JPH08154572A - エチレン除去装置 - Google Patents
エチレン除去装置Info
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- JPH08154572A JPH08154572A JP32115194A JP32115194A JPH08154572A JP H08154572 A JPH08154572 A JP H08154572A JP 32115194 A JP32115194 A JP 32115194A JP 32115194 A JP32115194 A JP 32115194A JP H08154572 A JPH08154572 A JP H08154572A
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- VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N Ethene Chemical compound C=C VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 24
- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 30
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/08—Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor
- B01J19/12—Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor employing electromagnetic waves
- B01J19/122—Incoherent waves
- B01J19/123—Ultraviolet light
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 余剰オゾンの分解器６の負担を軽減すること
によってその長寿命、低コスト化を図るとともにエチレ
ン除去装置を小型化する。 【構成】 多層板送風機３の多数のディスク3aの表面に
光励起触媒を担持させるとともにこの多層板送風機３の
空気吸込口3c配設された紫外線照射手段からの紫外線を
吸込空気及び多数のディスク3aに照射する。
によってその長寿命、低コスト化を図るとともにエチレ
ン除去装置を小型化する。 【構成】 多層板送風機３の多数のディスク3aの表面に
光励起触媒を担持させるとともにこの多層板送風機３の
空気吸込口3c配設された紫外線照射手段からの紫外線を
吸込空気及び多数のディスク3aに照射する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は青果物等から排出される
エチレンを除去するのに好適なエチレン除去装置に関す
る。
エチレンを除去するのに好適なエチレン除去装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のエチレン除去装置の１例が図２に
示されている。エチレン除去装置は貯蔵庫に収納された
青果物等から排出されるエチレンを除去したり、貯蔵庫
内に浮遊する細菌、微生物を不活性化ないしは死滅させ
て青果物等の鮮度を保持するためのものである。
示されている。エチレン除去装置は貯蔵庫に収納された
青果物等から排出されるエチレンを除去したり、貯蔵庫
内に浮遊する細菌、微生物を不活性化ないしは死滅させ
て青果物等の鮮度を保持するためのものである。
【０００３】フアン03を駆動すると、貯蔵庫04内の空気
は空気入口05を経てユニット本体01内に吸入され、紫外
線ランプ06から波長184.9nm の紫外線を照射されること
によって空気中の酸素からオゾンが生成される。このオ
ゾンは空気中に浮遊する細菌や微生物等を不活性化ない
し死滅させるとともにエチレンを酸化してエチレン化合
物に転化させる。
は空気入口05を経てユニット本体01内に吸入され、紫外
線ランプ06から波長184.9nm の紫外線を照射されること
によって空気中の酸素からオゾンが生成される。このオ
ゾンは空気中に浮遊する細菌や微生物等を不活性化ない
し死滅させるとともにエチレンを酸化してエチレン化合
物に転化させる。
【０００４】余剰のオゾンは紫外線ランプ06から照射さ
れる波長253.7nm の紫外線によって酸素と発生期の酸素
に分解される。この発生期の酸素は空気中に残存するエ
チレンを酸化してエチレン化合物に転化させる。
れる波長253.7nm の紫外線によって酸素と発生期の酸素
に分解される。この発生期の酸素は空気中に残存するエ
チレンを酸化してエチレン化合物に転化させる。
【０００５】次いで、空気は活性炭やマンガン、鉄等の
金属触媒又はこれらの金属酸化物触媒を素材としたオゾ
ン処理器07に流入し、ここで空気中に残存するオゾンが
酸素等に分解される。オゾンを除かれた空気は空気出口
02から貯蔵庫04内に戻される。
金属触媒又はこれらの金属酸化物触媒を素材としたオゾ
ン処理器07に流入し、ここで空気中に残存するオゾンが
酸素等に分解される。オゾンを除かれた空気は空気出口
02から貯蔵庫04内に戻される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のエチレン除
去装置においては、オゾン処理器07によってオゾンを取
り除くことによって貯蔵庫04内に出入する人体への被害
を防止しているが、貯蔵庫04内の低温・高湿度環境や処
理すべきオゾン量等の問題からオゾン処理器07の負担が
大きく、この結果、エチレン除去装置が大形化してその
コストが嵩むという問題があった。
去装置においては、オゾン処理器07によってオゾンを取
り除くことによって貯蔵庫04内に出入する人体への被害
