JP3040584B2 - 保鮮装置 - Google Patents
保鮮装置Info
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- JP3040584B2 JP3040584B2 JP9096292A JP9096292A JP3040584B2 JP 3040584 B2 JP3040584 B2 JP 3040584B2 JP 9096292 A JP9096292 A JP 9096292A JP 9096292 A JP9096292 A JP 9096292A JP 3040584 B2 JP3040584 B2 JP 3040584B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ozone
- air
- ozonizer
- downstream
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
エチレンを除去するための保鮮装置に関する。
いる。
る熟成・老化促進作用を有するエチレンをオゾンによっ
て除去して青果物等の鮮度を保持するためのものであ
る。
空間部分)内のエチレンを含む空気はファン5によって
入口8を経てユニット本体1内に流入され、紫外線ラン
プ6から発生される主として波長184・9nmの紫外
線に照射されることによって空気中の酸素からオゾンが
生成される。このオゾンはエチレンを酸化してエチレン
オキサイド等に転化させる他、細菌等を死滅させる。
オゾン処理器7に流入し、ここで余剰のオゾンが酸素等
に分解される。オゾンを除かれた空気は出口9を経て貯
蔵庫20内に戻される。
することによって保鮮状態に保っている。
おいては、オゾン処理器7によって余剰のオゾンを分解
処理して、オゾンを除去した空気を貯蔵庫20内に戻し
てオゾンの毒性による人体の被害を防止している。
体1内に流過させるファン5は出口9に取付けられてい
ることからユニット本体1内は負圧状態になっている。
1の内面とのシールが悪いと、オゾンを含んだ一部の空
気がオゾン処理器7をバイパスして貯蔵庫20内へ戻さ
れてしまうため、人体がオゾンの毒性に曝らされるとい
う不具合があった。
処理器の下流に設けた通風手段とオゾン処理器との間を
ケーシングで囲い、上流側の空気は余すことなくオゾン
処理器を通過する構成とした保鮮装置を提供することを
目的とする。
手段として、空気の入口を上流側に、出口を下流側に有
する密室状のユニット本体内の上流側にオゾン発生手段
を、下流側にオゾンを分解するオゾン処理手段を備え、
通風手段によって青果の貯蔵庫等の空気を入口から取入
れ、空気のエチレン等をオゾン処理し残余のオゾンは取
除いて出口から貯蔵庫等に還流する保鮮装置において、
ユニット本体内がオゾン処理手段によって上流室と下流
室とに区画されるとともにその下流側に設けられた通風
手段と上記オゾン処理手段との間を囲うケーシングを具
備してなることを特徴とする保鮮装置を提供しようとす
るものである。
果たす。
設置されている上流室は通風手段の吸込側にあたるため
負圧状態に置かれ、また下流室は通風手段の吹出側にあ
たるため正圧状態に置かれる。一方、オゾン処理手段の
下流側に設けられた通風手段とオゾン処理手段との間は
ケーシングで囲うため、オゾン処理手段とユニット本体
の内面との間のシールが悪い場合にあっても、オゾンを
含む上流室の空気がオゾン処理手段をバイパスして下流
室へ流出することはなくなり、全量オゾン処理手段を通
過する。
お従来例と同様の構成部材には同符号を付し、必要ある
場合を除き説明を省略する。図1は本実施例の保鮮装置
の縦断面図である。
置されており、ここを上流室1aと下流室1bとに区画
している。オゾン処理器7はマンガン、鉄、コバルト、
パラジウム等の金属触媒又はこれらの金属酸化物触媒、
或いは活性炭等を素材とし、この触媒等の作用によって
オゾンを酸素等に分解させる。
ている。紫外線ランプ6は主として波長184・9nm
の紫外線を照射することにより空気中の酸素をオゾンに
転化させる。
の空気をユニット本体1の入口8から出口9へと流過さ
せるファン5が設置され、このファン5とオゾン処理器
7との間はケーシング10によって囲撓されている。
0内のエチレンを含む空気が入口8を経て上流室1aに
流入し、紫外線ランプ6に照射されることによってオゾ
ンが生成される。このオゾンはエチレンをエチレンオキ
サイド等に転化させることによって酸化処理する。余剰
のオゾンは空気と共にオゾン処理器7に入り、ここを通
過する過程でオゾンが触媒等によって分解される。オゾ
ンを除去された空気はファン5によって付勢され、下流
室1bを経て出口9から貯蔵庫20内に流出される。
る上流室1aはファン5の吸込側にあたるため負圧状態
に置かれ、また下流室1bはファン5の吹出側にあたる
ため正圧状態に置かれる。
1の内面との間のシールが悪い場合にあっても、オゾン
を含む上流室1aの空気がオゾン処理器7をバイパスし
て下流室1bへ流出することはなくなる。
処理器7に流入し、ここで余剰のオゾンが分解処理さ
れ、オゾンを除去された空気が貯蔵庫20内へ戻され
る。
体1内をオゾン処理器7によって上流室1aと下流室1
bとに区画し、かつ、オゾン処理器7の下流側にファン
5を設置し、オゾン処理器7とファン5との間をケーシ
ング10で囲うので、上流室1aの空気はオゾン処理器
7を通過する以外、下流室1bへ出ることはできず、従
来のようにユニット本体1の内周とオゾン処理器7との
隙間を通過して出る空気がなくなるので、オゾンを含ん
だ空気が貯蔵庫20へ還流される不具合がなくなるとい
う利点がある。
例で説明したが、使用対象は青果の貯蔵庫に限定される
ものではない。
の効果を有する。
ユニット本体の内面との間のシールが悪い場合にあって
もオゾンを含む上流室の空気がオゾン処理手段をバイパ
スして下流室へ流出することはなく、全量オゾン処理手
段で処理されるので、オゾンを除去した空気を貯蔵庫内
等に戻すことができ、オゾンの毒性による人体の被害を
防止することができる。
保鮮装置の縦断面図、
Claims (1)
- 【請求項1】 空気の入口を上流側に、出口を下流側に
有する密室状のユニット本体内の上流側にオゾン発生手
段を、下流側にオゾンを分解するオゾン処理手段を備
え、通風手段によって青果の貯蔵庫等の空気を入口から
取入れ、空気のエチレン等をオゾン処理し残余のオゾン
は取除いて出口から貯蔵庫等に還流する保鮮装置におい
て、ユニット本体内がオゾン処理手段によって上流室と
下流室とに区画されるとともにその下流側に設けられた
通風手段と上記オゾン処理手段との間を囲うケーシング
を具備してなることを特徴とする保鮮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9096292A JP3040584B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 保鮮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9096292A JP3040584B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 保鮮装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05284905A JPH05284905A (ja) | 1993-11-02 |
JP3040584B2 true JP3040584B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=14013126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9096292A Expired - Lifetime JP3040584B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 保鮮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3040584B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9093258B2 (en) | 2011-06-08 | 2015-07-28 | Xenex Disinfection Services, Llc | Ultraviolet discharge lamp apparatuses having optical filters which attenuate visible light |
US9165756B2 (en) * | 2011-06-08 | 2015-10-20 | Xenex Disinfection Services, Llc | Ultraviolet discharge lamp apparatuses with one or more reflectors |
US9867894B2 (en) | 2015-07-02 | 2018-01-16 | Xenex Disinfection Services, Llc. | Germicidal apparatuses with configurations to selectively conduct different disinfection modes interior and exterior to the apparatus |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP9096292A patent/JP3040584B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05284905A (ja) | 1993-11-02 |
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Legal Events
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