JPH08152563A - 内視鏡用収納具 - Google Patents

内視鏡用収納具

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JPH08152563A
JPH08152563A JP6294993A JP29499394A JPH08152563A JP H08152563 A JPH08152563 A JP H08152563A JP 6294993 A JP6294993 A JP 6294993A JP 29499394 A JP29499394 A JP 29499394A JP H08152563 A JPH08152563 A JP H08152563A
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JP
Japan
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endoscope
storage
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drum
frame
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JP6294993A
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English (en)
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Yasuto Tanaka
靖人 田中
Yasufumi Shimoe
寧文 下江
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2585/00Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials
    • B65D2585/68Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials for machines, engines, or vehicles in assembled or dismantled form
    • B65D2585/6802Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials for machines, engines, or vehicles in assembled or dismantled form specific machines, engines or vehicles
    • B65D2585/6835Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials for machines, engines, or vehicles in assembled or dismantled form specific machines, engines or vehicles audio-visual devices
    • B65D2585/6842Containers, packaging elements or packages specially adapted for particular articles or materials for machines, engines, or vehicles in assembled or dismantled form specific machines, engines or vehicles audio-visual devices radios, walkmans

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Abstract

(57)【要約】 【目的】内視鏡挿入部が脱落することなく、内視鏡の収
納作業が容易に行える内視鏡用収納具を提供すること。 【構成】収納ドラム13は、収納クッション18のフラ
ンジ19との間隔が内視鏡挿入部6の直径以下に配置さ
れたフレーム31,32,33,34によって、収納ク
ッション18に内視鏡挿入部6を巻き取る際に、挿入部
6を押さえていなくてもフランジ19から挿入部6が脱
落してしまうことがなく収納性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡を収納する内視
鏡用収納具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長の挿入部を挿入する
事により体腔内臓器を観察したり、必要に応じて処置具
チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治療のでき
る内視鏡が広く用いられている。
【0003】また、工業用分野においても、ボイラ、タ
ービン、エンジン、化学プラント等の内部の傷、腐食等
の観察、検査に工業用内視鏡が広く用いられている。
【0004】一般に内視鏡、特に工業用の内視鏡はトラ
ンク型の収納具に収納して、保管、運搬している。ま
た、挿入部が長尺の内視鏡ではドラム型の収納具を使用
している。
【0005】例えば、従来技術としては、USP4,9
13,369号公報に記載の収納具があり、内視鏡収納
ドラムの内側に操作部やコネクタ等を納め、前記収納ド
ラム外周に内視鏡挿入部を巻き付けるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内視鏡収納具では操作部、コネクタ等をケース内の緩衝
材に納めた後に、緩衝材に設けられた溝に挿入部を納め
ていく構造のため、挿入部が長尺の内視鏡の場合には収
納作業が大変煩雑なものとなってしまう。
【0007】また、USP4,913,369号公報に
示されるようなドラム型の収納具の場合、ドラム外周に
挿入部を巻き付ける時に、挿入部に手を添えて押さえな
がら巻き付けないと、巻き付け方にムラができ、挿入部
の弾発性によってドラムから挿入部が脱落してしまうた
め、非常に作業性が悪いものであった。
【0008】本発明は前記事情に鑑みてなされたもので
あり、内視鏡挿入部が脱落することなく、内視鏡の収納
作業が容易に行える内視鏡用収納具を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも内
視鏡操作部を納める収納部と、この収納部を回転自在に
保持する基底部とを有し、前記収納部の回転により内視
鏡挿入部を前記収納部の外周に巻き付ける内視鏡用収納
ドラムにおいて、前記収納部との間隔を前記内視鏡挿入
部の直径以下にして配置する脱落防止部材を設けてあ
る。
【0010】
【作用】本発明の構成では、収納部材との間隔が内視鏡
挿入部の直径以下に配置された脱落防止部材によって、
収納部に内視鏡挿入部を巻き取る際に挿入部を押さえて
いなくても収納部から挿入部が脱落してしまうことがな
く収納性が向上する。
【0011】
【実施例】図を参照して本発明の実施例について、以下
に説明する。図1ないし図6は本発明の第1実施例に係
り、図1は内視鏡システムの外観図、図2は内視鏡用収
納ドラムの蓋を外した状態の斜視図、図3は収納ドラム
の断面図、図4は収納ドラムの背面図、図5は収納ドラ
ムの斜視図、図6は収納ドラムのクッション部分の拡大
断面図である。
【0012】図1に示すように、内視鏡装置50は、内
視鏡1と、この内視鏡1に照明光を供給する光源装置2
と、内視鏡1の撮像信号を標準的な映像信号に変換処理
するカメラコントロールユニット(以下CCUと記す)
3と、CCU3の出力を基に内視鏡像を表示するモニタ
4とで構成されている。
【0013】前記内視鏡1は比較的径の太い操作部5を
有し、この操作部5の先端側に細長で可撓性を有する例
えば長尺な挿入部6の後端を連結している。この挿入部
6は、操作部5に連結する可撓管7の先端側に湾曲可能
な湾曲部8を介して、先端硬質部9が設けられている。
また、前記操作部5に、前記湾曲部8を所定の方向へ湾
曲させる湾曲操作ノブ10が設けられている。さらに、
前記操作部5からユニバーサルコード11が側方へ延出
され、このユニバーサルコード11の先端に接続された
光源コネクタ11aが前記光源装置2に着脱自在に接続
されるようになっている。
【0014】前記光源コネクタ11aの一端からはCC
Uケーブル12が延出され、このCCUケーブル12の
先端にCCUコネクタ12aが設けられており、このC
CUコネクタ12aがCCU3に着脱自在に接続される
ようになっている。
【0015】次に、内視鏡を収納する内視鏡用収納ドラ
ム(以下、収納ドラムと称する)13について図を参照
して説明する。収納される内視鏡としては、例えば長尺
な挿入部6を有する前述の内視鏡1が収納されるものと
して説明する。
【0016】図2に示すように、収納ドラム13は、蓋
14と、この蓋14が着脱自在に固定され内視鏡1が収
納されるドラム本体15とを有している。前記ドラム本
体15は略筒状の巻き胴部16を有し、この巻胴部16
は、図3に示すように中心からオフセットした位置にハ
ンドル受け孔17が設けられ、内視鏡1を納めるための
発泡ポリエチレン等の緩衝材で作られた略筒状の収納ク
ッション18と、この収納クッション18の底面に設け
られたフランジ19とを有している。このフランジ19
には、その中心部にシャフト20を固定し、シャフト2
0は、着脱自在に貫通する収納クッション18の上面に
