JPH08159583A - 極低温冷凍機 - Google Patents

極低温冷凍機

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JPH08159583A
JPH08159583A JP30340894A JP30340894A JPH08159583A JP H08159583 A JPH08159583 A JP H08159583A JP 30340894 A JP30340894 A JP 30340894A JP 30340894 A JP30340894 A JP 30340894A JP H08159583 A JPH08159583 A JP H08159583A
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JP
Japan
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displacer
solid
regenerator
gas
cryogenic refrigerator
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Pending
Application number
JP30340894A
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English (en)
Inventor
Yuichi Kita
雄一 喜多
Hiroyuki Morishita
弘之 森下
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/003Gas cycle refrigeration machines characterised by construction or composition of the regenerator

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  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスプレーサ内に流入するガスを確実に固
体蓄冷器に作用させて、該固体蓄冷器を効率的に冷却す
ることが出来るようにする。 【構成】 シリンダ10内を往復動するディスプレーサ
3の筒部内に固体蓄冷器2を装填した極低温冷凍機にお
いて、ディスプレーサ3の内面及び固体蓄冷器2の外周
面に設ける互いに螺合するねじ部51,52により、該
ディスプレーサ3の内面に沿う隙間通路4を流れるガス
を前記固体蓄冷器2に侵入させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレーサに固形
状蓄冷器を内装した極低温冷凍機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高圧ガスの導入と低圧ガスの排
出との切換動作により、ディスプレーサを往復動させて
極低温を得るようにした極低温冷凍機は、例えば特開平
3−195868号公報に示されている。
【0003】この極低温冷凍機は、本体ハウジングにシ
リンダを取付けて、このシリンダに、固体蓄冷器を装填
して成るディスプレーサを移動自由に内装し、該シリン
ダ内の下部に膨張空間を設けると共に、前記ディスプレ
ーサの上部にスラックピストンを摺動自由に内装して、
このスラックピストンに前記ディスプレーサを連動連結
する一方、前記本体ハウジングに、高圧ガスの導入と低
圧ガスの排出とを交互に行なう高低圧配管用接続具と中
間圧ガスを供給する中間圧配管用接続具とを設け、前記
高低圧配管用接続具に通ずる通路を前記ディスプレーサ
に連通させ、また、前記中間圧配管用接続具に通ずるサ
ージボリウムを、オリフィスを介して前記スラックピス
トンの上部空間に連通させているのであって、以上の極
低温冷凍機にあっては、本体ハウジングに対する高圧ガ
スの導入乃至低圧ガスの排気の繰り返しに伴う前記ディ
スプレーサの往復動により、ガスを該ディスプレーサ内
