JPH08160395A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH08160395A
JPH08160395A JP25797895A JP25797895A JPH08160395A JP H08160395 A JPH08160395 A JP H08160395A JP 25797895 A JP25797895 A JP 25797895A JP 25797895 A JP25797895 A JP 25797895A JP H08160395 A JPH08160395 A JP H08160395A
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JP
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liquid crystal
display device
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JP25797895A
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Takashi Yamamoto
高司 山本
Tomoyuki Ono
智之 大野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源遮断時における情報の消失を安価な手段で
防止すると共に、保存情報の把握と装置の起動状態の把
握との両立を図る。 【解決手段】ホストコンピュータ3から液晶パネル2a
には画像データが送出され、該液晶パネル2aには画像
データに基づいた情報が表示される。また、他方の液晶
パネル2bにはMPU6によってエラーメッセージ等の
システム情報が表示される。いま、装置の電源を遮断
し、さらに再起動させると、メモリー性を有する強誘電
性液晶によって構成された液晶パネル2aには電源遮断
前の情報が再表示される。本発明においては、情報の保
存を専用の装置によって行うのではなく液晶のメモリー
性を利用して行うため、安価なものとなる。また、表示
装置1の再起動時において他方の液晶パネル2bには装
置の起動状態が逐次表示される。これにより、オペレー
タは、保存情報を基にして処理を円滑に進めることがで
き、また装置の起動状態を容易に把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ受像器、コ
ンピュータの端末、ビデオカメラのビューファインダ
ー、ビデオプロジェクターの光バルブ、等に用いられる
表示装置に関し、特に表示素子のメモリ性を利用してシ
ステム情報の保存を行なう表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々の情報を表示する表示装
置が提案されている。
【0003】かかる表示装置においては、起動時に起動
状態に関する種々のコメントを画面に表示し、該起動状
態を容易に把握し得るようにしたものがある。
【0004】また、不揮発性のメモリやバックアップ用
の一時電源などの情報保存機能を設けて停電時や電源オ
フ時においても表示内容をメモリに記憶できるようにす
ると共に、起動時にはメモリから読み出して保存情報を
表示するようにしたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
起動時にコメントを表示するようにしただけで情報保存
機能が付加されていない装置においては、電源遮断によ
って情報が消失し、システムの復旧が困難となり、その
後の復旧処理を円滑に行えないという問題があった。
【0006】一方、情報保存機能が付加されていて、起
動時にはその保存情報を表示するようにした装置におい
ては、画面には保存情報のみが表示されることとなり、
装置の起動状態が把握できない等の問題があった。ま
た、上述のように不揮発性のメモリや一時電源などによ
って情報を保存するようにした場合には装置が高価にな
り、パーソナル機器には適用しにくい等の問題があっ
た。特に近年は表示画面の大型化に伴い保存すべき情報
も増大しており、上述のような情報保存機能は高価とな
っている。しかも、こうした情報保存機能は、大規模な
システムを再起動させるか、特別な装置を用いて保存さ
れた情報を再び再生するものであり、消費電力や起動ま
での時間等の点で満足のいくものではなかった。
【0007】一方で、画像情報の機密保持という点に鑑
みて、電源スイッチをオフした後も一定時間電力供給が
なされるようにして、その間に表示素子の表示内容を消
去する表示装置も知られている(EP256,879,
USP5,155,613)。
【0008】なぜなら、こうした表示素子はメモリ性を
有しているので、駆動信号の画素への供給を断っても表
示されている画像(これは機密性が高いので第3者に認
識してほしくない情報である)が保持されるからであ
る。
【0009】従って、こうした表示装置は、前述した表
示装置のように、システムエラーや、ハードウェアのト
ラブルが生じたような場合、一度、電源をオフにしてし
まうと、その原因が不明になるという問題点を何ら解消
できない。
【0010】本発明は、上述した課題を解決し、単純な
システムで、システム情報の保存ができる表示装置を提
供することを第1の目的とする。
【0011】本発明の第2の目的は、エラーが生じた後
にシステムの復旧が容易に行なえる表示装置を提供する
ことにある。
【0012】本発明の第3の目的は、エラーが生じた後
にシステムを再起動することなく、エラーメッセージ等
のシステム情報が認識できる表示装置を提供することに
ある。
【0013】本発明の第4の目的は、安価なシステム情
報保存機構をもつ表示装置を提供することにある。
【0014】本発明の第5の目的は、画像データに応じ
て表示を行なう為の表示手段と、システム情報を発生さ
せるシステム情報発生手段と、を有し、該システム情報
を該表示手段の表示領域に、該表示領域のメモリ性を利
用して保存することを特徴とする表示装置を提供するこ
とにある。
【0015】本発明の第6の目的は、画像データに応じ
て表示を行なう為の第1の表示領域と、システム情報を
表示する為の第2の表示領域と、を有する表示手段を備
え、該システム情報を該第2の表示領域のメモリ性を利
用して保存することを特徴とする表示装置を提供するこ
とにある。
【0016】本発明の第7の目的は、画像データに応じ
て表示を行なう為の第1の表示領域を有する表示手段を
備え、該第1の表示領域中の任意の第2の表示領域に、
システム情報を該第2の表示領域のメモリ性を利用して
保存することを特徴とする表示装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、画像データに応じて表示を行
なう為の表示手段、を有し、システム情報を該表示手段
の表示領域に、該表示領域のメモリ性を利用して保存す
る、ことを特徴とする。
【0018】また、本発明は、画像データに応じて表示
を行なう為の第1の表示領域と、システム情報を表示す
