JPH08154095A - Atmセル遅延揺らぎ吸収方式およびその装置 - Google Patents

Atmセル遅延揺らぎ吸収方式およびその装置

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JPH08154095A
JPH08154095A JP29331894A JP29331894A JPH08154095A JP H08154095 A JPH08154095 A JP H08154095A JP 29331894 A JP29331894 A JP 29331894A JP 29331894 A JP29331894 A JP 29331894A JP H08154095 A JPH08154095 A JP H08154095A
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delay fluctuation
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JP29331894A
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Shinichi Hamamoto
新一 浜本
Kenji Hiraiwa
賢志 平岩
Atsuo Hatono
敦生 鳩野
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ATMセル遅延揺らぎ吸収方式において、通
信種別に応じて待ち時間を可変に設定し、該種別に応じ
た最適な通信を提供する。 【構成】 転送されたセルを一時蓄積する揺らぎ吸収バ
ッファ31と、バースト先頭セル受信から該バッファ31の
読出しまでの待ち時間を制御する揺らぎ待ちタイマ32
と、前記バッファ31の読出間隔を制御する読み出しタイ
マ33と、VPI/VCI分離部から転送された最新セルを記憶
する最新セル保存メモリ34と、前記バッファ31又は前記
メモリ34に記憶されたセルを選択してセル再生部へ転送
するセレクタ35を備え、通信開始時の呼設定フェーズで
通信の種別を判別し該種別に応じた揺らぎ待ち時間を算
出し前記タイマ32に設定する通信種別判別ステップと、
音声・動画像通信でセル遅延時間が揺らぎ待ち時間で吸
収できない時に最後に届いたセルをダミーセルとして挿
入するダミーセル挿入手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ATM通信方式を用いた多重通信
システムにおいて、ATM網から受信したセルを元の情
報に再生する通信アダプタ装置に関し、特にセル遅延の
変動を吸収するATMセル遅延揺らぎ吸収方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ATM(Asynchronous Transfer Mode;
非同期転送モード)通信方式を用いた多重通信システム
では、送信側で転送する情報をセルと呼ばれる固定長の
短いパケットに変換後ATM網へ送信し、ATM網内の
交換機がセルのヘッダを参照して伝送路を選択し、受信
側でATM網から受信したセルを再び元の情報に再生す
ることによって、通信を行なっている。
【0003】このようなATM通信システムでは、送信
側ではセルを一定間隔で送信するが、ATM網内の交換
機がセルを次の伝送路に転送する際の回線上のタイムス
ロットの衝突によって、受信側でのセル到着間隔が一定
とならずATMセルに遅延揺らぎが発生する。これを本
明細書ではATMセル遅延揺らぎという。この現象は、
STM伝送方式では生じないATM伝送方式に特有の現
象である。
【0004】ATMセル遅延揺らぎを吸収するための方
法としては、転送されてくるセルを到着と同時に元の情
報に再生するのでなく、転送されてくるセルをバッファ
メモリ内に一時的に蓄積し、バースト的に発生するセル
流の先頭セルを受信してから一定時間経過した後で、送
信側と同じ間隔でセルをバッファメモリから読み出し元
の情報に再生する方式がある。
【0005】図12は、従来のバッファメモリを用いた
方式によるATMセル遅延ゆらぎ吸収部の構成を示すブ
ロック図である。図12において、ATMセル遅延揺ら
ぎ吸収部は、揺らぎ吸収バッファ11と、揺らぎ待ちタ
イマ12と、読み出しタイマ13からなる。
【0006】ATM網のVPI(Virtual Path Identif
ier)/VCI(Virtual Channel Identifier)分離部
からバーストの先頭セルが遅延揺らぎ吸収部11に転送
されると、揺らぎ待ちタイマ12が起動され、先頭セル
とそれ以降のセルは、揺らぎ吸収バッファ11に蓄積さ
れる。一定の時間が経過すると、揺らぎ待ちタイマ12
は、読み出しタイマ13を起動する。揺らぎ吸収バッフ
ァ11に蓄積されたセルは、読み出しタイマ13によっ
て送信側でのセル送出間隔と同じ間隔で読み出され、セ
ル再生部へ転送される。
【0007】図13は、従来の方式によるセルのタイミ
ングを表す図である。図13において、セルは送信側か
ら送出間隔Tbで送出される(図13(a))。このセ
ルは、ATM網における伝送遅延TcとATM網内の交
換機における遅延Tj1〜Tj5の和からなる変動する遅
延量Td1〜Td5を持ってセル遅延揺らぎ吸収部に到達
する(図13(b))。上記遅延量Td1〜Td5を形成
する伝送遅延Tcと遅延Tj1〜Tj5のうち、伝送遅延
Tcは固定された量であるが交換機における遅延Tj1〜
Tj5は変動する量である(図13(c))。したがっ
て、読み出しタイマ13は、遅延揺らぎ吸収部の揺らぎ
吸収バッファ11にバーストの先頭セルが到着して揺ら
ぎ吸収バッファに11に蓄積されてから待ち時間Tw後
に、送出間隔と等しい間隔Tbで蓄積されたセルを読み
