JPH0815459A - 指針付電子時計 - Google Patents

指針付電子時計

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JPH0815459A
JPH0815459A JP14891294A JP14891294A JPH0815459A JP H0815459 A JPH0815459 A JP H0815459A JP 14891294 A JP14891294 A JP 14891294A JP 14891294 A JP14891294 A JP 14891294A JP H0815459 A JPH0815459 A JP H0815459A
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JP
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hand
display
signal
minute
circuit
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JP14891294A
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Masao Sakuyama
柵山  正男
Toshio Hiruta
俊雄 昼田
Teruhiko Fujii
輝彦 藤井
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、指針が最も速く動作するのに10
秒又はそれ以上時間を要する指針付電子時計に、少なく
とも一つの指針が1秒で動作する機能を設け、短時間で
歩度測定が行なえる指針付電子時計を提供する。 【構成】 分針45、時針46を12時位置に早送りす
るための退避位置情報S15を出力する針退避記憶回路
13を設けると共に、針退避記憶回路13から出力され
る退避動作信号S8により歩度信号を発生する正転逆転
制御回路20を設け、副分針48を1秒周期で交互に正
転逆転動作を行う。 【効果】 歩度測定が短時間ででき、生産上非常に効果
がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分以上の表示手段で表
示される電子時計において、歩度信号発生手段より発生
する歩度信号に同期して表示手段を駆動する指針付電子
時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の指針を用いて各指針を機能
に応じて時計廻り又は反時計廻り等いろいろと動作さ
せ、時刻等多くの表示をする多機能指針付電子時計が数
多く製品化されている。これらの製品は歩度測定を短時
間で行なえるように、少なくとも一つの指針が1秒で動
作する機能が含まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、製品仕
様上、指針が最も速く動作するのに10秒又はそれ以上
時間を要するものがある。そのため歩度測定に長時間か
かり問題となっていた。本発明の目的は指針が最も速く
動作するのに10秒又はそれ以上時間を要する指針付電
子時計に、少なくとも一つの指針が1秒で動作する機能
を設け、短時間で歩度測定が行なえる指針付電子時計を
提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成させる
ため、本発明は次の様な構成としている。分以上の表示
手段で表示される電子時計において、歩度測定のために
歩度信号を発生させる歩度信号発生手段と、歩度信号に
同期して駆動される表示手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0005】更に、前記表示手段が指針であることを特
徴とする。
【0006】更に、前記表示手段が往復運動をすること
を特徴とする。
【0007】更に、前記歩度信号発生手段が作動中に、
分以上の表示を行なうために必要な信号をカウントする
計時カウンタは計時を継続し、前記歩度信号発生手段が
作動終了時に前記計時カウンタの情報にしたがって正常
な時刻を表示することを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下図面により本発明の実施例を説明する。
図2は本発明における指針付電子時計の一実施例を示す
平面図である。39は指針付電子時計、40〜43は指
針付電子時計39に設けられた外部操作部材であり、4
0はプッシュ/プル可能なスイッチボタン、41〜43
はプッシュボタンである。
【0009】44は文字板、45は分針、46は時針、
47は24時針、48は副分針、49は副時針であり、
分針45、時針46、24時針47で時刻表示を行な
い、副分針48、副時針49で別時刻であるローカルタ
