JPH08150573A - ソケットに対するボルトの装着装置 - Google Patents
ソケットに対するボルトの装着装置Info
- Publication number
- JPH08150573A JPH08150573A JP31423094A JP31423094A JPH08150573A JP H08150573 A JPH08150573 A JP H08150573A JP 31423094 A JP31423094 A JP 31423094A JP 31423094 A JP31423094 A JP 31423094A JP H08150573 A JPH08150573 A JP H08150573A
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- JP
- Japan
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- bolt
- socket
- tube
- cylindrical body
- tubular body
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- Granted
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】締付け工具と一体のソケットにボルトを自動的
に装着できるようにすることである。 【構成】エア圧送されたボルト（Ｂ）を修正するチャッ
ク（２１）（２１）を筒体（１）に設け、筒体（１）の
開放端部に近接するソケット（３）をインチング回転さ
せることにより、ボルト（Ｂ）をソケット（３）に自動
的に装着することを特徴とする。
に装着できるようにすることである。 【構成】エア圧送されたボルト（Ｂ）を修正するチャッ
ク（２１）（２１）を筒体（１）に設け、筒体（１）の
開放端部に近接するソケット（３）をインチング回転さ
せることにより、ボルト（Ｂ）をソケット（３）に自動
的に装着することを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は六角ボルトを締付け工具
の先端に設けたソケットに自動的に装着するソケットに
対するボルトの装着装置に関する。
の先端に設けたソケットに自動的に装着するソケットに
対するボルトの装着装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、自動車用座席において、
そのスライドレールをフレームにボルトで締結する際、
締付け工具の先端に設けたソケットに作業者が手作業で
ボルトを装着した後、締付け工具でボルトをスライドレ
ール、フレームに螺挿することにより締結している。
そのスライドレールをフレームにボルトで締結する際、
締付け工具の先端に設けたソケットに作業者が手作業で
ボルトを装着した後、締付け工具でボルトをスライドレ
ール、フレームに螺挿することにより締結している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、ボルトをソケ
ットに装着する作業性が頗る悪い不具合があった。そこ
で、本発明は簡単な構造で、ボルトがソケットに自動的
に装着できるようにすることを目的とする。
ットに装着する作業性が頗る悪い不具合があった。そこ
で、本発明は簡単な構造で、ボルトがソケットに自動的
に装着できるようにすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明に係るソケットに対するボルトの装着装置
は、ボルトをボルト頭からエア圧送するチューブと、こ
のチューブの端部に連結し且つ左右方向にスリットを有
する筒体と、この筒体のスリットより筒体内のボルトの
軸部を挟むチャックと、筒体の開放端部に設けてボルト
頭を装着すると共に締付け工具の先端に設けてボルト頭
の周方向に回転するソケットとからなるものである。
めの本発明に係るソケットに対するボルトの装着装置
は、ボルトをボルト頭からエア圧送するチューブと、こ
のチューブの端部に連結し且つ左右方向にスリットを有
する筒体と、この筒体のスリットより筒体内のボルトの
軸部を挟むチャックと、筒体の開放端部に設けてボルト
頭を装着すると共に締付け工具の先端に設けてボルト頭
の周方向に回転するソケットとからなるものである。
【０００５】
【作用】チューブから筒体にボルトがボルト頭を先にエ
ア圧送されると、チャックによりボルトの軸部が筒体の
軸方向に修正され、回転するソケットにボルト頭が自動
的に装着される。
ア圧送されると、チャックによりボルトの軸部が筒体の
軸方向に修正され、回転するソケットにボルト頭が自動
的に装着される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図中（１）は金属製の筒体で、この下部左右に
はスリット（１１）（１１）が開口され、垂直状に支持
体（不図示）に支持されている。（２）（２）は左右の
スリット（１１）（１１）より筒体（１）内に挿入する
チャック（２１）（２１）を一体に有するアームで、こ
のアーム（２）（２）は向い合う方向に後述する開閉手
段によって開閉する。
明する。図中（１）は金属製の筒体で、この下部左右に
はスリット（１１）（１１）が開口され、垂直状に支持
体（不図示）に支持されている。（２）（２）は左右の
スリット（１１）（１１）より筒体（１）内に挿入する