出す(図13(d))。
【0008】バーストの先頭セルを受信してから読み出
すまでの待ち時間Twについては、一般的にセルの最大
遅延時間を用いることが考えられている。また、平成5
年4月2日に公開された特開平5−83289号公報に
おいては、待ち時間としてセルの最大遅延時間から1つ
のセルを元の情報に再生するのに要する時間を差し引い
た値を用いることで、待ち時間を短縮することが考えら
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のセル遅延揺らぎ
吸収方式では、セルをバッファに受信してから読み出す
までの時間として、セルの最大遅延時間を基にした値を
情報の種別に関わらず固定的に用いている。
【0010】ところが、遅延揺らぎ待ち時間としてセル
の最大遅延時間やそれに近い時間を用いると、音声・動
画像等のように遅延に敏感な通信ではサービス品質に問
題が生じる。
【0011】本発明の目的は、遅延揺らぎ吸収のために
セルをバッファに受信してから読み出すまで待ち時間を
設けるATMセル遅延揺らぎ吸収方式において、通信の
種別に対応して待ち時間を可変に設定することで、通信
種別に応じた最適な通信を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明によるセ
ル遅延揺らぎ吸収部の構成を示すブロック図である。セ
ル遅延揺らぎ吸収部は、VPI/VCI分離部より転送
されるセルを一時的に蓄積する揺らぎ吸収バッファ31
と、バーストの先頭セルを受信してから揺らぎ吸収バッ
ファ31の読み出しを開始するまでの待ち時間を制御す
る揺らぎ待ちタイマ32と、揺らぎ吸収バッファ31の
読み出し間隔を制御する読み出しタイマ33を備えた従
来の遅延揺らぎ吸収部の構成に加え、VPI/VCI分
離部から転送された最新のセルを記憶する最新セル保存
メモリ34と、セル再生部へ転送するセルを揺らぎ吸収
バッファ31と最新セル保存メモリ34のどちらから読
み出すかを選択するセレクタ35を備える。
【0013】また、セル遅延揺らぎ吸収部の外に設けた
通信種別判別器36内に、通信開始時の呼設定フェーズ
において通信種別を判別し、判別した通信種別に対応し
て揺らぎ吸収バッファ31にセルを受信してから読み出
しを開始するまでの待ち時間を揺らぎ待ちタイマ32に
設定する情報種別判別機能(図8中のS101からS1
08)を備える。
【0014】さらに、音声・動画像の通信において、セ
ル遅延時間を揺らぎ待ち時間で吸収できなかった時に、
最後に到着したセルをダミーセルとして挿入するダミー
セル挿入手段(最新セル保存メモリ34とセレクタ35
によって提供される)を備える。
【0015】
【作用】本発明によれば、通信種別判別ステップは、通
信開始時の呼設定フェーズにおいて、これから行おうと
する通信が音声・動画像等のようにセル遅延による影響
が大きい通信か、ファイル転送のようにセル廃棄による
影響は大きいがセル遅延による影響は比較的少ない通信
か、あるいはリモート端末処理のようにセル遅延による
影響が大きくセル廃棄による影響も大きい通信かを判別
する。また、通信種別判別ステップは、通信種別の判別
結果によって通信種別に応じた揺らぎ待ち時間を算出
し、揺らぎ待ちタイマ32に設定するので、それぞれの
通信種別に適した通信品質を提供することができる。
【0016】また、ダミーセル挿入手段は、音声・動画
像の通信等において、セル遅延時間が揺らぎ待ち時間で
吸収できなかった時に、最後に到着したセルをダミーセ
ルとして挿入できるので、音声・動画像情報が途中で切
れること無く品質の劣化を最小限にとどめることができ
る。
【0017】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。図2は、本発明が適用されるATM多重通信
システムの構成例である。図2において、ATM網41
には、マルチメディア端末42と、セル多重分離装置4
4に接続された一般端末43が収容される。
【0018】ATM網41は、複数の交換機45とこれ
らを接続する図示されていない伝送路から構成され、網
に接続された装置から転送されてきたセルを他の装置へ
と転送する。
【0019】マルチメディア端末42は、送信する情報
のセル化および多重化と、受信した多重化されたセルの
分離および再生とを自端末内で行なうことができ、1つ
の端末で複数の種別の異なる情報を扱うことができる端
末で、直接ATM網41に接続される。
【0020】一般端末43は送信する情報のセル化およ
び多重化と、受信したセルの分離および再生を自端末内
で行なうことのできない端末であり、セル多重分離装置
44を介してATM網41と接続される。
【0021】セル多重分離装置44は、一般端末43か
らの情報のセル化および多重化と、ATM網41からの
多重化されたセルの分離および再生とを行ない、一般端
末43とATM網41との間に接続される。
【0022】このようなATM多重通信システムでの通
信を例を挙げて説明する。
【0023】第1の例はマルチメディア端末間の通信で
ある。マルチメディア端末42−1から送信される情報
は、自端末内においてセル化された後自端末内の異なる
種別の情報と多重化され、ATM網41に転送される。
ATM網41内では、セルは1つまたは複数の交換機4
5を経由してマルチメディア端末42−2に転送され
る。マルチメディア端末42−2は、転送されてきたセ
ルを自端末内において情報種別毎に分離し元の情報に再
生する。
【0024】第2の例は一般端末間の通信である。一般
端末43−1から送信される情報は、セル多重分離装置
44−1に転送される。各端末43−1から転送されて
きた情報は、セル多重分離装置44−1でセル化された
後他の端末からのセルと多重化され、ATM網41に転
