JPH0815780A - レンチキュラーレンズシート - Google Patents
レンチキュラーレンズシートInfo
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- JPH0815780A JPH0815780A JP6152027A JP15202794A JPH0815780A JP H0815780 A JPH0815780 A JP H0815780A JP 6152027 A JP6152027 A JP 6152027A JP 15202794 A JP15202794 A JP 15202794A JP H0815780 A JPH0815780 A JP H0815780A
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Abstract
ンズの入射側レンズ面に起因する異常光が発生しないレ
ンチキュラーレンズを提供する。 【構成】次式(I)及び(II)、 を満足するレンチキュラーレンズシートであって、以下
の(1)〜(4)等を有するものである。(1)式
(I)においてC1≠0かつΔn1=0である。(2)式
(I)においてC1≠0かつΔn1≠0である。(3)入
射側レンズ面が光散乱性を有する。(4)出射面が粗面
化されている。
Description
リーンに投影し、そのスクリーンを透過した映像を手前
側より観察する、いわゆる透過型プロジェクションテレ
ビジョン(以下テレビジョンをTVと略す。)に用いら
れる透過型スクリーン用レンチキュラーレンズシートに
関する。
いられるスクリーンには、視野角を水平及び垂直方向に
広げるために、レンチキュラーレンズが用いられてき
た。レンチキュラーレンズシートは、一般にその基材と
なる樹脂中にその基材と屈折率の異なる拡散性微粒子を
均一に混合し、押出し法などにより、レンチキュラーレ
ンズの形状を付与したものが使用されてきた。ところ
が、基材となる樹脂中にその基材となる樹脂と屈折率の
異なる拡散性微粒子を均一に混合したレンチキュラーレ
ンズでは、入射光線が入射後、拡散性微粒子により散乱
しながら進むため、一部の光線が光の非出射部(外光吸
収用の黒色ストライプ)に到達し、コントラストの低
下、光の利用効率の低下が見られた。
拡大図を図6に示す。レンチキュラーレンズシートの入
射側レンズ61に入射した光線は、レンチキュラーレン
ズシート透過中に拡散性微粒子63により水平、垂直方
向に拡散されて、出射側面62より出射する。この際光
線の一部は拡散性微粒子により拡散され、(ホ)に示す
ように外光吸収層64に吸収され光の利用効率が低下す
る。
断面拡大図を図7に示す(特開平3−39944号公
報、特願平3−43724号公報参照)。レンチキュラ
ーレンズシートの入射側レンズ71に入射した光線は、
レンチキュラーレンズシートの入射側レンズ層74を透
過して出射側層75に達する。出射側層には、拡散性微
粒子73が混入されており、光線はここで水平・垂直方
向に拡散されて出射側面72より出射する。このよう
に、入射側レンズ層に拡散性微粒子を含まない構成のレ
ンチキュラーレンズシートでは、入射側レンズ層を透過
中の光は、拡散性微粒子により拡散されることがないた
め、図6(ホ)で見られたような外光吸収層64へ進み
吸収されるような光はなくなり光の利用効率は向上する
(特開平5−61120号公報参照)。
て、入射側レンズ71の表面は、入射側レンズ層に拡散
性微粒子が混入されていないため、鏡面状となってい
る。このため、従来入射側レンズ表面において光拡散材
微粒子により乱反射していた反射光は、(ヘ)に示され
るように散乱されることなく、隣りあった入射側レンズ
に入射し、拡散されることなく、入射側レンズ層を進
み、強度の大きい異常光としてスクリーン上に現れるこ
とがわかった。
消し、光の利用効率が高く、かつ、レンチキュラーレン
ズの入射側レンズ面に起因する異常光を発生させないレ
ンチキュラーレンズシートを提供することにある。
発明のレンチキュラーレンズシートは、複数の入射側レ
ンズを有する入射側レンズ層と、入射側レンズによる光
集光点またはその近傍に出射面が形成された複数の出射
面を有する出射側層とを有し、該入射側レンズ層と出射
