JPH08159311A - シングルレバー湯水混合水栓 - Google Patents

シングルレバー湯水混合水栓

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JPH08159311A
JPH08159311A JP29829294A JP29829294A JPH08159311A JP H08159311 A JPH08159311 A JP H08159311A JP 29829294 A JP29829294 A JP 29829294A JP 29829294 A JP29829294 A JP 29829294A JP H08159311 A JPH08159311 A JP H08159311A
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JP
Japan
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water
water pipe
hot
hole
single lever
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JP29829294A
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Daiji Matsumoto
大司 松本
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 吐水状態からシングルレバー20を急閉操作
し、水管24内の水圧が水撃により急激に増大した場
合、水圧に押されて水管24が下方に押し下げられる。
この結果、シールリング84がハウジングベース60の
下面から離れ、水管24内がハウジングベース60とボ
ディー本体28との間のバイパス流路96を介して連通
する。このバイパス流路96を介して水管24内の水圧
が混合水室30側へリークし、これにより水撃が緩和さ
れる。 【効果】 水撃圧が発生すると水管が移動してバイパス
流路が開放し、水撃圧が混合水室側にリークする。これ
により、常に確実に水撃を緩衝することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシングルレバー湯水混合
水栓に係り、特に水撃(ウォーターハンマ)を緩衝する
機構を備えたシングルレバー湯水混合水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】シングルレバー湯水混合水栓は、周知の
通り、1本のシングルレバーを上下に動かすことにより
吐水流量調節(止水も含む。)を行なうと共に、該シン
グルレバーを左右に動かすことにより混合水(湯が添加
されていない「水」をも包含する。以下、「混合水」と
略。)の水温を調節するよう構成されている。
【0003】第6図は、従来のシングルレバー湯水混合
水栓の一例を示す縦断面図、第7図はこのシングルレバ
ー湯水混合水栓の要部の拡大図である。
【0004】第6図において、湯水混合水栓10がキッ
チンキャビネット12のシンク(図示略)の近傍に配置
されている。この湯水混合水栓10の内部に混合弁16
が設置され、上部に該混合弁16の可動ディスク18を
操作するためのシングルレバー20が設けられている。
【0005】この混合弁16は、該可動ディスク18が
上面側に摺動自在に配置された固定ディスク22を備え
ており、この固定ディスク22の水流入孔及び湯流入孔
にそれぞれ水管24及び湯管(図示略)が連通されてい
る。また、固定ディスク22には混合水流出孔26が設
けられ、ボディー本体28内の混合水室30が連通され
ている。
【0006】ボディー本体28に回動自在に外嵌した回
動筒32の側面からは前方に向って吐水管34が延設さ
れ、この吐水管34は開口36を介して混合水室30に
連通している。38,40は、このボディー本体28の
外周面と回動筒32の内周面とのシールを行なっている
リップパッキンである。
【0007】なお、ボディー本体28には、上下方向に
水管差込孔42と湯管差込孔(図示略)が貫設され、こ
の水管差込孔42及び湯管差込孔にそれぞれ前記水管2
4及び湯管が差し込まれている。
【0008】主として第7図を参照してこの湯水混合水
栓10の内部構成について詳細に説明する。
【0009】シングルレバー20はその基端にボス部4
3を有し、これを揺動子44から上方に突出するスピン
ドル46の上端に連結している。47はレバー20をス
ピンドル46に固定するためのビスである。揺動子44
は垂直面内で揺動し得るように水平ピン48を介して回
転ホルダ50に取り付けられている。この回転ホルダ5
0は筒状のハウジング52の上面部に水平回転可能に取
り付けられている。
【0010】該揺動子44の下端には球状の連結突起5