送される。ATM網41内では、セルは1つまたは複数
の交換機45を経由してセル多重分離装置44−2に転
送される。セル多重分離装置44−2は、転送されてき
たセルを分離し元の情報に再生してから各々の情報を宛
先の端末43−2に転送する。
【0025】また別の例として、マルチメディア端末4
2と一般端末43間のように異なる種類の端末間で通信
種別が一致した場合の通信が考えられるが、第1の例お
よび第2の例の組み合わせで説明できるので省略する。
【0026】本発明によるセル遅延揺らぎ吸収方式は、
第1の例のマルチメディア端末間の通信においてはマル
チメディア端末42内で、第2の例の一般端末間の通信
においてはセル多重分離装置44内で用いられる。
【0027】図3は、本発明によるセル遅延揺らぎ吸収
方式が用いられるマルチメディア端末42の構成例であ
る。このマルチメディア端末42は、CPU51と、メ
インメモリ52と、ディスクインタフェース(以下、イ
ンタフェースをI/Fと略記する)53と、ビデオI/
F54と、サウンドI/F55と、通信I/F56とか
ら構成される。各装置は共通のバスで接続され、各装置
間のデータのやりとりはバスを介して行なわれる。
【0028】CPU51は、マルチメディア端末の各ア
プリケーションの実行や各I/F装置の制御を行ない、
メインメモリ52は、CPU51が実行するプログラム
や各装置が取り扱うデータの記憶を行なう。
【0029】ディスクI/F53にはディスク装置が接
続されており、各装置が扱うデータは、ディスクI/F
53によってメインメモリ52を介するかあるいは直接
にディスク装置に読み書きされる。
【0030】ビデオI/F54にはディスプレイやカメ
ラ等の画像系統の入出力装置が、サウンドI/F55に
はスピーカーやマイク等の音声系統の入出力装置が接続
されており、それぞれ画像や音声の入出力を制御する。
【0031】通信I/F56−1には他の端末との通信
の経路となるATM網が接続されており、他の端末との
通信は、通信I/F56−1によって制御される。
【0032】ATM網からのセルの受信時には、通信I
/F56−1はATM網から転送されてくる多重化され
たセルをVPI/VCI番号によって分離し、セル遅延
揺らぎを吸収した後で元の情報に再生し、通信種別がデ
ータの場合はCPU51またはメインメモリ52および
ディスクI/F53へ、画像の場合はビデオI/F54
へ、音声の場合はサウンドI/F55へ転送する。
【0033】また、ATM網へのセルの送信時には、通
信I/F56−1は端末内の各装置51〜55で発生し
た情報をセル化し、他の情報と多重化した後にATM網
へ転送する。
【0034】本実施例では、マルチメディア端末の場合
にはセル遅延揺らぎ吸収方式は通信I/F56−1内に
実装されるものとして説明したが、セル遅延揺らぎ吸収
方式の一部または全部がマルチメディア端末内の他の箇
所で実装されてもよい。
【0035】図4は、本発明によるセル遅延揺らぎ吸収
方式が用いられるセル多重分離装置44の構成例であ
る。このセル多重分離装置44は、セル多重分離部61
と、制御装置62と、音声用アダプタ56−2と、動画
像用アダプタ56−3と、データ通信用アダプタ56−
4とを有している。
【0036】セル多重分離部61は、ATM網と各アダ
プタ56−2〜4との間に接続され、ATM網から転送
されてくる多重化されたセルを各アダプタ56−2〜4
に振り分けたり、各アダプタ56−2〜4から転送され
てくるセルを多重化しATM網へ転送する。
【0037】制御装置62は、セル多重分離部61の制
御やセル多重分離部61を介して各アダプタ56−2〜
4の制御を行う。
【0038】音声用アダプタ56−2は、セル多重分離
部61から転送されてきたセルの遅延揺らぎを吸収し音
声情報として再生し端末に送信する。また、端末から受
信した音声情報をセル化しセル多重分離部61に転送す
る。
【0039】動画像用アダプタ56−3は、セル多重分
離部61から転送されてきたセルの遅延揺らぎを吸収し
動画像情報として再生し端末に送信する。また、端末か
ら受信した動画像情報をセル化しセル多重分離部61に
転送する。
【0040】データ通信用アダプタ56−4は、セル多
重分離部61から転送されてきたセルの遅延揺らぎを吸
収しパケットとして再生し端末に送信する。また、端末
から受信したパケットをセル化しセル多重分離部61に
転送する。
【0041】ATM網からのセルの受信時には、セル多
重分離部61は、ATM網から転送されてくる多重化さ
れたセルをVPI/VCI番号によって各アダプタ56
−2〜4の内の1つに振り分ける。各アダプタ56−2
〜4では振り分けられたセルの遅延揺らぎを吸収した
後、元の情報に再生し接続される端末へ転送する。
【0042】また、ATM網へのセルの送信時には、各
端末は、端末内で発生した情報を各アダプタ56−2〜
4へ転送する。各アダプタ56−2〜4は、端末から受
信した情報をセル化した後、各端末からの情報と多重化
しセル多重分離部61へ転送する。セル多重分離部61
は、各アダプタ56−2〜4から転送される情報をさら
に多重化しATM網へ転送する。
【0043】本実施例では、セル多重分離装置の場合に
はセル遅延揺らぎ方式が各アダプタ56−2〜4内に実
装されるものとして説明したが、セル遅延揺らぎ吸収方
式の一部または全部がセル多重分離装置内の他の箇所で
実装されてもよい。
【0044】図3および図4で説明したように、マルチ
メディア端末の通信アダプタ56−1とセル多重分離装
置の各アダプタ56−2〜4の基本的な機能および構成
はほぼ同じである。以下では、マルチメディア端末の通
信アダプタとセル多重分離装置の各アダプタについて同
じ図面を用いて説明する。
【0045】図5はマルチメディア端末の通信アダプタ
