JPH08160005A - 非磁性体層を有する磁性体の探傷装置及び磁性体の探傷装置並びに磁性体の探傷方法 - Google Patents

非磁性体層を有する磁性体の探傷装置及び磁性体の探傷装置並びに磁性体の探傷方法

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JPH08160005A
JPH08160005A JP32968694A JP32968694A JPH08160005A JP H08160005 A JPH08160005 A JP H08160005A JP 32968694 A JP32968694 A JP 32968694A JP 32968694 A JP32968694 A JP 32968694A JP H08160005 A JPH08160005 A JP H08160005A
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JP32968694A
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Masayuki Nonaka
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HIHAKAI KENSA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋼板に塗料をコーティングしてなる鉄道車両
外壁の裏面に生じた腐蝕の探傷を超音波や渦電流を用い
ずに簡易かつ迅速に行うことの可能な磁性体の探傷装置
及びその探傷方法を提供すること。 【構成】 中央の磁極7aを中心にほぼ対称的に形成し
た側面視E字型の磁心2の共有部Mcに励磁コイルC1
を巻回すると共に、二次コイルC2a,C2bを両磁気
回路の分岐部Ma,Mbにそれぞれ巻回する。励磁電源
20により励磁コイルC1を励磁し、非磁性体層表面5
2aに磁極を近接させた際の両磁気回路Md,Me間に
おける磁束信号の差分Φa−Φbを二次コイルC2a、
C2bを介して検出する。少なくとも両端の二つの磁極
8a,8bと非磁性体層表面52aとの距離d1,d2
をほぼ一定に保ちつつ磁心2を非磁性体層表面に沿って
移動させることの可能なローラー5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、鋼板に塗料を
コーティングしてなる鉄道車両外壁の裏面に腐蝕が生じ
た場合、この裏面腐蝕の探傷検査などに用いることの可
能な非磁性体層を有する磁性体の探傷装置、及び、コー
ティングを有しない磁性体の探傷装置、並びに、磁性体
の探傷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、鋼板等の磁性体の探傷方法と
しては、渦流探傷法、超音波探傷法、放射線透過試験等
が知られている。
【0003】しかし、渦流探傷法では、表皮効果により
鋼板裏面の腐蝕等を検出し難く、しかも、浸透深さを深
くすべく周波数を低くすれば、評価値は周波数の影響を
大きく受けるので、評価には多大なデータを要すること
となり、検査が複雑となる。
【0004】また、超音波探傷法にあっては、各測定ご
とにトランスデューサーを接触媒質を介して非磁性体層
に十分密着させねばならず、その作業が繁雑で、簡易且
つ迅速な評価を行い難い。
【0005】また、放射線透過試験にあっては、鋼板の
裏面に高価な放射線フィルムをセットしなければならな
くて繁雑であり、鉄道車両用外壁等の検査において非破
壊的検査を行う事は事実上不可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術に鑑み
て、本発明は、非磁性体層を有する磁性体の裏面探傷を
簡易かつ迅速に行うことの可能な探傷装置、及び、非磁
性体層を有しない磁性体の探傷装置、並びに、磁性体の
