JPH08150823A - レベリングバルブ - Google Patents

レベリングバルブ

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JPH08150823A
JPH08150823A JP29543494A JP29543494A JPH08150823A JP H08150823 A JPH08150823 A JP H08150823A JP 29543494 A JP29543494 A JP 29543494A JP 29543494 A JP29543494 A JP 29543494A JP H08150823 A JPH08150823 A JP H08150823A
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JP
Japan
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valve
air
compressed air
air supply
switching
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JP29543494A
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English (en)
Inventor
Kiyoyuki Takaiwa
清之 高岩
Hideki Takahashi
秀樹 高橋
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルブハウジングに小径通路を明ける必要が
なく、加工コストを低減する。 【構成】 バルブハウジング14に備えられエアスプリ
ングに対する圧縮エアの供給排出流量を切換える切換バ
ルブ部22には流量切換用圧縮エアの導入によって動作
する切換弁体24を設け、前記エアスプリングに対する
圧縮エアの緩慢な供給排出を行うための小径通路27を
該切換弁体24に穿設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアサスペンション装
備車の車高を調整する車高調整装置に用いられるレベリ
ングバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】エアサスペンション装備車は、従来か
ら、車両の走行安定性を高めるために走行速度及び路面
の凹凸状況に応じて車高を自動的に調整することがで
き、しかも、走行時及び乗務員や乗客の乗り降りに好都
合な車高となるように所定の手動スイッチによって、車
高を強制的に変化させることが可能なシステムの車高調
整装置が実用化され装備されている。
【0003】従来の車高調整装置は、図4に示すよう
に、圧縮エアを供給する供給タンク1と、図示しない車
体フレームと車軸との間に介在するエアスプリング2
と、供給タンク1からの圧縮エアをエアスプリング2に
対して供給排出するように作動するレベリングバルブ3
とを備え、レベリングバルブ3の給気口3aに供給タン
ク1からの給気管路4が、給排気口3bにエアスプリン
グ2からの給排気管路5が、流量切換用圧縮エアの導入
口3cに螺着した導入コネクタ45に切換管路6の一端
がそれぞれ結合されている。
【0004】そして、車高調整装置は、コントロールシ
リンダ10を、図示しない車軸と、レベリングバルブ3
に設けた車高検知レバー11の先端との間に介在させ、
所定の手動スイッチ8により、電磁バルブ9を介してコ
ントロールシリンダ10を作動させ、該コントロールシ
リンダ10の全長を変化させることにより車高を選択的
に変化させ調整するようになっている。
【0005】図5は従来の切換バルブ部が閉状態のレベ
リングバルブを示す断面図、図6はその切換バルブ部が
開状態の要部を拡大して示した部分断面図である。レベ
リングバルブ3は、図示しない車体フレームの所定箇所
に設置されており、バルブハウジング14には、給気バ
ルブ部18、排気バルブ部19、切換バルブ部22、給
気口3aと給排気口3bとの間に形成された大径通路2
3、及び圧縮エア通路の通路面積を相対的に小さな状態
にするための小径通路14aを備え、給排切換機構21
によって、給気バルブ部18と排気バルブ部19とが択
一的に開弁状態となり、エアスプリング2への圧縮エア
の供給とエアスプリング2から排気口3dを通じての排
気とを選択的に行えるようになっている。
【0006】また、レベリングバルブ3は、切換バルブ