イムの表示を行なっている。なお本図においては24時
針47、時針46、分針45で午前10時9分、ローカ
ルタイムは副時針49と副分針48で午前1時9分を表
示している(ローカルタイムは24時間制で表示されて
いる)。
【0010】50はモード針でスイッチボタン40のプ
ッシュ操作により時計方向に90゜ステップ毎に回転
し、文字板44に表示された所定のモード表示部44a
を指示することで、モード表示を行なっている。前記モ
ード表示部44aは時刻、カレンダー、ストップウオッ
チ、タイマーの4モードであるTME、CAL、CH
R、TMRの略字が印刷され、モード針50が4モード
を順次選択し所定のモードを表示している。
【0011】一方、デジタル表示部である液晶セル51
は、文字板44の下面に配置され、文字板44の窓44
b、44c、44dから表示を行なっている。本図に示
すように、モード針50がストップウオッチモードの表
示であるCHRを選択した場合、前記液晶セル51は文
字板44の窓44bでストップウオッチの計時時間であ
る時、分、秒、1/100秒を表示する。
【0012】一方、文字板44の窓44c、44d部で
はスイッチボタン40、プッシュボタン41〜43に対
応した操作内容の説明である操作マーク52を表示して
いる。前記操作マーク52は、液晶セル51に印刷され
た横線44eで区分けされた窓44caでの表示がスイ
ッチボタン40、窓44cbでの表示がプッシュボタン
41、窓44daでの表示がプッシュボタン42、窓4
4dbでの表示がプッシュボタン43の操作内容に対応
している。
【0013】リセット状態である図2(a)図において
操作マーク52は、「MODE」52a、「H.R.」
52c、「START」52bの文字を表示している。
「MODE」52a表示はスイッチボタン40を操作す
るとモード針50が回転し文字板44のモード表示部4
4aで所定のモード表示を行なうと供に、液晶セル51
が所定のモード表示に切り替わり操作内容を表示する。
【0014】「H.R.」52c(Hund Retr
actorの略)表示はプッシュボタン42を操作する
と副分針48、副時針49以外の指針が12時位置に早
送りされ、分針45、時針46が液晶セル51に重なる
ことによる表示の見えにくさを解消する操作内容を表示
している。「START」52b表示はプッシュボタン
41を操作するとストップウオッチ計時を開始する操作
内容を表示している。
【0015】ラン状態である図2(b)において操作マ
ーク52は、「MODE」52a、「H.R.」52
c、「STOP」52d、「SPLIT」52eの文字
が表示されている。「MODE」52a表示、「H.
R.」52c表示は図2(a)と同様にスイッチボタン
40、プッシュボタン42の操作内容を表示している。
【0016】一方、「STOP」52d表示はプッシュ
ボタン41を操作するとストップウオッチ計時を停止す
る操作内容を表示している。又、「SPLIT」52e
表示はプッシュボタン43を操作するとストップウオッ
チ計時は継続したまま、プッシュボタン43を操作した
時までの計時時間を表示する操作内容を表している。
【0017】ストップ状態である図3(a)において操
作マーク52は、「MODE」52a、「START」
52b、「H.R.」52c、「RESET」52fの
文字が表示されている。「MODE」52a表示、「S
TART」52b表示、「H.R.」52c表示は図2
(a)と同様にスイッチボタン40、プッシュボタン4
1、42の操作内容を表示している。「RESET」5
2f表示はプッシュボタン43を操作するとストップウ
オッチ計時を0時間00分00秒00にリセットする操
作内容を表示している。
【0018】スプリット状態である図3(b)において
操作マーク52は、「MODE」52a、「H.R.」
52c、「STOP」52d、「SPLIT」52eの
文字が表示されている。「MODE」52a表示、
「H.R.」52c表示は、図2(a)と同様にスイッ
チボタン40、プッシュボタン42の操作内容を表示し
ている。又、「STOP」52d表示、「SPLIT」
52e表示は、図2(b)と同様にプッシュボタン4
1、プッシュボタン43の操作内容を表示している。
【0019】この様に、ストップウオッチモードの各状
態において、各外部操作部材に対応した操作内容のみ表
示されるので、使用者はデジタル表示部に表示される操
作マークを見るだけで、外部操作部材の操作を行なうこ
とが出来る。
【0020】図4は図2、図3に示した指針付電子時計
において、「H.R.」52c(Hund Retra
ctorの略)が表示されている時にプッシュボタン4
2を操作したときの指針表示である。図4(a)は分針
45、時針46が12時位置に早送りされ、液晶セル5
1に重なることを避けている。図4(b)は副分針48
は1秒周期で交互に正転逆転動作を行なっている様子で
