JPH08150163A - 使い捨てオムツカバー - Google Patents
使い捨てオムツカバーInfo
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- JPH08150163A JPH08150163A JP6293507A JP29350794A JPH08150163A JP H08150163 A JPH08150163 A JP H08150163A JP 6293507 A JP6293507 A JP 6293507A JP 29350794 A JP29350794 A JP 29350794A JP H08150163 A JPH08150163 A JP H08150163A
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Abstract
てオムツカバー1であって、透液性の表面シート4と非
透液性の裏面シート2の間に吸収部材3が装填されてい
る。また、オムツカバー一端の左右両側部にはファスニ
ングテープ8が配設されると共に、胴部相当部および脚
部相当部には弾性体5、6が添設されている使い捨てオ
ムツカバーである。 【効果】 従来のパンツ型の使い捨てオムツを使用する
よりも面積が小さく安価な平板型紙オムツを利用でき、
オムツカバーは再利用可能であるため、ゴミ量と購入費
用が低減する。また、布製オムツカバーの使用によって
生じていた尿便漏れの不都合がなくなると共に、洗濯作
業の必要のないオムツカバーを提供できた。
Description
ット等を交換することによって数回の排尿または排便を
処理でき、しかも洗濯の必要のない使い捨てのオムツカ
バーに関するものである。
ニングテープ付きのパンツ型使い捨てオムツは、一般的
に2〜3回程度の排尿を吸収する性能が要求される。5
00cc程度の尿を吸収するために、粉砕パルプや吸水
性樹脂、薄葉紙等によって構成される吸収部材には、パ
ルプが300〜500g/m2 、吸水性樹脂が30〜6
0g程度充填されている。しかしながら上記数値の充填
量を確保すると、吸収部材の厚さが20mm以上になっ
てしまうため、どうしても着用者にゴワゴワした不快感
を与えるという問題があった。
または数回の排尿毎に、新しくきれいなものに交換しな
ければならないため、使い捨てオムツが必要な人におい
て、一日当りの消費量が4〜5枚にも達し、経済的に不
利であるばかりでなく、省資源、あるいはゴミの増大と
いう点で特に問題視されてきた。
布製のオムツカバーが見直されてきており、このオムツ
カバーに、ファスニングテープ等が設けられていない平
板形状の紙オムツやさらに小型の尿パッド(以下これら
を合わせて「平板型紙オムツ」と言う)等を組み合わせ
て、排尿または排便後に、上記平板型の紙オムツのみを
交換するという方法が利用されている。この方法には、
洗濯の必要な布製おしめを使用しなくてもよいこと、常
に新しい紙オムツを着用でき清潔なこと、そして廃棄さ
れる紙オムツの量が減ること、といった長所があり、経
済性の改善および廃棄ゴミ量の低減に役立つ方法であ
る。
オムツカバーは、尿を吸収するという観点から製造され
ているものではなくほとんど吸水性を持たない素材で作
られているため、平板型の紙オムツで吸収できずに溢れ
出た尿便が外部に漏れ出して、衣服を汚したり、あるい
は就寝者であればシーツや布団等を汚してしまうことが
あった。また汚れたオムツカバーは洗濯して再使用する
ものであるので、洗濯および乾燥といった作業が必要で
あり、介護者は大きな負担を強いられているのが現状で
ある。
ツ型使い捨てオムツを使用することによって生じる経済
的な問題およびゴミ量の増加の問題をなくし、しかも布
製オムツカバーの使用によって生じる尿便漏れの不都合
をなくし、オムツカバー洗濯作業の手間を解消すること
を目的とするものである。
発明は、内側に使い捨てオムツを収納して使用する使い
捨てオムツカバーであって、該オムツカバーは透液性の
表面シートと非透液性の裏面シートの間に吸収部材が装
填されていて、オムツカバー一端の左右両側部にはファ
スニングテープが配設されると共に、胴部相当部および
脚部相当部には弾性体が添設されているところに要旨を
有する。
熱融着性繊維を含有しており、パルプ含有量が100〜
400g/m2 、吸水性樹脂含有量が10〜80g/m
2 、熱融着性繊維含有量が吸収部材中3〜30重量%で
あること、また厚さを15mm以下に形成することが、
着用者にゴワゴワした不快感を与えないために好まし
い。
面シートが、開孔を有する不織布またはプラスチックフ
ィルムであること、吸収部材からの液体逆戻りを防止す
る逆錐形状の開孔が形成されていることは、オムツカバ