る為の第2の表示領域と、を有する表示手段を備え、該
システム情報を該第2の表示領域のメモリ性を利用して
保存する、ことを特徴とする。
【0019】この場合、該第1の表示領域と該第2の表
示領域とは共通の表示パネル内にある、ようにしてもよ
い。また、該第1の表示領域と該第2の表示領域とは共
通のメモリ性をもつ表示パネル内にあり、それぞれ表示
面積が異なる、ようにしてもよい。さらに、該第1の表
示領域と該第2の表示領域とは共通の強誘電性液晶表示
パネル内にある、ようにしてもよい。またさらに、該第
1の表示領域と該第2の表示領域とはそれぞれ表示面積
が異なる別の表示パネルからなる、ようにしてもよい。
また、該第1の表示領域と該第2の表示領域とはそれぞ
れ別の表示パネルからなり、該第2の表示領域は強誘電
性液晶表示パネルにある、ようにしてもよい。さらに、
該第2の表示領域の駆動条件が走査期間ごとに変化す
る、ようにしてもよい。またさらに、該第2の表示領域
を構成する複数の副領域は、互いに異なる駆動条件で駆
動される、ようにしてもよい。また、該システム情報の
保存の前又は後に、照明光源を消灯する、ようにしても
よい。さらに、電源スイッチのオフの後、表示されてい
る画像情報は消去して該システム情報を保存する、よう
にしてもよい。またさらに、ホストシステムに、該シス
テム情報を送信する、ようにしてもよい。また、ホスト
システムに、該電源の供給状態の情報を送信する、よう
にしてもよい。さらに、ホストシステムに、該電源の供
給状態の情報又は該システム情報を送信したのち、省電
力表示モードに移行する、ようにしてもよい。またさら
に、該システム情報の保存後に、該表示手段への電源の
供給が断たれる、ようにしてもよい。
【0020】一方、本発明は、画像データに応じて表示
を行なう為の第1の表示領域を有する表示手段を備え、
該第1の表示領域中の任意の第2の表示領域に、システ
ム情報を該第2の表示領域のメモリ性を利用して保存す
る、ことを特徴とする。
【0021】この場合、該第1の表示領域と該第2の表
示領域とは共通の表示パネル内にある、ようにしてもよ
い。また、該第1の表示領域と該第2の表示領域とは共
通のメモリ性をもつ表示パネル内にあり、それぞれ表示
面積が異なる、ようにしてもよい。さらに、該第1の表
示領域と該第2の表示領域とは共通の強誘電性液晶表示
パネル内にある、ようにしてもよい。またさらに、該第
2の表示領域の駆動条件が走査期間ごとに変化する、よ
うにしてもよい。また、該第2の表示領域を構成する複
数の副領域は、互いに異なる駆動条件で駆動される、よ
うにしてもよい。さらに、該システム情報の保存の前又
は後に、照明光源を消灯する、ようにしてもよい。また
さらに、電源スイッチのオフの後、表示されている画像
情報は消去して該システム情報を保存する、ようにして
もよい。また、ホストシステムに、該システム情報を送
信する、ようにしてもよい。さらに、ホストシステム
に、該電源の供給状態の情報を送信する、ようにしても
よい。またさらに、ホストシステムに、該電源の供給状
態の情報又は該システム情報を送信したのち、省電力表
示モードに移行する、ようにしてもよい。また、該シス
テム情報の保存後に、該表示手段への電源の供給が断た
れる、ようにしてもよい。
【0022】また、本発明は、メモリー性を有する液晶
により構成された第1の表示手段と、該第1の表示手段
に画像データを送出して表示を行わせるホストシステム
と、液晶により構成されてエラーメッセージ等のシステ
ム情報を表示する第2の表示手段と、を備え、かつ、電
源遮断時においても前記液晶のメモリー性によって情報
を保存するようにした、ことを特徴とする。
【0023】この場合、メモリー性を有する液晶により
構成された液晶パネルを少なくとも2つ備え、かつ、一
の液晶パネルが前記第1の表示手段として通常の表示を
行い、他の液晶パネルが前記第2の表示手段としてシス
テム情報を表示する、ようにしてもよい。
【0024】また、メモリー性を有する液晶により構成
された液晶パネルを少なくとも1つ備え、かつ、該液晶
パネルの所定領域が前記第1の表示手段として通常の表
示を行い、該所定領域以外の領域が前記第2の表示手段
としてシステム情報を表示する、ようにしてもよい。そ
の場合、前記第1の表示手段として通常の表示を行う所
定領域の面積と、前記第2の表示手段としてシステム情
報を表示する領域の面積との割合が、可変に設定されて
なる、ようにすると好ましい。さらに、システム情報を
表示しない場合にあっては、前記液晶パネルの全体で通
常の表示を行うと共に、システム情報を表示する場合に
あっては、前記液晶パネル中の所定領域にて通常の表示
を行い、該所定領域以外の領域にてシステム情報を表示
する、ようにすると好ましい。
【0025】また、温度検知に関するエラーが発生した
場合に形成される複数のシステム表示領域を備え、これ
ら複数のシステム表示領域を異なる駆動条件で駆動する
ことにより、いずれかのシステム表示領域にエラーメッ
セージを表示するようにしてもよい。また、前記駆動条
件が液晶パネルに印加する駆動電圧である、ようにして
もよい。さらに、前記駆動条件が1走査ラインの駆動時
間である、ようにしてもよい。
【0026】また、電源遮断時に電源遮断信号を発生す
ると共に該信号の発生後に所定時間だけ少なくとも前記
第2の表示手段に駆動電圧を印加せしめる電源回路と、
前記電源遮断信号を受けて前記第2の表示手段に電源遮
断に関する情報を表示せしめる制御手段と、を備えてな
るようにしてもよい。その場合、前記ホストシステムと
前記制御手段との間に双方向の通信経路を有し、前記制
御手段が、電源遮断時に前記通信経路を介して前記ホス
トシステムに電源遮断状態にあることを通知する、よう
にしてもよい。また、前記ホストシステムと前記制御手
段との間に双方向の通信経路を有し、前記制御手段が、
エラー発生時に前記通信経路を介して前記ホストシステ
ムにエラー内容を通知する、ようにしてもよい。
【0027】なお、以上構成に基づき、システム情報
は、表示領域のメモリ性を利用して該表示領域に保存さ
れる。したがって、再駆動時においてもオペレータは電
源遮断前の情報を再度見ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明は表示手段である表示素子
のメモリ性を利用して、表示素子にシステム情報を保存
するものである。
【0029】システム情報としては、ハードウェアやソ
フトウェアのエラーメッセージ、各デバイスの起動状
態、電源の投入時間や遮断時間、メモリ残量、温度条
件、駆動条件、通信状態等、表示装置自体やこれを利用
したシステムの保守・管理・使用等にあたりユーザーや
保守業者が必要とする情報である。
【0030】本発明に用いられる表示手段としては、単
一の表示素子を用いる場合と複数の表示素子を用いる場
合とがあり、前者の場合はメモリ性をもつ表示素子を用
いる。
【0031】後者の場合は、システム情報を表示する素
子がメモリ性をもっていればよく、他の素子はメモリ性
を必ずしももつ必要はない。
【0032】安価なシステムとするには前者が有利であ