およびセル多重分離装置の各アダプタの構成から受信処
理について抽出した図である。通信アダプタ56は、V
PI/VCI分離部71と、遅延揺らぎ吸収部72と、
セル再生部73から構成される。
【0046】VPI/VCI分離部71は、マルチメデ
ィア端末の場合にはATM網と遅延揺らぎ吸収部72の
間に、セル多重分離装置の場合はセル多重分離部と遅延
揺らぎ吸収部72の間に接続され、ATM網またはセル
多重分離部から到着するセルのヘッダ部を参照しVPI
/VCI番号毎にセルを別々の遅延揺らぎ吸収部72に
振り分ける。
【0047】遅延揺らぎ吸収部72は、VPI/VCI
分離部71とセル再生部73との間に接続され、VPI
/VCI分離部71から転送されてくるセルの遅延時間
の揺らぎを吸収しセル再生部73に転送する。
【0048】セル再生部73は、遅延揺らぎ吸収部72
と、マルチメディア端末の場合はマルチメディア端末内
の各装置の間に、セル多重分離装置の場合は各端末の間
に接続され、セル再生部73は、遅延揺らぎ吸収部から
転送されてきたセルから音声・動画像を再生したり、デ
ータの場合はパケットの組み立てを行なう。
【0049】図6は、ATM通信方式での端末間の通信
手順の概要を示した図である。実際の通信ではATM網
内に交換機が存在し、交換機とマルチメディア端末ある
いはセル多重分離装置との間で情報のやりとりがある
が、本実施例では説明の簡略化のため省略している。
【0050】ATM通信方式では、通信が呼設定フェー
ズおよび情報転送フェーズならびに呼解放フェーズに分
けられる。
【0051】呼設定フェーズでは、発呼側端末は、情報
転送フェーズで行なわれる通信の種別や伝送速度ならび
に要求サービス品質等の情報を、呼設定要求としてAT
M網を経由して、受信側端末へ通知する(1)。
【0052】呼設定要求を受けた受信側端末は、呼設定
要求に対して通信が可能であるか不可能であるかの判定
を行ない、応答を発呼側端末に返す(2)。
【0053】呼設定フェーズで通信が可能だと判定され
ると、次の情報転送フェーズで行なわれる通信のVPI
/VCI番号が割り当てられる。
【0054】情報転送フェーズでは、呼設定フェーズで
割り当てられたVPI/VCI番号を用いて指定された
条件で情報の転送が行なわれる(3)。情報の転送が終
了すると次の呼解放フェーズに移る。
【0055】呼解放フェーズでは、発呼側端末が受信側
端末へ呼解放要求を送信し(4)、受信側端末が発呼側
端末へ呼解放要求に対する応答を返す(5)ことで、割
り当てられたVPI/VCIが解放され通信が終了す
る。
【0056】図7は、呼設定フェーズに発呼側端末から
受信側端末へ送信される呼設定要求の内容の一例を表す
図である。呼設定フェーズの際の呼設定要求の詳細は現
在標準化の途中であり確定していないが、本実施例では
通信方向毎に情報種別,伝送速度,許容セル廃棄率等の
各パラメータが受け渡されることを想定している。情報
種別パラメータからは、これから行われる通信の種別が
音声・動画像等の通信か、または、ファイル転送等の通
信か、あるいは、リモート端末処理等の通信かを判別す
ることができる。また、通信種別が音声・動画像等の通
信の場合は、伝送速度および許容セル廃棄率のパラメー
タからセル遅延揺らぎ待ち時間を算出することができ
る。
【0057】本実施例では、呼設定フェーズにおいて端
末間で通信方向毎に調停された通信種別や伝送速度なら
びに要求品質等の情報を得て、発呼側および受信側でそ
れぞれの遅延揺らぎ吸収に必要な待ち時間の算出が行な
われる。
【0058】図8は、通信種別の判別手順の1例を示し
た図である。本実施例では、通信種別の例として、音声
・動画像等のように遅延による影響が大きい通信、およ
び、ファイル転送等のようにセル廃棄が認められていな
いが、遅延がある程度まで許容されている通信、ならび
に、リモート端末処理のように遅延による影響が大きく
セル廃棄が認められていない通信の3種類について取り
上げる。しかしながら、この実施例は、本発明が扱うこ
とのできる通信種別を取り上げた種別に制限するもので
はない。
【0059】呼設定要求から得られた情報によって、最
初に、音声・動画像通信かコンピュータデータかが判別
される(S102)。
【0060】ステップS102での判別の結果、通信種
別が音声・動画像と判別された場合は、伝送速度や許容
セル廃棄率等のパラメータによって揺らぎ待ち時間が計
算される(S104)。揺らぎ待ち時間の具体的な計算
方法については後述する。
【0061】一方、ステップS102での判別の結果、
コンピュータデータと判別された場合は、ファイル転送
のように情報がバースト的に発生するものか、リモート
端末処理のように情報がランダムに発生するものかが判
別される(S103)。
【0062】ステップS103での判別の結果、通信種
別がファイル転送と判別された場合は、揺らぎ待ち時間
として、ATM網の提供者によって保証された最大セル
遅延時間の値が用いられる(S105)。
【0063】一方、ステップS103での判別の結果、
通信種別がリモート端末処理と判別された場合は、揺ら
ぎ待ち時間として、0が用いられる(S106)。すな
わち、通信種別がリモート端末処理の場合は、揺らぎ吸
収バッファ31において、待ち時間を設けず、セルを受
信するとすぐにセル再生部へと転送する。
【0064】最後にこのようにして算出した揺らぎ待ち
時間を、揺らぎ待ちタイマに設定する(S107)。
【0065】図9は、セルの遅延時間の分布の例を示し
た図である。既に述べたように、受信端末に転送される
セルの遅延時間は、ATM網内のトラフィックの変動に
よる交換機での転送待ち時間によって変動する。しか
し、遅延時間の分布はATM網の特性によってある値の
周辺に集中し、遅延時間が大きくなるほどまばらになっ
ている。
