JPH08147946A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH08147946A
JPH08147946A JP31411594A JP31411594A JPH08147946A JP H08147946 A JPH08147946 A JP H08147946A JP 31411594 A JP31411594 A JP 31411594A JP 31411594 A JP31411594 A JP 31411594A JP H08147946 A JPH08147946 A JP H08147946A
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JP31411594A
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Tomoyori Shimabukuro
朝順 島袋
Jiyunichi Kagoshima
順一 鹿子島
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/11Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information not detectable on the record carrier
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/102Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers
    • G11B27/105Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/19Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
    • G11B27/28Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
    • G11B27/32Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on separate auxiliary tracks of the same or an auxiliary record carrier
    • G11B27/327Table of contents
    • G11B27/329Table of contents on a disc [VTOC]

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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音楽用のCDと動画情報を記録したビデオC
Dの両方を再生できると共に、動画情報のスロ−等の特
殊再生が可能な装置を提供する。 【構成】 TOC(Table Of Content
s)デ−タの記録形式が互いに同一な音楽用のCDとビ
デオCDとを再生できる再生装置であり、ビデオCDが
装着されてキ−操作部5によりスロ−,スチルモ−ドが
選択され、ピックアップ1を目標位置に移動する際、メ
カコントロ−ル・マイクロコンピュ−タ4,システム・
マイクロコンピュ−タ6において、ピックアップ1を移
動させるべきトラック位置を時間デ−タで指定し、RA
M4aに記憶されるTOCデ−タを参照しながら、目標
位置のトラックNo.と絶対時間とを検出して、ピック
アップ1を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状の情報記録
媒体の画像再生装置に関し、より具体的には従来のオ−
ディオ専用のCDと動画像が記録されたビデオCDとを
再生できる兼用型の再生装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音楽専用のディスク(以下C
D−DAと記す)が知られている。図9はそのデ−タス
トリ−ムを概略的に示した図で、その先頭部より同期信
号、サブコ−ドデ−タ、オ−ディオ信号、誤り訂正用符
号が順次配列されて1フレ−ムを構成するようになって
いる。サブコ−ドデ−タには、図示はしていないが98
フレ−ム当たり98ビットのQチャンネルデ−タにトラ
ックNo.に対応した絶対時間(トラックNo.1の最
初の位置からの累積時間)、ポ−ズ信号、曲番等の情報
が記録されている。
【0003】尚、前記トラックNo.はディスク上の物
理的なトラックを意味するものではなく、例えば、ディ
スク内に複数の曲が記録されている場合、その曲目の順
序に対応したNo.を付してあり、トラックNo.1は
第1曲目、トラックNo.2は第2曲目…と言うように
曲番を意味している。以下、単にトラックNo.と称す
る場合には前述の意味として用いる。
【0004】このように配列されたデ−タストリ−ム
は、図10に示すデイスク上の領域に記録されるように
なっており、その最内周にリ−ドインエリアが設けら
れ、ここにはTOC(Table Of Conten
ts)デ−タが記録される。このTOCデ−タには全曲
数のト−タル演奏時間、各トラックに対応した絶対時間
等の書誌的な事項が記録されるようになっている。この
リ−ドインエリアの外周部には音楽情報を記録したプロ
グラム領域が設けられ、最外周には記録領域ではないリ
−ドアウトエリアが設けられる構成となっている。そし
て、これらの物理的なトラックは周知のCLV(線速度