突出すると共に、前記フランジ19の底面にも突出して
いる。
【0017】なお、前記収納クッション18は、シャフ
ト20以外に、フランジ19に固定されたハンドル受け
孔17を構成するための筒状の部材に対しも、着脱自在
に嵌合している。
【0018】前記収納クッション18の上面の外周近傍
には、挿入部6を巻き付けた後に挿入部6先端側を納め
るための挿入部用溝21と、操作部5及びユニバーサル
コード11が収納される溝22とが形成されている。
【0019】ここで、細径長尺の内視鏡の場合、観察時
にある程度の太さのパイプ等に挿入する際には、挿入部
の挿入性を向上させる目的で挿入部にガイドチューブ7
0を装着して使用する。そのため、前記挿入部用溝21
は、図6に示すように溝が二段階に設けられており、内
視鏡単体で収納する場合は細い幅の下段溝23に挿入部
6のみを収納し、ガイドチューブ70と組み合わせて収
納する場合には太い幅の上段溝24にガイドチューブ7
0を固定する事ができるようになっている。
【0020】また、収納クッション18の外周縁から前
記溝21に先端挿入部を導くための切り欠き25が、前
記溝21に連通するように数カ所設けられている。この
構成により、挿入部6を緊密に巻いてもラフに巻いて
も、数カ所に設けた切り欠き25のいずれかを通して、
挿入部先端を確実に溝21に収めることができる。
【0021】なお、前記ハンドル受け孔17には、ハン
ドル26が着脱自在に装着されるようになっている。
【0022】前記ドラム本体15は、前記フランジ19
を回転可能に保持する軸受け部材27を中心に固定する
ベース部材28を有し、フランジ19は、このベース部
材28の外周近傍に例えば等間隔で複数個設けられた受
け部材29上で回転し、摺動するようになっている。前
記受け部材29はポリアセタール等の滑り性がよく、対
摩耗性の良い樹脂を用いるとよい。この受け部材29
は、収納ドラム13を寝かせて載置する時に保持する足
30によって、ベース部材28を挟むようにしてビスと
ナットによってベース部材28に固定されている。
【0023】前記ベース部材28には、図2〜図4に示
すように、脱落防止部材を構成する複数のフレームが設
けられている。前記ベース部材28は、図4に示すよう
に、周方向にほぼ90度ごとに突出するように、保持・
脚兼用フレーム31と、保持用フレーム32と、この保
持用フレーム32と対向する位置にフレーム33とをビ
ス等によって固定している。
【0024】前記保持用フレーム32及びフレーム33
は、ベース部材28の底部からフランジ19の外周端と
所定の距離を保つように屈曲し、延出して取っ手状に形
成されている。前記保持・脚兼用フレーム31は、保持
用フレーム32及び保持用フレーム32にほぼ直交する
ように配置され、細長の台形状の枠として形成されてい
る。保持・脚兼用フレーム31は、その枠の一端部はフ
レーム32,33と同様に形成されており、枠の他端部
は、ベース部材28の底面に沿って拡開するように延出
し前記台形状の底辺を構成している。この保持・脚兼用
フレーム31は、その枠の底辺内側には、内側から順
に、保持フレーム32と同様の保持フレーム34と、脚
用フレーム35とをベース部材28に固定している。
【0025】前記保持・脚兼用フレーム31の一端部
と、前記保持用フレーム32,33,34と、フランジ
19とは、その隙間が内視鏡挿入部6の外径(直径)よ
り狭くなっており、挿入部6が下に落ちないようになっ
ている。
【0026】前記保持・脚兼用フレーム31の一端側側
辺には、収納ドラム13を縦位置で持ち運べるように、
ハンドル36が突設されている。また、保持・脚用フレ
ーム31と、脚用フレーム35とは、その端部が収納ド
ラム13を立てて保管する時の脚となるようにある程度
の間隔を持って配置され、床に接するように設けられて
いる。
【0027】一方、前記収納ドラム13の蓋14は、円
形の上板38に発泡ポリエチレン等の緩衝材で作られた
上クッション39が固定されており、上板38及び上ク
ッション39には、前記シャフト20が貫通する穴40
が設けられている。前記シャフト20の上部には雄ネジ
が設けられており、蓋14を閉めた後にノブ41を雄ネ
ジに螺合することによって蓋14がドラム本体15に固
定されるようになっている。
【0028】さらに、上板38外周近傍には複数のクラ
ンプ42が周方向にほぼ90度ごとに設けられており、
蓋14を閉めた時に前記クランプ42をフレーム31の
一端部と、フレーム32,33,34とに各固定するこ
とによって蓋14が確実に固定されるようになってい
る。そして、上クッション39と、収納クッション18
の摩擦抵抗と、上から加わる圧力によって収納クッショ
ン18及びフランジ19がベース部材28に対して固定
される。
