JP6556676B2 - 空圧バルブ、及びそれを備えた濃縮器 - Google Patents
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上記空圧バルブにおいて、前記切換弁が取り付けられるベースを備え、前記遮断弁は、前記ベースに一体化されているとよい。
上記課題を解決する濃縮器は、吸着剤が充填された吸着筒と、前記吸着筒に空気を供給する空気流路と、前記吸着筒内で濃縮された特定ガスを製品ガスとして外部に供給する製品ガス供給流路と、前記製品ガス供給流路に設けられるオリフィスと、を備えた濃縮器であって、前記空気流路に設けられ、前記空気流路を介した前記吸着筒内への空気の供給を許容する第1切換位置と、前記空気流路を介した前記吸着筒内への空気の供給を遮断し、前記吸着筒内を大気に開放する第2切換位置と、に切換可能な切換弁体を有する切換弁と、前記空気流路を流れる空気を大気へ放出可能な放出流路と、前記切換弁体が前記第1切換位置にあるときに、少なくとも前記製品ガス供給流路における前記オリフィスよりも上流側に位置する部分の圧力が上昇して所定の圧力に達すると開弁して、前記空気流路を流れる空気を前記放出流路を介して大気へ放出する逃し弁と、を有する空圧バルブを備えた。
図1に示すように、濃縮器10は、コンプレッサ11、空圧バルブ20、吸着筒12、2ポート弁13、及びバッファタンク14を備えている。よって、本実施形態の空圧バルブ20は、濃縮器10に用いられている。コンプレッサ11と空圧バルブ20とは、第1配管15aによって接続されている。空圧バルブ20と吸着筒12とは、第2配管15bによって接続されている。吸着筒12と2ポート弁13とは、第3配管15cによって接続されている。2ポート弁13とバッファタンク14とは、第4配管15dによって接続されている。バッファタンク14は、第5配管15eを介して外部に連通している。第5配管15eには、オリフィス16が設けられている。
図2に示すように、空圧バルブ20は、切換弁21(電磁弁)と、切換弁21が取り付けられるベース40と、を備えている。ベース40は、切換弁21が取り付けられる取付面40aを有している。切換弁21は、非磁性材製(合成樹脂材料製)のボディ22を備えている。また、切換弁21は、ボディ22に形成された流路を切り換えるゴム製の切換弁体23と、切換弁体23を移動させるソレノイド部24とを備えている。
切換弁体23が第1切換位置にあるときに、塵埃等の異物によってオリフィス16が詰まる場合がある。そして、少なくとも製品ガス供給流路17におけるオリフィス16よりも上流側に位置する部分である第5配管15e内におけるオリフィス16よりも上流側の圧力が上昇して所定の圧力に達したとする。このとき、第5配管15eと逃し弁孔62hとは、バッファタンク14、第4配管15d、第3配管15c、吸着筒12、第2配管15b、継手流通孔43h、継手装着凹部42の内側及び連通路67を介して連通しているため、弁座62eに着座して逃し弁孔62hを閉鎖している逃し弁体63に対して逃し弁孔62hから作用する圧力も上昇する。
(1)空圧バルブ20は、切換弁体23が第1切換位置にあるときに、少なくとも製品ガス供給流路17におけるオリフィス16よりも上流側に位置する部分の圧力が上昇して所定の圧力に達すると開弁して、空気流路51を流れる空気を放出流路69を介して大気へ放出する逃し弁60を備えている。これによれば、切換弁体23が第1切換位置にあるときに、塵埃等の異物によってオリフィス16が詰まったとしても、少なくとも製品ガス供給流路17におけるオリフィス16よりも上流側に位置する部分の圧力が上昇して所定の圧力に達すると逃し弁60が開弁して、空気流路51を流れる空気が放出流路69を介して大気へ放出される。その結果、製品ガス供給流路17におけるオリフィス16よりも上流側の圧力、吸着筒12内の圧力、さらには、空気流路51の圧力が低下し、濃縮器10において、オリフィス16が詰まったときに生じる圧力の過大な上昇を抑制することができる。したがって、吸着筒12等の濃縮器10を構成する部品の破損を防止することができる。また、空圧バルブ20は、切換弁21及び逃し弁60を備えているため、切換弁21と逃し弁60とが別々に設けられている濃縮器10に比べると、濃縮器10を小型化するとともに、部品点数の増加を抑制することができる。
