縁の
遮光効果と、ドレインラインと画素電極の重畳部での寄
生容量の低減が両方ともに実現されるように調整され、
どちらかの問題による表示品位の低下が防がれる。
【0020】
【実施例】続いて、本発明を実施例に基づいて詳細に説
明する。図1は本発明の第1の実施例に係る液晶表示装
置の画素部の平面図であり、図2は図1のA−A線に沿
った断面図、図3は図1のB−B線に沿った断面図、図
4は図1のC−C線に沿った断面図である。まず、高耐
熱性の石英ガラスなどの透明基板(10)上に、640
℃、0.3Torr程度の高温低圧の条件下でSiH4
またはSi2H6を材料ガスとした減圧CVDにより、厚
さ600Å程度のp−Siを積層し、これをフォトエッ
チによりパターニングすることにより、TFTの活性層
(11)及び第1の補助容量電極(11C)が形成され
ている。活性層(11)及び第1の補助容量電極(11
C)を覆う全面にはHTO(High Tempereture Oxide)
膜、即ち、880℃、0.8Torr程度の高温低圧条
件で、材料ガスとしてSiH2Cl2とN2Oの混合ガス
を用いた減圧CVDにより成膜された厚さ1000Åの
SiO2が被覆され、ゲート絶縁層(12)とされてい
る。第1の補助容量電極(11C)は、活性層(11)
領域を覆って形成されたレジストをマスクとして燐など
のN型不純物のイオン注入を行うことによりN+型にド
ープされて低抵抗化されている。
【0021】ゲート絶縁層(12)上には、活性層(1
1)と同様に減圧CVDにより3000Å程度のp−S
i(13P)を成膜し、POCl3(三塩化ホスホリ
ル)を拡散源とした減圧CVDによりN+型にドープ
し、この上に、スパッタリングによりタングステン
(W)あるいはモリブデン(Mo)のシリサイド(13
S)を形成して、ポリサイド構造と成し、これをフォト
エッチによりパターニングすることにより、ゲートライ
ン(13)、ゲート電極(13G)及び第2の補助容量
電極(13C)のパターンに形成され、更に、900℃
程度の活性化アニールを行って整膜している。あるい
は、フォトエッチを2度に分けて行い、ゲートライン
(13)とゲート電極(13G)上にのみシリサイド
(13S)を残し、第2の補助容量電極(13C)をp
−Si(13P)の単層とすることにより、透明化し、
有効表示領域の損失を無くす構造も可能である。
【0022】第2の補助容量電極(13C)はゲートラ
イン(13)と同じ方向に画素間で接続され、共通電極
電圧が印加される。そして、ソース電圧が印加される第
1の補助容量電極(11C)とゲート絶縁層(12)を
挟んで重畳され、電荷保持用の補助容量を構成してい
る。活性層(11)には、ゲート電極(13G)をマス
クとして燐などのN型不純物のイオン注入を行うことに
より、ソース・ドレイン領域(11s,11d)が形成
されるとともに、ノンドープのチャンネル領域(11
n)が形成されている。
【0023】ゲートライン(13)、ゲート電極(13
G)及び第2の補助容量電極(13C)を覆う全面には
熱CVDによりSiO2が積層され、第1の層間絶縁層
(14)とされている。ドレイン領域(11d)上のゲ
ート絶縁層(12)及び第1の層間絶縁層(14)にコ
ンタクトホール(CT1)を開口したあと、スパッタリ
ングなどによりAlを6000〜7000Åの厚さに積
層し、フォトエッチによりドレインライン(15)のメ
インライン(15M)が形成され、コンタクトホール
(CT1)を介してドレイン領域(11d)に接続され
ている。更に、スパッタリングによりMo、Ti、Cr
などを1500Å程度の厚さに積層し、フォトエッチに
よりメインライン(15M)よりも大きなパターンでメ
インライン(15M)を覆い、BMを兼ねたサブライン
(15S)が形成されている。また、サブライン(15
S)は、Alからなるメインライン(15M)のカバー
メタルも兼ね、後のプロセスでの熱履歴によりヒロック
が発生するのが防がれる。
【0024】ここで、ドレインライン(15)の構造は
これに限定されることは無く、大きなパターンのサブラ
イン(15S)を下に、小さなパターンのメインライン
(15M)を上にした構造や、単層を異なるマスクで2
度に分けてエッチングした構造、あるいは、サイドエッ
チを積極的に用いて段差をつけた構造なども可能であ
る。
【0025】ドレインライン(15)が形成された基板
(10)上には、図5に示す如く、CVDによりSiO
2膜(1)を1000〜2000Å程度の厚さに積層し
た後、SOG(spin-on-glass)溶液の回転塗布及び焼
