JPH0815881B2 - 包装方法とその装置 - Google Patents

包装方法とその装置

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JPH0815881B2
JPH0815881B2 JP4150615A JP15061592A JPH0815881B2 JP H0815881 B2 JPH0815881 B2 JP H0815881B2 JP 4150615 A JP4150615 A JP 4150615A JP 15061592 A JP15061592 A JP 15061592A JP H0815881 B2 JPH0815881 B2 JP H0815881B2
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packaging film
packaging
forming plate
welding
chute
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建一 橋内
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株式会社トーヨー商事
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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二種類の被包装物を別
個独立に一体包装する方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、「麺類」と「麺つゆの素」のよ
うに、その両者を直接、接触させることができない二種
類の商品を一体包装する場合の一例として、図9に示す
ように、包装フイルム1を筒状に形成し、その互いに重
合する一方の側縁部1aと他方の側縁部1bとをそれぞ
れ対向するフイルム部分に溶着して一対の縦溶着部2,
3を形成すると共に、その下端部を溶着して下溶着部4
を形成することにより、大口径の第1収納部5と小口径
の第2収納部6とを有する有底筒状の包装フイルム1を
形成した後、上記第1収納部5に麺類7を挿入すると共
に、第2収納部6に麺つゆの素8を挿入し、続いて、図
10に示すように、有底筒状包装フイルム1の上端部を
溶着して上溶着部9を形成し、これによって、上記麺類
7と麺つゆの素8とを別途独立に一体包装することが考
えられている。
【0003】上記包装方法において、小口径の第2収納
部6に麺つゆの素8を円滑に挿入するためには、その挿
入の際に、第2収納部6の開口面積をできるだけ大きく
する必要がある。
【0004】そこで、従来、包装フイルム1を筒状に形
成すると共に、その両側縁部1a,1bを互いに重合さ
せるためのフォーミングプレートの両端部間の間隔を大
きくすることにより、該両端部上を通過する包装フイル
ム1の両側縁部1a,1bを互いに大きく離間させ、そ
の離間状態で、各溶着部2,3,4,9を形成して、第
2収納部6の開口面積が大きくなるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の包装方法で
は、包装フイルム1の両側縁部1a,1bが互いに大き
く離間している状態で、包装フイルム1どうしを溶着す
ることから、その各溶着部2,3,4,9でフイルムど
うしが皺状に重なり易く、外観上の体裁が悪くなると共
に、各収納部5,6の気密を保持しにくいという難点が
ある。
【0006】本発明は、上記従来の難点に鑑み、小口径
の第2収納部内に麺つゆの素等の被収納物を容易に挿入
することができると共に、包装フイルムの各溶着部に皺
状の重なり部分が生じないようにした包装方法とその装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を実施例に対応する図面に基づいて説明
すると、本発明の請求項1の包装方法は、フォーミング
プレート13により包装フイルム1を筒状に形成すると
共に、該フォーミングプレート13の両端部13b,1
3cにより包装フイルム1の両側縁部1a,1bを互い
に入れ違い状に重合させ、しかる後、その包装フイルム
1の両側縁部1a,1bをこれに重合するフイルム部分
に溶着せしめると共に、該筒状包装フイルム1の下端部
を溶着封止して、第1収納部5と第2収納部6とを形成
し、次に、上記フォーミングプレート13内に遊嵌状に
垂設した被包装物投入用シュート16を介して上記第1
収納部5内に被包装物7を投入し、続いて、上記シュー
ト16に並設した被包装物投入用ホッパー19をシュー
ト16側に移動させることによりフォーミングプレート
13の内側の端部13bを弾性変形させて、該フォーミ
ングプレート13の両端部13b,13c間の間隔αを
拡大し、その拡大された両端部13b,13c間を通っ