探傷方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる探傷装置の第一の特徴構成は、三つ
の磁極を有する磁心をその中央の磁極を中心にほぼ対称
的に形成することで、中央の磁極より連なる共有部及び
この共有部より他の二つの磁極にそれぞれ至る分岐部を
備えたほぼ同等の一対の磁気回路を構成し、励磁コイル
及び二次コイルのうちの一方を前記両磁気回路の共有部
に一つ巻回すると共に、他方を前記両磁気回路の分岐部
にそれぞれ巻回し、前記励磁コイルを励磁する励磁電源
を設けると共に、非磁性体層表面に前記磁極を近接させ
た際の前記両磁気回路間における磁束信号の差分を前記
二次コイルを介して検出する検出部を設け、少なくとも
前記他の二つの磁極と前記非磁性体層表面との距離をほ
ぼ一定に保ちつつ前記磁心を前記非磁性体層表面に沿っ
て移動させることの可能なガイド手段を設けてある非磁
性体層を有することにある。
【0008】また、本発明にかかる探傷装置の第二の特
徴構成は、上記第一の特徴構成に加え、前記ガイド手段
が複数のローラーであることにある。
【0009】また、本発明にかかる探傷装置の第三の特
徴構成は、上記第一又は第二の特徴構成に加え、前記励
磁コイルを前記両磁気回路の共有部に一つ巻回すると共
に、前記二次コイルを前記両磁気回路の分岐部にそれぞ
れ巻回してあることにある。
【0010】また、本発明にかかる探傷装置の第四の特
徴構成は、三つの磁極を有する磁心をその中央の磁極を
中心にほぼ対称的に形成することで、中央の磁極より連
なる共有部及びこの共有部より他の二つの磁極にそれぞ
れ至る分岐部を備えたほぼ同等の一対の磁気回路を構成
し、励磁コイル及び二次コイルのうちの一方を前記両磁
気回路の共有部に一つ巻回すると共に、他方を前記両磁
気回路の分岐部にそれぞれ巻回し、前記中央の磁極又は
他の二つの磁極の少なくともいずれか一方の表面に非磁
性体層を設け、前記励磁コイルを励磁する励磁電源を設
けると共に、磁性体表面に前記磁極を近接させた際の前
記両磁気回路間における磁束信号の差分を前記二次コイ
ルを介して検出する検出部を設け、少なくとも前記他の
二つの磁極と前記磁性体表面との距離をほぼ一定に保ち
つつ前記磁心を前記磁性体表面に沿って移動させること
の可能なガイド手段を設けてあることにある。
【0011】一方、本発明にかかる探傷方法の特徴構成
は上記探傷装置の第四の特徴構成に記載の前記磁心、前
記励磁コイル及び前記二次コイルを備えた探触子と、特
徴構成に記載の前記励磁電源及び前記検出部とを設けた
探傷装置を用いる方法であって、前記中央の磁極又は他
の二つの磁極の少なくともいずれか一方と磁性体の表面
との間に非磁性体層を介在させ、少なくとも前記他の二
つの磁極と前記磁性体表面との距離をほぼ一定に保ちつ
つ前記磁心を前記磁性体表面に沿って移動させることに
ある。
【0012】
【作用】上記探傷装置の第一の特徴構成によれば、例え
ば図1に示すように、非磁性体層表面52aに磁極7
a,8a,8bを近接させることで、一対の磁気回路M
d,Meが磁性体の一部51a,51b及び非磁性体層
52を含む環状の回路として形成される。また、励磁電
源20により励磁コイルC1に通電することによって、
各磁気回路Md,Meにそれぞれ磁束信号Φa,Φbを
生じる。検出部30は、各磁気回路Md,Me間におけ
る磁束信号Φa,Φbの差分Φa−Φbを二次コイルC
2a、C2bを介して検出し、その差分を検出すること
で、磁性体51の裏面に存在する欠陥部51aを探傷す
る。
【0013】ここで、磁気回路の挙動について、図1の
磁気回路を直列電気回路に置き換えてなる図5をさらに
参照しつつ説明する。
【0014】一般に、磁気回路では次式が成立する。 NI=Φ・[l/(μA)] …(a) N :励磁コイルの巻回数 I :励磁コイルに流れる電流 l :回路の長さ μ :透磁率 A :回路の面積