成を複数回にわたって行い、SiO2を主成分とした
膜、即ち、SOG膜(2)を形成している。SOG膜
は、ケイ素化合物RnSi(OH)4-n及び添加剤を有
機溶剤に溶解したSOG溶液をスピンナーを用いて回転
塗布し、熱処理を行うことにより、溶剤の蒸発及び脱水
・重合反応を促して無機質のSiO2が生成されたもの
である。SOG膜は表面の平坦性に優れており、本実施
例でも、ドレインライン(15)を完全に覆うととも
に、段差が無くされている。特に、本実施例の如く、回
転塗布及び焼成を複数回に分けて行うことにより、平坦
性及び膜質が更に向上する。SOG膜(2)上には更に
CVDによりSiNX膜(3)を形成し、これらSiO2
膜(1)、SOG膜(2)及びSiNX膜(3)をもっ
て第2の層間絶縁層(16)としている。
【0026】なお、このような高温プロセスを要する構
成は、高耐熱性の石英ガラス基板及びp−SiTFTを
用いた液晶表示装置においてのみ実現される。また、S
OGの焼成時に既にAlにより形成されているドレイン
ライン(15)の耐熱性を考慮して、温度を高くしない
場合、SOG膜(2)の膜質が悪化するが、図5の如き
多層絶縁構造とすることにより、膜質の劣悪なSOG膜
(2)を平坦化のみに用い、SiO2膜(1)及びSi
NX膜(3)でもって層間絶縁が成され、SOG膜
(2)の欠陥による絶縁不良が防がれる。
【0027】ソース領域(11s)上のゲート絶縁層
(12)、第1の層間絶縁層(14)及び第2の層間絶
縁層(16)にコンタクトホール(CT2)を開口した
あと、ITOのスパッタリングとフォトエッチを行うこ
とにより画素電極(17)が形成され、コンタクトホー
ル(CT2)を介して、ソース領域(11s)にも接続
されている。画素電極(17)は、平坦化された第2の
層間絶縁層(16)上に形成されているため、高い平坦
性が得られている。
【0028】図1及び図3に示す如く、画素電極(1
7)は、ゲートライン(13)に重畳する部分にまで形
成されており、隣接する画素電極(17)間でのクロス
トークを防ぐための最低離間距離(L)を確保しなが
ら、限界まで拡げられ、表示領域がゲートライン(1
3)のエッジにまで拡大されている。また、ポリサイド
からなるゲートライン(13)の遮光性を利用して、画
素電極(17)を周縁遮光幅(L1)をもってゲートラ
イン(13)に重畳することにより、ゲートライン(1
3)がBMとして機能され、周縁遮光が実現される。
【0029】画素電極(17)とゲートライン(13)
間は、ドレインライン(15)の段差を無くして平坦化
された第2の層間絶縁層(16)と第1の層間絶縁層
(14)との膜厚のため、離間距離が稼がれ、寄生容量
が減少している。また、ゲートライン(13)は、通常
は、隣接する画素電極(17)間の最低離間距離(L)
及び画素電極(17)の周縁遮光幅(L1)により規定
される非表示領域の全域に形成されるため、十分に線幅
を取ることができるので、更に低抵抗化でき、表示品位
が向上する。
【0030】従来、ポリサイドゲート構造は、低抵抗、
高耐性、シリコン系絶縁膜との優れた界面特性、ゲート
セルフアラインによる位置合わせ精度の向上、及び、寄
生容量の減少による高速化などの利点があるが、本発明
では更に、その遮光性を利用して、画素電極(17)と
の重畳部を有した構造とすることにより、表示領域を拡
大するとともに、ゲートライン(13)のBM代替によ
り周縁遮光が成されてコントラスト比を向上している。
【0031】一方、ドレインライン(15)の側では、
図4に示す如く、画素電極(17)はサブライン(15
S)上に重畳されるとともに、メインライン(15M)
に近接されている。即ち、ドレインライン(15)は、
膜厚の厚いメインライン(15M)部と、膜厚の薄いサ
ブライン(15S)部からなり、メインライン(15
M)は従来よりも線幅が狭く、かつ、画素電極(17)
は従来よりも大きく、隣接する画素電極(17)とのク
ロストークを防ぐための最低離間距離(L)をもって最
近接され、表示領域がサブライン(15S)のエッジに
まで拡大されているとともに、サブライン(15S)は
コントラスト比向上のために必要な周縁遮光領域の幅
(L1)をもって画素電極(17)に重畳され、BMと
して機能している。また、サブライン(15S)は、メ
イライン(15M)の線幅が縮小されていることによる
抵抗の増大を抑え、導電率を補償するとともに、膜厚が
薄く形成されて、メイライン(15M)部との段差が得
られ、これにより、ドレインライン(15)を覆って平
坦化された第2の層間絶縁層(16)上の画素電極(1