り、画像表示の為にメモリ性のない特別な表示素子が望
まれる場合は後者が有利である。
【0033】メモリ性をもつ表示素子の代表例は、エレ
クトロクローミー素子やカイラルスメクチック液晶を用
いた強誘電性液晶素子やマイクロミラーをもつDMD素
子である。
【0034】一方、画像表示用の素子としては上述した
メモリ性をもつ素子以外にも、CRT、ツイストネマチ
ック液晶素子、エレクトロルミネッセンス素子、電子放
出素子、プラズマ素子等一般に知られているものであ
る。
【0035】特に、強誘電性液晶素子は大画面、高精細
化が容易であり、走査線の優先的選択による部分書き換
えが可能である為、1つの表示パネルに画像情報とシス
テム情報の両者を表示する場合に有効である。
【0036】システム情報を表示する領域は固定されて
いても、可変であってもよく、後述する実施例のように
領域を複数の副領域に分割し、それぞれ独立した駆動条
件で駆動してもよい。
【0037】勿論、全画面内に占める画像情報表示領域
とシステム情報表示領域の面積比を可変としてもよい。
【0038】そして、システム情報保存の時の表示素子
の駆動条件を温度等の環境条件に応じて変化させること
で、間接的に温度条件をシステム情報として保存するこ
ともできる。
【0039】更には、ホストシステムとの片方向又は双
方向の通信経路を介して、該ホスト側にシステム情報や
表示装置の電力供給状態等を送信すると好ましい。
【0040】システム情報を表示素子に保存する前又は
後或は保存中に、他の処理を行なうと好ましい。
【0041】例えば、表示装置がバックライトのような
照明光源を有する場合には、その点灯又は消灯或は明る
さの制御である。又は、LEDのようなインジケーター
の点灯であってもよい。システム情報の中でも、システ
ムエラーや電源の遮断に係るような表示装置の使用を中
断したり、表示装置の消費電力をセーブしたりする必要
がある場合には、保存すべきシステム情報の発生に応じ
て、バックライトを消灯したり、画像表示の為の走査を
中止したり、他のデバイスの動作を止めたりするとよ
い。走査を中止する場合には、走査電極と情報電極の電
位を基準電位に保持して液晶他の物質に印加される電界
をゼロとすることが望ましい。
【0042】そして、保存されたシステム情報を認識し
なければならない場合であってもバックライトのみを点
灯する等して、極く小規模のデバイスの起動で済む。
【0043】表示素子への電力供給を司る電源制御回路
は、低消費電力モードへの移行の命令や、電源スイッチ
のオフ、停電等が生じた場合であっても、システム情報
を表示素子に保存するに充分な電力量(電力×時間)を
維持できるようにする。その為には大容量のコンデンサ
ーや予備のバッテリを付設しておけばよい。
【0044】勿論、ホストとの通信を併せて行なう場合
にはその消費電力分蓄積電力量に余裕をもたせる必要が
ある。
【0045】本発明に用いられるシステム情報発生回路
としては、システムを管理する回路や、システム管理ソ
フトウェアプログラムや、電源スイッチのオン・オフ状
態を検出する回路等が挙げられる。
【0046】
【実施例】
(実施例1)まず、本発明の第1実施例について、図1
乃至図9に沿って説明する。
【0047】本実施例に係る表示装置1は、第1の表示
手段としての液晶パネル2aと、第2の表示手段として
の液晶パネル2bと、2つの液晶パネルを備えている。
これらの液晶パネル2a,2bは、相対向するように配
置された一対の基板を有しており、該基板間には強誘電
性液晶が注入されている(不図示)。そして、この強誘
電性液晶は、印加される電界を取り除いても新たに逆方
向の閾値以上の電界が印加されるまではその表示内容を
保持するという性質、すなわちメモリー性を有してい
る。また、一方の液晶パネル2aは、図2に例示するよ
うな画像、すなわち、本装置1のホストコンピュータ
(ホストシステム)3からの画像データに従った画像を
表示するように構成されており、他方の液晶パネル2b
は、図示のようなパワーダウンメッセージを電源遮断時
に表示したり、あるいは、エラーが発生した場合にエラ
ーメッセージを表示するように構成されている。(以
下、画像データに従って前記一方の液晶パネル2aに画
像を表示することを“通常表示”とし、該通常表示を行
う液晶パネル2a上の領域を“通常表示領域”とする。
また、前記他方の液晶パネル2bに表示されるパワーダ
ウンメッセージ等の情報を“システム情報”とし、該シ
ステム情報を表示する液晶パネル2b上の領域を“シス
テム表示領域”とする。)。なお、このシステム表示領
域には、MPU6(詳細は後述)が新たな表示を必要と
する場合だけ書き込みを行い、それ以外は強誘電性液晶
のメモリー性を利用して情報を保存するようになってい
る。これにより、表示を保存するための不揮発性のメモ
リや一時電源、或は保存のための処理・操作などを必要
としない。
【0048】また、液晶パネル2a,2bには、サーミ
スタ等の温度センサ5が配置されており、該温度センサ
5は、液晶パネルの温度(以下、“パネル温度”とす
る)を検知して検知信号をMPU(制御手段)6に送出
するように構成されている。
【0049】さらに、MPU6は、温度センサ5からの
信号に基づいて最適な駆動条件を決定し、いわゆる温度
補償を行うように構成されている。以下、この温度補償
について説明する。
【0050】すなわち、強誘電性液晶の駆動条件(例え
ば、駆動電圧VOP、及び1走査ラインの駆動時間1H)
はパネル温度に応じてその適正範囲(駆動条件の上限及
び下限)が変化し、該適正範囲外の駆動条件を与えて液
晶パネル2a,2bを駆動しても、表示は行われない。
図3は、1走査ラインの駆動時間1Hを一定にした場合
における駆動電圧VOPの温度依存性を示したものである
が、この図より、駆動条件(駆動電圧VOP)の上限及び
下限はパネル温度Taに伴って変化することが理解でき
る。具体的には、パネル温度がT1 の場合には駆動電圧
OPが、
【0051】
【式1】V2≦VOP≦V1 の範囲内であれば、液晶パネル2a,2bによる表示が
可能であることを示している。また、図4は、駆動電圧
OPを一定にした場合における駆動時間1Hの温度依存
性を示したものであるが、この図によっても、駆動条件
(駆動時間1H)の上限及び下限はパネル温度Taに伴
って変化することが理解できる。具体的には、パネル温
度がT1 の場合には駆動時間1Hが、
【0052】
【式2】t2≦1H≦t1 の範囲内であれば、液晶パネル2a,2bによる表示が
可能であることを示している。
【0053】そして、本実施例においては、図3及び図
4の関係から、パネル温度に応じた駆動時間1H及び駆
動電圧VOPを求め(図5参照)、その関係をMPU6の
ROMに記憶させている。また、MPU6は、温度セン
サ5からの信号に基づいてパネル温度を考慮して最適な
駆動条件(駆動時間1H及び駆動電圧VOPをコード化し
たもの。以下、“1Hコード”及び“VOPコード”とす
る)を選択するように構成されている。すなわち、本実
施例においては、駆動時間1Hと駆動電圧VOPとの組み
合わせによって温度補償を行うようになっている。