【0015】ここに、上式(a)において、l/(μ
A)=Rと置換すると、このRは磁気抵抗、NIは電
圧、Φは電流に相当するものとして考える事ができる。 NI=Φ・R …(b)
【0016】そこで、次の通り、図1の磁気回路におけ
る各部位の磁気抵抗を図5の電気回路における各抵抗に
置換する。 R1 :両磁気回路の共有部7,Mc R2 :中央の磁極7aのギャップd3及び非磁性体層
52 R3a:第一磁気回路Md側の磁性体51の一部51a
(欠陥部) R3b:第二磁気回路Me側の磁性体51の一部51b
(正常部) R4a:第一磁気回路側の磁極8aのギャップd1及び
非磁性体層52 R4b:第二磁気回路側の磁極8bのギャップd2及び
非磁性体層52 R5 :両磁気回路の分岐部8,9,Ma,Mb
【0017】なお、ギャップとは、非磁性体層表面と各
磁極との間の距離をいうものとする。また、磁極が非磁
性体層表面に密着している場合は、R2,R4a,R4
bのギャップの効果を除いて考える。
【0018】また、抵抗Ra,Rb,Rc及び全体の合
成抵抗Roを次の通り定義する。 Ra=R3a+R4a+R5 …(c) Rb=R3b+R4b+R5 …(d) Rc=R1+R2 …(e) Ro={RaRb/(Ra+Rb)}+Rc =(RaRb+RbRc+RcRa)/(Ra+Rb)…(f)
【0019】第一、第二磁気回路の磁束信号をそれぞれ
Φa,Φbとし、これらΦa,Φbの合成磁束信号をΦ
oとすると、上式(b)〜(f)より次式が成立する。 Φo=NI/Ro …(g) Φa=Φo・Rb/(Ra+Rb) =NI/Ro・Rb/(Ra+Rb) …(h) Φb=Φo・Ra/(Ra+Rb) =NI/Ro・Ra/(Ra+Rb) …(i)
【0020】したがって、磁束信号Φa,Φbの差分Φ
a−Φbは、式(c)〜(i)より次式で表わされる。 Φa−Φb=NI/Ro・(Rb−Ra)/(Ra+Rb) =NI/[(RaRb+RbRc+RcRa)/(Ra+Rb)]・(Rb-Ra)/(Ra+Rb) =(Rb-Ra)・NI/(RaRb+RbRc+RcRa) =[(R3b-R3a)+(R4b-R4a)]・NI/(RaRb+RbRc+RcRa) …(j)
【0021】ここで、l/(μA)=Rと置換してお
り、両磁気回路Md,Meの一部分をなす磁性体51の
磁気回路の長さl及び透磁率μはほぼ一定であるから、
上式(j)の第一項(R3b-R3a)は、磁気回路の断面積A
の影響を受ける。比較する磁性体51の部分がともに正
常部であれば、断面積Aは同一となり、第一項は零とな
る。そして、比較する磁性体51の部分の一方が裏面に
腐蝕等を生じた欠陥部51aと正常部51bである場合
には、断面積Aの差異を生じるため、欠陥部の存在を検
知できる。
【0022】ところが、上式(j)の第二項(R4b-R4a)
は、回路の長さlに相当する非磁性体層52の厚さの他
に、磁極8a,8bのギャップd1,d2の大きさの影
響を受ける。しかも、エアギャップの磁気抵抗は非常に
大きいので、非磁性体層表面52aと磁心2との間に傾
きを生じた場合には、この第二項が非常に大きくなり、
第一項の変動を捉える事が不可能となってしまう。
【0023】そこで、本特徴構成に記載の如く、他の二
つの磁極8a,8bと非磁性体層表面52aとの距離d
1,d2をほぼ一定に保ちつつ磁心2を非磁性体層表面
52aに沿って移動させることの可能なガイド手段5を
設けることで、磁気抵抗の変動を抑制し、第二項の影響
を打ち消すことが可能となる。
【0024】ここで、起磁力Hと磁化の強さBとの関係
について考えると、次式が成立する。 μ=B/H …(k)
【0025】また、磁気回路の断面積S、磁束Φ及び磁
化の強さBとの関係より、一般的に次式が成立する。 Φ=BS=μHS=μNIS/l …(l)
【0026】さらに、起磁力Hの周期的変動に対し、磁
化の強さBは位相遅れδを生じるため、次式が成立する