【0029】前記構成において、収納ドラム13から内
視鏡1を取り出す時は、四つのクランプ42及びノブ4
1を外し、蓋14を開ける。その後に、挿入部6を収納
クッション18外周から引き出し、操作部5、光源コネ
クタ11a、CCUコネクタ12a等を取り出す。
【0030】一方、内視鏡1を収納する時には、操作部
5、光源コネクタ11a、CCUコネクタ12aを収納
クッション18に収納し、ハンドル受け孔17にハンド
ル26を装着する。ハンドル26を把持し、巻胴部16
を回して収納クッション18外周に挿入部6を巻き付け
る。この時、四つの保持用フレームの存在によってフラ
ンジ19から挿入部6が脱落することはなく、挿入部6
を押さえながら巻き付ける必要はない。
【0031】前記挿入部6先端側は、収納クッション1
8に設けられた複数の切り欠き25のいずれかを通して
溝21に導いて固定する。その後、蓋14を閉め、クラ
ンプ42をフレーム31の一端部及びフレーム32,3
3,34に固定して、ノブ41を蓋14を貫通したシャ
フト20の雄ネジ部に螺合する。
【0032】収納ドラム13を保管する状態は、図3に
示すように寝かせた状態でも、図4に示すようにフレー
ムを脚として立てた状態のいずれでも良い。なお、立て
た状態でも、フレーム34の側部は、挿入部6の脱落を
防止する。
【0033】本実施例では、内視鏡挿入部の収納は巻胴
部16を回転させる事によって行える上に、挿入部6を
押さえていなくてもフランジ19から挿入部6が脱落す
る事がないので、長尺内視鏡の収納が大変容易になる。
また、収納ドラム13を立てた状態で保管する事ができ
るため、従来のドラム型収納具に比較して少ない保管ス
ペースで済む。また、フレームを設けたことにより、収
納ドラム13の運搬時には、巻胴部16や内視鏡挿入部
6を保護することができる。
【0034】次に、第2実施例について説明する。
【0035】図7及び図8は本発明の第2実施例に係
り、図7は巻き付け補助・脱落防止具が設けられた収納
ドラムの斜視図、図8は巻き付け補助・脱落防止具と収
納ドラムの側部拡大図である。
【0036】図7に示す内視鏡用収納ドラム60は、側
面に設けた内視鏡収納ドラム用巻き付け補助・脱落防止
具61が設けられている。
【0037】前記収納ドラム60は、第1実施例の収納
ドラム13のうち、蓋14と保持フレーム33,34と
を除いた構成となっている。なお、脚用フレーム35と
フランジ19との間は、挿入部6の外径より狭く形成し
てある。図7において、収納クッション18の溝21,
22、切り欠き25は省略してある。その他、第1実施
例と同様の構成及び作用については、同じ符号を付して
説明を省略する。
【0038】一方、前記巻き付け補助・脱落防止具61
は、前記収納ドラム60のベース部材28に取り付けら
れた板部材62と、この板部材62に突設されかつ外周
に雄ネジを設けた回転支柱63と、この回転支柱63に
隣接した位置で板部材62に突設した移動部材ガイド棒
64とを有している。
【0039】また、巻き付け補助・脱落防止具61は、
内視鏡挿入部6を水平孔69に遊貫・保持し、かつ前記
移動部材ガイド棒64を垂直孔に遊貫すると共に、回転
支柱63と螺合する雌ネジを水平孔内壁に設けた挿入部
ガイド・移動部材(以下、移動部材と称する)65と、
前記回転支柱63と移動部材ガイド棒64の各上端部に
固定されてこれらの振れを防止する振れ止め部材66と
を有している。
【0040】さらに、巻き付け補助・脱落防止具61
は、前記移動部材ガイド棒64に固定され当該収納ドラ
ム60の回転力を前記フランジ19を介して伝達する第
1の回転板67と、この第1の回転板67を介してドラ
ム60の回転力が伝達されるように回転支柱63に固定
された第2の回転板68とを有している。第1の回転板
67と第2の回転板68と前記フランジ19は回転伝達
機構を構成し、例えば歯車あるいはローラとして構成さ
れている。前記回転支柱63及び移動部材65のネジピ
ッチは、収納ドラム60が1回転した時に移動部材65
が挿入部6の直径とほぼ同等か若干大きい距離だけ上昇
するように形成されている。
【0041】前記移動部材65は、移動部材ガイド棒6
4により回転が規制されており、ドラム60の回転に従
って上昇し、また下降するようになっている。
【0042】以上のように構成された前記巻き付け補助
・脱落防止具61において、収納ドラム60に取り付け
たハンドル26を回すことで、回転は回転伝達機構(フ
ランジ19、回転板67、回転板68)を介して回転支
柱63に伝わり、移動部材65は回転支柱63外周のネ
ジのピッチに合わせて移動する。従って、内視鏡挿入部
6は、規則的にすなわち、内視鏡挿入部6の直径をピッ
チとして収納ドラム60の外周にムラなく巻き付けられ
る。