【0054】ところで、図1に示すように、MPU6に
は電源コントローラ7が接続されているが、上記VOP
ードがMPU6から電源コントローラ7に送出されるよ
うになっている。そして、この電源コントローラ7は、
OPコードに従って最適な液晶駆動電圧を液晶パネル2
a,2bのドライバーIC(不図示)に印加するように
構成されている。
【0055】また、上記MPU6は、ホストコンピュー
タ3に接続されており、1Hコードに従ってタイミング
を図った上で該コンピュータ3に対して画像データを要
求し、画像データの転送をコントロールするように構成
されている。さらに、ホストコンピュータ3と液晶パネ
ル2aとの間には液晶コントローラ9が介装されてお
り、ホストコンピュータ3からの画像データは、液晶コ
ントローラ9にて所望のデータ形式に変換された上で液
晶パネル2aのドライバーICに送られ、該液晶パネル
2aの通常表示領域によって通常表示を行うように構成
されている。また、このホストコンピュータ3は、画像
データの転送をコントロールするための制御信号をMP
U6に対して送出するように構成されている。
【0056】またさらに、MPU6とホストコンピュー
タ3との間においてはシリアル通信が行われるようにな
っており、ホストコンピュータ3が指定する液晶パネル
2a,2bの表示モードをMPU6に伝達し、液晶パネ
ル2a,2bの駆動条件や内部状態に関する情報をホス
トコンピュータ3に伝達するように構成されている。
【0057】また、液晶パネル2a,2bに対向する位
置にはバックライト装置10が配置されており、バック
ライト装置10によって液晶パネル2a,2bを照明す
るように構成されている。なお、このバックライト装置
10は、電源コントローラ7に接続されて駆動電圧が供
給されるように構成されている。
【0058】さらに、上記構成の表示装置1は動作表示
LED(不図示)を備えており、表示装置1が動作して
いる間は連続点灯し、エラーが発生した場合には点滅す
るように構成されている(詳細は後述)。また、表示装
置1はスイッチング電源(電源回路)11を備えてお
り、AC電源のオン/オフを行えるように構成されてい
る。
【0059】次に、第1実施例の作用について、表示装
置駆動時、電源遮断時、再駆動時、及びエラー発生時に
分けて説明する。 〈駆動時〉いま、スイッチング電源11がオンにされる
と、バックライト装置10が点灯されると共に、液晶パ
ネル2a,2bは画像表示が可能な状態となる。そし
て、ホストコンピュータ3に接続されているキーボード
(不図示)等を操作すると、所定の画像データが液晶コ
ントローラ9を介して液晶パネル2aに送られ、液晶パ
ネル2aには該データに伴って画像が表示される。
【0060】このとき、パネル温度は温度センサ5によ
って検知されており、MPU6は、該センサからの信号
に基づいて最適なVOPコード及び1Hコードを決定する
(図5参照)。このうち、VOPコードはMPU6から電
源コントローラ7に対して送出され、電源コントローラ
7は、該コードに従って液晶駆動電圧を液晶パネル2
a,2bのドライバICに供給する。一方、MPU6
は、1Hコードに従ってタイミングを図り、ホストコン
ピュータ3に対して画像データを要求する。これによ
り、ホストコンピュータ3は液晶コントローラ9に対し
て画像データを出力し、液晶コントローラ9は、MPU
6の指示に従い画像データを液晶パネル2aのドライバ
ーICに転送する。このようにして液晶駆動電圧と画像
データとが入力されたドライバーICは、液晶パネル2
aに所望のパターンを表示する(図2参照)。なお、こ
のように表示装置1が動作している間は、動作表示LE
Dは連続して点灯されている。 〈電源遮断時〉いま、スイッチング電源11がオフにさ
れてAC電源が遮断されると、図6に示すように、スイ
ッチング電源11からMPU6に対してはACF信号が
送られ、ACF信号を受けたMPU6は、パワーダウン
のメッセージと終了時刻とをシステム表示領域に表示す
ると共に、1走査ラインの駆動終了を待って電源コント
ローラ7を介してバックライト装置10をオフにする。
そして、このMPU6は、液晶コントローラ9と電源コ
ントローラ7へ終了動作を指示する。一方、電源コント
ローラ7は、一定時間(電源保持時間)だけは液晶駆動
電圧を液晶パネル2a,2bに印加しているが、該時間
経過後は液晶駆動電圧をカットする。なお、このときに
システム表示領域に表示された内容(パワーダウンメッ
セージ)は、強誘電性液晶のメモリー性によって保持さ
れたままとなる。 〈再駆動時〉いま、スイッチング電源11がオンにされ
ると、図7に示すように、まず、MPU6が、MPU自
身の初期設定と、液晶コントローラ9の初期設定とを行
う。次に、MPU6は、温度センサ5からの信号に基づ
いて温度補償を行うと共に、電源コントローラ7を駆動
してバックライト装置10を点灯させる。このバックラ
イト装置10の点灯により、液晶パネル2a,2bの表
示内容が認識可能な状態になる。ところで、強誘電性液
晶はメモリー性を有していることから、バックライト装
置10の点灯に伴って電源をオフにする以前の情報が再
表示される。すなわち、システム表示領域には電源オフ
時にパワーダウンのメッセージと終了時刻とが表示され
ていたため(図2参照)、バックライト装置10の点灯
に伴ってそれらの表示が認識されることとなる。
【0061】次に、MPU6は自己診断を行うが、該診
断の結果に異常がなければMPU6はホストコンピュー
タ3に対して画像データの要求を行う。そして、該要求
に応じて通常の表示動作が開始される。すなわち、オペ
レータは、パワーダウンのメッセージによって何ら異常
がないことを確認し、キーボード等を操作して、通常表
示を開始できる。 〈エラー発生時〉ところで、上述したMPU6からホス
トコンピュータ3への画像データの要求は、ホストコン
ピュータ3が動作するまで規定回数だけリトライされる
が、所定時間が経過してもホストコンピュータ3から画
像データが送出されない場合には画像データの要求は中
止される。そして、MPU6は、エラーを検知すると、
図8に示すように、エラーメッセージを液晶パネル2b
(システム表示領域)に書き込む。また、他方の液晶パ
ネル2a(通常表示領域)はエラーが生じる直前の状態
を保持し、図9に示すように、バックライト装置10も
点灯のまま維持される。さらに、上述のようにエラーが
発生した場合には、エラー発生から所定の時間が経過し
た後に動作表示LEDは点滅され、オペレータがシステ
ム表示領域の情報を読むまでもなく容易にエラーの発生
を知り得ることとなる。そして、オペレータは、動作表
示LEDの点滅やシステム表示領域の表示に従ってエラ
ーの発生とその原因とに関する情報を得、適切な処置を
早期に取ることが可能となる。そして、LEDの点滅後
バックライト装置10はオフにされ、液晶駆動電源もオ
フにされ、表示装置1の駆動が停止される。
【0062】次に、第1実施例の効果について説明す
る。
【0063】本実施例によれば、メモリー性を有する液
晶を利用しているため、情報の保存が可能となり、再駆