(表現の便宜上、ω=w、δ=dとする。)。 H=Hoejwt …(m) B=Boej(wt-d) …(n)
【0027】上記(k)式に式(m),(n)を代入
し、透磁率μを複素ベクトルとして求める。 μ=B/H =Boej(wt-d) /Hoejwt =(Bo/Ho)・e-jd =(Bo/Ho)・cosδ−j(Bo/Ho)・sinδ =μ’−jμ” …(o)
【0028】励磁コイルの自己インダクタンスをLと
し、L’=N2S/lとすると、次式が成立する。 L=NΦ/I=μN2S/l=μL’ …(p)
【0029】したがって、励磁コイルのインピーダンス
Zは、式(o),(p)を用いて次の通りとなる。な
お、Rは回路の直流抵抗成分である。 Z=R+jωL =R+jω(μ’−jμ”)L’ =(R+ωμ”L’)+jωμ’L’ …(q)
【0030】図5は、上式(q)の励磁コイル側回路の
インピーダンスを示すベクトル図である。上記各磁気回
路内に非磁性体乃至ギャップを含む場合には、磁気抵抗
R2,R4a,R4bの影響により、上記位相遅れδが
0度側よりもむしろ90度側に近いものとなる。同図に
示す励磁コイルのインピーダンスのうち、ギャップを含
む場合の第一インピーダンスZ1と、ギャップを含まな
い場合の第二インピーダンスZ2との差は非常に小さ
い。これに対し、非磁性体乃至ギャップを含まない場合
における励磁コイルの第三インピーダンスZ3は、上記
第一、第二インピーダンスに比較して絶対値が非常に大
きく、且つ、位相遅れδが小さなものとなる。
【0031】これらインピーダンスZの変動は、励磁コ
イル側の起磁力Hに影響する。磁気回路内に非磁性体層
を含まない場合には、磁極が磁性体に接触するとインピ
ーダンスがZ1乃至Z2からZ3に急変する結果、励磁
コイル側の電流、ひいては励磁コイルの起磁力Hが突然
減少して測定レンジの変動を来す。しかし、磁気回路内
に非磁性体層を含む場合には、励磁コイルのインピーダ
ンス変動を、Z1とZ2との差程度の微小なものとする
ことが可能となり、ひいては、励磁コイル側の起磁力H
を安定させて、測定レンジの急激な変化を防止できる。
【0032】また、非磁性体層を磁気回路内に介在させ
ることにより、励磁コイルと二次コイルとの磁気的結合
を粗にすることができ、二次コイル側の電圧の急変を防
止できる。すなわち、上記式(k)によれば、磁化の強
さBは透磁率に比例し、非磁性体を磁気回路内に介在さ
せることで全体の透磁率を小さく維持しておけば、磁気
回路内にギャップが介在しても全体の透磁率の急変は生
じ難い。その結果、二次コイル側の出力電圧の増大によ
る測定レンジの急激な変化を防止できる。
【0033】なお、式(q)に示すように、インピーダ
ンスZは励磁電源の周波数ωによって変動するが、L’
=N2S/lが実軸と虚軸との双方にかかっており、周
波数の影響を除去するために、例えばコイルの巻数Nや
磁心の断面積Sを調整することでインピーダンスの大ま
かな最適化が可能である。渦流探傷と異なり、渦電流を
用いないので表皮効果の影響を受け難く、その結果、様
々な傷の深さや程度に応じて測定の度に励磁電源の周波
数を細かく変更する繁雑さもない。
【0034】一方、正常部の検査時において各磁気回路
Md,Meに同等の磁束を与えることを可能にするため
には、励磁コイル又は二次コイルのいずれか一方を二つ
設けて、そのコイル巻数を微調整する必要がある。上記
探傷装置の第三の特徴構成によれば、励磁コイルC1を
両磁気回路の共有部7,Mcに一つ巻回のみしてあるの
で、励磁コイルへの通電状態で二つの二次コイルの巻数
を微調整すれば足りる。
【0035】さらに、上記第四の特徴構成によれば、検
査対象となる磁性体が非磁性体層を有さない場合でも、
前記中央の磁極又は他の二つの磁極の少なくともいずれ
か一方の表面に非磁性体層を設けることで、上記両磁気
回路内双方に透磁率の小さな部分を介在させることがで