一定:Constant Linear Veloci
ty)方式で周方向に記録されるようになっている。
【0005】また、近年ではオ−ディオ情報と共に、画
像情報及び各種デ−タを記録したCD−ROMも知られ
ている。
【0006】更に最近では、その中でデ−タ圧縮技術に
より、ディスク内に60分以上のデジタル化した動画情
報及び音声情報等を記録したビデオCDが提案されてい
る。このビデオCDは、従来のCD−DAとの上位互換
を念頭において規格されたもので、CD−DA規格の延
長上に規格されたものである。従って、外形形状も従来
のCD−DAと同様で、ディスク上での記録形式も図1
0に示したと同一形式となっている。
【0007】図11は、そのデ−タストリ−ムを示した
図である。各セクタ内の先頭部にはシンク、絶対時間を
示すヘッダ−、サブコ−ド情報が夫々配列され、これに
続いてユ−ザデ−タが配列されるようになっている。こ
のユ−ザデ−タには国際標準方式であるMPEG1(M
oving Picture Expert Grou
p 1)に準拠の動画情報(V)と音声情報(A)とが
インタ−リ−ブ処理されて配列されるようになってい
る。これらの動画情報と音声情報とは平均すると5対1
の比率で配列され、動画情報(V)はいわゆるIフレ−
ム及びPフレ−ム、Bフレ−ムが順次配列され、再生系
ではIフレ−ムを基にPフレ−ム及びBフレ−ムを参照
して一枚の画像を復元できるようになっている。
【0008】各セクタは98フレ−ムで構成され、図示
しないサブコ−ドにはCD−DAと同様に1セクタ当た
り98ビットのQチャンネルデ−タにトラックNo.に
対応した絶対時間等の情報が記録されている。この場合
のトラックNo.は映像内容に応じて付与され、例え
ば、記録内容がゴルフレッスンの動画情報であるなら
ば、レッスンレベルに応じたトラックNo.が付与され
るようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CD−DA
を再生する場合において、所望の曲を選曲する場合には
トラックNo.に対応したキ−番号を操作することで、
TOC情報から対応するトラックNo.の絶対時間を参
照して、再生手段であるピックアップをディスク上の物
理的なトラック位置に移動させて、所望の曲目を再生す
るようになっている。
【0010】また、ビデオCDの場合にも、例えば、所
望内容の動画を見たい場合には、CD−DAの場合と同
様にして再生画像を見ることが可能である。また、当然
のことながら動画を見る場合には音楽を聞く場合とは異
なり、所望のシ−ンをスロ−,スチル,早送りで見たい
場合もあり、これらの機能を考慮にいれなければならな
い。
【0011】しかし、前述したように、TOC領域に
は、各トラックNo.の始まり時間を示すデ−タは記録
されるように規格されているものの、それらのトラック
No.内の位置を示すデ−タは記録するようにはなって
いない。つまり、前述のスロ−等の特殊モ−ドの場合に
は所望トラック内の特定位置を指定する必要があるにも
関わらず、その位置をTOC情報から直接得られないと
いう問題が生じる。
【0012】この場合、プログラム領域のサブコ−ドを
参照する方法も考えられるが、CD−DAとビデオCD
との兼用機や、ビデオCD専用機を考える場合にして
も、従来のCD−DAの信号処理回路にあまり手を加え
ることなく、そのまま利用して、安価に、しかも、使い
勝手の良い装置を提供することが望ましく、これに答え
られるものでなければならない。
【0013】また一方、従来のCD−DAは、1曲の音
楽情報が物理的トラックの複数トラックに跨がって記録
されていることから、選曲時のサ−チ動作の作動条件
が、必然的にピックアップ手段を物理的トラックを1ト
ラック以上ジャンプさせることを想定してシステム設計
されており、圧縮情報を扱うビデオCDのスロ−モ−ド
においては、ピックアップ手段を同一の物理的トラック
内の目標位置に設定しなければならず、そのままCD−
DAのサ−チシステムを利用できないと言う問題があっ
た。
【0014】そこで、本発明は、上述したような問題点
を解決して、使い勝手が良く、しかも、安価なCD−D
AとビデオCDとの兼用機や、従来のCD−DA用の再
生装置の回路を利用して安価なビデオCD用の再生装置
等を提供できるようにすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、上記問
題点を解決するために以下の(1)〜(5)に記載の手
段より成るものである。即ち、 (1)所定のデ−タストリ−ムで記録された内容の書誌
的事項を表示するためのTOC(Table Of C
ontents)デ−タ内に、このTOCデ−タ内にお
いて定義されるトラック番号と、このトラック番号に対
応した絶対時間とが少なくとも配列されて記録されてい
る音楽専用の第1のディスクの前記TOCデ−タの記録
形式と同一形式のTOCデ−タと、音楽情報及び動画情
報とが少なくとも配列されて記録された第2のディスク
を再生するための再生装置であって、前記ディスク上を
トレ−スして、ディスク内の情報を再生するための再生
手段を制御する制御手段を具備し、前記制御手段におい
て、前記トラック番号の同一トラック番号内の目標とす
べき位置を指定する場合に、前記時間情報に基づいて前
記目標とすべき位置を時間デ−タのみで指定し、この時
間デ−タを前記TOC内のトラック番号と絶対時間とを
順次参照しつつ、前記目標とすべき位置のトラック番号
と絶対時間とを検出して、前記再生手段を制御するよう
にしたことを特徴とするディスク再生装置。
【0016】(2)所定のデ−タストリ−ムで記録され
