JPH08154458A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH08154458A
JPH08154458A JP30446294A JP30446294A JPH08154458A JP H08154458 A JPH08154458 A JP H08154458A JP 30446294 A JP30446294 A JP 30446294A JP 30446294 A JP30446294 A JP 30446294A JP H08154458 A JPH08154458 A JP H08154458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clogging
grain
vertical
feed chain
guide rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP30446294A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumi Komoto
香本  信美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP30446294A priority Critical patent/JPH08154458A/ja
Publication of JPH08154458A publication Critical patent/JPH08154458A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンバインにおいて、刈取装置から脱穀装置
のフィードチェーンに至る搬送経路中での穀稈の詰まり
を早期に検出する。 【構成】 刈取装置7で刈取った刈取穀稈を脱穀装置3
のフィードチェーン9に搬送する縦搬送装置10の搬送
経路中に、穀稈の詰まりを検出する詰まり検出センサ2
3を設けるとともに、縦搬送装置10から脱穀装置3の
フィードチェーン9に搬送穀稈を受渡す箇所に、穀稈の
詰まりを検出する詰まり検出センサ26を設け、この各
センサ23,26の何れか一方の検出結果に伴って作動
する警報装置28を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンバインは、実開昭61‐14
2539号公報に示されるように、刈取装置で刈取った
穀稈を脱穀装置のフィードチェーンに搬送する縦搬送装
置における株元挾持搬送装置の搬送チェーンに対向する
挟持レールを、搬送装置フレームから穀稈搬送通路を迂
回して延出されたU字杆の先端部に取付けるとともに、
前記U字杆の先端側部分を、搬送作用位置と、前記挟持
レールを前記搬送チェーンから遠ざける後退位置とに切
り換え回動自在に設けて、縦搬送経路中で穀稈の詰まり
が発生した場合、株元挾持搬送装置の挾持レールが搬送
チェーンから遠ざかる方向に逃げれるように構成してあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造によれ
ば、縦搬送経路中での詰まりの増長を抑制することがで
きるものの、詰まりが発生するとスグに縦搬送装置又は
エンジンを停止しなければ次々と穀稈が搬送されて来る
ことから、詰まりを見逃すと、以後において詰まり穀稈
を手扱きして処理する量が多くなる不都合がある。
【0004】そこで、上記欠点を解消する手段として、
株元挾持搬送装置の挾持レールが搬送チェーンから遠ざ
かると、それを検出してエンジンを停止させる詰まり検
出センサを設けることが考えられる。
【0005】ところが、このような技術手段を用いた場
合には、コンバインにおいては、縦搬送装置の搬送経路
中で穀稈の詰まりが発生するのみならず、縦搬送装置か
ら脱穀装置のフィードチェーンに穀稈を受渡す受渡し箇
所のガイド杆の搬送経路中でも詰まりが発生し易く、こ
の部位で詰まりが発生すると、縦搬送装置の搬送経路に
詰まりが及んで始めてエンジンが停止されることから、
ガイド杆の搬送経路中での詰まり除去作業が煩わしもの
となる。
【0006】本発明は、縦搬送装置又は縦搬送装置から
フィードチェーンの受継ぎ箇所での何れにおいても早期
に搬送穀稈の詰まりを検出して、詰まり除去作業の煩わ
しさを少なくできるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、刈取装置で刈取った刈取穀稈を
脱穀装置のフィードチェーンに搬送する縦搬送装置の搬
送経路中に、穀稈の詰まりを検出する詰まり検出センサ
を設けるとともに、縦搬送装置から脱穀装置のフィード
チェーンに搬送穀稈を受渡す箇所に、穀稈の詰まりを検
