JPH08149469A - 動画像符号化装置 - Google Patents
動画像符号化装置Info
- Publication number
- JPH08149469A JPH08149469A JP28666194A JP28666194A JPH08149469A JP H08149469 A JPH08149469 A JP H08149469A JP 28666194 A JP28666194 A JP 28666194A JP 28666194 A JP28666194 A JP 28666194A JP H08149469 A JPH08149469 A JP H08149469A
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- Japan
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ブロック歪みがフレームの同じ位置に出現する
のを防止し、ブロック歪みの目立たない再生動画像を得
る。 【構成】動画像信号の奇数番目のフレームを切替手段1
1を介してブロック分割部12に供給すると共に偶数番
目のフレームを切替手段を介してブロック分割部13に
供給する。ブロック分割部12はフレームの左上の画素
から8×8画素のブロックに分割する。ブロック分割部
13はブロック分割部12が分割するブロックの位置に
対して水平及び垂直方向にそれぞれ4画素ずらして8×
8画素のブロックに分割する。各ブロック分割部で分割
した動画像信号を離散コサイン変換部14で離散コサイ
ン変換を行い、量子化部15で量子化し、さらにハフマ
ン符号化部17でハフマン符号化して出力する。
のを防止し、ブロック歪みの目立たない再生動画像を得
る。 【構成】動画像信号の奇数番目のフレームを切替手段1
1を介してブロック分割部12に供給すると共に偶数番
目のフレームを切替手段を介してブロック分割部13に
供給する。ブロック分割部12はフレームの左上の画素
から8×8画素のブロックに分割する。ブロック分割部
13はブロック分割部12が分割するブロックの位置に
対して水平及び垂直方向にそれぞれ4画素ずらして8×
8画素のブロックに分割する。各ブロック分割部で分割
した動画像信号を離散コサイン変換部14で離散コサイ
ン変換を行い、量子化部15で量子化し、さらにハフマ
ン符号化部17でハフマン符号化して出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレーム内の画像信号
のみを用いてフレーム毎に直交変換符号化を行う動画像
符号化装置に関する。
のみを用いてフレーム毎に直交変換符号化を行う動画像
符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー静止画国際標準符号化方式に代表
される直交変換符号化方式は、図3に示すように、入力
する画像信号をブロック分割部1により、例えば8×8
画素のブロックに分割し、これを離散コサイン変換部2
にてブロック毎に離散コサイン変換を行う。
される直交変換符号化方式は、図3に示すように、入力
する画像信号をブロック分割部1により、例えば8×8
画素のブロックに分割し、これを離散コサイン変換部2
にてブロック毎に離散コサイン変換を行う。
【0003】離散コサイン変換部2からの変換出力は、
ブロックの左上にそのブロックの直流成分(ブロックの
平均値に相当)、それ以外に交流成分が現れ、ブロック
の右下が最も高い周波数成分となる。この変換出力は次
に量子化部3で量子化される。
ブロックの左上にそのブロックの直流成分(ブロックの
平均値に相当)、それ以外に交流成分が現れ、ブロック
の右下が最も高い周波数成分となる。この変換出力は次
に量子化部3で量子化される。
【0004】量子化部3は、図4の(a) に示すような量
子化テーブル4を使用して離散コサイン変換部2からの
変換出力を量子化する。この量子化はブロック内の各出
力値を量子化テーブル4内の同位置にある量子化ステッ
プサイズで量子化することにより行われる。
子化テーブル4を使用して離散コサイン変換部2からの
変換出力を量子化する。この量子化はブロック内の各出
力値を量子化テーブル4内の同位置にある量子化ステッ
プサイズで量子化することにより行われる。
【0005】次に量子化部3からの量子化出力をハフマ
ン符号化部5に入力し、このハフマン符号化部5で図4
の(b) に示すようなハフマンテーブル6を使用して符号
化し符号化データを出力する。すなわち、ハフマン符号
化部5はハフマンテーブル6を使用しジグザグスキャン
(テーブルを0,1,2,3,4,5,6,…とスキャ
ン)を行ってブロックの2次元配列を1次元配列に並び
替え、非0の量子化出力と0ランの組み合わせを事象と
してハフマン符号により符号化するようになっている。
ン符号化部5に入力し、このハフマン符号化部5で図4
の(b) に示すようなハフマンテーブル6を使用して符号
化し符号化データを出力する。すなわち、ハフマン符号
化部5はハフマンテーブル6を使用しジグザグスキャン
(テーブルを0,1,2,3,4,5,6,…とスキャ
ン)を行ってブロックの2次元配列を1次元配列に並び
替え、非0の量子化出力と0ランの組み合わせを事象と
してハフマン符号により符号化するようになっている。
【0006】このような静止画像用符号化方式を動画像
信号の各フレームに適用し、フレーム単位に符号化(フ
レーム内符号化)を行うことで動画像符号化が可能とな
る。近年のハードウエア技術の進歩により、高速処理の
静止画像符号化LSIが開発され、テレビジョン信号程
度の解像度やフレームレートに対応できるものがある。
従って、このような高速処理の静止画像符号化LSIを
利用すれば動画像信号のフレーム内符号化が実現でき
る。
信号の各フレームに適用し、フレーム単位に符号化(フ
レーム内符号化)を行うことで動画像符号化が可能とな
る。近年のハードウエア技術の進歩により、高速処理の
静止画像符号化LSIが開発され、テレビジョン信号程
度の解像度やフレームレートに対応できるものがある。
従って、このような高速処理の静止画像符号化LSIを
利用すれば動画像信号のフレーム内符号化が実現でき
る。
【0007】一方、動画像用の符号化方式として、フレ
ーム間の相関を利用し、動き補償などによりフレーム間
符号化を行う方式が知られている。このフレーム間符号
化はフレーム内符号化に比べて圧縮率が大きいが、任意
のフレームからの再生や逆再生、駒落とし、フレーム単
位のきめ細かな編集ができない。
ーム間の相関を利用し、動き補償などによりフレーム間
符号化を行う方式が知られている。このフレーム間符号
化はフレーム内符号化に比べて圧縮率が大きいが、任意
のフレームからの再生や逆再生、駒落とし、フレーム単
位のきめ細かな編集ができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、変換符号化
は画像の一般的な性質を利用し、量子化操作によって電
力の小さい高周波成分を削減してデータ圧縮を実現して
いる。再生画像の画質は量子化操作に用いる量子化テー
ブルによって決定され、テーブル内の量子化ステップサ
イズが大きいほど圧縮率は向上するが、画質は劣化が大
きくなる。変換符号化による画質劣化の特徴は、エッジ
部分のボケや分割したブロックが目立ってくるブロック
歪みなどである。
は画像の一般的な性質を利用し、量子化操作によって電
力の小さい高周波成分を削減してデータ圧縮を実現して
いる。再生画像の画質は量子化操作に用いる量子化テー
ブルによって決定され、テーブル内の量子化ステップサ
イズが大きいほど圧縮率は向上するが、画質は劣化が大
きくなる。変換符号化による画質劣化の特徴は、エッジ
部分のボケや分割したブロックが目立ってくるブロック
歪みなどである。
【0009】このようなことから、高い圧縮率でフレー
ム内符号化された動画像を再生するとフレームの同じ位
置に同じ大きさのブロック歪みが出現するので、画像に
モザイクがかかったようになってしまう。
ム内符号化された動画像を再生するとフレームの同じ位
置に同じ大きさのブロック歪みが出現するので、画像に
モザイクがかかったようになってしまう。
【0010】そこで本発明は、動画像信号をフレーム内
符号化を行うものにおいて、ブロック歪みがフレームの
同じ位置に出現するのを防止し、従ってブロック歪みの
目立たない再生画像を得ることができる動画像符号化装
置を提供する。
符号化を行うものにおいて、ブロック歪みがフレームの
同じ位置に出現するのを防止し、従ってブロック歪みの
目立たない再生画像を得ることができる動画像符号化装