側層とが実質的に透明な樹脂から形成され、さらに少な
くとも出射側層には光拡散性微粒子が含有され、次式
(I)及び(II)、
の特徴を有するものである。
=0である。 (2)式(I)においてC1≠0かつΔn1≠0である。 (3)入射側レンズ面が光拡散性を有する。 (4)出射面が粗面化されている。 (5)入射側レンズ層の入射側に下記の式(III)を満
足するか、又は下記の式(IV)及び(V)、
ないし(4)のいずれかを2つ以上、又は上記の特徴
(3)及び(4)のいずれか1つ以上と(5)とを併せ
持つことが好ましい。
過形プロジェクション用スクリーンとして用いた場合、
例えば赤、緑、青の3色のCRTを投写レンズで拡大投
映するプロジェクションテレビにおいて、スクリーンゲ
インの高いレンチキュラーレンズでは正面から水平4
0°付近から目を左右に移動しながら画面を観察する
と、図8に示すような赤色の円状の異常光がスクリーン
上を左右に移動するのが見られ、正面から水平50°
〜70°付近から目を左右に移動しながら画面を観察す
ると、図9に示すような赤、緑、青の縦帯状の異常光が
スクリーン上を左右に移動するといった欠点が発生しや
すく画像上の欠点となっていた。
析したもので、図7に示すレンチキュラーレンズシート
に赤色のCRTからの光線が入射する際の入射角に相当
する+10°の光線を入射させた際の光線追跡を行った
結果を示した図である。+10°で入射した光線の大部
分は、入射側レンズにより屈折され、図中、点線で示す
ように進み、出射レンズより出射する。ところが、一部
の光線は入射レンズ表面で、その位置における入射レン
ズの傾斜角度に応じて反射し、隣りの入射レンズへ入射
して、図中、実線に示すように進み、外光吸収層を設け
るための台形の立上がり部より出射することがわかっ
た。ここで、入射レンズ上のA点及びB点に入射した光
線について、その反射光を光線追跡したところ、A点で
反射した光線は、実線A′に示すように進み、出射角3
7°で出射し、B点で反射した光線は実線B′に示すよ
うに進み、出射角44°で出射することがわかった。
又、これらの光線の強度は、40°付近で出射する正常
な光線の強度が入射光を1とした時に0.4〜0.5で
あるのに対し、0.17と極めて強いことがわかった。
つまり、A点からB点の範囲に入射した光線の入射レン
ズ表面における反射光が図8に示す異常光の原因となっ
ていることが明らかになった。
析したもので、図7に示すレンチキュラーレンズに緑色
のCRTからの光線が入射する際の入射角に相当する0
°の光線を入射させた際の光線追跡を行った結果を示し
た図である。次に、図12は図7に示すレンチキュラー
レンズに青色のCRTからの光線が入射する際の入射角
に相当する−10°の光線を入射させた際の光線追跡を
行った結果を示した図である。緑色のCRTからの入射
光に相当する0°の光線を入射させた場合及び青色のC
RTからの入射光に相当する−10°の光線を入射させ
た場合には、図10に示したように、+10°で光線を
入射させた場合と同様に、大部分の光線は入射レンズに
より屈折され、点線で示すように進み、出射レンズより
出射する。ところが、一部の光線は入射レンズ表面で、
その位置における入射レンズの傾斜角度に応じて反射
し、隣りの入射レンズへ入射して実線で示すように進
み、外光吸収層を設けるための台形の立上がり部より出
射する。
に−10°、0°、+10°で入射し、入射レンズ表面
で反射した光線は、その入射角度が異なることから、出
射角が異なる。例えば赤の光線に相当する+10°入射
光の反射光はC′及びD′(図10)に示すように59
°の方向へ0.08の強度、67°の方向へ0.06の
強度で出射し、緑の光線に相当する0°入射光の反射光
は、E′、F′、G′(図11)に示すように47°の
方向へ0.09の強度、60°の方向へ0.06の強
度、69°の方向へ0.05の強度で出射し、青の光線
に相当する−10°入射光の反射光は、I′、J′(図
12)に示すように62°の方向へ0.05の強度、7
1°の方向へ0.04の強度で出射することがわかっ
た。50°、60°、70°の方向に出射する正常な光
線の強度が、入射光の強度を1とした時にそれぞれ0.