部22によって、圧縮エア通路の通路面積が相対的に大
きな状態と小さな状態とに選択的に切換えることができ
るように構成されている。段付き孔部28内にはレベリ
ングバルブ作動用の車高検知レバー11にて切換操作さ
れる車高検知スイッチ37(図3参照)が設けられてい
る。
【0007】そして、例えば、凹凸の多い路面上を走行
する際に、車高が小刻みに上下方向へ変化するのに伴
い、この車高変化にいちいち追従して圧縮エアの供給排
出を行うとすると、圧縮エアの無駄使いとなる。そこ
で、図5に示すように、切換バルブ部22を閉弁状態に
して、圧縮エアの大径通路23と並列的な小径の小径通
路14aのみを介して圧縮エアの供給排出を行うことに
よって、レベリングバルブ3の応答を緩慢にし、これに
より、圧縮エアの無駄使いを抑える。
【0008】一方、手動スイッチ8により、電磁バルブ
9を介してコントロールシリンダ10を作動させ、コン
トロールシリンダ10の全長を変化させることによって
車高を選択的に変化させる場合には、車高の上昇速度及
び下降速度を高めるために、図6に示すように、導入口
3cに螺着した導入コネクタ45の貫通孔45aを通じ
て圧縮エアを受圧室46aへ導入し、圧縮ばね66の付
勢力に抗してピストン67を摺動させ、切換バルブ部2
2の切換弁体24を弁座17cから離反させることによ
り、圧縮エアの通路として、小径通路14aよりも大き
な通路面積を有する大径通路23に切換える。また、車
高の上昇時には、車高検知レバー11にて切換操作され
る車高検知スイッチ37(図3参照)がオン状態に切換
わるまで大径通路23を通じて圧縮エアを急激にエアス
プリング2に供給して車高を迅速に高くし、該車高検知
スイッチ37がオン状態になってからは再び小径通路1
4aのみを通して圧縮エアを緩やかにエアスプリング2
に供給し、車高をゆっくりと上昇させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の車
高調整装置用レベリングバルブ3は、バルブハウジング
14自体に小径通路14aを明けてあり、この小径通路
14aが細く、かつその内径に比較して長さが長く、か
かる細長い小径通路14aを明ける際には、切換弁室4
4の奥にあるので、細く長いドリルで孔加工する必要が
あり、このため、孔明け加工が容易でなく、加工コスト
が高いという欠点があった。
【0010】かかる従来の欠点にかんがみ、本発明の目
的とするところは、バルブハウジング自体に小径通路を
明ける必要がなく、加工コストを低減できるレベリング
バルブを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであって、圧縮エアを供給す
る供給タンクに接続される給気口、車体フレームと車軸
との間に介在するエアスプリングに接続される給排気
口、流量切換用圧縮エアを導入する導入口、及び前記給
気口と給排気口との間に形成した大径通路を有するバル
ブハウジングと、前記エアスプリングに対し圧縮エアの
供給排出をする給気バルブ部及び排気バルブ部と、前記
大径通路の位置にあって前記エアスプリングに対する圧
縮エアの供給排出流量を切換える切換バルブ部とを備え
たレベリングバルブにおいて、前記切換バルブ部には前
記導入口から導入される切換用圧縮エアによって動作す
る切換弁体を設け、前記エアスプリングに対する圧縮エ
アの緩慢な供給排出を行うための小径通路を前記切換弁
体に穿設したことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に係るレベリングバルブは、エアスプリ
ングに対する圧縮エアの供給排出流量を切換える切換バ
ルブ部を備え、該切換バルブ部には導入口から導入され
る切換用圧縮エアによって動作する切換弁体を設け、エ
アスプリングに対する圧縮エアの緩慢な供給排出のため
の小径通路を該切換弁体に穿設したことにより、ハウジ
ング自体に小径通路を明ける必要がなく、加工コストが
低くなる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係るレベリ
ングバルブを示す断面図、図2はその切換バルブ部が開
状態の要部拡大断面図である。このレベリングバルブ3
Aは、図4に示す従来のレベリングバルブ3に代えて用
いられるものであって、バルブハウジング14に給気バ
ルブ部18と排気バルブ部19と切換バルブ部22とを
備え、圧縮エアを供給排出するための大径通路23が従
来と同様にバルブハウジング14に設けられているが、
