JPH08155120A - 遊技機の管理装置 - Google Patents

遊技機の管理装置

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JPH08155120A
JPH08155120A JP29996294A JP29996294A JPH08155120A JP H08155120 A JPH08155120 A JP H08155120A JP 29996294 A JP29996294 A JP 29996294A JP 29996294 A JP29996294 A JP 29996294A JP H08155120 A JPH08155120 A JP H08155120A
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JP29996294A
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Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各遊技機毎の図柄情報を収集して必要なデー
タを得ることのできる遊技機の管理装置を提供する。 【構成】 遊技機(パチンコ遊技機P)より送出される
図柄情報を図柄取込手段1Aで取り込み、その図柄情報
を図柄情報格納手段(ハードディスク装置HDD等)に
格納し、図柄情報演算手段(CPU11,NDP14
等)によって図柄情報を読み出すと共に、その図柄情報
に所定の情報加工(図柄の出現率の算出等)を行い、図
柄情報表示手段(グラフィック・ディスプレイDP)に
よってその情報加工された図柄情報を表示(グラフや表
として)し、また、その情報を加工情報格納手段(ハー
ドディスク装置HDD等)に格納するようになっている
ので、ホールは、遊技機Pの図柄情報に関する正確な情
報を得ることができ、そのデータを営業分析等に活用す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台の遊技機、例え
ば、パチンコ遊技機等から出力される信号に基づいて各
パチンコ遊技機の各種データを収集して管理する管理装
置に係り、特に、パチンコ遊技機等で可変表示される図
柄の情報を収集して管理することのできる遊技機の管理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機の管理装置、例えば、パチンコ遊
技機の管理装置は、複数台のパチンコ遊技機と回線を介
して接続されるホストコンピュータを中核に構成される
ものである。
【0003】従来におけるこの種の管理装置は、各パチ
ンコ遊技機から出力される入賞信号、特別図柄の回動信
号、或いは、遊技店(以下、ホールという)独自に設置
する遊技設備からアウト球数信号やセーフ球数信号等の
各種データを収集して記憶装置(例えば、ハードディス
ク等の磁気記憶装置)に格納すると共に、それらのデー
タに基づいて、各パチンコ遊技機毎の入賞数,賞球数,
出玉率等を演算して取得していた。
【0004】そして、ホールでは、この管理装置によっ
て得られるデータに基づいて、各パチンコ遊技機の釘調
整を行ったり、営業状態の分析等を行ったりしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、昨今のパチ
ンコ遊技機は、図柄の可変表示装置を備えるものが多
く、その可変表示装置における停止図柄の態様によって
遊技状態を様々に変化させるようになっており、営業分
析等をより綿密に行うために、管理装置によって、従来
の情報に加えて図柄に関する情報をも収集して、各図柄
の出現率等の正確な情報を得たいという要望が強くなっ
てきている。
【0006】特に、ホール毎に特定の図柄を設定して、
パチンコ遊技機でその特定図柄が停止表示された際に、
遊技者に有利となる特別の遊技状態を付与するサービス
(所謂、ホールラッキー図柄営業と呼ばれるサービス)
を行う場合などには、どの図柄をラッキー図柄として設
定するかなどを効率よく決定する必要上から、各パチン
コ遊技機における各種図柄の出現率や出現数の推移状況
を正確に把握したいという要求がある。
【0007】本発明は、前述した従来の遊技機の管理装
置では果たすことのできなかった要望や要求を満たすこ
とができる新規な管理装置、即ち、各遊技機毎の図柄情
報を収集して必要なデータを得ることのできる遊技機の
管理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項1に記載の遊技機の管理装置
は、例えば、図1のブロック図に示すように、遊技機
P,P,P・・・より送出される図柄情報を収集して管
理する遊技機の管理装置1であって、図柄情報を取り込
む図柄情報取込手段1Aと、該図柄情報取込手段1Aに
よって取り込まれた図柄情報を格納する図柄情報格納手
段1Bと、該図柄情報格納手段1Bから図柄情報を読み
出すとともに、その図柄情報に所定の情報加工を行う図
柄情報演算手段1Cと、前記図柄情報格納手段1Bから
読み出された図柄情報及び前記図柄情報演算手段1Cに
よって情報加工された図柄情報に基づいて、各種図柄情
報の表示を行う図柄情報表示手段1Dと、前記図柄情報
演算手段1Cによって情報加工された図柄情報を格納す
る加工情報格納手段1Eと、から構成されるようになっ
ている。
【0009】また、請求項2に記載のように、請求項1
に記載の遊技機の管理装置1において、前記図柄情報演
算手段1Cは、情報加工を行う図柄情報の内容や種別等
を設定する情報加工設定手段1Fを含む構成としてもよ
い。
【0010】また、請求項3に記載のように、請求項1
または請求項2に記載の遊技機の管理装置1において、
前記図柄情報表示手段1Dは、前記図柄情報演算手段1
Cによって情報加工された図柄情報をグラフとして表示
するグラフ表示手段1Gを含むように構成できる。
【0011】また、請求項4に記載したように、請求項
3に記載の遊技機の管理装置1において、前記図柄情報
演算手段1Cは、前記情報加工設定手段1Fによって設
定された特定図柄の図柄情報に基づいて所定の情報加工
を行い、前記図柄情報表示手段1Dは、前記図柄情報演
算手段1Cによって情報加工を施された特定図柄の情報
を表示するように構成できる。
【0012】また、請求項5に記載のように、請求項3
または請求項4に記載の遊技機の管理装置1において、
前記図柄情報演算手段1Cが行う情報加工の内容は、前
記情報加工設定手段1Fによって設定された特定図柄の
図柄情報に基づく、当該特定図柄の出現率の算出である
ように構成してもよい。
【0013】
【作用】本発明の作用は以下の通りである。
【0014】請求項1記載の発明によれば、遊技機より
送出される図柄情報を図柄情報取込手段によって取り込
み、その取り込まれた図柄情報を図柄情報格納手段によ
って格納し、図柄情報演算手段によって、図柄情報に所
定の情報加工を行い、図柄情報格納手段から読み出され
た図柄情報及び図柄情報演算手段によって情報加工され
た図柄情報に基づいて各種図柄情報を図柄情報表示手段
によって表示し、また、図柄情報演算手段によって情報
加工された図柄情報を加工情報格納手段によって記憶保
存するようになっているので、各遊技機の図柄情報を確
実に取得することができる。