置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
フレーム内の画像信号のみを用いてフレーム毎に複数画
素のブロック単位で直交変換符号化を行う動画像符号化
装置において、直交変換を行うためにフレーム内の画像
信号をそれぞれ異なる位置で複数画素のブロックに分割
する複数のブロック分割部と、この各ブロック分割部へ
の画像信号の入力をフレーム毎に切替える切替手段とを
設けたものである。
フレーム内の画像信号のみを用いてフレーム毎に複数画
素のブロック単位で直交変換符号化を行う動画像符号化
装置において、直交変換を行うためにフレーム内の画像
信号をそれぞれ異なる位置で複数画素のブロックに分割
する複数のブロック分割部と、この各ブロック分割部へ
の画像信号の入力をフレーム毎に切替える切替手段とを
設けたものである。
【0012】
【作用】このような構成の発明においては、各ブロック
分割部に入力する画像信号がフレーム毎に切替えられ、
各ブロック分割部は入力する画像信号をそれぞれ異なる
位置で複数画素のブロックに分割する。こうしてフレー
ム毎に複数画素のブロック単位で直交変換符号化を行う
場合に、フレーム毎にブロック分割の位置が変化して直
交変換符号化が行われる。
分割部に入力する画像信号がフレーム毎に切替えられ、
各ブロック分割部は入力する画像信号をそれぞれ異なる
位置で複数画素のブロックに分割する。こうしてフレー
ム毎に複数画素のブロック単位で直交変換符号化を行う
場合に、フレーム毎にブロック分割の位置が変化して直
交変換符号化が行われる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0014】図1に示すように、動画像信号を切替手段
11を介して2つのブロック分割部12,13に選択的
に供給している。前記切替手段11は、例えば動画像信
号の奇数番目のフレームを前記ブロック分割部12に供
給し、偶数番目のフレームを前記ブロック分割部13に
供給するように、各フレーム毎に切替動作を行うように
なっている。
11を介して2つのブロック分割部12,13に選択的
に供給している。前記切替手段11は、例えば動画像信
号の奇数番目のフレームを前記ブロック分割部12に供
給し、偶数番目のフレームを前記ブロック分割部13に
供給するように、各フレーム毎に切替動作を行うように
なっている。
【0015】前記ブロック分割部12は、フレームの左
上の画素から例えば8×8画素のブロックに分割するよ
うになっている。この場合、水平方向の画素数が8の倍
数でなければ最も右の画素をこの最も右の画素に8の倍
数となるように続けて配置し、さらに、垂直方向の画素
数が8の倍数でなければ最も下の画素をこの最も下の画
素に8の倍数となるように続けて配置し、このようにフ
レームを拡大してから8×8画素のブロックに分割する
ようにしている。
上の画素から例えば8×8画素のブロックに分割するよ
うになっている。この場合、水平方向の画素数が8の倍
数でなければ最も右の画素をこの最も右の画素に8の倍
数となるように続けて配置し、さらに、垂直方向の画素
数が8の倍数でなければ最も下の画素をこの最も下の画
素に8の倍数となるように続けて配置し、このようにフ
レームを拡大してから8×8画素のブロックに分割する
ようにしている。
【0016】前記ブロック分割部13は、分割するブロ
ックの位置を前記ブロック分割部12が分割するブロッ
クの位置に対して水平及び垂直方向にそれぞれ4画素ず
らして8×8画素のブロックに分割するようになってい
る。すなわち、フレームの最も左の画素をこの最も左の
画素に続けて左へ4画素配置してフレームを水平方向に
拡大し、さらにこの拡大したフレームの最も上の画素を
この最も上の画素に続けて4画素配置してフレームを垂
直方向に拡大し、この拡大したフレームの左上の画素か
ら8×8画素のブロックに分割するようになっている。
ックの位置を前記ブロック分割部12が分割するブロッ
クの位置に対して水平及び垂直方向にそれぞれ4画素ず
らして8×8画素のブロックに分割するようになってい
る。すなわち、フレームの最も左の画素をこの最も左の
画素に続けて左へ4画素配置してフレームを水平方向に
拡大し、さらにこの拡大したフレームの最も上の画素を
この最も上の画素に続けて4画素配置してフレームを垂
