JPH08155648A - 床フレームの製造方法 - Google Patents

床フレームの製造方法

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JPH08155648A
JPH08155648A JP30353694A JP30353694A JPH08155648A JP H08155648 A JPH08155648 A JP H08155648A JP 30353694 A JP30353694 A JP 30353694A JP 30353694 A JP30353694 A JP 30353694A JP H08155648 A JPH08155648 A JP H08155648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor frame
sensor
welding
beams
welding robot
Prior art date
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Pending
Application number
JP30353694A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinoki Mori
紫乃喜 森
Masaya Yamamoto
雅也 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品コードを入力したり、小梁の位置データ
及び本数データを予め数値入力等を必要としない床フレ
ームの製造方法を提供する。 【構成】 2本のほぼ平行な梁41、41の間に複数本
の小梁42、42・・が間隔を隔てて架設された床フレ
ーム4の製造装置であって、2本のほぼ平行な梁41、
41に対してセンサ付溶接ロボット1、2を相対的に移
動させ、センサ13により小梁42の有無を検知確認す
ることによりセンサ付溶接ロボット1、2により小梁4
2の端部を梁41に溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ユニット住宅
の床フレームを製造する際に使用して好適な床フレーム
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特公昭61−3943号
公報に記載されているように、2本のほぼ平行な梁の間
に複数本の小梁が間隔を隔てて架設された床フレームが
知られている。このような床フレームにおいては、使用
する建物の使用場所によっては、小梁が部分的に必要の
ない場合がある。例えば、サニタリー用の床フレームに
おいては、複数本の小梁が規則的に一定間隔を隔てて架
設される必要がなく、部分的に小梁が架設されていない
ものが使用される。又、玄関用や階段用床フレームにな
ると基準パターンとしては共通するとしても小梁の抜け
る位置が異なり別のパターンとなる。
【0003】従来、例えば、特開平6−126669号
公報に記載されているように、同一形状パターンの基準
ワークを設定し、基準ワークの寸法と基準ワークに対す
る溶接ロボットの教示データとを予め記憶しておき、作
業時には、所定作業が施されるワークの寸法を順次設定
入力し、その寸法と基準ワークとの差を演算し、差があ
る場合には、差に基づき溶接ロボットを再生動作させる
方法が知られている。このような溶接ロボットを使用し
て床フレームを製造する方法においては、製品番号もし
くは形状パターンを製品コードとして入力するか、又
は、小梁の位置データ及び本数データを予め数値入力す
る必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−126669号公報に記載されている溶接ロボット
による床フレームの製造方法においては、ユニット建物
の床フレームのように、小梁が一本だけ抜けているよう
な場合や抜けている場所によっても、別の製品コードを
一々入力する必要があり、製品種類、形状パターンの種
類が膨大なものとなってしまう。そのため、要求される
製品コードを選択入力することも困難となってくる。同
様に数値入力を行うにしてもかなりの手間を必要とす
る。
【0005】本発明は、従来の溶接ロボットを使用した
床フレームの製造方法における叙上のような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、上
記の問題を解決し、製品コードを入力したり、小梁の位
置データ及び本数データを予め数値入力等を必要としな
い床フレームの製造方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明床フレームの製造方法は、2本のほぼ平行
な梁の間に複数本の小梁が間隔を隔てて架設された床フ
レームの製造装置であって、2本のほぼ平行な梁に対し
てセンサ付溶接ロボットを相対的に移動させ、センサに
より小梁の有無を確認することによりセンサ付溶接ロボ
ットにより小梁の端部を梁に溶接することを特徴とする
ものである。
【0007】本発明において、溶接ロボットのセンサと
しては、小梁の存在を確認することができるものであれ
ば特に限定されるものではなく、例えば、反射式光電セ
ンサ、レーザーセンサ、近接サンサ、磁気センサ、ワイ
ヤータッチセンサ等が使用できる。
【0008】
【作用】本発明床フレームの製造方法においては、2本
のほぼ平行な梁の間に複数本の小梁が間隔を隔てて架設
された床フレームの製造装置であって、2本のほぼ平行
な梁に対してセンサ付溶接ロボットを相対的に移動さ
せ、センサにより小梁の有無を確認することによりセン
サ付溶接ロボットにより小梁の端部を梁に溶接するもの
であるから、センサにより小梁の存在を確認するだけで
よく、製品コードを入力したり、小梁の位置データ及び
本数データを予め数値入力等を必要としない。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図により説明する。
図1は本発明床フレームの製造方法の一実施態様を示す
斜視図である。図1において、1、2は溶接ロボットで
あり、溶接ロボット1、2は2条のレール3、3の上を
走行する台車11、21により往復移動できるようにな
っている。溶接ロボット1、2のアーム12、22の先
端部付近には反射式光電センサ13、23が設けられ、
アーム12、22の先端部にはアーク溶接ユニット1
4、24が設けられている。
【0010】4はユニット住宅の床フレームであり、床
フレーム4は図2にも示すように、平行な2本のC型鋼
