JPH08157130A - テープロール支持装置と該装置を有する鋼板コイル梱包ライン用テープディスペンサ - Google Patents

テープロール支持装置と該装置を有する鋼板コイル梱包ライン用テープディスペンサ

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Publication number
JPH08157130A
JPH08157130A JP30462594A JP30462594A JPH08157130A JP H08157130 A JPH08157130 A JP H08157130A JP 30462594 A JP30462594 A JP 30462594A JP 30462594 A JP30462594 A JP 30462594A JP H08157130 A JPH08157130 A JP H08157130A
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JP
Japan
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tape roll
tape
tip
elastic piece
support
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30462594A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Yamakawa
正夫 山川
Kenji Iwano
健二 岩野
Masao Iwata
正雄 岩田
Kokichi Sonoyama
光吉 園山
Masaki Aihara
正樹 相原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Shinwa Package Co Ltd
Original Assignee
Shinwa Package Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinwa Package Co Ltd, Kawasaki Steel Corp filed Critical Shinwa Package Co Ltd
Priority to JP30462594A priority Critical patent/JPH08157130A/ja
Publication of JPH08157130A publication Critical patent/JPH08157130A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープロールをワンタッチで短時間で交換で
きるテープロール支持装置を提供すること。 【構成】 テープロール35を支持する支持軸38の外
周面に、円周方向等間隔に複数の弾性片3をボルト4に
よって固定する。テープロール35を支持軸38に挿入
すると、弾性片3の先端支持縁3bによってテープロー
ル35の内周面が支持される。弾性片3の傾斜案内縁3
cは、テープロール35の中心孔37に弾性片3がスム
ーズに入るようにするためのものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワンタッチでテープロ
ールを装着可能にしたテープロール支持装置と該支持装
置を使用した鋼板コイル梱包ライン用テープディスペン
サに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】テープロ
ールを支持する支持装置は多種多用である。そして支持
装置の種類・用途に応じてテープロールの装着ないし交
換方法も異なる。最も単純なテープロール支持装置は、
支持軸にテープロールの中心孔を通し、支持軸先端に孔
明き円形の押え板を被せた後、その押え板から突出した
支持軸先端のねじ部にナットなどを螺合する。こうした
取付け構造は一般的であるが、テープロールを迅速にあ
るいは一度に多数交換したい場合には手数がかかって大
変である。
【0003】具体例に説明すると、図4は鋼板コイルの
梱包ラインで使用するテープディスペンサ30の一例を
示す。鋼板コイルの梱包ラインでは、図5(A)のよう
に鋼板コイル31の内径紙32の両端部に外周紙33を
嵌合するやり方があるが、この場合外周紙33を固定す
るため外周紙33と内径紙32内周面との境界部分に円
周方向にテープを張り付けている。テープディスペンサ
30は、内径孔32の内部に挿入可能な回転軸34の先
端に配設されており、回転軸34を回転させつつテープ
ロール35から繰り出したテープ36を内径孔32内周
面に貼り付けていく。
【0004】テープロール35は図5(B)のようにそ
の中心孔37に支持軸38に通し、孔明き円形の押え板
39を支持軸38に被せた後、支持軸38の先端のねじ
部40にナット41を螺合して取付ける。
【0005】なお図4において44−47はテープ36
をガイドするガイドローラ、48,51は転圧ローラ、
49は転圧ローラ48を半径方向に移動させるシリン
ダ、50は回転軸の先端に円弧状の壁として突設されそ
の外側面にナイロンブラシが植毛された複数のセグメン
トである。セグメント50は転圧ローラ48と共に半径
方向に拡縮可能で、内径孔32の寸法が異なる複数種類
の鋼板コイル31の梱包に対応できるようにされてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のテープロール3
