JPH08155895A - カード穿孔装置 - Google Patents

カード穿孔装置

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Publication number
JPH08155895A
JPH08155895A JP29995894A JP29995894A JPH08155895A JP H08155895 A JPH08155895 A JP H08155895A JP 29995894 A JP29995894 A JP 29995894A JP 29995894 A JP29995894 A JP 29995894A JP H08155895 A JPH08155895 A JP H08155895A
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JP
Japan
Prior art keywords
card
punching device
hammer
electromagnetic solenoid
punch
Prior art date
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Pending
Application number
JP29995894A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kajitani
俊夫 梶谷
Kazuhisa Inomata
一久 猪又
Ginya Ishiguro
銀矢 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tokin Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tokin Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Tokin Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP29995894A priority Critical patent/JPH08155895A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カード穿孔装置は,カード穿孔装置或いはカ
ードを移動せずに所望する位置に穿孔することが可能で
あるとともに,カードに並列して穿孔しても,その孔間
隔を狭くでき,その並列した長さを短くすることができ
るカード穿孔装置を提供すること。 【構成】 カード穿孔装置は,第1電磁ソレノイド6に
て第1の方向に移動するように駆動されるハンマー4
と,前記ハンマー4によって前記第1の方向に移動して
カードに穿孔するポンチ3と前記ポンチ3に対向するダ
イを備えたダイユニット2とを備えている。このような
カード穿孔装置において,前記第1の方向に交差する第
2の方向で前記ポンチ3の頭部3a及び前記ハンマー4
と間に対して進退する可動片7と,前記可動片7を駆動
する第2電磁ソレノイド8とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,磁気カード,ICカー
ド,光カード等のプリペイドカードの使用回数を表示す
るカード穿孔装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近,磁気カード,ICカード,光カー
ド等を利用したプリペイドカードが広く使用されてい
る。これらのカードには,使用度数毎に目視認識できる
ような孔が所定の位置に穿孔されている。すなわち孔の
位置によって,使用度数を表示する方式である。
【0003】この使用度数を表示する穿孔は,一般に
は,電磁ソレノイドの可動鉄心に当接された穿孔用ポン
チによって,ダイとの間でカードの基材に穿孔する方式
である。
【0004】上記電磁ソレノイドの可動鉄心,並びに穿
孔用ポンチからなる電磁ソレノイド機構部を,使用度数
の表示に対応した穿孔すべき所定の位置に設定する方法
は,上記電磁ソレノイド機構部をカードの上面に平行に
移動させ位置決めする方法。或いは,電磁ソレノイド機
構部は移動させずに,カードを移動させ穿孔すべき所定
の位置に位置決めする方法が採用されている。
【0005】ICカード,光カード等は,前者の方法,
磁気カード等は後者の方法が多く採用されている。すな
わちICカード,光カード等は入出力端子部があるた
め,カードを移動させることが困難であるためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】磁気カード等に於ける
カードを移動させ穿孔すべき所定の位置に位置決めする
方法は,比較的容易な機構で構成できるが,ICカー
ド,光カード等のようなカードに於いては,電磁ソレノ
イド機構部からなるカード穿孔装置を移動させることは
複雑で大がかりな装置になり,カード読取装置の内部に
装着するのは困難であった。又,複数の電磁ソレノイズ
を並列設置することもスペースの問題から困難である。
【0007】又,使用回数が多く記憶されたカードにお
いて,その使用回数に応じて,孔による表示をきめ細か
く対応させるためには,孔を多くあけることになる。し
かし,その穿孔のスペースには限界があり,その孔の位
置間隔が狭くなる。電磁ソレノイドにて直接穿孔用ポン
チを駆動させる方法では,カードの基材に穿孔する推力
から求めると,使用する電磁ソレノイドは,大きな推力
のものが必要となり,大型の電磁ソレノイドとなる。そ
のため前記した後の間隔を狭くすることには限界があっ
た。
【0008】そこで,本発明の第1の技術的課題は,カ
ード穿孔装置は,カード穿孔装置或いはカードを移動せ