ーに吸水性を与えるための好ましい実施態様である。特
に、表面シートの長さ方向中央域における開孔率が20
〜60%であり、中央域以外の端部域の開孔率が10〜
40%であること、表面シートにおける長さ方向中央域
の孔の開孔径が0.3〜1.5mmであり、中央域以外
の端部域の孔の開孔径が0.1〜0.6mmであること
も好ましい。
型使い捨てオムツを着脱自在に収納するためのポケット
部材が、オムツカバーの背中側および/または腹側端部
に配設されていてもよい。また、ファスニングテープが
相互係合型のフック部材からなり、該フック部材に着脱
自在に係合するループ部材が、オムツカバーのファスニ
ングテープが配設されていない端部側の裏面シート上に
配設されていると、使い捨てカバーを何回でもパンツ型
に形成することができる。
長手方向に沿って左右側部に一対の立体ギャザーが設け
られていると、股下部からの尿便漏れを確実に防止し得
る点で好ましい。裏面シートがプラスチックフィルムと
不織布の積層体で形成されていると、優れた肌ざわり感
と外観が得られ、尿便漏れのないオムツカバーを提供す
ることができる。
ーに吸収性能を与え、しかも廉価な使い捨てタイプにし
たところに最大の特徴を有しており、その基本構成は、
内側に使い捨てオムツを収納して使用する使い捨てオム
ツカバーであって、該オムツカバーは透液性の表面シー
トと非透液性の裏面シートの間に吸収部材が装填されて
いて、オムツカバー一端の左右両側部にはファスニング
テープが配設されると共に、胴部相当部および脚部相当
部には弾性体が添設されているものである。
より、併用している平板型の紙オムツや尿パッドから尿
便が溢れても、オムツカバー内に吸収部材が存在してい
るためオムツカバーの外に尿便が漏れることがなく、さ
らに胴部ギャザーと脚部ギャザーによってウエスト部や
股下の太もも部からの尿便漏れを確実に防止することが
できる。オムツカバーが汚れなければ、平板型の紙オム
ツや尿パッド等を交換するだけで良いので、従来の使い
捨てオムツに比べ、資源保護およびゴミの抑制に役立つ
と共に、経済的である。オムツカバーがひどく汚れた場
合には、洗濯等の作業を必要とすることなくそのまま廃
棄できるため、着用者もしくは介護者の負担を軽減する
という長所も有している。
は、パルプ含有量を100〜400g/m2 、吸水性樹
脂含有量を10〜80g/m2 とすることにより、従来
の使い捨て紙オムツより薄く、かつ軽量に形成でき、着
用感を向上させると共に、省資源化を達成するものであ
る。また、熱融着性繊維を吸収部材中3〜30重量%混
合することで、吸収部材の保形性が確保できる。
たはプラスチックフィルムを使用することにより、配設
する平板型紙オムツ等から漏れ出る尿や軟便等を外部に
漏らすことなく捕捉できる。また逆錐形状の孔を形成す
ることで、吸収部材から尿や軟便等液体が肌表面側へ逆
戻りを確実に防止する。表面シートの長さ方向中央域に
おける開孔率を20〜60%とし、中央域以外の端部域
の開孔率を10〜40%とすることにより、カバー内側
に配設する平板型の紙オムツ等から漏れ出る尿等を中央
域で捕捉して、捕捉した尿等が着用者の横臥姿勢によっ
て再び端部域から滲み出すのを防ぐことができる。特
に、表面シートにおける長さ方向中央域の孔の開孔径を
0.3〜1.5mmとし、中央域以外の端部域の孔の開
孔径を0.1〜0.6mmとすると上記作用効果を確実
に達成し得る。
平板型使い捨てオムツを着脱自在に収納するためのポケ
ット部材が、オムツカバーの背中側および/または腹側
端部に配設されていてもよく、この構成により、平板型
紙オムツをオムツカバー内側に確実に保持して着用者の
運動によっても該紙オムツが位置ずれしないように配置
できる。ファスニングテープが相互係合型のフック部材
からなり、該フック部材に着脱自在に係合するループ部
材が、オムツカバーのファスニングテープが配設されて
いない他端側の裏面シート上に配設されている構成で
は、使い捨てカバーを何回でもパンツ型に形成したり解
除することができ、内側の平板型オムツを交換する作業
が行いやすい。さらに表面シートの上面に、オムツカバ
ー長手方向に沿って左右側部に一対の立体ギャザーが設
けられていると、股下部からの尿便漏れを確実に防止し
得る点で好ましい。裏面シートがプラスチックフィルム
と不織布の積層体で形成されていると、優れた肌ざわり
感と外観が得られ、尿便漏れのないオムツカバーを提供
することができる。
例を示す一部切り欠き展開説明図である。オムツカバー
1は略砂時計形状の裏面シート2、吸収部材3および表
面シート4の三層を主部材として構成され、吸収部材3
は表面シート4や裏面シート2より小形に形成され、吸
収部材3の周縁は上記表面シート4および裏面シート2