5の装着方法では、押え板39の装着やナット41締め
などが必要で手間がかかる。従ってテープロール35を
迅速に取り替えたい場合に問題がある。
【0007】本発明の目的は、テープロールをワンタッ
チで短時間で交換できるテープロール支持装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、テープロール
の中心孔に挿入可能な支持軸と、前記支持軸の外周面の
円周方向複数箇所において接線方向に固定された複数枚
の弾性片と、前記弾性片の前記接線方向の先端部に形成
され、前記テープロールの中心孔内周面に弾圧的に当接
して前記テープロールを支持する先端支持縁と、前記支
持軸の前記テープロールの挿入側先端に隣接する前記弾
性片の側端部に形成され、前記弾性片の先端支持部の一
端から前記支持軸の挿入側先端に向って斜めに延び前記
弾性片の基端固定部に連続した傾斜案内縁とを有するテ
ープロール支持装置である。
【0009】前記支持軸の外周面に於ける前記弾性片の
基端固定部から前記弾性片の先端支持縁に向う方向を、
前記テープロールの回転方向と逆方向にすることができ
る。本発明のテープロール支持装置は、鋼板コイル梱包
ライン用テープディスペンサに好適に使用できる。すな
わち、鋼板コイルの内径孔に挿入可能な回転軸と、前記
回転軸の先端に装着されたテープロール支持装置とを有
し、前記回転軸を回転させつつ前記テープロールから繰
り出したテープを前記鋼板コイルの内径孔端部に嵌合さ
れた外周紙と鋼板コイル内径紙内周面との境界部分に貼
着するのである。また本発明のテープロール支持装置
は、他の色々な用途にも使用可能であることは勿論であ
る。
【0010】
【作用】テープロールの中心孔を支持軸に挿入するだけ
でテープロールの装着を完了する。テープロールを支持
軸に挿入すると、まずテープロールの中心孔の挿入側縁
部に弾性片の傾斜案内縁が当接し、さらにテープロール
を押し込んでいくと傾斜案内縁がテープロールの中心孔
の挿入側縁部に押圧されて弾性片が半径方向内方に弾性
的に偏倚する。さらにテープロールを押し込むと弾性片
の先端支持縁がテープロールの中心孔内周面に乗り上げ
る。その後はそのままテープロールを押し込むと弾性片
の先端支持縁がテープロールの中心孔内周面に弾圧的に
接触してテープロールをしっかりと支持する。
【0011】弾性片の先端支持縁がテープロールの回転
方向とは逆方向になるように弾性片を支持軸に取付ける
と、テープロールの回転時に弾性片の先端支持縁が中心
孔内周面に食い込むためテープロールと弾性片との空滑
りを防止できる。
【0012】本発明のテープ支持装置を鋼板コイル梱包
ライン用テープディスペンサに使用すると、テープロー
ルを短時間で交換できるので作業要員が少人数ですむ
し、テープロールの交換に手間取って梱包ラインを一時
停止するなどのトラブルを回避できる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1のようにテープロール35を支持する支持軸
38は、図3のように円盤状の基部2の上面中央に立設
されている。この基部2は従来技術で説明した回転軸3
4の先端に回転自在に配設されている。支持軸38の外
周面には、3枚の弾性片3がその基端部3aの上下2ヵ
所を貫通するボルト4によって取り付けられている。3
枚の弾性片3は支持軸38の円周方向に等間隔、すなわ
ち120°間隔で取り付けられ、その先端部は支持軸3
8の外周面における接線方向に延びている。3枚の弾性
片3の先端部を、支持軸38を中心とする所定直径の円
により結んだ場合、当該円の直径はテープロール35の
中心孔37の直径よりもやや大きくなるように3枚の弾
性片3の左右幅を設定しておく。
【0014】弾性片3の上下方向長さはテープロール3
5の上下幅よりも若干長くされ、先端部は弾性片3の上
下方向長さにわたって直線状の先端支持縁3bを形成し
ている。弾性片3の上端部は支持軸38の上端よりもや
や上方に突き出ている。弾性片3の上側側端、すなわち
支持軸38の先端側に隣接する弾性片3の側端の形状
は、斜めにカットされた傾斜案内縁3cとされている。
この傾斜案内縁3cは、支持軸38の先端に向って斜め
に延び弾性片3の基端固定部3aに連続している。
【0015】以上のように構成されたテープロール支持
装置にテープロール35を取り付けるには、図3のよう
に単にテープロール35の中心孔37に支持軸38を入
れるだけでよい。すなわち、図3のようにテープロール
35を矢印方向に押し下げていくと、弾性片3の傾斜案
内縁3cが最初にテープロール35の中心孔37の内周
縁の一部に当る。この状態でさらにテープロール35を
押し下げると、傾斜案内縁3cが中心孔37の内周縁に
よって支持軸38方向、すなわち内向きに押される。こ
の結果、先端支持縁3bが支持軸38方向、すなわち内
向き方向に少し曲がり、テープロール35の中心孔37
内周縁は弾性片3の傾斜案内縁3cから先端支持縁3b
へと滑動する。このようにテープロール35の中心孔3
7の内周縁が傾斜案内縁3cを乗り越えた後は、すなわ
ち弾性片3の先端部3bが中心孔37に一部入った後
は、そのままテープロール35を押し下げることにより
図1のようにテープロール35の中心孔37内周面の上
下全幅にわたって弾性片3の先端支持縁3bが弾圧的に
当接し、テープロール35が弾性片3を介して支持軸3
