JPH08154725A - ハンドストラップ - Google Patents
ハンドストラップInfo
- Publication number
- JPH08154725A JPH08154725A JP6329625A JP32962594A JPH08154725A JP H08154725 A JPH08154725 A JP H08154725A JP 6329625 A JP6329625 A JP 6329625A JP 32962594 A JP32962594 A JP 32962594A JP H08154725 A JPH08154725 A JP H08154725A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- thick
- strap
- thin
- string belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 太紐ベルトと細紐ベルトの接合部を夫々の端
部同志を挟圧するように接合する従来の方法を廃して、
而も特別な機械を用いないで簡単確実に接合し、また、
インサート成形をも必要としないで、特に引張りに対す
る強度を高め、強度的にバラツキのないコスト的にも安
価で高品質のハンドストラップを提供することを可能と
する。 【構成】 カメラ等の被吊体に対して取付けられる細紐
からなる取付用細紐ベルトに、手首側に掛ける太紐から
なるストラップ太紐ベルトを結合してなるハンドストラ
ップであって、ストラップ太紐ベルトを扁平袋状に形成
するとともに、その中空内部に太紐ベルトの長さより充
分に長い細紐ベルトを挿通してその両端部を結び、細紐
ベルトの結び目を太紐ベルトの袋内にずらして太紐ベル
トの両端部を上下に重合するよう接合固着し、太紐ベル
トの両端接合部を包被するように該部に止具を設けてな
ることを特徴としている。
部同志を挟圧するように接合する従来の方法を廃して、
而も特別な機械を用いないで簡単確実に接合し、また、
インサート成形をも必要としないで、特に引張りに対す
る強度を高め、強度的にバラツキのないコスト的にも安
価で高品質のハンドストラップを提供することを可能と
する。 【構成】 カメラ等の被吊体に対して取付けられる細紐
からなる取付用細紐ベルトに、手首側に掛ける太紐から
なるストラップ太紐ベルトを結合してなるハンドストラ
ップであって、ストラップ太紐ベルトを扁平袋状に形成
するとともに、その中空内部に太紐ベルトの長さより充
分に長い細紐ベルトを挿通してその両端部を結び、細紐
ベルトの結び目を太紐ベルトの袋内にずらして太紐ベル
トの両端部を上下に重合するよう接合固着し、太紐ベル
トの両端接合部を包被するように該部に止具を設けてな
ることを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラや携帯ラジオ、
携帯電話、その他各種機器類や手提げバッグ等の被吊体
に対して取付けられる吊紐用としてのハンドストラップ
に関するものである。
携帯電話、その他各種機器類や手提げバッグ等の被吊体
に対して取付けられる吊紐用としてのハンドストラップ
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のハンドストラップは、図８に示す
ようにカメラ等の被吊体に対して取付ける細紐からなる
取付用細紐ベルト１０と手首に掛ける太紐からなる太紐
ベルト２０の夫々を２つ折りにして夫々の両端部同志を
一体的に接合し接合部２１に合成樹脂又は金属製の連結
具３０を締着するものである。また、合成樹脂製の連結
具は成形品を用いる場合と、接合部を成形金型間に臨ま
せてモールドする方法が用いられた。
ようにカメラ等の被吊体に対して取付ける細紐からなる
取付用細紐ベルト１０と手首に掛ける太紐からなる太紐
ベルト２０の夫々を２つ折りにして夫々の両端部同志を
一体的に接合し接合部２１に合成樹脂又は金属製の連結
具３０を締着するものである。また、合成樹脂製の連結
具は成形品を用いる場合と、接合部を成形金型間に臨ま
せてモールドする方法が用いられた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来のハンドストラップは次のような欠点を有する。
従来のハンドストラップは次のような欠点を有する。
【０００４】 太紐ベルトと細紐ベルトの接合に超音
波溶着や熱融着の方法を用いる場合、特別な機械を必要
とし設備費、作業費等に多大のコストがかかる。 連結具をインサート成形により接合部にモールドす
る場合、インサート成形のための特別な機械、設備を要
して大掛りになる為手間がかかり、加工コストも大にな
る。 太紐ベルトと細紐ベルトは両端部同志を溶着又は接
着により接合するため、接合にばらつきを生じ易く、離
脱のおそれがある。
波溶着や熱融着の方法を用いる場合、特別な機械を必要
とし設備費、作業費等に多大のコストがかかる。 連結具をインサート成形により接合部にモールドす
る場合、インサート成形のための特別な機械、設備を要
して大掛りになる為手間がかかり、加工コストも大にな
る。 太紐ベルトと細紐ベルトは両端部同志を溶着又は接
着により接合するため、接合にばらつきを生じ易く、離
脱のおそれがある。
【０００５】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、太紐ベルトと細紐ベルトの接合を夫々の端部同志
を接合するといった従来の方法を廃して而も特別な機械
を必要としないで簡単確実に接合することができ、また
インサート成形をも必要としないで品質の優れたハンド
