JPH08149703A - 電話機電源充電装置 - Google Patents

電話機電源充電装置

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Publication number
JPH08149703A
JPH08149703A JP6287855A JP28785594A JPH08149703A JP H08149703 A JPH08149703 A JP H08149703A JP 6287855 A JP6287855 A JP 6287855A JP 28785594 A JP28785594 A JP 28785594A JP H08149703 A JPH08149703 A JP H08149703A
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JP
Japan
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lid
charging
main body
charging device
battery
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Application number
JP6287855A
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English (en)
Inventor
Kazumi Kawano
和美 川野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線電話装置の電池を充電する装置として充
電接続の容易な確実性とスムーズな電池の装置からの取
り出しとデザイン上とセルフクリーニング機構の充実性
のある電話機電源充電装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 充電端子22を含む充電装置の要件を包含し
た充電装置本体20と、充電装置本体20に被さる蓋2
5と、蓋25は閉じたときに充電装置本体20に収納さ
れた二次電池7を押さえ付ける位置に電池押さえリブ2
6を有して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線電話装置子機や携
帯電話等を駆動する充電可能な電池を充電する際の電話
機電源充電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電話機本体とハンドセット間のコ
ードの代わりに無線を用いたコードレス電話装置が使用
されるようになって来た。またこれに加え、基地局を介
し公衆回線或いは携帯電話等との無線通信が可能となる
携帯電話が使用されるようになって来た。一方、これら
の電話装置は充電可能な二次電池によって動作している
が、ある一定時間使用し電池容量が少なくなって来る
と、家庭用のコンセント等から充電装置を通して充電す
る必要がある。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の充電装置
について説明を行う。図15は従来の無線電話装置子機
の外観を表す斜視図、図16は従来の無線電話装置子機
のフリップ部を開いたときの外観を示す斜視図、図17
は従来の無線電話装置子機の背面からの外観を表す斜視
図、図18は従来の充電装置の外観を示す斜視図、さら
に図19は従来の充電装置の側断面図である(以下、こ
れを『従来例』という)。
【0004】図15において、1は無線電話装置子機本
体であり、図16はフリップ部2が開き、無線電話とし
て使用する場合の状態を示している。3は外部から入力
を可能とするキー入力部であり、電話の発呼に必要なボ
タン等で構成されるダイアルボタン等から成る。4はマ
イク、5はスピーカ、6はアンテナである。
【0005】図17において、7は無線電話装置子機本
体1の駆動用の二次電池、8は充電装置からの充電を受
けるための充電端子、9は二次電池7を無線電話装置子
機本体1より取り外すための二次電池取り外しボタンで
ある。
【0006】図18において、10は充電装置本体であ
り、11は無線電話装置子機本体1の充電が行われてい
るかどうかを知らせるLED(発光ダイオード)表示部
であって、12は二次電池7に充電を行う充電端子であ
り通常複数個で構成されている。13は電源コードであ
り、14はA/Cアダプタである。
【0007】図19において、15は充電装置本体10