た内容の書誌的事項を表示するためのTOC(Tabl
e Of Contents)デ−タの記録形式が互い
に同一で、このTOCデ−タ内において定義されるトラ
ック番号と、このトラック番号に対応した絶対時間とが
少なくとも記録され、前記デ−タストリ−ムにおいて、
このデ−タストリ−ム内のデ−タ位置を示すための時間
情報が少なくとも配列されて記録されている音楽専用の
第1のディスクと、音楽情報及び動画情報が記録された
第2のディスクとを少なくとも再生するための兼用型の
再生装置であって、前記ディスク上をトレ−スして、デ
ィスク内の情報を再生するための再生手段を制御する制
御手段を具備し、前記制御手段において、前記トラック
番号の同一トラック番号内の目標とすべき位置を指定す
る場合に、前記時間情報に基づいて前記目標とすべき位
置を時間デ−タのみで指定し、この時間デ−タを前記T
OC内のトラック番号と絶対時間とを順次参照しつつ、
前記目標とすべき位置のトラック番号と絶対時間とを検
出して、前記再生手段を制御するようにしたことを特徴
とするディスク再生装置。
【0017】(3)請求項1又は2記載のディスク再生
装置において、第2のディスクに記録される音楽情報及
び動画情報は、所定情報が圧縮された信号であり、前記
第2のディスクが装着されて、少なくとも標準モ−ドと
は異なったモ−ドが選択された場合に、目標とすべき位
置を指定するようにしたことを特徴とするディスク再生
装置。
【0018】(4)請求項1又は2記載のディスク再生
装置において、第2のディスクに記録される音楽情報及
び動画情報は、所定情報が圧縮された信号より成り、再
生手段により再生される圧縮信号を一時記憶するための
記憶手段と、この記憶手段から供給される差信号を1枚
の画像信号として復元するための映像処理手段とを具備
し、前記第2のディスクが装着されてスロ−モ−ドが選
択された場合に、制御手段において前記再生手段を重複
トレ−ス部分を含んで所定デ−タストリ−ムで順次再生
させる一方、前記重複トレ−ス部分に対応した時間デ−
タを目標とすべき位置の時間デ−タに含ませて指定する
ようにしたことを特徴とするディスク再生装置。
【0019】(5)請求項1又は2記載のディスク再生
装置において、選曲モ−ド時における再生手段をサ−チ
させるための作動条件が、1トラック以上のトラックジ
ャンプを条件としている第1のディスクの場合と同一作
動条件としており、第2のディスクが装着されてスロ−
モ−ドが選択された時、前記再生手段が所定トラックよ
り外周にある時、前記再生手段を、少なくとも1トラッ
ク分以上内周にジャンプさせるようにしたことを特徴と
するディスク再生装置。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
つき説明する。図2は本実施例の装置に使用されるCD
−DAのTOC領域の記録内容の一例を示した図であ
る。同図において、[Control Addres
s]には、記録されている音楽情報がエンファシス処理
が施された信号であるか否か、ステレオかモノラル記録
されたものか等の情報が記録されており、例えば、[0
1]はプリエンファシス処理が施され、しかも、ステレ
オ信号が記録されていることを示している。
【0021】[TNo]は、記録領域を示し、[00]
はリ−ドインエリアを示している。[Point]はサ
−チ時の曲番等のインデックスを意味し、[A2]はリ
−ドアウトの開始位置、[01]〜[07]は夫々のト
ラックNo.を示し、[A0]は最初のトラックNo.
の曲番、[A1]は最後のトラックNo.の曲番を夫々
示している。
【0022】[Point]に続く[分,秒,Fram
e]は[絶対時間]のリ−ドインエリア内の記録位置を
示し、[絶対時間]はトラックNo.1の開始位置から
の各曲の開始位置、つまり、累積時間で示されている。
そして、これらの各デ−タは、記録デ−タの損傷を考慮
して同一デ−タが3回づつ繰り返し記録されている。ま
た、[Zero]は予備的な欄として設けられている。
【0023】例えば、[01(Control Add
ress) 00(TNO) A2(Point)
4 00 01(分,秒,Frame) 49 15
13(絶対時間)]は、エンファシス処理が施されたス
テレオ記録の音楽情報で、リ−ドインエリア内の情報で
あり、ここでの情報がリ−ドアウト開始位置までの時間
情報を提供するもので、その情報を提供する位置が4分
0秒1フレ−ムのリ−ドインエリア内の位置で、リ−ド
アウトまでの時間が49分15秒13フレ−ムであるこ
とを示している。即ち、この時間が総演奏時間である。
【0024】また、[01(Control Addr
ess) 00(TNO) 01(Point) 04
00 04(分,秒,Frame) 00 02 3
(絶対時間)]は、エンファシス処理が施されたステ
レオ記録の音楽情報で、リ−ドインエリア内の情報であ
り、ここでの情報が第1トラックに関する時間情報を提
供するもので、この提供位置が4分0秒4フレ−ムの位
置にあり、トラックNo.1の開始位置から2秒37フ
レ−ムから曲が始まっていることを示している。
【0025】また、[01(Control Addr
ess) 00(TNO) A0(Point) 04
00 62(分,秒,Frame) 01 00 0
(絶対時間)]は、エンファシス処理が施されたステ
レオ記録の音楽情報で、リ−ドインエリア内の情報であ
り、4分00秒62フレ−ムの位置に記録されたデ−タ
であり、トラックNo.1から曲が始まっており、しか
も、この装着されたディスク種類がCD−DAであるこ
とを示している。