の蓄冷器を通過させて、該蓄冷器を冷却するようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで以上の極低温
冷凍機では、別途形成した固体蓄冷器を前記ディスプレ
ーサ内に装填するに際して、該蓄冷器の外径を前記ディ
スプレーサの内径とほぼ同一として、該蓄冷器をディス
プレーサ内に圧入すると、該デイスプレーサの内周面が
前記蓄冷器により傷つく不具合があるし、また該固体蓄
冷器の交換が行ない難いのであり、そのため従来では、
図5において概略的に示したように、蓄冷器Aの外径を
ディスプレーサBの内径よりも一回り小さくして、該蓄
冷器Aを前記ディスプレーサB内に遊挿するようにして
いる。
【0005】ところが以上の構造のものでは、前記ディ
スプレーサBの内周と蓄冷器Aの外周との間に隙間Cが
生じることから、ディスプレーサB内を流れるガスの一
部が、図5において矢印Xで示すように、密度の高い前
記蓄冷器A内から逃げて前記隙間Cに流れ込み、そのた
め、該蓄冷器Aの熱交換量が低下して、冷凍機の冷凍能
力の低下を招く不具合があるし、また冷凍機の運転時、
該固体蓄冷器がディスプレーサ内において振動する不具
合もある。
【0006】本発明は、以上の実情に鑑みて開発したも
のであって目的とするところは、前記ディスプレーサ内
に流入するガスを確実に固体蓄冷器に作用させて、該固
体蓄冷器を効率的に冷却することの出来る極低温冷却機
を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、高圧ガスの導入と低圧ガ
スの排気との繰り返しによりシリンダ10内を往復動す
るディスプレーサ3を備え、該ディスプレーサ3の筒部
内に固体蓄冷器2を装填した極低温冷凍機において、前
記デイスプレーサ3内に、該ディスプレーサ3の内面に
沿う隙間通路4を流れるガスを径方向に屈曲させる隙間
通路制御手段5を設けたのである。
【0008】請求項2記載の発明は、隙間通路制御手段
5を、ディスプレーサ3の内面及び固体蓄冷器2の外周
面に設ける互いに螺合するねじ部51・52より構成し
たのである。
【0009】請求項3記載の発明は、隙間通路制御手段
5を、複数に分割した固体蓄冷器2a・2b・2c間に
介装され、中央部にガス孔53bを有し、外周部に遮断
部53aをそれぞれ設けた遮断プレート53により構成
したのである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、ディスプレーサ
内を通るガスの一部が、密度の高い前記蓄冷器2内から
逃げて前記隙間通路4に流れ込んでも、前記隙間通路制
御手段5により、該隙間通路4内に流入したガスを、前
記固体蓄冷器2に対して径方向内方に向けて屈曲させ
て、該固体蓄冷器2内に再度侵入させるので、前記ディ
スプレーサ3内に流入するガスを確実に固体蓄冷器2に
作用させることが出来る。
【0011】また請求項2記載の発明によれば、前記し
た請求項1記載の発明の作用に加えて、前記固体蓄冷器
2を前記ディスプレーサ3内に螺合するだけで、前記デ
ィスプレーサ3の内面を傷つけることなくスムーズに前
記固体蓄冷器2を装填することが出来、しかも冷凍機の
運転時、該固体蓄冷器2がディスプレーサ3内において
不用意にガタ付くことがない。
【0012】また請求項3記載の発明によれば、前記し
た請求項1記載の作用に加えて、前記各固体蓄冷器2a
・2b・2c間に前記遮断プレート53を介装するだけ
で、各固体蓄冷器2a・2b・2cを前記ディスプレー
サ3内に容易に装填することが出来る。
【0013】
【実施例】図1は、本発明を適用する極低温冷凍機の基
本構造を示したものであって、本体ハウジング1の下部
にシリンダ10を取付けて、このシリンダ10に、固体
蓄冷器(図示せず)を装填したディスプレーサ3をシー
ルリング31を介して摺動自由に内装して、該シリンダ
10内の下部に膨張空間11を設ける一方、前記シリン
ダ10内における前記ディスプレーサ3の上方にスラッ
クピストン12をシールリング13・14を介して摺動
自由に内装して、前記ディスプレーサ3の上部に設けた
連動部32を介して、該ディスプレーサ3を前記スラッ
クピストン12に連動連結している。