2〜0.3、0.1〜0.15、0.03〜0.05で
あることから、上記の反射光の強度は極めて強いことが
わかった。又、反射光の出射角がわずかにずれているた
め、例えば2m離れて45°の角度からスクリーンを観
察すると、スクリーン中心にF′に相当する緑、スクリ
ーン中心より奥側149mmにI′に相当する青、スク
リーン中心より手前68mmにC′に相当する赤、さら
に660mm手前にE′に相当する緑の縦長の帯状の異
常光が観察されることがわかった。
異常光がこれまで考慮されることのなかった入射レンズ
表面の反射光により発生することが明らかとなった。本
発明のレンチキュラーレンズシートによれば、かかる入
射レンズ表面の反射光が軽減され、上記異常光の発生を
抑制することができる。
る。
せるものとして式(I)においてC1≠0,Δn1=0な
る第1の実施例のレンチキュラーレンズシートを説明す
る。このレンチキュラーレンズシートによれば、図1に
示すように入射側レンズ11に入射した光の一部はレン
ズ表面で反射するが、拡散性微粒子が存在するため
(イ)のように方向不定の乱反射となり、かつ、隣りの
入射側レンズに入射した反射光もレンズ表面に存在する
拡散性微粒子により拡散されるため、異常光の強さは軽
減される。一方、入射側レンズ層に混入されている拡散
性微粒子は基材との屈折率差がないため、主光線は屈折
されることなく入射側レンズ層を進み、外光吸収層に吸
収されるような光が発生しない。よって、光の利用効率
をなるべく低下させずに、異常光の強さを軽減すること
ができる。
ートの具体例について説明する。ピッチ(p)を0.6
mm、全体の厚み(t)を0.95mm、入射側レンズ
層の厚さ(t1)を0.8mm、出射側層の厚さ(t2)
を0.15mmとした図1に示した構造のレンチキュラ
ーレンズシートを製造した。入射レンズ層の樹脂として
は、例えばポリメチルメタクリレートなどの熱可塑性樹
脂を使用し、それに混入させる拡散性微粒子として粒径
(d1)8μm、基材樹脂との屈折率差(Δn1)0の微
粒子(例えば、有機系材料)を3重量%(C1)用い
た。また、出射側層の樹脂としては、例えばポリメチル
メタクリレートなどの熱可塑性樹脂を使用し、それに混
入させる拡散性微粒子として粒径(d2)17μm、基
材樹脂との屈折率差(Δn2)0.07の微粒子(例え
ば、無機系材料)を5重量%用いて押出成形シートを作
製した。なお、レンズの形状は、下記の式(VI)におい
て、入射側では主曲率C=3.2、円錐定数K=−0.
45、出射側では主曲率C=−2.9、円錐定数K=
3.5として表される曲線である。
法により印刷を行った。このようにして製造されたレン
チキュラーレンズシートをフレネルレンズと組み合わせ
て作製したスクリーンについて画像評価を行ったとこ
ろ、水平視野40°〜70°の範囲においても異常光が
発生しないスクリーンが得られた。また、全光線透過率
を測定したところ、87%であり光量損失の少ないスク
リーンであった。
例のレンチキュラーレンズシートについて説明する。こ
の場合には、拡散性微粒子と基材の間に屈折率差がある
ため、図2(ロ)に示す拡散光が発生し、光の利用効率
はわずかに低下する。但し、この場合、入射側レンズ層
に混入されている拡散性微粒子の拡散力は極めて小さい
ので光の利用効率の低下は極めて小さいものである。
ートの具体例について説明する。入射レンズ層に混入さ
せる拡散性微粒子として粒径(d1)17μm、基材樹
脂との屈折率差(Δn1)0.07の拡散性微粒子を
0.5重量%(C1)用いた。出射側層の基体樹脂、拡
散性微粒子の物性、混入量、レンズ形状、ピッチ、厚さ
等はすべて実施例1と同一とした。
レンズをフレネルレンズと組み合わせて画像評価を行っ
たところ、異常光が発生しないスクリーンが得られた。
ンチキュラーレンズシートについて説明する。この場
合、光拡散効果を付与する方法の一例として、前述の拡
散性微粒子を入射側レンズ層に混入する以外に、入射側
レンズを成形する成形型を粗面化し、これを転写する方
法や、入射レンズ表面にヘアライン状のひっかきキズを
付与する方法などがあげられる。入射側レンズの表面に
光拡散効果を付与することにより図3に示すように入射
側レンズ31に入射した光の一部は、レンズ表面で反射
するが、レンズ表面に光拡散効果があるため、方向不定
の乱反射となり、かつ、隣りの入射レンズに入射した反
射光も、入射レンズ面の光拡散効果により異常光の強さ
は軽減される。一方、入射レンズ表面に散乱効果が付与