4が突設され、この連結突起54がセラミック製の可動
ディスク18の上面の受入穴に合成樹脂製アダプタ56
を介して嵌め合わされている。そして、レバー20の上
下方向への操作に伴う揺動子44の揺動によって、可動
ディスク18がセラミック製固定ディスク22上を前後
方向に直線移動(摺動)され、吐水量の調節が行なわれ
る。
【0011】また、スピンドル46の支軸たる水平ピン
48が取り付けられている回転ホルダ50は、ハウジン
グ52の上面部分において水平面内を回転し得るように
保持されているため、レバー20の水平方向への回転に
よって回転ホルダ50を回転させ、可動ディスク22を
左右に回転させて湯水流量と冷水流量を調節して湯温調
整を行なう。
【0012】なお、連結突起54の軸心線はスピンドル
46の軸心線からズレており、スピンドル46をレバー
20により回転させると、連結突起54はスピンドル4
6の軸心線を回転中心とした等半径位上を移動し、これ
により可動ディスク18が左右に回転される。
【0013】可動ディスク18はその下面側に凹部58
が形成されている。
【0014】前記の通り、固定ディスク22はその厚み
方向に混合水の流出孔26、水の流入孔及び湯の流入孔
(いずれも図示略)が貫設されている。レバー20を上
下動又は左右回動させて可動ディスク18を前後進又は
左右回転させることにより、これらの流入孔及び流出孔
と凹部58との重なり合う開口面積が変化し、上記の流
量調整及び湯温調整が行なわれる。
【0015】固定ディスク22はハウジングベース60
を介してボディー本体28の上面部に支持されている。
ハウジングベース60には、固定ディスク22の混合水
流出孔26、水流入孔及び湯流入孔に対応して混合水通
過孔62、水通過孔64及び湯通過孔(図示略)が設け
られており、これらの通過孔同士はパッキン66により
水密的に隔絶されている。
【0016】ハウジング52及びハウジングベース60
は筒状の上部ボディー70内に配置されている。この上
部ボディー70は前記ボディー本体28の上部外周面に
螺着されている。この筒状の上部ボディー70の上部が
内向きの鍔状部70aとなっており、この鍔状部70a
がハウジング52を上方から押え付けている。この上部
ボディー70の外周は筒状の外殻ケース72で囲まれて
いる。この外殻ケース72の上部は上方ほど窄まる形状
となっており、この外殻ケース72の上側にトップケー
ス74が配置されている。このトップケース74はビス
76により前記シングルレバー20に固着されており、
該シングルレバー20の揺動及び回転に伴って一体的に
傾動及び回転する。
【0017】このように構成された湯水混合水栓10に
おいて、シングルレバー20を上下方向に回動すること
により混合水室30への混合水の流出流量を調節する場
合、レバー20の操作が簡易であるためにレバー操作を
急速に行なう傾向がある。止水時のレバー操作が急速で
あると、混合弁16が急閉することにより水管や湯管
(とくに水圧の高い水管)に水撃が生じる。
【0018】水撃を防止するための機構として、シング
ルレバーを急閉止できないよう構成したものがある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】このような水撃防止機
構では、ハンドル操作に抵抗感がある。また、この抵抗
感を小さくすると水撃防止効果が小さくなる。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1のシングルレバ
ー湯水混合水栓は、上下方向に貫通した水管差込孔及び
湯管差込孔を有すると共に、上端面と側周面とを連通す
る混合水室が設けられたボディー本体と、これらの差込
孔にそれぞれ差し込まれた水管及び湯管と、該ボディー
本体の側周面に回転自在に嵌合しており、吐水管が連設
されている回動筒と、該ボディー本体の上側に配置され
ており、下側の固定ディスクと上側の可動ディスクを重
ね合わせて構成された混合弁であって、該固定ディスク
には、水の流入孔、湯の流入孔及び混合水流出孔が厚み
方向に貫設され、該可動ディスクの下面には、これらの
流入孔と流出孔とを連通しうる凹部が設けられている混
合弁と、該固定ディスクと前記ボディー本体との間に介
在されており、該固定ディスクの前記各流入孔及び流出
孔に対応して水の通過孔、湯の通過孔及び混合水の通過
孔が設けられているハウジングベースと、該可動ディス
クを移動及び回転させ、該凹部と該流入孔及び流出孔と
の重なり状態を変化させるための1本のシングルレバー
と、を備えてなるシングルレバー湯水混合水栓におい
て、前記水管が上下動可能に前記水管差込孔に挿入され
ており、該シングルレバー湯水混合水栓は、さらに、前
記ハウジングベースの下面と前記ボディー本体との界面
に形成された隙間よりなり、該ハウジングベースの水通