7)との離間距離が稼がれて、寄生容量を減少してい
る。
【0032】そして、以上の如き、画素電極(17)
の、ゲートライン(13)、メイライン(15M)及び
サブライン(15S)との位置関係は、第2の層間絶縁
層(16)の平坦性を向上したことにより合わせ精度が
向上され、1μm以下のアライメントずれの範囲で制御
が可能となっている。このため、画素電極(17)とメ
インライン(15M)との離間距離の狂い起因するソー
ス・ドレイン間のクロストークや、画素電極(17)と
ゲートライン(13)及びサブライン(15S)との重
畳部面積の狂いによる周縁遮光不良、寄生容量の増大な
どの問題が防がれる。
【0033】このように、本発明では、画素電極(1
7)を拡大して、周縁部をゲートライン(13)及びド
レインライン(15)に重畳させたことにより、表示領
域を両ライン(13,15)の内側エッジにまで拡げ、
かつ、両ライン(13,15)をもって画素電極(1
7)周縁のBMのメインエッジに代替させることによ
り、対向基板側に形成されるサブBM(不図示)を縮小
あるいは不要とし、開口率を向上している。
【0034】第2の層間絶縁層(16)の平坦化とし
て、前述のSOG膜(2)の使用の他に、CMP(chem
ical mechanical polishing)法によるものがある。即
ち、ドレインライン(15)が形成された基板上に、E
CR−CVDによりSiO2膜を形成し、弱アルカリ性
の研摩液を用いた機械的な研摩除去により、化学反応と
機械的な摩擦の合併作用効果により研摩能率を高め、平
坦化を行う。これにより高精度な平坦性が得られ、画素
電極(17)の凹凸が無くされる。
【0035】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図6は画素部の平面図であり、図7は図6のD−D線に
沿った断面図、図8は図6のE−E線に沿った断面図で
ある。また、図6のF−F線に沿った断面構造は第1の
実施例と同様に図4を参照する。以下、第1の実施例と
重複する説明は割愛しながら、要点及び相違点を述べ
る。石英の基板(10)上には、高温減圧CVDにより
厚さ600Åに成膜したp−Siにより、TFTの活性
層(21)及び第1の補助容量電極(21C)が形成さ
れている。活性層(21)には、ゲート電極(13G)
をマスクとしたイオン注入により、ソース・ドレイン領
域(21s,21d)及びチャンネル領域(21n)が
形成されている。第1の補助容量電極(21C)は隣接
するゲートライン(13)の領域にまで延在されてお
り、ドーピングにより低抵抗化されている。これらを覆
う全面にはHTO膜からなるゲート絶縁層(12)が被
覆され、ゲート絶縁層(12)上には、厚さ3000Å
のWあるいはMoのポリサイドからなるゲートライン
(13)及びゲート電極(13G)が形成されている。
ゲートライン(13)は、第1の補助容量電極(21
C)上を通過して電荷保持用の付加容量を構成してい
る。
【0036】更に、ゲートライン(13)及びゲート電
極(13G)を覆う全面には、第1の実施例と同様、S
iO2からなる第1の層間絶縁層(14)、コンタクト
ホール(CT1)を介してドレイン領域(21d)に接
続するドレインライン(15)、SOG膜(2)などを
用いた第2の層間絶縁層(16)、コンタクトホール
(CT2)を介してソース領域(21s)に接続する画
素電極(17)が、順次に形成されている。
【0037】本実施例では、第1の補助容量電極(21
C)をゲートライン(13)に重畳させるべく延在配置
して、電荷保持用の付加容量を形成している。即ち、隣
接する画素間のゲート・ソース間で形成した容量によ
り、保持特性を向上している。これにより、第1の補助
容量電極(21C)に対向する容量電極を別に、ポリサ
イドにより形成する必要が無くなるため、ポリサイドの
遮光性による有効表示領域の損失を避けられ、開口率が
向上している。
【0038】このように本実施例では、第1の実施例と
同様にポリサイドの遮光性を利用して、画素電極(1
7)をゲートライン(13)上にまで拡大して開口率を
向上すると同時に、ポリサイドを用いた電荷保持容量に
よる有効表示領域の損失を防いでいる。また、これによ
り、第1の実施例の如く、補助容量部のみ、ポリサイド
(13S,13P)からシリサイド(13S)を除去す
る困難が避けられ、コストが低下する。
【0039】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
図9は画素部の平面図であり、図10は図9のG−G線
に沿った断面図、図11は図9のH−H線に沿った断面
図、図12は図9のK−K線に沿った断面図である。ま
た、図9のJ−J線に沿った断面構造は第1の実施例と
同様図4を参照する。以下、第1の実施例と重複する説
明は割愛しながら、要点及び相違点を述べる。石英の基
板(10)上には、高温減圧CVDにより厚さ600Å
に成膜したp−Siにより、TFTの活性層(31)及
び第1の補助容量電極(31C)が形成されている。活
性層(31)には、ゲート電極(33G)をマスクとし
たイオン注入により、ソース・ドレイン領域(31s,
31d)及びチャンネル領域(31n)が形成されてい
る。また第1の補助容量電極(31C)は、2行1組に
隣接する画素間で互いに近接する平行部分を有しドーピ
ングにより低抵抗化されている。これらを覆う全面には
HTO膜からなるゲート絶縁層(12)が被覆され、ゲ
ート絶縁層(12)上には、厚さ3000ÅのWあるい
はMoのポリサイド(33P,33S)からなるゲート
ライン(33)、ゲート電極(33G)及び第2の補助
容量電極(33C)が形成されている。第2の補助容量
電極(33C)は、ゲートライン(33)と同じ方向に
画素間で接続され、図12に示す如く、第1の補助容量
電極(31C)の平行部分上を、隣接する画素に共通に
通過して電荷保持用の補助容量を構成している。
【0040】更に、ゲートライン(33)、ゲート電極
(33G)及び第2の補助容量電極(33C)を覆う全
面には、SiO2からなる第1の層間絶縁層(14)、
コンタクトホール(CT3)を介してドレイン領域(3
1d)に接続するドレインライン(15)、SOG膜
(2)などを用いた第2の層間絶縁層(16)、コンタ
クトホール(CT4)を介してソース領域(31s)に
接続する画素電極(37)が、順次に形成されている。
画素電極(37)は、ゲートライン(33)、ドレイン
ライン(15)及び補助容量電極(33C)に囲まれた
領域に配置され、かつ、これらのライン(33,15,
33C)に重畳されている。
【0041】本実施例では、一方の2行1組に隣接する
画素間でゲートライン(33)を寄せ合い、それぞれの
ゲートライン(33)は互いに反対側にソース接続する
TFTを制御するとともに、補助容量の一方を成す第2
の補助容量電極(33C)を他方の2行1組に隣接する
画素間で共通にした構成において、本発明を適用したも
のである。即ち、画素の平面構造は1行ごとに上下が対
称に反転したパターンになっており、かつ、第2の補助
容量電極(33C)は、2行1組で隣接する画素の第1
の補助容量電極(31C)に共通に重畳して補助容量を
構成している。
【0042】この構造では、第2の補助容量電極(33
C)は全行数の半分であり、その分ポリサイド(33
S,33P)の遮光性による有効表示領域の損失が少な
くされている。特に、図12に示す如く、画素電極(3
7)は、最低離間距離(L)をもって近接されるが、第
2の補助容量電極(33C)に重畳して補助容量を成す
第1の補助容量電極(31C)は、最低離間距離(L)
よりも小さな離間距離で近接されている。これより、画
素電極(37)間の領域が補助容量に使われるため、第
2の補助容量電極(33C)が画素電極(37)へ重畳
する面積を小さくでき、有効表示領域の損失が減少し
て、開口率が向上する。また、これにより、第1の実施
例の如く、補助容量部のみ、ポリサイド(13S,13
P)からシリサイド(13S)を除去する困難が避けら
れ、コストが低下する。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
で、ゲートラインを不透光性のポリサイドにより形成
し、画素電極をゲートライン及びドレインラインに重畳
する部分にまで拡げることにより、表示領域が両ライン
の内側エッジにまで拡大されるとともに、ブラックマト
リクスが両ラインで代替されるため、対向基板側のブラ
ックマトリクスが縮小あるいは不要にされ、開口率が向
上した。
【0044】また、ドレイラインに段差を着けて、画素
電極と重畳する部分を薄く形成し、かつ、画素電極の下
地層としてドレイラインを覆う層間絶縁層を平坦化した
ことにより、ドレインラインと画素電極との離間距離
が、ドレインラインラインの段差によって稼がれた。こ
のため、ソース・ドレイン間の寄生容量が減少し、信号
の歪みが防がれ、クロストーク現象やコントラスト比の
低下が防止された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る液晶表示装置の平