小径通路27をバルブハウジング14に設けずに切換弁
体24に穿設してある点に特徴がある。
【0014】バルブハウジング14は、第1のハウジン
グブロック15、第2のハウジングブロック16及び第
3のハウジングブロック17を組合わせ一体化して構成
され、第1のハウジングブロック15に給気バルブ部1
8及び排気バルブ部19を備え、上記3つのハウジング
ブロック15,16,17によって収納室12を形成し
てここに給排切換機構21を収納し、第3のハウジング
ブロック17に切換バルブ部22を設けてある。
【0015】第1のハウジングブロック15は、給気口
3aに対し垂直に連続する給排気連通孔15a、この給
排気連通孔15aに同心上で連通する排気連通孔15
b、該排気連通孔15bに対し垂直向きの開放口15
c、給排気連通孔15aの延長上の中継口15d及び排
気連通孔15bの延長上の開放口15eを設けてある。
【0016】また、第1のハウジングブロック15は、
貫通孔31a及び内向きの給気弁座31bを有する給気
コネクタ31を給気口3aに螺着し、内部で直角に曲が
って連続した中継路32aを有する中継コネクタ32を
中継口15dに螺着し、各開放口15c,15eにそれ
ぞれの栓体33,34を螺着し、給気コネクタ31の奥
に給気弁室35、栓体33の奥に排気弁室36を形成し
ている。
【0017】また、第1のハウジングブロック15は、
給排気連通孔15a寄りの位置で給気コネクタ31の給
気弁座31bに対向する給気弁座15fを設け、収納室
12側で給気口3aと同心配置の受穴15gを形成して
ここに嵌合部材38を嵌着し、栓体33の内端面に対向
する位置に排気弁座15hを形成し、該排気弁座15h
の奥に収納室12へ通ずる排気通路15iを明けてあ
る。第2のハウジングブロック16は、収納室12を大
気に開放する排気口3dを有し、該排気口3dにフィル
タ39を嵌合配設してある。
【0018】第3のハウジングブロック17は、給排気
口3bに対し垂直な方向に連続した大径通路23と、収
納室12を構成する大凹部17a及び切換弁室44を構
成する小凹部17bとを設け、該小凹部17bの奥に切
換弁座17cを形成し、車高検出レバー11に直交する
方向に沿って段付き孔部28を明け、該段付き孔部28
に連通し大径通路23等に平行な通路17dを備えてい
る。
【0019】また、第3のハウジングブロック17は、
中央に貫通孔43aを有し小凹部17bに嵌着された嵌
合部材43によって切換弁室44を形成し、貫通孔45
aを有する導入コネクタ45を導入口3cに嵌着してそ
の奥にピストン室46が形成され、大径通路23とピス
トン室46との間に同心の嵌合孔17eを明けてあり、
ピストン室46の最奥と収納室12とを傾斜した呼吸孔
17fによって連通させてある。
【0020】また、バルブハウジング14は、連通管4
7の一端を中継コネクタ32の中継路に接続し他端を嵌
合部材43の貫通孔43aに嵌入接続させてある。そし
て、給気口3aは、切換バルブ部22が開状態のとき、
第1のハウジングブロック15の給排気連通路15a、
中継コネクタ32の中継路32a、連通管47及び切換
弁室44を経て第3のハウジングブロック17の大径通
路23に連通する。
【0021】給気バルブ部18は、給気弁室35内で両
給気弁座15f,31bにそれぞれ対応する板状の給気
弁体50,51を配設し、これらの両給気弁体50,5
1間に圧縮ばね53を介在させて該給気弁体50,51
を対応する給気弁座15f,31bに圧着する方向に付
勢してあり、給気の際には、嵌合部材38の貫通孔38
aに摺動自在に挿通された押圧受棒52が押圧され移動
すると、押圧部材54を介して給気弁体50と一体の押
圧受棒50aが押圧され、該給気弁体50が給気弁座1
5fから離れて開弁状態となり、この状態で給気コネク
タ31の貫通孔31aを通じて入る圧縮エアによって他
方の給気弁体51が開いて給気する。
【0022】排気バルブ部19は、排気弁座15hに対
向し押圧受棒56aを一体に有する板状の排気弁体56
と、該排気弁体56を排気弁座15hに圧着させる方向
へ付勢する圧縮ばね57とを備え、排気の際には、第1
のハウジングブロック15に明けた貫通孔15jに摺動
自在に挿通された押圧受棒56aが押圧され移動する
と、排気弁体56が排気弁座15hから離れて開弁状態
となる。
【0023】給排切換機構21は、回動軸60を中心に
回動可能な回動部材29を備えている。この回動部材2
9は、給気バルブ部18及び排気バルブ部19の両押圧