【0066】ところで、音声・動画像等の通信の品質
は、セルの遅延によって大きく影響されるがセルの廃棄
についてはある程度までは影響が少ないことから、あら
かじめ許容セル廃棄率が決められている(例えば、音声
の場合は10の−4乗程度)。
【0067】このことから、セルの遅延時間が図9に示
される分布で表される時、斜線部分の面積が許容セル廃
棄率以下になる時間Twをセル遅延揺らぎ吸収のための
待ち時間とすれば良い。
【0068】例えば、セルの遅延時間の分布がポアソン
分布に従う場合、許容セル廃棄率をp、セルの平均到着
間隔を1/λ、揺らぎ待ち時間をtとするとセルの到着
間隔の分布は、
【0069】p=exp(−λt) の式で表される。この場合は、
【0070】揺らぎ待ち時間t=−ln(p)/λとな
る。
【0071】実際に値を代入して計算すると、64Kb
psの音声の時、許容セル廃棄率p=10の−4乗、セ
ルの到着率λ=166.7から、揺らぎ待ち時間t=5
5.3msとなる。
【0072】本実施例では、セル遅延時間の分布がポア
ソン分布に従う場合について説明したが、揺らぎ待ち時
間を決定するために用いる分布を限定するものではな
い。
【0072】図10は、本発明によるATMセル遅延揺
らぎ方式のタイミングを示す図である。
【0073】セルは、送信端末では、(a)に示される
ように間隔Tbで周期的に送出されるが、ATM網を経
由した受信端末では(b)に示されるように到着間隔T
r1〜5が周期的でなくなる。
【0074】セル遅延時間は、(c)に示されるように
ATM網による固定的な伝送遅延TcとATM網内の交
換機による変動的な遅延Tj1〜5との和であるが、セ
ル遅延揺らぎは、このうち変動遅延Tj1〜5によって
生じる。
【0075】(d)は、通信種別が音声・動画像の場合
の揺らぎ待ちバッファの読み出しタイミングを表し、揺
らぎ待ち時間Tw1は、前述の方法によって伝送速度と
許容セル廃棄率から求められる。(d)において、
(1),(2),(4),(5)のセルは、揺らぎ待ち
時間中に到着する。揺らぎ待ち時間中にセルが到着しな
いセル(3)の場合は、後で説明するように、ダミーセ
ルとして1つ前に受信したセル(2)がセル(3)の代
わりに挿入される。このように、揺らぎ待ち時間中にセ
ルが到着しない確率は、揺らぎ待ち時間の計算によって
許容セル廃棄率以下に抑えられ、しかも、揺らぎ待ち時
間中にセルが到着しない場合には、さらに1つ前のセル
を挿入することから、サービス品質の極端な劣化は起き
ない。
【0076】(e)は、通信種別がファイル転送の場合
の揺らぎ待ちバッファの読み出しタイミングを表し、揺
らぎ待ち時間Tw2は最大セル遅延時間が用いられる。
(e)においては、ATM網内でセル廃棄が起きない限
り全てのセルは揺らぎ待ち時間内に到着する。
【0077】(f)は、通信種別がリモート端末処理の
場合の揺らぎ待ちバッファの読み出しタイミングを表
し、揺らぎ待ち時間を設けず揺らぎ待ちバッファにセル
が到着するとすぐに読み出しを行なう。(f)において
は、到着したセルの全てをセル再生部へ送り出すことが
できる。
【0078】図11は、本発明による遅延揺らぎ吸収方
式を実装する遅延揺らぎ吸収部の実施例である。遅延揺
らぎ吸収部72は、揺らぎ吸収バッファ131と、揺ら
ぎ待ちタイマ132と、読み出しタイマ133と、最新
セル保存メモリ134と、セレクタ135と、バースト
終了検出タイマ137と、キューカウンタ138と、バ
ーストフラグ139と、読み出しフラグ140と、ゲー
ト141および142と、論理否定素子143と、論理
積素子144と、バースト終了検出フラグ145とから
なる。この遅延揺らぎ吸収部72は、マルチメディア端
末の場合のCPUまたはセル多重分離装置の場合の制御
装置136によて制御される。
【0079】揺らぎ吸収バッファ131は、VPI/V
CI分離部から転送されてくる複数のセルを遅延揺らぎ
吸収のために一時的に蓄積し、揺らぎ待ち時間経過後セ
ル再生部へ転送する。
【0080】揺らぎ待ちタイマ132は、揺らぎ吸収バ
ッファ131にバーストの先頭セルが受信されてから読
み出しを開始するまでの揺らぎ待ち時間を制御し、バー
ストフラグ139の出力がONの時に起動され、OFF
の時に停止される。この揺らぎ待ちタイマ132は、C
PUまたは制御装置136によって設定された値に達す
ると、出力信号によって読み出しフラグ140をONに
する。
【0081】読み出しタイマ133は、揺らぎ吸収バッ
ファ131内のセルの読み出し間隔を制御し、読み出し
フラグ140の出力がONの時に起動され、OFFの時
に停止される。この読み出しタイマ133は、CPUま
たは制御装置136によって設定された値に達すると、
出力信号によってゲート141または142を開いて揺
らぎ吸収バッファ131または最新セル保存メモリ13
4からセルを読み出すと共にタイマ値をリセットする。
【0082】最新セル保存メモリ134は、VPI/V
CI分離部から入ってくる最新のセルを常に1個分保存
する。
【0083】セレクタ135は、キューカウンタ138
の値が0であるかないかで、最新セル保存メモリ134
と揺らぎ吸収バッファ131のどちらからセルを読み出
すかを選択する。
【0084】遅延揺らぎ吸収部72の外にあるCPUま
たは制御装置136は、図6から図9において説明した
ように、呼設定フェ−ズにおいて通信種別の識別を行な
い、揺らぎ待ちタイマ132および読み出しタイマ13
3ならびにバ−スト終了検出タイマ137に通信種別に
対応したタイマ値を設定する。
【0085】キューカウンタ138は、揺らぎ吸収バッ
ファ131にセルが蓄積されると+1され、セルが読み
出されると−1されることで、揺らぎ吸収バッファ13
1に蓄積されているセルの個数をカウントする。