に接着されている。吸収部材3は粉砕パルプ、高吸水性
樹脂、熱融着性繊維のほか薄葉紙等によって構成され
る。
400g/m2 、吸水性樹脂含有量は10〜80g/m
2 が好ましい。この範囲内であれば、200cc程度の
吸水能力があり、カバー1の内側に収納する平板型紙オ
ムツ20で吸収しきれなかった尿を吸収処理できて外部
への漏出が防止される。排尿を平板型紙オムツで常に捕
捉できていれば、何回排尿してもカバーはそのまま使用
できる。しかも、吸収部材を薄く、軽量に形成できるた
め、内側に平板型紙オムツ20を組み合わせても、着用
感が低下しない。また省資源化達成にも効果的である。
ただし上記範囲より少ないパルプ・吸水性樹脂量では、
内側オムツから漏れ出た尿便を吸収することができず好
ましくない。この吸収部材3の厚さは15mm以下とす
ることが好ましく、これによって着用者にゴワゴワ感を
生じることなく、不快感を与えずに着用させることがで
きる。
0重量%混合することで、吸収部材の保形性が確保でき
る。これは、吸収部材3中のパルプ量が従来の紙オムツ
用に比較して少なく、吸収部材が使用中に破断する恐れ
があるためであり、該繊維を熱処理によって一部または
全部を一時溶融させることで、粉砕パルプ繊維と熱融着
性繊維を三次元的に接着して保形性を高めるものであ
る。熱融着性繊維としては、従来公知のポリアミド系、
アクリル系、ポリオレフィン系、ポリエステル系等の単
独、もしくはサイドバイサイドや芯鞘型の複合型の熱融
着性繊維を用いれば良く、これらは中空、捲縮等の特殊
形状繊維であっても良い。
ピレン、ポリエステル系の繊維や複合繊維からなる透液
性不織布か、またはこれらの樹脂を素材とし、かつ図2
の(B)に示す様な孔41が形成された透液性プラスチ
ックフィルムで構成することが好ましい。開孔41の開
孔径は0.1〜1.5mmの範囲内とすることが推奨さ
れ、該孔41の開孔率を10〜60%パーセントの範囲
内とすることにより、尿を高い確率で吸収できる。開孔
41が図2の(A)に示した逆錐形状に形成されると、
一度吸収部材3に吸収された尿が、表面シート4の上面
側に逆流しないためさらに好ましい。なお図2(A)、
(B)中に示す符号31は薄葉紙である。
シート4をホットメルト系接着剤あるいはヒートボンド
(熱接着)等の手段によって接着し、吸収部材3に吸収
された尿が外部に漏出しない様に構成されている。裏面
シート2は、公知のポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステル系プラスチックフィルムや、あるいはこれら
のフィルムに、非透液性でかつ蒸気透過性となるように
微細な開孔を設けてムレを低減させたプラスチックフィ
ルム等が用いられ得る。これらのフィルムと不織布をオ
ムツカバーの最外層に不織布が配置する様に積層した積
層体を裏面シートとして使用すれば、優れた肌ざわりと
外観を有するオムツカバーが得られる。
部の胴部相当域およびオムツカバー左右両側部の脚部相
当域には、前記裏面シート2および表面シート4の間に
伸長状態の弾性部材6、6、および5、5が接着され
(間欠接着または全長接着)、それぞれ着用者の胴部お
よび脚部つけ根を伸縮自在に囲む胴部ギャザーおよび脚
部ギャザーを形成する。弾性部材は、天然ゴム、NR、
IR、SBR、ポリウレタン等からなる糸状もしくは帯
状のゴムが用いられる。
側)の左右側部には、一対以上のファスニングテープ8
を配設することが好ましい。図1の例においては二対の
ものを示したが、二対以上であればパンツ型に止着した
状態のオムツカバー端部同士の位置ずれ防止効果が増大
する。ファスニングテープ8には、摘まみ部82を除い
た部位に接合部81が形成され、接合部81は粘着剤を
塗布したもの、または機械的絡合を利用した相補接合型
の部材のいずれであっても良く、好ましくは複数回の接
着および取り外しを行っても接合力の低下しない面ファ
スナ(商標名:ベルクロまたはマジックテープ)を使用
する。面ファスナは鉤形のフックを多数設けたフック部
材(前記接合部81に使用する)とフックの先端を引っ
かける繊維またはループを有するループ部材からなり、
ループ部材83、83は、ファスニングテープ側端部に
対向する他端側(図1では下側)の裏面シート2の上面
に配設される(二点鎖線で囲まれた部分)。なお図例に
おいてはフック部材83を左右に分割したものを示した
が、左端から右端まで面状に連なる一枚のループ部材で
あっても構わない。
手方向に沿って、左右一対の立体ギャザー9、9を添設
する構成を採用することもできる。この帯状の立体ギャ
ザー9は非透液性シート(撥水処理された不織布や、プ
ラスチックフィルム積層不織布、あるいは蒸気透過性微