を防止しているが、貯蔵庫04内の低温・高湿度環境や処
理すべきオゾン量等の問題からオゾン処理器07の負担が
大きく、この結果、エチレン除去装置が大形化してその
コストが嵩むという問題があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、ユニット本体内にその空気入口に近接して多層
板送風機を配設するとともにその後流側に余剰オゾンの
分解手段を配設し、上記多層板送風機の多数のディスク
の表面に光励起触媒を担持させるとともに、この多層板
送風機の空気吸込口に吸込空気及び上記多数のディスク
にオゾンを発生及び分解させる紫外線を照射する紫外線
照射手段を配設したことを特徴とするエチレン除去装置
にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、ユニット本体内にその空気入口に近接して多層
板送風機を配設するとともにその後流側に余剰オゾンの
分解手段を配設し、上記多層板送風機の多数のディスク
の表面に光励起触媒を担持させるとともに、この多層板
送風機の空気吸込口に吸込空気及び上記多数のディスク
にオゾンを発生及び分解させる紫外線を照射する紫外線
照射手段を配設したことを特徴とするエチレン除去装置
にある。
【０００８】
【作用】本発明においては、多層板送風機に吸い込まれ
た空気は空気吸込口において紫外線照射手段から紫外線
を照射され、この空気中に含まれるエチレンは紫外線を
照射されることによって発生するオゾンによる酸化作用
と紫外線による分解作用を受け、更に、ディスクの表面
に担持された光励起触媒と紫外線照射手段からの紫外線
の作用によってオゾンとともに分解される。多層板送風
機から吹き出された空気は余剰オゾンの分解手段に入
り、ここで余剰オゾンが分解される。
た空気は空気吸込口において紫外線照射手段から紫外線
を照射され、この空気中に含まれるエチレンは紫外線を
照射されることによって発生するオゾンによる酸化作用
と紫外線による分解作用を受け、更に、ディスクの表面
に担持された光励起触媒と紫外線照射手段からの紫外線
の作用によってオゾンとともに分解される。多層板送風
機から吹き出された空気は余剰オゾンの分解手段に入
り、ここで余剰オゾンが分解される。
【０００９】
【実施例】本発明の１実施例が図１に示されている。図
１はエチレン除去装置の縦断面図である。１はユニット
本体で、この内部には空気入口２に近接して多層板送風
機３が配設され、その後流側には余剰オゾンの分解器６
が配設されている。
１はエチレン除去装置の縦断面図である。１はユニット
本体で、この内部には空気入口２に近接して多層板送風
機３が配設され、その後流側には余剰オゾンの分解器６
が配設されている。
【００１０】多層板送風機３は円環状の複数のディスク
3aを軸3eの方向に沿って微少間隔を隔てて主板3f上に並
設してなるロータ3gを備え、このロータ3gをモータ８に
より軸3eを介してケース3b内で回転させることにより吸
込口3cから吸入した空気を付勢して吹出口3dから吹き出
す。そして、この多層板送風機３はその空気吸込口3cが
ユニット本体１の空気入口２に対向するように配設され
ている。
3aを軸3eの方向に沿って微少間隔を隔てて主板3f上に並
設してなるロータ3gを備え、このロータ3gをモータ８に
より軸3eを介してケース3b内で回転させることにより吸
込口3cから吸入した空気を付勢して吹出口3dから吹き出
す。そして、この多層板送風機３はその空気吸込口3cが
ユニット本体１の空気入口２に対向するように配設され
ている。
【００１１】この多層板送風機３の空気吸込口3cには波
長184.9nm と253.7nm の紫外線を吸込空気及びディスク
3aに向かって照射する紫外線ランプ４が配設されてい
る。そして、各ディスク3aの表面には光励起触媒が担持
されている。
長184.9nm と253.7nm の紫外線を吸込空気及びディスク
3aに向かって照射する紫外線ランプ４が配設されてい
る。そして、各ディスク3aの表面には光励起触媒が担持
されている。
【００１２】多層板送風機３をモータ８によって駆動す
ると、貯蔵庫７から庫内空気が空気入口２を経て多層板
送風機３の空気吸込口3cに吸入され、ここで紫外線が照
射される。すると、庫内空気中に含まれるエチレンは紫
外線を空気に照射することにより発生したオゾン及びこ
のオゾンが分解することによって生じた発生期の酸素に
より分解される。次いで、複数のディスク3aの微少隙間
を空気が流過する際、その表面に担持された光励起触媒
によりオゾンとともに分解される。
ると、貯蔵庫７から庫内空気が空気入口２を経て多層板
送風機３の空気吸込口3cに吸入され、ここで紫外線が照
射される。すると、庫内空気中に含まれるエチレンは紫
外線を空気に照射することにより発生したオゾン及びこ
のオゾンが分解することによって生じた発生期の酸素に
より分解される。次いで、複数のディスク3aの微少隙間
を空気が流過する際、その表面に担持された光励起触媒
によりオゾンとともに分解される。
【００１３】しかる後、この空気は空気吹出口3dから吹
き出されて余剰オゾンの分解器６に入り、これを流過す
る過程で余剰オゾンが分解される。余剰オゾンの分解器
６を流過した空気は空気出口５を経て貯蔵庫７内に戻さ
れる。
き出されて余剰オゾンの分解器６に入り、これを流過す
る過程で余剰オゾンが分解される。余剰オゾンの分解器
６を流過した空気は空気出口５を経て貯蔵庫７内に戻さ
れる。
【００１４】また、多層板送風機３に吸入された庫内空
気中に臭気物質や細菌、カビ等の微生物が含まれている
とき、これらもエチレンと同様に脱臭及び殺菌される。
気中に臭気物質や細菌、カビ等の微生物が含まれている
とき、これらもエチレンと同様に脱臭及び殺菌される。
【００１５】
【発明の効果】本発明のエチレン除去装置によれば、多
層板送風機に吸い込まれた空気中に含まれるエチレンは