きる。その結果、第一の特徴構成と同様に、測定レンジ
の急激な変動を抑制することが可能となる。
【0036】
【発明の効果】このように、上記本発明にかかる探傷装
置の第一の特徴構成によれば、ガイド手段によりエアギ
ャップの影響を低減させると共に磁気回路内に非磁性体
層を介在させることでことで測定レンジの変動を抑制し
て磁性体の裏面に生じた欠陥を磁気回路の断面積の差と
して探傷できるようになった。しかも、渦流探傷のよう
に傷の深さ等に応じて測定の度に励磁電源の周波数を細
かく変更する繁雑さもなく、非磁性体層表面に探傷装置
を沿わせて移動させるだけの簡易な操作で迅速に探傷を
行うことが可能となった。
【0037】加えて、上記探触装置の第二の特徴構成に
よれば、ガイド手段が複数のローラーであるため、探触
子の移動に伴う磨耗等の消耗を低減させることが可能と
なった。
【0038】また、上記探触装置の第三の特徴構成によ
れば、コイルの微調整を通電状態で行うことが可能とな
り、その製造工程を簡素化することが可能となった。
【0039】さらに、上記探触装置の第四の特徴構成及
び探傷方法の特徴構成によれば、上記第一の特徴構成同
様、渦流探傷法等に比較して簡易な操作で迅速に探傷を
行うことが可能となった。
【0040】
【実施例】次に、図1〜5を参照しながら、本発明の第
一実施例について説明する。図1は本発明にかかる非磁
性体層を有する磁性体の探触装置の概要を示す。この探
触装置は、探触子1と、探触子の励磁コイルC1を励磁
するための定電圧の励磁電源20と、探触結果の表示部
30とを備えている。また、本実施例の探触装置は、磁
性体である厚さ5mm程度の鋼板51に厚さ1mm程度の樹
脂塗料よりなる非磁性体層52をコ−ティングしてなる
鉄道車両外壁50の裏面腐蝕を探傷することを目的とし
ている。
【0041】上記探触子1は、図2及び図3に示すよう
に、側面視E字型の磁心2と、この磁心2を保持する合
成樹脂製のケ−ス3と、磁心2及びケ−ス3を非磁性体
層表面に対し転がり移動させるためのロ−ラ−5と、励
磁コイルC1及び一対の第一、第二の二次コイルC2
a、C2bとを備えている。
【0042】磁心2は、けい素鋼板を複数枚重ねてな
り、互いに平行な中央部の共有フォ−ク7と一対の端部
フォ−ク8,8との上端部を一対のヨ−ク9により連結
した構造となっている。
【0043】磁心2により構成される磁気回路は、共有
フォ−ク7部分の共有部Mcと、この共有部Mcより分
岐してそれぞれ第一,第二磁極8a,8bに至る端部フ
ォ−ク8及びヨ−ク9の部分よりなる一対の分岐部M
a,Mbとを備えることとなる。磁心2は、全体として
共有フォ−ク7の先端である中央の磁極7aを中心にほ
ぼ対称的に形成してある。よって、磁心2により構成さ
れる磁気回路のうち、左側の端部フォ−ク8,ヨ−ク9
よりなる第一分岐部Maと共有部Mcよりなる第一分岐
回路Mdは、同じく右側の端部フォ−ク8,ヨ−ク9よ
りなる第二分岐部Mb及び共有部Mcよりなる第二分岐
回路Meとほぼ同等である。
【0044】共有フォ−ク7には、一つの励磁コイルC
1を巻回してあり、上記各磁極8a,8b,7aに均一
な板厚の強磁性体を密着させて閉磁路を形成した状態に
おいて、先の第二分岐部Mb及び共有部Mcにそれぞれ
生じる磁束Φa,Φbはほぼ同一となる。また、一対の
端部フォ−ク8にはそれぞれほぼ同等の第一,第二の励
磁コイルC2a,C2bを巻回してある。
【0045】ケ−ス3の下端は、上記各フォ−ク7,
8,8の下端である各磁極7a,8a,8bに対してほ
ぼ面一状に形成してある。また、ケ−ス3の前後両端に
窪みを設けて一対の軸5a,5aを貫通させ、各軸5a
に一対のロ−ラ−5,5をそれぞれ回転可能に支持して
ある。これらのロ−ラ−5は、各磁極7a,8a,8b
と非磁性体層表面52aとの距離d1,d2,d3をほ
ぼ一定に保ちつつ、磁心2及びケ−ス3を非磁性体層表