【0015】これによって、ホールは、例えば、各遊技
機における各種図柄の出現率や出現数の推移状況等を正
確に把握することができ、これに基づいて適切な釘調整
や、綿密な営業分析等を行うことが可能となる。
【0016】また、請求項2に記載したように、前述の
請求項1記載の発明において、前記図柄情報演算手段
が、情報加工を行う図柄情報の内容や種別等を設定する
情報加工設定手段を含む構成とした場合には、設定され
た特定の内容や、特定の種類の図柄情報を対象として情
報加工(例えば、図柄の出現率の算出や、出現数の統計
等をとる。)を行うことができる。
【0017】したがって、例えば、ホール毎に決められ
るラッキー図柄を設定して、そのラッキー図柄の出現率
等がどうなっているのか等を管理装置を介して正確に把
握することができ、ラッキー図柄を日ごとや時間帯によ
って変更する場合などに、その図柄情報の分析結果等を
参考資料として活用することができる。
【0018】また、請求項3に記載したように、前述の
請求項1または請求項2に記載の発明において、前記図
柄情報表示手段が、前記図柄情報演算手段によって情報
加工された図柄情報をグラフとして表示するグラフ表示
手段を含むように構成した場合には、例えば、特定の図
柄の一定時間毎の出現率や、出現数を視覚的に把握し易
いグラフ(折れ線グラフや棒グラフ等)として表示する
ことが可能となり、情報の分析を効率良く行うことがで
きるようになる。
【0019】また、請求項4に記載したように、前述の
請求項3に記載の遊技機の管理装置において、前記図柄
情報演算手段は、前記情報加工設定手段によって設定さ
れた特定図柄の図柄情報に基づいて所定の情報加工を行
い、前記図柄情報表示手段は、前記図柄情報演算手段に
よって情報加工を施された特定図柄の情報を表示するよ
うに構成した場合には、特定図柄についての詳細な情報
分析を行うことができる。
【0020】したがって、例えば、ホールのラッキー図
柄を特定図柄に設定した場合には、そのラッキー図柄の
図柄情報について出現数の推移状況等を表示することが
でき、その情報に基づいて、ラッキー図柄を変更するな
ど適切な対応をとることができる。
【0021】また、請求項5に記載したように、前述の
請求項3または請求項4に記載の遊技機の管理装置にお
いて、前記図柄情報演算手段が行う情報加工の内容は、
前記情報加工設定手段によって設定された特定図柄の図
柄情報に基づく、当該特定図柄の出現率の算出であるよ
うに構成した場合には、例えば、ラッキー図柄の出現率
を算出して表示することができ、ラッキー図柄を選択す
る際の情報等として活用することができる。
【0022】
【実施例】以下に、本発明に係る遊技機の管理装置の実
施例について、図面を参照しつつ説明する。
【0023】まず、図2及び図3を参照して本実施例に
係るパチンコ遊技機の管理装置と周辺機器との接続状態
を説明する。
【0024】ここに、図2は管理装置と周辺機器との接
続状態を表わすブロック図、図3は管理装置と周辺機器
の接続状態を示す外観斜視図である。
【0025】図2及び図3において、符号1は、例え
ば、カスタマイズした(一部のボードを交換等した)パ
ーソナル・コンピュータPC(管理用の専用機)を中核
とする管理装置(図柄情報取込手段1A,図柄情報演算
手段1C,情報加工設定手段1F等を兼ねる)である。
【0026】この管理装置1は、例えば、遊技機として
のパチンコ遊技機P,P・・・と、管理装置1から出力
される表示信号に基づいて、各種情報を数値データ、或
いはグラフや表として表示して遊技者に遊技機に関する
情報を提供する情報表示端末機TMと、所定の有価カー
ドの販売を行うカード発行機2と、遊技者が獲得した球
を計数する球計数機3と、店内の状況を監視する監視カ
メラ4と、店内に種々の情報や音楽を放送するスピーカ
ー5とが、通信回線6を介してそれぞれ接続されてい
る。
【0027】管理装置1の本体を構成するコンピュータ
PCは、図柄情報格納手段1B及び加工情報格納手段1
Eを兼ねる磁気記憶装置としてのハードディスク装置H
DDやフロッピーディスクドライブFDD(なお、コン
ピュータPC本体もFDDを備えている)と、文字デー
タ等を入力するキーボード(或いは、専用のコンソー
ル)Kと、コンピュータPCに位置座標を指示するポイ
ンティング・デバイスとしてのマウスMSと、各種デー
タを表やグラフとして表示出力するCRT等のグラフィ
ック・ディスプレイDP(図柄情報表示手段1D,グラ
フ表示手段1F)と、各種データを印字出力するプリン
タPRなどを備えている。
【0028】情報表示端末機TMは、ホール内に設置さ
れて、管理装置1によって取り込まれた図柄情報や、管
理装置1によって情報加工されたデータに基づいて、各
パチンコ遊技機P,P・・・の大当り回数,始動口への
入賞数,空き台情報等を遊技者に提供するものであり、
パチンコ遊技機Pを選択する際の便宜を図るものであ
る。
【0029】なお、この情報表示端末機TMは、例え
ば、表示したいパチンコ遊技機Pの機種を選択したり、
台番号を入力したりするキー入力部7と、グラフ等を表
示可能なグラフィック・ディスプレイ(CRT)8等か
ら構成されている。
【0030】球計数機3は、計数する遊技球を投入する
球投入口3aや、計数結果等を表示する表示部3b等を
備えている。
【0031】パチンコ遊技機P,P・・・は、複数台毎
に島設備9として集合され、その島設備9がホール内に
複数ブロック配置される。
【0032】また、島設備9における各パチンコ遊技機
Pの側部には、カードの挿入或いは硬貨の投入によって
所定数の遊技球を貸し出す球貸出し機10,10・・・
がそれぞれ配設されている。
【0033】なお、パチンコ遊技機Pの形式によって
は、遊技機本体にカード挿入口等を備えると共に、パチ
ンコ遊技機P自体に球貸し機能を持たせたものもあり、
その場合には球貸し機10を省くこともできる。
【0034】監視カメラ4は、例えば、島設備9毎に備
え付けられ、ホール内の状況を管理装置1のグラフィッ
ク・ディスプレイDP或いは別途設けられる専用モニタ
ーに映し出して、遊技機の状態や不正行為等の発生を監
視する。
【0035】なお、監視カメラ4は、管理装置1からの
制御によって、写す方向等を遠隔操作できるようになっ
ている。
【0036】スピーカー5は、ホール内に複数配置さ
れ、例えば、管理装置1のハードディスク装置HDDに
記憶されている音声データ(例えば、「毎度ご来店有り
難うございます。」や「まもなく閉店の時間です。」等
の定型のメッセージなど)を出力したり、CDプレイヤ
ーや有線放送に接続されてバックグランドミュージック
(BGM)を放送するようになっている。
【0037】カード発行機2は、所定金額の投入によっ
て、所定の有価データが記録された新規の磁気カードを
発行するものであり、管理装置1へ売り上げデータを出
力するなどの機能を備えている。
【0038】ここで、本発明に係る管理装置1の構成を
説明する前に、この管理装置1によって管理されるパチ
ンコ遊技機Pの構成を簡単に説明する。
【0039】まず、本実施例の管理装置1で管理される
パチンコ遊技機Pは、発射された遊技球が所定の入賞口
に入賞することによって変動表示を開始する図柄変動表
示装置を備えている。
【0040】この図柄変動表示装置は、パチンコ遊技機
P内で発生される乱数に応じて決定される図柄を所定時