紫外線を照射されることによって発生するオゾンによる
酸化作用と紫外線による分解作用を受け、更に、ディス
クの表面に担持された光励起触媒と紫外線照射手段から
の紫外線の作用によってオゾンとともに分解される。
層板送風機に吸い込まれた空気中に含まれるエチレンは
紫外線を照射されることによって発生するオゾンによる
酸化作用と紫外線による分解作用を受け、更に、ディス
クの表面に担持された光励起触媒と紫外線照射手段から
の紫外線の作用によってオゾンとともに分解される。
【００１６】この結果、空気が多層板送風機を通過する
過程においてエチレンを効率良く除去できるため、余剰
オゾンの分解手段の負担が軽減され、その長寿命、低コ
スト化が図れるとともにエチレン除去装置を小型化でき
る。
過程においてエチレンを効率良く除去できるため、余剰
オゾンの分解手段の負担が軽減され、その長寿命、低コ
スト化が図れるとともにエチレン除去装置を小型化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の１実施例に係わるエチレン除去装置の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図２】従来のエチレン除去装置を示す縦断面図であ
る。
る。
１ ユニット本体 ２ 空気入口 ３ 多層板送風機 3a ディスク 3c 空気吸込口 ４ 紫外線ランプ ５ 空気出口 ６ 余剰オゾンの分解器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 仁宣 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 １番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内
Claims (1)
- 【請求項１】 ユニット本体内にその空気入口に近接し
て多層板送風機を配設するとともにその後流側に余剰オ
ゾンの分解手段を配設し、上記多層板送風機の多数のデ
ィスクの表面に光励起触媒を担持させるとともに、この
多層板送風機の空気吸込口に吸込空気及び上記多数のデ
ィスクにオゾンを発生及び分解させる紫外線を照射する
紫外線照射手段を配設したことを特徴とするエチレン除
去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32115194A JPH08154572A (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | エチレン除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32115194A JPH08154572A (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | エチレン除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08154572A true JPH08154572A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18129378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32115194A Withdrawn JPH08154572A (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | エチレン除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08154572A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998017390A3 (en) * | 1996-10-25 | 1998-10-15 | Heller E & Co | Apparatus for photocatalytic fluid purification |
| EP1566103A1 (en) * | 2004-02-18 | 2005-08-24 | Daikoh Shoji Corporation | Method and device for converting ethylene in ethane and freshness keeping apparatus for fresh agricultural product |
-
1994
- 1994-12-01 JP JP32115194A patent/JPH08154572A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998017390A3 (en) * | 1996-10-25 | 1998-10-15 | Heller E & Co | Apparatus for photocatalytic fluid purification |
| US6063343A (en) * | 1996-10-25 | 2000-05-16 | E. Heller & Company | Apparatus for photocatalytic fluid purification |
| EP1566103A1 (en) * | 2004-02-18 | 2005-08-24 | Daikoh Shoji Corporation | Method and device for converting ethylene in ethane and freshness keeping apparatus for fresh agricultural product |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020205 |