JP2004187799A - 脱臭・殺菌装置 - Google Patents

脱臭・殺菌装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004187799A
JP2004187799A JP2002357049A JP2002357049A JP2004187799A JP 2004187799 A JP2004187799 A JP 2004187799A JP 2002357049 A JP2002357049 A JP 2002357049A JP 2002357049 A JP2002357049 A JP 2002357049A JP 2004187799 A JP2004187799 A JP 2004187799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
blades
polluted
sent
polluted air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002357049A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamura Miyake
篁 三宅
Osamu Miyake
治 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002357049A priority Critical patent/JP2004187799A/ja
Publication of JP2004187799A publication Critical patent/JP2004187799A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

【課題】送風機などの汚濁空気導入手段への負担が大きい。
【解決手段】送風ファン2の羽根3、3a…の表面に光触媒をコーティングすると共に、かかる光触媒面4、4a…への光照射光手段6、6a…を送風ファン2の収容空間5内に設ける。上流側の汚濁空気の殆ど全てが送風ファン2の羽根3、3a…に接触して下流側へ送られるため、該羽根3、3a…の光触媒面4、4a…による脱臭・殺菌等の浄化処理が成された後に下流側へ送られる。汚濁空気の流路に阻害要因がなく、スムーズに流通するため、送風ファン2への負担が全くない。而も、収容空間5内に送り込まれた空気の殆ど全てが光触媒面4、4a…に接触するため、無駄のない浄化処理が可能で、大空間内の空気の浄化処理を短時間で行うことが出来る。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば扇風機、冷暖房器、空気清浄器などの機器における送風ファンの様な空気攪拌手段を利用した脱臭・殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、有害物質、悪臭成分、菌類等を含んだ汚濁空気を浄化する方法としては、光触媒を反応器中に配置し、該反応器内に上記汚濁空気を導入すると共に、光触媒に光を照射して、上記汚濁空気中の有害物質、悪臭成分、菌類等を分解処理する用にしたものが見受けられる。これは、光を照射すると光励起して、伝導帯に電子を、価電子帯に正孔を生じ、この光励起により生じた電子の持つ強い還元力や正孔の持つ強い酸化力で、空気中の有害物質の除去・浄化、アンモニア、アルデヒド類、アミン類などの悪臭ガスの脱臭、細菌・放射菌・菌類の殺菌などが行える光触媒の性質を利用したものである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特公平2−9850号公報(特許請求の範囲、第2〜4頁、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記汚濁空気浄化方法では、流路内に配置した、粉粒状、板状に形成した光触媒の間を汚濁空気を通過させねばならず、例えば、空調設備に利用した場合、室内の汚濁空気を導入し、反応器内を通過させて室内に吹き出させて、室内空気を攪拌する手段(例えば送風機)に非常に負担がかかり、反対に負荷がかからない様に光触媒の間を拡げてしまうと、導入された空気の大部分が光触媒に接触せず、脱臭、殺菌等の浄化処理されずに通過してしまうため、大空間内の汚濁空気を完全に浄化処理するのに長時間を要してしまうなど、解決せねばならない課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来技術に基づく、送風機などの汚濁空気導入手段に非常に負担がかかったり、大量の汚濁空気の浄化処理に長時間を要する課題に鑑み、空気攪拌手段における羽根の表面に光触媒をコーティングすると共に、かかる光触媒面への光照射光手段を空気攪拌手段の収容空間内に設け、上流側の汚濁空気の殆ど全てが空気攪拌手段の羽根に接触して下流側へ送られて、該羽根の光触媒面による脱臭・殺菌等の浄化処理が成された後に下流側へ送られることによって、汚濁空気の流路に阻害要因がなくスムーズに流通させて、空気攪拌手段への負担を全く無くす様にし、而も収容空間内に送り込まれた空気の殆ど全てが光触媒面に接触するため、無駄のない浄化処理が可能で、大空間内の空気の浄化処理を短時間で行うことを可能にして、上記課題を解決する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本発明に係る脱臭・殺菌装置にあっては、汚濁した空気を吸い込んで脱臭・殺菌した後に下流側へ送ると共に吹き出させる必要のある、扇風機、冷暖房器、空気清浄器などの機器における流路1内に、空気を吸い込み吹き出して空気を攪拌する手段としての送風ファン2を配設し、該送風ファン2の複数枚の羽根3、3a…の汚濁空気との接触面を、酸化チタンの様な光触媒を全面コーティングした光触媒面4、4a…としている。又、送風ファン2の収容空間5の内部に、光触媒面4、4a…に光を照射する手段6、6a…を配設している。