チャック（２１）（２１）を一体に有するアームで、こ
のアーム（２）（２）は向い合う方向に後述する開閉手
段によって開閉する。
【０００７】図中（３）は筒体（１）の下端の開放口に
配設され、ボルト頭を嵌合する嵌合部（３１）を有する
ソケットで、このソケット（３）は締付け工具（５）の
先端に固定され、締付け工具（５）はロボットのアーム
に取付けられている。従って、ロボットによってソケッ
ト（３）は、筒体（１）の下端に配設され、且つボルト
による締付け位置に移動する。
配設され、ボルト頭を嵌合する嵌合部（３１）を有する
ソケットで、このソケット（３）は締付け工具（５）の
先端に固定され、締付け工具（５）はロボットのアーム
に取付けられている。従って、ロボットによってソケッ
ト（３）は、筒体（１）の下端に配設され、且つボルト
による締付け位置に移動する。
【０００８】図中（４）は多数のボルト（Ｂ）（六角ボ
ルト）を供給するフィダー（不図示）と、前記筒体
（１）とを連結する合成樹脂製のチューブで、フィダー
からボルト（Ｂ）をボルト頭から筒体（１）にエア圧送
するものであり、このエア圧送はソケット（３）が筒体
（１）の真下に位置すると、ボルト（Ｂ）の１ケが筒体
（１）に圧送されるように構成されている。
ルト）を供給するフィダー（不図示）と、前記筒体
（１）とを連結する合成樹脂製のチューブで、フィダー
からボルト（Ｂ）をボルト頭から筒体（１）にエア圧送
するものであり、このエア圧送はソケット（３）が筒体
（１）の真下に位置すると、ボルト（Ｂ）の１ケが筒体
（１）に圧送されるように構成されている。
【０００９】以上のチューブ（４）、筒体（１）の内径
はボルト（Ｂ）がエア圧送し易いように、ボルト頭の外
径よりやや大径に形成されている。従って、チューブ
（４）から筒体（１）内にボルト（Ｂ）が圧送される
と、一部のボルト（Ｂ）は図２、３に示すように、ソケ
ット（３）の嵌合部（３１）に嵌合せずに、ボルト
（Ｂ）の軸部が傾斜状になる。
はボルト（Ｂ）がエア圧送し易いように、ボルト頭の外
径よりやや大径に形成されている。従って、チューブ
（４）から筒体（１）内にボルト（Ｂ）が圧送される
と、一部のボルト（Ｂ）は図２、３に示すように、ソケ
ット（３）の嵌合部（３１）に嵌合せずに、ボルト
（Ｂ）の軸部が傾斜状になる。
【００１０】斯様なボルト（Ｂ）を筒体（１）内に垂直
状に起立するように、前記チャック（２１）（２１）で
修正する。チャック（２１）（２１）は図３に示すよう
に、アーム（２）（２）の先端に一体成形され、アーム
（２）（２）はケーシング（２０）内に摺動自在に取付
けられ、このアーム（２）（２）の基端には枢支ピン
（２２Ｂ）（２２Ｂ）によってく字状のリンク（２２）
（２２）が枢着され、両リンク（２２）（２２）はエア
又は油圧シリンダー（２３）に連結されている。
状に起立するように、前記チャック（２１）（２１）で
修正する。チャック（２１）（２１）は図３に示すよう
に、アーム（２）（２）の先端に一体成形され、アーム
（２）（２）はケーシング（２０）内に摺動自在に取付
けられ、このアーム（２）（２）の基端には枢支ピン
（２２Ｂ）（２２Ｂ）によってく字状のリンク（２２）
（２２）が枢着され、両リンク（２２）（２２）はエア
又は油圧シリンダー（２３）に連結されている。
【００１１】従って、図３に示すように、シリンダー
（２３）を矢印方向に引くと、リンク（２２）（２２）
は枢着部（２２Ａ）（２２Ａ）を中心に回動し、アーム
（２）（２）が夫々内側方向に移動する。これにより、
チャック（２１）（２１）は筒体（１）内に突出し、ボ
ルト（Ｂ）の軸部を左右方向より挟むように押動して、
図４に示すように、ボルト（Ｂ）を垂直状に起立させ
る。
（２３）を矢印方向に引くと、リンク（２２）（２２）
は枢着部（２２Ａ）（２２Ａ）を中心に回動し、アーム
（２）（２）が夫々内側方向に移動する。これにより、
チャック（２１）（２１）は筒体（１）内に突出し、ボ
ルト（Ｂ）の軸部を左右方向より挟むように押動して、
図４に示すように、ボルト（Ｂ）を垂直状に起立させ
る。
【００１２】なお、チャック（２１）（２１）は筒体
（１）内に突出させた際、ボルト（Ｂ）が回転できるよ
うに、チャック（２１）（２１）とボルト（Ｂ）との間
に隙間が生じるようにしている。
（１）内に突出させた際、ボルト（Ｂ）が回転できるよ
うに、チャック（２１）（２１）とボルト（Ｂ）との間
に隙間が生じるようにしている。
【００１３】以上のチャック（２１）（２１）がボルト
（Ｂ）を挟むように可動した際に略同時にソケット
（３）がインチング回転する。このソケット（３）のイ
ンチング回転と前記チャック（２１）（２１）の可動に
よってボルト頭はソケット（３）の嵌合部（３１）に嵌
合される。これにより、ボルト（Ｂ）はソケット（３）
に自動的に装着される。なお、ソケット（３）の嵌合部
（３１）内には、ボルト（Ｂ）を吸着する磁性体が設け
てある。
（Ｂ）を挟むように可動した際に略同時にソケット
（３）がインチング回転する。このソケット（３）のイ
ンチング回転と前記チャック（２１）（２１）の可動に
よってボルト頭はソケット（３）の嵌合部（３１）に嵌
合される。これにより、ボルト（Ｂ）はソケット（３）
に自動的に装着される。なお、ソケット（３）の嵌合部
（３１）内には、ボルト（Ｂ）を吸着する磁性体が設け
てある。
【００１４】ボルト（Ｂ）をソケット（３）に装着後、
図１鎖線に示すように、ソケット（３）はロボットアー
ムによって締付けポジションに移動され、自動締結が行