【0026】特に、Pointデ−タが[A0]で示さ
れている場合には、サ−チのための曲番を示しているも
のではなく、ディスク判別情報を示すように決められて
いる。即ち、枠で囲った場所にディスク判別情報を示す
ようになっている。例えば、[00]がCD−DAを示
し、[01]がCDI−FMV(CDIフォ−マットに
よるフルモ−ションビオデオ)、[02]がビデオCD
を示すように決められている。
【0027】次に、図3はそのビデオCDのTOC領域
の記憶内容を示したものである。[A0]欄の枠内には
ディスク判別情報を表す[02]が示され、このディス
クがビデオCDであることを示している。また、リ−ド
アウトエリアまでの時間を示す[A2]欄にはこのディ
スクの情報記録時間が61分53秒13フレ−ムである
ことを示している。また、トラックが16トラックまで
存在することも示している。ここに記録されているトラ
ックNo.は内容に応じて付されているもので、動画情
報が、例えば、ゴルフレッスンものであれば、そのレッ
スン内容に応じて16の内容が記録されていることを意
味している。そして、それらの各トラックNoに対応し
た絶対時間が示されている。このように、CD−DAと
ビデオCDとは、それらのTOC情報が同一フォ−マッ
トで記録されている。
【0028】次に、図1は上述したようなディスクを再
生するための兼用型の再生装置の一例で、この装置の概
略構成につき説明する。同図において、CD−DA、或
いはビデオCDの各ディスクDは、ピックアップ1によ
り再生され、この信号がRF増幅器2で増幅されるよう
になっている。3はサ−ボ制御・信号処理回路で、SP
(スピンドル)サ−ボ回路10を通じてモ−タ11の回
転制御やピックアップ1のフォ−カス制御を行わせた
り、RF増幅器2から入来するEFM信号を復調処理し
たり、サブコ−ドデ−タを読み込だりするための信号処
理回路である。
【0029】4はメカコントロ−ル・マイクロコンピュ
−タで、その内部にCD−DA及びビデオCDのTOC
領域のデ−タを所定のテ−ブルフォ−マットで一旦記憶
するためのRAM4aを具備すると共に、サブコ−ドデ
−タを取り込んだり、本発明の要旨となるサ−チシステ
ムを実行するための制御部となっている。ここまでが、
従来のCD−DAの再生装置と同一回路構成となってい
る。
【0030】6は本装置の全体システムを制御するため
のシステム・マイクロ・コンピュ−タであり、キ−操作
部5からの入力情報に応じて、前記メカコントロ−ル・
マイクロコンピュ−タ4を制御したり、後述の圧縮デ−
タ処理回路9を制御したりするために用意されている。
【0031】9は1チップ化されたIC回路で、この回
路内の各回路の演算処理を行ったり、各回路を制御しな
がらビデオCDの圧縮信号を処理するための圧縮デ−タ
処理回路である。CPU9aと圧縮されたビデオ信号を
一枚の画像デ−タに復元するためのビデオ信号処理回路
と、圧縮されたオ−ディオ信号を伸長して標準的なオ−
ディオ信号に復元するためのオ−ディオ信号処理回路9
cとから概略構成されている。
【0032】7は圧縮されたビデオ信号やオ−ディオ信
号を所定の信号に復元させるためのプログラムを格納す
るためのROMであり、RAM8はその処理時にビデオ
CDから再生された圧縮映像信号及び圧縮音声信号を一
時蓄えておくための記憶手段である。15は所定のデジ
タルオ−ディオ信号をアナログ信号に変換処理したり、
ディエンファシス処理を施したりするための出力回路
で、16はNTSC/PAL方式の信号にエンコ−ドし
たりするビデオ用の出力回路である。
【0033】次に、このような構成による装置の動作に
つき説明する。まず、CD−DAを装着した時の動作に
つき説明する。ピックアップ1は、その初期状態におい
て、ディスクの内周位置に対応する位置に移動されるよ
うに制御されており、電源をONすると、図2に示した
CD−DAのTOCの内容がRF増幅器2、サ−ボ制御
・信号処理回路3及びデ−タバスb4 を順次介してシス
テム・マイクロコンピュ−タ6内のRAM4aに読み込
まれる。
【0034】このRAM4aでは、例えば、TOCから
の情報を図4に模式的に示したテ−ブルフォ−マットで
記憶される。X及びY欄は夫々の方向のアドレスを16
進法で示している。図示はしてないが、これ以外のテ−
ブルに所要デ−タがバンクメモリとして用意されてい
る。図5はそのテ−ブルフォ−マットにより記憶された
内容の一部を示したもので、例えば、図2に示したTO
C情報を所定のフォ−マットで記録したものである。最
上段には、左方向からトラックNo.1〜4までの絶対
時間が順次記録され、2段目においてはトラックNo.
5〜8までの絶対時間が順次記録され、3段目において
はトラックNo.9〜10までの絶対時間が夫々記録さ
れている。それ以降において、[FFFF]と表示され
ているのは該当トラックには何も記録されていないこと
を示している。
【0035】電源投入後、キ−操作部5によりプレイ操
作が行われると、システム・マイクロコンピュ−タ6は
RAM4aに記憶されているTOC領域の[A0]の欄
からCD−DAであることを判別し、CD−DAに応じ
たプログラムを実行する。これにより、メカコントロ−
ル・マイクロコンピュ−タ4の制御の基にサ−ボ制御・
信号処理回路3を通じて、SPサ−ボ回路10及びフォ
−カス・トラッキングサ−ボドライブ12に所定の制御
信号を供給して、CD−DAの回転制御、並びにフォ−
カス及びトラッキング制御を行わせる。
【0036】単にプレイ操作を行っただけの場合には、
ピックアップ1はトラックNo.1からトラックNo.