あり、所謂針逃げ状態である。
【0021】図1は本発明における指針付電子時計1の
回路ブロック線図である。1は水晶振動子を基準信号と
する発振回路であり、2は発振回路1からの発振信号を
入力して計時信号としての1Hz信号及び分周信号S1
を出力する分周回路である。3は分周回路2からの1H
z信号を入力して計時信号としての分信号を出力する秒
カウンタである。4は秒カウンタ3からの分信号を入力
して計時信号として分情報S2及び時信号を出力する分
カウンタである。
【0022】5は分カウンタ4からの時信号を入力して
時情報S3及び計時信号としての日信号を出力する時カ
ウンタである。分情報S2と時情報S3で時刻情報S9
を構成している。6は時カウンタ5からの日信号を入力
して日情報S4及び計時信号としての月信号を出力する
日カウンタである。7は日カウンタ6からの月信号を入
力して月情報S5及び計時信号としての年信号を出力す
る月カウンタである。8は月カウンタ7からの年信号を
入力して計時し、年情報S6を出力する年カウンタであ
る。
【0023】日情報S4,月情報S5及び年情報S6で
カレンダ情報S10を構成している。9は秒カウンタ3
からの分信号を入力して計時し、副時分情報S7を出力
する副時分カウンタである。秒カウンタ3、分カウンタ
4、時カウンタ5、日カウンタ6、月カウンタ7、年カ
ウンタ8の修正は後述する制御信号発生回路10から出
力される修正桁選択信号S36a、修正信号S36bに
より行なわれる。
【0024】SW1、SW2、SW3、SW4、SW5
はスイッチボタン40、プッシュボタン41、42、4
3に連動して作動するスイッチであり、SW1はスイッ
チボタン40のプッシュ操作、SW2はスイッチボタン
40のプル操作、SW3はプッシュボタン41のプッシ
ュ操作、SW4はプッシュボタン42のプッシュ操作、
SW5はプッシュボタン43のプッシュ操作でそれぞれ
作動するスイッチである。10はスイッチSW1、SW
2、SW3、SW4、SW5の動作により表示切替信号
S32a等多くの制御信号を出力する制御信号発生回路
である。
【0025】11は分周回路2からの分周信号S1を入
力し、計時動作をするタイマカウンタである。タイマカ
ウンタ11は制御信号発生回路10から出力されるタイ
マ選択信号S34aで呼び出され、スタ−ト/ストップ
信号S33aによって計時のスタ−ト/ストップ動作を
行ない、計時情報S14を出力する。又、タイマカウン
タ11は制御信号発生回路10からのリセット信号S3
3bによりクリアされる。12は分周回路2からの分周
信号S1を入力し、計時動作をするストップウォッチカ
ウンタである。
【0026】ストップウォッチカウンタ12は制御信号
発生回路10から出力されるストップウォッチ選択信号
S34bで呼び出され、スタ−ト/ストップ信号S33
aによって計時のスタ−ト/ストップ動作を行ない、計
時情報S14を出力するストップウォッチカウンタであ
る。又、ストップウォッチカウンタ12は制御信号発生
回路10からのリセット信号S33bによりクリアされ
る。
【0027】13は分針45、時針46を所定の位置に
駆動させる針退避位置設定回路であり、退避位置が設定
されている。針退避位置設定回路13は制御信号発生回
路10から出力される針退避信号S35により動作し、
退避位置情報S15及び退避動作信号S8を出力する。
14は分針45、時針46、24時針47、副分針4
8、副時針49を基準位置に設定、記憶する基準位置記
憶回路である。基準位置記憶回路14は制御信号発生回
路10から出力される基準位置選択信号S34cで呼び
出され、修正桁選択信号S36a、修正信号S36bに
より設定、記憶し、基準位置記憶情報S16、S17、
S18として出力する。
【0028】17は時カウンタ5の時情報S3、針退避
位置設定回路13の退避位置情報S15、基準位置記憶
回路14の基準位置情報S18を入力とし、制御信号発
生回路10から出力される表示切替信号S32aによ
り、これらのうち1つを選択して表示情報S19を出力
する表示切替回路である。18は分カウンタ4の分情報
S2、針退避位置設定回路13の退避位置情報S15、
基準位置記憶回路14の基準位置情報S17を入力と
し、制御信号発生回路10から出力される表示切替信号
S32bにより、これらのうち1つを選択して表示情報
S20を出力する表示切替回路である。
【0029】19は副時分カウンタ9の副時分情報S
7、基準位置記憶回路14の基準位置情報S16を入力
とし、制御信号発生回路10から出力される表示切替信
号S32cにより、どちらも選択しないかどちらか1つ
を選択して表示情報S21を出力する表示切替回路であ
る。30は時刻情報S9、カレンダ情報S10、ストッ
プウォッチカウンタ12の計時情報S14、タイマカウ
ンタ11の計時情報S13を入力とし、外部操作部材4