われる。そして、ソケット（Ｂ）を筒体（１）から離脱
すると、前記チャック（２１）（２１）は図２、３に示
す位置に戻り、ボルト（Ｂ）を締結し、空になったソケ
ット（３）を筒体（１）に図１に示すように近接する
と、フィダーからチューブ（４）を通して筒体（１）に
１ケのボルト（Ｂ）がエア圧送される。
図１鎖線に示すように、ソケット（３）はロボットアー
ムによって締付けポジションに移動され、自動締結が行
われる。そして、ソケット（Ｂ）を筒体（１）から離脱
すると、前記チャック（２１）（２１）は図２、３に示
す位置に戻り、ボルト（Ｂ）を締結し、空になったソケ
ット（３）を筒体（１）に図１に示すように近接する
と、フィダーからチューブ（４）を通して筒体（１）に
１ケのボルト（Ｂ）がエア圧送される。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、チャックにより筒体内
にエア圧送されたボルトは、筒体の軸方向に一致するよ
うに修正され、回転するソケットに自動的に装着され
る。そのため、従来の如く、作業者が手作業でソケット
にボルトを装着するのに対して、作業性が向上する。そ
して、本発明はチューブ、筒体、チャックから構成され
ているため、構造が簡単でコンパクトな装置になり広い
設置場所を必要としない。
にエア圧送されたボルトは、筒体の軸方向に一致するよ
うに修正され、回転するソケットに自動的に装着され
る。そのため、従来の如く、作業者が手作業でソケット
にボルトを装着するのに対して、作業性が向上する。そ
して、本発明はチューブ、筒体、チャックから構成され
ているため、構造が簡単でコンパクトな装置になり広い
設置場所を必要としない。
【図１】本発明の斜視図である。
【図２】本発明の要部を示す縦断面図である。
【図３】要部の横断面図である。
【図４】チャックの動きを説明する横断面図である。
１ 筒体 ３ ソケット ４ チューブ ２１ チャック ２１ チャック
Claims (3)
- 【請求項１】 ボルトをボルト頭からエア圧送するチュ
ーブと、このチューブの端部に連結し且つ左右方向にス
リットを有する筒体と、この筒体のスリットより筒体内
のボルトの軸部を挟むチャックと、筒体の開放端部に設
けてボルト頭を装着すると共に締付け工具の先端に設け
てボルト頭の周方向に回転するソケットとからなるソケ
ットに対するボルトの装着装置。 - 【請求項２】 前記ソケットはインチング回転する請求
項１記載のソケットに対するボルトの装着装置。 - 【請求項３】 前記ソケットはロボットのアームに設け
た締付け工具に取付けられているソケットに対するボル
トの装着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31423094A JP3547097B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | ソケットに対するボルトの装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31423094A JP3547097B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | ソケットに対するボルトの装着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08150573A true JPH08150573A (ja) | 1996-06-11 |
| JP3547097B2 JP3547097B2 (ja) | 2004-07-28 |
Family
ID=18050857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31423094A Expired - Fee Related JP3547097B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | ソケットに対するボルトの装着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3547097B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113744705A (zh) * | 2021-10-14 | 2021-12-03 | 湖南卡罗德音乐集团有限公司 | 一种钢琴自动调律方法 |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP31423094A patent/JP3547097B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113744705A (zh) * | 2021-10-14 | 2021-12-03 | 湖南卡罗德音乐集团有限公司 | 一种钢琴自动调律方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3547097B2 (ja) | 2004-07-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040408 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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