受棒52,56aの先端に対してそれぞれ僅かな間隙を
置いて対向する一対の押圧部材62,63を取付けてあ
り、回動部材29の回動に伴って両押圧受棒52,56
aが対応する押圧部材62,63によって択一的に押圧
されるようになっており、これにより、給気バルブ部1
8と排気バルブ部19とは択一的に開弁状態となる。
【0024】また、回動部材29は、車高検出レバー1
1の二点鎖線で示す基端部11bに固着されている。該
車高検出レバー11は回動軸60を中心にして回動し得
るように構成されている。また、車高検出レバー11の
先端部11aと図示しない車軸との間には、コントロー
ルシリンダ10が介在している。従って、車高検出レバ
ー11の先端部11aはコントロールシリンダ10を介
して該車軸に連結されており、該車軸に対する車体フレ
ームの距離変化(車高変化)に応じて、即ち、車体懸架
用のエアスプリング2の下端と上端との間の距離の相対
変化に応じて車高検出レバー11が回動軸60を中心に
回動し得るようになっている。
【0025】切換バルブ部22は、切換弁体24の弁本
体25と、該弁本体25を切換弁座17cに圧着させる
圧縮ばね66とを切換弁室44内に収納するとともに、
ピストン室46内にピストン67を収納し、ピストン室
46内の奥に緩衝部材68を配置して構成されている。
切換弁体24は、弁本体25と、該弁本体25を貫通し
頭部26aが切換弁室44内に突出して一体に移動する
ピストンロッド26とを備え、該ピストンロッド26の
頭部26aから途中の位置まで真直に連続し切換弁室4
4に開口している中心小孔27aと、この中心小孔27
aを給排気口3bへ連通させる直径方向に沿った径方向
小孔27bとからなる小径通路27を明けてあり、該ピ
ストンロッド26を摺動自在に嵌合孔17eに挿通して
ある。
【0026】そして、切換バルブ部22は、導入口3c
を通じて受圧室46aへ圧縮エアを導入すると、ピスト
ン67が摺動し、これによりピストンロッド26が押圧
されて切換弁体24が開き、受圧室46aへの圧縮エア
の導入を止めると、切換弁体24の弁本体25が圧縮ば
ね66の付勢力によって切換弁座17cに圧着されて閉
状態となる。
【0027】図3は図1のA−A線に沿った部分断面図
である。段付き孔部28は、小径部28aと大径部28
bとを有し、該小径部28a及び大径部28bには段差
を有する摺動部材30の小径部30a及び大径部30b
がそれぞれ軸線方向に沿って摺動自在に遊嵌入され、車
高検出レバー11寄りの大径部28bの開口近傍にばね
受部材71が嵌着され、該ばね受部材71の奥に圧縮ば
ね72が配設されている。
【0028】摺動部材30は、小径部30a内に車高検
知スイッチ37が挿入固着され、大径部30b内に検知
ピン73がその段差面73aとばね受部材71との間に
配置した小圧縮ばね75で付勢された状態にて配設され
ており、この検知ピン73のロッド状の先端部73bが
ばね受部材71の案内貫通孔71aに摺動自在に挿通さ
れている。そして、摺動部材30は、圧縮ばね72の付
勢力によって、車高検出レバー11とは反対の方向へ付
勢されると共に、それ自体の段差が段付き孔部28の段
差に係合することによって圧縮ばね72の付勢力の方向
への動きが阻止されるようになっている。
【0029】車高検知スイッチ37は、検知ピン73の
先端部73bが車高検出レバー11に取付けた突出部材
74の山形状の凸部74aに対応するように配置されて
おり、検知ピン73を付勢する小圧縮ばね75の付勢力
のみによっては、スイッチ作動子37aが検知ピン73
の他端部によって押圧され作動しないように構成されて
おり、通路17dを経て大径部28b内の受圧空間77
に圧縮エアを導入し、摺動部材30を圧縮ばね72及び
小圧縮ばね75の付勢力に抗して摺動させ、検知ピン7
3の先端部73bを突出部材74の凸部74aに当てる
ことにより作動させることができるようになっている。
なお、図3において、符号79は段付き孔部28から導
出されているスイッチ用リード線を示している。
【0030】上記レベリングバルブ3Aは、図4に示し
た従来のものと同様に、給気口3aに供給タンク1から
の給気管路4が、給排気口3bにエアスプリング2から
の給排気管路5が、切換用圧縮エアの導入口3cに切換
管路6が接続されて使用される。
【0031】かかるレベリングバルブ3Aの動作は、従
来と同様なので、切換バルブ部22と関連する動作のみ
について、簡単に説明する。このレベリングバルブ3A
では、切換バルブ部22が図1に示す閉状態のときに