過孔と混合水通過孔とを連通しているバイパス流路と、
該ボディー本体の水管差込孔の上端部を拡径させること
により形成されたシリンダボアと、該水管の上端部の外
周に周設された鍔部と、該鍔部の上端面と前記ハウジン
グベースの水流入孔の周縁部との間を水密的に隔絶する
ための第1シール部と、該鍔部に支持されており、該シ
リンダボア内を前記バイパス流路から水密的に隔絶して
いる第2シール部と、該第2シール部よりも下方におい
て該水管に対し上下動可能に外嵌された環状ピストン
と、該環状ピストンに支持された環状の第3シール部で
あって、該シリンダボア内の該第3シール部の上側と下
側とを水密的に区画している第3シール部と、該シリン
ダボア内において該環状ピストンの下側に配置されてお
り、該環状ピストンを上方に付勢している付勢部材と、
該水管に設けられ、該シリンダボア内周面と該水管外周
面との間のうち該第2シール部と第3シール部との間の
水室内を該水管内に連通している小孔と、からなる水撃
緩衝機構を備えていることを特徴とするものである。
【0021】請求項2のシングルレバー湯水混合水栓
は、請求項1において、前記鍔部の上面側の外周にシー
ルリングが装着され、このシールリングの上側の面が前
記ハウジングベースの下面に着座することにより前記第
1シール部が形成され、該シールリングの外周面が前記
シリンダボアの内周面に接することにより前記第2シー
ル部が形成されていることを特徴とするものである。
【0022】請求項3のシングルレバー湯水混合水栓
は、請求項1又は2において、前記湯管が前記ボディー
本体の湯管差込孔に上下動可能に差し込まれており、前
記シングルレバー湯水混合水栓は、前記水管に設けられ
た水撃緩衝機構と同一の水撃緩衝機構を該湯管側にも備
えていることを特徴とするものである。
【0023】
【作用】請求項1のシングルレバー湯水混合水栓におい
ては、小孔を介して水室と水管内とが連通しているた
め、止水状態にあるときには水室内の水圧が小孔を介し
水管内の水圧(静水圧のみ。)と等しくなっており、水
管は付勢部材によって上方に付勢され、第1シール部が
ハウジングベース下面の水通過孔周囲に密着する。な
お、このとき、第2シール部はシリンダボアの内周面に
水密的に接している。
【0024】水が吐出され、水管内を水が流れると、水
管内の水圧が低下し、水室内の水が小孔を通って水管内
に吸い出される。この際、環状ピストンが上方に移動
し、水室の容積が小さくなる。
【0025】この吐水状態からシングルレバーを急閉操
作し、水管内の水圧が水撃により急激に増大した場合、
水圧に押されて水管が下方に押し下げられる。
【0026】この結果、第1シール部がハウジングベー
スの下面から離れ、水管内がハウジングベースとボディ
ー本体との間の隙間状のバイパス流路を介して連通す
る。このバイパス流路を介して水管内の水圧が混合水室
側へリークし、これにより水撃が緩和される。
【0027】なお、水撃時の水圧によって押し下げられ
た後の水管は、その後、小孔を介して水室内に水管内の
水が徐々に流入することにより上方に移動し、やがて第
1シール部がハウジングベースの下端に着座し、バイパ
ス流路が閉鎖される。
【0028】この水管の上方移動は水室内への水の流入
によるものであり、移動速度が小さい。従って、バイパ
ス流路はある程度長い時間開放しており、水撃圧が十分
に混合水室側へリークし、水撃が著しく低減される。
【0029】請求項2のシングルレバー湯水混合水栓に
あっては、第1シール部と第2シール部とが共通のシー
ルリングで構成されるため、構成がシンプルになる。
【0030】請求項3のシングルレバー湯水混合水栓に
おいては、水管内の水撃だけでなく湯管内の水撃をも緩
衝することができる。
【0031】
【実施例】以下、第1〜5図を参照して実施例に係るシ
ングルレバー湯水混合水栓10Aについて説明する。
【0032】第1,2図に示す通り、水管差込孔42の
上端部を拡径させることによりシリンダボア80が形成
されている。水管24の上端には外向きに鍔部82が設
けられ、この鍔部82の上面の外縁部にシールリング8
4が装着されている。このシールリング84の上面はハ
ウジングベース60の下面に着座可能であり、シールリ
ング84の外周面はシリンダボア80の内周面に水密的
に摺動可能に接している。
【0033】水管24の上部には環状ピストン(以下、
ピストンと略)86が上下動自在に外嵌している。この
ピストン86の下側にバネ(圧縮コイルバネ)88が設
置され、ピストン86が上方に付勢されている。このピ
ストン86の上側においてシールリング90が水管24
に外嵌している。該シールリング90の内周面は水管2
4の外周面に水密的に接し、外周面はシリンダボア80
の内周面に水密的に接している。
【0034】シリンダボア80の内周面と水管24の外