・ 実施形態において、放出流路69の流路面積と弁孔25hの流路面積とが同じであってもよいし、放出流路69の流路面積が、弁孔25hの流路面積よりも小さくてもよい。
・ 実施形態において、連通路67は、継手装着凹部42の内側に連通していたが、これに限らず、例えば、ベース供給通路41aに連通していてもよい。
・ 実施形態において、逃し弁体ガイド64の外面に形成される溝64aの数は1〜3つであってもよいし、5つ以上であってもよい。
・ 実施形態において、2ポート弁13に代えて、第3配管15cから第4配管15dへの窒素ガスの流通を許容するとともに第4配管15dから第3配管15cへの窒素ガスの流通を遮断する逆止弁(チェック弁)を用いてもよい。
Claims (7)
- 吸着剤が充填された吸着筒と、前記吸着筒に空気を供給する空気流路と、前記吸着筒内で濃縮された特定ガスを製品ガスとして外部に供給する製品ガス供給流路と、前記製品ガス供給流路に設けられるオリフィスと、を備えた濃縮器に用いられる空圧バルブであって、
前記空気流路に設けられ、前記空気流路を介した前記吸着筒内への空気の供給を許容する第1切換位置と、前記空気流路を介した前記吸着筒内への空気の供給を遮断し、前記吸着筒内を大気に開放する第2切換位置と、に切換可能な切換弁体を有する切換弁と、
前記空気流路を流れる空気を大気へ放出可能な放出流路と、
前記切換弁体が前記第1切換位置にあるときに、少なくとも前記製品ガス供給流路における前記オリフィスよりも上流側に位置する部分の圧力が上昇して所定の圧力に達すると開弁して、前記空気流路を流れる空気を前記放出流路を介して大気へ放出する逃し弁と、を備えたことを特徴とする空圧バルブ。 - 前記切換弁は、前記切換弁体が前記第1切換位置にあるときに開放されるとともに前記切換弁体が前記第2切換位置にあるときに閉鎖され、前記空気流路の一部を構成する弁孔を有し、
前記放出流路の流路面積は、前記弁孔の流路面積よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の空圧バルブ。 - 前記切換弁体が前記第2切換位置にあるときに前記空気流路を流れる空気を大気へ排出可能な排出流路を備え、
前記排出流路には、前記切換弁体が前記第2切換位置にあるとき、前記吸着筒内を前記空気流路及び前記排出流路を介して大気に開放して前記吸着筒が再生された後に、前記排出流路を介した前記大気から前記空気流路への空気の流通を遮断する遮断弁が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空圧バルブ。 - 前記切換弁が取り付けられるベースを備え、
前記逃し弁は、前記ベースに一体化されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の空圧バルブ。 - 前記切換弁が取り付けられるベースを備え、
前記遮断弁は、前記ベースに一体化されていることを特徴とする請求項3に記載の空圧バルブ。 - 前記切換弁が取り付けられるベースを備え、
前記逃し弁及び前記遮断弁は、前記ベースに一体化されていることを特徴とする請求項3に記載の空圧バルブ。 - 吸着剤が充填された吸着筒と、前記吸着筒に空気を供給する空気流路と、前記吸着筒内で濃縮された特定ガスを製品ガスとして外部に供給する製品ガス供給流路と、前記製品ガス供給流路に設けられるオリフィスと、を備えた濃縮器であって、
前記空気流路に設けられ、前記空気流路を介した前記吸着筒内への空気の供給を許容する第1切換位置と、前記空気流路を介した前記吸着筒内への空気の供給を遮断し、前記吸着筒内を大気に開放する第2切換位置と、に切換可能な切換弁体を有する切換弁と、
前記空気流路を流れる空気を大気へ放出可能な放出流路と、
前記切換弁体が前記第1切換位置にあるときに、少なくとも前記製品ガス供給流路における前記オリフィスよりも上流側に位置する部分の圧力が上昇して所定の圧力に達すると開弁して、前記空気流路を流れる空気を前記放出流路を介して大気へ放出する逃し弁と、を有する空圧バルブを備えたことを特徴とする濃縮器。
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