直方向に拡大し、この拡大したフレームの左上の画素か
ら8×8画素のブロックに分割するようになっている。
【0017】この場合、拡大したフレームの水平方向の
画素数が8の倍数でなければ最も右の画素をこの最も右
の画素に8の倍数となるように続けて配置し、さらに、
垂直方向の画素数が8の倍数でなければ最も下の画素を
この最も下の画素に8の倍数となるように続けて配置
し、このようにフレームを拡大してから8×8画素のブ
ロックに分割するようにしている。
画素数が8の倍数でなければ最も右の画素をこの最も右
の画素に8の倍数となるように続けて配置し、さらに、
垂直方向の画素数が8の倍数でなければ最も下の画素を
この最も下の画素に8の倍数となるように続けて配置
し、このようにフレームを拡大してから8×8画素のブ
ロックに分割するようにしている。
【0018】従って、前記ブロック分割部12で分割し
た各ブロックの位置は図2に実線で示す位置となり、ま
た、前記ブロック分割部13で分割した各ブロックの位
置は図2に点線で示す位置となる。
た各ブロックの位置は図2に実線で示す位置となり、ま
た、前記ブロック分割部13で分割した各ブロックの位
置は図2に点線で示す位置となる。
【0019】前記各ブロック分割部12,13で分割し
た各ブロックの動画像信号を離散コサイン変換部14に
供給している。前記離散コサイン変換部14は、各ブロ
ック分割部12,13からの各ブロックの動画像信号を
ブロック毎に離散コサイン変換を行う。この離散コサイ
ン変換部14からの変換出力は、ブロックの左上にその
ブロックの直流成分(ブロックの平均値に相当)、それ
以外に交流成分が現れ、ブロックの右下が最も高い周波
数成分となる。
た各ブロックの動画像信号を離散コサイン変換部14に
供給している。前記離散コサイン変換部14は、各ブロ
ック分割部12,13からの各ブロックの動画像信号を
ブロック毎に離散コサイン変換を行う。この離散コサイ
ン変換部14からの変換出力は、ブロックの左上にその
ブロックの直流成分(ブロックの平均値に相当)、それ
以外に交流成分が現れ、ブロックの右下が最も高い周波
数成分となる。
【0020】前記離散コサイン変換部14からの変換出
力を量子化部15に供給している。前記量子化部15
は、図4の(a) に示す量子化テーブルと同じ構成の量子
化テーブル16を使用して前記離散コサイン変換部14
からの変換出力を量子化する。この量子化はブロック内
の各出力値を量子化テーブル16内の同位値にある量子
化ステップサイズで量子化することにより行う。
力を量子化部15に供給している。前記量子化部15
は、図4の(a) に示す量子化テーブルと同じ構成の量子
化テーブル16を使用して前記離散コサイン変換部14
からの変換出力を量子化する。この量子化はブロック内
の各出力値を量子化テーブル16内の同位値にある量子
化ステップサイズで量子化することにより行う。
【0021】前記量子化部15で量子化した量子化出力
をハフマン符号化部17に入力している。前記ハフマン
符号化部17は、図4の(b) に示すハフマンテーブルと
同じ構成のハフマンテーブル18を使用して符号化し、
この符号化したデータを出力する。すなわち、前記ハフ
マン符号化部17はハフマンテーブル18を使用しジグ
ザグスキャン(テーブルを0,1,2,3,4,5,
6,…とスキャン)を行ってブロックの2次元配列を1
次元配列に並び替え、非0の量子化出力と0ランの組み
合わせを事象としてハフマン符号により符号化するよう
になっている。
をハフマン符号化部17に入力している。前記ハフマン
符号化部17は、図4の(b) に示すハフマンテーブルと
同じ構成のハフマンテーブル18を使用して符号化し、
この符号化したデータを出力する。すなわち、前記ハフ
マン符号化部17はハフマンテーブル18を使用しジグ
ザグスキャン(テーブルを0,1,2,3,4,5,
6,…とスキャン)を行ってブロックの2次元配列を1
次元配列に並び替え、非0の量子化出力と0ランの組み
合わせを事象としてハフマン符号により符号化するよう
になっている。
【0022】このような構成の実施例においては、奇数
フレームの動画像信号は切替手段11を介してブロック
分割部12に供給し、このブロック分割部12で8×8
画素のブロックに分割された後、各ブロック毎に離散コ
サイン変換部14で離散コサイン変換され、続いて量子
