JPH08154299A - 超音波探触子接着装置 - Google Patents

超音波探触子接着装置

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JPH08154299A
JPH08154299A JP29289094A JP29289094A JPH08154299A JP H08154299 A JPH08154299 A JP H08154299A JP 29289094 A JP29289094 A JP 29289094A JP 29289094 A JP29289094 A JP 29289094A JP H08154299 A JPH08154299 A JP H08154299A
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magnetic
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JP29289094A
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Tokuji Namimatsu
篤司 並松
Hiroo Uchiyama
博夫 内山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波探触子の圧電板と整合板との接着層の
厚さを一定にする。 【構成】 磁性体ベース1の上に圧電板2を定置し、圧
電板2の上に接着剤4を介して整合板5を定置し、整合
板5の上に磁性板3を定置する。厚さ測定装置7により
磁性板3の上面から接着剤4の厚さを計算し、励磁電流
制御回路8により厚さ測定装置7からの出力値から励磁
電流量を計算し、電磁石6の励磁電流を制御する。磁性
体ベース1は電磁石6により磁力を発生し、磁性板3を
吸引する。磁性体ベース1による磁性板3の吸引力によ
り圧電板2と整合板5と接着剤4を加圧する。接着剤4
の厚さを目標値として吸引加圧力を制御することによ
り、常に一定の接着層厚を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波探触子の圧電板
と整合板とを接着するために用いる超音波探触子接着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の超音波探触子接着装置の構
成を示している。図2において、11は圧電板12を定
置するベース、13は圧電板11の上に接着剤14を介
して定置される整合板15を加圧する加圧ブロックであ
る。
【0003】以上の構成において、以下、その接着動作
について説明する。ベース11上に定置した圧電板12
に接着剤14を塗布し、その上に整合板15を定置す
る。そして、整合板15の上から加圧ブロック13で整
合板15の全面を一定の圧力で加圧し、接着剤14の層
厚が一定になるようにして整合板15と圧電板12とを
接着する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の超音波探触子接着装置では、加圧ブロック13の圧
力を作業者が経験的に制御するため、常に圧力を一定に
することが困難であり、圧電板12と整合板15との間
の接着剤14の層厚にばらつきが発生してしまい、超音
波探触子に必要な特性を得るための調整に時間がかかる
という問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、圧電板と整合板の接着層厚が常に一定に
なるようにして特性のばらつきを小さくすることがで
き、超音波探触子の調整を容易に行うことができるよう
にした超音波探触子接着装置を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、圧電板を定置する磁性体ベースと、上記
圧電板の上に接着剤を介して定置される整合板を上記圧
電板側に加圧する磁性板と、励磁電流により電磁力を発
生して上記磁性体ベースを磁化し、上記磁性板を吸引さ
せる電磁石と、上記接着剤の層厚を測定する厚さを測定
装置と、この厚さ測定装置により測定される接着層厚に
応じて上記電磁石の電磁力を制御する励磁電流制御回路
とを備えたものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された本発明によれば、厚さ
測定装置により圧電板と整合板との間の接着剤の層厚を
測定し、接着層厚に応じて電磁石の励磁電流量を調整
し、磁性体ベースと磁性板との間の吸引加圧力を制御す
るので、常に一定の接着層厚を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例における超音波探
触子接着装置を示す概略構成図である。図1において、
1は鉄などにより形成された磁性体ベースであり、圧電
板2を定置する。3は鉄などにより形成された磁性板で
あり、圧電板2の上に接着剤4を介して定置される整合
板5を磁性体ベース1側に加圧する。6は磁性体ベース
1の下側に配置された電磁石であり、励磁電流によって
電磁力を発生して磁性体ベース1を磁化し、磁性板3を
吸引させる。7は厚さ測定装置、例えば、変位計であ
り、磁性板3の上面から圧電板2と整合板5との間の接
着剤4の厚さを測定する。8は励磁電流制御回路であ
り、厚さ測定装置7により計算された接着剤4の層厚か
ら励磁電流量を計算して電磁石6の電磁力を調整し、磁
性体ベース1による磁性板3の吸引力、すなわち、磁性
体ベース1と磁性板3による加圧力を制御する。
【0010】以上の構成において、以下、その接着動作
について説明する。磁性体ベース1上に接着剤4を塗布
した圧電板2を定置し、圧電板2の上に接着剤4を介し
て整合板5を定置し、整合板5の上に磁性板3を定置す
る。あらかじめ、圧電板2と整合板5と磁性板3とを組
み合わせた状態で磁性板3の上面を厚さ測定装置7によ
り測定し、厚さ測定装置7の基準点としておく。そし
て、電磁石6が励磁電流により発生する電磁力で磁性体
ベース1を磁化させて磁性板3を吸引させ、磁性体ベー
ス1と磁性板3とで圧電板2と整合板5を加圧する。こ
の際、厚さ測定装置7により磁性板3の上面から接着剤
4による高さの変位量を測定し、接着剤4の厚さを出力
値とする。励磁電流制御回路8により厚さ測定装置7の
出力値をもとに加圧力を調節するための励磁電流量を計
算し、電磁石6の励磁電流を制御する。これにより磁性
体ベース1による磁性板3の吸引力、すなわち、磁性体
ベース1と磁性板3による圧電板2と整合板5と接着剤
4との加圧力を制御し、接着剤4の層厚を調整する。
【0011】このように上記実施例によれば、厚さ測定
装置7により圧電板1と整合板5との間の接着剤4の厚
さを測定し、励磁電流制御回路8により厚さ測定装置7
の出力値から励磁電流量を計算して電磁石6の電磁力を
調整し、磁性体ベース1と磁性板3の間に作用する吸引
力を制御するので、接着剤4の層厚を常に一定となるよ
うに制御することができる。
【0012】なお、上記実施例では電磁石6を1つにし
ているが、電磁石6は複数であっても良い。この場合、
磁性板3の吸引力を部分的に制御することができるの
で、接着剤4の複雑な厚さの制御が可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、厚
さ測定装置により圧電板と整合板との間の接着剤の層厚
を測定し、例磁電流制御回路により接着層圧に応じて電
磁石の電磁力を制御し、磁性体ベースと磁性板との加圧
力を調整し、接着剤の層厚を常に一定となるように制御
することができる。したがって、特性のばらつきを小さ
く抑えて超音波探触子の調整を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における超音波探触子接着装
置を示す概略構成図
【図2】従来の超音波探触子接着装置を示す概略構成図
【符号の説明】
1 磁性体ベース 2 圧電板 3 磁性板 4 接着剤 5 整合板 6 電磁石 7 厚さ測定装置 8 励磁電流制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電板を定置する磁性体ベースと、上記
    圧電板の上に接着剤を介して定置される整合板を上記圧
    電板側に加圧する磁性板と、励磁電流により電磁力を発
    生して上記磁性体ベースを磁化し、上記磁性板を吸引さ
    せる電磁石と、上記接着剤の層厚を測定する厚さ測定装
    置と、この厚さ測定装置により測定される接着層厚に応
    じて上記電磁石の電磁力を制御する励磁電流制御回路と
    を備えた超音波探触子接着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111323276A (zh) * 2018-12-13 2020-06-23 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 一种树脂纤维测试样件粘接工作台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111323276A (zh) * 2018-12-13 2020-06-23 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 一种树脂纤维测试样件粘接工作台
CN111323276B (zh) * 2018-12-13 2023-08-01 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 一种树脂纤维测试样件粘接工作台

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