面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿った断面図である。
【図4】図1のC−C線に沿った断面図である。
【図5】第2の層間絶縁層の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る液晶表示装置の平
面図である。
【図7】図6のD−D線に沿った断面図である。
【図8】図6のE−E線に沿った断面図である。
【図9】本発明の第3の実施例に係る液晶表示装置の平
面図である。
【図10】図9のG−G線に沿った断面図である。
【図11】図9のH−H線に沿った断面図である。
【図12】図9のK−K線に沿った断面図である。
【図13】従来の液晶表示装置の平面図である。
【図14】図13のM−M線に沿った断面図である。
【図15】図13のN−N線に沿った断面図である。
【図16】図13のN−N線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 SiO2膜 2 SOG膜 3 SiNX膜 10 透明基板 11,21,31 p−Si活性層 12 ゲート絶縁層 13,33 ゲートライン 13P,33P p−Si 13S,33S シリサイド 14 第1の層間絶縁層 15 ドレインライン 15M メインライン 15S サブライン 16 第2の層間絶縁層 17,37 画素電極 CT コンタクトホール L 最低離間距離 L1 周縁遮光幅

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の電極基板間に液晶が密封され表示
    画素ごとに形成された液晶駆動用の画素容量に信号電圧
    を印加することにより前記液晶の配向を変化して光を変
    調する液晶表示装置において、 前記一対の電極基板の一方は、基板上に、不純物を含有
    しないチャンネル層及び該チャンネル層の両側端に不純
    物を含有したソース領域とドレイン領域を含んで島状に
    形成された多結晶半導体層と、該多結晶半導体層上に形
    成された第1の絶縁層と、該第1の絶縁層が形成された
    前記基板上に形成され前記チャンネル層の上方に配され
    たゲート電極を含むゲートラインと、該ゲートライン上
    に形成された第2の絶縁層と、該第2の絶縁層が形成さ
    れた前記基板上に形成され前記ドレイン領域との接続部
    を有するドレインラインと、該ドレインラインを覆って
    全面的に形成され表面が平坦にされた第3の絶縁層と、
    該第3の絶縁層上に形成され前記ソース領域との接続部
    を有し前記画素容量の一方を成す画素電極とから成り、
    前記画素電極は前記ゲートラインに部分的に重畳されて
    いることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲートラインは、多結晶シリコン層
    及びシリコンと高融点金属の化合物合金層の積層体から
    なり、前記画素電極の周辺位置で前記ドレインラインに
    交差して形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第3の絶縁層は、液状材料の回転塗
    布及び焼成により形成されたSOG膜、または、該SO
    G膜を含む多層膜からなることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記SOG膜は、液状材料の回転塗布及
    び焼成を複数回行うことにより形成されていることを特
    徴とする請求項3記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記第3の絶縁層は、研摩液による化学
    反応と機械的な摩擦研摩との合併作用を利用したCMP
    法により平坦化されていることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記ドレインラインは、前記画素電極の
    周辺位置に配され、前記画素電極は前記第3の絶縁層を
    挟んで部分的に前記ドレインラインに重畳され、かつ、
    前記ドレインラインは前記画素電極に重畳する部分にお
    いて膜厚が薄くされていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項5のいずれかに記載の液晶表示装置。
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