16に対応した物理的トラック上を順次トレ−スし、周
知のEFM信号を再生して、RF増幅器2において増幅
された後、サ−ボ制御・信号処理回路3に供給する。
【0037】サ−ボ制御・信号処理回路3では、EFM
信号を周知の復調処理をし、その復調信号をデ−タバス
b1 を介して圧縮デ−タ処理回路9に供給する。この処
理回路9では、この入来信号が圧縮デ−タではないこと
から、何の処理も施されず、そのままスル−状態でオ−
ディオ出力回路15に供給する。オ−ディオ出力回路1
5では、ディジタル信号がアナログ信号に変換されて、
ディエンファシス処理や、左右信号に分離されたりして
図示しない出力端子に供給されるようになっている。
【0038】また、キ−操作部5により所定のトラック
No.(曲)が選択(選曲)された場合には、この情報
がシステム・マイクロコンピュ−タ6を通じてメカコン
トロ−ル・マイクロコンピュ−タ4に供給され、ここ
で、RAM4a内のテ−ブルから該当トラックNo.の
開始時間が参照される。
【0039】それと同時に、このメカコントロ−ル・マ
イクロコンピュ−タ4には、RF増幅器2、サ−ボ制御
・信号処理回路3を順次介してピックアップ1の現在位
置を示すサブコ−ドデ−タが入来しており、このデ−タ
と指定トラックNo.との差を算出してピックアップ1
を対応する位置にジャンプさせるための制御信号を生成
し、その制御信号をフォ−カス・トラッキングサ−ボ回
路12に供給する構成となっている。
【0040】次に、ビデオCDが装着された場合の動作
につき説明する。同様に、電源を投入すると、例えば、
図3に示したようなTOC情報がRAM4aのテ−ブル
に、図6に示したようなフォ−マットで記憶される。こ
のテ−ブルには、例えば、ゴルフレッスンのレベルに応
じて、No.1〜No.16の動画内容が記録されてお
り、夫々のトラックNo.に対応した絶対時間が記録さ
れている。その後、装置は一旦待機状態となり、更にプ
レイ操作が行われると、ビデオCDであることが判別さ
れ、システム・マイクロコンピュ−タ6により、これに
対応したプログラムが実行される。
【0041】ビデオCDの場合には、既述したように各
セクタに記録されている信号は圧縮信号であり、ディス
ク上のピックアップ1の所定トラックのトレ−スタイミ
ングとビデオ信号処理回路9b及びオ−ディオ信号処理
回路9cとからの出力タイミングとが、ROM7内に格
納されたプログラムにより正確に管理されるようになっ
ている。CPU9では、システム・マイクロコンピュ−
タ6からのディスク判別情報及び操作情報をデ−タバス
b2 を通じて受け、ROM7内の前記プログラムをロ−
ドし、後述する圧縮デ−タ処理回路9内の各回路の制御
を行うようになっている。
【0042】一方、ビデオCDからの再生信号は、RF
増幅器2を通じてサ−ボ制御・信号処理回路3に供給さ
れ、ここで、CD−DAと同様の復調処理が施された
後、圧縮デ−タ処理回路9内のビデオ信号処理回路9b
及びオ−ディオ信号処理回路9cに供給されて、一旦R
AM8に蓄積される。RAM8には図11に示したよう
なデ−タ列で構成されるIフレ−ム,Pフレ−ム,Bフ
レ−ムの各圧縮画像デ−タと圧縮音声デ−タとが順次入
来し、約20セクタ分のデ−タ量が取り込まれたところ
で、一旦、取り込みが中止される。そして、これらのデ
−タは、既述のプログラムにしたがってRAM8から各
処理回路9a,9bに逐次読み出されて、1画面を構成
する画像信号に復元されたり、これに対応した音声信号
として伸長処理されたりして、オ−ディオ信号出力回路
15及びビデオ信号出力回路16に夫々供給される。
【0043】また、一方、CPU9aではRAM8に蓄
積されている信号量を常に検出しており、デ−タの蓄積
量が所定量以下になったところでデ−タ蓄積を再開す
る。また、所望のレッスンレベルの動画内容を見たい場
合には、操作キ−5により所望番号を指定することで、
CD−DAの場合と同様にして、所望画像が呼出される
ようになっている。
【0044】次に、その再生途中で、所望のシ−ンをス
ロ−再生する場合につき説明する。その場合には、キ−
操作部5のスロ−キ−を操作する。これによりシステム
・マイクロコンピュ−タ6ではそのプログラムを実行す
る。このキ−操作部5からの情報はデ−タバスb2 を通
じてCPU9aに供給され、ここで所定の処理プログラ
ムに切り換えられる。即ち、RAM8に蓄積されたデ−
タの処理速度と、その処理するデ−タの出力速度とを対
応するスロ−速度に制御する。
【0045】また、ビデオ信号処理回路9bには、信号
処理回路3から既述の映像信号及び音楽情報と共に各セ
クタの先頭部に配列されているヘッダも供給されてい
る。このヘッダは絶対時間のみで表され、ピックアップ
1の現在位置を示す情報として、デ−タバスb2 を通じ
てシステム・マイクロコンピュ−タ6に供給されてい
る。
【0046】システム・マイクロコンピュ−タ6では、
スロ−モ−ド情報を得ると、ここに入来する絶対時間か
ら15セクタ分の絶対時間を減算して、目標絶対時間と
して設定する。即ち、通常再生モ−ドからスロ−モ−ド
が選択された場合、ピックアップ1を通常再生時の最終
位置より15セクタ分戻して、トレ−スさせるようにし
ているために減算を行わせるものである。この減算は、
ピックアップ1が目標位置にトレ−スされて、この再生
デ−タと前デ−タとの接続を不都合なく行わせるのに、
5〜15セクタ分の重複が必要になるからである。本発
明者らの検証によれば、15セクタの重複が適当である
ことが確認されている。そして、この決定された前記目
標絶対時間はメカコントロ−ル・マイクロコンピュ−タ