【0014】前記ディスプレーサ3は、図2に示すよう
に、固体蓄冷器2を収容する有底円筒状の筒部3aと、
該筒部3aの上部開口を閉じる蓋3bとから成り、蓋3
bに前記連動部32を突設する一方、前記筒部3aの下
部には、筒部3a内を前記膨張空間11に連通する連通
孔33を設けている。
【0015】尚、前記固体蓄冷器2は、銅、ステンレ
ス、鉛などの金属チップを加圧して円柱状に固形化した
ものである。
【0016】また前記本体ハウジング1には、高圧ガス
の導入と低圧ガスの排出とを交互に行なう高低圧配管用
接続具15と、中間圧ガスを供給する中間圧配管用接続
具16とを設け、前記高低圧配管用接続具15に通じる
通路15aを前記ディスプレーサ3内に連通させる一
方、前記中間圧配管用接続具16に通じるサージボリウ
ム17を、オリフィス17aを介して前記スラックピス
トン12の上部空間18と連通させている。
【0017】図中、19は前記シリンダ10の下端部に
組付けたヒートステーションである。
【0018】(実施例1)以上の構成から成る極低温冷
凍機において、本発明は、前記ディスプレーサ3内に、
該ディスプレーサ3の内面に生じる隙間通路4を流れる
ガスを径方向に屈曲させる隙間通路制御手段5を設ける
のであって、図2に示す実施例では、前記デイスプレー
サ3の内周面に、断面三角形のねじ山から成る雌ねじ部
51を、また前記固体蓄冷器2の外周面には、前記雌め
じ部51に螺合可能な断面三角形のねじ山から成る雄ね
じ部52をそれぞれ形成し、該雄ねじ部52の前記雌ね
じ部51への螺着により、前記固体蓄冷器2を前記ディ
スプレーサ3内に装填すると共に、螺着している前記両
ねじ部51・52により、これら両ねじ部51・52
間、換言すれば、前記ディスプレーサ3の内周面と固体
蓄冷器2の外周面との間に生じる隙間通路4を流れるガ
スを、固体蓄冷器2の半径方向内方に向かって屈曲させ
る隙間通路制御手段5としたのである。
【0019】即ち、雄ねじ部52を前記雌ねじ部51に
螺合可能とするためには、雌ねじ部51のねじ溝と雄ね
じ部52のねじ山との間に、両ねじ部51・52の螺合
を許容するための隙間通路4が生じるが、この隙間通路
4は、螺合している両ねじ部51・52により、固体蓄
冷器2の径方向内方に向かって斜めに延びているので、
該隙間通路4内に流入したガスは、前記ねじ部51の斜
面に沿って径方向内方に向かって固体蓄冷器2へと流れ
て、該固体蓄冷器2内に再度侵入するようになってい
る。
【0020】次に以上の構成からなる極低温冷凍機の作
動について説明する。
【0021】作動の説明に際し、前記ディスプレーサ3
及びスラックピストン12が図1に示したように最下部
に位置している状態から運転が始まるものとし、また、
前記サージボリウム17には中間圧配管用接続具16を
介して中間圧に保持されるガスが供給され、中間圧に保
持されているものとする。
【0022】この状態で運転を開始すると、高圧ガスが
前記高低圧配管用接続具15を介して前記通路15a内
に導入されて、スラックピストン12の上下間に圧力差
が生ずると、先ず前記スラックピストン12が前記ディ
スプレーサ3に対し所定ストローク上動した後、前記連
動部32と係合し、該ディスプレーサ3が、前記スラッ
クピストン12と連動して上動する一方、前記通路15
a内に導入される高圧ガスは、前記ディスプレーサ3内
を通って固体蓄冷器2を冷却しながら膨張空間11に流
入するのである。
【0023】そして該ディスプレーサ3が上動した後、
前記膨張空間11で膨張したガスが前記通路15a及び
高低圧配管用接続具15を介して排出されるのであっ
て、これに伴い、前記スラックピストン12の上下間に
圧力差が生じて、スラックピストン12が下動し、前記
ディスプレーサ3を押し下げると共に、前記膨張空間1
1内のガスは、前記ディスプレーサ3内を通って前記蓄
冷器2を冷却しながら排出され、以後、以上のサイクル
が繰返されるのである。
【0024】ところで、前記ガスが、前記ディスプレー
サ3内を通って前記固体蓄冷器2を冷却する際、ガスの
一部が、密度の高い前記蓄冷器2内から逃げて前記隙間
通路4に流れ込むが、この隙間通路4は、螺合している