【0043】また、巻き付け補助・脱落防止具61は、
内視鏡挿入部6の先端側は適当な切り欠き25を通し
て、嵌合され収納される。
【0044】本実施例では、収納ドラム60の回転と連
動して移動する移動部材65によって、内視鏡挿入部6
を規則的に収納ドラム60に巻き付けさせることが可能
であり、ネジのピッチを変えることで寸法の異なる挿入
部外径を持つ内視鏡にも対応できる。前記移動部材ガイ
ド棒64は、移動部材65の回転を抑制し移動部材65
を効率よく移動させる働きを有する。
【0045】本実施例では、内視鏡挿入部6を規則的に
ムラなく巻き付けられるられ、先端側は水平孔69に保
持されそして溝21に嵌合され固定されるので、収納ク
ッション18の外周壁から挿入部6が脱落し難くい。ま
た、仮に挿入部6が収納クッション18の外周壁から外
れ落ちても、フレーム31,32,35と巻き付け補助
・脱落防止具61とによって、ベース部材28まで脱落
することは防止される。
【0046】その他の構成及び作用効果は、第1実施例
と同様で、説明を省略する。
【0047】[付記]以上詳述したように本発明の実施
態様によれば、以下のような構成を得ることができる。
すなわち、 (1) 少なくとも内視鏡操作部を納める収納部と、こ
の収納部を回転自在に保持する基底部とを有し、前記収
納部の回転により内視鏡挿入部を前記収納部外周に巻き
付ける内視鏡用収納ドラムにおいて、前記収納部外周に
巻き付ける際に、前記内視鏡挿入部を遊貫・保持して前
記収納部の回転に応じて前記収納部外周の高さ方向に一
定の移動量で移動可能に構成される内視鏡挿入部巻き付
け補助具、又は前記収納部との間隔を前記内視鏡挿入部
の直径以下にして配置する脱落防止部材の少なくとも一
方を設けてある内視鏡用収納具。
【0048】(1−1)少なくとも内視鏡操作部を納め
る収納部と、この収納部を回転自在に保持する基底部と
を有し、前記収納部の回転により内視鏡挿入部を前記収
納部の外周に巻き付ける内視鏡用収納ドラムにおいて、
前記収納部外周に巻き付ける際に、前記内視鏡挿入部を
遊貫・保持して前記収納部の回転に応じて前記収納部外
周の高さ方向に一定の移動量で移動可能に構成される内
視鏡挿入部巻き付け補助具、又は前記収納部との間隔を
前記内視鏡挿入部の直径以下にして配置する脱落防止部
材の少なくとも一方を設けてある。
【0049】付記1−1に記載の構成では、収納部材と
の間隔が内視鏡挿入部の直径以下に配置された脱落防止
部材によって、収納部に内視鏡挿入部を巻き取る際に挿
入部を押さえていなくても収納部から挿入部が脱落して
しまうことがなく収納性が向上する。また、付記1−1
に記載の構成では、内視鏡挿入部巻き付け補助具によ
り、収納部の回転に応じて収納部外周の高さ方向に一定
の移動量で内視鏡挿入部を移動させるので、内視鏡挿入
部が規則的にムラなく巻き付けでき、また挿入部を遊貫
・保持して巻き取れるので、挿入部を押さえていなくて
も収納部から脱落してしまうことがなく収納性が向上す
る。
【0050】従って、付記1−1の構成は、例えば長尺
内視鏡の収納であっても大変容易であり、作業性を向上
させることができる。
【0051】(2) 前記収納部は前記基底部の上に回
転自在に保持し、底部端にフランジを設けており、前記
脱落防止部材は、前記フランジの外周端との間隔が内視
鏡挿入部の外径以下の幅としかつ前記収納部外周壁の一
部に対向して配置されるフレームを設けた付記1に記載
の内視鏡用収納具。
【0052】(3) 前記フレームは、前記収納部の周
方向に所定間隔で複数設けられた付記1に記載の内視鏡
用収納具。
【0053】付記2または付記3に記載の構成では、フ
ランジとの間隔が内視鏡挿入部の直径以下の寸法となる
ように配置したフレームによって、収納部に内視鏡挿入
部を巻き取る際に挿入部を押さえていなくてもフンラジ
から挿入部が脱落してしまうことがなく、収納性が向上
する。
【0054】(4) 前記収納部は緩衝材で構成されて
おり、その上部には前記内視鏡操作部を収納する操作部
収納溝と、前記内視鏡挿入部の先端側を収納する挿入部
収納溝とを形成し、この挿入部収納溝には前記収納部外
周と連通する切り欠きを複数設けている付記1に記載の
内視鏡用収納具。
【0055】付記4に記載の構成では、複数の切り欠き
のいずれかを選んで、挿入部収納溝に挿入部先端を装着
できるので、内視鏡収納部の巻き取り方が緊密でなくと
もよく、ラフに巻けるので作業が容易になる。
【0056】(5) 前記収納部を挟んで前記基底部と
対向する位置で前記収納部に開閉可能に設けられかつ、
前記複数のフレームに係止可能な係止部材を有する蓋部
を有する付記3に記載の内視鏡用収納具。
【0057】付記5に記載の構成では、蓋をフレームに
係止することにより、蓋とフレームとフランジとの間で