具体的には、図1に示す断面図に示す様に、ケーシング7内を上記収容空間5とし、該収容空間5内に、プロペラ式の送風ファン2を配設し、ケーシング7の前後部を通気可能とし、送風ファン2の羽根3、3a…における汚濁空気との接触面である上流側の表面を光触媒面4、4a…とすると共に、収容空間5内における送風ファン2に対し上流側の部位に光照射手段6、6a…を配設している。そして、この脱臭・殺菌装置を流路1の最下流側に設置する様にしている。
【0007】
図2は、他の実施例を示す断面図であり、送風ファン2における羽根3、3a…の表裏両面を光触媒面4、4a…とし、収容空間5内における送風ファン2に対し下流側の部位にも光照射手段6、6a…を配設している。
【0008】
尚、上記実施例における送風ファン2の種別は軸流式で送風ファン2はプロペラファンであるが、かかる形態に限定せず、ディスクファンであても良い。
又、送風ファン2の種別を図3(a)に示す様な遠心式として、送風ファン2をターボファン、翼形ファン、プレートファン、多翼ファンなどとしたり、或いは部3(b)に示す様な、主にルームエアコン等の送風手段として使用される形式で、横長円筒状にして横方向に長い羽根3、3a…を周設した送風ファン2を使用している。特に後者の場合、図示しないが、送風ファン2の中空内部に光照射手段6、6a…を、送風ファン2と共に回転しない様に配設しても良い。つまり、空気を収容空間5内に導入して浄化処理した後、処理空気を再度戻す機能を具備した、羽根3、3a…を有する手段の総称として、本実施例では送風ファン2としている。
【0009】
光照射手段6、6a…にあっては、一般的な電灯機器、紫外線灯などとし、その形状は、主に球形状、細管形状であるが、かかる形状に何ら限定されない。
【0010】
次に本発明に係る脱臭・殺菌装置の作用について説明する。
送風ファン2の回転により上流側より汚濁空気が送り込まれてくるが、上流側の汚濁空気の殆ど全てが送風ファン2の羽根3、3a…に接触して下流側へ送り出されるが、その過程において、羽根3、3a…の光触媒面4、4a…への接触により脱臭・殺菌等の浄化処理が行われているため、クリーンな浄化空気を送り出すことが可能になる。
よって、空調機機器、冷暖房機器、空気清浄器の様な、室内空気を攪拌して循環させる様な機器に利用するのが最適である。
【0011】
【発明の効果】
要するに本発明は、空気攪拌手段における羽根3、3a…の表面に光触媒をコーティングすると共に、かかる光触媒面4、4a…への光照射光手段6、6a…を空気攪拌手段の収容空間5内に設けたので、扇風機における送風ファン又は冷暖房機器、空気清浄器などにおける内部送風ファンの羽根における少なくとも上流側の表面に光触媒面4、4a…を形成すると共に、少なくとも送風ファンの上流側、即ち、後部に光照射光手段6、6a…を設ければ、汚濁空気の流路に阻害要因がなく、室内の汚濁空気をスムーズに流通させクリーンな浄化空気に換えて室内に送り出すことが出来るため、空気攪拌手段に対する負荷が無くスムーズに脱臭・殺菌等の浄化処理を行うことが出来る。
而も、収容空間5内に送り込まれた空気の殆ど全てが光触媒面4、4a…に接触して浄化処理されることから、無駄のない浄化処理が可能になるため、大空間内の汚濁空気の浄化処理の短時間化を図ることが出来る等その実用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る脱臭・殺菌装置の断面図である。
【図2】脱臭・殺菌装置の他の実施例の断面図である。
【図3】他の送風ファンを使用した脱臭・殺菌装置の概略断面図である。
【符号の説明】
3、3a… 羽根
4、4a… 光触媒面
5 収容空間
6、6a… 光照射光手段

Claims (1)

  1. 空気攪拌手段における羽根の表面に光触媒をコーティングすると共に、かかる光触媒面への光照射手段を空気攪拌手段の収容空間内に設けたことを特徴とする脱臭・殺菌装置。
JP2002357049A 2002-12-09 2002-12-09 脱臭・殺菌装置 Pending JP2004187799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002357049A JP2004187799A (ja) 2002-12-09 2002-12-09 脱臭・殺菌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002357049A JP2004187799A (ja) 2002-12-09 2002-12-09 脱臭・殺菌装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004187799A true JP2004187799A (ja) 2004-07-08

