JPH09275561A - 映像圧縮装置及び映像圧縮方法 - Google Patents

映像圧縮装置及び映像圧縮方法

Info

Publication number
JPH09275561A
JPH09275561A JP8532396A JP8532396A JPH09275561A JP H09275561 A JPH09275561 A JP H09275561A JP 8532396 A JP8532396 A JP 8532396A JP 8532396 A JP8532396 A JP 8532396A JP H09275561 A JPH09275561 A JP H09275561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resolution image
quantization
upper limit
circuit
low resolution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8532396A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Tsurufusa
秀夫 鶴房
Akiyoshi Kato
昭慶 加藤
Shuji Abe
修司 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8532396A priority Critical patent/JPH09275561A/ja
Publication of JPH09275561A publication Critical patent/JPH09275561A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】低解像度画像をつなぎ合わせて高解像度画像を
復元する場合でも、圧縮効率を低下させることなく、境
界が目立つことを防止する。 【解決手段】MB切出し回路21からのブロックデータは
DCT回路4、量子化回路5及びVLC6によって圧縮
される。制御器8はVLC6の発生符号量に応じて量子
化幅を設定する。一方、上限値発生回路22は切出しアド
レスに基づいて、境界近傍の量子化幅の上限値を設定す
る。リミッタ23は上限値の範囲内で量子化幅を設定す
る。これにより、境界近傍においては、量子化歪が低減
され、境界部が目立つことを防止することができる。低
解像度画像はオーバーラップ部分を有していないので、
圧縮効率が低下することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高解像度画像を分
割して圧縮処理するものに好適な映像圧縮装置及び映像
圧縮方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像のディジタル処理が普及して
きている。画像データを圧縮符号化する方法としては、
JPEG(Joint Photographic Coding Experts Grou
p)又はMPEG(Movig Picture Experts Group)等の
各種符号化方法が採用される。
【0003】図13はMPEG規格の圧縮方法を採用し
た従来の映像圧縮装置を示すブロック図である。
【0004】アナログ映像信号はディジタル信号に変換
され、更に所定のディジタルフォーマットに変換された
後、フレームメモリ1に書込まれる。フレームメモリ1
に格納されたデータは、MB切出し回路2により、所定
のブロック単位であるマクロブロック(以下、MBとも
いう)毎に出力される。動き補償回路3は後述するロー
カルデコード部から参照画像のデータも与えられ、MB
切出し回路2の出力の動きを検出する。
【0005】MPEG規格においては、画面内で圧縮を
行うフレーム内圧縮の外に、画像間の相関を利用して圧
縮を行うフレーム間圧縮を採用している。フレーム間圧
縮では、現フレームの画像と参照画像との差分(予測誤
差)を求め、求めた予測誤差について圧縮処理を行う。
動画像においては、単に差分を求めただけでは符号量が
小さくならないことがあるので、動きに応じて参照画像
を動き補償する動き補償予測符号化が行われる。
【0006】フレーム内圧縮時には、動き補償回路3は
MB切出し回路2からのブロックデータをそのままDC
T回路4に与える。ブロックデータはDCT回路4によ
って直交変換されて量子化回路5に与えられる。量子化
回路5は所定の量子化幅(Qスケール)を用いてDCT
変換係数を量子化する。これにより、符号量が削減され
る。
【0007】量子化出力は可変長符号化回路(以下、V
LCという)6に与えられて、可変長符号化されて符号
量が一層削減される。VLC6からの圧縮データはバッ
ファ7を介して出力される。
【0008】量子化出力は参照画像データを得るために
ローカルデコード部9にも与えられる。ローカルデコー
ド部9は量子化出力を逆量子化し更に逆DCT処理する
ことにより、DCT処理前のデータに戻す。ローカルデ
コード部9は復元したデータ(ローカルデコードデー
タ)を図示しないフレームメモリに参照画像として記憶
する。
【0009】次に、フレーム間圧縮が行われるものとす
る。動き補償回路3はローカルデコード部9からの参照
画像を検出した動きに応じて動き補償し、動き補償した
参照画像のブロックデータを得る。動き補償回路3はM
B切出し回路2からの現フレームブロックデータと動き
補償した前フレームの参照画像のブロックデータとの差
分を求めて予測誤差としてDCT回路4に出力する。予
測誤差はDCT回路4、量子化回路5及びVLC6によ
って圧縮されて、バッファ7を介して出力される。
【0010】圧縮データの符号量は量子化回路5が用い
る量子化幅を変更することにより制御することができ
る。この符号量制御のために、バッファ7に保持されて
いるデータ量に関する情報が制御器8に供給される。制
御器8は圧縮データの符号量が所定の範囲内に収まるよ
うに量子化幅を制御する。これにより、圧縮データを定
レート化することが可能となる。
【0011】ところで、圧縮処理に必要な処理能力は画
像のサイズ(画素数)に応じて相違する。MPEGにお
いては、規格上は水平及び垂直各4095画素の画像サ
イズまで自由に設定可能である。しかし、実際には、回
路内のメモリ量の制約によって、また、動画では1秒間
に再生するフレーム数として一定枚数以上のフレーム数
が必要であること等の理由から、画像サイズを自由に設
定することはできない。一般的には、既存の放送及び表
示装置を考慮して、以下の4種類の画素数が採用され
る。
【0012】352×240,720×480,144
0×1080,1920×1080 これら4種類の画素数のうち352×240及び720
×480の画素数はCD−ROM及びNTSC放送等で
用いられており、これらの画素数に対応した映像圧縮
(エンコード)装置及び専用IC類も多数商品化されて
いる。
【0013】一方、1440×1080及び1920×
1080の画素数は、将来のATV(Advanced TV)又
はHD等を考慮したものである。従って、これらの画素
数に対応したエンコード装置及びデコード装置として
は、廉価な汎用品はなく、極めて高価である。
【0014】そこで、このような高解像度の画像を低解
像度の画像(例えばNTSC画像)用の装置を用いて処
理する方法が特開平6−268981号公報「画像デー
タ符号化装置」において開示されている。
【0015】図14はこの画像データ符号化装置の動作
を説明するための説明図である。
【0016】この画像データ符号化装置においては、図
14に示す高解像度の画像11を複数の低解像度の画像12
に分割する。図14では、4分割した例を示している。
各低解像度画像12は例えば352×240又は720×
480の画素数であり、廉価な汎用のエンコード装置及
びデコード装置によって処理可能である。各低解像度画
像12用の4つのエンコード装置によって圧縮を行い、4
つのデコード装置によってデコードする。4つのデコー
ド装置の出力を元の画像に対応させて切換えながら出力
することにより、復元した低解像度画像12をつなぎ合わ
せて1枚に再構成して、高解像度画像11を復元する。
【0017】図15は高解像度画像13を16分割して処
理する例を示しており、この場合においても、各低解像
度画像14の画素数は例えば352×240又は720×
480である。
【0018】しかしながら、このような低解像度画像を
つなぎ合わせて1枚の高解像度画像を復元する方法で
は、各エンコード装置毎に圧縮符号化による歪(S/N
比)が相違することから、高解像度画像を低解像度画像
に分割する境界近傍の絵柄によっては境界が目立つこと
がある。そこで、上述した画像データ符号化装置におい
ては、低解像度用のエンコード,デコード装置が処理す
る画像部分をオーバーラップさせ、復元した低解像度画
像をつなぎ合わせる場合に、各デコード装置の出力をク
ロスフェードさせながら切換出力するようにしている。
これにより、境界が目立つことを防止している。
【0019】しかしながら、境界部分をオーバーラップ
して処理する方法では、分割数を大きくすると、オーバ
ーラップ部分が増大し、圧縮データのデータ量が大きく
なって、総合的な圧縮効率が低下してしまうという問題
があった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の映像圧縮装置においては、高解像度の画像を複数
の低解像度画像に分割して処理する場合には、境界部分
を目立たなくさせるために、圧縮効率が低下してしまう
という問題点があった。
【0021】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、高解像度の画像を複数の低解像度画像に分
割して処理する場合でも、圧縮効率を低下させることな
く境界部分を目立たなくさせることができる映像圧縮装
置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
映像圧縮装置は、高解像度画像を所定の分割数で分割し
て得た低解像度画像の映像信号が入力され、入力された
映像信号を所定のブロック単位でブロック化して出力す
るブロック化手段と、このブロック化手段からのブロッ
クデータに直交変換処理、量子化処理及び可変長符号化
処理を施して圧縮データを出力する圧縮手段と、前記圧
縮データの発生符号量に基づいて前記量子化処理に用い
る量子化幅を制御する制御手段と、前記低解像度画像の
画面位置に基づいて前記ブロックデータの量子化処理に
用いる前記量子化幅の上限値を制限する制限手段と、前
記制御手段が設定した量子化幅を前記制限手段の上限値
の範囲内で前記圧縮手段に与えて、前記量子化処理を制
御する量子化幅設定手段とを具備したものであり、本発
明の請求項5に係る映像圧縮方法は、高解像度画像を所
定の分割数で分割して得た低解像度画像の映像信号をブ
ロック化してブロックデータを得る手順と、前記ブロッ
クデータに対して直交変換処理、量子化処理及び可変長
符号化処理を施して圧縮データを得ると共に、前記ブロ
ックデータの画面位置に基づいて前記量子化幅の上限値
を設定し、前記圧縮データの発生符号量と前記上限値と
に基づいて前記量子化処理に用いる量子化幅を決定する
手順とを具備したものである。
【0023】本発明の請求項1において、低解像度画像
の映像信号はブロック化手段によってブロック化され
る。ブロックデータは圧縮手段によって、直交変換処
理、量子化処理及び可変長符号化処理されて、圧縮デー
タが得られる。制御手段は、圧縮データの発生符号量に
基づいて量子化幅を制御する。制限手段はブロックデー
タの画面位置に応じて量子化幅の上限値を制限する。量
子化幅設定手段は、上限値の範囲内で、制御手段が設定
した量子化幅を圧縮手段に設定する。これにより、画面
位置に応じて小さい量子化幅を設定することができ、例
えば、低解像度画像同士の境界部分における量子化幅を
小さくして、量子化歪を低減する。
【0024】本発明の請求項5においては、低解像度画
像の映像信号はブロック化され、ブロックデータに対し
て直交変換処理、量子化処理及び可変長符号化処理が施
される。量子化幅を設定する手順は、ブロックデータの
画面位置に応じて量子化幅の上限値を設定するので、画
面位置に応じた量子化歪が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
映像圧縮装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【0026】本実施の形態はMB切出し回路2に代えて
MB切出し回路21を採用すると共に、上限値発生回路22
及びリミッタ23を設けた点が図13の従来例と異なる。
【0027】フレームメモリ1には、アナログ映像信号
がディジタル信号に変換され、所定のフォーマットに変
換された後に入力される。このアナログ映像信号は高解
像度画像を所定の分割数で分割して得た低解像度画像の
映像信号である。また、分割された低解像度画像同士は
オーバーラップ部分を有しておらず、デコード装置によ
って復元した低解像度画像の全てをつなぎ合わせること
により、元の高解像度画像を再現することができる。
【0028】フレームメモリ1は低解像度画像の1画面
分のディジタル映像データを記憶する。MB切出し回路
21は所定のマクロブロック単位でフレームメモリ1に記
憶された映像データを読出して動き補償回路3に出力す
る。本実施の形態においては、MB切出し回路21はマク
ロブロックのブロック化位置(切出し位置)を示す切出
しアドレスを発生して上限値発生回路22に出力するよう
になっている。なお、MB切出し回路21は、切出しアド
レスに限らず、マクロブロックの切出し位置を示す情報
であれば、どのような情報を出力してもよい。
【0029】動き補償回路3には後述するローカルデコ
ード部9から参照画像データが与えられる。動き補償回
路3はMB切出し回路21の出力と参照画像データとの間
の動きを検出すると共に、検出した動きに応じて参照画
像を動き補償する。動き補償回路3はフレーム間圧縮時
には、MB切出し回路21からの現フレームのブロックデ
ータと動き補償した参照画像データとの差分を求めて予
測誤差としてDCT回路4に出力するようになってい
る。なお、動き補償回路3は、フレーム内圧縮時には、
MB切出し回路21からのブロックデータをそのままDC
T回路4に出力するようになっている。
【0030】DCT回路4は入力されたブロックデータ
をDCT処理することにより、空間座標成分を周波数成
分に変換し、変換係数を量子化回路5に出力する。量子
化回路5は後述するリミッタ23の出力に基づく量子化幅
でDCT変換係数を量子化して、量子化出力をVLC6
及びローカルデコード部9に出力するようになってい
る。
【0031】VLC6は、入力された量子化出力を可変
長符号化して出力する。例えば、VLC6はハフマン符
号化等の可変長符号化を行う。ハフマン符号化は、出現
確率が高いデータほど短い符号長のコードを割り当てる
ことにより、符号量を削減するものである。VLC6か
らの圧縮データはバッファ7を介して出力される。
【0032】量子化回路5の出力は参照画像を作成する
ためにローカルデコード部9にも供給される。ローカル
デコード部9は、DCT回路4のDCT処理及び量子化
回路5の量子化処理の逆処理によって、DCT処理前の
データを復元する。動き補償回路3から予測誤差が出力
された場合には、この予測誤差に対する逆処理結果も予
測誤差となる。ローカルデコード部9はローカルデコー
ド結果を図示しないフレームメモリに参照画像として記
憶させると共に、記憶させた参照画像と逆処理結果であ
る予測誤差とを加算することにより、元の画像を復元し
たローカルデコード結果を得るようになっている。
【0033】バッファ7はVLC6からの圧縮データを
保持しながら図示しない伝送路に定レートで出力する。
これにより、バッファ7はVLC6からの圧縮データの
発生レートと伝送路の伝送レートとの差を吸収するよう
になっている。バッファ7に保持されているデータ量に
関する情報は制御器8に供給される。
【0034】制御器8はバッファ7に保持されているデ
ータ量に関する情報に基づいて量子化幅に対応したデー
タを出力する。本実施の形態においては、制御器8の出
力はリミッタ23に供給されるようになっている。
【0035】リミッタ23には上限値発生回路22の出力も
与えられる。上限値発生回路22は、MB切出し回路21か
ら切出しアドレスが与えられ、この切出しアドレスに基
づいて量子化幅の上限値を変更するようになっている。
例えば、上限値発生回路22は、切出しアドレスが低解像
度画像同士の境界近傍を示す場合には、量子化幅に所定
の上限値(Q上限値)を設定するための出力を出力する
ようになっている。また、例えば、上限値発生回路22
は、低解像度画像同士の境界近傍からの距離に応じたQ
上限値を設定してもよい。
【0036】リミッタ23は制御器8の出力が上限値発生
回路22が発生した上限値以内であればそのまま量子化回
路5に与え、上限値以上であれば、上限値に制限して量
子化回路5に与えるようになっている。
【0037】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図2乃至図4を参照して説明する。図2は
実施の形態の動作を説明するためのフローチャートであ
り、図3及び図4は量子化幅の上限値を説明するための
説明図である。
【0038】低解像度画像のアナログ映像信号はディジ
タル信号に変換された後所定のフォーマットに変換され
て、フレームメモリ1に格納される。MB切出し回路21
は、図2のステップS1 において、所定のマクロブロッ
ク単位でフレームメモリ1に格納されている映像データ
を読出して動き補償回路3に出力する。MB切出し回路
21からの切出しアドレスは上限値発生回路22に供給され
る。
【0039】上限値発生回路22は、ステップS2 におい
て、MBの切出しアドレスに基づいて量子化幅の上限値
を決定する。図3及び図4は上限値発生回路22による上
限値の設定を示している。図3は高解像度画像を4分割
して低解像度画像を得た場合の例であり、図4は16分
割して低解像度画像を得た場合の例である。
【0040】図3の低解像度画像L11,L12,L21,L
22は夫々元の高解像度画像の画面の左上、右上、左下又
は右下の部分に相当する。これらの低解像度画像L11,
L12,L21,L22をつなぎ合わせることにより、元の高
解像度画像を復元することができる。また、図4の低解
像度画像Pnm(n,mは1≦n,m≦4の整数)は元の
高解像度画像を16分割して得られる。これらの低解像
度画像をつなぎ合わせることにより、元の高解像度画像
を復元することができる。上限値発生回路22は図3及び
図4の破線にて示す境界近傍に対応するマクロブロック
データがMB切出し回路21から出力されるタイミング
で、量子化幅の所定の上限値を発生する。
【0041】図3の低解像度画像の左側の折れ線T1 ,
T2 は、画面の垂直方向の位置におけるQ上限値を水平
方向のレベルによって示しており、また、低解像度画像
の下側の折れ線T3 ,T4 は、画面の水平方向の位置に
おけるQ上限値を垂直方向のレベルによって示してい
る。また、同様に、図4の折れ線T11乃至T18もQ上限
値の変化を示している。図3及び図4に示すように、破
線にて示す境界近傍ではQ上限値は他の部分よりも小さ
い値に設定されている。
【0042】次のステップS3 において、動き補償回路
3はMB切出し回路21からのブロックデータの動きを検
出する。説明を簡略化するために、フレーム内圧縮処理
を行うものとする。この場合には、MB切出し回路21か
らのブロックデータはそのままDCT回路4に供給され
る。ステップS4 においてブロックデータはDCT回路
4でDCT処理され、ステップS5 においてDCT変換
係数が量子化回路5によって量子化される。量子化出力
はVLC6に供給されて、ステップS6 において可変長
符号化される。
【0043】次のステップS7 においては、VLC6の
出力に基づいて符号量制御が行われる。即ち、バッファ
7に保持されているデータ量の情報が制御器8に供給さ
れ、制御器8はVLC6の発生符号量に応じた量子化幅
を設定するためのデータをリミッタ23に出力する。本実
施の形態においては、リミッタ23は量子化回路5に設定
する量子化幅を上限値発生回路22が設定した上限値以内
に制限する。即ち、リミッタ23によって設定される量子
化幅は、図3の斜線部の範囲内の値となる。
【0044】Q上限値が境界近傍において制限されるこ
とから、境界近傍における量子化幅は小さい値をとりや
すい。即ち、量子化回路5による量子化幅が小さいの
で、境界部近傍ではデコード時における量子化ノイズが
低減される。従って、低解像度画像をつなぎ合わせて1
枚の高解像度画像を復元する場合でも、境界部近傍のノ
イズが低減されているので、復元された低解像度画像同
士の歪の変化が目立たなくなり、境界部が目立つことを
防止することができる。
【0045】次のステップS8 において、VLC6から
の圧縮データはバッファ7を介して出力される。ステッ
プS9 では次の画像データが存在するか否かが判断さ
れ、存在する場合には、ステップS1 に処理を戻して、
MB切出し回路21によって次のマクロブロックを切出
す。以後同様の動作によって、低解像度画像の圧縮が行
われる。
【0046】このように本実施の形態においては、高解
像度画像を分割して得られる低解像度画像同士の境界近
傍においては、量子化幅の上限値を所定の値に制限する
ようにしている。これにより、各低解像度画像の復元画
像は境界近傍における歪が小さくなり、各低解像度画像
をつなぎ合わせて元の高解像度画像を復元する場合で
も、境界が目立つことを防止することができる。また、
低解像度画像はオーバーラップ部分を有していないの
で、符号化効率が低下することもない。また、一般に商
品化されているエンコード装置に上限値発生回路及びリ
ミッタ等の簡単な回路を追加するだけであり、容易に構
成することができる。
【0047】なお、上限値は各低解像度画像を圧縮する
エンコーダ毎に独立した値が設定されることは明らかで
ある。
【0048】図3及び図4では境界近傍のブロックに対
する量子化幅に所定の上限を設ける例について説明した
が、上述したように、上限値発生回路22は、境界近傍か
らの距離に応じて量子化幅の上限値を制御してもよい。
図5及び図6はこの場合におけるQ上限値の制御を説明
するための説明図である。
【0049】図5は高解像度画像を上下左右に2分割し
て低解像度画像L11,L12,L21,L22を得る場合の例
であり、図6は高解像度画像を上下左右に4分割して低
解像度画像Pnm(n,mは1≦n,m≦4の整数)を得
る場合の例である。
【0050】図5の曲線C1 乃至C4 及び図6の曲線C
11乃至C18に示すように、Q上限値は境界近傍において
他の部分よりも小さい値に設定されている。
【0051】この場合においても、図3及び図4に示す
制御を行ったときと同様の効果が得られることは明らか
である。
【0052】ところで、低解像度画像をエンコード及び
デコードする装置としては、上述したように、既に商品
化されている低解像度用の装置を利用することができ
る。しかし、図3乃至図6に示すように、各低解像度画
像の境界位置は元の高解像度画像の位置に応じて相互に
異なり、各低解像度画像をエンコード及びデコードする
装置は相互に異なる処理を行う必要がある。
【0053】そこで、各低解像度画像の元の高解像度画
像の位置に拘わらずいずれの位置の低解像度画像につい
ても、同一の処理回路によって同一の圧縮処理を行うこ
とを可能にすることが考えられる。
【0054】図7は本発明の他の実施の形態を示すもの
であり、各低解像度画像の処理回路の処理を共通化する
ことを可能にした映像圧縮装置を示すブロック図であ
る。図7において図1と同一の構成要素には同一符号を
付して説明を省略する。
【0055】本実施の形態は対称変換回路31を付加した
点が図1の実施の形態と異なる。対称変換回路31は各低
解像度画像を左右対称、上下対称又は点対称に回転させ
た映像信号を発生するものである。
【0056】図8は対称変換回路31を説明するための説
明図である。図8(a)は対称変換前の低解像度画像を
示し、図8(b)は対称変換後の低解像度画像を示して
いる。
【0057】低解像度画像L11,L12,L21,L22は夫
々元の高解像度画像の画面の左上、右上、左下又は右下
の部分に相当する。低解像度画像L11,L12,L21,L
22は、夫々中央に文字「あ」、「い」、「う」又は
「え」の絵柄を有し、元の高解像度画像の中央部に対応
する各角部には黒丸の絵柄を有する。各低解像度画像L
11,L12,L21,L22の境界は破線にて示してある。
【0058】低解像度画像L11の映像信号がディジタル
化され所定のフォーマットに変換されて入力される対称
変換回路31は、図8(a)の直線ab,cdの交点を中
心として点対称に回転させた映像信号を発生する。この
映像信号に基づく画像は図8(b)に示す低解像度画像
L11′にて示される。
【0059】また、低解像度画像L12の映像信号がディ
ジタル化され所定のフォーマットに変換されて入力され
る対称変換回路31は、図8(a)の直線abで線対称に
回転させた映像信号を発生する。この映像信号に基づく
画像は図8(b)に示す低解像度画像L12′にて示され
る。
【0060】また、低解像度画像L21の映像信号がディ
ジタル化され所定のフォーマットに変換されて入力され
る対称変換回路31は、図8(a)の直線cdで線対称に
回転させた映像信号を発生する。この映像信号に基づく
画像は図8(b)に示す低解像度画像L21′にて示され
る。
【0061】また、低解像度画像L22の映像信号がディ
ジタル化され所定のフォーマットに変換されて入力され
る対称変換回路31は、対称変換することなく、入力され
た映像信号をそのまま出力する。
【0062】図8(b)の破線にて示すように、各低解
像度画像L11′,L12′,L21′,L22はいずれも画面
上端及び左端が境界部分となる。従って、Q上限値を制
限する場合において、各低解像度画像に共通の処理を施
すことができ、回路の共通化を図ることができる。
【0063】他の構成及び作用は図1の実施の形態と同
様である。
【0064】ところで、図8においては、右下の低解像
度画像L22を基準にして他の低解像度画像を対称変換し
たことから、符号量制御が容易であるという利点があ
る。即ち、一般的な圧縮回路では、画面の左上から右下
に向かって順次符号化を行う。この場合には、上述した
ように、VLC6の発生符号量に応じて符号量制御が行
われる。量子化幅の上限値を制限しない場合には特には
問題はないが、境界近傍において量子化幅の上限値を制
限すると、この境界近傍において発生符号量が増加する
可能性がある。従って、低解像度画像L11の映像データ
をそのまま圧縮する場合のように、境界近傍の映像デー
タの圧縮が時間的に後のタイミングで行われると、境界
近傍の映像データに割り当てる符号量が不足してしまう
ことが考えられる。
【0065】そうすると、境界近傍において量子化歪が
増大し、境界部が目立ってしまう。この理由から、本実
施の形態においては、境界近傍の映像データの圧縮を時
間的に早いタイミングで行うように、境界部分が画面の
上端及び左端に位置する低解像度画像L22を基準にして
他の低解像度画像を対称変換した。これにより、低解像
度画像L11′,L12′,L21′においても境界部分が画
面の上端及び左端に位置し、境界近傍の映像データに割
り当てる符号量が不足することを防止して、この部分の
歪を十分に低減することを可能にしている。
【0066】図9は高解像度画像を16分割して低解像
度画像を得る場合の対称変換を説明するための説明図で
ある。図9(a)は対称変換前の低解像度画像Pnm
(n,mは1≦n,m≦4)を示し、図9(b)は対称
変換後の低解像度画像Pnm′を示している。
【0067】図9(a)に示す丸印の絵柄を有する4隅
の低解像度画像P11,P14,P41,P44については、図
9(a),(b)の破線にて示すように、低解像度画像
P44を基準にして対称変換する。四角印の絵柄を有する
水平方向端部の垂直方向中央の低解像度画像P21,P31
と低解像度画像P24,P34とについては、破線にて示す
ように、低解像度画像P24,P34を基準として低解像度
画像P21,P31を対称変換する。なお、図9において
は、垂直方向を基準として左右のみに対称変換している
が、更に、水平方向を基準として上下に対称変換しても
よい。
【0068】また、三角印の絵柄を有する垂直方向端部
の水平方向中央の低解像度画像P12,P13と低解像度画
像P42,P43については、破線にて示すように、低解像
度画像P42,P43を基準として低解像度画像P12,P13
を対称変換する。この場合、図9においては、水平方向
を基準として上下のみに対称変換しているが、更に、垂
直方向を基準として左右に対称変換してもよい。
【0069】×印の絵柄を有する水平及び垂直方向中央
の低解像度画像P22,P23,P32,P33は、夫々、低解
像度画像P11,P14,P41,P44に対応させて対称変換
することが理想的であるが、4辺とも境界であることか
ら、上下左右いずれの対称変換を行ってもよい。
【0070】このように、高解像度画像を16分割して
処理する場合には、図9に示すように、境界の位置が異
なる。従って、各低解像度画像毎にQ上限値の設定処理
を変更する必要がある。この場合でも、図9に示す対称
変換処理を施すことにより、4種類の設定処理を行えば
よい。なお、高解像度画像を4分割して処理する場合に
は、上述したように、Q上限値の設定処理は1種類に共
通化することができる。
【0071】図10は本発明の他の実施の形態を示すブ
ロック図である。本実施の形態は低解像度画像の対称変
換処理をMB切出し回路によって行うものである。図1
0において図1と同一の構成要素には同一符号を付して
説明を省略する。
【0072】本実施の形態はMB切出し回路21に代えて
MB切出し回路41を採用した点が図1の実施の形態と異
なる。MB切出し回路41は入力された低解像度画像の境
界位置に応じて、低解像度画像を対称変換した場合と同
様の読出しを行うようになっている。
【0073】図11はMB切出し回路41を説明するため
の説明図である。図11において矢印はMB切出し回路
41からのブロックデータの出力順を示している。
【0074】図11は高解像度画像を4分割して得た低
解像度画像L11,L12,L21,L22を示している。本実
施の形態においても、図8の例と同様に、境界が上端及
び左端に位置する低解像度画像L22を基準として読出し
を行う。即ち、フレームメモリ1から低解像度画像L22
に基づく映像信号が供給されるMB切出し回路41は、通
常と同様に、画面上端から下端側に、且つ、画面の左端
から右端に向かって順次マクロブロックを切出す。
【0075】これに対し、低解像度画像L11について
は、画面下端から上端側に、且つ水平方向にも画面の右
端から左端に向かって順次マクロブロックを切出す。ま
た、低解像度画像L12については、画面下端から上端側
に、且つ画面の左端から右端に向かって順次マクロブロ
ックを切出し、低解像度画像L21については、画面上端
から下端側に、且つ画面の右端から左端に向かって順次
マクロブロックを切出す。
【0076】これにより、いずれの低解像度画像につい
ても、MB切出し回路41からは境界部分のマクロブロッ
クが時間的に早いタイミングで出力されることになる。
【0077】他の作用及び効果は図1の実施の形態と同
様である。
【0078】このように、本実施の形態においても、Q
スケールの上限値の設定をいずれの低解像度画像につい
ても同様に行うことを可能にして処理を共通化すること
ができる。また、境界部近傍の映像データに対する割り
当て符号量が不足することを防止して、境界が目立つこ
とを確実に防止することができる。
【0079】図12は高解像度画像を16分割して低解
像度画像を得る場合のマクロブロックの切出しを説明す
るための説明図である。図12(a)は16分割した低
解像度画像Pnm(n,mは1≦n,m≦4)の元の高解
像度画像上の配置を示し、図12(b)乃至(d)はM
B切出し回路41のMBの切出しを示している。図12の
矢印はMB切出し回路41からのブロックデータの出力順
を示している。
【0080】丸印の絵柄を有する4隅の低解像度画像P
11,P14,P41,P44については、図12(a)の矢印
にて示すように、低解像度画像P44を基準として読み出
しが行われる。即ち、低解像度画像P11については、画
面下端から上端に向かって切り出しを行うと共に、水平
方向には画面右端から左端に向かって切り出しを行う。
また、低解像度画像P14については、水平方向には通常
と同様に画面左端から画面右端に向かって切り出しを行
うが、垂直方向には画面下端側から上端側に向かって順
次切り出しを行う。低解像度画像P41については、垂直
方向には通常と同様に画面上端から下端に向かって切り
出しを行うが、水平方向には画面右端から左端に向かっ
て順次切り出しを行う。
【0081】また、四角印の絵柄を有する水平方向端部
の垂直方向中央の低解像度画像P21,P31と低解像度画
像P24,P34とについては、図12(b)の破線にて示
すように、低解像度画像P24,P34を基準として低解像
度画像P21,P31の読出し順を変更する。なお、図12
(b)に示すように、低解像度画像P24,P34を垂直方
向に下端から上端に向かってマクロブロックを切出すよ
うにしてもよい。この場合には、低解像度画像P21,P
31については、水平方向に右端から左端に向かってMB
を切出すと共に、垂直方向には下端から上端に向かって
MBを切出す。
【0082】同様にして、三角印の絵柄を有する垂直方
向端部の水平方向中央の低解像度画像P12,P13と低解
像度画像P42,P43については、図12(c)の破線に
て示すように、低解像度画像P42,P43を基準として低
解像度画像P12,P13の読出し順を変更する。この場合
においても、図12(c)に示すように、水平及び垂直
方向にMBの切出し順を変更するようにしてもよい。ま
た、×印の絵柄を有する水平及び垂直方向中央の低解像
度画像P22,P23,P32,P33は、夫々、低解像度画像
P11,P14,P41,P44に対応させて切出し順を変更す
る。即ち、低解像度画像P22,P23,P32,P33につい
ては、図12(d)の矢印に示す順でマクロブロックの
切出しを行う。
【0083】このように、高解像度画像を16分割して
処理する場合には、図9の例と同様に、境界位置に応じ
た4種類のパターンのみが存在する。従って、各低解像
度画像毎にQ上限値についての4種類の設定処理のみを
行えばよい。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
解像度の画像を複数の低解像度画像に分割して処理する
場合でも、圧縮効率を低下させることなく境界部分を目
立たなくさせることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像圧縮装置の一実施の形態を示
すブロック図。
【図2】図1の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図3】図1の実施の形態の動作を説明するための説明
図。
【図4】図1の実施の形態の動作を説明するための説明
図。
【図5】図1の実施の形態の動作を説明するための説明
図。
【図6】図1の実施の形態の動作を説明するための説明
図。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図8】図7の実施の形態を説明するための説明図。
【図9】図7の実施の形態を説明するための説明図。
【図10】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図11】図10の実施の形態を説明するための説明
図。
【図12】図10の実施の形態を説明するための説明
図。
【図13】従来の映像圧縮装置を示すブロック図。
【図14】従来例を説明するための説明図。
【図15】従来例を説明するための説明図。
【符号の説明】
4…DCT回路、5…量子化回路、6…VLC、8…制
御器、21…MB切出し回路、22…上限値発生回路、23…
リミッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 修司 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高解像度画像を所定の分割数で分割して
    得た低解像度画像の映像信号が入力され、入力された映
    像信号を所定のブロック単位でブロック化して出力する
    ブロック化手段と、 このブロック化手段からのブロックデータに直交変換処
    理、量子化処理及び可変長符号化処理を施して圧縮デー
    タを出力する圧縮手段と、 前記圧縮データの発生符号量に基づいて前記量子化処理
    に用いる量子化幅を制御する制御手段と、 前記低解像度画像の画面位置に基づいて前記ブロックデ
    ータの量子化処理に用いる前記量子化幅の上限値を制限
    する制限手段と、 前記制御手段が設定した量子化幅を前記制限手段の上限
    値の範囲内で前記圧縮手段に与えて、前記量子化処理を
    制御する量子化幅設定手段とを具備したことを特徴とす
    る映像圧縮装置。
  2. 【請求項2】 前記制限手段は、前記低解像度画像同士
    の境界部分に対応する前記ブロックデータの量子化処理
    に用いる前記量子化幅の上限値を制限することを特徴と
    する請求項1に記載の映像圧縮装置。
  3. 【請求項3】 前記制限手段は、前記ブロックデータの
    量子化処理に用いる前記量子化幅の上限値の制限を前記
    低解像度画像同士の境界部分からの距離に応じて変更す
    ることを特徴とする請求項1に記載の映像圧縮装置。
  4. 【請求項4】 前記ブロック化手段は、前記低解像度画
    像を対称変換した画像をブロック化する場合と同一のブ
    ロック化順で前記ブロックデータを出力可能にする手段
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の映像圧縮装
    置。
  5. 【請求項5】 高解像度画像を所定の分割数で分割して
    得た低解像度画像の映像信号をブロック化してブロック
    データを得る手順と、 前記ブロックデータに対して直交変換処理、量子化処理
    及び可変長符号化処理を施して圧縮データを得ると共
    に、前記ブロックデータの画面位置に基づいて前記量子
    化幅の上限値を設定し、前記圧縮データの発生符号量と
    前記上限値とに基づいて前記量子化処理に用いる量子化
    幅を決定する手順とを具備したことを特徴とする映像圧
    縮方法。
  6. 【請求項6】 前記ブロックデータを得る手順は、前記
    低解像度画像を対称変換した画像をブロック化する場合
    と同一のブロック化順で前記ブロックデータを出力可能
    にする手順を含むことを特徴とする請求項5に記載の映
    像圧縮方法。
JP8532396A 1996-04-08 1996-04-08 映像圧縮装置及び映像圧縮方法 Pending JPH09275561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8532396A JPH09275561A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 映像圧縮装置及び映像圧縮方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8532396A JPH09275561A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 映像圧縮装置及び映像圧縮方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09275561A true JPH09275561A (ja) 1997-10-21

Family

ID=13855423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8532396A Pending JPH09275561A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 映像圧縮装置及び映像圧縮方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09275561A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7127117B2 (en) * 2001-06-11 2006-10-24 Ricoh Company, Ltd. Image compression method and apparatus for suppressing quantization rate in particular region, image expansion method and apparatus therefor, and computer-readable storage medium storing program for the compression or expansion
JP2007060487A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Sony Corp 画像処理装置および画像処理方法、記録媒体、並びに、プログラム
JP2010161822A (ja) * 2010-04-22 2010-07-22 Hitachi Ltd 画像の復号化装置
WO2011125810A1 (ja) * 2010-04-09 2011-10-13 ソニー株式会社 画像処理装置および方法
JP2014143708A (ja) * 2014-03-10 2014-08-07 Sony Corp 画像処理装置および方法、プログラム、並びに、記録媒体
CN105611289A (zh) * 2015-12-28 2016-05-25 电子科技大学 基于智能量化技术的低分辨率图像编码方法
JP2016106483A (ja) * 2016-02-03 2016-06-16 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、プログラム、並びに、記録媒体
WO2020079900A1 (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 ソニー株式会社 符号化装置、符号化方法、復号装置

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7127117B2 (en) * 2001-06-11 2006-10-24 Ricoh Company, Ltd. Image compression method and apparatus for suppressing quantization rate in particular region, image expansion method and apparatus therefor, and computer-readable storage medium storing program for the compression or expansion
US8457212B2 (en) 2005-08-26 2013-06-04 Sony Corporation Image processing apparatus, image processing method, recording medium, and program
JP2007060487A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Sony Corp 画像処理装置および画像処理方法、記録媒体、並びに、プログラム
JP4534910B2 (ja) * 2005-08-26 2010-09-01 ソニー株式会社 画像処理装置および画像処理方法、記録媒体、並びに、プログラム
CN102884795A (zh) * 2010-04-09 2013-01-16 索尼公司 图像处理装置和方法
JP2011223358A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Sony Corp 画像処理装置および方法
US10187645B2 (en) 2010-04-09 2019-01-22 Sony Corporation Image processing device and method
WO2011125810A1 (ja) * 2010-04-09 2011-10-13 ソニー株式会社 画像処理装置および方法
US8824813B2 (en) 2010-04-09 2014-09-02 Sony Corporation Image processing device and method
US9179152B2 (en) 2010-04-09 2015-11-03 Sony Corporation Image processing device and method
US9204152B2 (en) 2010-04-09 2015-12-01 Sony Corporation Image processing device and method
US10659792B2 (en) 2010-04-09 2020-05-19 Sony Corporation Image processing device and method
JP2010161822A (ja) * 2010-04-22 2010-07-22 Hitachi Ltd 画像の復号化装置
JP2014143708A (ja) * 2014-03-10 2014-08-07 Sony Corp 画像処理装置および方法、プログラム、並びに、記録媒体
CN105611289B (zh) * 2015-12-28 2018-07-27 电子科技大学 基于智能量化技术的低分辨率图像编码方法
CN105611289A (zh) * 2015-12-28 2016-05-25 电子科技大学 基于智能量化技术的低分辨率图像编码方法
JP2016106483A (ja) * 2016-02-03 2016-06-16 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、プログラム、並びに、記録媒体
WO2020079900A1 (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 ソニー株式会社 符号化装置、符号化方法、復号装置
JPWO2020079900A1 (ja) * 2018-10-18 2021-09-24 ソニーグループ株式会社 符号化装置、符号化方法、復号装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6650708B1 (en) Video signal encoding apparatus
JP4440640B2 (ja) 画像ブロックの復号方法
JPH09182084A (ja) 動画像符号化装置および動画像復号化装置
MXPA06002494A (es) Transformacion plegada condicional.
JPH07170520A (ja) 映像信号の復合化方法
JPH09275561A (ja) 映像圧縮装置及び映像圧縮方法
US7139315B2 (en) Apparatus and process for decoding motion pictures
KR0185911B1 (ko) 에러 은폐에 동화상의 움직임 방향을 고려하는 복호화장치
JP2000023162A (ja) 符号化装置及び符号化方法
JP2900810B2 (ja) 変換符号化された画像データの復号化時に生じる量子化ノイズの低減方法及び変換符号化された画像データの復号化装置
JP3639610B2 (ja) 画像符号化装置
JPH04326690A (ja) 動画像符号化復号化装置
JPH07107464A (ja) 画像符号化装置および復号化装置
JP3526316B2 (ja) 動画像圧縮符号化方法
JP2624718B2 (ja) 画像符号化装置
JPH10145788A (ja) 映像再生装置
JP4359273B2 (ja) 符号化モード選択方法
JPH08149481A (ja) 映像信号符号化・復号化装置及び符号化・復号化方法
JP2003125417A (ja) 画像符号化装置及びその方法
KR100210124B1 (ko) 영상복호화기의 데이터 디포맷팅 회로
JP3168723B2 (ja) 映像信号の符号化装置
JP2001238220A (ja) 動画像符号化装置および動画像符号化方法
JP2000156864A (ja) 動画像復号処理装置
JP4353928B2 (ja) データ圧縮方法、記録方法、及び伝送方法
JPH066777A (ja) 画像符号化装置