間経過後に停止表示し、その停止図柄態様(例えば、
「777」,「333」など)に応じて大入賞口を所定
時間開放するなどの特別遊技状態(所謂、大当り状態)
を発生させて、遊技者に多量の賞球獲得の機会を提供す
るように構成されている。
【0041】そして、このパチンコ遊技機Pは、図柄変
動表示装置に停止表示される全図柄の情報(当たり図柄
も、ハズレ図柄も全て含む情報)を例えば符号化したコ
ード・データ等として通信回線6を介して管理装置1に
送信出力するようになっている。
【0042】なお、パチンコ遊技機Pは、図柄変動表示
装置を備えるタイプのものであれば、賞球を遊技球の払
い出しで行う通常のパチンコ遊技機でも良いし、或い
は、封入した遊技球を遊技機内で循環させ、賞球は賞球
数に応じた数値データで扱うようにした封入球式遊技機
など、どのような形式のものであっても良い。
【0043】次に、図4を参照して本実施例に係る遊技
機の管理装置1の構成を説明する。
【0044】図4は、管理装置1の概略構成を示す構成
ブロック図である。
【0045】図中、符号Bは、バス(アドレス・バス,
データ・バス,コントロール・バスを含む)であり、こ
のバスBには、まず、管理装置1の制御中枢部を構成す
るCPU11,ROM12,RAM13が設けられてい
る。
【0046】なお、各パチンコ遊技機P,P・・・,カ
ード発行機2及び球計数機3は、このバスBと通信回線
6を介して、この管理装置1に接続されている(なお、
場合によっては、バスBと通信回線6との間に信号変換
器や信号分配器等を設けることもある)。
【0047】CPU(Central Processing Unit)11
は、例えば、後述する各種周辺機器の入出力制御や、各
パチンコ遊技機Pから送られてくる図柄情報に基づいて
所定の演算を行う、高速の32ビットマイクロプロセッ
サーであり、ROM12内やハードディスク装置HDD
に格納された各種プログラムに基づいて、例えば、DO
S(Disk Operating System)やUNIX(ユニック
ス:米国ベル電話研究所開発)等のOS(オペレーティ
ング・システム)上で各種処理を実行したり、或いは、
専用に作成されたプログラム等では、CPU11の備え
るマイクロコードなどを直接操作して所定の演算処理を
行う。
【0048】また、このCPU11には、浮動小数点数
の数値演算を高速に実行するNDP(Numeric Data Pro
cessor)14が付加されており、グラフィックス関連の
膨大なデータを高速で演算処理できるようになってい
る。
【0049】ROM(Read Only Memory)12は、CP
U11やNDP14に供給される電源投入時の立ち上げ
用プログラム(IPL:Initial Program Loader)や、
表示装置,キーボードK,プリンタPR等のハードウェ
アを制御するための基本動作プログラム(BIOS:Ba
sic Input Output System)や各種制御プログラム及び
各種データ等を格納する不揮発性のメモリである。
【0050】なお、ROM12が予め格納するデータに
は、出力表示するグラフや表の定義情報(グラフや表の
表示形態等に関する情報)が含まれている。
【0051】RAM(Random Access Memory)13は、
CPU11やNDP14におけるプログラム処理の実行
中に利用されるプログラムデータや演算結果等を一時的
に格納したり、データを加工する際に演算途中のデータ
を一時的に退避させておく作業領域を確保するために用
いられる揮発性のメモリである。
【0052】なお、CPU11,NDP14,ROM1
2,RAM13及びその他の周辺機器は、図示は省略し
たが、このバスBに接続されるクロック・ジェネレータ
ーで発生されるクロック・パルスによって動作タイミン
グの同期が図られている。
【0053】また、バスBには、割込みコントローラ1
5,DMAコントローラ16,グラフィック用コントロ
ーラ17,テキスト用コントローラ18の各種コントロ
ーラ(コントロール回路)が接続されている。
【0054】割込みコントローラ15は、CPU11か
らのコントロール信号(制御信号)に従って、一つのプ
ログラムの実行中に他の処理を行う必要が生じた場合
に、実行中のプログラム処理を一時中断して、別のプロ
グラムを実行するように制御するものであり、例えば、
データの演算処理中に印刷を行う必要が生じた場合に
は、キーボードKの所定のキー操作によって発生する割
込み要求信号に基づくコントロール信号によって、演算
処理を一時的に中断して印刷処理を行い、印刷処理の終
了後に演算処理を再開するように制御する。
【0055】この割込みコントローラ15で割込み制御
を行うことにより、動作速度の遅いプリンタPR等の周
辺機器等を駆動する際のCPU11の空き時間(アイド
ル・タイム)を小さくして、CPU11やNDP14の
能力を無駄なく使うことができるようになる。
【0056】DMAコントローラ16は、CPU11を
介さずに、メモリ(RAM13や後述のグラフィックV
RAM19等)と外部機器(ハードディスク装置HD
D,フロッピーディスクドライブFDD等)との間で直
接データの授受を行うダイレクト・メモリ・アクセス転
送方式(DMA転送方式)によるデータ転送を行うハー
ドウェアであり、例えば、トライステート・バッファか
らなるDMAコントロール用のカスタムIC等で構成さ
れている。
【0057】このDMAコントローラ16でDMA転送
方式によるデータ転送を行うことにより、CPU11
は、データ転送が行われる間に他の処理を行うことがで
きるためCPU11の能力を効率良く使用でき、また、
このDMA転送方式は大量のデータを高速でやり取りで
きるため、グラフィックデータ等の大容量データを短時
間で記憶したり読み出したりすることが可能となる。
【0058】グラフィック用コントローラ17は、CR
T表示ユニットとしてグラフィック・ディスプレイDP
に、折れ線グラフ,円グラフ,棒グラフ等の二次元グラ
フィックス表示を行うためのLSIチップであり、任意
領域の塗潰し,多色カラーパレットの生成,座標変換等
の機能を高速で処理することができる。
【0059】また、このグラフィック用コントローラ1
7には、グラフィックVRAM19が接続されている。
【0060】グラフィックVRAM19は、グラフィッ
ク・ディスプレイDPに上記のような二次元グラフィッ
クスによるグラフや表などを表示するための専用メモリ
であり、バスBを介してCPU11やNDP14の演算
結果や、DMAコントローラ16の制御によってハード
ディスク装置HDD等からグラフィックデータを読み出
して一時的に格納するものである。
【0061】このグラフィック用コントローラ17及び
グラフィックVRAM19の働きによって、CPU11
の処理負担を軽減するとともに、分解能の高い精細なグ
ラフ表示等を行うことが可能となる。
【0062】テキスト用コントローラ18は、グラフィ
ック・ディスプレイDP上に文字表示を行うためのLS
Iチップであり、表示すべき文字データを一時的に格納
するテキストVRAM20と、漢字表示を可能にする漢
字ROM21が接続されている。
【0063】このテキスト用コントローラ18は、グラ
フィック用コントローラ17に接続され、グラフィック
用コントローラ17の制御によってグラフィック表示と
並行して文字データをグラフィック・ディスプレイDP
上に表示することを可能とするものである。 また、バ
スBには、キーボードインターフェース22,FDDイ
ンターフェース23,HDDインターフェース24,R
S−232Cインターフェース25,プリンタインター
フェース26,マウスインターフェース27の各種イン
ターフェースが設けられている。
【0064】これらのインターフェースは、CPU11
等や各種周辺機器との間の電気的レベルの整合やタイミ
ングの調整を担う装置であり、キーボードインターフェ
ース22には文字データや数値データを入力するキーボ
ードKが、FDDインターフェース23にはフロッピー
ディスクドライブFDDが、HDDインターフェース2
4にはハードディスク装置HDDが、プリンタインター
フェース26には演算結果や各種データを印刷出力する
プリンタPRが、マウスインターフェース27にはポイ
ンティングデバイスとしてのマウスMSが、それぞれ接
続されている。
【0065】なお、RS−232Cインターフェース2
5は、シリアル(直列2進)データ伝送の授受に関する
規格(アメリカのEIA(Electonic Industries Assoc
iation)の取り決めによる)に基づくインターフェース
であり、同様のRS−232Cインターフェースを備え
る他のコンピュータシステムや制御機器、計測機器、通
信機器とのデータ交換を可能とするものである。
【0066】例えば、このRS−232Cインターフェ
ース25にモデム(MODEM:modulator-demodulato
r)を接続する場合には、系列のホールや会社本部等と
の間でデータ通信を行うことができる。
【0067】また、バスBには、拡張用バススロット2
8が設けられており、例えば、ホールに設置されるパチ
ンコ遊技機Pを増やしたような場合に、この拡張用バス
スロット28に外部インターフェース・ボードを増設す
ることによって、増えたパチンコ遊技機Pを管理装置1
に接続することができる。
【0068】そのほか、バスBには、所定の計時機能や
刻時機能を有するタイマ29,カレンダー機能を備えた
時計30,システム関係の入出力デバイスとしてのシス
テム・ポート31等が接続されている。
【0069】以上が本実施例に係る遊技機の管理装置1
の概略構成であり、次に、その動作について説明する。
【0070】まず、管理装置1のキーボードKの所定の
キー操作、或いは、マウスMSのクリック操作に基づい
て、CPU11は、ROM12またはハードディスク装
置HDDから所定のプログラムを読み込んで、そのプロ
グラムにしたがって管理装置1を図柄情報の取り込み可
能状態に設定する。
【0071】この状態で、通信回線6を経てホール内の
各パチンコ遊技機Pから、図柄変動表示装置の停止図柄
の情報がコード・データとして送信されて来ると、管理
装置1はCPU11の制御の下、その図柄情報を一時的
にRAM13に格納した後、DMAコントローラ16の
制御によりハードディスク装置HDDの所定の格納領域
に順次記録していく。
【0072】そして、キーボードKの所定のキー操作、
或いは、マウスMSのクリック操作によって、所定の演
算モード(後述する営業情報演算処理等)が選択される
と、管理装置1のCPU11は、時分割処理(タイム・
シェアリング処理)により、所定の演算処理を実行す
る。
【0073】即ち、例えば、ハードディスク装置HDD
から、各パチンコ遊技機P毎の所定時間範囲の図柄情報
を読み出してRAM13に一時的に格納し、所定の演算
プログラムにしたがって、CPU11及びNDP14に
よって、各図柄の出現率や、時間毎の出現数の推移状況
に関するデータを算出する。
【0074】さらに、CPU11及びNDP14は、算
出したデータに基づいて、例えば、縦軸に図柄の出現数
を、横軸に対応図柄、或いは時間を目盛った折れ線グラ
フや、表(詳しくは、後述する)のグラフィックデータ
を演算生成して、その演算結果をグラフィックVRAM
19に一時的に格納する。
【0075】そして、キーボードKの所定のキー操作、
或いは、マウスMSのクリック操作に基づいて、管理装
置1がグラフ表示モードに設定されると、グラフィック
用コントローラ17等の制御によって、グラフィックV
RAM19に格納されているグラフィックデータ(表や
グラフのデータ)及びテキストVRAM20に格納され
ている文字データをコンピュータPCのグラフィック・
ディスプレイDPに出力する。
【0076】これにより、各パチンコ遊技機Pにおける
各種図柄の出現率や、出現数の推移状況がグラフや表と
して視覚的に判り易く表示され、営業分析等の効率化を
図ることができる。
【0077】また、印刷モードに設定された場合には、
プリンタPRによってグラフや表を印刷出力することも
でき、書面として記録保存することができる。
【0078】また、前記グラフィックデータや文字デー
タは、プログラム制御によって自動的に、或いは、キー
ボードKやマウスMSの操作によって、ハードディスク
装置HDDや、フロッピーディスクドライブFDDに挿
入されるフロッピーディスクに磁気データとして記録保
存することができる。
【0079】なお、キーボードKの所定のキー操作、或
いは、マウスMSのクリック操作によって、ホール毎
に、管理装置1で管理を行いたい図柄を選択指定(例え
ば、大当り図柄や、ホール毎に指定するホールラッキー
図柄等)することができる。
【0080】また、キーボードKの所定のキー操作、或
いは、マウスMSのクリック操作によって、管理装置1
を遊技機管理モード(後述の打ち止め処理,店内放送処
理,監視処理)に設定することにより、通信回線6を介
して送信される制御信号によってパチンコ遊技機Pの動
作を遠隔制御したり、ハードディスク装置HDDから所
定の音声データを読み出して店内のスピーカー5から音
声出力したり、監視カメラの向きを遠隔操作することが
できる。
【0081】ここで、管理装置1における主要な制御処
理手順を、図5,図6に示すフローチャートを参照して
説明する。
【0082】この制御処理では、まず、ステップS1
で、通信回線6の断線の有無等をチェックする回線テス
トを行ってからステップS2に移行する。
【0083】ステップS2では、CPU11,NDP1
4及び各種周辺機器の動作モード等の初期値データを、
ROM12から読み出したり、或いは、キーボードKか
らの入力に応じて設定する初期値設定処理を行ってから
ステップS3に進む。
【0084】ステップS3では、通信回線6を介して各
パチンコ遊技機P,P・・・を初期化(イニシャライ
ズ)したりして開店の準備を行わせる開店処理を行って
からステップS4に移行する。
【0085】ステップS4では、CPU11やNDP1
4の処理可能時間を細かい時間単位に分割して、それぞ
れの時間単位を複数の処理に割り当てて、複数の処理を
並行して実行できる時分割処理によって、以下のステッ
プS41,ステップS42,ステップS43を実行す
る。
【0086】ステップS41では、次のステップS5で
取り込まれる図柄情報に基づいて、図柄の出現率や、図
柄の一定時間単位毎の累積的出現数等の営業分析に有益
な各種データを算出する営業情報演算処理が行われ、こ
の営業情報演算処理の一環として、次の図6のフローチ
ャートに示す図柄情報処理が実行される。
【0087】ステップS42では、パチンコ遊技機Pに