されているため図3(ハ)に示す散乱光が発生し、光の
利用効率はわずかに低下する。但し、この場合、入射レ
ンズ表面の散乱力は極めて小さいので、光の利用効率の
低下も極めて小さいものである。
ートの具体例について説明する。1対の金型ロールのう
ち、入射側レンズ層のレンズ形状が刻まれているロール
の表面をサンドブラスト法により粗面化したロールを用
い押出成形シートの成形を行った。入射側レンズ層の樹
脂として、ポリメチルメタクリレートを拡散性微粒子を
混入せずに用いた。出射側層の拡散性微粒子として、粒
径(d2)17μm、基材樹脂との屈折率差(Δn2)
0.07の拡散性微粒子を5重量%用いた。なお、レン
ズ形状、ピッチ、厚さ等はすべて実施例1と同一とし
た。
レンズをフレネルレンズと組み合わせて画像評価を行っ
たところ、異常光が発生せず、全光線透過率も88%で
あり、光量損失の少ないスクリーンであった。
ンズシートについて説明する。この場合、出射側面を粗
面化する方法としては、出射側面を直接サンドブラスト
する方法、成形型を粗面化し、これを転写する方法など
が上げられる。出射側面41(図4参照)を粗面化する
ことにより、図4(ニ)に見られる異常光は、出射側面
で散乱され、異常光の強さは軽減される。但し、この方
法のみでは、異常光が出射側面で1回拡散されるだけな
ので、異常光の強さを十分軽減できないことがあるの
で、入射側レンズへの対策と合わせて使用することが好
ましい。
ートの具体例について説明する。一対の金型ロールをサ
ンドブラスト法により粗面化したロールを用い押出成形
シートの成形を行った。入射側レンズ層、出射側層の基
体樹脂、拡散性微粒子の物性、混入量、レンズ形状、ピ
ッチ、厚さ等はすべて実施例3と同一とした。
レンズをフレネルレンズと組み合わせて画像評価を行っ
たところ、異常光が発生しないスクリーンが得られた。
(IV)を満足し、かつ式(V)、
施例のレンチキュラーレンズシートについて説明する。
この場合、入射側レンズ層のさらに入射側に光散乱層を
設ける方法の一例としては、押出し法によりレンチキュ
ラーレンズシートを成形する際、入射側レンズ及び出射
側面を成形するロールを通過する前に拡散材の混入され
たフィルムを供給し、熱ラミネートする方法、三層共押
し出しを行い、第一層及び第三層に拡散材を混入させる
方法などがあげられる。ここで、入射側拡散層は、上記
の式(III)を満足するか、又は上記の式(IV)及び(V)
を満たすことが必要である。そうでない場合、入射側拡
散層がΔn3=0の場合、光の利用効率の低下はほとん
どないが、Δn3≠0の場合、この層の厚みが増すほ
ど、外光吸収部へ散乱する光が増し、光の利用効率が低
下してしまうためである。
ートの製造方法の一例についてより詳細に説明する。図
5に示した構造のレンチキュラーレンズを製造するため
には、押出成形機を用いて三層共押出法により成形を行
うことができる。即ち、押出成形機のサブ押出機により
押出される樹脂を三層共押出用ジャンクションブロック
を使用することにより、上記の光散乱層及び出射側層に
分配した。又、ここで上記の光散乱層を出射側層より薄
い20μmとなるよう調整を行った。メイン押出機によ
る入射側レンズ層には光拡散性微粒子は混入させなかっ
た。上記の光散乱層及び出射側層には基体樹脂としてポ
リメチルメタクリレートを使用し、それに混入させる拡
散性微粒子として粒径(d2)17μm、基材樹脂との
屈折率差(Δn2)0.07の微粒子を5重量%用い
た。レンチキュラーレンズ形状の刻られた一対の金型ロ
ールは、実施例1と同じく、表面に粗面化処理が施され
ていないものを用い成形を行った。
と同様にフレネルレンズと組み合わせて画像評価したと
ころ、異常光が発生しないスクリーンが得られた。
体的に説明したスクリーンについて、画像評価の結果等
をまとめて表1に示す。
ュラーレンズにおいて、入射側レンズ表面の反射光によ
る異常光の発生がなく、光の利用効率の高い明るい画像
が得られる。
シートの概略断面図である。
シートの概略断面図である。
シートの概略断面図である。
シートの概略断面図である。
シートの概略断面図である。
路状況図である。
る光路状況図である。
いた際の水平50°〜70°でスクリーンを観察した際
の異常光の様子を示した図である。
いた際の水平40°でスクリーンを観察した際の異常光
の様子を示した図である。
入射角+10°の光線を入射させた際の光路状況を示す
図である。
入射角0°の光線を入射させた際の光路状況を示す図で