出する詰まり検出センサを設け、この各センサの何れか
一方の検出結果に伴って作動する警報装置を設けてあ
る。
【0008】
【作用】図2に示すように、縦搬送装置10から脱穀装
置3のフィードチェーン9に搬送穀稈を受渡すガイド杆
24が、穀稈の詰まりによって上方に回動すると、ガイ
ド杆24の基端部に設けたカム24aが詰まり検出セン
サとしてのリミットスイッチ26を操作し、マイクロコ
ンピュータ利用の制御装置27を介して警報装置28を
作動させる。そして、エンジンを即座に停止することに
よって、穀稈の詰まりが、縦搬送装置10の搬送経路中
に及ぶことが阻止される。
【0009】また、縦搬送装置10の縦搬送経路中で穀
稈の詰まりが発生すると、挾持レール13によって、縦
搬送経路中に設けられた詰まり検出センサとしてのリミ
ットスイッチ23が操作され、前述と同様に、マイクロ
コンピュータ利用の制御装置27を介して警報装置28
が作動され、そして、エンジンを即座に停止することと
なる。
【0010】
【発明の効果】上記構成の結果、縦搬送装置又は縦搬送
装置からフィードチェーンの受継ぎ箇所での何れにおい
ても早期に穀稈の詰まりを検出することができ、詰まり
の増大を抑制し得るとともに、詰まり除去後の手扱き作
業を少なくすることができ、作業能率をアップすること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
にコンバインの前部を示している。このコンバインは、
クローラ走行装置1を備えた機体フレーム2上に脱穀装
置3を搭載し、機体フレーム2の前部に刈取前処理部4
を昇降自在に連結し、刈取前処理部4の右横側に搭乗運
転部5を備えて構成してある。
【0012】前記刈取前処理部4は、倒伏穀稈を立ち姿
勢に引起す引起し装置6、引起された穀稈の株元側を切
断するバリカン型刈取装置7、刈取られた穀稈を刈り幅
方向中央側に寄せ集める掻込みパッカー8、寄せ集めら
れた縦姿勢の刈取穀稈を徐々に横向き姿勢になるように
姿勢変更しながら脱穀装置3におけるフィードチェーン
9の始端部まで搬送する縦搬送装置10等を備えて構成
してある。
【0013】前記縦搬送装置10は、図4に示すよう
に、刈取穀稈の株元側を挟持搬送する株元挟持搬送装置
11と、刈取穀稈の穂先側を係止搬送する穂先係止搬送
装置14とで成り、株元挟持搬送装置11は突起付きの
搬送チェーン12に挟持レール13を対向させて構成
し、穂先係止搬送装置14は、無端回動チェーン15に
所定ピッチ毎に起伏揺動自在に係止爪16を枢着すると
ともに、この係止爪16の先端通過箇所にガイド杆17
を対向配備して構成してある。
【0014】そして、前記挟持レール13とガイド杆1
7は機体内側から穀稈搬送経路の上方を迂回する状態で
略U字状に延設されたU字杆18により支持してあり、
そのU字杆18の先端側、つまり、前記挟持レール13
とガイド杆17とを備えた先端側18aが前後軸芯X周
りに回動可能に構成されて、挟持レール13とガイド杆
17とが、搬送チェーン12及び係止爪16に対する搬
送作用位置と、搬送チェーン12及び係止爪16から遠
ざかる後退位置とに切り換え可能に構成されている。
【0015】詳述すると、U字杆18に一体連結された
支持部材19に前記ガイド杆17を固定連結し、挟持レ
ール13を突起付きの搬送チェーン12に向けて弾性付
勢するバネ20を内装した支持ケース部21を前記支持
部材19に固定連結してある。そして、前記U字杆18
を中間部で2分割して、挟持レール13とガイド杆17
とを備えた先端側18aを前後軸芯X周りに上方に回動
可能に構成してある。そして、両U字杆部分18a,1
8bに亘ってバネ22を架設して、挟持レール13とガ
イド杆17とが、搬送チェーン12及び係止爪16に対
する搬送作用位置にあるように先端側18aを下方に付
勢し、且つ、挟持レール13又はガイド杆17に詰まり
に起因する異常搬送力が作用した場合、前記挟持レール
13とガイド杆17とを備えた先端側18aが上方に回
動できるように構成してある。
【0016】前記支持ケース部21内に、前記U字杆1
8の先端側18aが上方に回動する以前に、前記挟持レ
ール13が穀稈詰まりに起因して搬送チェーン12から
遠ざかる方向に大きくスライド移動した場合に、そのこ
と検出する詰まり検出センサとしてのリミットスイッチ
23を設けてある。
【0017】前記縦搬送装置10の終端部からフィード
チェーン9の始端部の受継ぎ箇所に、搬送穀稈をスムー
ズに受け渡すためのガイド杆24を設けてあり、前記ガ
イド杆24は、前記U字杆18の支持部材19に上方に
回動可能に枢支されており、枢支部に設けられた巻きバ
ネ25により下方に付勢され、穀稈をスムーズに案内す