面52aに沿って移動させることの可能なガイド手段と
して機能する。なお、孔10は、励磁コイルへの入力信
号線を貫通させるためのものであり、両二次コイルC2
a、C2bの差分出力はインピ−スタンスマッチングの
向上のため、BNCコネクター11を介して表示部に接
続される。
【0046】図1に示すように、上記両二次コイルC2
a,C2bはそれぞれ同方向に向かって巻回してあり、
励磁電源20の正弦波出力を励磁コイルC1に加えるこ
とで第一分岐回路Md及び第二分岐回路Meにそれぞれ
生じる一対の第一,第二磁束信号Φa,Φbを出力す
る。そして、これら一対の二次コイルを互いに逆に結線
することで、第一,第二磁束信号Φa,Φbの差分信号
Φa−Φbを表示部30に対し出力するようになってい
る。また、同期信号として励磁電源20の出力信号が更
に表示部30に入力される。
【0047】図5に示すように、上述の符号R1は共有
フォ−ク7、R2は非磁性体層52及び距離d3、R3
aは欠陥部51a、R3bは正常部51b、R4aは非
磁性体層52及び距離d1、R4bは非磁性体層52及
び距離d2、R5は端部フォ−ク8及びヨ−ク9の部分
の磁気抵抗をそれぞれ示すものである。本発明は、磁気
抵抗R3a及び磁気抵抗R3bの差分を第一磁束信号Φ
a及び第二磁束信号Φbの差分信号Φa−Φbとして出
力するものである。ここに表示部30aにおける横軸X
は励磁電源20の出力信号に連動し、その縦軸Yは差分
信号Φa−Φbに連動する。
【0048】したがって、図6(a)に示すように、正
常部51bの検査時においては、表示部30のリサ−ジ
ュ図形はほぼX軸に沿うものとなる。その一方同図
(b)に示すように一方の磁極8aと中央の磁極7aと
の間に欠陥部51aが位置するようになった場合には、
上述の原理により差分信号Φa−Φbが有限の値として
検出される結果、リサ−ジュ図形は第二象現及び第四象
現にまたがる斜めの図形となる。さらに探触子を移動さ
せて、同図(c)に示すように、他方の磁極8bと中央
の磁極7aとの間に欠陥部51aが位置するようになっ
た場合には、リサ−ジュ図形は第一象現及び第三象現に
またがる斜めの図形となる。
【0049】一方、図7(a)に示すように、鋼板51
の裏面における欠陥部51aが深くなった場合には、同
図(b)に示すように、励磁電源20の出力信号の波形
f1(x)に対し、上記差分信号Φa−Φbの波形f2
(x)の位相が90度に近い遅れを生じる傾向にある。
この遅れを生じた状態を表示部30により表示すると、
リサージュ図形は同図(c)に示すようにその原点付近
に開き30aを生じる略楕円形の軌跡となる。したがっ
て、上記位相の遅れ乃至このリサージュ図形の開き30
aが大きいほど欠陥部51aが深い傾向にあり、この開
き30aをもって、欠陥部51aの深さを推定すること
が可能となる。
【0050】次に本発明の別実施例を列挙する。上記第
一実施例では、非磁性体層を有する磁性体の探傷装置と
して本発明を実施したが、図8の第二実施例に示すよう
に、本発明は非磁性体層を有さない磁性体である鋼板5
1の探傷装置として構成することも可能である。同図に
おいて、上記第一実施例と同様の構成部分には同様の符
号を付してある。上記各磁極7a,8a,8bの表面に
は、ほぼ同一の厚みを有する非磁性体層である樹脂層5
3a,53b,53cをそれぞれ設けてある。また、上
記ローラー5は、各磁極7a,8a,8bと磁性体表面
51cとの距離d1,d2,d3をほぼ一定に保ちつ
つ、磁心2及びケ−ス3を磁性体表面51cに沿って移
動させることの可能なガイド手段として機能する。
【0051】なお、本第二実施例における樹脂層53
a,53b,53cは、中央の磁極7a又は他の二つの
磁極8a,8bの少なくともいずれか一方の表面に設け
れば足りる。なぜなら、励磁コイルの自己インダクタン
スが大きく変動すると同時に励磁コイルと二次コイルと
