JPH08154444A - レシプロ刈刃 - Google Patents
レシプロ刈刃Info
- Publication number
- JPH08154444A JPH08154444A JP33008294A JP33008294A JPH08154444A JP H08154444 A JPH08154444 A JP H08154444A JP 33008294 A JP33008294 A JP 33008294A JP 33008294 A JP33008294 A JP 33008294A JP H08154444 A JPH08154444 A JP H08154444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- reciprocating
- cover
- reciprocating cutting
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 レシプロ刈刃を長軸の回りに傾動できるよう
にしてその機能性を高める。 〔構成〕 レシプロ運動する上刃10と下刃12とを重
ね、その上下に上カバー14と下カバー16とを当てが
ったレシプロ刈刃において、上刃10、下刃12、上カ
バー14及び下カバー16の四枚の途中を切断し、切断
両側の四枚がセットになった状態で互いに長軸の回りに
傾動可能に構成するとともに、上刃10と下刃12とが
傾動した状態の下でレシプロ運動可能に構成したことを
特徴とするレシプロ刈刃。
にしてその機能性を高める。 〔構成〕 レシプロ運動する上刃10と下刃12とを重
ね、その上下に上カバー14と下カバー16とを当てが
ったレシプロ刈刃において、上刃10、下刃12、上カ
バー14及び下カバー16の四枚の途中を切断し、切断
両側の四枚がセットになった状態で互いに長軸の回りに
傾動可能に構成するとともに、上刃10と下刃12とが
傾動した状態の下でレシプロ運動可能に構成したことを
特徴とするレシプロ刈刃。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、草刈機等に使用される
レシプロ刈刃に関するものである。
レシプロ刈刃に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多くの場合、レシプロ刈刃の刃板は本体
部の接地面と平行に取り付けられている。ところで、上
り傾斜や下り傾斜等、地形によっては刃板を地面(本体
部の接地面)に対して傾ける(長軸の回り)方が切断性
に優れることがある。又、茎が硬くて長いような場合に
は刃先を下に向けた方がよい場合もある。更に、レシプ
ロ刈刃は本体部から長く突設している関係上、本体部の
接地面と刃板の下の地形の傾斜が異なることもある。
部の接地面と平行に取り付けられている。ところで、上
り傾斜や下り傾斜等、地形によっては刃板を地面(本体
部の接地面)に対して傾ける(長軸の回り)方が切断性
に優れることがある。又、茎が硬くて長いような場合に
は刃先を下に向けた方がよい場合もある。更に、レシプ
ロ刈刃は本体部から長く突設している関係上、本体部の
接地面と刃板の下の地形の傾斜が異なることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、刃板を本
体部の接地面と異なる角度に傾けるためには、本体部を
傾けて接地面の一部を浮かせて作業しなければならな
い。しかし、レシプロ刈刃を使用する草刈機等は一般に
重量が重いから、この操作はたいへん難しく、熟練を要
する。本発明は、このような課題を解決したものであ
り、要するに、レシプロ刈刃をその機能を維持しながら
長軸の回りに傾動できるようにしたものである。
体部の接地面と異なる角度に傾けるためには、本体部を
傾けて接地面の一部を浮かせて作業しなければならな
い。しかし、レシプロ刈刃を使用する草刈機等は一般に
重量が重いから、この操作はたいへん難しく、熟練を要
する。本発明は、このような課題を解決したものであ
り、要するに、レシプロ刈刃をその機能を維持しながら
長軸の回りに傾動できるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、レシプロ運動する上刃と下刃とを重ね、その上下に
上カバーと下カバーとを当てがったレシプロ刈刃におい
て、上刃、下刃、上カバー及び下カバーの四枚の途中を
切断し、切断両側の四枚がセットになった状態で互いに
長軸の回りに傾動可能に構成するとともに、上刃と下刃
とが傾動した状態の下でレシプロ運動可能に構成したこ
とを特徴とするレシプロ刈刃を提供したものである。
は、レシプロ運動する上刃と下刃とを重ね、その上下に
上カバーと下カバーとを当てがったレシプロ刈刃におい
て、上刃、下刃、上カバー及び下カバーの四枚の途中を
切断し、切断両側の四枚がセットになった状態で互いに
長軸の回りに傾動可能に構成するとともに、上刃と下刃
とが傾動した状態の下でレシプロ運動可能に構成したこ
とを特徴とするレシプロ刈刃を提供したものである。
【0005】
【作用】以上の手段をとることにより、レシプロ刈刃は
本体部との共動及びレシプロ運動を可能にしながら長軸
の回りに傾動できる。
本体部との共動及びレシプロ運動を可能にしながら長軸
の回りに傾動できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図6はレシプロ刈刃の説明図であるが、レシプロ刈
刃は、レシプロ運動する上刃10と下刃12とを重ね、
その上下に上カバー14と下カバー16とを当てがった