の内部に構成される制御基板であり、充電装置本体10
の要件を満たす回路が包含されている。16は充電装置
本体10の充電端子12と制御基板15とを電気的に直
結する板金である。
【0008】以上のように構成された従来例の充電装置
本体10及び無線電話装置子機本体1について、以下そ
の動作を説明する。
【0009】先ず、無線電話装置子機本体1において発
呼を行う場合、使用者はアンテナ6を引き伸し、フリッ
プ部2を開く。そして、無線電話装置子機本体1の電源
を投入し、通話ボタンを押す(この操作はキー入力部3
を用いて行われる)。この後は通常の有線電話と同じよ
うに、無線電話装置子機本体1においてキー入力部3に
より電話番号を入力すると、無線電話装置子機本体1の
発呼が行われ、使用者はスピーカ5を用いて聞き取った
り、マイク4を用いて入力した音声信号を送信したりす
ることで通常の通話が可能となる。
【0010】次に、発呼を受ける場合について説明す
る。この場合、無線電話装置子機本体1の使用者は電源
を投入しておき、待ち受け状態を保持して置く必要があ
る(この操作はキー入力部3を用いて行われる)。無線
電話装置子機本体1が着呼信号を検知すると、呼出音を
鳴らし使用者に着呼があることを知らせる。この後はフ
リップ部2を開き、上記同様マイク4,スピーカ5によ
り通常の通話が可能となる。
【0011】このように、無線電話装置子機本体1を用
いて発呼する場合は勿論、着呼を受ける場合も電源は投
入して置く必要がある。従って、一般的に無線電話装置
子機本体1の駆動用二次電池7の消耗は激しく、よっ
て、使用者はこの二次電池7を常に予備として複数個持
って置き、無線電話装置子機本体1に装着していない他
の二次電池は、充電装置本体10に載置し充電して置か
ねばならない。そして無線電話装置子機本体1に装着し
て使用している二次電池7が消耗して来た時に、これを
充電装置本体10に載置されている他の二次電池7と交
換することで、即座に無線電話装置子機本体1を駆動で
きるようにすることになる。
【0012】そこで、次に二次電池7を充電装置本体1
0に載置して充電する場合の動作について説明する。先
ず、充電装置本体10のアダプタ14を家庭内のコンセ
ントに差し込む(充電装置本体10とA/Cアダプタ1
4とは電源コード13で直結されている)。無線電話装
置子機本体1の使用者は二次電池取り外しボタン9を動
作させ、二次電池7を無線電話装置子機本体1から取り
外し、充電装置本体10に置く。この時、二次電池7内
の充電端子8と充電装置本体10内の充電端子12とが
接触することになる。この後、図19に示すように、充
電電流が制御基板15から板金16,充電端子12及び
充電端子8を介して送られ、二次電池7は充電されるこ
とになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来例の充電装置においては、以下のような問題点を
有していた。無線電話装置子機の使用形態としては、外
で持ち歩きながら使用する場合が圧倒的に多く、従って
持ち歩くのが苦痛にならぬよう無線電話装置子機本体や
二次電池の重量は更なる軽量化が要求されている。
【0014】一方で、充電装置の充電端子や二次電池の
充電端子に付着した油膜や埃,塵の膜等を突き破り、充
電装置の充電端子と二次電池側の充電端子が確実に接触
し、充電が実施されるためには、その接触圧がある一定
以上になくてはならない。この結果、従来例では二次電
池の自重により前記接触圧を保って来たのが、二次電池
自重軽量化のため十分な前記接触圧が保持されないとい
う事態になって来ている。このことにより、二次電池の
充電が確実に行われず、使用不能となる場合がある。
【0015】これを解決する手段として、充電装置に凸
部を設け、二次電池には前記凸部と嵌合する位置に凹部
を設け、二次電池を充電装置に載置した場合に前記凸部
と前記凹部とを嵌合させることで、充電装置の充電端子
に二次電池側の充電端子を押し付け、接触圧を確保する
と言う手段がある。
【0016】また、これに加え、充電装置に二次電池を
載置した時に自動的に充電装置側の充電端子と二次電池
側の充電端子同志が擦れ合い、塵や油膜等を突き破ると
いうセルフクリーニング機構を設ける場合もある。
【0017】しかしこの手段では、使用者が二次電池
を充電装置に載置する場合に、前記凸部と前記凹部が”
カチッ”と嵌合する必要があるため、そのこつを覚える
のが煩わしく、また嵌合したかどうかが使用者に分かり
難い、二次電池を充電装置から取り出す時、前記凸部
と前記凹部との嵌合の強度によってはスムーズな取り出
しが困難な場合がある、二次電池に凹部を設けるた
め、デザイン上制約が発生する、セルフクリーニング
機構を工夫する必要があるためコストが掛かる、等問題
点が多い。
【0018】本発明は上記の問題点を解決し、重量の小
さい二次電池でも充電装置の充電端子と二次電池の充電
端子とが十分な接触圧を確保できるようにし、しかもセ
ルフクリーニング機構も設けることなく、確実な充電が
行えるよう構成した電話機電源充電装置を提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、従来例の充電装置にリブが付いた蓋を設
け、このリブは蓋を閉じた時に丁度二次電池を押さえ込
むような位置に構成した電話機電源充電装置である。す
なわち、充電可能な電池で駆動する無線電話装置子機の
電池を充電する充電装置であって、充電端子を含む充電
装置の要件を包含した本体装置と、本体装置に被さる蓋
と、蓋は閉じたときに本体装置に収納された電池を押さ
え付ける位置にリブを有する構造とした電話機電源充電
装置である。また好ましくは、本体装置にスピーカを設
け、蓋の開閉に連動してスピーカから音を発生するよう
に構成した電話機電源充電装置である。さらに望ましく
は、本体装置に充電端子を保護する保護部材を設け、こ
の部材は蓋開閉に連動して作動する構造とした電話機電
源充電装置である。しかも好ましくは、充電可能な電池
で起動する無線電話装置子機の電池単体でも電池を装着
した無線電話装置子機本体でもどちらか一方を載置でき
電池を充電可能とする充電装置であって、充電端子を含
む充電装置の要件を包含した本体装置と、本体装置に被
さる蓋と、蓋は蓋を閉じたときに充電装置に電池が載置
された場合には、電池を押さえつける位置に第1のリブ
を有し、充電装置に無線電話装置子機本体が載置された
場合には無線電話装置子機本体を押さえつける位置に第
2のリブを有する構造とした電話機電源充電装置であ
る。さらにまた望ましくは、充電可能な電池で駆動する
無線電話装置子機の電池単体でも電池を装着した無線電
話子機本体でも同時に複数個載置でき、電池を充電可能
とする充電装置であって、充電端子を含む充電装置の用
件を包含した本体装置と、本体装置に被さる蓋と、蓋は
蓋を閉じたときに本体装置に載置された複数個の電池と
無線電話装置子機を同時に押さえつけるような位置に一
個あるいは複数個のリブを有する構造とした電話機電源
充電装置である。さらになお、蓋の開閉を行う蓋のヒン
ジ部と本体装置のヒンジ受けを備え、ヒンジ部には開設
された凹部を有し、ヒンジ受け部にはピンとそれを常に
ヒンジ部に押圧するバネを設け、ヒンジの回動でピンと
凹部が嵌合して蓋の固定を行う手段を具備する電話機電
源充電装置である。
【0020】
【作用】本発明は上記した構成により、「二次電池を載
置して蓋を閉める」という動作を行うだけで、誰でも簡
単に確実な充電が可能となり、使用者にも分かりやす
い。さらに、充電装置と二次電池との間には一切の嵌合
部がないため、二次電池側のスムーズな載置、取り出し
が可能である。また、二次電池側にも凹部を設ける等の
形状的制約がなく、デザインも自由度が高くなる。
【0021】その上、充電装置の蓋を閉じることで、
外部からの充電端子への油膜・塵・埃等の付着が防げる
ため、これが原因となる充電不良が防止され、従ってセ
ルフクリーニング機構を設ける必要がない、充電装置
であることをカモフラージュでき、部屋のインテリアと
しての機能も期待できる、等の効果があり、品質的にあ
るいは機能的に非常に優れたものとなる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の各実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0023】図1は、本発明の第1の実施例における充
電装置の蓋を開けたときの外観を示す斜視図、図2は、
本発明の第1の実施例における充電装置の蓋を閉じたと
きの外観を表す斜視図、図3は本発明の第1の実施例に
おける充電装置の蓋を開けたときの側断面図、図4は本
発明の第1の実施例における充電装置の蓋を閉じたとき
の側断面図である。
【0024】図1において、20は充電装置本体、21
はLED表示部、22は充電端子、23は電源コード、
24はA/Cアダプタであり、これらは従来例と同様で
ある。25は充電装置本体20に取り付けられている蓋
であり、図2はこの蓋25が閉じた状態を示している。
26は蓋25を閉じたときに充電装置本体20に載置さ
れた二次電池7を押さえ付けるような位置に取付けられ
た電池押さえリブ、27は蓋ロック用爪、28は蓋25
を閉じた時に蓋ロック用爪27と嵌合するように設けら
れた凹部である。図3は蓋25が開いている場合の、図
4は蓋25が閉じている場合の側断面図をそれぞれ示し
ているが、29は制御基板、30は板金であり、従来例
と同様である。
【0025】以上のように構成された充電装置(第1の
実施例)に関し、その動作について説明する。
【0026】先ず、無線電話装置子機本体1において、
発呼及び着呼を行う場合は従来例と全く同様である。
【0027】次に、二次電池7を充電装置本体20に載
置して充電する場合の動作について説明する。
【0028】始めに、初期状態において充電装置本体2
0の蓋25は閉じられた状態(図2)である。この状態
において使用者は充電装置本体20のA/Cアダプタ2
4(充電装置本体20とA/Cアダプタ24とは電源コ
ード23で直結されている)を家庭内コンセントに差し
込む。
【0029】その後、蓋ロック用爪27を動作させ、凹
部28との係合を解除する。そして蓋25を持ち上げ、
図1すなわち図3の状態とする。その後、使用者は従来
例と同様にして、二次電池7を無線電話装置子機本体1
から取り外し、充電装置本体20に載置する。この状態
でも従来例の如く二次電池7への充電は可能であるが、
前述したようにこの状態は非常に不安定な状態である。
【0030】従って、次の使用者は蓋25を閉じ蓋ロッ
ク用爪27と凹部28とを係合させ、再び図2の状態と
する。このとき図4の側断面図で示されるように、電池
押さえリブ26は二次電池7を押さえ付けることにな
り、充電端子22と二次電池7側の充電端子8との十分
な接触圧が確保される。この状態で従来例同様に、充電
電流が制御基板29から板金30,充電端子22及び二
次電池7側の充電端子8を介して送られ、二次電池7の
充電が開始され、同時にLED表示部21が点灯するこ
とになる。
【0031】次に、使用者が二次電池7を取り出す場合
について述べる。先ず蓋ロック用爪27を動作させ、凹
部28との係合を解除する。その後蓋25を持ち上げて
から、二次電池7を取り出すことになる。
【0032】その後使用者は、他の二次電池7を上記同
様の手順で再び充電装置本体20に載置した蓋25を閉
じるか、あるいは二次電池7は載置せずに単に蓋25を
閉じるかの動作を行い図2の状態にする。
【0033】この他、使用者が蓋25を閉め忘れるのを
防ぐため、蓋25を開けた状態(図1参照)がある一定
以上の時間続くと、ブザー(不図示)が鳴り使用者に知
らせる機能を付けたり、蓋25を開けている間は音楽が
鳴り充電装置本体20自体にオルゴールとしての機能を
持たせても良い。このときの構成の側断面図を図5,図
6(第2の実施例)に示している。
【0034】図5,図6において、31は蓋に設けられ
た凸部、32は充電装置本体20の表面に突き出ている
ブザーボタン、33はブザー制御を行う要件が包含され
たブザー制御基板、34はブザー制御基板33にリード
線35などで接続されているスピーカである。
【0035】以上のように構成された充電装置(第2の
実施例)について、その動作について説明する。
【0036】まず、初期状態において充電装置本体20
の蓋25は閉じられた状態(図2参照)である。この状
態において、凸部31はブザーボタン32を押下してい
る。使用者は上記第1の実施例と同様にして、蓋25を
持ち上げ図1すなわち図5の状態とする。この際凸部3
1はブザーボタン32を開放し、この開放信号がブザー
制御基板32上に構成されているタイマー回路(不図
示)に送出される。
【0037】その後、予め設定された時間内に、ブザー
ボタン32が再び凸部31で押下され前記開放信号が解
除されないと、スピーカ34により発信音が鳴らされる
ことになる。それから後に、使用者が二次電池7を充電
装置本体20に載置して充電する場合は、先の第1の実
施例と同様にして可能である(図6参照)。
【0038】また、使用者が二次電池7を取り出す場合
も上記第1の実施例と同様にして蓋25を開けるが、そ
の際の発信音の制御動作も上記と同様である。
【0039】さらに、蓋25に連動した端子保護部材を
設けても良い。このときの構成を表す側断面図を図7,
図8(第3の実施例)に示している。図7及び図8にお
いて、36は蓋25のヒンジ部に設けられたカム部、3
7は充電端子22を覆い包むように突出している端子保
護部材、38は端子保護部材37の上下運動に伴い延び
縮みするバネである。図9は本発明の第3の実施例にお
ける充電装置の端子保護部材,バネ,充電端子,板金の
位置関係を上方から見たときの平面図である。
【0040】以上のように構成された充電装置(第3の
実施例)について、その動作について説明する。
【0041】まず、初期状態において充電装置本体20
の蓋25は閉じられた状態(図2参照)である。使用者
は上記第1の実施例と同様にして、蓋25を持ち上げ図
1すなわち図7の状態とする。この状態では、端子保護
部材37の高さは充電端子22の高さよりも高くなるよ
う構成されており、充電端子22への埃、塵、油膜等の
付着を防ぐ。
【0042】その後、使用者は上記第1の実施例と同様
に二次電池7を充電装置本体20に載置する。それから
使用者が蓋25を閉じた場合、カム部36が端子保護部
材37を押し下げ、その結果バネ38が圧縮され図8の
状態となる。このとき、端子保護部材37の高さは、充
電端子22の高さよりも低くなるよう構成されなくては
ならない。
【0043】また、使用者が二次電池7を取り出す場合
は上記第1の実施例と同様にして、蓋25を開けること
になる。その際カム部36は端子保護部材37の押下を
開放し、バネ38の復元力により端子保護部材37は押
し上げられ、図7の平衡状態となる。また、この挙動は
図9に示す位置関係により可能となる。
【0044】以上は二次電池7専用の充電装置について
述べて来たが、充電装置が二次電池のみでなく、二次電
池7を無線電話装置子機本体に装着したまま、載置でき
るような構造(第4の実施例)であっても構わない。こ
の場合の構成を表す側断面図を、図10,図11に示
す。
【0045】図10は本発明の第4の実施例における充
電装置に無線電話装置子機本体を載置したときの側断面
図であり、図11は本発明の第4の実施例における充電
装置に二次電池を載置したときの側断面図である。ま
た、図12に本発明の第4の実施例における充電装置の
蓋のヒンジ部構成を示す正断面図を示す。
【0046】図10において、40は充電装置本体、4
1は充電端子、42は蓋、43は電池押さえリブ、44
は蓋ロック用爪、45は凹部、46は制御基板、47は
板金であり、上記第3の実施例と全く同様である。48
は蓋42に無線電話装置子機本体1を押さえ付ける様な
位置に取り付けられた本体押さえリブ、49は充電端子
41と二次電池側7の充電端子8との位置がずれないよ
うに位置合わせをする位置合わせリブ、50は位置合わ
せリブ49の上下運動に伴い延び縮みするバネである。
【0047】図12において、51はピン用バネ52に
よって上下運動を行うピン、53は充電装置本体40側
に設けられたヒンジ受け、54は蓋42側のヒンジ軸で
あり、一部に凹部が設けられている。
【0048】以上のように構成された充電装置(第4の
実施例)に関し、無線電話装置子機本体1を載置する場
合の動作について説明する。
【0049】先ず、初期状態において充電装置本体40
の蓋42は閉じられた状態である。この状態でピン51
はヒンジ軸54によりヒンジ受け53側に押さえ付けら
れ、従ってピン用バネ52は圧縮している(図12の
(a)参照)。使用者は上記第1の実施例と同様にし
て、蓋42を持ち上げ、無線電話装置子機本体1を充電
装置本体40に載置する。
【0050】このとき位置合わせリブ49は、無線電話
装置子機本体1に押されてバネ50が圧縮されることに
より、下部に押されることになる。この後蓋42を閉じ
本体押さえリブ48により、無線電話装置子機本体1を
押さえ付ける(図10参照)。
【0051】その後、上記第3の実施例と同様に制御基
板46から板金47,充電端子41を介して二次電池7
に充電が開始されることになる。またこのとき、ピン5
1はヒンジ軸54に設けられた凹部に嵌合し、ピン用バ
ネ52により前記凹部に押し付けられることで、蓋42
の固定が可能となる(図12の(b)参照)。
【0052】また、使用者が無線電話装置子機本体1を
取り出す場合は、蓋42を開けて取り出すことになる
が、開ける際に蓋42に力を加えることで、ピン用バネ
52は圧縮されピン51は前記凹部との嵌合が外れ、再
びヒンジ軸54により、ヒンジ受け53に押し付けられ
ることになる。
【0053】さらに無線電話装置子機本体1を取り出す
ことで、位置合わせリブ49はバネ50の復元力により
押し上げられ、初期状態の平衡状態を保つことになる。
その後使用者は蓋42を閉じる。
【0054】次に、二次電池7のみを充電装置本体40
に載置する場合について述べる。この場合、上記第1の
実施例と全く同様にして可能であるが、二次電池7の充
電端子8と充電端子41との位置合わせは位置合わせリ
ブ49により決定される(図11参照)。このとき位置
合わせリブ49は、初期状態のままである。
【0055】使用者が二次電池7を取り出す場合は、上
記第1の実施例と全く同様である。さらに、本第4実施
例で前述したように、使用者が蓋42を閉め忘れるのを
防ぐため、蓋42を開けた状態がある一定時間以上続く
と、ブザーが鳴り使用者に知らせる機能を付けたり、蓋
42を開けている間は音楽が鳴り充電装置自体にオルゴ
ールとしての機能を持たせても、あるいは蓋42に連動
した端子保護部材を設けても何ら問題はない。この際の
動作は上記第1の実施例と同様である。
【0056】さらに、充電装置に複数箇の載置箇所があ
り、例えば無線電話装置子機本体1と二次電池7の両方
を同時に充電する充電装置も考えられる。この場合の充
電装置の構成を表す側断面図を図13,図14に示す。
【0057】図13は本発明の第5の実施例における充
電装置に無線電話装置子機本体を載置したときの側断面
図であり、図14は本発明の第5の実施例における充電
装置の蓋を閉じたときの側断面図(第5の実施例)であ
る。
【0058】この場合の動作については、上記の図1
0,図11,図12で示した第4の実施例と全く同様で
ある。
【0059】さらに、本第5の実施例において、上述し
たように使用者が蓋42を閉め忘れるのを防ぐため、蓋
42を開けた状態がある一定時間以上続くと、ブザーが
鳴り使用者に知らせる機能を付けたり、蓋42を開けて
いる間は音楽が鳴り充電装置自体にオルゴールとしての
機能を持たせても、あるいは蓋42に連動した端子保護
部材を設けても何ら問題はない。この際の動作は上記同
様である。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明は重量の小さい二
次電池を充電装置に載置し充電したとしても、充電装置
に設けた蓋を閉じることによって、この蓋に取り付けて
いるリブが二次電池を押さえ込むような構造としている
ので、二次電池の充電端子と充電装置の充電端子とが、
十分な接触圧力が確保され確実な充電が可能となり、か
つ使用者にも「蓋が閉じていれば充電状態である」と認
識でき、非常に分かり易い。
【0061】さらに、単に蓋の開閉のみで二次電池のス
ムーズな載置・取り出しが可能であり、また接触圧確保
のため特別な機構を二次電池側あるいは充電装置側に設
ける必要もなく、デザイン上の制約が全くない。
【0062】その上、蓋を閉じておくことで外部の埃や
塵と油膜等が充電端子付着することがなく、従ってセル
フクリーニング機構のような特別な機構を設ける必要も
なく、接触不良を防止できる。
【0063】また、蓋を閉じておくと充電装置であるこ
とをカムフラージできるので、部屋のインテリアとして
デザインの自由度が極端に上がる。
【0064】このように本発明によると、品質管理的に
もデザイン的にも非常に優れ、しかも使い勝手の良い充
電装置が提供可能という特段の効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における充電装置の蓋を
開けたときの外観を示す斜視図
【図2】本発明の第1の実施例における充電装置の蓋を
閉じたときの外観を表す斜視図
【図3】本発明の第1の実施例における充電装置の蓋を
開けたときの側断面図
【図4】本発明の第1の実施例における充電装置の蓋を
閉じたときの側断面図
【図5】本発明の第2の実施例における充電装置の蓋を
開けたときの側断面図
【図6】本発明の第2の実施例における充電装置の蓋を
閉じたときの側断面図
【図7】本発明の第3の実施例における充電装置の蓋を
開けたときの側断面図
【図8】本発明の第3の実施例における充電装置の蓋を
閉じたときの側断面図
【図9】本発明の第3の実施例における充電装置の端子
保護部材,バネ,充電端子,板金の位置関係を上方から
見たときの平面図
【図10】本発明の第4の実施例における充電装置に無
線電話装置子機本体を載置したときの側断面図
【図11】本発明の第4の実施例における充電装置に二
次電池を載置したときの側断面図
【図12】本発明の第4の実施例における充電装置の蓋
のヒンジ部構成を示す正断面図を示し (a)はピンがヒンジ軸の凹部に嵌合していない状態図 (b)はピンがヒンジ軸の凹部に嵌合している状態図
【図13】本発明の第5の実施例における充電装置に無
線電話装置子機本体を載置したときの側断面図
【図14】本発明の第5の実施例における充電装置の蓋
を閉じたときの側断面図