が磁気的に密に結合することに起因する測定レンジの急
激な変動を抑制するためには、両磁気回路内の双方のそ
れぞれに透磁率の小さな部分を最低一ヶ所介在させれば
足りるからである。
【0052】上記実施例では共有フォ−ク7に一つの励
磁コイルC1を巻回し、一対の端部フォ−ク8にそれぞ
れ第一,第二の二次コイルC2a,C2bを巻回した
が、端部フォ−ク8に一対の励磁コイルをそれぞれ巻回
し、共有フォ−ク7に一つの二次コイルを巻回するよう
にしてもよい。但しこの場合、同等の第一分岐回路M
d,及び第二分岐回路Meを得るためには一対の励磁コ
イルの巻回数を微調整せねばならず、この際その度に電
源を遮断する必要があるので、上記実施例の構成の方が
優れている。
【0053】上記実施例では磁心2を側面視E字型に形
成して一対の各磁極7a,8a,8bが一直線上に並ぶ
ように形成したが、磁心2が平面視L状になるように形
成しても構わない。また上記実施例ではX軸及びY軸よ
りなるリサ−ジュ図形として検査結果を表示部30に表
示するようにしたが、差分信号Φa−Φbの絶対値のみ
を表示するようにしてもよい。また、この絶対値が特定
のしきい値を超えることで警報ランプが点灯するように
構成するなど、表示部30は種々の改変が可能である。
【0054】本発明による非磁性体層は樹脂塗料に限ら
れるものでなく、例えば、ナイロンフィルム等を非磁性
体層として各磁極7a,8a,8bと磁性体表面51c
との間に介在させるだけでも足りる。また、磁性体は鋼
板に限定されるものでもない。
【0055】上記実施例では複数のロ−ラ−5を設けて
ガイド手段を形成したが、ケ−ス3の下面のみによって
ガイド手段を形成するようにしても構わない。但し、探
触子1の耐磨耗性という点からロ−ラ−5を複数個設け
る構成が望ましい。
【0056】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる探傷装置の全体を示す説明図で
ある。
【図2】探触子の側面図である。
【図3】探触子の底面図である。
【図4】励磁コイル側回路のインピーダンスを示すベク
トル図である。
【図5】図1の磁気回路を等価的に置換した直列電気回
路である。
【図6】探触子及び欠陥部の位置と表示部のリサージュ
図形との関係を示す説明図であって、(a)は探触子が
欠陥部に位置しない場合、(b)は探触子の一方の磁極
と中央の磁極間に欠陥部が位置した場合、(c)は
(b)の逆の場合である。
【図7】(a)は深い欠陥部と探触子との位置関係を示
す説明図、(b)は(a)の状態における励磁電源の出
力信号の波形と差分信号Φa−Φbの波形との位相関係
を示すグラフ、(c)は(b)の状態における表示部の
表示するリサージュ図形をそれぞれ示す。
【図8】第二実施例における図1相当図である。
【符号の説明】
2 磁心 5 ガイド手段 7,Mc 共有部 7a,8a,8b 磁極 8,9,Ma,Mb 分岐部 Md,Me 磁気回路 20 励磁電源 30 検出部 52a 非磁性体層表面 C1 励磁コイル C2a,C2b 二次コイル d1,d2 距離 Φa,Φb 磁束信号 Φa−Φb 差分。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三つの磁極(7a,8a,8b)を有す
    る磁心(2)をその中央の磁極(7a)を中心にほぼ対
    称的に形成することで、中央の磁極(7a)より連なる
    共有部(7,Mc)及びこの共有部(7,Mc)より他
    の二つの磁極(8a,8b)にそれぞれ至る分岐部
    (8,9,Ma,Mb)を備えたほぼ同等の一対の磁気
    回路(Md,Me)を構成し、励磁コイル(C1)及び
    二次コイル(C2a,C2b)のうちの一方を前記両磁
    気回路の共有部(7,Mc)に一つ巻回すると共に、他
    方を前記両磁気回路の分岐部(8,9,Ma,Mb)に