細開孔プラスチックフィルム等)で形成され、この一側
縁91は表面シート2上に長手方向に沿って接着され、
他端92には弾性体93が伸長状態で接着されており、
着用時に他端92が表面シート4に対して直交する様に
立上がって脚回りに密着し、尿の漏出を防ぐ。
には、背中側および/または腹側に平板型使い捨てオム
ツを着脱自在に収納するためのポケット部があることが
好ましい。図ではオムツカバー表面シート4上の両端部
にポケット部11、11が配設されている例を示した。
ポケット部材11は胴部弾性部材6、6と平行に配設さ
れ、その端部側縁11bと左右の両側部11c、11c
は表面シート4上に接着され、オムツカバー1の中央部
側縁11aを非接着として中央部側に開口したポケット
P、Pを形成する。ポケットP、Pには以下に説明する
平板型使い捨てオムツ20の端部20A、20Bを収納
してこれを保持するために使用する。このポケット部材
は、裏面シートまたは表面シートを長さ方向に延出させ
てオムツカバー長さ方向端部で折り返すことにより形成
するか、別部材で形成することができ、確実に平板型オ
ムツを収納できる様に、ポケット部材の中央部側縁11
a側に弾性部材を添設しても良い。
20は、一般的には非透液性シート21(プラスチック
フィルム等により形成される)と、吸収体22(粉砕パ
ルプ、高吸水性樹脂、薄葉紙等で構成される)および透
液性シート23(合成繊維製の不織布で構成される)の
三層構造で形成され、吸収体22は透液性シート23、
非透液性シート21より小面積に形成され、吸収体22
の周囲24は前記透液性シート23と非透液性シート2
1が接着剤または熱溶着によって接合される。
ー1の内側に前記ポケット部材11、11によって固定
されて尿や軟便等を吸収する。排尿または排便後には、
この平板型オムツ20をオムツカバー1から外して新し
いものと交換する。なお尿がこの内側オムツ20で吸収
しきれない場合や、何らかの理由でオムツ20の外へ漏
れたとしても、本発明のオムツカバー1の吸収部材3で
捕捉することができると共に、立体ギャザー9やポケッ
ト部材11によって尿がオムツカバー1の外部へ漏出す
るのを防止することができる。
他の実施例を示す分解説明図である。表面シート4は、
その左右両側部上に接着される立体ギャザー9、9の一
部と共同に構成される。93は弾性部材である。表面シ
ート4は開孔プラスチックフィルムからなり、オムツカ
バーの長さ方向中央部に沿って配設され、その下部に薄
葉紙31で被覆された吸収部材3が配置されている。
は、開孔径が0.3〜1.5mmの開孔41Aを形成
し、この部域の開孔率は20〜60%とする。さらにそ
の他の端部域B、Bにおいては、0.1〜0.6mmの
開孔41Bを形成し、この部域の開孔率は10〜40%
とする。この構成によってオムツカバー1の内側に配設
する平板型オムツから漏れ出る尿を、その中央域Aにお
いて確実に捕捉すると共に、着用者の腹部および背部に
相当する端部域において、一度吸収体3に吸収された尿
が表面シート4を通って再び逆に滲み出すのを防止でき
る。
1/3から1/4の範囲とすることが好ましく、これに
より上記効果が確実に達成される。なお立体ギャザー9
を形成する素材は、撥水処理された不織布や、プラスチ
ックフィルム積層不織布、あるいは蒸気透過性微細開孔
プラスチックフィルム等を使用するので、立体ギャザー
9より外側(オムツカバー1の左右側部部分)には尿の
漏れ出す恐れはなく、また吸収部材3は矩形状のもので
充分な吸収性能を発揮する。
クフィルム28(または非透液性でかつ蒸気透過性微細
開孔プラスチックフィルム)と不織布29の積層構造と
することが推奨される。これによってオムツカバー1の
最外層が不織布29で構成され、外観が美麗で感触の優
れたオムツカバーとすることができる。
で、排泄後に尿便を吸収した平板型の使い捨てオムツ
(尿パッドも含む)を交換するだけでよいので、廃棄す
るオムツの量は従来のパンツ型の使い捨てオムツに比較
してかなり低減することができるようになった。これに
よって廃棄するゴミの量が大幅に減少すると共に、安価
な平板型の紙オムツを使用するため経済的であり、資源
保護にも役立つ。
されているため、併用している平板型の紙オムツや尿パ
ッドから尿便が溢れても、オムツカバーの外に尿便が漏
れることがなく、さらに胴部ギャザーと脚部ギャザーに
よってウエスト部や股下の太もも部からの尿便漏れを確
実に防止することができる。
や排尿に適応して使用できるため、消費量は一日に一枚
程度で充分であり、しかもそのまま廃棄できるので、使
用者または介護者が洗濯や乾燥作業を行わずに済み、使
用者または介護者の負担を軽減することができる。
展開説明図である。
を示す説明図である。