【0086】バースト終了検出タイマ137は、バース
トの終了検出を制御し、バースト終了検出フラグの出力
がONの時に起動され、OFFの時に停止される。この
バースト終了検出タイマ137は、CPUまたは制御装
置136によって設定された値に達すると、出力信号に
よってバーストフラグ139および読み出しフラグ14
0をOFFにする。
【0087】バーストフラグ139は、キューカウンタ
138の出力が0でなくなるとONになり、バースト終
了検出タイマ137が設定値に達するとOFFになるこ
とで、バーストを受信中かそうでないかを表す。
【0088】読み出しフラグ140は、揺らぎ待ちタイ
マ132が設定値に達するとONになり、バースト終了
検出タイマ137が設定値に達するとOFFになること
で、揺らぎ吸収バッファ131を読み出し中かそうでな
いかを表す。
【0089】ゲート141および142は、読み出しタ
イマ133によって、それぞれ揺らぎ吸収バッファ13
1および最新セル保存メモリ134の読み出しを制御す
る。
【0090】バースト終了検出フラグ145は、キュー
カウンタ138の出力が0で読み出しタイマ133が設
定された値に達した時にONになり、キューカウンタ1
38の出力が0でなくなるとOFFになることで、バー
ストの終了を検出中かそうでないかを表す。
【0091】図11を用いて、呼設定が終了した後のデ
ータ転送時での本発明による遅延揺らぎ吸収方式の動作
について、通信種別が(1)音声・動画像、(2)ファ
イル転送、(3)リモート端末処理の場合に分けて説明
する。
【0092】(1)音声・動画像の場合 CPUまたは制御装置136は、通信種別が音声または
動画像であると判断すると、揺らぎ待ちタイマ132に
セル遅延揺らぎ吸収のための待ち時間として伝送速度と
許容セル廃棄率から算出された時間を、読み出しタイマ
133にセル送出間隔と同じ時間を、バースト終了検出
タイマ137に揺らぎ吸収バッファ131にセルが無く
なってからバーストの終了を判定するまでの時間を設定
する。
【0093】VPI/VCI分離部で振り分けられたセ
ルは、揺らぎ吸収バッファ131と最新セル保存メモリ
134に入力される。揺らぎ吸収バッファ131にセル
が入力されると、キューカウンタ138は+1され、カ
ウンタ値が0でなくなることからバーストフラグ139
がONになる。
【0094】バーストフラグ139がONになると、揺
らぎ待ちタイマ132が起動される。揺らぎ待ちタイマ
132がCPUまたは制御装置136によって設定され
た値に達するまでは、揺らぎ吸収バッファ131からセ
ルは読み出されることはなく、VPI/VCI分離部か
ら続いて転送されるセルは、揺らぎ吸収バッファ131
に蓄積される。
【0095】揺らぎ待ちタイマ132がCPUまたは制
御装置136によって設定された値に達すると、読み出
しフラグ140がONになり、読み出しタイマ133が
起動される。
【0096】通常のセルの読み出しは次のようにして行
なわれる。読み出しタイマ133が設定された値に達し
てゲート141と142が開かれる。この時、キューカ
ウンタ138のカウンタ値が0でないので、セレクタ1
35はA側が選択され、揺らぎ吸収バッファ131のセ
ルが読み出され、セル再生部へと転送される。また、揺
らぎ吸収バッファ131からセルが1個読み出されると
キューカウンタ138は−1される。
【0097】読み出しタイマ133は設定値に達すると
リセットされるので、読み出しフラグ140がONの時
は、設定された周期でセルの読み出しが常に行なわれ
る。
【0098】読み出しタイマ133が設定値に達した時
に揺らぎ吸収バッファ131にセルが到着していなかっ
た場合は、キューカウンタ138のカウント値が0であ
るので、セレクタ135はB側が選択されて最新セル保
存メモリ134のセルが読み出される。
【0099】また、読み出しタイマ133が設定値に達
した時にキューカウンタ137のカウント値が0である
と、バ−スト終了検出フラグ145がONになりバース
ト終了検出タイマ134が起動される。バースト終了検
出タイマ137が起動中に揺らぎ吸収バッファ131に
セルが転送されると、キューカウンタ137のカウンタ
値が0でなくなるので、バ−スト終了検出フラグ145
がOFFになり、バースト終了検出タイマ137は停止
する。バースト終了検出タイマ137が起動中に揺らぎ
吸収バッファ131にセルが転送されず、バースト終了
検出タイマ137が設定値に達した場合は、バーストフ
ラグ139および読み出しフラグ140がOFFにな
り、新たにセルがVPI/VCI分離部より転送されて
くるまではセル再生部へはセルの転送は行なわれない。
【0100】つまり、通信種別が音声・動画像の場合
は、揺らぎ待ち時間内にセルが到着しなかった時は、セ
ルの遅延が大きくて揺らぎ待ち時間で吸収できなかった
ものとみなして、1つ前に到着したセルをダミーセルと
して挿入するが、さらに一定時間セルが到着しなかった
時はバーストが終了したと判定する。
【0101】(2)ファイル転送の場合 CPUまたは制御装置136は、通信種別がファイル転
送であると判断すると、揺らぎ待ちタイマ132にセル
遅延揺らぎ吸収のための待ち時間としてATM網の提供
者によって保証された最大セル遅延時間を、読み出しタ
イマ133にセル送出間隔と同じ周期時間を、バースト
終了検出タイマ137に0を設定する。
【0102】ファイル転送の場合も、揺らぎ待ち時間内
に揺らぎ吸収バッファ131にセルが到着する通常のセ
ルの読み出しは、前述(1)の音声・動画像の場合と同
様の手順で行なわれる。
【0103】また、読み出しタイマ133が設定値に達
した時に揺らぎ吸収バッファ131にセルが到着してい
なかった場合は、バ−スト終了検出フラグ145がON
になりバースト終了検出タイマ137が起動される。と
ころがバースト検出終了タイマ137の設定値は0であ
るので、バースト終了検出タイマ137は起動と同時に
タイムアウトを起こし、バーストフラグ139および読
み出しフラグ140がOFFになり、新たにセルがVP
I/VCI分離部から転送されてくるまではセル再生部
へはセルの転送は行なわれない。すなわち、通信種別が
ファイル転送の場合は、揺らぎ待ち時間内にセルが到着
しなかった時は、即座にバーストが終了したと判定す
る。
【0104】(3)リモート端末処理の場合 CPUまたは制御装置136は、通信種別がリモート端
末処理であると判断すると、揺らぎ待ちタイマ132お
よび読み出しタイマ133ならびにバースト終了検出タ
イマ137の全てに0を設定する。
【0105】リモート端末処理の場合は、VPI/VC
I分離部からセルを振り分けられてから揺らぎ待ちタイ
マ132が起動されるまでの手順は、既に述べた(1)
の音声・動画像の場合と同じである。
【0106】揺らぎ待ちタイマ132の設定値は0であ
るので、揺らぎ待ちタイマ132が起動されると即座に
読み出しフラグ140がONになり、読み出しタイマ1
33が起動される。ところが読み出しタイマ133の設
定も0であるので、揺らぎ吸収バッファ131内のセル
は読み出しタイマ133の起動と同時に読み出されセル
再生部へ転送される。
【0107】また、揺らぎ吸収バッファ131内のセル
が読み出されるとキューカウンタ138が−1されカウ
ント値が0になるので、バ−スト終了検出フラグ145
がONになりバースト終了検出タイマ137が起動され
る。バースト終了検出タイマ137の設定値も0である
ので、起動と同時に読み出しフラグ140およびバース
トフラグ139がOFFになり、新たにセルがVPI/
VCI分離部から転送されてくるまでは、セル再生部へ
はセルの転送は行なわれない。すなわち、通信種別がリ
モート端末処理の場合は、VPI/VCI分離部でセル
が振り分けられると即座にセル再生部へ転送される。
【0108】本発明は、以上のような構成と手順を備え
ることによって、通信開始時の呼設定要求から通信種別
や伝送速度等の情報を取得し、通信種別に適した遅延揺
らぎ吸収のための待ち時間を算出することで、各通信種
別の要求にあったサービス品質を提供することができ
る。
【0109】
【発明の効果】本発明によれば、ATM多重通信システ
ムで発生するセル遅延揺らぎの吸収のためにバッファメ
モリを用いるATMセル遅延揺らぎ吸収方式において、
通信の種別に応じて揺らぎ吸収のための待ち時間を最適
値に設定できるので、各通信種別の要求にあったサービ
ス品質を提供することができ、マルチメディア通信に有
効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセル遅延揺らぎ吸収部の構成を示
すブロック図。
【図2】本発明が適用されるATM多重通信システムの
構成図。
【図3】本発明に係るセル遅延揺らぎ吸収方式が用いら
れるマルチメディア端末の構成図。
【図4】本発明に係るセル遅延揺らぎ吸収方式が用いら
れるセル多重分離装置の構成図。
【図5】通信アダプタの構成図。
【図6】ATM通信方式における通信手順の概要を示す
図。
【図7】呼設定要求の情報の例を示す図。
【図8】通信種別の判別手順を示すフローチャート。
【図9】セル遅延時間の分布の例を示す図。
【図10】本発明のセル遅延揺らぎ吸収方式に係るセル
タイミングを示す図。
【図11】遅延揺らぎ吸収部の1実施例の構成図。
【図12】従来のセル遅延揺らぎ吸収部の構成を示すブ
ロック図。
【図13】従来のセル遅延揺らぎ吸収方式に係るセルタ
イミングを示す図。
【符号の説明】
31、131 揺らぎ吸収バッファ 32、132 揺らぎ待ちタイマ 33、133 読み出しタイマ 34、134 最新セル保存メモリ 35、135 セレクタ 36 通信種別判別器 41 ATM網 42 マルチメディア端末 43 端末 44 セル多重分離装置 51 CPU 52 メインメモリ 53 ディスクI/F 54 ビデオI/F 55 サウンドI/F 56 通信I/F 56−2 音声用アダプタ 56−3 動画像用アダプタ 56−4 データ通信用アダプタ 61 セル多重分離部 62 制御装置 71 VPI/VCI分離部 72 遅延揺らぎ吸収部 73 セル再生部 136 CPU/制御装置 137 バースト終了検出タイマ 138 キューカウンタ 139 バーストフラグ 140 読み出しフラグ 141、142 ゲート 143 論理否定素子 144 論理積素子 145 バースト終了検出フラグ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声または画像もしくはデータ等のマル
    チメディア情報を送信時にセル化し、セル単位で転送を
    行ない、受信時にセルを元の情報に再生することによっ
    て通信を行なうATM多重通信システムのATMセル遅
    延揺らぎ吸収方式において、VPI/VCI分離部の後
    に、ATM網から受信したセルを一時的に蓄積する遅延
    揺らぎ吸収バッファと、セルが遅延揺らぎ吸収バッファ
    に受信されてから読み出しを開始するまでの待ち時間を
    制御する揺らぎ待ちタイマと、セルの読み出しを開始し
    てからセルを読み出す間隔を制御する読み出しタイマを
    備えた遅延揺らぎ吸収部を具備し、該遅延揺らぎ吸収部
    は、これから行なう通信の種別を判別し揺らぎ待ちタイ
    マに通信種別に応じた待ち時間を設定する通信種別判別
    ステップを有し、バースト的に発生するセル流の先頭セ
    ルが揺らぎ吸収バッファに受信されてから読み出しを開
    始するまでの遅延揺らぎを吸収するための待ち時間を通
    信種別によって変更するようにしたことを特徴とするA