ある。
入射角−10°の光線を入射させた際の光路状況を示す
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の入射側レンズを有する入射側レン
ズ層と、入射側レンズによる光集光点またはその近傍に
出射面が形成された複数の出射面を有する出射側層とを
有し、該入射側レンズ層と出射側層とが実質的に透明な
樹脂から形成され、さらに少なくとも出射側層には光拡
散性微粒子が含有され、次式(I)及び(II)、 【数1】 を満足するレンチキュラーレンズシートであって、式
(I)において、C1≠0かつΔn1=0であることを特
徴とするレンチキュラーレンズシート。 - 【請求項2】 複数の入射側レンズを有する入射側レン
ズ層と、入射側レンズによる光集光点またはその近傍に
出射面が形成された複数の出射面を有する出射側層とを
有し、該入射側レンズ層と出射側層とが実質的に透明な
樹脂から形成され、さらに少なくとも出射側層には光拡
散性微粒子が含有され、次式(I)及び(II)、 【数2】 を満足するレンチキュラーレンズシートであって、式
(I)において、C1≠0かつΔn1≠0であることを特
徴とするレンチキュラーレンズシート。 - 【請求項3】 複数の入射側レンズを有する入射側レン
ズ層と、入射側レンズによる光集光点またはその近傍に
出射面が形成された複数の出射面を有する出射側層とを
有し、該入射側レンズ層と出射側層とが実質的に透明な
樹脂から形成され、さらに少なくとも出射側層には光拡
散性微粒子が含有され、次式(I)及び(II)、 【数3】 を満足するレンチキュラーレンズシートであって、入射
側レンズ面が光拡散性を有することを特徴とするレンチ
キュラーレンズシート。 - 【請求項4】 複数の入射側レンズを有する入射側レン
ズ層と、入射側レンズによる光集光点またはその近傍に
出射面が形成された複数の出射面を有する出射側層とを
有し、該入射側レンズ層と出射側層とが実質的に透明な
樹脂から形成され、さらに少なくとも出射側層には光拡
散性微粒子が含有され、次式(I)及び(II)、 【数4】 を満足するレンチキュラーレンズシートであって、出射
面が粗面化されていることを特徴とするレンチキュラー
レンズシート。 - 【請求項5】 複数の入射側レンズを有する入射側レン
ズ層と、入射側レンズによる光集光点またはその近傍に
出射面が形成された複数の出射面を有する出射側層とを
有し、該入射側レンズ層と出射側層とが実質的に透明な
樹脂から形成され、さらに少なくとも出射側層には光拡
散性微粒子が含有され、次式(I)及び(II)、 【数5】 を満足するレンチキュラーレンズシートであって、上記
入射側レンズ層の入射側に下記の式(III)を満足する
か、又は下記の式(IV)および(V)、 【数6】 を満足する光散乱層を有することを特徴とするレンチキ
ュラーレンズシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15202794A JP3310463B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | レンチキュラーレンズシート |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP15202794A JP3310463B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | レンチキュラーレンズシート |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0815780A true JPH0815780A (ja) | 1996-01-19 |
JP3310463B2 JP3310463B2 (ja) | 2002-08-05 |
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ID=15531464
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JP15202794A Expired - Fee Related JP3310463B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | レンチキュラーレンズシート |
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