ずに所望する位置に穿孔することが可能であるカード穿
孔装置を提供することにある。
【0009】また,本発明の第2の技術的課題は,カー
ドに並列して穿孔しても,その孔間隔を狭くでき,その
並列した長さを短くすることができるカード穿孔装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,本発明のカード穿孔装置では,第1電磁ソレノイド
にて第1の方向に移動するように駆動されるハンマー
と,前記ハンマーによって前記第1の方向に移動してカ
ードに穿孔するポンチと,前記ポンチに対向するダイか
らなるカード穿孔装置において,前記第1の方向に交差
する第2の方向で前記ポンチの頭部及び前記ハンマーと
間に対して進退する可動片と,前記可動片を駆動する第
2電磁ソレノイドとを備えたことを特徴としている。
【0011】また,本発明の前記カード穿孔装置におい
て,前記ポンチは複数並設され,前記可動片,前記第2
電磁ソレノイド,及び前記ダイは,前記ポンチに対応し
て複数並設されていることを特徴としている。
【0012】また,本発明の前記カード穿孔装置におい
て,前記複数の可動片の前記第2の方向への進退によっ
て,前記ハンマーは,前記複数のポンチを同時に選択的
に駆動させるよう構成したことを特徴としている。
【0013】さらに,本発明においては,前記したいず
れかのカード穿孔装置において,前記可動片を駆動する
第2電磁ソレノイドの推力を,100gf以下としたこ
とを特徴としている。
【0014】
【作用】本発明においては,上記構成により,直接カー
ド基材を穿孔するための大型の電磁ソレノイドは少なく
とも1台でよく,更にカードの使用回数に応じて穿孔す
る孔の位置の選択に使用する可動片を動かすための電磁
ソレノイドも,小型で小さな推力のもので可能であり,
カード穿孔装置全体として小型になる。又,孔の位置間
隔も狭くすることが可能となる。
【0015】
【実施例】以下,本発明の実施例におけるカード穿孔装
置について,図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の実施例に係るカード穿孔装
置の全体構成及び動作を概略的に示す図である。
【0017】図1に示すように,カード1を搭載する複
数のダイ2aを備えたダイユニット2と,カード1を穿
孔する複数のポンチ3と,ハンマー4と,ハンマー4を
鉛直方向に移動させる可動鉄心5と,可動鉄心5を駆動
する穿孔用の第1電磁ソレノイド6と,水平方向に移動
可能で且つ並設された複数の可動片7と,この複数の可
動片7を夫々駆動するポンチ選択用の複数の第2電磁ソ
レノイド8とを備えている。また,ポンチ3には頭部3
aが設けられている。
【0018】図示のように,ダイユニット2の上にカー
ド1が搭載されている。ここで図1ではダイユニット2
の位置関係が解るようにカード1は透視になっている。
第1電磁ソレノイド6を励磁すると可動鉄心5が飛び出
しハンマー4を押し出す。しかしハンマー4と穿孔用ポ
ンチ3のポンチ頭部3aは間隔があり,ハンマー4の動
きは直接ポンチの頭部3aには伝わらない。
【0019】即ち,ハンマー4とポンチ3の頭部3aの
間に,第2電磁ソレノイド8により駆動される可動片7
が,選択的に挿抜可能に構成されている。第2電磁ソレ
ノイド8が励磁されると可動片7が飛び出し,ハンマー
4とポンチ頭部3aの隙間に介在する。これによりハン
マー4が押し出されると,可動片7とともにポンチ3が
ダイユニット2に挿嵌しカード1を穿孔する。
【0020】図2(a),(b),及び(c)は,図1
のカード穿孔装置の作動順序を概略的に示す図である。
図2(a)の状態は,穿孔用の第1電磁ソレノイド6,
及び選択用の第2電磁ソレノイド8がともに励磁されて
ない初期状態を示している。図2(b)の状態は,穿孔
を選択する場合を示している。先ず穿孔すべき所定の位
置に対応する選択用の第2電磁ソレノイド8が励磁され
る。次に,穿孔用の第1電磁ソレノイド6が励磁され,
ハンマー4が下降すると可動片7,及びポンチ3の頭部
3aにと力が伝達し,穿孔用のポンチ3がダイ2aに挿
嵌され穿孔する。
【0021】図2(c)の状態は,所定の場所に穿孔し
ない場合を示している。穿孔用の第1電磁ソレノイド6
は励磁され可動鉄心5は飛び出しハンマー4は下がる
が,選択用の第2電磁ソレノイド8は励磁されないの
で,可動片7が無くポンチ頭部3aには当接しない状態
である。
【0022】穿孔用の第1電磁ソレノイド6はカード1
の基材を穿孔するために,600から1kgfの推力を
必要とし大型の力のある電磁ソレノイドが用いられる。
ところで,従来の方式では,この大型の電磁ソレノイド
が所定の孔位置に複数個並列に設置されていた。しか
し,本発明の実施例では少なくとも1個の穿孔用の電磁
ソレノイド6にて可能となった。
【0023】一方,ポンチ選択用の第2電磁ソレノイド
8は,小さな可動片7を押し出すだけでよく,可動片7
の重量,スライドの加速度(時間),電磁ソレノイド内
部の摩擦力が推力決定の要因になるが,最も大きく影響
する重量が,数十gr以下であるので,推力は100g
f以下で充分である。そのため電磁ソレノイドの外径が
小さくてよい,図1の穿孔用ポンチ間の距離lが小さく
なる。すなわち選択用電磁ソレノイド8を並列に設置が
可能である。そして,ダイユニット2も小さなものでよ
い。
【0024】図3は,図1のカード穿孔装置の更に詳細
な構成を示した図であり,図3(a)は平面図,図3
(b)は側面図を夫々示している。また,図3(c)
は,図3(b)の側板14を取り外し内部構成を解るよ
うに示した図である。図3(d)はハンマー4だけを示
した斜視図である。図3(a)乃至(c)を参照して,
小型のポンチ選択用の第2電磁ソレノイド8は4個並設
しており,ハンマー4と一体に配置されている。第2電
磁ソレノイド8よりも下方に穿孔用の第1電磁ソレノイ
ド6(点線で表示)が配置されている。ハンマー4は,
回転中心11を中心に回転可能に支持部材14に設けら
れている。図3(d)に最も良く示されるように,ハン
マー4には4個の突起12が配設されている。また,突
起12が配設された端部とは反対の端部に横棒13があ
る。この横棒13の中心部分に,穿孔用の第1電磁ソレ
ノイド6の可動鉄心5が励磁されると飛び出して当接す
る構造である。また,ハンマー4の下方には,4個のポ
ンチ3が並設され,ダイユニット2に収容された支持部
材14に保持されている。
【0025】図3(b)及び(c)に示すように,第1
電磁ソレノイド6が励磁されると,回転中心11をその
軸として回転して,ポンチ側に突起12が下降するよう
になっている。穿孔用の第1電磁ソレノイド6が1台だ
けで,多くとも4カ所の孔の穿孔ができる構成で,カー
ド1の4カ所の位置に選択して穿孔が可能である。
【0026】図3(a)の平面図から最も良く分かるよ
うに,カード1に穿孔する穿孔位置は,並列するポンチ
選択用の第2電磁ソレノイド8の外径によって決まり,
カード1に穿孔する孔の並列する長さは短くすることが
できる。
【0027】尚,上記実施例においては,多くとも4カ
所の穿孔が可能な構成を示したが,更に4カ所以上の穿
孔も,穿孔用のポンチ3,ダイ2a,選択用の第2電磁
ソレノイド8を必要台数増やすことで可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように,本発明のカード穿
孔装置は,ポンチ選択用に小型の第2電磁ソレノイドを
使用したので,カード穿孔装置或いはカードを移動せず
に所定の位置に穿孔することが可能である。
【0029】また,本発明のカード穿孔装置において
は,カードに並列して穿孔しても,その孔間隔を狭くで
き,その並列した長さを短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るカード穿孔装置の概略図
である。
【図2】(a),(b),及び(c)は,図1によるカ
ード穿孔装置の動作順序を概略的に示す図である。
【図3】(a)は,本発明によるカード穿孔装置の詳細
な構成を示す平面図である。(b)及び(c)は,
(a)の側面図である。(d)は,本発明の一実施例の
ハンマー13の斜視図である。
【符号の説明】
1 カード 2a ダイ 2 ダイユニット 3 ポンチ 3a 頭部 4 ハンマー 5 可動鉄心 6 第1電磁ソレノイド 7 可動片 8 第2電磁ソレノイド 11 回転中心 12 突起 13 横棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石黒 銀矢 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電磁ソレノイドにて第1の方向に移
    動するように駆動されるハンマーと,前記ハンマーによ
    って前記第1の方向に移動してカードに穿孔するポンチ
    と前記ポンチに対向するダイからなるカード穿孔装置に
    おいて,前記第1の方向に交差する第2の方向で前記ポ
    ンチの頭部及び前記ハンマーと間に対して進退する可動
    片と,前記可動片を駆動する第2電磁ソレノイドとを備
    えたことを特徴とするカード穿孔装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカード穿孔装置におい
    て,前記ポンチは複数並設され,前記可動片,前記第2
    電磁ソレノイド,及び前記ダイは,前記ポンチに対応し
    て複数並設されていることを特徴とするカード穿孔装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のカード穿孔装置におい
    て,前記複数の可動片の前記第2の方向への進退によっ
    て,前記ハンマーは,前記複数のポンチを同時に選択的
    に駆動させるよう構成したことを特徴とするカード穿孔
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の内のいずれかに記載の
    カード穿孔装置において,前記可動片を駆動する前記第
    2電磁ソレノイドの推力を,100gf以下としたこと
    を特徴とするカード穿孔装置。
JP29995894A 1994-12-02 1994-12-02 カード穿孔装置 Pending JPH08155895A (ja)

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JP29995894A JPH08155895A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 カード穿孔装置

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JPH08155895A true JPH08155895A (ja) 1996-06-18

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JP29995894A Pending JPH08155895A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 カード穿孔装置

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A02 Decision of refusal

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