動時においてもオペレータは電源遮断前の情報を再度見
ることができ、その後の処理を円滑に行える。特に、誤
って電源を切ってしまった場合等においても情報は消失
されないため有効である。また、このような情報保存を
上記メモリー性を利用して達成し、特別な手段(不揮発
性のメモリや一時電源等)を利用してはいないことか
ら、装置の価格上昇を抑えることができ、パーソナル機
器への適用も容易になる。
【0064】一方、本実施例においては、上述のような
情報保存を行うと共に、2つの表示領域(通常表示領域
及びシステム表示領域)を設けることにより種々の効果
を奏する。すなわち、例えば再起動時においては、電源
遮断前の情報を通常表示領域に表示して上述のような効
果を奏すると共に、起動の状態をシステム表示領域に逐
次表示することによって、オペレータは該起動状態を容
易に把握できる。また、例えばエラー発生時において
は、エラー発生前の通常情報は通常表示領域中に保存さ
れているため復旧後の処理を円滑に行えると共に、シス
テム表示領域にはエラーメッセージが表示されるため、
オペレータは適切な処置を早期に取ることができ、装置
の復旧が容易になる。さらに、オペレータが席から離れ
ている間にエラーが発生して電源が遮断される場合もあ
り得るが、その場合であっても、再起動を行うことによ
りオペレータはエラーメッセージからエラーの発生原因
を知ることができる。
【0065】なお、上述第1実施例においては、ホスト
コンピュータ3からの画像データによって通常表示領域
全体の表示を書き換えるようにしてもよいが、書き換え
の必要な部分のみを書き換え、それ以外は強誘電性液晶
のメモリー性によって表示を保存するようにしてもよ
い。
【0066】一方、上記第1実施例においては、第1の
表示手段としての液晶パネル2aと第2の表示手段とし
ての液晶パネル2bとを2つ別個に設けたが、もちろん
これに限る必要はなく、図10に示すように液晶パネル
を1つとしてもよい。すなわち、該液晶パネル20を、
メモリー性を有する強誘電性液晶によって構成すると共
に、該パネルの所定領域(通常表示領域)20aを第1
の表示手段として該領域に通常表示を行わせ、それ以外
の領域(システム表示領域)20bを第2の表示手段と
してシステム表示を行わせるようにしてもよい。そし
て、システム表示を行う必要がない場合には、所定のス
イッチの操作やホストコンピュータ3からの指示によっ
てシステム表示領域20bを無表示の状態とし、通常表
示領域20aのみによってホストコンピュータ3からの
画像データによる表示を行うようにしてもよい。また、
システム表示を行う必要がない場合には、所定のスイッ
チの操作等によってこれらの領域20a,20bの面積
割合を変更して液晶パネル20の全体を通常表示領域と
し、該全体で通常表示を行うようにしてもよい。さら
に、一旦消失されたシステム表示は、所定のスイッチの
操作やホストコンピュータ3からの指示によって再表示
することも可能である。
【0067】ところで、上述のように1つの液晶パネル
において通常表示とシステム表示とを行う場合は、シス
テム表示を行う場合においても2つの領域20a,20
bの面積割合を変更してシステム表示領域20bを拡大
し、システム表示を容易に認識できるようにしてもよ
い。 (実施例2)次に、本発明の第2実施例について、図1
1及び図12に沿って説明する。
【0068】本実施例においては、1つの液晶パネル3
0に、通常表示領域(第1の表示手段)とシステム表示
領域(第2の表示手段)とが設けられており、温度検知
に関するエラーが発生した場合にシステム表示領域が拡
大されるように構成されている。そして、エラーが発生
せず通常表示を行っている場合はもちろんのこと、エラ
ーが発生した場合であってもそのエラーが温度検知以外
に関するものである場合には、上述のようなシステム表
示領域の拡大は行わず、小さな面積のシステム表示領域
によってシステム表示を行うように構成されている。以
下、具体的に説明する。
【0069】本実施例に用いる液晶パネル30は、図1
1に示すような4つの領域30a,30b,30c,3
0dに区分されて用いられ、通常表示を行う場合や温度
検知以外に関するエラーが発生した場合には、3つの領
域30a,30b,30cを通常表示領域として一体的
に使用し、残り1つの領域30dをシステム表示領域と
して使用するように構成されている。
【0070】そして、温度検知に関するエラーが発生し
た場合には、システム表示領域は領域30b,30c,
30dに拡大される。なお、図11はシステム表示領域
が拡大された状態を示している。但し、その場合、領域
30b,30c,30dを一体にして1つのシステム表
示を行うのではなく、3つの領域30b,30c,30
dを独立のものとして使用する。すなわち、これらのシ
ステム表示領域30b,30c,30dにおいては、駆
動電圧VOPを等しくし、1走査ラインの駆動時間1H
は、表示領域30bにおいては1H=aとし、表示領域
30cにおいては1H=bとし、表示領域30dにおい
ては1H=cとされる。このように1走査ラインの駆動
時間1Hを異ならせたため、パネル温度がC以下である
限り表示が可能である(図12参照)。また、これらの
システム表示領域30b,…には、同一内容の3つのエ
ラーメッセージを表示するように電圧印加がなされる。
なお、この液晶パネル30を駆動するための他の構成
は、第1実施例にて説明したものと同様である。
【0071】ついで、本実施例の作用について説明す
る。
【0072】本実施例においても、上述第1実施例と同
様に、温度センサ5やMPU6によって温度補償を行っ
ている。これにより、駆動条件(例えば、1走査ライン
の駆動時間1H上限と下限)がパネル温度に依存するに
もかかわらず(図12参照)、最適な駆動条件の下で液
晶パネル30を駆動でき、パネル温度の如何にかかわら
ず表示が行われる。
【0073】ところで、いま、温度センサ5に関連する
部分にエラーが発生して液晶パネル30の温度検知等の
機能が麻痺した場合には、パネル温度が不明となり、上
述のような温度補償は行えない。しかし、本実施例にお
いては、3つの領域30b,…の駆動条件(駆動時間1
H)をそれぞれ1H=a、1H=b、及び1H=cとし
たため、パネル温度がA以下の場合には領域30bにエ
ラーメッセージが表示され、パネル温度がA〜Bの場合
には領域30cにエラーメッセージが表示され(図11
参照)、パネル温度がB〜Cの場合には領域30dにエ
ラーメッセージが表示される。つまり、本実施例におい
てはパネル温度がC以下である限りにおいて、いずれか
の領域30b,…には必ずエラーメッセージが表示され
る。なお、表示されるエラーメッセージは、領域30
b,…に拘らず同一内容である。
【0074】ついで、本実施例の効果について説明す
る。
【0075】本実施例によれば、温度検知に関するエラ
ーが発生した場合であっても、エラーメッセージはいず
れかのシステム表示領域30b,30c,30dに必ず
表示される。したがって、オペレータはエラーの発生原
因等の必要な情報を得ることができ、該情報に従って適
切な処置を取ることができる。