化部15で量子化テーブル16を使用して量子化され、
さらにハフマン符号化部17でハフマンテーブル18を
使用して符号化される。
フレームの動画像信号は切替手段11を介してブロック
分割部12に供給し、このブロック分割部12で8×8
画素のブロックに分割された後、各ブロック毎に離散コ
サイン変換部14で離散コサイン変換され、続いて量子
化部15で量子化テーブル16を使用して量子化され、
さらにハフマン符号化部17でハフマンテーブル18を
使用して符号化される。
【0023】また、偶数フレームの動画像信号は切替手
段11を介してブロック分割部13に供給し、このブロ
ック分割部13で8×8画素のブロックに分割された
後、各ブロック毎に離散コサイン変換部14で離散コサ
イン変換され、続いて量子化部15で量子化テーブル1
6を使用して量子化され、さらにハフマン符号化部17
でハフマンテーブル18を使用して符号化される。
段11を介してブロック分割部13に供給し、このブロ
ック分割部13で8×8画素のブロックに分割された
後、各ブロック毎に離散コサイン変換部14で離散コサ
イン変換され、続いて量子化部15で量子化テーブル1
6を使用して量子化され、さらにハフマン符号化部17
でハフマンテーブル18を使用して符号化される。
【0024】一方、このようして符号化されたデータを
復号化する側では、ハフマン符号化された符号化データ
をハフマンテーブル18と同一のハフマンテーブルを使
用して復号し、ブロックの量子化値を2次元配列に並べ
る。続いて量子化テーブル16と同一の量子化テーブル
を使用してブロックの量子化値を逆量子化する。
復号化する側では、ハフマン符号化された符号化データ
をハフマンテーブル18と同一のハフマンテーブルを使
用して復号し、ブロックの量子化値を2次元配列に並べ
る。続いて量子化テーブル16と同一の量子化テーブル
を使用してブロックの量子化値を逆量子化する。
【0025】さらに逆量子化した値を逆離散コサイン変
換する。
換する。
【0026】そして符号化側において8×8画素のブロ
ックに分割するために画像を拡大した部分を削除して再
生動画像データを得る。
ックに分割するために画像を拡大した部分を削除して再
生動画像データを得る。
【0027】このように、符号化側において、奇数フレ
ームと偶数フレームとで分割の位置を4画素ずらしてブ
ロック分割しているので、復号側で再生した得た動画像
データは、ブロック歪みが発生してもブロック歪みが発
生する位置は奇数フレームと偶数フレームとで位置が異
なるので、再生画像のブロック歪みは検知されにくくな
る。すなわち、目立たなくなる。従って、再生した動画
像にモザイクがかかったような状態は無くなる。
ームと偶数フレームとで分割の位置を4画素ずらしてブ
ロック分割しているので、復号側で再生した得た動画像
データは、ブロック歪みが発生してもブロック歪みが発
生する位置は奇数フレームと偶数フレームとで位置が異
なるので、再生画像のブロック歪みは検知されにくくな
る。すなわち、目立たなくなる。従って、再生した動画
像にモザイクがかかったような状態は無くなる。
【0028】なお、前記実施例は、フレームを8×8画
素のブロックに分割し、奇数番目のフレームと偶数番目
のフレームとで分割位置を水平方向に4画素、垂直方向
に4画素ずらしたが、必ずしもこれに限定するものでな
いのは勿論である。すなわち、フレームを8×8画素以
外のブロックに分割してもよく、また、奇数番目のフレ
ームと偶数番目のフレームとでずらす分割位置も4画素
以外であってもよい。また、ブロックの分割位置をずら
すフレームを奇数番目と偶数番目以外の組み合わせであ
ってもよい。
素のブロックに分割し、奇数番目のフレームと偶数番目
のフレームとで分割位置を水平方向に4画素、垂直方向
に4画素ずらしたが、必ずしもこれに限定するものでな
いのは勿論である。すなわち、フレームを8×8画素以
外のブロックに分割してもよく、また、奇数番目のフレ
ームと偶数番目のフレームとでずらす分割位置も4画素
以外であってもよい。また、ブロックの分割位置をずら
すフレームを奇数番目と偶数番目以外の組み合わせであ
ってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上、請求項1対応の発明によれば、各