4内の図示しないサ−チシステム部に供給される。
【0047】一方、このサ−チシステム部にはサ−ボ制
御・信号処理回路3を通じてサブコ−ドデ−タも入来し
ており、これらのデ−タに基づいて本発明の要旨となる
フロ−処理が実行される。図7は、そこで実行されるフ
ロ−チャ−トで、図5と共にサ−チ方法につき説明す
る。入来した目標絶対時間、即ち、分,秒、フレ−ムの
デ−タが、RAM4a内のメモリ領域であるWORK3
2,WORK30,WORK34に夫々記憶される(ス
テップ1)。
【0048】ここで、説明をより具体的にするために、
今、目標絶対時間が[44分22秒]に設定されたもの
とする。尚、実際にはフレ−ム情報も入来しているが、
ここでは、説明を簡略するために省略してある。これら
のデ−タは、既述のWORK32,WORK30に夫々
記録される。
【0049】次に、WORK3Eのカウンタをゼロにし
た後、アドレス(W,X,Y)を夫々(1,1,2)に
設定する。即ち、トラックNo.1の[分]の位置を指
定する(ステップ3)。その後、(X,Y)を6回イン
クリメントし、次のトラックNo.2の[分]の位置に
設定する(ステップ4)。尚、図4上では4回インクリ
メントすれば、トラックNo.2の[分]の位置に設定
されるが、既述したようにフレ−ムデ−タを省略して記
載してあるため、この図とは一致してない)。そして、
WORK3Eのカウンタを1回インクリメントする。こ
のWORK3Eのインクリメント数に応じてトラックN
o.が分かることになる。
【0050】次に、ステップ6において、WORK32
の値、即ち、[44分]と(1,1,6)のアドレスの
値[00分]とを比較する。この場合、アドレスの値の
方が小さいため、再び、ステップ4に戻り、6回インク
リメントする。そして、WORK3Eのカウンタを更に
1回インクリメントし、(1,1,A)のアドレスの値
[05分]と[44分]とを比較する。この場合も、同
様にアドレスの値の方が、小さいため前記と同様のル−
チンを辿り、同様のル−チンがアドレス(1,3,A)
の位置まで実行される。尚、図5及び図6において、
[分,秒]の記載は逆方向から記載されている。
【0051】更に、比較が進んでアドレス(1,3,
E)の値[45分]とWORK32との値[44分]と
の比較が行われ、この結果、アドレスの値の方が大きい
ことからステップ10に進む。
【0052】ステップ10では、WORK3Eの値を1
回ディクリメントする。この結果、[分]の値が確定
し、トラックNo.11上の位置であることが判明す
る。
【0053】次に、トラックNo.11上の何秒の位置
にあるかを検出する。ステップ11において、(X,
Y)を6回ディクリメントする。即ち、[秒]の値を取
り出すべきアドレス(1,3,8)を見つける。これに
より[10]秒であることが分かる。
【0054】ステップ12において、目標絶対時間[4
4分22秒]から、ステップ11で検出した絶対時間
[41分10秒]を減算する。その結果、[3分12
秒]となる。これによりピックアップ1をトラックN
o.11の[3分21秒]の位置に移動させなければな
らないことが分かる。尚、この後、実際には、フレ−ム
位置も見つける必要があるが既述したように説明を簡略
化するために、フロ−を省略してある。フレ−ム位置の
デ−タを検出するには、更に2回ディクリメントするこ
とによりフレ−ム位置に対応したアドレスまで戻して、
その位置のデ−タを検出し、ステップ12と同様の演算
を行うことになる。
【0055】また、ステップ6において、WORK32
の値と比較すべきアドレスの値とが同一の場合には、W
ORK3Eのカウンタはそのままとする。そして、
(X,Y)2回ディクリメントし、[秒]の値を比較す
る(ステップ8)。
【0056】小さい場合にはステップ9に進み、(X,
Y)を6回ディクリメントすると共に、WORK3Eの
カウンタを1回ディクリメントする。そして、ステップ
12の内容を実行する。また、ステップ8において、値
が大きいときにはそのままステップ12の内容を実行す
る。
【0057】以上のようにフォロ−が実行されて、目標
となるトラックNo.のどの時間位置にピックアップ1
を移動すべきかのデ−タが得られる。そして、この時、
メカコントロ−ル・マイクロコンピュ−タ4には、サ−
ボ制御・信号処理回路3を通じて既述の現在位置を示す
サブコ−ドデ−タが入来しており、このデ−タと目標位
置との差を演算して制御信号を生成し、これによりピッ
クアップ1を所定の物理的トラック上の位置に移動させ
るように制御する。
【0058】一方、CPU9aは、画像情報を通常再生
時の1/30秒の送出速度から所定のスロ−再生速度に
制御して、ビデオ信号処理回路9bからビデオ出力回路
16にスロ−画像を送出する。
【0059】ところで、このようなスロ−モ−ドにおい
て、更に、次のような工夫がなされている。即ち、ディ
スク上の物理的トラックにおいて、内周から外周に行く
につれて1トラック長が長くなり、絶対時間で50分く
らいのトラック位置に至ると、1トラック長当たり約1
5セクタ分の情報が記憶され、最外周(絶対時間で74
分の物理的トラック位置)に至っては約25セクタ分の
情報が記憶されている。従って、既述したようにスロ−
再生モ−ド時には、ピックアップ1を15セクタ分戻し
てトレ−スさせるようにしていることから、物理上の1
トラックの情報量が15セクタ分以上になると、同一ト
ラック内の位置をトレ−スさせなければならない。
【0060】ところが、既述したように、本装置のサ−
チシステムは、従来のCD−DAのサ−チシステムを利
用することを前提としており、既述したように、このサ