【0076】ところで、液晶パネル30がマトリクス駆
動により駆動されている場合に、図12の駆動条件の上
限を越えた1Hで駆動した場合には、選択された走査線
以外の走査線上の画素も選択された走査線上のデータ信
号の影響を受けて、クロストークを生じてしまう。その
ため、ある部分の書き込みを最適な条件で行った場合で
も、他の部分の書き込みを、駆動条件の上限を上回る条
件(1H)で行えば、選択された走査線以外の画素の表
示が失われることがある。一方、駆動条件の下限を下回
る条件ではそのような影響も少なく、既に書き込まれて
いる部分の表示は保存される。このような理由から、駆
動条件1Hが大きい部分から順に書き込むようにすれ
ば、クロストークの影響もなく表示が失われることもな
い。
【0077】なお、図12においては駆動条件として1
走査ラインの駆動時間1Hを異ならせるものとしたが、
もちろんこれに限る必要はなく、駆動時間1Hを一定と
して駆動電圧VOPを変化させるようにしてもよい。すな
わち、図11に示すように、液晶パネル30に3つのシ
ステム表示領域30b,30c,30dを形成し、各領
域の駆動電圧VOPをa′,b′,c′としてもよい。い
ま、駆動電圧VOPをa′とした場合には、図13に示す
ように、パネル温度がA以下であれば表示が可能であ
り、駆動電圧VOPをb′とした場合には該温度がA〜B
であれば表示が可能であり、さらに駆動電圧VOPをc′
とした場合には該温度がB〜Cであれば表示が可能であ
る。したがって、温度センサ5に関連する部分にエラー
が発生したとしても、パネル温度がC以下である限り、
いずれかの表示領域30b,30c,30dにはエラー
メッセージが表示されることとなる。なお、かかる場合
においても、駆動電圧VOPが大きい領域から書き込みを
行ってクロストークの影響を回避することが好ましい。
【0078】また、上述第2実施例においては、駆動条
件の異なる表示領域30b,30c,30dを複数設け
るものとしたが、もちろんこれに限る必要はなく、表示
領域を1つのみ形成することとし、該表示領域の駆動条
件を適宜切り換えるようにしてもよい。具体的には、表
示領域の駆動時間1Hを一定とした上で駆動電圧VOP
複数段に切り換えるようにしてもよい。これにより、パ
ネル温度が不明となるエラーが発生した場合において
も、駆動条件が適正になった場合にはエラー表示が可能
となり、オペレータは該表示に従って適切な処置を取る
ことができる。
【0079】次に、電源遮断に関する他の例について、
図14に沿って説明する。
【0080】図に示す例においては、一連の終了動作の
中にシリアル通信(双方向の通信経路)を通してホスト
コンピュータ3へ表示装置1のパワーオフの通知を行う
ように構成されており、かかる点が上述第1実施例と異
なる。そして、このパワーオフ通知を受け取ったホスト
コンピュータ3では、パワーセーブモードへ移行するよ
うに構成されている。なお、この際ディスプレイのオン
・オフに関わりなく動作を継続する必要のある場合に
は、この通知を無視することはホストコンピュータ3の
自由である。
【0081】次に、エラーが発生した場合に関する他の
例について、図15に沿って説明する。
【0082】図に示す例においては、表示装置1でエラ
ーが発生した場合に、シリアル通信(双方向の通信経
路)によってエラーの発生とその内容を予め決められた
コードによってホストコンピュータ3へ通知するように
構成されており、かかる点が上述第1実施例と異なる。
例えば、表示装置1に何らかの障害が発生し、通常表示
が不可能となった場合、液晶パネルにはエラーの表示が
なされる。また、同時にホストコンピュータ3に対して
も、コードを介してエラー内容が通知され、ホストコン
ピュータ3は可能なエラー復旧動作を行う。そして、復
旧が完了した場合にはホストコンピュータ3からエラー
復旧完了のシリアル通信が行われ、表示装置1は通常の
動作を継続することとなる。これに対して、復旧が不可
能なエラーの場合には、ホストコンピュータ3は、状態
の保存など必要な動作の後、パワーセーブモードへ移行
する。なお、この場合にも、ディスプレイの状態に関わ
りなく動作を継続する必要のある場合には、ホストコン
ピュータ3の側でこの通知を無視することも可能であ
る。
【0083】図16は、本発明による別の実施例の表示
装置の制御系ブロック図である。図17は、図16の装
置の駆動タイミングチャートを示す図である。
【0084】210はメモリ性をもつ表示パネルであ
り、画像表示領域とシステム情報表示領域とに分割表示
可能である。
【0085】ホストコンピュータは、CPU201、メ
モリ202、及びハードディスクドライバー203をも
ち、メインバス204につながるローカルバスにキーボ
ードドライバー205やトラックボールドライバー20
7を備えている。図中の符号206はキーボード、符号
208はトラックボールである。ホストコンピュータの
ローカルバスには表示装置のパネルコントローラ209
が接続されるとともに、バックライト212点灯制御の
為のバックライトドライバー214が接続されている。
【0086】表示装置は更に電源ユニット215を備
え、ユニット215はDC電圧をスイッチSW3、BL
スイッチ221に供給するとともに、電源コントローラ
211へも供給する。
【0087】画像情報は、走査線アドレス情報が付加さ
れてパネルコントローラ209からスイッチSW1を介
してパネル210のドライバーに供給される。パネル駆
動用のマルチレベルの基準DC電圧は、電源コントロー
ラ211からスイッチSW2を介してパネル210のド
ライバーに供給される。
【0088】バックライト212点灯用の電源電圧は、
ユニット215から点灯回路216に供給される。図中
の符号213は調光スイッチである。
【0089】次に図17を参照してその動作タイミング
を説明する。
【0090】101に示すように、パネル210には画
像情報が送られていて、パネル210を1ライン毎に走
査して描画を行なう。この時バックライト212は10
5に示すように点灯(オン)している。
【0091】次に、時刻t101 で、動作モードを省電力
モードに切り換える命令102が発生する。すると、そ
の時走査していた走査線の走査が終了すると、時刻t
102 に全画面を消去する消去信号が発生し、パネル21
0の全画素は暗状態を呈する。その後、時刻t103 でシ
ステム情報が発生しパネル210のシステム情報表示領
域にシステム情報が表示・保存される。
【0092】時刻t104 になるとスイッチSW1,SW
2がオフされて表示パネル210の駆動が停止される。
ここで、画像表示領域全面は暗状態に消去され、液晶の
焼き付きやスイッチング不良が防止される。一方、シス
テム情報表示領域にはパネル210のメモリ性によりシ
ステム情報が保持されたままである。
【0093】103はスイッチSW3のオン・オフタイ
ミングを、104はバックライトスイッチ221のオン
・オフタイミングを、105はこれらのスイッチSW
3,221に応答するバックライト212の点灯、消灯
タイミングを示している。時刻t101 〜t105 までの任