は内視鏡挿入部がいずれの方向においても脱落する虞が
なくなるので、内視鏡用収納具をいずれの方向に向け
て、例えば収納部外周が床と対向するように配置しても
挿入部が脱落することがない。従って、内視鏡収納具の
設置の自由度を高めることができる。
【0058】(6) 前記巻き付け補助具は、前記基底
部に固定される底板部材と、前記収納部の外周の高さ方
向に沿って回転可能に前記底板部材に立設しかつ外周に
雄ネジを設ける移動部材保持支柱と、この移動部材保持
支柱の雄ネジに螺合する雌ネジを有しかつほぼ水平に前
記内視鏡挿入部を遊貫・保持する移動部材と、前記移動
部材の回転を規制する回転規制部材と、前記移動部材保
持支柱に前記収納部の回転力を伝達する回転伝達機構と
を、有する付記1に記載の内視鏡用収納具。
【0059】付記6記載の構成では、回転伝達機構を介
して収納部の回転に連動して前記支柱が回転すると、外
周に雄ネジを切った移動部材保持支柱が回転しこの支柱
上で、内視鏡挿入部を遊貫・保持し同支柱と螺合する移
動部材が、回転規制部材により回転が規制されることに
より収納部の外周の高さ方向に沿って上昇又は下降す
る。従って、付記6の構成では、前記移動部材の移動に
伴って内視鏡挿入部が移動し、前記収納部に規則的にム
ラなく巻き付けられる。
【0060】(7)前記雄ネジ及び雌ネジのピッチは、
内視鏡挿入部の直径とほぼ同等か若干大きく形成されて
いる付記6に記載の内視鏡用収納具。
【0061】付記7記載の構成では、移動部材は、移動
部材保持支柱の外周のネジのピッチつまり内視鏡挿入部
の直径とほぼ同等か若干大きいピッチに従って移動する
ので、収納部外周に挿入部を同ピッチで規則的にムラな
く巻き付ける。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、脱
落防止部材により収納部に内視鏡挿入部を巻き取る際に
挿入部を押さえなくても収納部から挿入部が脱落してし
まうことがなく収納性を向上させることができ、例えば
長尺内視鏡の収納であっても大変容易で作業性を向上さ
せることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図6は第1実施例に係り、図1は内
視鏡システムの外観図。
【図2】図2は内視鏡用収納ドラムの蓋を外した状態の
斜視図。
【図3】図3は収納ドラムの断面図。
【図4】図4は収納ドラムの背面図。
【図5】図5は収納ドラムの斜視図。
【図6】図6は収納ドラムのクッション部分の拡大断面
図。
【図7】図7及び図8は第2実施例に係り、図7は巻き
付け補助・脱落防止具が設けられた収納ドラムの斜視
図。
【図8】図8は巻き付け補助・脱落防止具と収納ドラム
の側部拡大図。
【符号の説明】
13…収納ドラム 15…ドラム本体 16…巻胴部 18…収納クッション 31,32,33,34,35…フレーム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】前記収納ドラム60は、第1実施例の収納
ドラム13のうち、保持フレーム33,34とを除いた
構成となっている。なお、脚用フレーム35とフランジ
19との間は、挿入部6の外径より狭く形成してある。
図7において、収納クッション18の溝21,22、切
り欠き25は省略してある。その他、第1実施例と同様
の構成及び作用については、同じ符号を付して説明を省
略する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも内視鏡操作部を納める収納部
    と、この収納部を回転自在に保持する基底部とを有し、
    前記収納部の回転により内視鏡挿入部を前記収納部の外
    周に巻き付ける内視鏡用収納ドラムにおいて、 前記収納部との間隔を前記内視鏡挿入部の直径以下にし
    て配置する脱落防止部材を設けたことを特徴とする内視
    鏡用収納具。
JP6294993A 1994-11-29 1994-11-29 内視鏡用収納具 Withdrawn JPH08152563A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184833A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Olympus Corp 内視鏡装置
JP2006189887A (ja) * 2000-03-15 2006-07-20 Olympus Corp 内視鏡装置
JP2010104818A (ja) * 2010-01-29 2010-05-13 Olympus Corp 内視鏡装置

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