8によりしっかりと支持される。
【0016】テープロール35からテープ36を繰り出
すときのテープロール35の回転方向と、弾性片3の先
端部3bの延出方向との関係は、図1ないし図2で分か
るように、先端部3bが回転方向とは逆方向に延出する
配置が望ましい。このような配置とすることにより、テ
ープロール35が回転したとき弾性片3の先端支持縁3
bがテープロール35の中心孔37内周面に食い込んで
テープロール35のいわゆる空回りが防止される。一
方、テープロール35を支持軸38から外すときは、テ
ープロール35を支持軸38から単に引き上げるだけで
よい。
【0017】
【発明の効果】本発明は前述の如く、テープロールの中
心孔に支持軸を挿入するだけでテープロールの装着を完
了し、また支持軸からテープロールを引き上げるだけで
その取り外しができるため、テープロールの交換作業を
ワンタッチで短時間で行なえ、かつ従来のようにナット
やナットを回す工具も不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープロール装着時のテープロール支持軸の斜
視図。
【図2】図1の平面図。
【図3】テープロール装着前のテープロール支持軸の斜
視図。
【図4】鋼板コイルの梱包ラインに使用する従来のテー
プディスペンサーの正面図。
【図5】(A)は鋼板コイルの断面図、(B)は支持軸
に装着されたテープロールの断面図。
【符号の説明】
2 基部 3 弾性片 3a 基端部 3b 先端支持縁 3c 傾斜案内縁 4 ボルト 35 テープロール 37 中心孔 38 支持軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩野 健二 千葉県千葉市中央区今井2丁目18番6号 親和パッケージ株式会社千葉事業所内 (72)発明者 岩田 正雄 千葉県千葉市中央区今井2丁目18番6号 親和パッケージ株式会社千葉事業所内 (72)発明者 園山 光吉 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 相原 正樹 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープロールの中心孔に挿入可能な支持
    軸と、 前記支持軸の外周面の円周方向複数箇所において接線方
    向に固定された複数枚の弾性片と、 前記弾性片の前記接線方向の先端部に形成され、前記テ
    ープロールの中心孔内周面に弾圧的に当接して前記テー
    プロールを支持する先端支持縁と、 前記支持軸の前記テープロールの挿入側先端に隣接する
    前記弾性片の側端部に形成され、前記弾性片の先端支持
    部の一端から前記支持軸の挿入側先端に向って斜めに延
    び前記弾性片の基端固定部に連続した傾斜案内縁とを有
    するテープロール支持装置。
  2. 【請求項2】 前記支持軸の外周面に於ける前記弾性片
    の基端固定部から前記弾性片の先端支持縁に向う方向
    が、前記テープロールの回転方向と逆方向にした請求項
    1記載のテープロール支持装置。
  3. 【請求項3】 鋼板コイルの内径孔に挿入可能な回転軸
    と、前記回転軸の先端に装着された請求項2記載のテー
    プロール支持装置とを有し、前記回転軸を回転させつつ
    前記テープロールから繰り出したテープを前記鋼板コイ
    ルの内径孔端部に嵌合された内径への外周紙棲折部と鋼
    板コイル内径孔内周紙との境界部分に貼着するようにし
    た鋼板コイル梱包ライン用テープディスペンサ。
JP30462594A 1994-12-08 1994-12-08 テープロール支持装置と該装置を有する鋼板コイル梱包ライン用テープディスペンサ Withdrawn JPH08157130A (ja)

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JPH08157130A true JPH08157130A (ja) 1996-06-18

Family

ID=17935286

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JP30462594A Withdrawn JPH08157130A (ja) 1994-12-08 1994-12-08 テープロール支持装置と該装置を有する鋼板コイル梱包ライン用テープディスペンサ

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JP (1) JPH08157130A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100968436B1 (ko) * 2008-04-03 2010-07-09 임서환 접착테이프케이스의 롤풀림방지장치
JP2013174395A (ja) * 2012-02-25 2013-09-05 Mirai Ind Co Ltd 換気器具
KR200492813Y1 (ko) * 2020-07-22 2020-12-15 (주)아텍스 롤 디스펜서
KR102217334B1 (ko) * 2020-09-07 2021-02-19 김지민 물테이프용 수동 디스펜서

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020305