JPH08159849A - 液面検出器 - Google Patents

液面検出器

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JPH08159849A
JPH08159849A JP29857194A JP29857194A JPH08159849A JP H08159849 A JPH08159849 A JP H08159849A JP 29857194 A JP29857194 A JP 29857194A JP 29857194 A JP29857194 A JP 29857194A JP H08159849 A JPH08159849 A JP H08159849A
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
sensor case
liquid level
level detector
float
Prior art date
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Pending
Application number
JP29857194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Sugiyama
義之 杉山
Akira Fuse
昭 布施
Tsutomu Nakada
努 中田
Takayoshi Ishikawa
隆祥 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON AREFU KK
Nippon Aleph Corp
Original Assignee
NIPPON AREFU KK
Nippon Aleph Corp
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Application filed by NIPPON AREFU KK, Nippon Aleph Corp filed Critical NIPPON AREFU KK
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Publication of JPH08159849A publication Critical patent/JPH08159849A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 構成が簡単で、組立の容易化を図り、適正作
動を行い得る液面検出器を提供する。 【構成】 液槽の上壁等に取り付けられるセンサケース
10にスイッチ部を内蔵し、このスイッチ部の下方にて
摺動自在に挿着されたシャフト20を介して、センサケ
ース10に対してフロート30を上下動可能に支持する
ように構成されている。シャフト20は、その上端部付
近にて、先細で且つほぼ螺旋状に形成された可撓性を有
する複数の羽根体から成るストッパ21を備え、このス
トッパ21が、シャフト20を挿着するためのセンサケ
ース10の挿入孔15に当接する。シャフト20は、ス
トッパ21とは反対側の端部にて、フロート30を固定
するための係止部23及び鍔部25を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液槽内の液面レベルを
検出するための液面検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、本出願人が提案しているこの種
の液面検出器の構造例を示している。図において、この
液面検出器は、液槽100内の液面101の高さを検出
するため、液槽100の上壁102等に取り付けられ
る。センサケース1は、上ケース2と下ケース3とを結
合することにより構成され、このセンサケース1内に例
えば発光素子4及び受光素子5を含むスイッチ部が内蔵
される。また、下ケース3の下部には、フロート6が上
下動可能に嵌挿されており、このフロート6に固定され
たシャフト7の上端部7aが、フロート6の上下動に伴
って発光素子4及び受光素子5間の光路を開閉し得るよ
うになっている。
【0003】ところで、シャフト7をフロート6に取り
付ける場合、シャフト7にフロート6を装着する前に、
シャフト7を下ケース3の上部から挿入した後、該シャ
フト7を固定しながらフロート6をシャフト7に挿入
し、シャフト7の下端部7bを折り曲げてフロート6を
取り付ける。このようにしてフロート6が取り付けられ
た下ケース3を上ケース2と嵌合させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しなしながら、従来の
液面検出器ではセンサケース1を、上ケース2及び下ケ
ース3により2分割構成とする等、構成部品の点数が多
く、またその組立が複雑化せざるを得なかった。そして
特に、シャフト7を金属製とした場合にはその腐食の問
題があった。また、上記の液面検出器において、センサ
ケース1を光不透過材料により形成し、図7の図示例の
ように発光素子4及び受光素子5にそれぞれ対応して、
光透過用窓8としてスリットを設けているが、この場
合、灯油等の液体がその光透過用窓8を伝って、端子部
分などから液槽100のタンク外に液洩れするのを防止
するために特に考慮を払わなければならず、また、ケー
スが分割構造であることからも、完全なシール構造を採
る必要がある。
【0005】なお、センサケース1を透明もしくは半透
明材料により形成することも可能ではあるが、そのケー
ス自体を通して内部構造が見えてしまい、美観上好まし
くない。更に、光透過材料で形成した場合には、受発光
素子間の光路遮断時においても、その他のケース材内部
を光が屈折しながら伝播し、スイッチ誤動作の原因とな
る等の問題もあった。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、構成が簡単で、
組立の容易化を図り、適正に作動し得る液面検出器を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の液面検出器は、
液槽の上壁等に取り付けられるセンサケースにスイッチ
部を内蔵し、このスイッチ部の下方にて摺動自在に挿着
されたシャフトを介して、前記センサケースに対してフ
ロートを上下動可能に支持するように構成されており、
前記シャフトは、その上端部付近にて、先細で且つほぼ