ストラップを手軽に且つ簡単安価に提供しようとするも
のである。
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、太紐ベルトと細紐ベルトの接合を夫々の端部同志
を接合するといった従来の方法を廃して而も特別な機械
を必要としないで簡単確実に接合することができ、また
インサート成形をも必要としないで品質の優れたハンド
ストラップを手軽に且つ簡単安価に提供しようとするも
のである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明におけるハンドストラップは、カメラ等の被
吊体に対して取付けられる細紐からなる取付用細紐ベル
ト１に、手首側に掛ける太紐からなるストラップ太紐ベ
ルト２を結合してなるハンドストラップであって、スト
ラップ太紐ベルト２を扁平袋状に形成するとともに、そ
の中空内部に太紐ベルト２の長さより充分に長い細紐ベ
ルト１を挿通してその両端部を結び、細紐ベルト１の結
び目３を太紐ベルトの袋内にずらして太紐ベルト２の両
端部を上下に重合するよう接合固着し、太紐ベルト２の
両端接合部を包被するように該部に止具４を設けてなる
ものである。
め、本発明におけるハンドストラップは、カメラ等の被
吊体に対して取付けられる細紐からなる取付用細紐ベル
ト１に、手首側に掛ける太紐からなるストラップ太紐ベ
ルト２を結合してなるハンドストラップであって、スト
ラップ太紐ベルト２を扁平袋状に形成するとともに、そ
の中空内部に太紐ベルト２の長さより充分に長い細紐ベ
ルト１を挿通してその両端部を結び、細紐ベルト１の結
び目３を太紐ベルトの袋内にずらして太紐ベルト２の両
端部を上下に重合するよう接合固着し、太紐ベルト２の
両端接合部を包被するように該部に止具４を設けてなる
ものである。
【０００７】
【実施例】実施例について図面等を参照して説明する。
【０００８】図１〜２は、本発明によるハンドストラッ
プを示す。同図に示すように、取付用細紐ベルト１とス
トラップ太紐ベルト２及び両ベルト間に止着した止具４
とよりなる。
プを示す。同図に示すように、取付用細紐ベルト１とス
トラップ太紐ベルト２及び両ベルト間に止着した止具４
とよりなる。
【０００９】ストラップ太紐ベルト２は、図６〜７に示
すように、扁平袋状に形成した一定長さのものを中途よ
りＵ字形に２つ折りとなしたもので、通常組紐等として
用いられる袋織りにて形成する他、一定巾の帯状生地を
２枚重ねにして両側縁を縫着し、又は広巾のものを巾方
向平行に折り立てて２重となし、片側を縫着して袋紐状
となす。太紐ベルト２の両端部は開口２ａ．２ｂしてい
る。
すように、扁平袋状に形成した一定長さのものを中途よ
りＵ字形に２つ折りとなしたもので、通常組紐等として
用いられる袋織りにて形成する他、一定巾の帯状生地を
２枚重ねにして両側縁を縫着し、又は広巾のものを巾方
向平行に折り立てて２重となし、片側を縫着して袋紐状
となす。太紐ベルト２の両端部は開口２ａ．２ｂしてい
る。
【００１０】細紐ベルト１は、細くて強靱な断面丸形又
は角形の紐からなり、前記太紐ベルト２の長さより充分
に長いものが用いられる。この細紐ベルト１は通常、松
葉ひもと称される組紐を用いることもできる。
は角形の紐からなり、前記太紐ベルト２の長さより充分
に長いものが用いられる。この細紐ベルト１は通常、松
葉ひもと称される組紐を用いることもできる。
【００１１】止具４は図１．図３．図５に示すように合
成樹脂の成形品からなる扁平角筒形に形成したものとす
ることができる。
成樹脂の成形品からなる扁平角筒形に形成したものとす
ることができる。
【００１２】また、図２．図４に示す如く金属板片を折
曲げて太紐ベルトと細紐ベルトの接合部に巻き付けてか
しめるようすることもできる。
曲げて太紐ベルトと細紐ベルトの接合部に巻き付けてか
しめるようすることもできる。
【００１３】
【作用】細紐ベルト１を図６に示すようにストラップ太
紐２の端部の開口部２ａ（又は２ｂ）より挿入して他の
開口部２ｂ（又は２ａ）より引き出し、両端部を揃えて
結束し結び目３をつくる。結び目３は８の字結びにする
と固く結ぶことができ且つ解け難くなる。袋紐の太紐ベ
ルト２に対する細紐ベルト１はルーズに遊挿されている
ため、引張れば自由に遊動する。そのため一方を引張っ
て図７に示すように結び目３を太紐ベルト２の袋の内部
へ移動させる。
紐２の端部の開口部２ａ（又は２ｂ）より挿入して他の
開口部２ｂ（又は２ａ）より引き出し、両端部を揃えて
結束し結び目３をつくる。結び目３は８の字結びにする
と固く結ぶことができ且つ解け難くなる。袋紐の太紐ベ
ルト２に対する細紐ベルト１はルーズに遊挿されている
ため、引張れば自由に遊動する。そのため一方を引張っ
て図７に示すように結び目３を太紐ベルト２の袋の内部
へ移動させる。
【００１４】次いで、太紐ベルト２の両端部を上下に重
合する如く揃えて重合部を接着剤で接合し一体となす。
又は、接着剤の代わりに縫成により縫着する。すると図
５に示すように太紐ベルト２の両端部より輪状に形成さ
れた細紐ベルト１が結合された状態に突出する。この細
紐ベルト１の端部より止具４を挿通し太紐ベルト２への
段状部において係止させる。そして不動状一体に固定す
るため接着剤を塗布する。金属板片からなる止具の場合
は接合部に当てがって左右から巻き込んでかしめると一
体的に固定される。
合する如く揃えて重合部を接着剤で接合し一体となす。
又は、接着剤の代わりに縫成により縫着する。すると図
５に示すように太紐ベルト２の両端部より輪状に形成さ
れた細紐ベルト１が結合された状態に突出する。この細
紐ベルト１の端部より止具４を挿通し太紐ベルト２への