おける賞球数が所定数に達した場合にそのパチンコ遊技
機Pでの遊技を停止させる打止め処理を管理装置1から
の制御信号に基づいて遠隔的に行ったり、CPU11の
制御によってハードディスク装置HDDやROM12か
ら所定の音声データを読み出して店内のスピーカー5か
ら音声出力(例えば、「毎度ご来店有り難うございま
す。」や「まもなく閉店の時間です。」等の定型のメッ
セージなど)する店内放送処理を行ったり、遠隔操作に
よって監視カメラ4を所望の方向に向ける監視処理等を
行ったりする遊技機管理処理を実行する。
【0088】ステップS43では、ホールの閉店時に、
各パチンコ遊技機P,P・・・を初期化したりして閉店
の準備を行う閉店処理を実行する。
【0089】なお、ステップS41,S42,S43に
おける各処理は、キーボードKの所定のキー操作、或い
はマウスMSのクリック操作に基づいて開始される。
【0090】ステップS41〜S43の処理実行後、ス
テップS5に移行して遊技情報(図柄情報)を管理装置
1内に取り込む取込処理を行ってから前記ステップS4
に戻り、所定の終了操作が行われるまでステップS4〜
S5の処理を繰り返す。
【0091】この一連の処理によって、各パチンコ遊技
機Pから送られてくる図柄情報を取り込んで記憶保存す
ると共に、この図柄情報に所定の演算を施して、各パチ
ンコ遊技機Pにおける各図柄の出現率や出現数の推移状
況等の情報を得ることができる。
【0092】次に、図6に示すフローチャートを参照し
て、図5のステップS41(営業情報演算処理)の一環
として行われる図柄情報処理の処理手順を説明する。
【0093】この処理では、まず、ステップS4101
で設定を行うか否かが判定され、設定を行う場合にはス
テップS4102に移行して、ホールで管理を行いたい
図柄の設定を行う設定処理を実行してからステップS4
104に進む。
【0094】即ち、ホール側で各種情報(出現率や出現
数の推移等の情報)を取得したい図柄(例えば、ホール
毎に任意に定められるホールラッキー図柄、大当り図
柄、当たり確率を変化させるための図柄等)をキーボー
ドKからの所定のキー操作、或いは、マウスMSのクリ
ック操作に基づくS4102の処理で設定する。
【0095】一方、ステップS4101で設定を行わな
いと判定した場合には、ステップS4103に進んで、
例えば、演算したデータの表示形態(例えば、折れ線グ
ラフ,円グラフ,棒グラフ,表等)の選択及び、表示す
る情報の範囲(例えば、表示するデータの日時、データ
を表示するパチンコ遊技機Pの機種等)の選択を行う選
択処理を実行してからステップS4104に移行する。
【0096】ステップS4104では、キーボードKか
らの所定のキー操作、或いは、マウスMSのクリック操
作に基づいて、ステップS4105〜S4107の分岐
処理を行う。
【0097】ステップS4105では、例えば、リレー
ショナル・データベース化された演算したデータ(図柄
の出現率や、出現数の推移状況等のデータ)の所定のテ
ーブルデータ(一群のデータを所定の規則に従ってメモ
リ上に格納したデータ)を表形式で表示するテーブルデ
ータ表示処理を行ってから図5のステップS5に復帰す
る。
【0098】ここで、このステップS4105による表
の表示例を図7,図8を参照して説明する。
【0099】まず、図7に示す表示例(管理装置1のグ
ラフィック・ディスプレイDP上へ表示出力、或いは、
プリンタPRにより印刷出力される)は、特定機種にお
ける各図柄の出現数を示す表T1であり、この表T1の
上方には、表T1の表示内容に係るパチンコ遊技機Pの
「機種名」(なお、表示機種の選択は、前記ステップS
4103の選択処理で行われる。)と、その機種の「設
置台数」が表示される。
【0100】表T1は、横に「大当り図柄」の項目が設
けられる。
【0101】即ち、例えば、図柄配列「111」に対応
して「1」、図柄配列「222」に対応して「2」、大
当り図柄「333」に対応して「3」をというように、
全図柄についての項目が設けられ、右側の最終端には
「総停止図柄出現数」の項目が設けられている。
【0102】また、縦に「日時」の項目が設けられ、例
えば、「H(なお、Hは平成を表わす)6.8.1
0」,「H6.8.9」,「H6.8.8」,「H6.
8.7」・・・のように、各日毎の項目が設けられる。
【0103】そして、例えば、「H6.8.10」の図
柄「1」の桝には出現数「90」、図柄「2」の桝には
出現数「30」、大当り図柄「3」の桝には出現数「3
5」というように、各図柄毎の出現数が表示され、この
日の総停止図柄出現数は「98000」と出力表示され
る。
【0104】また、「H6.8.9」の図柄「1」の桝
には出現数「70」、図柄「2」の桝には出現数「5
0」、大当り図柄「3」の桝には出現数「40」という
ように、各図柄毎の出現数が表示され、この日の総停止
図柄出現数は「90000」と表示出力される。
【0105】以降同様にして、各日毎の図柄の出現数
が、各桝に出力表示される。
【0106】これにより、ホールでは、各営業日毎の機
種別の図柄の出現状況を容易に把握することができ、特
に、大当り図柄(例えば、「333」や「777」)の
出現数や、ホールラッキー図柄(例えば、「222」
等)の出現数は、営業分析を行う際の有用なデータとし
て活用できる。
【0107】なお、表T1に出力されるデータは、管理
装置1のCPU11及びNDP14によって、各パチン
コ遊技機P,P・・・から出力される図柄情報を各図柄
別に累積加算するという情報加工を行った結果得られる
ものであり、それらのデータは、ハードディスク装置H
DD等に格納され、いつでも読み出して出力できるよう
になっている。
【0108】また、図8の表T2の表示例(管理装置1
のグラフィック・ディスプレイDP上へ表示出力、或い
は、プリンタPRにより印刷出力される)は、各パチン
コ遊技機P毎の各図柄の出現数を示す表T2であり、こ
の表T2の上方には、表T2の表示内容に係るパチンコ
遊技機Pの「機種名」と、その表示内容に係る「日時」
(例えば、「H6.8.10 AM10時〜PM10
時」)が表示される(なお、表示機種及び表示日時の選
択は、前記ステップS4103の選択処理で行われ
る。)。
【0109】表T2は、横に「大当り図柄」の項目とし
て、例えば、図柄配列「111」に対応して「1」、図
柄配列「222」に対応して「2」、大当り図柄「33
3」に対応して「3」をというように、全図柄について
の項目が設けられ、右側の最終端には各パチンコ遊技機
P毎の「総停止図柄出現数」の項目が設けられている。
【0110】また、縦には各パチンコ遊技機P,P・・
・の「台番号」の項目が設けられ、例えば、「777番
台」,「778番台」,「780番台」・・・と表示さ
れる。
【0111】そして、例えば、「777番台」の図柄
「1」の桝には出現数「3」、図柄「2」の桝には出現
数「1」、大当り図柄「3」の桝には出現数「1」とい
うように、各図柄毎の出現数が表示され、この日の「7
77番台」における総停止図柄出現数は「4000」と
出力表示される。
【0112】また、「778番台」の図柄「1」の桝に
は出現数「2」、図柄「2」の桝には出現数「2」、大
当り図柄「3」の桝には出現数「1」というように、各
図柄毎の出現数が表示され、この日の総停止図柄出現数