周面との間のうち、鍔部82とシールリング90との間
が水室92となっている。この水室92は、水管24の
上部に貫設された小孔94によって水管24内に連通さ
れている。
【0035】ハウジングベース60の下面とボディー本
体28の上面との界面において、水通過孔64と混合水
通過孔62とを連通するバイパス流路96が設けられて
いる。
【0036】なお、水管24の下端には可撓性のホース
(図示略)が接続され、水管24は水管差込孔42内に
上下動自在に差し込まれている。
【0037】その他の構成は前記従来例と同一であるの
で、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0038】このように構成されたシングルレバー湯水
混合水栓10Aの作動について第3〜5図を参照して説
明する。
【0039】このシングルレバー湯水混合水栓10Aに
おいては、小孔94を介して水室92内の水圧が水管2
4内の水圧(静水圧)と等しくなっている。水管24は
バネ88によって上方に押され、シールリング84がハ
ウジングベース60の下面の水通過孔64の周囲に密着
している。なお、シールリング84の外周面はシリンダ
ボア80の内周面に常に水密的に接している。
【0040】水が吐出され、水管24内を水が流れる
と、水管24内の水圧が低下し、第4図の如く水室92
内の水が小孔94を通って水管24内に吸い出される。
この際、バネ88に押されてピストン86が上方に移動
し、水室92の容積が小さくなる。
【0041】この吐水状態からシングルレバー20を急
閉操作し、水管24内の水圧が水撃により急激に増大し
た場合、水圧に押されて水管24が下方に押し下げられ
る。
【0042】この結果、シールリング84がハウジング
ベース60の下面から離れ、水管24内がハウジングベ
ース60とボディー本体28との間のバイパス流路96
を介して連通する。このバイパス流路96を介して水管
24内の水圧が混合水室30側へリークし、これにより
水撃が緩和される。
【0043】なお、水撃時の水圧によって押し下げられ
た後の水管24は、その後、小孔94を介して水室92
内に水管24内の水が徐々に流入することにより上方に
移動し、やがてシールリング84がハウジングベース6
0の下面に着座し、バイパス流路96が閉鎖される。
【0044】この水管24の上方移動速度は、小孔94
を介して水室24内へ流入する水の流入速度によって規
制されるため、この移動速度が小さい。従って、バイパ
ス流路96はある程度長い時間開放しており、水撃圧が
十分に混合水室30側へリークし、水撃が著しく低減さ
れる。
【0045】なお、本実施例のシングルレバー湯水混合
水栓にあっては、1本のシールリング84によって第1
シール部と第2シール部とが構成されるため、構成がシ
ンプルであり、製造が容易である。ただし、本発明で
は、第8図の如く2本又はそれ以上のシールリング84
a,84bを用いて第1シール部及び第2シール部を形
成しても良いことは明らかである。
【0046】また、本実施例のシングルレバー湯水混合
水栓10Aにおいては、同様の水撃緩衝機構を湯管側に
も設けることにより、水管24内の水撃だけでなく湯管
内の水撃をも緩衝することができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1〜3のシングルレバー湯水混合
水栓にあっては、常に確実に水撃を緩衝することができ
る。この水栓はシングルレバーの操作が軽快である。ま
た、こもり圧や、もらい圧(他の水栓等で発生した水
撃)をも緩衝できる。さらに、圧力上昇がないため、水
栓本体の樹脂化を図ることもできる。
【0048】請求項2のシングルレバー湯水混合水栓
は、製作が容易である。
【0049】請求項3のシングルレバー湯水混合水栓
は、水管だけでなく、湯管側の水撃をも確実に緩衝する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るシングルレバー湯水混合水栓の要
部の縦断面図である。
【図2】実施例に係るシングルレバー湯水混合水栓の要
部の縦断面図である。
【図3】実施例に係るシングルレバー湯水混合水栓の作
動を示す要部断面図である。
【図4】実施例に係るシングルレバー湯水混合水栓の作
動を示す要部断面図である。
【図5】実施例に係るシングルレバー湯水混合水栓の作
動を示す要部断面図である。
【図6】従来例に係るシングルレバー湯水混合水栓の縦
断面図である。
【図7】従来例に係るシングルレバー湯水混合水栓の要
部縦断面図である。
【図8】別の実施例に係るシングルレバー湯水混合水栓
の要部断面図である。
【符号の説明】
10,10A シングルレバー湯水混合水栓 16 混合弁 18 可動ディスク 20 シングルレバー 22 固定ディスク 24 水管 28 ボディー本体 30 混合水室 42 水管差込孔 52 ハウジング 58 凹部 60 ハウジングベース 62 混合水通過孔 64 水通過孔 80 シリンダボア 82 鍔部 84,90 シールリング 86 ピストン 88 バネ 92 水室 94 小孔 96 バイパス流路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に貫通した水管差込孔及び湯管
    差込孔を有すると共に、上端面と側周面とを連通する混
    合水室が設けられたボディー本体と、 これらの差込孔にそれぞれ差し込まれた水管及び湯管
    と、 該ボディー本体の側周面に回転自在に嵌合しており、吐
    水管が連設されている回動筒と、 該ボディー本体の上側に配置されており、下側の固定デ
    ィスクと上側の可動ディスクを重ね合わせて構成された
    混合弁であって、該固定ディスクには、水の流入孔、湯
    の流入孔及び混合水流出孔が厚み方向に貫設され、該可
    動ディスクの下面には、これらの流入孔と流出孔とを連
    通しうる凹部が設けられている混合弁と、 該固定ディスクと前記ボディー本体との間に介在されて
    おり、該固定ディスクの前記各流入孔及び流出孔に対応
    して水の通過孔、湯の通過孔及び混合水の通過孔が設け
    られているハウジングベースと、 該可動ディスクを移動及び回転させ、該凹部と該流入孔
    及び流出孔との重なり状態を変化させるための1本のシ
    ングルレバーと、を備えてなるシングルレバー湯水混合
    水栓において、 前記水管が上下動可能に前記水管差込孔に挿入されてお
    り、 該シングルレバー湯水混合水栓は、さらに、 前記ハウジングベースの下面と前記ボディー本体との界
    面に形成された隙間よりなり、該ハウジングベースの水
    通過孔と混合水通過孔とを連通しているバイパス流路
    と、 該ボディー本体の水管差込孔の上端部を拡径させること
    により形成されたシリンダボアと、 該水管の上端部の外周に周設された鍔部と、 該鍔部の上端面と前記ハウジングベースの水流入孔の周
    縁部との間を水密的に隔絶するための第1シール部と、 該鍔部に支持されており、該シリンダボア内を前記バイ
    パス流路から水密的に隔絶している第2シール部と、 該第2シール部よりも下方において該水管に対し上下動
    可能に外嵌された環状ピストンと、 該環状ピストンに支持された環状の第3シール部であっ
    て、該シリンダボア内の該第3シール部の上側と下側と
    を水密的に区画している第3シール部と、 該シリンダボア内において該環状ピストンの下側に配置
    されており、該環状ピストンを上方に付勢している付勢
    部材と、 該水管に設けられ、該シリンダボア内周面と該水管外周
    面との間のうち該第2シール部と第3シール部との間の
    水室内を該水管内に連通している小孔と、からなる水撃
    緩衝機構を備えていることを特徴とするシングルレバー
    湯水混合水栓。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記鍔部の上面側の
    外周にシールリングが装着され、このシールリングの上
    側の面が前記ハウジングベースの下面に着座することに
    より前記第1シール部が形成され、該シールリングの外
    周面が前記シリンダボアの内周面に接することにより前
    記第2シール部が形成されていることを特徴とするシン
    グルレバー湯水混合水栓。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記湯管が前
    記ボディー本体の湯管差込孔に上下動可能に差し込まれ
    ており、前記シングルレバー湯水混合水栓は、前記水管
    に設けられた水撃緩衝機構と同一の水撃緩衝機構を該湯
    管側にも備えていることを特徴とするシングルレバー湯
    水混合水栓。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020059031A1 (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 株式会社タカギ 湯水混合栓

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WO2020059031A1 (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 株式会社タカギ 湯水混合栓
JPWO2020059031A1 (ja) * 2018-09-18 2021-09-09 株式会社タカギ 湯水混合栓

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