段状部において係止させる。そして不動状一体に固定す
るため接着剤を塗布する。金属板片からなる止具の場合
は接合部に当てがって左右から巻き込んでかしめると一
体的に固定される。
【００１５】
【発明の効果】本発明は上記のように、ストラップ太紐
ベルト２を扁平袋状に形成するとともに、その中空内部
に太紐ベルト２の長さより充分に長い細紐ベルト１を挿
通してその両端部を結び、細紐ベルト１の結び目３を太
紐ベルトの袋内にずらして太紐ベルト２の両端部を上下
に重合するよう接合固着し、太紐ベルト２の両端接合部
を包被するように該部に止具４を設けたので、太紐ベル
トの袋内に挿通した細紐ベルトが芯になるとともに、細
紐ベルトがエンドレスの輪状であるために従来のような
太紐ベルトとの接合部がなく、従って強力な引張りに対
しても接合部の外れを生じないし、インサート成形をも
必要としないため特別な機械を必要とせず、従って手作
業による製造加工も容易でコストを著るしく低減せしめ
る利点がある。また太紐ベルトと細紐ベルトの接合に超
音波溶着や熱融着のようなバラツキを生じる恐れのある
加工を必要としないので強度的なバラツキを無くして高
品質の優れた製品を安価に提供できる。
ベルト２を扁平袋状に形成するとともに、その中空内部
に太紐ベルト２の長さより充分に長い細紐ベルト１を挿
通してその両端部を結び、細紐ベルト１の結び目３を太
紐ベルトの袋内にずらして太紐ベルト２の両端部を上下
に重合するよう接合固着し、太紐ベルト２の両端接合部
を包被するように該部に止具４を設けたので、太紐ベル
トの袋内に挿通した細紐ベルトが芯になるとともに、細
紐ベルトがエンドレスの輪状であるために従来のような
太紐ベルトとの接合部がなく、従って強力な引張りに対
しても接合部の外れを生じないし、インサート成形をも
必要としないため特別な機械を必要とせず、従って手作
業による製造加工も容易でコストを著るしく低減せしめ
る利点がある。また太紐ベルトと細紐ベルトの接合に超
音波溶着や熱融着のようなバラツキを生じる恐れのある
加工を必要としないので強度的なバラツキを無くして高
品質の優れた製品を安価に提供できる。
【図１】本発明に係るハンドストラップの斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明における他の実施例のハンドストラップ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図３】図１におけるＡーＡ線の拡大断面図である。
【図４】金属板片からなる止具の斜視図である。
【図５】止具と止具を外した状態のハンドストラップの
斜視図である。
斜視図である。
【図６】太紐ベルトに細紐ベルトを挿通した状態の斜視
図である。
図である。
【図７】図６において結び目を袋の中へずらせた状態の
斜視図である。
斜視図である。
【図８】従来のストラップと止具の斜視図である。
１ 細紐ベルト ２ 太紐ベルト ３ 結び目 ４ 止具
Claims (1)
- 【請求項１】 カメラ等の被吊体に対して取付けられる
細紐からなる取付用細紐ベルト１に、手首側に掛ける太
紐からなるストラップ太紐ベルト２を結合してなるハン
ドストラップであって、ストラップ太紐ベルト２を扁平
袋状に形成するとともに、その中空内部に太紐ベルト２
の長さより充分に長い細紐ベルト１を挿通してその両端
部を結び、細紐ベルト１の結び目３を太紐ベルトの袋内
にずらして太紐ベルト２の両端部を上下に重合するよう
接合固着し、太紐ベルト２の両端接合部を包被するよう
に該部に止具４を設けてなることを特徴とするハンドス
トラップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32962594A JP3453206B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | ハンドストラップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32962594A JP3453206B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | ハンドストラップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08154725A true JPH08154725A (ja) | 1996-06-18 |
| JP3453206B2 JP3453206B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=18223452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32962594A Expired - Fee Related JP3453206B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | ハンドストラップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3453206B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP32962594A patent/JP3453206B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3453206B2 (ja) | 2003-10-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |