JPH08153892A - 半導体発光素子、およびその製造方法 - Google Patents
半導体発光素子、およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH08153892A JPH08153892A JP6908195A JP6908195A JPH08153892A JP H08153892 A JPH08153892 A JP H08153892A JP 6908195 A JP6908195 A JP 6908195A JP 6908195 A JP6908195 A JP 6908195A JP H08153892 A JPH08153892 A JP H08153892A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor layer
- type semiconductor
- layer
- light emitting
- type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Led Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】煩雑な製造工程を必要とすることなく、簡易な
製造工程によって電極接触部のコンタクト抵抗を低下さ
せ、もって半導体発光素子の発光輝度を高め、その発光
駆動を安定させる。 【構成】発光層4を挟むn型半導体層3およびp型半導
体層5の各表面に、電極6a,6bが設けられている半
導体発光素子において、上記n型半導体層3およびp型
半導体層5の少なくとも上記電極6a,6bと接触する
表面部には、この表面部の電気抵抗値を低下させるため
のイオン注入がなされている。
製造工程によって電極接触部のコンタクト抵抗を低下さ
せ、もって半導体発光素子の発光輝度を高め、その発光
駆動を安定させる。 【構成】発光層4を挟むn型半導体層3およびp型半導
体層5の各表面に、電極6a,6bが設けられている半
導体発光素子において、上記n型半導体層3およびp型
半導体層5の少なくとも上記電極6a,6bと接触する
表面部には、この表面部の電気抵抗値を低下させるため
のイオン注入がなされている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、電極形成位置におけ
る半導体層のコンタクト抵抗を小さくすることにより、
高い発光輝度を安定して得られるようにした半導体発光
素子、およびその半導体発光素子の製造方法に関する。
る半導体層のコンタクト抵抗を小さくすることにより、
高い発光輝度を安定して得られるようにした半導体発光
素子、およびその半導体発光素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】発光
LEDなどの半導体発光素子では、n型半導体層および
p型半導体層の各表面に電極を設ける場合に、電極形成
位置のコンタクト抵抗を小さくし、オーミック接触を得
る必要がある。このコンタクト抵抗の大きさはショット
キー障壁の発生に原因し、コンタクト抵抗が大きいと、
半導体発光素子への供給電力量に見合った高い発光輝度
が安定して得られない。
LEDなどの半導体発光素子では、n型半導体層および
p型半導体層の各表面に電極を設ける場合に、電極形成
位置のコンタクト抵抗を小さくし、オーミック接触を得
る必要がある。このコンタクト抵抗の大きさはショット
キー障壁の発生に原因し、コンタクト抵抗が大きいと、
半導体発光素子への供給電力量に見合った高い発光輝度
が安定して得られない。
【0003】とくに、近年においては、サファイア基板
上に窒化ガリウム系化合物半導体の結晶を成長させるな
どして青色発光LEDを製造する技術が開発されるに至
っているが、この種の青色発光LEDでは他の発光LE
Dに比較すると、充分な発光強度が得られず、その発光
輝度が低いのが実情である。したがって、このような青
色発光LEDの発光輝度を安定的に高めて、その実用化
を促進する観点からしても、半導体発光素子の種類を問
わず、上記コンタクト抵抗を低下させる技術の確立が要
望される。
上に窒化ガリウム系化合物半導体の結晶を成長させるな
どして青色発光LEDを製造する技術が開発されるに至
っているが、この種の青色発光LEDでは他の発光LE
Dに比較すると、充分な発光強度が得られず、その発光
輝度が低いのが実情である。したがって、このような青
色発光LEDの発光輝度を安定的に高めて、その実用化
を促進する観点からしても、半導体発光素子の種類を問
わず、上記コンタクト抵抗を低下させる技術の確立が要
望される。
【0004】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、煩雑な製造工程を必要とするこ
となく、簡易な製造工程によって電極接触部のコンタク
ト抵抗を低下させ、もって半導体発光素子の発光輝度を
高め、その発光駆動を安定させることができるようにす
ることをその課題としている。
出されたものであって、煩雑な製造工程を必要とするこ
となく、簡易な製造工程によって電極接触部のコンタク
ト抵抗を低下させ、もって半導体発光素子の発光輝度を
高め、その発光駆動を安定させることができるようにす
ることをその課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0006】本願の請求項1に記載の発明は、発光層を
挟むn型半導体層およびp型半導体層の各表面に、電極
が設けられている半導体発光素子において、上記n型半
導体層およびp型半導体層の上記電極と接触する表面部
の少なくとも一部には、この表面部の電気抵抗値を低下
させるためのイオン注入がなされていることを特徴とし
ている。
挟むn型半導体層およびp型半導体層の各表面に、電極
が設けられている半導体発光素子において、上記n型半
導体層およびp型半導体層の上記電極と接触する表面部
の少なくとも一部には、この表面部の電気抵抗値を低下
させるためのイオン注入がなされていることを特徴とし
ている。
【0007】本願の請求項2に記載の発明は、上記請求
項1の半導体発光素子において、上記n型半導体層およ
びp型半導体層の各表面部にイオン注入されるイオン
は、n型半導体層およびp型半導体層の各半導体層にド
ープされているn型不純物およびp型不純物の各イオン
であることを特徴としている。
項1の半導体発光素子において、上記n型半導体層およ
びp型半導体層の各表面部にイオン注入されるイオン
は、n型半導体層およびp型半導体層の各半導体層にド
ープされているn型不純物およびp型不純物の各イオン
であることを特徴としている。
【0008】本願の請求項3に記載の発明は、上記請求
項1に記載の半導体発光素子を製造するための方法であ
って、発光層を挟むn型半導体層およびp型半導体層の
各表面に、開口部を備えたマスク層を形成した後に、こ
のマスク層の表面側へ上記n型半導体層およびp型半導
体層の電気抵抗値を低下させるために、上記マスク層の
開口部に面する各半導体層の表面部にイオン注入を行
い、その後上記マスク層の開口部が形成されていた位置
に導電性膜を形成することにより、上記イオン注入がな
された各半導体層の表面部上に電極を設けることを特徴
としている。
項1に記載の半導体発光素子を製造するための方法であ
って、発光層を挟むn型半導体層およびp型半導体層の
各表面に、開口部を備えたマスク層を形成した後に、こ
のマスク層の表面側へ上記n型半導体層およびp型半導
体層の電気抵抗値を低下させるために、上記マスク層の
開口部に面する各半導体層の表面部にイオン注入を行
い、その後上記マスク層の開口部が形成されていた位置
に導電性膜を形成することにより、上記イオン注入がな
された各半導体層の表面部上に電極を設けることを特徴
としている。
【0009】
【発明の作用および効果】上記請求項1に記載した発明
においては、n型半導体層およびp型半導体層のうち電
極と接触する表面部にはイオン注入がなされ、優れたオ
ーミック接触が得られるようになるので、この表面部の
電気抵抗値が低くなって、電極形成位置のコンタクト抵
抗が小さくなる。したがって、供給電力量に見合った高
いキャリア濃度を得ることができる。その結果、発光層
における発光強度を強めて発光輝度を高めることがで
き、しかもその発光輝度を安定させることができるとい
う格別な効果が得られる。このような効果は、従来にお
いて高い発光輝度を得ることが困難とされていた青色発
光LEDについては、とくに有効である。
においては、n型半導体層およびp型半導体層のうち電
極と接触する表面部にはイオン注入がなされ、優れたオ
ーミック接触が得られるようになるので、この表面部の
電気抵抗値が低くなって、電極形成位置のコンタクト抵
抗が小さくなる。したがって、供給電力量に見合った高
いキャリア濃度を得ることができる。その結果、発光層
における発光強度を強めて発光輝度を高めることがで
き、しかもその発光輝度を安定させることができるとい
う格別な効果が得られる。このような効果は、従来にお
いて高い発光輝度を得ることが困難とされていた青色発
光LEDについては、とくに有効である。
【0010】また、上記イオン注入がなされる領域は、
電極と接触する各半導体層の表面部に限られているため
に、n型半導体層およびp型半導体層の各層の本来の機
能または特性がイオン注入によって大きく損なわれると
いったことも適切に解消できるという効果も得られる。
さらに、イオン注入の手法では、イオンの注入領域を特
定の領域に限定することが容易に行えるために、電極と
接触する各半導体層の表面部にイオン注入領域を限定す
る作業または制御を容易に行うことができるという利点
も得られる。
電極と接触する各半導体層の表面部に限られているため
に、n型半導体層およびp型半導体層の各層の本来の機
能または特性がイオン注入によって大きく損なわれると
いったことも適切に解消できるという効果も得られる。
さらに、イオン注入の手法では、イオンの注入領域を特
定の領域に限定することが容易に行えるために、電極と
接触する各半導体層の表面部にイオン注入領域を限定す
る作業または制御を容易に行うことができるという利点
も得られる。
【0011】請求項2に記載した発明においては、n型
半導体層およびp型半導体層の各表面部にイオン注入さ
れるイオンは、n型半導体層およびp型半導体層の各半
導体層にドープされているn型不純物およびp型不純物
の各イオンであるために、これら各イオンが注入された
領域についてもn型半導体層またはp型半導体層として
の特性をそのまま保有させ得ることとなる。すなわち、
イオン注入がなされた領域がもはやn型半導体層やp型
半導体層としての機能を果たさなくなるといった不具合
が生じることを適切に回避することができる。したがっ
て、イオン注入領域の存在によって半導体層のキャリア
濃度が低下するといったことを防止することができ、一
層高い発光輝度を確保できるという利点が得られる。
半導体層およびp型半導体層の各表面部にイオン注入さ
れるイオンは、n型半導体層およびp型半導体層の各半
導体層にドープされているn型不純物およびp型不純物
の各イオンであるために、これら各イオンが注入された
領域についてもn型半導体層またはp型半導体層として
の特性をそのまま保有させ得ることとなる。すなわち、
イオン注入がなされた領域がもはやn型半導体層やp型
半導体層としての機能を果たさなくなるといった不具合
が生じることを適切に回避することができる。したがっ
て、イオン注入領域の存在によって半導体層のキャリア
濃度が低下するといったことを防止することができ、一
層高い発光輝度を確保できるという利点が得られる。
【0012】請求項3に記載した発明においては、まず
n型半導体層およびp型半導体層の各表面に開口部を備
えたマスク層を形成した後に、その表面へ所定のイオン
注入を行うので、上記マスク層の開口部に面したn型半
導体層およびp型半導体層の各表面部のみに所定のイオ
ン注入を行うことができる。また、このイオン注入が終
了した後には、上記マスク層の開口部が形成されていた
位置に導電性膜を形成することにより、上記イオン注入
がなされたn型半導体層およびp型半導体層の各表面部
に電極を設けるために、結局、この電極と接触する各半
導体層の表面部のみに所定のイオン注入がなされた半導
体発光素子が得られることとなる。したがって、請求項
1に記載の半導体発光素子を適切に製造することができ
る。
n型半導体層およびp型半導体層の各表面に開口部を備
えたマスク層を形成した後に、その表面へ所定のイオン
注入を行うので、上記マスク層の開口部に面したn型半
導体層およびp型半導体層の各表面部のみに所定のイオ
ン注入を行うことができる。また、このイオン注入が終
了した後には、上記マスク層の開口部が形成されていた
位置に導電性膜を形成することにより、上記イオン注入
がなされたn型半導体層およびp型半導体層の各表面部
に電極を設けるために、結局、この電極と接触する各半
導体層の表面部のみに所定のイオン注入がなされた半導
体発光素子が得られることとなる。したがって、請求項
1に記載の半導体発光素子を適切に製造することができ
る。
【0013】また、電極の形成箇所とイオン注入がなさ
れる箇所とは同一箇所でよいから、これら電極の形成や
イオン注入を行う場合には、たとえば電極形成用のマス
ク層とイオン注入用のマスク層との各々を形成するため
の露光用マスクとしては、共通のマスクを用いることが
できるといった利点も得られる。
れる箇所とは同一箇所でよいから、これら電極の形成や
イオン注入を行う場合には、たとえば電極形成用のマス
ク層とイオン注入用のマスク層との各々を形成するため
の露光用マスクとしては、共通のマスクを用いることが
できるといった利点も得られる。
【0014】
【実施例の説明】以下、本願発明の好ましい実施例を、
図面を参照しつつ具体的に説明する。
図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0015】図1は、本願発明に係る半導体発光素子の
一例を示す断面図である。
一例を示す断面図である。
【0016】図1に示す半導体発光素子1は、青色発光
LEDとして構成されたものであり、絶縁基板である透
光性を有するサファイア基板2の表面に、n型半導体層
3、発光層4、およびp型半導体層5を順次形成したも
のである。また、これらn型半導体層3およびp型半導
体層5の各表面部には一対の電極6a,6bが形成され
ており、これら各電極6a,6bの下方にイオン注入領
域7a,7bが設けられている。
LEDとして構成されたものであり、絶縁基板である透
光性を有するサファイア基板2の表面に、n型半導体層
3、発光層4、およびp型半導体層5を順次形成したも
のである。また、これらn型半導体層3およびp型半導
体層5の各表面部には一対の電極6a,6bが形成され
ており、これら各電極6a,6bの下方にイオン注入領
域7a,7bが設けられている。
【0017】上記n型半導体層3は、サファイア基板2
の表面上に成長させた窒化ガリウムなどのバッファ層8
上に形成されており、n型GaN層31、およびn型A
lGaN層32(Al0.2 Ga0.8 N)によって形成さ
れている。このn型半導体層3には、たとえばSiがn
型不純物(ドナー)としてドープされている。発光層4
は、InGaN層(In0.15Ga0.85N)によって形成
されており、たとえばZnがドープされている。また、
p型半導体層5は、p型AlGaN層51(Al0.2 G
a0.8 N)、およびp型GaN層52によって形成され
ている。このp型半導体層5には、たとえばMgがp型
不純物(アクセプタ)としてドープされている。
の表面上に成長させた窒化ガリウムなどのバッファ層8
上に形成されており、n型GaN層31、およびn型A
lGaN層32(Al0.2 Ga0.8 N)によって形成さ
れている。このn型半導体層3には、たとえばSiがn
型不純物(ドナー)としてドープされている。発光層4
は、InGaN層(In0.15Ga0.85N)によって形成
されており、たとえばZnがドープされている。また、
p型半導体層5は、p型AlGaN層51(Al0.2 G
a0.8 N)、およびp型GaN層52によって形成され
ている。このp型半導体層5には、たとえばMgがp型
不純物(アクセプタ)としてドープされている。
【0018】なお、これら各半導体層のうち、最下層の
n型GaN層31を除く各半導体層の一部の領域Bはエ
ッチング処理によって除去処理されており、これにより
n型GaN層31の上面に電極6aを設けるためのスペ
ースが確保されている。
n型GaN層31を除く各半導体層の一部の領域Bはエ
ッチング処理によって除去処理されており、これにより
n型GaN層31の上面に電極6aを設けるためのスペ
ースが確保されている。
【0019】上記n型GaN層31に設けられた一方の
電極6aの具体例としては、AlまたはAl合金製の導
電性膜が適用される。また、他方の電極6bは、最表層
のp型GaN層52の表面部に設けられており、その具
体的な材質としては、たとえばTi,Au,Niなどが
適用される。
電極6aの具体例としては、AlまたはAl合金製の導
電性膜が適用される。また、他方の電極6bは、最表層
のp型GaN層52の表面部に設けられており、その具
体的な材質としては、たとえばTi,Au,Niなどが
適用される。
【0020】上記イオン注入領域7a,7bは、上記一
対の電極6a,6bの各々の直下の位置、すなわち、電
極6aと接触するn型GaN層31の表面部と、p型G
aN層52の表面部に各々適当な深さH,H1で設けら
れている。一方のイオン注入領域7aに注入されるイオ
ンとしては、このイオン注入領域7aが形成されるn型
GaN層31にドープされているn型不純物としてのS
iのイオンが用いられている。このイオン注入領域7a
の深さHは、n型GaN層31の厚み(たとえば3μ
m)よりも小寸法である。
対の電極6a,6bの各々の直下の位置、すなわち、電
極6aと接触するn型GaN層31の表面部と、p型G
aN層52の表面部に各々適当な深さH,H1で設けら
れている。一方のイオン注入領域7aに注入されるイオ
ンとしては、このイオン注入領域7aが形成されるn型
GaN層31にドープされているn型不純物としてのS
iのイオンが用いられている。このイオン注入領域7a
の深さHは、n型GaN層31の厚み(たとえば3μ
m)よりも小寸法である。
【0021】これに対し、他方のイオン注入領域7bに
ついては、そのイオンとしては、p型GaN層52にド
ープされているp型不純物としてのMgのイオンが適用
されている。そのイオン注入深さH1は、p型GaN層
52の厚み(たとえば150nm)よりも小寸法であ
る。
ついては、そのイオンとしては、p型GaN層52にド
ープされているp型不純物としてのMgのイオンが適用
されている。そのイオン注入深さH1は、p型GaN層
52の厚み(たとえば150nm)よりも小寸法であ
る。
【0022】なお、n型不純物としては、Si以外とし
て、SnやGeを用いることができる。またp型不純物
としてはMg以外として、Zn,Cd,Be,Caなど
を用いることができる。したがって、上記イオン注入領
域7a,7bを形成するためのイオンとしては、上記S
iやMgに限定されず、上記したn型またはp型の各不
純物の種類に対応させて任意に変更可能である。
て、SnやGeを用いることができる。またp型不純物
としてはMg以外として、Zn,Cd,Be,Caなど
を用いることができる。したがって、上記イオン注入領
域7a,7bを形成するためのイオンとしては、上記S
iやMgに限定されず、上記したn型またはp型の各不
純物の種類に対応させて任意に変更可能である。
【0023】次に、上記構成の半導体発光素子1の製造
方法の一例について説明する。
方法の一例について説明する。
【0024】まず、図2(a)に示すように、サファイ
ア基板2の表面上に、所定のn型半導体層3、発光層
4、およびp型半導体層5を形成するが、これは従来既
知の有機金属化学気相成長法(MOCVD法)によっ
て、上述した各成分の単結晶を順次成長させることによ
り行うことができる。また、このように各半導体層を形
成した後には、一定領域Bのエッチング処理を行い、電
極6aを形成するための領域を確保する。
ア基板2の表面上に、所定のn型半導体層3、発光層
4、およびp型半導体層5を形成するが、これは従来既
知の有機金属化学気相成長法(MOCVD法)によっ
て、上述した各成分の単結晶を順次成長させることによ
り行うことができる。また、このように各半導体層を形
成した後には、一定領域Bのエッチング処理を行い、電
極6aを形成するための領域を確保する。
【0025】次いで、上記作業工程が終了した後には、
図2(b)に示すように、n型GaN層31およびp型
GaN層52の各表面に、開口部10a,10bを有す
るマスク層11a,11bを形成し、その後イオン注入
処理を行う。一方の開口部10a側には、Siのイオン
をイオン注入装置により加速して打ち込み、他方の開口
部10b側には、Mgのイオンを打ち込む。これによ
り、開口部10a,10bの各々に面するn型GaN層
31およびp型GaN層52の各表面部のみに、イオン
注入領域7a,7bを限定的に形成することができる。
なお、上記マスク層11a,11bは、フォトレジスト
によって形成することができ、その開口部10a,10
bはフォトエッチングにより形成すればよい。また、こ
のフォトレジストによって形成されたマスク層11a,
11bは、イオン注入後に除去する。
図2(b)に示すように、n型GaN層31およびp型
GaN層52の各表面に、開口部10a,10bを有す
るマスク層11a,11bを形成し、その後イオン注入
処理を行う。一方の開口部10a側には、Siのイオン
をイオン注入装置により加速して打ち込み、他方の開口
部10b側には、Mgのイオンを打ち込む。これによ
り、開口部10a,10bの各々に面するn型GaN層
31およびp型GaN層52の各表面部のみに、イオン
注入領域7a,7bを限定的に形成することができる。
なお、上記マスク層11a,11bは、フォトレジスト
によって形成することができ、その開口部10a,10
bはフォトエッチングにより形成すればよい。また、こ
のフォトレジストによって形成されたマスク層11a,
11bは、イオン注入後に除去する。
【0026】上記のようにしてイオン注入処理が終了し
た後は、図2(c)に示すように、n型GaN層31お
よびp型GaN層52の各表面に、電極となる導電性膜
6A,6Bを形成する。次いで、図2(d)に示すよう
に、上記導電性膜6A,6Bの表面にフォトレジストに
よってマスク層12a,12bを設ける。このマスク層
12a,12bは、導電性膜6A,6Bの各表面の全域
にフォトレジストを塗布した後に、上記マスク層12
a、12b以外の箇所をフォトエッチングによって除去
することにより形成すればよい。ただし、これらマスク
層12a,12bの形成に際しては、図2(b)で示し
たマスク層11a,11bの開口部10a,10bの形
成位置と同一位置とする。したがって、これらマスク層
12a,12bを形成するための露光用マスクと、上記
マスク層11a,11bを形成するための露光用マスク
とは同一でよく、製造作業に便宜が図れる。
た後は、図2(c)に示すように、n型GaN層31お
よびp型GaN層52の各表面に、電極となる導電性膜
6A,6Bを形成する。次いで、図2(d)に示すよう
に、上記導電性膜6A,6Bの表面にフォトレジストに
よってマスク層12a,12bを設ける。このマスク層
12a,12bは、導電性膜6A,6Bの各表面の全域
にフォトレジストを塗布した後に、上記マスク層12
a、12b以外の箇所をフォトエッチングによって除去
することにより形成すればよい。ただし、これらマスク
層12a,12bの形成に際しては、図2(b)で示し
たマスク層11a,11bの開口部10a,10bの形
成位置と同一位置とする。したがって、これらマスク層
12a,12bを形成するための露光用マスクと、上記
マスク層11a,11bを形成するための露光用マスク
とは同一でよく、製造作業に便宜が図れる。
【0027】さらに、上記マスク層12a,12bを形
成した後には、これら以外の非マスク部分の導電性膜6
A,6Bの部位A1,A2をエッチングにより除去す
る。また、その後は上記マスク層12a,12bも除去
する。これにより、図1で示したように、上記導電性膜
6A,6Bの各一部を一対の電極6a,6bとして形成
することができる。しかも、これらの電極6a,6b
は、イオン注入領域7a,7bの直上に各々位置するこ
ととなる。
成した後には、これら以外の非マスク部分の導電性膜6
A,6Bの部位A1,A2をエッチングにより除去す
る。また、その後は上記マスク層12a,12bも除去
する。これにより、図1で示したように、上記導電性膜
6A,6Bの各一部を一対の電極6a,6bとして形成
することができる。しかも、これらの電極6a,6b
は、イオン注入領域7a,7bの直上に各々位置するこ
ととなる。
【0028】なお、上記一連の製造作業は、ウエハに対
して行われ、上記のようにして半導体発光素子1を形成
した後には、ダイシングにより、たとえば平面矢視にお
いて一辺が0.5mm程度の正方形状のチップに分割さ
れる。
して行われ、上記のようにして半導体発光素子1を形成
した後には、ダイシングにより、たとえば平面矢視にお
いて一辺が0.5mm程度の正方形状のチップに分割さ
れる。
【0029】以上のようにして製造された半導体発光素
子1は、その電極6a,6bにワイヤボンディングを施
すなどして使用されるが、電極6a,6bと接触するn
型GaN層31の表面部およびp型GaN層52の各表
面部にはイオン注入領域7a,7bが各々設けられてい
ることにより、電極6a,6bの接続箇所においてオー
ミック接触が得られ、コンタクト抵抗の値をかなり小さ
くすることができる。これにより、充分なキャリア濃度
を確保することができる。
子1は、その電極6a,6bにワイヤボンディングを施
すなどして使用されるが、電極6a,6bと接触するn
型GaN層31の表面部およびp型GaN層52の各表
面部にはイオン注入領域7a,7bが各々設けられてい
ることにより、電極6a,6bの接続箇所においてオー
ミック接触が得られ、コンタクト抵抗の値をかなり小さ
くすることができる。これにより、充分なキャリア濃度
を確保することができる。
【0030】また、上記イオン注入領域7a,7bは、
電極6a,6bと接触する部分にのみ限定して設けられ
ているから、これによってn型GaN層31およびp型
GaN層52の実質的なボリュームが大きく減少するこ
とはない。しかも、イオン注入されたイオンとしては、
n型GaN層31についてはドナーとしてのSiのイオ
ンであり、p型GaN層52についてはアクセプタとし
てのMgのイオンであるから、これらのイオン注入領域
7a,7bの存在がn型GaN層31やp型GaN層5
2の本来のクラッド層としての機能を大きく損なうとい
ったこともない。したがって、イオン注入領域7a,7
bを設けたことに原因して各半導体層3,5のキャリア
濃度が大きく低下するといった不具合はなく、結局、発
光層4において高い発光輝度を安定して得られることと
なる。
電極6a,6bと接触する部分にのみ限定して設けられ
ているから、これによってn型GaN層31およびp型
GaN層52の実質的なボリュームが大きく減少するこ
とはない。しかも、イオン注入されたイオンとしては、
n型GaN層31についてはドナーとしてのSiのイオ
ンであり、p型GaN層52についてはアクセプタとし
てのMgのイオンであるから、これらのイオン注入領域
7a,7bの存在がn型GaN層31やp型GaN層5
2の本来のクラッド層としての機能を大きく損なうとい
ったこともない。したがって、イオン注入領域7a,7
bを設けたことに原因して各半導体層3,5のキャリア
濃度が大きく低下するといった不具合はなく、結局、発
光層4において高い発光輝度を安定して得られることと
なる。
【0031】なお、上記実施例では、n型およびp型の
各半導体層にイオン注入されるイオンとして、各半導体
層にドープされているn型不純物とp型不純物の各イオ
ンを用いたが(請求項2に対応)、請求項1に記載の本
願発明は必ずしもこれに限定されない。たとえばn型ま
たはp型の各半導体層にドープされている不純物とは異
なる材料のイオンを注入してもよい。このような構成で
あっても、コンタクト抵抗を低下させ得る限りにおいて
は、本願発明の目的が達成可能である。また、この場合
には、イオン注入領域がn型またはp型の各半導体層と
して機能しない虞れもあるが、このイオン注入領域は電
極と接触する表面部に限定して設けられているために、
n型半導体層およびp型半導体層全体の本来の機能が大
きく損なわれるといった不具合はない。
各半導体層にイオン注入されるイオンとして、各半導体
層にドープされているn型不純物とp型不純物の各イオ
ンを用いたが(請求項2に対応)、請求項1に記載の本
願発明は必ずしもこれに限定されない。たとえばn型ま
たはp型の各半導体層にドープされている不純物とは異
なる材料のイオンを注入してもよい。このような構成で
あっても、コンタクト抵抗を低下させ得る限りにおいて
は、本願発明の目的が達成可能である。また、この場合
には、イオン注入領域がn型またはp型の各半導体層と
して機能しない虞れもあるが、このイオン注入領域は電
極と接触する表面部に限定して設けられているために、
n型半導体層およびp型半導体層全体の本来の機能が大
きく損なわれるといった不具合はない。
【0032】さらに、上記実施例では、青色発光LED
を一例として説明したが、本願発明はこれに限定され
ず、これ以外の赤色や緑色などの発光LEDなどにも適
用できることは勿論である。したがって、n型半導体
層、発光層、およびp型半導体層などの具体的な材質な
どが限定されない他、電極の具体的な材質なども限定さ
れない。本願発明に係る半導体発光素子の各部の具体的
な構成は種々に設計変更自在であり、またその具体的な
製造方法も種々に変更自在である。
を一例として説明したが、本願発明はこれに限定され
ず、これ以外の赤色や緑色などの発光LEDなどにも適
用できることは勿論である。したがって、n型半導体
層、発光層、およびp型半導体層などの具体的な材質な
どが限定されない他、電極の具体的な材質なども限定さ
れない。本願発明に係る半導体発光素子の各部の具体的
な構成は種々に設計変更自在であり、またその具体的な
製造方法も種々に変更自在である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る半導体発光素子の一例を示す断
面図。
面図。
【図2】(a)〜(d)は図1に示す半導体発光素子の
製造方法の一例を示す断面図。
製造方法の一例を示す断面図。
1 半導体発光素子 2 基板(サファイア基板) 3 n型半導体層 4 発光層 5 p型半導体層 6a,6b 電極 7a,7b イオン注入領域
Claims (3)
- 【請求項1】 発光層を挟むn型半導体層およびp型半
導体層の各表面に、電極が設けられている半導体発光素
子において、 上記n型半導体層およびp型半導体層の上記電極と接触
する表面部の少なくとも一部には、この表面部の電気抵
抗値を低下させるためのイオン注入がなされていること
を特徴とする、半導体発光素子。 - 【請求項2】 上記n型半導体層およびp型半導体層の
各表面部にイオン注入されるイオンは、n型半導体層お
よびp型半導体層の各半導体層にドープされているn型
不純物およびp型不純物の各イオンであることを特徴と
する、請求項1に記載の半導体発光素子。 - 【請求項3】 発光層を挟むn型半導体層およびp型半
導体層の各表面に、開口部を備えたマスク層を形成した
後に、 このマスク層の表面側へ上記n型半導体層およびp型半
導体層の電気抵抗値を低下させるために、上記マスク層
の開口部に面する各半導体層の表面部にイオン注入を行
い、 その後上記マスク層の開口部が形成されていた位置に導
電性膜を形成することにより、上記イオン注入がなされ
た各半導体層の表面部上に電極を設けることを特徴とす
る、半導体発光素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6908195A JPH08153892A (ja) | 1994-09-30 | 1995-03-28 | 半導体発光素子、およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-236426 | 1994-09-30 | ||
JP23642694 | 1994-09-30 | ||
JP6908195A JPH08153892A (ja) | 1994-09-30 | 1995-03-28 | 半導体発光素子、およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08153892A true JPH08153892A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=26410259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6908195A Pending JPH08153892A (ja) | 1994-09-30 | 1995-03-28 | 半導体発光素子、およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08153892A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1084159A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体発光素子およびその製造方法 |