意の時間にこれらはオフされ、バックライト212は消
灯する。
【0094】システム情報の描画を確認したい場合には
バックライト212の消灯タイミングを時刻t104 より
も数秒後の時刻とすればよい。
【0095】又、106はハードディスクのオンオフタ
イミングを示している。107はメイン電源の供給状態
を示している。図17の例では、時刻t105 後は省電力
モードであり、パネル210の駆動やハードディスクの
駆動が停止している。
【0096】パネル210にメモリされているシステム
情報を確認したい場合には、ユーザのスイッチ221操
作によりバックライト212を点灯させることができる
(期間t106 〜t107 )。
【0097】このように、メインの電源がオンの状態に
おいてもシステム情報の保存・再生が容易であるので、
省電力モードに適した装置となっている。
【0098】そして、表示パネル210の駆動が中止さ
れている時には、パネル210の走査電極と情報電極を
一定の基準電位に保持して、外部からの静電ノイズがメ
モリ性により保存された情報を破壊しないようにする。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
第1の表示手段はメモリー性を有する液晶によって構成
されているため、情報の保存が可能となる。したがっ
て、再駆動時においてもオペレータは電源遮断前の情報
を再度見ることができ、その後の処理を円滑に行える。
また、このような情報保存を上記メモリー性を利用して
達成し、特別な手段(不揮発性のメモリや一時電源等)
を利用してはいないことから、装置の価格上昇を抑える
ことができ、パーソナル機器への適用も容易になる。
【0100】さらに、本発明によれば、第1の表示手段
と第2の表示手段とが併設されているため、前記第1の
表示手段が表示する表示内容と、前記第2の表示手段が
表示するシステム情報とを同時に把握できる。その結
果、例えば再起動時においては、前記メモリー性によっ
て保存されていた電源遮断前の情報を見ながら円滑に処
理を行えると共に、前記第2の表示手段によって装置の
起動状態を容易に把握できる。
【0101】一方、温度検知に関するエラーが発生した
場合に複数のシステム表示領域を形成し、かつこれら複
数のシステム表示領域を異なる駆動条件で駆動するよう
にした場合には、前記システム表示領域の温度が不明で
あっても、エラーメッセージはいずれかのシステム表示
領域に必ず表示される。したがって、オペレータはエラ
ーの発生原因等の必要な情報を得ることができ、該情報
に従って適切な処置を取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての表示装置の構成を示
すブロック図。
【図2】液晶パネルにおける通常表示領域とシステム表
示領域とを示す図。
【図3】駆動電圧VOPの上限及び下限とパネル温度との
関係を説明するための図。
【図4】1走査ラインの駆動時間1Hの上限及び下限と
パネル温度との関係を説明するための図。
【図5】MPUにメモリされている駆動電圧VOP及び1
走査ラインの駆動時間1Hを説明するための図。
【図6】電源遮断時における表示装置の作用を説明する
ための図。
【図7】再駆動時における表示装置の作用を説明するた
めの図。
【図8】エラーメッセージを表示する液晶パネルを示す
模式図。
【図9】エラー発生時における表示装置の作用を説明す
るための図。
【図10】1つの液晶パネルにて通常表示及びシステム
表示を行う例を説明するための図。
【図11】本発明の第2実施例に用いる液晶パネルの構
成を説明するための図。
【図12】第2実施例における液晶パネルの駆動条件
(駆動時間1H)を説明するための図。
【図13】第2実施例における液晶パネルの駆動条件
(駆動電圧VOP)を説明するための図。
【図14】電源遮断時の他の例を示す図。
【図15】エラー発生時の他の例を示す図。
【図16】本発明による別の実施例の表示装置の制御系
ブロック図。
【図17】図16の装置の駆動タイミングチャートを示
す図。
【符号の説明】
1 表示装置 2a 液晶パネル(第1の表示手段) 2b 液晶パネル(第2の表示手段) 3 ホストコンピュータ(ホストシステム) 6 MPU(制御手段) 11 スイッチング電源(電源回路) 20 液晶パネル 20a 通常表示領域(第1の表示手段) 20b システム表示領域(第2の表示手段) 30 液晶パネル 30a 通常表示領域(第1の表示手段) 30d システム表示領域(第2の表示手段)

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに応じて表示を行なう為の表
    示手段、を有し、システム情報を該表示手段の表示領域
    に、該表示領域のメモリ性を利用して保存する、 ことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 画像データに応じて表示を行なう為の第
    1の表示領域と、システム情報を表示する為の第2の表
    示領域と、を有する表示手段を備え、該システム情報を
    該第2の表示領域のメモリ性を利用して保存する、 ことを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 該第1の表示領域と該第2の表示領域と
    は共通の表示パネル内にある、 ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 該第1の表示領域と該第2の表示領域と
    は共通のメモリ性をもつ表示パネル内にあり、それぞれ
    表示面積が異なる、 ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 該第1の表示領域と該第2の表示領域と
    は共通の強誘電性液晶表示パネル内にある、 ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 該第1の表示領域と該第2の表示領域と
    はそれぞれ表示面積が異なる別の表示パネルからなる、 ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 該第1の表示領域と該第2の表示領域と
    はそれぞれ別の表示パネルからなり、該第2の表示領域
    は強誘電性液晶表示パネルにある、 ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 該第2の表示領域の駆動条件が走査期間
    ごとに変化する、 ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 該第2の表示領域を構成する複数の副領
    域は、互いに異なる駆動条件で駆動される、 ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 該システム情報の保存の前又は後に、
    照明光源を消灯する、 ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 電源スイッチのオフの後、表示されて