ブロック分割部に入力する画像信号がフレーム毎に切替
えられ、各ブロック分割部は入力する画像信号をそれぞ
れ異なる位置で複数画素のブロックに分割し、この分割
したブロック単位で直交変換符号化を行うようにしてい
るので、ブロック歪みがフレームの同じ位置に出現する
のを防止し、従ってブロック歪みの目立たない再生動画
像を得ることができる。
ブロック分割部に入力する画像信号がフレーム毎に切替
えられ、各ブロック分割部は入力する画像信号をそれぞ
れ異なる位置で複数画素のブロックに分割し、この分割
したブロック単位で直交変換符号化を行うようにしてい
るので、ブロック歪みがフレームの同じ位置に出現する
のを防止し、従ってブロック歪みの目立たない再生動画
像を得ることができる。
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例における奇数番目フレームと偶数番目
フレームとのブロック分割位置を示す図。
フレームとのブロック分割位置を示す図。
【図3】従来例を示すブロック図。
【図4】量子化テーブル及びハフマンテーブルの構成を
示す図。
示す図。
11…切替手段 12,13…ブロック分割部 14…離散コサイン変換部 15…量子化部 17…ハフマン符号化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/41 B
Claims (1)
- 【請求項1】 フレーム内の画像信号のみを用いてフレ
ーム毎に複数画素のブロック単位で直交変換符号化を行
う動画像符号化装置において、 直交変換を行うためにフレーム内の画像信号をそれぞれ
異なる位置で複数画素のブロックに分割する複数のブロ
ック分割部と、この各ブロック分割部への画像信号の入
力をフレーム毎に切替える切替手段とを設けたことを特
徴とする動画像符号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28666194A JPH08149469A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 動画像符号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28666194A JPH08149469A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 動画像符号化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08149469A true JPH08149469A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17707322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28666194A Pending JPH08149469A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 動画像符号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08149469A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017509188A (ja) * | 2014-01-01 | 2017-03-30 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | ブロッキングアーチファクトの可視性を減少させるためのビデオ信号処理方法および装置 |
-
1994
- 1994-11-21 JP JP28666194A patent/JPH08149469A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017509188A (ja) * | 2014-01-01 | 2017-03-30 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | ブロッキングアーチファクトの可視性を減少させるためのビデオ信号処理方法および装置 |
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