0の操作により制御信号発生回路10から出力される表
示切替信号S32dにより、これらのうち1つを選択し
て表示情報S30を出力する表示切替回路であり、表示
駆動回路31を介して表示装置32にて表示される。同
時に、モ−ドに応じた操作マ−ク52も表示する。20
は歩度信号を発生する正転逆転制御回路であり、針退避
位置設定回路13から出力される退避動作信号S8によ
り、1Hz毎に正転/逆転信号S22を出力する。
【0030】21、22、23は駆動信号発生回路であ
り、各々表示切替回路17、18、19から出力される
表示情報S19、S20、S21に従って、新たな表示
を行なうために、変換機駆動回路24、25、26にモ
ータ駆動パルスS23、S24、S25を出力する。駆
動信号発生回路23は他に正転/逆転信号S22を入力
とし、正転/逆転信号S22に従ってモータ駆動パルス
S25を出力するときもある。27、28、29は指針
を駆動するための変換機を含む各輪列であり、時輪列2
7は時針46、24時針47、分輪列28は分針45、
副時分輪列29は副分針48、副時針49をそれぞれ駆
動している。
【0031】次に上記構成における指針付電子時計の動
作を図2、図3及び図4に基づいて説明する。先ず、ス
イッチボタン40のプッシュ操作により、モード針50
が時刻、カレンダー、ストップウオッチ、タイマーの4
モードであるTME、CAL、CHR、TMRの略字が
印刷されたモード表示部44aを指示することで、4モ
ードを順次選択し所定のモードを表示する。同時に、ス
イッチボタン40のプッシュ操作に連動して、SW1が
作動する。制御信号発生回路10はSW1の作動により
表示切替信号S32dを出力し、表示切替回路30は時
刻情報S9、カレンダ情報S10、ストップウォッチカ
ウンタ12の計時情報S14、タイマカウンタ11の計
時情報S13を順次選択して、表示駆動回路31を介し
て表示装置32にて表示する。同時に、モ−ドに応じた
操作マ−ク52も表示する。
【0032】図2(a)はストップウォッチモ−ドが選
択され、かつリセット状態を示している。ストップウォ
ッチモ−ドが選択されると制御信号発生回路10はスト
ップウォッチ選択信号S34bを出力し、ストップウォ
ッチカウンタ12の操作を可能状態にする。又、表示切
替回路30は制御信号発生回路10から出力される表示
切替信号S32dにより、ストップウォッチカウンタ1
2の計時情報S14を選択して、表示駆動回路31を介
して表示装置32にて表示する(0時間00分00秒0
0)。同時に、モ−ドに応じた操作マ−ク52も表示す
る。
【0033】一方、指針の表示は制御信号発生回路10
から出力される表示切替信号S32a、S32b、S3
2cにより表示切替回路17、18、19で時情報S
3、分情報S2、副時分情報S7がそれぞれ選択され、
分針45、時針46、24時針47で時刻表示を、副分
針48、副時針49で別時刻であるローカルタイムの表
示を行なっている。なお本図においては24時針47、
時針46、分針45で午前10時9分、ローカルタイム
は副時針49と副分針48で午前1時9分を表示してい
る(ローカルタイムは24時間制で表示されている)。
【0034】この状態では操作マ−ク52に対応したス
イッチボタン40、プッシュボタン41、42の操作が
可能であり、プッシュボタン41を操作するとSW3が
作動し、制御信号発生回路10はスタ−ト/ストップ信
号S33aを出力し、ストップウォッチカウンタ12は
分周信号S1の計時を開始し、図2(b)に示すラン状
態となる。
【0035】図2(b)ではスイッチボタン40、プッ
シュボタン41、42、43の操作が可能であることを
示す操作マ−ク52が表示されている。ここでプッシュ
ボタン41を操作するとSW3が作動し、制御信号発生
回路10はスタ−ト/ストップ信号S33aを出力し、
ストップウォッチカウンタ12は分周信号S1の計時を
停止し、図3(a)に示すストップ状態となる。又、プ
ッシュボタン43を操作するとSW5が作動し、制御信
号発生回路10から出力される表示切替信号S32dに
より、表示切替回路30はストップウォッチカウンタ1
2の計時情報S14を記憶して、表示駆動回路31を介
して表示装置32にて図3(b)に示すスプリット状態
となる。
【0036】次に、ラン状態図2(b)でプッシュボタ
ン42を操作したときの動作について説明する。プッシ
ュボタン42を操作するとSW3が作動し、制御信号発
生回路10は針退避信号S35、表示切替信号S32
a、S32b、S32cを出力する。針退避位置設定回
路13は制御信号発生回路10から出力される針退避信
号S35により動作し、退避位置情報S15及び退避動
作信号S8を出力する。表示切替回路17、18は制御
信号発生回路10から出力される表示切替信号S32
a、S32bにより各々退避位置情報S15を選択し、