−チシステムが同一トラック上のサ−チに対しては作動
しないシステムになっており、本サ−チシステムにおい
ては、1トラック当たりの情報量が15セクタを越える
物理的トラック位置では、ピックアップ1を強制的に内
周トラックにジャンプさせてサ−チシステムを作動させ
るようにしているものである。
【0061】次に、この動作につき図8のフロ−チャ−
トを併せ参照して説明する。キ−操作部5を通じて、所
定のスロ−モ−ドが選択されると、システム・マイクロ
コンピュ−タ6では、この情報をメカコントロ−ル・マ
イクロコンピュ−タ4に供給し、次のフロ−をスタ−ト
させる。システム・マイクロコンピュ−タ6には、現在
位置を示すサブコ−ド情報が入来しており、この現在位
置から15セクタ戻るように指示する(ステップ2)。
【0062】次に、現在位置がディスクの内周位置であ
るか外周位置であるかの判断を行う。即ち、絶対時間が
50分を越えた位置であるかの判断を行う(ステップ
3)。50分より内周に位置している場合には、現在位
置から15セクタを減算して、ジャンプすべき物理的ト
ラック数を換算する(ステップ4)。そして、換算トラ
ック数分ピクアップ1をキックバックし、その後に、前
述した方法(図5参照)により、そのトラック内の目標
絶対値位置を検出する(ステップ5)。そして、目標ト
ラックを再生する(ステップ8)。
【0063】一方、ステップ3において、50分を越え
た外周にあるときは、ステップ6に進み、1トラックキ
ックバックせる。次に、図5と同様にして目標トラック
を検出し、ピックアップ1を物理的のトラック上にトレ
−スさせて再生する(ステップ7,8)。
【0064】このように、本サ−チプログラムによれ
ば、従来のCD−DAのサ−チシステムを利用して、ビ
デオCDのサ−チシステムを実行でき、プログラムを作
り直して必要以上の回路を設ける必要がなくなる。
【0065】また、動画の再生途中でスチル動作を行わ
せたい場合もある。この場合もスロ−モ−ドと同様に、
このモ−ド情報がシステム・マイクロコンピュ−タ6に
入来し、スチルモ−ドのプログラムを実行する。キ−操
作部5からのモ−ド情報はデ−タバスb2 を通じてCP
U9aに供給されて、所定の処理プログラムに切り換え
られる。それと同時に、システム・マイクロコンピュ−
タ6からメカコントロ−ル・マイクロコピュ−タ4に制
御信号が供給され、これによりピックアップ1が物理的
1トラック上を繰り返しトレ−スさせられる。これに基
づいてRAM8に一旦蓄積された再生信号は、ビデオ信
号処理回路9bにおいて一枚の画像情報が復元されて、
CPU9aの制御の基に同一画像信号が繰り返し出力さ
れる。
【0066】以上、説明したように、本実施例の装置に
よれば、TOCデ−タに各トラックNo.の絶対時間デ
−タしか記録されていない場合にも、目標絶対時間か
ら、トラックNo.と、そのトラック内の絶対時間とを
検出できるため、CD−DAとビデオCDとの兼用機を
考慮する際に、CD−DAのシステムをそのまま利用し
つつ、動画像特有のスロ−、スチルの特殊再生が可能と
なる。また、この場合、スロ−,スチルモ−ドだけに限
らず、倍速モ−ドにも当然に適用できる。
【0067】また、特に、スロ−モ−ドにおいて、所定
以上の物理的外周トラックを再生する場合には、常に1
トラックキックバックさせているので、CD−DAのサ
−チシステムをそのまま利用でき、CD−DAの操作モ
−ドを変更する必要がなく、操作性が良く、安価な装置
を提供することができる。尚、前記の場合において、ピ
ックアップ1を所定トラック以上になったところで、1
トラックキックバックするようにしているが、CD−D
Aのサ−チシステムがピックアップ1を1トラック以上
ジャンプさせれば作動するようになっていることから、
1トラック以上キックバックするようにしても良い。
【0068】また、本実施例では、CD−DAとビデオ
CDとの兼用型の再生装置として説明したが、ビデオC
D専用装置であっても良い。
【0069】また、更に、上述の実施例では、CD−D
AとビデオCDを例にとって説明したが、これらに限ら
ず、TOC領域の関係が両者のような関係となっている
ものであれば、同様の効果が得られるものである。
【0070】
【発明の効果】本発明の装置によれば、TOCデ−タに
各トラック番号の絶対時間デ−タしか記録されていない
場合にも、目標とすべき位置の時間デ−タのみから、そ
の位置のトラック番号と、トラック内の絶対時間とを検
出できるため、従来の音楽専用のディスクを再生するた
めの装置のシステムを利用でき、操作性が良く、しか
も、安価な装置を提供することができる。特に、請求項
4及び5記載の装置によれば、特に、従来の音楽専用の
ディスクを再生するための装置の簡略的な操作性を維持
しつつ、スロ−、スチル等の特殊再生を実現できる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本一実施例に係る再生装置の概略構成図であ
る。
【図2】本実施例の装置に使用されるCD−DAのTO
C領域の記録内容の一例を示した図である。
【図3】本実施例の装置に使用されるビデオCDのTO
C領域の記録内容の一例を示した図である。
【図4】RAM4a内のテ−ブルフォ−マトを説明する
ための図である。
【図5】CD−DAが装着された時のRAM4a内のテ
−ブルフォ−マットの図である。
【図6】ビデオCDが装着された時のRAM4a内のテ
−ブルフォ−マットの図である。
【図7】目標絶対時間からトラックNo.と絶対時間を
求めるためのフロ−チャ−トである。
【図8】スロ−モ−ド時のフロ−チャ−トである。
【図9】CD−DAのデ−タストリ−ムを示した図であ
る。
【図10】CD−DAとビデオCDとのディスク上の記
録領域を示した図である。
【図11】ビデオCDのデ−タストリ−ムを示した図で
ある。
【符号の説明】 1 ピックアップ 2 RF増幅器 3 サ−ボ制御・信号処理回路 4 メカコントロ−ル・マイクロコンピュ−タ 4a,8 RAM 5 キ−操作部 6 システム・マイクロコンピュ−タ 7 ROM 9 圧縮信号処理回路 9a CPU 9b ビデオ信号処理回路 9c オ−ディオ信号処理回路 10 SPサ−ボ回路 11 モ−タ(M) 12 フォ−カス・トラッキングサ−ボ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 19/02 J 7525−5D 27/00 D 9463−5D

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のデ−タストリ−ムで記録された内容
    の書誌的事項を表示するためのTOC(Table O
    f Contents)デ−タ内に、このTOCデ−タ
    内において定義されるトラック番号と、このトラック番
    号に対応した絶対時間とが少なくとも配列されて記録さ
    れている音楽専用の第1のディスクの前記TOCデ−タ
    の記録形式と同一形式のTOCデ−タと、音楽情報及び
    動画情報とが少なくとも配列されて記録された第2のデ
    ィスクを再生するための再生装置であって、 前記ディスク上をトレ−スして、ディスク内の情報を再
    生するための再生手段を制御する制御手段を具備し、 前記制御手段において、前記トラック番号の同一トラッ
    ク番号内の目標とすべき位置を指定する場合に、前記時
    間情報に基づいて前記目標とすべき位置を時間デ−タの
    みで指定し、この時間デ−タを前記TOC内のトラック
    番号と絶対時間とを順次参照しつつ、前記目標とすべき
    位置のトラック番号と絶対時間とを検出して、前記再生
    手段を制御するようにしたことを特徴とするディスク再
    生装置。
  2. 【請求項2】所定のデ−タストリ−ムで記録された内容
    の書誌的事項を表示するためのTOC(Table O
    f Contents)デ−タの記録形式が互いに同一
    で、このTOCデ−タ内において定義されるトラック番
    号と、このトラック番号に対応した絶対時間とが少なく
    とも記録され、前記デ−タストリ−ムにおいて、このデ
    −タストリ−ム内のデ−タ位置を示すための時間情報が
    少なくとも配列されて記録されている音楽専用の第1の
    ディスクと、音楽情報及び動画情報が記録された第2の
    ディスクとを少なくとも再生するための兼用型の再生装
    置であって、 前記ディスク上をトレ−スして、ディスク内の情報を再
    生するための再生手段を制御する制御手段を具備し、 前記制御手段において、前記トラック番号の同一トラッ
    ク番号内の目標とすべき位置を指定する場合に、前記時
    間情報に基づいて前記目標とすべき位置を時間デ−タの
    みで指定し、この時間デ−タを前記TOC内のトラック
    番号と絶対時間とを順次参照しつつ、前記目標とすべき
    位置のトラック番号と絶対時間とを検出して、前記再生
    手段を制御するようにしたことを特徴とするディスク再
    生装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のディスク再生装置に
    おいて、第2のディスクに記録される音楽情報及び動画
    情報は、所定情報が圧縮された信号であり、前記第2の
    ディスクが装着されて、少なくとも標準モ−ドとは異な
    ったモ−ドが選択された場合に、目標とすべき位置を指
    定するようにしたことを特徴とするディスク再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載のディスク再生装置に
    おいて、第2のディスクに記録される音楽情報及び動画
    情報は、所定情報が圧縮された信号より成り、再生手段
    により再生される圧縮信号を一時記憶するための記憶手
    段と、この記憶手段から供給される差信号を1枚の画像
    信号として復元するための映像処理手段とを具備し、 前記第2のディスクが装着されてスロ−モ−ドが選択さ
    れた場合に、制御手段において前記再生手段を重複トレ
    −ス部分を含んで所定デ−タストリ−ムで順次再生させ
    る一方、 前記重複トレ−ス部分に対応した時間デ−タを目標とす
    べき位置の時間デ−タに含ませて指定するようにしたこ
    とを特徴とするディスク再生装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は2記載のディスク再生装置に
    おいて、選曲モ−ド時における再生手段をサ−チさせる
    ための作動条件が、1トラック以上のトラックジャンプ
    を条件としている第1のディスクの場合と同一作動条件
    としており、第2のディスクが装着されてスロ−モ−ド
    が選択された時、前記再生手段が所定トラックより外周
    にある時、前記再生手段を、少なくとも1トラック分以
    上内周にジャンプさせるようにしたことを特徴とするデ
    ィスク再生装置。
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