    それぞれ巻回し、前記励磁コイル(C1)を励磁する励
    磁電源(20)を設けると共に、非磁性体層表面(52
    a)に前記磁極(7a,8a,8b)を近接させた際の
    前記両磁気回路(Md,Me)間における磁束信号(Φ
    a,Φb)の差分(Φa−Φb)を前記二次コイル(C
    2a、C2b)を介して検出する検出部(30)を設
    け、少なくとも前記他の二つの磁極(8a,8b)と前
    記非磁性体層表面(52a)との距離(d1,d2)を
    ほぼ一定に保ちつつ前記磁心(2)を前記非磁性体層表
    面(52a)に沿って移動させることの可能なガイド手
    段(5)を設けてある非磁性体層を有する磁性体の探傷
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド手段(5)が複数のローラー
    である請求項1に記載の非磁性体層を有する磁性体の探
    傷装置。
  3. 【請求項3】 前記励磁コイル(C1)を前記両磁気回
    路の共有部(7,Mc)に一つ巻回すると共に、前記二
    次コイル(C2a,C2b)を前記両磁気回路の分岐部
    (8,9,Ma,Mb)にそれぞれ巻回してある請求項
    1又は2のいずれかに記載の非磁性体層を有する磁性体
    の探傷装置。
  4. 【請求項4】 三つの磁極(7a,8a,8b)を有す
    る磁心(2)をその中央の磁極(7a)を中心にほぼ対
    称的に形成することで、中央の磁極(7a)より連なる
    共有部(7,Mc)及びこの共有部(7,Mc)より他
    の二つの磁極(8a,8b)にそれぞれ至る分岐部
    (8,9,Ma,Mb)を備えたほぼ同等の一対の磁気
    回路(Md,Me)を構成し、励磁コイル(C1)及び
    二次コイル(C2a,C2b)のうちの一方を前記両磁
    気回路の共有部(7,Mc)に一つ巻回すると共に、他
    方を前記両磁気回路の分岐部(8,9,Ma,Mb)に
    それぞれ巻回し、前記中央の磁極(7a)又は他の二つ
    の磁極(8a,8b)の少なくともいずれか一方の表面
    に非磁性体層(53a,53b,53c)を設け、前記
    励磁コイル(C1)を励磁する励磁電源(20)を設け
    ると共に、磁性体表面(51c)に前記磁極(7a,8
    a,8b)を近接させた際の前記両磁気回路(Md,M
    e)間における磁束信号(Φa,Φb)の差分(Φa−
    Φb)を前記二次コイル(C2a、C2b)を介して検
    出する検出部(30)を設け、少なくとも前記他の二つ
    の磁極(8a,8b)と前記磁性体表面(51c)との
    距離(d1,d2)をほぼ一定に保ちつつ前記磁心
    (2)を前記磁性体表面(51c)に沿って移動させる
    ことの可能なガイド手段(5)を設けてある磁性体の探
    傷装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の前記磁心(2)、前記
    励磁コイル(C1)及び前記二次コイル(C2a,C2
    b)を備えた探触子と、同請求項に記載の前記励磁電源
    (20)及び前記検出部(30)とを設けた探傷装置を
    用いる磁性体の探傷方法であって、前記中央の磁極(7
    a)又は他の二つの磁極(8a,8b)の少なくともい
    ずれか一方と磁性体の表面(51c)との間に非磁性体
    層(53a,53b,53c)を介在させ、少なくとも
    前記他の二つの磁極(8a,8b)と前記磁性体表面
    (51c)との距離(d1,d2)をほぼ一定に保ちつ
    つ前記磁心(2)を前記磁性体表面(51c)に沿って
    移動させる磁性体の探傷方法。
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