は「4100」と出力表示される。
【0113】以降同様にして、各パチンコ遊技機P毎の
図柄の出現数が、各桝に出力表示される。
【0114】これにより、ホールでは、機種別の各パチ
ンコ遊技機P,P・・・における図柄の出現状況を容易
に把握することができ、特に、大当り図柄(例えば、
「333」や「777」)の出現数や、ホールラッキー
図柄(例えば、「222」等)の出現数は、各パチンコ
遊技機Pの特性分析を行ったり、ホールラッキー図柄を
変更したりする際の有用なデータとなる。
【0115】なお、表T2に出力されるデータは、管理
装置1のCPU11及びNDP14によって、各パチン
コ遊技機P,P・・・から出力される図柄情報を各パチ
ンコ遊技機毎に集計するという情報加工を行った結果得
られるものであり、それらのデータは、ハードディスク
装置HDD等に格納されており、いつでも読み出して出
力できるようになっている。
【0116】次に、図6のステップS4106で行われ
る処理内容について説明する。
【0117】ステップS4106では、管理装置1のC
PU11及びNDP14の演算結果に基づいて、グラフ
ィック用コントローラ17,グラフィックVRAM19
等を介してCRT表示ユニットとしてのグラフィック・
ディスプレイDPにグラフを表示するグラフ表示処理を
行ってから図5のステップS5に復帰する。
【0118】ここで、このステップS4106によるグ
ラフの表示例を図9〜図11を参照して説明する。
【0119】まず、図9に示す表示例(管理装置1のグ
ラフィック・ディスプレイDP上へ表示出力、或いは、
プリンタPRにより印刷出力される)は、特定のパチン
コ遊技機Pにおける各図柄の出現数を示す折れ線グラフ
G1であり、このグラフG1の上方には、グラフG1の
表示内容に係るパチンコ遊技機Pの「機種名」と、「台
番号」(例えば、「777番台」)と、そのパチンコ遊
技機Pにおける「総停止図柄出現数」(例えば、「40
00」)がテキスト表示される(なお、表示機種及び表
示台番号の選択は、前記ステップS4106の選択処理
で行われる。)。
【0120】グラフG1は、縦軸に図柄の「出現数」が
目盛られ、横軸には「各図柄配列」(「111」,「2
22」,「333」・・・)が目盛られている。
【0121】そして、グラフG1には、各図柄配列毎の
出現数がプロットされる。
【0122】即ち、図柄「111」の位置には出現数
「3」が、図柄「222」の位置には出現数「1」が、
図柄「333」の位置には出現数「1」が、図柄「44
4」の位置には出現数「0」が、図柄「555」の位置
には出現数「5」というように、各図柄配列毎の出現数
がプロットされ、そのプロットされた各点の間が線分に
よって結ばれて折れ線グラフとして出力表示される。
【0123】このグラフG1の表示により、各パチンコ
遊技機P毎の各図柄の出現数を視覚的に容易に把握する
ことが可能となり、各パチンコ遊技機Pの特性分析等を
効率良く行うことができる。
【0124】また、この図9のグラフG1の表示結果
は、前述の図8の表T2の「777番台」の表示内容と
合致するものであり、表T2とグラフG1の両方を出力
して参照することにより、より確実な情報分析を行うこ
とが可能となる。
【0125】なお、グラフG1に出力されるグラフィッ
クデータは、管理装置1のCPU11及びNDP14に
よって、各パチンコ遊技機P,P・・・から出力される
図柄情報を各パチンコ遊技機P毎に集計し、その演算結
果をグラフィックデータに変換するという情報加工を行
った結果得られるものであり、それらのグラフィックデ
ータは、DMAコントローラ16等を介してハードディ
スク装置HDD等の記憶装置に格納され、いつでも読み
出して出力できるようになっている。
【0126】図10に示す表示例は、特定機種における
各図柄の出現数を示す折れ線グラフG2であり、このグ
ラフG2の上方には、グラフG2の表示内容に係る「日
時」(例えば、H6.8.10 AM10時〜PM10
時)と、パチンコ遊技機P,P・・・の「機種名」と、
「設置台数」と、この機種における「総停止図柄出現
数」(例えば、「98000」)がテキスト表示される
(なお、表示日時、表示機種の選択は、前記ステップS
4106の選択処理で行われる。)。
【0127】グラフG2は、縦軸に図柄の「出現数」が
目盛られ(一目盛り10)、横軸には「各図柄配列」
(「111」,「222」,「333」・・・)が目盛
られている。
【0128】そして、グラフG2には、各図柄配列毎の
出現数がプロットされる。
【0129】即ち、図柄「111」の位置には出現数
「90」が、図柄「222」の位置には出現数「30」
が、図柄「333」の位置には出現数「35」が、図柄
「444」の位置には出現数「15」が、図柄「55
5」の位置には出現数「100」というように、各図柄
配列毎の出現数がプロットされ、そのプロットされた各
点の間が線分によって結ばれて折れ線グラフとして出力
表示される。
【0130】このグラフG2の表示により、各機種毎の
各図柄の出現数を視覚的に容易に把握することが可能と
なり、営業分析等を効率良く行うことができる。
【0131】また、この図10のグラフG2の表示結果
は、前述の図7の表T1の日時(H6.8.10 AM
10時〜PM10時)の内容と合致するものであり、表
T1とグラフG2の両方を出力して参照することによ
り、より確実な情報分析を行うことが可能となる。
【0132】なお、グラフG2に出力されるグラフィッ
クデータは、管理装置1のCPU11及びNDP14に
よって、各パチンコ遊技機P,P・・・から出力される
図柄情報を各機種毎に累計し、その演算結果をグラフィ
ックデータに変換するという情報加工を行った結果得ら
れるものであり、それらのグラフィックデータは、DM
Aコントローラ16等を介してハードディスク装置HD
D等の記憶装置に格納され、いつでも読み出して出力で
きるようになっている。
【0133】図11に示す表示例は、特定機種における
各営業日毎の各図柄の出現数を示す折れ線グラフG3で
あり、このグラフG3の上方には、グラフG3の表示内
容に係る「日時」(例えば、H6.8.7〜H6.8.
10)と、パチンコ遊技機P,P・・・の「機種名」
と、「設置台数」がテキスト表示される(なお、表示日
時の範囲、表示機種の選択は、前記ステップS4106
の選択処理で行われる。)。
【0134】グラフG3は、縦軸に図柄の「出現数」が
目盛られ(一目盛り10)、横軸には「営業日時」(H
6.「8.10」,「8.9」,「8.8」,「8.
7」・・・)が目盛られている。
【0135】そして、グラフG3には、各営業日におけ
る各図柄配列毎の出現数がプロットされる。
【0136】即ち、営業日「8.10」における図柄
「111」の出現数として「90」が、営業日「8.
9」の出現数として「70」が、営業日「8.8」の出
現数として「30」が、営業日「8.7」の出現数とし
て「100」が、所定の色または模様の点でプロットさ
れ、そのプロットされた各点の間が線分によって結ばれ
て折れ線グラフaとして出力表示される。なお、右端の
プロット位置の右側には、「111」と表示され、この
折れ線グラフaが図柄「111」に係るものであること
を示すようになっている。
【0137】また、営業日「8.10」における図柄
「222」の出現数として「30」が、営業日「8.
9」の出現数として「50」が、営業日「8.8」の出
現数として「20」が、営業日「8.7」の出現数とし
て「30」が、所定の色または模様の点でプロットさ
れ、そのプロットされた各点の間が線分(太い鎖線)に
よって結ばれて折れ線グラフbとして出力表示される。
なお、右端のプロット位置の右側には、「222」と表
示され、この折れ線グラフbが図柄「222」に係るも
のであることを示すようになっている。
【0138】また、営業日「8.10」における図柄
「333」の出現数として「35」が、営業日「8.
9」の出現数として「40」が、営業日「8.8」の出
現数として「35」が、営業日「8.7」の出現数とし
て「70」が、所定の色または模様の点でプロットさ
れ、そのプロットされた各点の間が線分(細かい鎖線)
によって結ばれて折れ線グラフbとして出力表示され
る。なお、右端のプロット位置の右側には、「333」
と表示され、この折れ線グラフcが図柄「333」に係
るものであることを示すようになっている。
【0139】以降同様にして、営業日「8.7〜8.1
0」における図柄「444」,「555」の出現数が、
それぞれ所定の色または模様の点でプロットされると共
に、各点の間が線分で結ばれて折れ線グラフd,eとし
て表示される。
【0140】これらの折れ線グラフa〜eによって、ホ
ールは、特定の機種について、各営業日毎に各図柄の出
現数がどのように変化したのかを視覚的に容易に把握す
ることができ、機種毎の特性分析や、営業分析を行う際
のデータとして活用することができる。
【0141】なお、グラフG3に出力されるグラフィッ
クデータは、管理装置1のCPU11及びNDP14に
よって、各パチンコ遊技機P,P・・・から出力される
各種図柄情報を各営業日毎に累計し、その演算結果をグ
ラフィックデータに変換するという情報加工を行った結
果得られるものであり、それらのグラフィックデータ
は、DMAコントローラ16等を介してハードディスク
装置HDD等の記憶装置に格納されているため、それら
のデータを必要に応じて読み出すことによって瞬時に表
示出力することが可能となっている。
【0142】また、以上の表示例では、図柄に関するデ
ータを折れ線グラフで表示する場合のみについて述べた
が、これに限られるものではなく、円グラフや棒グラフ
等として表示出力できるように構成することも可能であ
る。
【0143】次に、図6のステップS4107の処理内
容について説明する。
【0144】このステップS4107では、表の表示形
態等についてホール側で望む形式を任意に定義するデー
タ定義処理を行ってから図5のステップS5に復帰す
る。
【0145】このデータ定義処理によって、ハードディ
スク装置HDD等の記憶装置に格納されているデータの
内、表として出力表示したいデータ項目を指定したり、
それらのデータの表示位置を指定するなどの表定義を行
うことが可能となり、ホール側が必要とするデータを任
意の表形式で表示出力することができるようになり、管
理装置1における出力形態の自由度や汎用性を向上させ
ることができる。
【0146】図12に示す表T3は、このデータ定義処
理によって定義された場合の一例である。
【0147】表T3では、出力するデータ項目として、
「日時」,「図柄」,「出現数」,「大当り図柄出現
数」,「大当り図柄出現率」,「全図柄出現数」,「全
図柄出現数に対する出現率」が指定され、各項目は図1
2に示すように表示位置が指定されている。
【0148】そして、それぞれの表示位置に対応させ
て、例えば、「日時」の項目に「H6.8.10 AM
10時〜PM10時」、「図柄」の項目に「777」、
「出現数」の項目に「50」、「大当り図柄出現数」の
項目に「480」,「大当り図柄出現率」(表上は単に
「出現率」と表示される)の項目に「10.4%」,
「全図柄出現数」の項目に「98000」,「全図柄出
現数に対する出現率」(表上は単に「出現率」と表示さ
れる)の項目に「0.05%」と表示出力される。この
ように定義された表T3によって、ホール側は、図柄
「777」について、「H6.8.10 AM10時〜
PM10時」における出現数や出現率等を一目で確認す
ることができる。
【0149】なお、上記のように定義された表T3に表
示出力される、「日時」や「図柄」は、前記ステップS
4103の選択処理で任意に選択できる。
【0150】また、例えば、前記「図柄」の項目として
「ホールラッキー図柄」を表示すると表定義した場合に
は、前記ステップS4102の設定処理で設定された
「ホールラッキー図柄」のデータを読み出して表示する
こともできる。
【0151】以上述べたように、本実施例に係る遊技機
の管理装置1によれば、パチンコ遊技機Pから送信され
てくる各種図柄のデータを取り込んで、そのデータに所
定の情報加工を施した結果得られる図柄の出現率や出現
数の推移状況等を表やグラフとして表示出力することが
できるので、ホール側はこれらの情報に基づいて的確な
釘調整や営業分析等を行うことができる。また、ラッキ
ー図柄営業(ホール毎に定めるラッキー図柄(例えば、
「333」)が揃った場合に、大当りで獲得した遊技球
で連続して遊技を行わせる営業形態)を行うためのラッ
キー図柄を選択する際の情報として利用することもでき
る。
【0152】なお、本実施例では、管理装置1をカスタ
マイズしたコンピュータ(管理用の専用機)で構成する
場合について述べたが、これに限定されるものではな
く、パーソナル・コンピュータやワークステーション級
のコンピュータ等の汎用機をベースにして構成する場合
であってもよい。
【0153】また、本実施例では、管理装置1とパチン
コ遊技機P及びカード発行機等の周辺機器は、通信回線
6を介して接続される場合について述べたが、これに限
らず、電磁波や赤外線等を介してワイヤレスに結合され
る場合を含む。
【0154】また、本発明を実現するためには、最低
限、管理装置1とパチンコ遊技機Pが接続されていれば
足り、その他の情報表示端末機TMやカード発行機2、
球計数機3、監視カメラ4、スピーカー5等の周辺機器
は必ずしも設けなくてよい。
【0155】また、本実施例では、管理装置1でパチン
コ遊技機Pを管理する場合について説明したが、これに
限定されるものではなく、図柄情報を送出できる遊技機
であれば、その他のアミューズメントゲーム機等の管理
にも適用可能である。
【0156】また、グラフや表を表示する手段も、CR
Tに限られるものではなく、液晶ディスプレイ等に表示
出力することもできる。
【0157】さらにまた、データの記憶媒体も、ハード
ディスク装置HDDやフロッピーディスクドライブFD
Dに限られるものではなく、光磁気ディスクやシリコン
・ディスク等の如何なる記憶媒体であってもよい。ま
た、本実施例では、管理装置1で加工した情報をグラフ
ィック・ディスプレイDPに表示する場合について述べ
たが、これに限らず、例えば、ホールに設置される情報
表示端末機TMのディスプレイ8等に表示出力してもよ
い。
【0158】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、遊技機よ
り送出される図柄情報を図柄情報取込手段によって取り
込み、その取り込まれた図柄情報を図柄情報格納手段に
よって格納し、図柄情報演算手段によって、図柄情報に
所定の情報加工を行い、図柄情報格納手段から読み出さ
れた図柄情報及び図柄情報演算手段によって情報加工さ
れた図柄情報に基づいて各種図柄情報を図柄情報表示手
段によって表示し、また、図柄情報演算手段によって情
報加工された図柄情報を加工情報格納手段によって記憶
保存するようになっているので、各遊技機の図柄情報を
確実に取得することができる。
【0159】これによって、ホールは、例えば、各遊技
機における各種図柄の出現率や出現数の推移状況等を正
確に把握することができ、これに基づいて適切な釘調整
や、綿密な営業分析等を行うことができるという優れた
効果がある。
【0160】また、請求項2に記載したように、前述の