てホッパー19から上記第2収納部6内に被包装物8を
投入するものである。
【0008】
【0009】更に請求項の包装方法は、請求項1記載
の包装方法において、包装フイルム1を間欠的に一定長
さずつ下方に移動させる引出手段34、及び該引出手段
34と同調して作動する溶着手段30と切断刃31とに
より、第1及び第2の収納部5,6をその長手方向所定
間隔おきに溶着して包装体36を順次形成すると共に、
それを横断方法に切断して包装体36を分離するもので
ある。
【0010】また更に請求項の包装装置は、装置本体
10に被包装物投入用シュート16がその下端部を枢支
点18として回動駆動可能に枢支18され、該シュート
16の外側に、シート状の包装フイルム1を筒状に形成
すると共に、該包装フイルム1の両側縁部1a,1bを
互いに入れ違い状に重合させるフォーミングプレート1
3が配設され、上記シュート16に、該シュート16の
上記枢支点18を支点とする回動駆動によりフォーミン
グプレート13の内側の端部13bを押圧変形させて、
フォーミングプレート13の両端部13b,13c間の
間隔αを拡大する被包装物投入用ホッパー19が固着さ
れ、包装フイルム1の両側縁部1a,1bをこれに重合
するフイルム部分に溶着せしめると共に、該包装フイル
ム1の下端部を溶着して、包装フイルム1内に第1の収
納部5と第2の収納部6を形成する溶着手段28,30
がフォ−ミングプレ−ト13の下方に設けられてなる構
成を採用するものである。
【0011】そして請求項の包装装置は、請求項3記
載の包装装置において、第1及び第2の収納部5,6を
その長手方向所定間隔おきに溶着封止して包装体36を
順次形成する溶着封止手段30と、包装フイルムを間欠
的に一定長さずつ下方に移動させる引出手段34と、該
引出手段34と同調して包装フイルム1をその長手方向
所定間隔ごと横断方向に切断して包装体36を分離する
切断刃31とを設けてなる構成を採用するものである。
【0012】
【作用】本発明の請求項1の包装方法によれば、包装フ
イルム1を筒状に形成し、該包装フイルム1の互いに入
れ違い状に重合する両側縁部1a,1bを対向するフイ
ルム部分に溶着すると共に、該筒状包装フイルム1の下
端部を溶着することにより、その包装フイルム1内に第
1収納部5と第2収納部6とを形成し(図9参照)、続
いて、上記各収納部5,6内に被収納物7,8を投入す
るものであって、その投入の際に、該各収納部5,6の
開口部を拡口手段12により拡げるようにしたから、そ
の各収納部5,6内に被包装物7,8を容易にしかも確
実に投入することができる。
【0013】また請求項の包装方法によれば、第1収
納部5及び第2収納部6を有する包装フイルム1を形成
した後、該各収納部5,6内に被収納物7,8を投入す
る際に、被包装物投入用ホッパー19によりフォーミン
グプレートの内側の端部13bを弾性変形させて、該フ
ォーミングプレート13の両端部13b,13c間の間
隔αを拡大するようにしたから、小口径の第2収納部6
内にも被包装物8を容易に且つ確実に投入することがで
き、しかも、被包装物8の投入時以外は、フォーミング
プレート13の両端部13b,13c間の間隔αを小さ
くして、包装フイルム1の両側縁部1a,1bどうしを
互いに接近させるているから、包装フイルム1の各溶着
部2,3,4,9に皺状の重なり部分が生じないように
することができ、外観上の体裁が良好であると共に、各
収納部5,6の気密を確実に保持することができる。
【0014】更に請求項の包装方法よれば、上述のよ
うに、包装フイルム1の第1、第2の収納部5,6内に
被包装物7,8を収納した後、第1、第2の収納部5,
6をその長手方向所定間隔おきに溶着して包装体36を
順次形成すると共に、その包装体36を分離して、二種
類の被包装物7,8を別個独立に密封包装した包装体3
6を連続的に取り出すことができる。
【0015】また更に請求項の包装装置よれば、フォ
ーミングプレート13により包装フイルム1を筒状に形
成すると共に、該フォーミングプレート13の両端部1
3b,13cにより包装フイルム1の両側縁部1a,1
bを互い入れ違い状に重合させ、また、溶着手段28,
30により、入れ違い状に重合させた包装フイルム1の
両側縁部1a,1bを対向するフイルム部分に溶着して
縦溶着部2,3を形成すると共に、該包装フイルム1の
下端部を溶着して下溶着部4を形成することにより、そ
の包装フイルム1内に第1収納部5と第2収納部6とを
形成し、続いて、被包装物投入用シュート16を介して
第1収納部5内に被包装物7を投入し、次に、被包装物
投入用ホッパー19により上記フォーミングプレート1
3の両端部13b,13c間の間隔αを拡大し、その間
隔αが拡大された両端部13b,13c間を通って上記
ホッパー19から第2収納部6内に被包装物8を投入す