説明図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 内側に平板型使い捨てオムツを収納して
使用する使い捨てオムツカバーであって、該オムツカバ
ーは透液性の表面シートと非透液性の裏面シートの間に
吸収部材が装填されていて、オムツカバー一端の左右両
側部にはファスニングテープが配設されると共に、胴部
相当部および脚部相当部には弾性体が添設されているこ
とを特徴とする使い捨てオムツカバー。 - 【請求項2】 前記吸収部材はパルプ、吸水性樹脂およ
び熱融着性繊維を含有しており、パルプ含有量が100
〜400g/m2 、吸水性樹脂含有量が10〜80g/
m2 、熱融着性繊維含有量が吸収部材中3〜30重量%
である請求項1に記載の使い捨てオムツカバー。 - 【請求項3】 吸収部材の厚さが15mm以下に形成さ
れている請求項1または2に記載の使い捨てオムツカバ
ー。 - 【請求項4】 前記表面シートが開孔を有する不織布ま
たはプラスチックフィルムである請求項1〜3に記載の
使い捨てオムツカバー。 - 【請求項5】 表面シートには、吸収部材からの液体逆
戻りを防止する逆錐形状の開孔が形成されている請求項
4に記載の使い捨てオムツカバー。 - 【請求項6】 表面シートの長さ方向中央域における開
孔率が20〜60%であり、中央域以外の端部域の開孔
率が10〜40%である請求項4または5に記載の使い
捨てオムツカバー。 - 【請求項7】 表面シートにおける長さ方向中央域の孔
の開孔径が0.3〜1.5mmであり、中央域以外の端
部域の孔の開孔径が0.1〜0.6mmである請求項4
〜6のいずれかに記載の使い捨てオムツカバー。 - 【請求項8】 平板型使い捨てオムツを着脱自在に収納
するためのポケット部材が、オムツカバーの背中側およ
び/または腹側端部に配設されている請求項1〜7のい
ずれかに記載の使い捨てオムツカバー。 - 【請求項9】 ファスニングテープが相互係合型のフッ
ク部材からなり、該フック部材に着脱自在に係合するル
ープ部材が、オムツカバーのファスニングテープが配設
されていない端部側の裏面シート上に配設されている請
求項1〜8のいずれかに記載の使い捨てオムツカバー。 - 【請求項10】 ファスニングテープがオムツカバーの
長手方向に沿って、少なくとも二対配設されている請求
項1〜9のいずれかに記載の使い捨てオムツカバー。 - 【請求項11】 表面シートの上面には、オムツカバー
長手方向に沿って左右側部に一対の立体ギャザーが設け
られている請求項1〜10のいずれかに記載の使い捨て
オムツカバー。 - 【請求項12】 裏面シートはプラスチックフィルムと
不織布の積層体で形成されている請求項1〜11のいず
れかに記載の使い捨てオムツカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29350794A JP3548248B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 使い捨てオムツカバー |
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JP29350794A JP3548248B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 使い捨てオムツカバー |
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JPH08150163A true JPH08150163A (ja) | 1996-06-11 |
JP3548248B2 JP3548248B2 (ja) | 2004-07-28 |
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ID=17795638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP29350794A Expired - Lifetime JP3548248B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 使い捨てオムツカバー |
Country Status (1)
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1994
- 1994-11-28 JP JP29350794A patent/JP3548248B2/ja not_active Expired - Lifetime
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