る所定姿勢に付勢されている。そして、ガイド杆24の
基端部にカム24aを設け、穀稈の詰まりに起因してガ
イド杆24が上方に回動した場合、そのことを検出する
詰まり検出用センサとしてのリミットスイッチ26を操
作するようになっている。
【0018】前記縦搬送装置10の経路中に設けられた
詰まり検出用のセンサ23とガイド杆24の基端部に設
けられた詰まり検出用のセンサ26は、マイクロコンピ
ュータからなる制御装置27に連係されており、前記セ
ンサ23,26の何れか一方の作動に伴って前記制御装
置27を介して警報装置28並びにエンジン停止装置と
してのエンジン停止スイッチ29を操作可能に構成して
ある。
【0019】〔別実施例〕上記実施例においては、エン
ジンを自動停止するものを例示したが、手動で停止する
ものであっても良い。
【0020】また、上記実施例においては、縦搬送装置
10に詰まりが発生すると、挟持レール13とガイド杆
17とを自動的に上方に回動させるものを例示したが、
図5に示すように、U字杆18の基端部を搬送チェーン
12の支持フレーム29に上方に回動可能に枢支して、
ジャッキボルト30を介して固定可能に構成し、詰まり
が発生すると、ジャッキボルト30を解除して人為的に
上方に回動させるようにしても良い。
【0021】また、図6に示すように、縦搬送装置10
の終端部から脱穀装置3のフィードチェーン9の始端部
に亘って搬送穀稈をスムーズに受け渡すためのガイド杆
24を、ロータリスイッチからなる詰まり検出スイッチ
のセンサバーにより構成しても良い。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン前部の側面図
【図2】縦搬送装置の概略側面図
【図3】株元挾持搬送装置の平面図
【図4】縦搬送装置の縦断背面図
【図5】別実施例の縦断背面図
【図6】別実施例の側面図
【符号の説明】
3 脱穀装置 7 刈取装置 9 フィードチェーン 10 縦搬送装置 23 詰まり検出センサ 26 詰まり検出センサ 28 警報装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取装置(7)で刈取った刈取穀稈を脱
    穀装置(3)のフィードチェーン(9)に搬送する縦搬
    送装置(10)の搬送経路中に、穀稈の詰まりを検出す
    る詰まり検出センサ(23)を設けるとともに、縦搬送
    装置(10)から脱穀装置(3)のフィードチェーン
    (9)に搬送穀稈を受渡す箇所に、穀稈の詰まりを検出
    する詰まり検出センサ(26)を設け、この各センサ
    (23),(26)の何れか一方の検出結果に伴って作
    動する警報装置(28)を設けてあるコンバイン。
JP30446294A 1994-12-08 1994-12-08 コンバイン Pending JPH08154458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30446294A JPH08154458A (ja) 1994-12-08 1994-12-08 コンバイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30446294A JPH08154458A (ja) 1994-12-08 1994-12-08 コンバイン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08154458A true JPH08154458A (ja) 1996-06-18

Family

ID=17933317

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30446294A Pending JPH08154458A (ja) 1994-12-08 1994-12-08 コンバイン

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JP (1) JPH08154458A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022011656A (ja) * 2020-06-30 2022-01-17 株式会社クボタ コンバイン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022011656A (ja) * 2020-06-30 2022-01-17 株式会社クボタ コンバイン

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