    TMセル遅延揺らぎ吸収方式。
  2. 【請求項2】 音声または画像もしくはデータ等のマル
    チメディア情報を送信時にセル化し、セル単位で転送を
    行ない、受信時にセルを元の情報に再生することにより
    通信を行なうATM多重通信システムに設けるATMセ
    ル遅延揺らぎ吸収装置において、ATM網から受信した
    セルを一時的に蓄積する遅延揺らぎ吸収バッファと、セ
    ルが遅延揺らぎ吸収バッファに受信されてから読み出し
    を開始するまでの待ち時間を制御する揺らぎ待ちタイマ
    と、セルの読み出しを開始してからセルを読み出す間隔
    を制御する読み出しタイマからなる遅延揺らぎ吸収部を
    備え、該遅延揺らぎ吸収部は、これから行なう通信の種
    別を判別し揺らぎ待ちタイマに通信種別に応じた待ち時
    間を設定する通信種別判別ステップを有し、バースト的
    に発生するセル流の先頭セルが揺らぎ吸収バッファに受
    信されてから読み出しを開始するまでの遅延揺らぎを吸
    収するための待ち時間を通信種別によって変更するよう
    にしたことを特徴とするATMセル遅延揺らぎ吸収装
    置。
  3. 【請求項3】 通信種別が音声または動画像の場合に、
    ATM網から受信したセルを遅延揺らぎ吸収バッファに
    受信してから読み出しを開始するまでの待ち時間を伝送
    速度と許容セル廃棄率から求めるようにした請求項2に
    記載のATMセル遅延揺らぎ吸収装置。
  4. 【請求項4】 通信種別がファイル転送の場合に、AT
    M網から受信したセルを遅延揺らぎ吸収バッファに受信
    してから読み出しを開始するまでの待ち時間をATM網
    の提供者によって保証された最大セル遅延時間とした請
    求項2に記載のATMセル遅延揺らぎ吸収装置。
  5. 【請求項5】 通信種別がリモート端末処理の場合に、
    ATM網から受信したセルを遅延揺らぎ吸収バッファに
    受信してから読み出しを開始するまでの待ち時間を0に
    した請求項2に記載のATMセル遅延揺らぎ吸収装置。
  6. 【請求項6】 呼設定フェーズに呼設定要求から通信種
    別を判別し揺らぎ待ち時間を算出するようにした請求項
    2ないし請求項5のいずれかに記載のATMセル遅延揺
    らぎ吸収装置。
  7. 【請求項7】 ATM網から受信したセルをマルチメデ
    ィア情報に再生するマルチメディア端末において、AT
    M網から受信したセルを一時的に蓄積する遅延揺らぎ吸
    収バッファと、セルが遅延揺らぎ吸収バッファに受信さ
    れてから読み出しを開始するまでの待ち時間を制御する
    揺らぎ待ちタイマと、セルの読み出しを開始してからセ
    ルを読み出す間隔を制御する読み出しタイマからなる遅
    延揺らぎ吸収部を備え、該遅延揺らぎ吸収部は、これか
    ら行なう通信の種別を判別し揺らぎ待ちタイマに通信種
    別に応じた待ち時間を設定する通信種別判別ステップを
    有し、バースト的に発生するセル流の先頭セルが揺らぎ
    吸収バッファに受信されてから読み出しを開始するまで
    の遅延揺らぎを吸収するための待ち時間を通信種別によ
    って変更するようにしたことを特徴とする、ATM網か
    ら受信したセルをマルチメディア情報に再生するマルチ
    メディア端末。
  8. 【請求項8】 ATM網から受信したセルをマルチメデ
    ィア情報に再生し接続される端末へ転送するセル多重分
    離装置において、ATM網から受信したセルを一時的に
    蓄積する遅延揺らぎ吸収バッファと、セルが遅延揺らぎ
    吸収バッファに受信されてから読み出しを開始するまで
    の待ち時間を制御する揺らぎ待ちタイマと、セルの読み
    出しを開始してからセルを読み出す間隔を制御する読み
    出しタイマからなる遅延揺らぎ吸収部を備え、該遅延揺
    らぎ吸収部は、これから行なう通信の種別を判別し揺ら
    ぎ待ちタイマに通信種別に応じた待ち時間を設定する通
    信種別判別ステップを有し、バースト的に発生するセル
    流の先頭セルが揺らぎ吸収バッファに受信されてから読
    み出しを開始するまでの遅延揺らぎを吸収するための待
    ち時間を通信種別によって変更するようにしたことを特
    徴とするATM網から受信したセルをマルチメディア情
    報に再生し接続される端末へ転送するセル多重分離装
    置。
  9. 【請求項9】 マルチメディア端末またはセル多重分離
    装置を用いてマルチメディア通信を行うATM多重通信
    システムにおいて、ATM網から受信したセルを一時的
    に蓄積する遅延揺らぎ吸収バッファと、セルが遅延揺ら
    ぎ吸収バッファに受信されてから読み出しを開始するま
    での待ち時間を制御する揺らぎ待ちタイマと、セルの読
    み出しを開始してからセルを読み出す間隔を制御する読
    み出しタイマからなる遅延揺らぎ吸収部を備え、該遅延
    揺らぎ吸収部は、これから行なう通信の種別を判別し揺
    らぎ待ちタイマに通信種別に応じた待ち時間を設定する
    通信種別判別ステップを有し、バースト的に発生するセ
    ル流の先頭セルが揺らぎ吸収バッファに受信されてから
    読み出しを開始するまでの遅延揺らぎを吸収するための
    待ち時間を通信種別によって変更するようにしたマルチ
    メディア端末またはセル多重分離装置を用いてマルチメ
    ディア通信を行うことを特徴とするATM多重通信シス
    テム。
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