【図15】従来の無線電話装置子機の外観を表す斜視図
【図16】従来の無線電話装置子機のフリップ部を開い
たときの外観を示す斜視図
【図17】従来の無線電話装置子機の背面からの外観を
表す斜視図
【図18】従来の充電装置の外観を示す斜視図
【図19】従来の充電装置の側断面図
【符号の説明】
20,40 充電装置本体 21 LED(発光ダイオード)表示部 22,41 充電端子 23 電源コード 24 A/Cアダプタ 25,42 蓋 26,43 電池押さえリブ 27,44 蓋ロック用爪 28,45 凹部 29,46 制御基板 30,47 板金 31 凸部 32 ブザーボタン 33 ブザー制御基板 34 スピーカ 35 リード線 36 カム部 37 端子保護部材 38,50 バネ 48 本体押さえリブ 49 位置合わせリブ 51 ピン 52 ピン用バネ 53 ヒンジ受け 54 ヒンジ軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】充電可能な電池で駆動する無線電話装置子
    機の前記電池を充電する充電装置であって、充電端子を
    含む充電装置の要件を包含した本体装置と、前記本体装
    置に被さる蓋と、前記蓋は閉じたときに前記本体装置に
    収納された前記電池を押さえ付ける位置にリブを有する
    構造としたことを特徴とする電話機電源充電装置。
  2. 【請求項2】前記本体装置にスピーカを設け、前記蓋の
    開閉に連動して前記スピーカから音を発生するように構
    成したことを特徴とする請求項1記載の電話機電源充電
    装置。
  3. 【請求項3】前記本体装置に充電端子を保護する保護部
    材を設け、この部材は前記蓋開閉に連動して作動する構
    造としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    電話機電源充電装置。
  4. 【請求項4】充電可能な電池で起動する無線電話装置子
    機の前記電池単体でも前記電池を装着した無線電話装置
    子機本体でもどちらか一方を載置でき前記電池を充電可
    能とする充電装置であって、充電端子を含む充電装置の
    要件を包含した本体装置と、前記本体装置に被さる蓋
    と、前記蓋は蓋を閉じたときに前記充電装置に前記電池
    が載置された場合には、前記電池を押さえつける位置に
    第1のリブを有し、前記充電装置に前記無線電話装置子
    機本体が載置された場合には前記無線電話装置子機本体
    を押さえつける位置に第2のリブを有する構造としたこ
    とを特徴とする電話機電源充電装置。
  5. 【請求項5】充電可能な電池で駆動する無線電話装置子
    機の前記電池単体でも前記電池を装着した無線電話装置
    子機本体でも同時に複数個載置でき、前記電池を充電可
    能とする充電装置であって、充電端子を含む充電装置の
    用件を包含した本体装置と、前記本体装置に被さる蓋
    と、前記蓋は蓋を閉じたときに前記本体装置に載置され
    た複数個の前記電池と前記無線電話装置子機を同時に押
    さえつけるような位置に一個あるいは複数個のリブを有
    する構造としたことを特徴とする電話機電源充電装置。
  6. 【請求項6】前記蓋の開閉を行う前記蓋のヒンジ軸と前
    記本体装置のヒンジ受けを備え、前記ヒンジ軸には開設
    された凹部を有し、前記ヒンジ受け部にはピンとそれを
    常に前記ヒンジ軸に押圧するバネを設け、前記ヒンジ軸
    の回動で前記ピンと前記凹部が嵌合して前記蓋の固定を
    行う手段を具備することを特徴とする請求項1ないし請
    求項5のいずれかに記載の電話機電源充電装置。
JP6287855A 1994-11-22 1994-11-22 電話機電源充電装置 Pending JPH08149703A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005317521A (ja) * 2004-03-30 2005-11-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 充電器
JP2015521831A (ja) * 2012-06-20 2015-07-30 キミレ ハイテック インクKimree Hi−Tech Inc. 電子タバコケース

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