ものである。この場合、上刃10と下刃12は本体部1
8の内部に設けられたカム20によってレシプロ運動を
させられる。
る。図6はレシプロ刈刃の説明図であるが、レシプロ刈
刃は、レシプロ運動する上刃10と下刃12とを重ね、
その上下に上カバー14と下カバー16とを当てがった
ものである。この場合、上刃10と下刃12は本体部1
8の内部に設けられたカム20によってレシプロ運動を
させられる。
【0007】そして、上刃10と下刃12にはそれぞれ
ストローク量よりも長い長孔22を長軸方向に穿ち、上
カバー14と下カバーにかけて長孔22中に止めボルト
24を通して止めている。又、上カバー14は本体部1
8に固定することで、上刃10、下刃12、上カバー1
4及び下カバー16(以下、四枚という)をセットとし
たものを本体部18に一体化している。
ストローク量よりも長い長孔22を長軸方向に穿ち、上
カバー14と下カバーにかけて長孔22中に止めボルト
24を通して止めている。又、上カバー14は本体部1
8に固定することで、上刃10、下刃12、上カバー1
4及び下カバー16(以下、四枚という)をセットとし
たものを本体部18に一体化している。
【0008】以上により、カム20を回転させると、上
刃10と下刃12は反対方向にレシプロ運動して草等を
刈り取る。一方で、本体部18を動かすと(上に持ち上
げたり、横に振ったり)、その動きは上カバー14を介
して四枚はセットとなってこれに追動する。
刃10と下刃12は反対方向にレシプロ運動して草等を
刈り取る。一方で、本体部18を動かすと(上に持ち上
げたり、横に振ったり)、その動きは上カバー14を介
して四枚はセットとなってこれに追動する。
【0009】本発明は、以上の四枚の途中を切断し、先
端側の四枚がセットとなった状態で互いに長軸の回りに
傾動可能に構成するとともに、上刃10と下刃12とが
傾動した状態の下でレシプロ運動ができるようにしたも
のである。この意味から、切断個所は本体部18にでき
るだけ近い部分にする。図1はその構成の一例を示す斜
視図、図2は図1のAーA断面図、図3は図1のBーB
断面図である。
端側の四枚がセットとなった状態で互いに長軸の回りに
傾動可能に構成するとともに、上刃10と下刃12とが
傾動した状態の下でレシプロ運動ができるようにしたも
のである。この意味から、切断個所は本体部18にでき
るだけ近い部分にする。図1はその構成の一例を示す斜
視図、図2は図1のAーA断面図、図3は図1のBーB
断面図である。
【0010】この構成において、先ず、上カバー14と
下カバー16の切断面に、軸中心から円弧形状の長孔2
6、28を形成したフランジ30、32を接合した状態
で設ける。そして、この長孔26、28にボルト34を
通して両者が固定できるようにしておく。尚、上カバー
14及び下カバー16とも、上刃10と下刃12とをそ
れぞれガイドする構成にしてこの部分でも上刃10、下
刃12が横にずれたりしないようにしている。
下カバー16の切断面に、軸中心から円弧形状の長孔2
6、28を形成したフランジ30、32を接合した状態
で設ける。そして、この長孔26、28にボルト34を
通して両者が固定できるようにしておく。尚、上カバー
14及び下カバー16とも、上刃10と下刃12とをそ
れぞれガイドする構成にしてこの部分でも上刃10、下
刃12が横にずれたりしないようにしている。
【0011】次に、切断面両側の両カバー14、16に
それぞれ切欠窓36、38を形成するとともに、この中
の上刃10と下刃12とをある程度欠落させ、端部に各
々球40、42、44、46を突設しておく。そして、
上刃10、下刃12のそれぞれ隣合う球40、42、4
4、46を各々連結板48、50で連結する。
それぞれ切欠窓36、38を形成するとともに、この中
の上刃10と下刃12とをある程度欠落させ、端部に各
々球40、42、44、46を突設しておく。そして、
上刃10、下刃12のそれぞれ隣合う球40、42、4
4、46を各々連結板48、50で連結する。
【0012】この連結板48、50は、球40、42、
44、46の部分にこれを抱持する球状凹み52、5
4、56、58を有するもので、これによって上刃1
0、下刃12が長軸の回りに傾動するのを許容するもの
である。尚、この連結板48、50は半割り構造にすれ
ば製作が容易である。
44、46の部分にこれを抱持する球状凹み52、5
4、56、58を有するもので、これによって上刃1
0、下刃12が長軸の回りに傾動するのを許容するもの
である。尚、この連結板48、50は半割り構造にすれ
ば製作が容易である。
【0013】以上により、切断先端側の四枚の部分(先
端側の部分)をその長軸の回りに傾けようと思えば、ボ
ルト34を緩めて先端側の四枚のセットを傾けてボルト
34を締めればよい。このとき、上刃10、下刃12は
切断両側で傾くが、前記した連結板48、50はこれを
許容し、且つ、根元側からのレシプロ運動を先端側に伝
える。尚、本体部18側を持ち上げたりすれば、先端側
のセットもこれに追動する。
端側の部分)をその長軸の回りに傾けようと思えば、ボ
ルト34を緩めて先端側の四枚のセットを傾けてボルト
34を締めればよい。このとき、上刃10、下刃12は
切断両側で傾くが、前記した連結板48、50はこれを
許容し、且つ、根元側からのレシプロ運動を先端側に伝
える。尚、本体部18側を持ち上げたりすれば、先端側
のセットもこれに追動する。
【0014】ところで、以上は、先端側の四枚のセット
の傾動角度を固定するものであるが、ボルト34を完全
に締めず、フランジ30、32が相互に摺動可能な状態