    いる画像情報は消去して該システム情報を保存する、 ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 ホストシステムに、該システム情報を
    送信する、 ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 ホストシステムに、該電源の供給状態
    の情報を送信する、 ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  14. 【請求項14】 ホストシステムに、該電源の供給状態
    の情報又は該システム情報を送信したのち、省電力表示
    モードに移行する、 ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  15. 【請求項15】 該システム情報の保存後に、該表示手
    段への電源の供給が断たれる、 ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  16. 【請求項16】 画像データに応じて表示を行なう為の
    第1の表示領域を有する表示手段を備え、該第1の表示
    領域中の任意の第2の表示領域に、システム情報を該第
    2の表示領域のメモリ性を利用して保存する、 ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  17. 【請求項17】 該第1の表示領域と該第2の表示領域
    とは共通の表示パネル内にある、 ことを特徴とする請求項16記載の表示装置。
  18. 【請求項18】 該第1の表示領域と該第2の表示領域
    とは共通のメモリ性をもつ表示パネル内にあり、それぞ
    れ表示面積が異なる、 ことを特徴とする請求項16記載の表示装置。
  19. 【請求項19】 該第1の表示領域と該第2の表示領域
    とは共通の強誘電性液晶表示パネル内にある、 ことを特徴とする請求項16記載の表示装置。
  20. 【請求項20】 該第2の表示領域の駆動条件が走査期
    間ごとに変化する、 ことを特徴とする請求項16記載の表示装置。
  21. 【請求項21】 該第2の表示領域を構成する複数の副
    領域は、互いに異なる駆動条件で駆動される、 ことを特徴とする請求項16記載の表示装置。
  22. 【請求項22】 該システム情報の保存の前又は後に、
    照明光源を消灯する、 ことを特徴とする請求項16記載の表示装置。
  23. 【請求項23】 電源スイッチのオフの後、表示されて
    いる画像情報は消去して該システム情報を保存する、 ことを特徴とする請求項16記載の表示装置。
  24. 【請求項24】 ホストシステムに、該システム情報を
    送信する、 ことを特徴とする請求項16記載の表示装置。
  25. 【請求項25】 ホストシステムに、該電源の供給状態
    の情報を送信する、 ことを特徴とする請求項16記載の表示装置。
  26. 【請求項26】 ホストシステムに、該電源の供給状態
    の情報又は該システム情報を送信したのち、省電力表示
    モードに移行する、 ことを特徴とする請求項16記載の表示装置。
  27. 【請求項27】 該システム情報の保存後に、該表示手
    段への電源の供給が断たれる、 ことを特徴とする請求項16記載の表示装置。
  28. 【請求項28】 メモリー性を有する液晶により構成さ
    れた第1の表示手段と、 該第1の表示手段に画像データを送出して表示を行わせ
    るホストシステムと、 液晶により構成されてエラーメッセージ等のシステム情
    報を表示する第2の表示手段と、を備え、かつ、 電源遮断時においても前記液晶のメモリー性によって情
    報を保存するようにした、 ことを特徴とする表示装置。
  29. 【請求項29】 メモリー性を有する液晶により構成さ
    れた液晶パネルを少なくとも2つ備え、かつ、 一の液晶パネルが前記第1の表示手段として通常の表示
    を行い、他の液晶パネルが前記第2の表示手段としてシ
    ステム情報を表示する、 ことを特徴とする請求項28記載の表示装置。
  30. 【請求項30】 メモリー性を有する液晶により構成さ
    れた液晶パネルを少なくとも1つ備え、かつ、 該液晶パネルの所定領域が前記第1の表示手段として通
    常の表示を行い、該所定領域以外の領域が前記第2の表
    示手段としてシステム情報を表示する、 ことを特徴とする請求項28記載の表示装置。
  31. 【請求項31】 前記第1の表示手段として通常の表示
    を行う所定領域の面積と、前記第2の表示手段としてシ
    ステム情報を表示する領域の面積との割合が、可変に設
    定されてなる、 ことを特徴とする請求項30記載の表示装置。
  32. 【請求項32】 システム情報を表示しない場合にあっ
    ては、前記液晶パネルの全体で通常の表示を行うと共
    に、 システム情報を表示する場合にあっては、前記液晶パネ
    ル中の所定領域にて通常の表示を行い、該所定領域以外
    の領域にてシステム情報を表示する、 ことを特徴とする請求項31記載の表示装置。
  33. 【請求項33】 温度検知に関するエラーが発生した場
    合に形成される複数のシステム表示領域を備え、 これら複数のシステム表示領域を異なる駆動条件で駆動
    することにより、いずれかのシステム表示領域にエラー
    メッセージを表示するようにした、 ことを特徴とする請求項28乃至32のいずれか1項記
    載の表示装置。
  34. 【請求項34】 前記駆動条件が液晶パネルに印加する
    駆動電圧である、 請求項33記載の表示装置。
  35. 【請求項35】 前記駆動条件が1走査ラインの駆動時
    間である、 請求項33記載の表示装置。
  36. 【請求項36】 電源遮断時に電源遮断信号を発生する
    と共に該信号の発生後に所定時間だけ少なくとも前記第
    2の表示手段に駆動電圧を印加せしめる電源回路と、 前記電源遮断信号を受けて前記第2の表示手段に電源遮
    断に関する情報を表示せしめる制御手段と、 を備えてなる請求項28乃至35のいずれか1項記載の
    表示装置。
  37. 【請求項37】 前記ホストシステムと前記制御手段と
    の間に双方向の通信経路を有し、 前記制御手段が、電源遮断時に前記通信経路を介して前
    記ホストシステムに電源遮断状態にあることを通知す
    る、 ことを特徴とする請求項36記載の表示装置。
  38. 【請求項38】 前記ホストシステムと前記制御手段と
    の間に双方向の通信経路を有し、 前記制御手段が、エラー発生時に前記通信経路を介して
    前記ホストシステムにエラー内容を通知する、 ことを特徴とする請求項36記載の表示装置。
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