Family

ID=32757209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002357049A Pending JP2004187799A (ja) 2002-12-09 2002-12-09 脱臭・殺菌装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004187799A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012161711A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 U-Vix Corp 光触媒体及びその製造方法
US20120273345A1 (en) * 2011-04-20 2012-11-01 Meng Lin Air/water advanced oxidation purification device and spiral partition plate thereof
CN107847630A (zh) * 2015-07-07 2018-03-27 优维瑞克有限公司 光催化净化剂的反应芯系统
CN108434984A (zh) * 2018-06-01 2018-08-24 诺曼利尔(青岛)环境能源技术有限公司 一种小空间净化器
JP2019129925A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 フジクス株式会社 可搬式噴霧消臭装置
CN111561743A (zh) * 2020-06-01 2020-08-21 福建优净星环境科技有限公司 一种灭菌空调室内机以及采用该空调室内机的灭菌方法
GB2594768A (en) * 2020-05-09 2021-11-10 Prospero Facilities Servcices Ultraviolet air sterilisation system
JP7031044B1 (ja) 2021-05-01 2022-03-08 垰田 宏子 空気清浄機

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012161711A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 U-Vix Corp 光触媒体及びその製造方法
US20120273345A1 (en) * 2011-04-20 2012-11-01 Meng Lin Air/water advanced oxidation purification device and spiral partition plate thereof
US10138145B2 (en) * 2011-04-20 2018-11-27 Meng Lin Air/water advanced oxidation purification device and spiral partition plate thereof
CN107847630A (zh) * 2015-07-07 2018-03-27 优维瑞克有限公司 光催化净化剂的反应芯系统
JP2019129925A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 フジクス株式会社 可搬式噴霧消臭装置
CN108434984A (zh) * 2018-06-01 2018-08-24 诺曼利尔(青岛)环境能源技术有限公司 一种小空间净化器
GB2594768A (en) * 2020-05-09 2021-11-10 Prospero Facilities Servcices Ultraviolet air sterilisation system
CN111561743A (zh) * 2020-06-01 2020-08-21 福建优净星环境科技有限公司 一种灭菌空调室内机以及采用该空调室内机的灭菌方法
JP7031044B1 (ja) 2021-05-01 2022-03-08 垰田 宏子 空気清浄機
JP2022172034A (ja) * 2021-05-01 2022-11-14 垰田 宏子 空気清浄機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2307813B1 (en) A method and device for cleaning air
KR101708799B1 (ko) 히드록실 라디칼을 이용한 살균 정화 장치
US9408937B2 (en) Photo-catalyzing fluid mobilizing system and method
JPH0687890B2 (ja) 殺菌・脱臭装置
EA026778B1 (ru) Способ дезинфекции сооружения или оборудования и дезинфекционный мобильный блок для использования в этом способе
KR101771950B1 (ko) 다기능 광촉매제 제조방법 및 이를 이용한 공기살균 및 정화용 셀
JP3924589B2 (ja) 空気清浄機
JP2004187799A (ja) 脱臭・殺菌装置
JP2006198142A (ja) 脱臭装置
KR100949164B1 (ko) 이온화 믹싱셀을 갖는 다단 광촉매 산화와 환원 반응기 및 그 방법과 이를 이용한 냄새제거장치
JP2005201586A (ja) 空気調和機の空気清浄ユニット
KR102033472B1 (ko) 플라즈마 공기정화 살균탈취기
JPH11276563A (ja) 空気清浄化装置
KR20110004617A (ko) 고도산화공정을 이용한 고효율 탈취ㆍ공기살균 장치 및 그방법
JP2021504076A (ja) 空気処理システム、および空気処理システムの使用方法
KR102234383B1 (ko) 차량용 공조장치
KR100468224B1 (ko) 광촉매 멸균장치를 부가한 음이온 공기청정기
JP2000116762A (ja) 脱臭・殺菌装置
JP2006207908A (ja) 室内換気システムおよび室内換気方法
KR200353057Y1 (ko) 공기조화기용 살균 탈취 소독 장치 및 이 장치가 설치된공기조화기
JP2003310723A (ja) 空気浄化装置、および触媒
JP3087728U (ja) 光触媒滅菌装置を付加したマイナスイオン空気清浄器
KR102487242B1 (ko) 에어컨 탈부착용 공기정화살균기
JP4187626B2 (ja) 生ごみ処理機
JP2009050521A (ja) 空気清浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20040610

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20040630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051108