両ねじ部51・52により、固体蓄冷器2の径方向内方
に向かって斜めに延びているので、該隙間通路4内に流
入したガスは、前記ねじ部51の斜面に沿って径方向内
方に向かって固体蓄冷器2へと流れて、該固体蓄冷器2
内に再度侵入し、前記蓄冷器Aを冷却するのである。従
って全体として、該蓄冷器Aの熱交換量が従来よりも増
大するのである。
【0025】また以上の実施例では、前記固体蓄冷器2
を前記ディスプレーサ3内に、前記両ねじ部51・52
を介して螺着するようにしているので、該固体蓄冷器2
の前記ディスプレーサ3内への装填に伴い、前記デイス
プレーサ3内の内周面に傷を付ける不具合も少なく、し
かも冷凍機の運転時、固体蓄冷器2がディスプレーサ3
内において不用意にガタ付くことがないのである。
【0026】(実施例2)また図3及び図4は、本発明
の別の実施例を示したものであって、かかる実施例で
は、前記固体蓄冷器2を3分割に形成すると共に、分割
形成した各固体蓄冷器2a〜2cの外径を前記ディスプ
レーサ3の内径よりも小さくして、これら各固体蓄冷器
2a〜2cを前記ディスプレーサ3内に直列状に遊挿す
るのであり、前記ディスプレーサ3内への前記各固体蓄
冷器2a〜2cの遊挿に伴い、前記各固体蓄冷器2a〜
2cの外周面とディスプレーサ3の内周面との間に隙間
通路4が生じるのである。
【0027】そこで、実施例2では、前記隙間通路4を
流れるガスを径方向に屈曲させる隙間通路制御手段5と
して、前記ディスプレーサ3内に密嵌可能な円盤状の遮
断プレート53を形成して、該遮断プレート53を前記
ディスプレーサ3内に収容した各固体蓄冷器2a〜2c
間に介装し、各遮断プレート53の外周部を、前記各固
体蓄冷器2a〜2cの外周面とディスプレーサ3の内周
面との間に生じる隙間通路4を途中で遮断する遮断部5
3aとすると共に、各遮断プレート53における中央部
で、前記各固体蓄冷器2a〜2cの軸方向端面と対接す
る部位に、同一径とした複数のガス孔53bを互いに等
間隔開けて形成するのである。
【0028】以上の遮断プレート53は、銅板やステン
レス板から形成するのが好ましく、またその厚さは、
1.5mm〜2mmとするのが好ましい。
【0029】また図3に示す実施例では、前記各固体蓄
冷器2a〜2c間にそれぞれ1枚の遮断プレート53を
介装しているが、複数枚の遮断プレート53を重合させ
て介装するようにしてもよい。
【0030】斯くして以上の実施例においても、冷凍機
の運転時、ガスが前記ディスプレーサ3内を通って前記
固体蓄冷器2a〜2cを冷却する際、ディスプレーサ3
内を流れるガスの一部が、密度の高い前記蓄冷器2内か
ら逃げて前記隙間通路4に流れ込むが、この隙間通路4
は、各固体蓄冷器2a〜2c間に介装している各遮断プ
レートの遮断部53aにより途中で遮断されているの
で、該隙間通路4に流れ込むガスは、これら各遮断部5
3aの手前で前記固体蓄冷器2a〜2cに対して径方向
内方に屈曲して流れて、各遮断部53aの手前に位置す
る各固体蓄冷器2a〜2c内に再度侵入した後、前記ガ
ス孔53bを介して各遮断部53aの後方に位置する各
固体蓄冷器2a〜2cに送りこまれて、各固体蓄冷器2
a〜2cを冷却するのである。
【0031】またガスが遮断プレートのガス孔53bを
通過する際、等間隔開けて配設した複数の該ガス孔53
bで整流されて、該ガス孔53bの下流に位置する蓄冷
器に送り込まれるので、各固体蓄冷器2a〜2cを通過
するガスの流れが均一となり、各固体蓄冷器2a〜2c
の冷却が一層促進されるのである。
【0032】従って全体として、該蓄冷器Aの熱交換量
が従来よりも増大するのである。
【0033】以上の実施例では、前記各固体蓄冷器2a
〜2cを前記ディスプレーサ3内に遊挿すると共に、薄
肉の遮断プレート53をディスプレーサ3内に嵌め込む
だけなので、ディスプレーサ3内への各固体蓄冷器2a
〜2c及び遮断プレート53の組込時、固体蓄冷器をデ
ィスプレーサ内に圧入する場合に比較して、該ディスプ
レーサ3の内周面に傷をつける不具合も少ないのであ
る。
【0034】
【発明の効果】以上のごとく請求項1にかかる発明によ
れば、シリンダ10内を往復動するディスプレーサ3の
筒部内に固体蓄冷器2を装填した極低温冷凍機におい
て、前記デイスプレーサ3内に、該ディスプレーサ3の
内面に沿う隙間通路4を流れるガスを径方向に屈曲させ
る隙間通路制御手段5を設けたことにより、前記ディス
プレーサ内を通るガスの一部が、密度の高い前記蓄冷器
2内から逃げて前記隙間通路4に流れ込んでも、前記隙
間通路制御手段5により、該隙間通路4内に流入したガ
スを、前記固体蓄冷器2に対して径方向内方に向けて屈
曲させて、該固体蓄冷器2内に再度侵入させることが出
来るので、前記ディスプレーサ3内に流入するガスを確
実に固体蓄冷器2に作用させて、該固体蓄冷器2を効率
的に冷却し、該固体蓄冷器2の熱交換量を増大すること
が出来る。
【0035】また請求項2記載の発明によれば、隙間通
路制御手段5を、ディスプレーサ3の内面及び固体蓄冷
器2の外周面に設ける互いに螺合するねじ部51・52
より構成して、前記固体蓄冷器2をディスプレーサ3内
に螺着するようにしたので、前記した請求項1記載の発
明の効果に加えて、前記固体蓄冷器2を前記ディスプレ
ーサ3内に螺合するだけの簡単な作業により、前記ディ
スプレーサ3の内面を傷つけることなくスムーズに前記
固体蓄冷器2を装填することが出来、しかも冷凍機の運
転時、該固体蓄冷器2がディスプレーサ3内において不
用意にガタ付くこともないのである。
【0036】また請求項3記載の発明によれば、隙間通
路制御手段5を、複数に分割した固形状蓄冷器2a・2
b2c間に介装し、中央部にガス孔53bを有し、外周
部に遮断部53aをそれぞれ設けた遮断プレート53に
より構成したことにより、前記した請求項1記載の発明
の効果に加えて、前記各固体蓄冷器2a・2b・2c間
に前記遮断プレート53を介装するだけの簡単な作業に
より、各固体蓄冷器2a・2b・2cを前記ディスプレ
ーサ3内に容易に装填することが出来ながら、前記ディ
スプレーサ3の内面に傷つけるのを少なくすることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用する極低温冷凍機の断面図。
【図2】 固体蓄冷器を装填したディスプレーサの断面
図。
【図3】 固体蓄冷器を装填したディスプレーサの別の
実施例を示す断面図。
【図4】 遮断プレートの平面図。
【図5】 固体蓄冷器を装填したディスプレーサの従来
例を示す断面図。
【符号の説明】
10 シリンダ 2 固体蓄冷器 3 ディスプレーサ 4 隙間通路 5 隙間通路制御手段 51・52 ねじ部 53 遮断プレート 53a 遮断部 53b ガス孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧ガスの導入と低圧ガスの排気との繰り
    返しによりシリンダ(10)内を往復動するディスプレ
    ーサ(3)を備え、該ディスプレーサ(3)の筒部内に
    固体蓄冷器(2)を装填した極低温冷凍機において、前
    記デイスプレーサ(3)内に、該ディスプレーサ(3)
    の内面に沿う隙間通路(4)を流れるガスを径方向に屈
    曲させる隙間通路制御手段(5)を設けていることを特
    徴とする極低温冷凍機。
  2. 【請求項2】隙間通路制御手段(5)を、ディスプレー
    サ(3)の内面及び固体蓄冷器(2)の外周面に設ける
    互いに螺合するねじ部(51)(52)より構成してい
    る請求項1記載の極低温冷凍機。
  3. 【請求項3】隙間通路制御手段(5)を、複数に分割し
    た固体蓄冷器(2a)(2b)(2c)間に介装し、中
    央部にガス孔(53b)を有し、外周部に遮断部(53
    a)をそれぞれ設けた遮断プレート(53)により構成
    している請求項1記載の極低温冷凍機。
JP30340894A 1994-12-07 1994-12-07 極低温冷凍機 Pending JPH08159583A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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