螺旋状に形成された可撓性を有する複数の羽根体から成
るストッパを備え、このストッパが、前記シャフトを挿
着するための前記センサケースの挿入孔に当接する構成
としたものである。
【0008】本発明の液面検出器において、前記シャフ
トは、前記ストッパとは反対側の端部にて、前記フロー
トを固定するための係止部及び鍔部を備えている。
【0009】また、本発明の液面検出器は、液槽の上壁
等に取り付けられるセンサケースにスイッチ部を内蔵
し、このスイッチ部の下方にて摺動自在に挿着されたシ
ャフトを介して、前記センサケースに対してフロートを
上下動可能に支持するように構成されており、前記セン
サケースは、不透明で且つ一定の光透過性を有する樹脂
材料により一体形成された密閉構造を有し、少なくとも
前記スイッチ部を構成する受発光素子間の光路に対応す
る構造部分の肉厚は、該スイッチ部の光を透過し得るよ
うに薄肉に形成される構成とした。
【0010】
【作用】本発明によれば、シャフトをセンサケースに取
り付ける場合、該シャフトをセンサケースの挿入孔に捩
じりながら押入すると、ストッパの羽根体は、その可撓
性により一旦縮径化して、その挿入孔に容易に挿通する
ことができる。挿入孔に完全に挿通したストッパは、そ
の弾性により再び拡開し元の状態(径)に復帰する。こ
のようにシャフトをセンサケースの挿入孔に挿入するだ
けで簡単に組み立てることができる。なお、シャフトに
フロートを取り付ける場合、シャフトの端部からフロー
トに挿入することにより、該シャフトの係止部及び鍔部
によってフロートを簡単且つ確実に固定することができ
る。
【0011】また、本発明によれば、センサケースは一
体の密閉構造となっているため、極めて簡素な構成で済
む。また、不透明材料により形成されるが、特に、スイ
ッチ部の受発光素子間の光路に対応する構造部分の肉厚
は、スイッチ部の光を透過し得るように薄肉に形成され
ているため、不透明で且つ光透過用窓を有しない構造で
ありながら、適正なスイッチ作動を行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、図1乃至図6に基づき、本発明による
液面検出器の好適な実施例を説明する。図1〜図4は、
本実施例における液面検出器の全体構成を示している。
なお、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB矢
視方向に見た図、図4は図3のC−C線断面図である。
この液面検出器は、液槽の上壁等に取り付けられるが、
センサケース10に後述するスイッチ部を内蔵し、この
スイッチ部の下方にて摺動自在に挿着されたシャフト2
0を介して、センサケース10に対してフロート30を
上下動可能に支持するように構成されている。
【0013】センサケース10は、不透明で且つ一定の
光透過性を有する樹脂材料により一体形成された密閉構
造を有している。樹脂材料としては、検出すべき液体に
対する耐久性を有するもの、例えば灯油用レベルセンサ
として使用する場合には、ポリアセタール樹脂(PO
M)等が好適に選定される。またセンサケース10は、
概して円筒状を呈し、発光素子11及び受光素子12を
含むスイッチ部を内蔵している。対向配置された発光素
子11及び受光素子12間には、図2に示されるように
センサケース10の底部から内壁13が立ち上がってお
り、少なくとも発光素子11及び受光素子12間の光路
に対応する内壁13の構造部分の肉厚は、スイッチ部の
光を透過し得るように薄肉に形成されている。本実施例
では、この構造部分の肉厚は好適には、ほぼ0.7ミリ
メートルに設定されている。なお、センサケース10の
頂部には、キャップ14が蓋着される。
【0014】シャフト20は、図2及び図4に示したよ
うにセンサケース10の底部付近に設けた挿入孔15に
挿着され、この挿入孔15に沿って一定ストロークだけ
摺動可能となっている。ここで、図5及び図6は、シャ
フト20の構成例を示している。このシャフト20は、
その上端部付近にて、先細で且つほぼ螺旋状に形成され
た可撓性を有する複数の羽根体21aから成るストッパ
21を備えている。ストッパ21は、シャフト20を挿
着するセンサケース10の挿入孔15の上部開口まわり
に当接するようになっている。ストッパ21の上部に
は、発光素子11及び受光素子12間に配置され得る遮
蔽部22が設けられている。本実施例ではこの遮蔽部2
2は円筒状又は円柱状に形成されている。
【0015】またシャフト20において、ストッパ21
とは反対側の端部にて、フロート30を固定するための
係止部23を備えている。係止部23は、例えばテーパ
状に先細に形成されており、中央部に割り、もしくはス
リット24を設けることにより径又は幅が広狭変化し得
るようになっている。また係止部23の比較的至近位置
には、フロート30を固定するための鍔部25が設けら
れている。鍔部25は図6にも示されるようにシャフト
20の両側に伸張している。フロート30は、係止部2
3及び鍔部25間に配置されるが、その場合、図4に示
されるように鍔部25がフロート30の上部に弾接す
る。
【0016】上記のように構成された液面検出器におい
て、先ずこれを組み立てる場合を説明する。この場合、
例えばシャフト20をフロート30に取り付けておく
が、その際、シャフト20を、その係止部23からフロ
ート20の挿入孔31に挿入する。この場合、先細の係
止部23は、該挿入孔31に容易に挿入される。フロー
ト20は、一端部にて係止部23によって係止されると
共に、他端部にて鍔部25によって弾接され、従ってこ
れら係止部23及び鍔部25によってフロート30をシ
ャフト20に簡単且つ確実に固定することができる。
【0017】次いでシャフト20をセンサケース10に
取り付ける。この場合、シャフト20をその先端のスト
ッパ21からセンサケース10の挿入孔15に捩じりな
がら押入すると、ストッパ21の各羽根体21aは、そ
の可撓性により一旦縮径化して、挿入孔15に容易に挿
通することができる。挿入孔15に完全に挿通したスト
ッパ21は、その弾性により再び拡開し元の状態に復帰
し、これによりシャフト20の抜けを防ぐことができ
る。このようにシャフト20をセンサケース10の挿入
孔15に挿入するだけで簡単に組み立てることができ
る。
【0018】ところで、センサケース10は不透明材料
により形成されるが、特に、スイッチ部の発光素子11
及び受光素子12間の光路に対応する構造部分の肉厚
は、スイッチ部の光を透過し得るように薄肉、たとえば
0.7ミリメートル程度に形成されている。従って、シ
ャフト20の遮蔽部22が光路から退避(下降)するこ
とにより、その光路が開くと発光素子11から発した光
は、その内壁13を透過して受光素子12に達する。こ
れによりスイッチ部にて適正作動し、液槽の液面検出が
行われる。また、センサケース10は、必要以上の光透
過性を有しておらず、従来のような光透過材料で形成し
た場合に生じる誤動作の危険がない。
【0019】このようにセンサケース10は不透明で且
つ光透過用窓を有しない構造ではあるが、受発光素子に
対応する内壁13が薄肉に形成されて光を透過すること
ができるように形成されているので、適正なスイッチ作
動を行うことができる。またセンサケース10は一体の
密閉構造であるため、従来のようにスイッチ部に対して
特別なシール等を施す必要がなく、液洩れ又は液浸入等
の心配が全くない。更に、不透明材料で形成されている
ため内部が透けて見えることはなく、美観上も何ら問題
が生じない。また、シャフト20がセンサケース10の
中で回転した場合でも、遮蔽部22が円筒状又は円柱状
に形成されているため、確実に光を遮蔽することができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、セ
ンサケースを一体の密閉構造とした極めて簡素な構成で
あり、特にシャフトのセンサケースに対する取付等を簡
単且つ的確に行うことができる。このように組立作業を
格段に容易化することができる上、極めて安価な液面検
出器を実現することができる。また特に、センサケース
は、不透明材料により形成され、且つ光透過用窓を有し
ない構造でありながら、この種検出器における適正なス
イッチ作動を行い得る等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液面検出器の実施例における全体
構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例における図1のA−A線に沿う
断面図である。
【図3】本発明の実施例における図1のB矢視方向に見
た図である。
【図4】本発明の実施例における図3のC−C線断面図
である。
【図5】本発明の実施例によるシャフトを示す側面図で
ある。
【図6】本発明の実施例における図5のD−D線断面図
である。
【図7】従来の液面検出器の構成例を示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
10 センサケース 11 発光素子 12 受光素子 13 内壁 14 キャップ 20 シャフト 21 ストッパ 21a 羽根体 22 遮蔽部 23 係止部 24 スリット 25 鍔部 30 フロート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 隆祥 神奈川県横浜市鶴見区駒岡1丁目28番52号 株式会社日本アレフ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液槽の上壁等に取り付けられるセンサケ
    ースにスイッチ部を内蔵し、このスイッチ部の下方にて
    摺動自在に挿着されたシャフトを介して、前記センサケ
    ースに対してフロートを上下動可能に支持するように構
    成された液面検出器であって、 前記シャフトは、その上端部付近にて、先細で且つほぼ
    螺旋状に形成された可撓性を有する複数の羽根体から成
    るストッパを備え、このストッパが、前記シャフトを挿
    着するための前記センサケースの挿入孔に当接するよう
    にしたことを特徴とする液面検出器。
  2. 【請求項2】 前記シャフトが、前記ストッパとは反対
    側の端部にて、前記フロートを固定するための係止部及
    び鍔部を備えていることを特徴とする、請求項1に記載
    の液面検出器。
  3. 【請求項3】 液槽の上壁等に取り付けられるセンサケ
    ースにスイッチ部を内蔵し、このスイッチ部の下方にて
    摺動自在に挿着されたシャフトを介して、前記センサケ
    ースに対してフロートを上下動可能に支持するように構
    成された液面検出器であって、 前記センサケースは、不透明で且つ一定の光透過性を有
    する樹脂材料により一体形成された密閉構造を有し、少
    なくとも前記スイッチ部を構成する受発光素子間の光路
    に対応する構造部分の肉厚は、該スイッチ部の光を透過
    し得るように薄肉に形成されていることを特徴とする液
    面検出器。
JP29857194A 1994-12-01 1994-12-01 液面検出器 Pending JPH08159849A (ja)

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JP29857194A JPH08159849A (ja) 1994-12-01 1994-12-01 液面検出器

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JP29857194A JPH08159849A (ja) 1994-12-01 1994-12-01 液面検出器

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JPH08159849A true JPH08159849A (ja) 1996-06-21

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JP29857194A Pending JPH08159849A (ja) 1994-12-01 1994-12-01 液面検出器

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JP (1) JPH08159849A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108755909A (zh) * 2018-05-29 2018-11-06 西安工程大学 一种雨水集水装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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