請求項1記載の発明において、前記図柄情報演算手段
が、情報加工を行う図柄情報の内容や種別等を設定する
情報加工設定手段を含む構成とした場合には、設定され
た特定の内容や、特定の種類の図柄情報を対象として情
報加工(例えば、図柄の出現率の算出や、出現数の統計
等をとる。)を行うことができる。
【0161】したがって、例えば、ホール毎に決められ
るラッキー図柄を設定して、そのラッキー図柄の出現率
等がどうなっているのか等を管理装置を介して正確に把
握することができ、ラッキー図柄を日毎や時間帯によっ
て変更する場合などに、その図柄情報の分析結果等を参
考資料として活用することができるという効果がある。
【0162】また、請求項3に記載したように、前述の
請求項1または請求項2に記載の発明において、前記図
柄情報表示手段が、前記図柄情報演算手段によって情報
加工された図柄情報をグラフとして表示するグラフ表示
手段を含むように構成した場合には、例えば、特定の図
柄の一定時間毎の出現率や、出現数を視覚的に把握し易
いグラフ(折れ線グラフや棒グラフ等)として表示する
ことが可能となり、情報の分析を効率良く行うことがで
きるようになる。
【0163】また、請求項4に記載したように、前述の
請求項3に記載の遊技機の管理装置において、前記図柄
情報演算手段は、前記情報加工設定手段によって設定さ
れた特定図柄の図柄情報に基づいて所定の情報加工を行
い、前記図柄情報表示手段は、前記図柄情報演算手段に
よって情報加工を施された特定図柄の情報を表示するよ
うに構成した場合には、特定図柄についての詳細な情報
分析を行うことができる。
【0164】したがって、例えば、ホールのラッキー図
柄を特定図柄に設定した場合には、そのラッキー図柄の
図柄情報について出現数の推移状況等を表示することが
でき、その情報に基づいて、ラッキー図柄を変更するな
ど適切な対応をとることができるという効果がある。
【0165】また、請求項5に記載したように、前述の
請求項3または請求項4に記載の遊技機の管理装置にお
いて、前記図柄情報演算手段が行う情報加工の内容は、
前記情報加工設定手段によって設定された特定図柄の図
柄情報に基づく、当該特定図柄の出現率の算出であるよ
うに構成した場合には、例えば、ラッキー図柄の出現率
を算出して表示することができ、ラッキー図柄を選択す
る際の情報等として活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る遊技機の管理装置の原理
図である。
【図2】本発明の実施例に係る遊技機の管理装置と周辺
機器の接続状態を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例に係る遊技機の管理装置と周辺
機器の接続状態を示す外観斜視図である。
【図4】本発明の実施例に係る遊技機の管理装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例に係る遊技機の管理装置の制御
手順を示すフローチャートである。
【図6】図5のステップS41の営業情報演算処理の一
環として行われる図柄情報処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図7】図6のステップS4105のテーブルデータ表
示処理による表示例としての表T1である。
【図8】図6のステップS4105のテーブルデータ表
示処理による他の表示例としての表T2である。
【図9】図6のステップS4106のグラフ表示処理に
よる表示例としてのグラフG1である。
【図10】図6のステップS4106のグラフ表示処理
による他の表示例としてのグラフG2である。
【図11】図6のステップS4106のグラフ表示処理
による他の表示例としてのグラフG3である。
【図12】図6のステップS4107のデータ定義処理
によって表定義された表示例としての表T3である。
【符号の説明】
1 遊技機の管理装置 1A 図柄情報取込手段 1B 図柄情報格納手段 1C 図柄情報演算手段 1D 図柄情報表示手段 1E 加工情報格納手段 1F 情報加工設定手段 1G グラフ表示手段 2 カード発行機 3 球計数機 4 監視カメラ 5 スピーカー 6 通信回線 8 グラフィック・ディスプレイ(CRT) 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 NDP 15 割込コントローラ 16 DMAコントローラ 17 グラフィック用コントローラ 18 テキスト用コントローラ 19 グラフィックVRAM 20 テキストVRAM 21 漢字ROM 22 キーボードインターフェース 23 FDDインターフェース 24 HDDインターフェース 25 RS−232Cインターフェース 26 プリンタインターフェース 27 マウスインターフェース 28 拡張用バススロット 29 タイマ 30 カレンダ時計 31 システムポート P パチンコ遊技機(遊技機) PC パーソナル・コンピュータ TM 情報表示端末機 DP グラフィック・ディスプレイ(CRT表示ユニッ
ト) PR プリンタ K キーボード MS マウス HDD ハードディスク装置 FDD フロッピーディスクドライブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機より送出される図柄情報を収集して
    管理する遊技機の管理装置であって、 図柄情報を取り込む図柄情報取込手段と、 該図柄情報取込手段によって取り込まれた図柄情報を格
    納する図柄情報格納手段と、 該図柄情報格納手段から図柄情報を読み出すとともに、
    その図柄情報に所定の情報加工を行う図柄情報演算手段
    と、 前記図柄情報格納手段から読み出された図柄情報及び前
    記図柄情報演算手段によって情報加工された図柄情報に
    基づいて、各種図柄情報の表示を行う図柄情報表示手段
    と、 前記図柄情報演算手段によって情報加工された図柄情報
    を格納する加工情報格納手段と、 から構成されることを特徴とする遊技機の管理装置。
  2. 【請求項2】前記図柄情報演算手段は、 情報加工を行う図柄情報の内容や種別等を設定する情報
    加工設定手段を含むことを特徴とする請求項1記載の遊
    技機の管理装置。
  3. 【請求項3】前記図柄情報表示手段は、 前記図柄情報演算手段によって情報加工された図柄情報
    をグラフとして表示するグラフ表示手段を含むことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機の管理
    装置。
  4. 【請求項4】前記図柄情報演算手段は、 前記情報加工設定手段によって設定された特定図柄の図
    柄情報に基づいて所定の情報加工を行い、 前記図柄情報表示手段は、 前記図柄情報演算手段によって情報加工を施された特定
    図柄の情報を表示することを特徴とする請求項3記載の
    遊技機の管理装置。
  5. 【請求項5】前記図柄情報演算手段が行う情報加工の内
    容は、前記情報加工設定手段によって設定された特定図
    柄の図柄情報に基づく、当該特定図柄の出現率の算出で
    あることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の
    遊技機の管理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002052215A (ja) * 2000-08-08 2002-02-19 Heiwa Corp 遊技機およびそのcpu
JP2009207922A (ja) * 2009-06-22 2009-09-17 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機

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