JPH10223975A (ja) * | 1997-02-12 | 1998-08-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 面発光型半導体レーザ装置およびその製造方法 |
JPH10247747A (ja) * | 1997-03-05 | 1998-09-14 | Toshiba Corp | 半導体発光素子およびその製造方法 |
JP2001102678A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-13 | Toshiba Corp | 窒化ガリウム系化合物半導体素子 |
KR20050093319A (ko) * | 2004-03-18 | 2005-09-23 | 삼성전기주식회사 | 발광효율이 개선된 질화물 반도체 발광소자 및 그 제조방법 |
JP2007324411A (ja) * | 2006-06-01 | 2007-12-13 | Toshiba Corp | 半導体発光素子及びその製造方法、並びに半導体発光素子を用いた照明装置 |
JP2011139066A (ja) * | 2009-12-29 | 2011-07-14 | Lg Innotek Co Ltd | 発光素子、発光素子パッケージおよび照明システム |
JP2013058636A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Tamura Seisakusho Co Ltd | β−Ga2O3系基板、LED素子、及びLED素子の製造方法 |
KR20130135479A (ko) * | 2012-06-01 | 2013-12-11 | 엘지이노텍 주식회사 | 발광소자 |
KR20140102509A (ko) * | 2013-02-14 | 2014-08-22 | 엘지이노텍 주식회사 | 발광소자, 발광소자 패키지 및 라이트 유닛 |
WO2014148542A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-25 | ウシオ電機株式会社 | Led素子 |
EP2860774A4 (en) * | 2012-06-08 | 2015-06-10 | Lg Innotek Co Ltd | LIGHT EMITTING DEVICE, LIGHT EMITTING DEVICE HOUSING, AND LIGHTING UNIT |
JP2016521460A (ja) * | 2013-04-30 | 2016-07-21 | コミサリア ア レネルジ アトミク エ オウ エネルジ アルタナティヴ | ヘテロ接合トランジスタに通常は妨げられる注入領域を形成する方法 |
-
1995
- 1995-03-28 JP JP6908195A patent/JPH08153892A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1084159A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体発光素子およびその製造方法 |
JPH10223975A (ja) * | 1997-02-12 | 1998-08-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 面発光型半導体レーザ装置およびその製造方法 |
JPH10247747A (ja) * | 1997-03-05 | 1998-09-14 | Toshiba Corp | 半導体発光素子およびその製造方法 |
JP2001102678A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-13 | Toshiba Corp | 窒化ガリウム系化合物半導体素子 |
KR20050093319A (ko) * | 2004-03-18 | 2005-09-23 | 삼성전기주식회사 | 발광효율이 개선된 질화물 반도체 발광소자 및 그 제조방법 |
JP2007324411A (ja) * | 2006-06-01 | 2007-12-13 | Toshiba Corp | 半導体発光素子及びその製造方法、並びに半導体発光素子を用いた照明装置 |
US8530926B2 (en) | 2009-12-29 | 2013-09-10 | Lg Innotek Co., Ltd. | Light emitting device |
JP2011139066A (ja) * | 2009-12-29 | 2011-07-14 | Lg Innotek Co Ltd | 発光素子、発光素子パッケージおよび照明システム |
TWI449216B (zh) * | 2009-12-29 | 2014-08-11 | Lg Innotek Co Ltd | 發光裝置及發光裝置封裝 |
JP2013058636A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Tamura Seisakusho Co Ltd | β−Ga2O3系基板、LED素子、及びLED素子の製造方法 |
KR20130135479A (ko) * | 2012-06-01 | 2013-12-11 | 엘지이노텍 주식회사 | 발광소자 |
EP2860774A4 (en) * | 2012-06-08 | 2015-06-10 | Lg Innotek Co Ltd | LIGHT EMITTING DEVICE, LIGHT EMITTING DEVICE HOUSING, AND LIGHTING UNIT |
US9306125B2 (en) | 2012-06-08 | 2016-04-05 | Lg Innotek Co., Ltd. | Light-emitting device, light-emitting device package, and light unit |
US9419184B2 (en) | 2012-06-08 | 2016-08-16 | Lg Innotek Co., Ltd. | Light-emitting device, light-emitting device package, and light unit |
KR20140102509A (ko) * | 2013-02-14 | 2014-08-22 | 엘지이노텍 주식회사 | 발광소자, 발광소자 패키지 및 라이트 유닛 |
WO2014148542A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-25 | ウシオ電機株式会社 | Led素子 |
JP2016521460A (ja) * | 2013-04-30 | 2016-07-21 | コミサリア ア レネルジ アトミク エ オウ エネルジ アルタナティヴ | ヘテロ接合トランジスタに通常は妨げられる注入領域を形成する方法 |
US10164081B2 (en) | 2013-04-30 | 2018-12-25 | Commissariat à l'énergie atomique et aux énergies alternatives | Method for forming an implanted area for a heterojunction transistor that is normally blocked |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2803742B2 (ja) | 窒化ガリウム系化合物半導体発光素子及びその電極形成方法 | |
KR100609117B1 (ko) | 질화물계 반도체 발광소자 및 그 제조방법 | |
US7569863B2 (en) | Semiconductor light emitting device | |
US20060208264A1 (en) | Nitride semiconductor LED improved in lighting efficiency and fabrication method thereof | |
JP2007103951A (ja) | 窒化物系半導体発光素子及びその製造方法 | |
JPH10275936A (ja) | 半導体発光素子の製法 | |
KR20070015709A (ko) | 질화물 발광 소자 및 그 제조 방법 | |
JPH08153892A (ja) | 半導体発光素子、およびその製造方法 | |
US20030209723A1 (en) | Gallium nitride-based compound semiconductor device | |
JP2000077713A (ja) | 半導体発光素子 | |
EP1696494A1 (en) | Semiconductor light-emitting device and method for manufacturing same | |
JP2023507445A (ja) | 発光ダイオード前駆体およびその製造方法 | |
JPH08306643A (ja) | 3−5族化合物半導体用電極および発光素子 | |
US7012284B2 (en) | Nitride semiconductor light emitting device and method of manufacturing the same | |
KR20050096010A (ko) | 질화물 반도체 발광소자 및 그 제조방법 | |
JP3934730B2 (ja) | 半導体発光素子 | |
JPH0638265U (ja) | 窒化ガリウム系発光素子の電極 | |
KR20080033721A (ko) | 발광 소자의 제조 방법 | |
JPH09107125A (ja) | 窒化ガリウム系化合物半導体発光素子 | |
KR100576847B1 (ko) | 질화갈륨계 반도체 발광 소자 및 제조방법 | |
KR100743468B1 (ko) | 3족 질화물 반도체 발광소자 | |
JP2005109429A (ja) | 窒化ガリウム系半導体発光素子及びその製造方法 | |
CN116230711B (zh) | 一种hemt与led的单片集成器件及其制备方法 | |
TW201415665A (zh) | 半導體發光元件及其製造方法 | |
KR100647017B1 (ko) | 질화물계 반도체 발광소자 및 그 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040601 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041102 |