るものであって、上記各収納部5,6内に被収納物7,
8を投入する際に、該各収納部5,6の開口部を拡げる
ようにしたから、その各収納部5,6内に被包装物7,
8を容易にしかも確実に投入することができ、しかも、
被包装物7,8の投入時以外は、フォーミングプレート
13の両端部13b,13c間の間隔αを小さくして、
包装フイルム1の両側縁部1a,1bどうしを互いに接
近させているから、包装フイルム1の各溶着部2,3,
4,9に皺状の重なり部分が生じないようにすることが
でき、外観上の体裁が良好であると共に、各収納部5,
6の気密を確実に保持することができる。
【0016】そして請求項の包装装置よれば、包装フ
イルム1の各収納部5,6内に被包装物7,8を収納し
た後、該包装フイルム1を引出手段34により下方に所
定長さ移動させ、続いて、溶着封止手段30により包装
フイルム1の所定位置を溶着すると共に、切断刃31に
より、包装フイルム1の所定位置を切断することによ
り、二種類の被包装物7,8を別個独立に密封包装した
包装体36を取り出すことができる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の一実施例たる包装装置の前
部を示すものであって、装置本体10の上部から前方に
突出する天板部11の下面に被包装物投入装置12を設
け、該投入装置12の上部を囲繞するようにしてフォー
ミングプレート13を配設すると共に、その投入装置1
2の下部に対向して縦型溶着装置14を配設し、更に、
上記投入装置12の下方に横型溶着切断装置15を設け
ている。
【0018】上記フォーミングプレート13は、図2に
も示すように、若干偏平な略円錐状に湾曲形成された金
属板からなり、その内周縁部13aにより、装置本体1
0内からガイドロール10aを介して引き出されたシー
ト状の包装フイルム1を下向きに折り曲げて筒状に形成
すると共に、フォーミングプレート13の互いに小さな
間隔αをおいて重合する両端部13b,13cにより、
包装フイルム1の両側縁部1a,1bを互いに重合させ
るものである。また、上記内側の端部13bを、弾性板
により形成することにより、それを内側に弾性変形させ
て、両端部13b,13c間の間隔αを大きくできるよ
うにしている(図7参照)。
【0019】前記被包装物投入装置(拡口手段)12に
ついて図3及び図4に基づいて説明すると、上端部が前
記天板部11の貫通孔15に遊嵌入された断面略コ字状
の麺類投入用シュート16の下端部を天板部11から垂
設された一対の支持杆17により枢支軸18を介して枢
支し、上記麺類投入用シュート16の上端部に断面偏平
ロ字状の麺つゆの素投入用ホッパー19を一体固着する
と共に、該シュート19の下端部を前記フォーミングプ
レート13の内側の端部13bに対向させて、その外側
の端部13cよりも若干上方に位置させており、図4及
び図5に示す状態から、天板部11の下面に設けたシリ
ンダ装置20を作動させると、図6に示すように、麺類
投入用シュート16の上部に固着した連結枠21を介し
て、該麺類投入用シュート16が枢支軸18を中心にし
て装置本体10側に回動され、これによって、麺類投入
用シュート16に一体固着された麺つゆの素投入用ホッ
パー19も同方向に回動して、該シュート19によりフ
ォーミングプレート13の内側の端部13bが内側に弾
性変形し(図7参照)、フォーミングプレート13の両
端部13b,13c間の間隔αが麺つゆの素投入用ホッ
パー19の開口幅と同程度に拡大される。なお、図4に
おいて、22は天板部11の上面に固着した麺類投入用
ホッパー、23は麺つゆの素投入用ホッパー19の上方
に配設した麺つゆの素投入用ガイド枠、24は麺つゆの
素投入用ホッパー19の内面に貼着され、その下端部が
フォーミングプレート13の両端部13b,13c間に
挿通された摩擦係数が小さく可橈性に優れた麺つゆの素
ガイド用シートである。
【0020】前記縦型溶着装置14は、図8にも示すよ
うに、装置本体10から前方に突出する一対の水平駆動
杆26と、該両水平駆動杆26の先端部どうしを連結す
る連結杆27に固着された一対の縦型溶着部材28とか
らなり、上記両水平駆動杆26を駆動して、上記縦型溶
着部材28を包装フイルム1に押し付けることにより、
該包装フイルム1の両側縁部1a,1bをそれに対向す
るフイルム部分に溶着するものである。
【0021】前記横型溶着切断装置15は、図1に示す
ように、上下一対の横型溶着部材30,30と、該両横
型溶着部材30,30の間に配設されたカッター31
と、包装フイルム1を間に挟んで上記横型溶着部材3
0,30に対向する溶着受台32とを有し、横型溶着部
材30,30及びカッター31を支持する水平駆動杆
(図示せず)と、溶着受台32を支持する水平駆動杆3
3とを同期駆動することにより、横型溶着部材30,3
0及びカッター31と、溶着受台32とを互いに接近さ
せて、上述した筒状の包装フイルム1を、上下2箇所溶
着すると共に、その両溶着箇所の間をカッター31によ
り切断するものである。
【0022】図1において、34は、包装フイルム1を
介して支持杆17に圧接する包装フイルム送りローラで
あって、横型溶着切断装置15に同期して間欠的に回転
駆動されて、包装フイルム1を所定長さずつ間欠的に送
り出すものである。また、35は、麺類7及び麺つゆの
素8を包装フイルム1で密封包装した包装体36を受け
取るための包装体受け取り台である。
【0023】密封包装の要領を説明すると、まずフォー
ミングプレート13により筒状に形成されると共に、そ
の両側縁部1a,1bが互いに重合された包装フイルム
1を包装フイルム送りローラ34により麺類投入用シュ
ート16に沿って所定長さ下降送りし、該包装フイルム
1の両側縁部1a,1bを縦型溶着装置14により溶着
して、溶着部2,3を形成すると共に、該筒状包装フイ
ルム1の下端部を横型溶着切断装置15の上側横型溶着
部材30により溶着して、下溶着部4を形成する(図9
参照)。
【0024】この場合、図4及び図5に示すように、フ
ォーミングプレート13の両端部13b,13c間の間
隔αが小さく、該両端部13b,13cにより折り返さ
れる包装フイルム1の両側縁部1a,1bを極めて接近
させた状態で溶着できるため、各溶着部2,3,4でフ
イルムどうしが皺状に重なることがない。
【0025】次に、図4に示すように、麺類7をホッパ
ー22内に投入する。これにより、麺類7が麺類投入用
シュート16を介して、有底筒状包装フイルム1の第1
収納部5内に収納される。
【0026】続いて、図6に示すように、シリンダ装置
20を作動させて、麺類投入用シュート16及び麺つゆ
の素投入用ホッパー19を枢支軸18を中心に装置本体
10側に回動させることにより、フォーミングプレート
13の内側の端部13bを内側に弾性変形させ(図7参
照)、該フォーミングプレート13の両端部13b,1
3c間の間隔αを麺つゆの素投入用ホッパー19の開口
幅と同程度に拡大した状態で、麺つゆの素8をガイド枠
23を介して麺つゆの素投入用ホッパー19内に投入す
る。これにより、麺つゆの素8がフォーミングプレート
13の拡大された両端部13b,13c間を通って有底
筒状包装フイルム1の第2収納部6内に収納される。
【0027】次に、上記シリンダ装置20の作動を解除
することにより、麺類投入用シュート16及び麺つゆの
素投入用ホッパー19を元の位置に復帰させた後、横型
溶着切断装置15を作動させる。これにより、下側横型
溶着部材30と溶着受台32とで、有底筒状包装フイル
ム1の上端部が溶着されて上溶着部9が形成され(図1
0参照)、麺類7と麺つゆの素8とを別個独立に密封包
装した包装体36が形成される。
【0028】この場合、フォーミングプレート13の両
端部13b,13c間の間隔αが小さくなっており、包
装フイルム1の両側縁部1a,1bを極めて接近させた
状態で溶着できるため、溶着部9でフイルムどうしが皺
状に重なることがない。
【0029】上記上溶着部9を形成すると同時に、包装
体36の上方で、上側横型溶着部材30と溶着受台32
とで、包装フイルム1が溶着されて下溶着部4が形成さ
れると共に、上下両溶着部4,9間がカッター31によ
り切断され、包装体36の上方に、有底筒状の包装フイ
ルム1が形成される(図1参照)。
【0030】以後、同様の手順で、麺類7及び麺つゆの
素8を順次、別個独立に密封包装することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明の請求項1の包装方法によれば、
包装フイルム内に形成した第1、第2の収納部の開口部
を拡口手段により交互に拡げるようにしたから、その各
収納部内に被包装物を容易にしかも確実に投入すること
ができる。
【0032】また請求項の包装方法によれば、包装フ
イルムの各収納部内に被収納物を投入する際に、被包装
物投入用ホッパーによりフォーミングプレートの両端部
間の間隔を拡大するようにしたから、その両端部間に形
成される小口径の収納部内にも被包装物を容易に且つ確
実に投入することができ、しかも、被包装物の投入時以
外は、フォーミングプレートの両端部間の間隔を小さく
して、包装フイルムの両側縁部どうしを互いに接近させ
るているから、包装フイルムの両側縁部等を溶着する際
に、その各溶着部に皺状の重なり部分が生じないように
することができ、外観上の体裁が良好であると共に、各
収納部の気密を確実に保持することができる。
【0033】更に請求項の包装方法よれば、二種類の
被包装物を別個独立に密封包装した包装体を効率良く取
り出すことができる。
【0034】また更に請求項の包装装置よれば、第
1、第2の収納部を有する有底筒状の包装フイルムを迅
速容易に形成することができると共に、該各収納部内に
二種類の被包装物を別個独立に確実に投入することがで
き、しかも包装フイルムに皺が生じるのを極力避けて外
観上体裁良く包装することができる。
【0035】そして請求項の包装装置よれば、二種類
の被包装物を別個独立に密封包装した包装体を連続的に
効率良く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例たる包装装置の側面図であ
る。
【図2】同要部の斜視図である。
【図3】同要部の正面図である。
【図4】同装置の作動前の要部の縦断側面図である。
【図5】同水平断面図である。
【図6】同装置の作動状態の要部の縦断面図である。
【図7】同水平断面図である。
【図8】同他の要部の水平断面図である。
【図9】同装置により形成される有底筒状包装フイルム
の斜視図である。
【図10】同装置により形成される包装体の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 包装フイルム 1a 包装フイルム1の一方の側縁部 1b 包装フイルム1の他方の側縁部 5 第1収納部 6 第2収納部 7 麺類(被包装物) 8 麺つゆの素(被包装物) 10 装置本体 12 被包装物投入装置(拡口手段) 13 フォーミングプレート 13b フォーミングプレート13の内側の端部 13c フォーミングプレート13の外側の端部 14 縦型溶着装置 15 横型溶着切断装置 16 麺類投入用シュート(被包装物投入用シュー
ト) 18 枢支軸(枢支点) 19 麺つゆの素投入用シュート(被包装物投入用ホ
ッパー) 20 シリンダ装置 28 縦型溶着部材 30 横型溶着部材 31 切断刃 34 包装フイルム送りローラ(引出手段) 36 包装体 α 間隔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーミングプレートにより包装フイル
    ムを筒状に形成すると共に、該フォーミングプレートの
    両端部により包装フイルムの両側縁部を互いに入れ違い
    状に重合させ、しかる後、その包装フイルムの両側縁部
    をこれに重合するフイルム部分に溶着せしめると共に、
    該筒状包装フイルムの下端部を溶着封止して、第1収納
    部と第2収納部とを形成し、次に、上記フォーミングプ
    レート内に遊嵌状に垂設した被包装物投入用シュートを
    介して上記第1収納部内に被包装物を投入し、続いて、
    上記シュートに並設した被包装物投入用ホッパーをシュ
    ート側に移動させることによりフォーミングプレートの
    内側の端部を弾性変形させて、該フォーミングプレート
    の両端部間の間隔を拡大し、その拡大された両端部間を
    通ってホッパーから上記第2収納部内に被包装物を投入
    するようにした包装方法。
  2. 【請求項2】 包装フイルムを間欠的に一定長さずつ下
    方に移動させる引出手段、及び該引出手段と同調して作
    動する溶着手段と切断刃とにより、第1及び第2の収納
    部をその長手方向所定間隔おきに溶着して包装体を順次
    形成すると共に、それを横断方法に切断して包装体を分
    離するようにした請求項記載の包装方法。
  3. 【請求項3】 装置本体に被包装物投入用シュートがそ
    の下端部を枢支点として回動駆動可能に枢支され、該シ
    ュートの外側に、シート状の包装フイルムを筒状に形成
    すると共に、該包装フイルムの両側縁部を互いに入れ違
    い状に重合させるフォーミングプレートが配設され、上
    記シュートに、該シュートの上記枢支点を支点とする回
    動駆動によりフォーミングプレートの内側の端部を押圧
    変形させて、フォーミングプレートの両端部間の間隔を
    拡大する被包装物投入用ホッパーが固着され、包装フイ
    ルムの両側縁部をこれに重合するフイルム部分に溶着せ
    しめると共に、該包装フイルムの下端部を溶着して、包
    装フイルム内に第1の収納部と第2の収納部を形成する
    溶着手段がフォ−ミングプレ−トの下方に設けられてな
    る包装装置。
  4. 【請求項4】 第1及び第2の収納部をその長手方向所
    定間隔おきに溶着封止して包装体を順次形成する溶着封
    止手段と、包装フイルムを間欠的に一定長さずつ下方に
    移動させる引出手段と、該引出手段と同調して包装フイ
    ルムをその長手方向所定間隔ごと横断方向に切断して包
    装体を分離する切断刃とを設けてなる請求項記載の包
    装装置。
JP4150615A 1992-06-10 1992-06-10 包装方法とその装置 Expired - Lifetime JPH0815881B2 (ja)

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