は、エアスプリング2への給気及びエアスプリング2か
らの排気が切換弁体24に穿設した小径通路27のみを
通って、車高調整が緩慢な速度で行われる。車高調整を
急速に行うときには、導入コネクタ45の貫通孔45a
を通じてピストン67の受圧室46aに圧縮エアが導入
され、切換バルブ部22が開状態になり、圧縮エアが小
径通路27及び大径通路23の両通路を通ってエアスプ
リング2への給気及びエアスプリング2からの排気が急
速に行われる。
【0032】上記実施例によれば、切換弁体24のピス
トンロッド26に細い中心小孔27a及び径方向小孔2
7bを孔加工する場合には、加工長さ分のドリル長があ
ればよく、短いドリルを使用することができ、従って、
加工が容易である。
【0033】なお、本発明は、上記実施例によって限定
されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲で種
々の変形が可能である。例えば、大径通路23及び小径
通路27の断面形状は円形以外の楕円形や四角形その他
の任意の形状とすることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明に係るレベリングバルブは、エア
スプリングに対する圧縮エアの供給排出流量を切換える
切換バルブ部を備え、該切換バルブ部には流量切換用圧
縮エアの導入によって動作する切換弁体を設け、エアス
プリングに対する圧縮エアの緩慢な供給排出のための小
径通路を該切換弁体に穿設したことにより、ハウジング
自体に小径通路を明ける必要がなく、切換弁体に細い孔
明け加工をする場合には、加工長さ分のドリル長があれ
ばよいので、短いドリルを使用することができ、小径通
路の加工が容易で加工コストの大幅な低減が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る切換バルブ部が閉状態の
レベリングバルブを示す断面図である。
【図2】図1の切換バルブ部が開状態の要部を示す部分
拡大断面図である。
【図3】図1のA−A矢視断面図である。
【図4】レベリングバルブを適用した車高調整装置の要
部構成図である。
【図5】従来の切換バルブ部が閉状態のレベリングバル
ブを示す断面図である。
【図6】図5の切換バルブ部が開状態の要部を示す部分
拡大断面図である。
【符号の説明】
1 供給タンク 2 エアスプリング 3A レベリングバルブ 3a 給気口 3b 給排気口 3c 導入口 3d 排気口 14 バルブハウジング 18 給気バルブ部 19 排気バルブ部 21 給排切換機構 22 切換バルブ部 23 大径通路 24 切換弁体 25 弁本体 26 ピストンロッド 27 小径通路 27a 中心小孔 27b 径方向小孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)圧縮エアを供給する供給タンクに
    接続される給気口、車体フレームと車軸との間に介在す
    るエアスプリングに接続される給排気口、流量切換用圧
    縮エアを導入する導入口、及び前記給気口と給排気口と
    の間に形成した大径通路を有するバルブハウジングと、 (b)前記エアスプリングに対し圧縮エアの供給排出を
    する給気バルブ部及び排気バルブ部と、 (c)前記大径通路の位置にあって前記エアスプリング
    に対する圧縮エアの供給排出流量を切換える切換バルブ
    部とを備えたレベリングバルブにおいて、 (d)前記切換バルブ部には前記導入口から導入される
    切換用圧縮エアによって動作する切換弁体を設け、 (e)前記エアスプリングに対する圧縮エアの緩慢な供
    給排出を行うための小径通路を前記切換弁体に穿設した
    ことを特徴とするレベリングバルブ。
JP29543494A 1994-11-30 1994-11-30 レベリングバルブ Pending JPH08150823A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104755821A (zh) * 2013-02-28 2015-07-01 萱场工业株式会社 调平阀

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104755821A (zh) * 2013-02-28 2015-07-01 萱场工业株式会社 调平阀

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