表示情報S19、S20を出力する。
【0037】一方、駆動信号発生回路21、22は表示
情報S19、S20に従って、新たな表示を行なうため
に、変換機駆動回路24、25にモータ駆動パルスS2
3、S24を出力する。表示切替回路19は制御信号発
生回路10から出力される表示切替信号S32cにより
副時分カウンタ9の副時分情報S40、基準位置記憶回
路14の基準位置情報S16をどちらも選択しない状態
になる。同時に、正転逆転制御回路20は針退避位置設
定回路13から出力される退避動作信号S8により、1
Hz毎に正転/逆転信号S22を出力し、駆動信号発生
回路23は換器駆動回路26に正転/逆転のモータ駆動
パルスS25を出力する。
【0038】この結果、分針45、時針46は図4
(a)の様に12時位置に早送りされ、副分針48は図
4(b)の様に1秒周期で交互に正転逆転動作を行う。
又、操作マーク52cは点滅表示になり、針逃げ状態で
あることを示している。この様にリセット状態図2
(a)、ラン状態図2(b)、ストップ状態図3(a)
スプリット状態図3(b)の各状態、又は他のモードで
も操作マーク52cが点灯していればプッシュボタン4
2を操作することで針逃げ状態になり、副分針48が1
秒周期で交互に正転逆転動作を行うことで歩度測定が可
能となる。
【0039】針逃げ状態から元の状態に戻るときについ
て説明する。針逃げ状態であることを示している操作マ
ーク52cが点滅表示中に、再度プッシュボタン42を
操作するとSW3が作動し、制御信号発生回路10は針
退避信号S35の出力を止め、針退避位置設定回路13
の動作を停止する。同時に、正転逆転制御回路20も動
作を停止する。又、制御信号発生回路10から出力され
る表示切替信号S32a、S32b、S32cにより表
示切替回路17、18、19は計時継続中である時情報
S3、分情報S2、副時分情報S40を再度選択する。
【0040】駆動信号発生回路21、22、23は各々
表示切替回路17、18、19で選択された表示情報S
19、S20、S21に従って、変換機駆動回路24、
25、26にモータ駆動パルスS23、S24、S25
を出力する。この結果、分針45、時針46、24時針
47は時刻表示を、副分針48、副時針49は別時刻で
あるローカルタイムの表示を行う。
【0041】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、指針付電子時計における歩度測定を短時間で行う
ことができ、歩度測定中でも計時動作は継続しているた
め歩度測定終了後、通常状態に戻して時刻を合わせる必
要がないので生産上非常に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である指針付電子時計の回路
ブロック図である。
【図2】図1に示す回路ブロックが内蔵された指針付電
子時計のストップウオッチ表示の表示内容を切り換えた
各種表示状態の平面図である。
【図3】図1に示す回路ブロックが内蔵された指針付電
子時計のストップウオッチ表示の表示内容を切り換えた
各種表示状態の平面図である。
【図4】図1に示す回路ブロックが内蔵された指針付電
子時計の針逃げ状態の平面図である。
【符号の説明】
10 制御信号発生回路 12 ストップウォッチカウンタ 13 針退避位置記憶回路 17 表示切替回路 18 表示切替回路 19 表示切替回路 20 正転逆転制御回路 30 表示切替回路 32 表示装置 40 スイッチボタン 41、42、43 プッシュボタン 44 文字板 45 分針 46 時針 47 24時針 48 副分針 49 副時針 50 表示針

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分以上の表示手段で表示される電子時計
    において、歩度測定のために歩度信号を発生させる歩度
    信号発生手段と、歩度信号に同期して駆動される表示手
    段とを備えたことを特徴とする指針付電子時計。
  2. 【請求項2】 前記表示手段が指針であることを特徴と
    する請求項1記載の指針付電子時計。
  3. 【請求項3】 前記指針が往復運動をすることを特徴と
    する請求項1記載の指針付電子時計。
  4. 【請求項4】 前記歩度信号発生手段が作動中に、分以
    上の表示を行なうために必要な信号をカウントする計時
    カウンタは計時を継続し、前記歩度信号発生手段が作動
    終了時に前記計時カウンタの情報にしたがって正常な時
    刻を表示することを特徴とする請求項1記載の指針付電
    子時計。
JP14891294A 1994-06-30 1994-06-30 指針付電子時計 Pending JPH0815459A (ja)

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