からなる梁41、41の間に複数本の小梁42、42・
・が架設されるものであり、各小梁42、42・・の先
端にはC型鋼からなる取付片43が取付けられている。
床フレーム4の長辺の長さL1 は5440mm、短辺の
長さL2 2452mmである。各小梁42、42・・は
コンクリート基礎の一定位置に150mm間隔を隔てて
設置された溝形の位置決め治具5に嵌合固定されてお
り、取付片43を溶接ロボット2により梁41に溶接し
ようとするものである。尚、44は梁41の両端に設け
られたジョイントピースである。
【0011】2条のレール3、3は床フレーム4の梁4
1、41の側方に設けられ、先ず一方の溶接ロボット1
の台車11がレール3を上を走行し、そのセンサ13に
より小梁42の有無を検知確認すると、その位置に対応
したメモリーに格納し、次の所定位置の小梁42の有無
の確認を行い、所定位置の全ての小梁42の有無の確認
を完了した時点でメモリーされた小梁42の位置へ移動
し溶接を行うようになっている。他方の溶接ロボット2
は一方の溶接ロボット1により入力されたメモリーに基
づき一方の溶接ロボット1の対向位置に移動させ、溶接
作業を開始するようになっている。
【0012】叙上のような図1に示す装置により本発明
産業用ロボットの作動方法の一実施態様を図3について
順を追って以下説明する。図3は溶接ロボット1、2の
作動フロー図であり、図3に示すように、先ず床フレー
ム4の外寸形状に対応した生産指示コードを図示しない
制御装置に入力し、溶接ロボット1、2の起動入力を行
い、一方の溶接ロボット1のセンサ13を作動させ、セ
ンサ13が小梁42の有無を検知確認し、その位置に対
応したメモリーに格納し、次の所定位置の小梁42の有
無の確認を行い、このような動作を繰り返すことにより
所定位置の全ての小梁42の有無の確認を完了した時点
でメモリーされた小梁42の位置へ移動し溶接を行う。
他方の溶接ロボット2は一方の溶接ロボット1により入
力されたメモリーに基づき一方の溶接ロボット1の対向
位置に移動させ、溶接作業を開始する。このようにし
て、図2に示す床フレーム4が製造される。
【0013】〔実施例2〕図4は本発明床フレームの製
造方法の他の実施態様を示す斜視図である。図4に示す
本発明床フレームの製造方法においては、溶接ロボット
1、2に使用するセンサとして、ワイヤタッチセンサを
使用し、ワイヤタッチセンサにより小梁42の有無の確
認を行うものである。
【0014】図5は床フレーム4の他の例を示す斜視図
であり、図5に示す床フレーム4においては、平行な梁
41、41に対して小梁42が架設されているが、点線
で示す箇所においては、小梁42が存在しないものであ
る。このような小梁42が一部抜けている床フレーム4
においても、本発明方法によってセンサ付溶接ロボット
により小梁の有無が検知確認され、溶接されて同様に製
造される。
【0015】以上、本発明の実施例を図により説明した
が、本発明の具体的な構成は図示の実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更は本発明に含まれる。
【0016】例えば、図示の実施例においては、2個の
溶接ロボットを使用した例であるが、本発明において
は、1個の溶接ロボットを使用してもよく、3個以上の
溶接ロボットを使用してもよい。3個以上の溶接ロボッ
トを使用する場合には、複数本の小梁のうちの一部ずつ
を各溶接ロボットにより分担させることによりスピード
アップを図ることかできる。
【0017】又、図示の実施例においては、センサによ
り小梁の有無を確認し、これを一旦メモリーに格納した
後、溶接作業を開始したが、センサにより小梁の有無を
確認した後、メモリーに格納することなく直ちに溶接を
開始してもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明床フレームの製造方法において
は、2本のほぼ平行な梁の間に複数本の小梁が間隔を隔
てて架設された床フレームの製造装置であって、2本の
ほぼ平行な梁に対してセンサ付溶接ロボットを相対的に
移動させ、センサにより小梁の存在を確認することによ
りセンサ付溶接ロボットにより小梁の端部を梁に溶接す
るものであるから、センサにより小梁の存在を確認する
だけでよく、製品コードを入力したり、小梁の位置デー
タ及び本数データを予め数値入力等を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明床フレームの製造方法の一実施態様を示
す斜視図。
【図2】図1に示す床フレームの平面図。
【図3】本発明示す作業対象ワークの平面図。
【図4】溶接ロボットの作動態様を示すフロー図。
【図5】本発明床フレームの製造方法の他の一実施態様
を示す斜視図。
【符号の説明】
1 一方の溶接ロボット 11、21 走行台 12、22 アーム 13、23 センサ 14、24 溶接ユニット 2 他方の溶接ロボット 3 レール 4 床フレーム 41 梁 42 小梁 43 取付片 5 治具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本のほぼ平行な梁の間に複数本の小梁
    が間隔を隔てて架設された床フレームの製造装置であっ
    て、2本のほぼ平行な梁に対してセンサ付溶接ロボット
    を相対的に移動させ、センサにより小梁の有無を確認す
    ることによりセンサ付溶接ロボットにより小梁の端部を
    梁に溶接することを特徴とする床フレームの製造方法。
JP30353694A 1994-12-07 1994-12-07 床フレームの製造方法 Pending JPH08155648A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30353694A JPH08155648A (ja) 1994-12-07 1994-12-07 床フレームの製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016203317A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 トヨタホーム株式会社 建材用固定装置
JP2020530080A (ja) * 2017-07-31 2020-10-15 ベセリル エルナンデス ヘルマン 自動化およびロボット化された建設システムおよび建設方法

Cited By (3)

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