にして使用することも可能である。このようにすれば、
先端側の四枚のセットは長軸の回りにフリーに揺動する
ことになり、地形の形状に追従させながら刈取作業をす
るようなこともできる。
の傾動角度を固定するものであるが、ボルト34を完全
に締めず、フランジ30、32が相互に摺動可能な状態
にして使用することも可能である。このようにすれば、
先端側の四枚のセットは長軸の回りにフリーに揺動する
ことになり、地形の形状に追従させながら刈取作業をす
るようなこともできる。
【0015】図4は四枚のセットの傾動構成の他の実施
例を示す要部の斜視図であるが、本例のものは、二枚の
ドラム60、62を分離不可能に接合したものを二組用
意し、各ドラム60、62と各々の上刃10及び下刃1
2をそれぞれ連結体64、66、68、70によって連
結したものである。
例を示す要部の斜視図であるが、本例のものは、二枚の
ドラム60、62を分離不可能に接合したものを二組用
意し、各ドラム60、62と各々の上刃10及び下刃1
2をそれぞれ連結体64、66、68、70によって連
結したものである。
【0016】図5も同様の断面図であるが、本例のもの
は、それぞれ相対回転のみ可能な外筒72と内筒74と
を嵌合し、各々の上刃10は外筒72(内筒74)に、
下刃12は内筒74(外筒72)にそれぞれ可撓性を有
する連結体76、78、80、82で連結したものであ
る。
は、それぞれ相対回転のみ可能な外筒72と内筒74と
を嵌合し、各々の上刃10は外筒72(内筒74)に、
下刃12は内筒74(外筒72)にそれぞれ可撓性を有
する連結体76、78、80、82で連結したものであ
る。
【0017】
【発明の効果】以上、本発明は、前記したものであるか
ら、即ち、上刃と下刃とからなるレシプロ刈刃をその機
能を維持しながら本体部の接地面に対して長軸の回りに
傾動可能に構成したものであるから、地形、茎の硬軟や
長短、その他の条件に応じて最適な切断性を発揮でき
る。そして、この場合に特別の力は要らず、操作性を低
下させない。
ら、即ち、上刃と下刃とからなるレシプロ刈刃をその機
能を維持しながら本体部の接地面に対して長軸の回りに
傾動可能に構成したものであるから、地形、茎の硬軟や
長短、その他の条件に応じて最適な切断性を発揮でき
る。そして、この場合に特別の力は要らず、操作性を低
下させない。
【図1】本発明の実施例を示すレシプロ刈刃の要部斜視
図である。
図である。
【図2】図1のAーA断面図である。
【図3】図1のBーB断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示すレシプロ刈刃の要部
斜視図である。
斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すレシプロ刈刃の要部
断面図である。
断面図である。
【図6】レシプロ刈刃の構成を示す説明図である。
10 上刃 12 下刃 14 上カバー 16 下カバー
Claims (1)
- 【請求項1】 レシプロ運動する上刃と下刃とを重ね、
その上下に上カバーと下カバーとを当てがったレシプロ
刈刃において、上刃、下刃、上カバー及び下カバーの四
枚の途中を切断し、切断両側の四枚がセットになった状
態で互いに長軸の回りに傾動可能に構成するとともに、
上刃と下刃とが傾動した状態の下でレシプロ運動可能に
構成したことを特徴とするレシプロ刈刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33008294A JPH08154444A (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | レシプロ刈刃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33008294A JPH08154444A (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | レシプロ刈刃 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08154444A true JPH08154444A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18228589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33008294A Pending JPH08154444A (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | レシプロ刈刃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08154444A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100901844B1 (ko) * | 2008-10-11 | 2009-06-09 | 김혁수 | 예초기 |
-
1994
- 1994-12-05 JP JP33008294A patent/JPH08154444A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100901844B1 (ko) * | 2008-10-11 | 2009-06-09 | 김혁수 | 예초기 |
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