JPH081477Y2 - 固形試料剪断試験装置 - Google Patents

固形試料剪断試験装置

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JPH081477Y2
JPH081477Y2 JP1987124446U JP12444687U JPH081477Y2 JP H081477 Y2 JPH081477 Y2 JP H081477Y2 JP 1987124446 U JP1987124446 U JP 1987124446U JP 12444687 U JP12444687 U JP 12444687U JP H081477 Y2 JPH081477 Y2 JP H081477Y2
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有三 大西
正俊 円井
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Marui Co Ltd
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Marui Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は所定形状に成形加工したコンクリート,岩石
又はアスファルト等の固形試料剪断試験装置に関する。
〈従来の技術〉 従来コンクリートや岩石、或はモルタル等所定形状に
成形した試料(供試体)を加圧試験するには、縦方向に
配置した固定盤と加圧盤との間の所定位置に該試料を介
在させて破壊に至るまでの時間的変位を定量的に測定す
るようにしている。
例えば、実公昭54-2150号(考案の名称:剪断試験
機)や実公昭52-38230号(考案の名称:圧縮試験室)等
の考案である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし上記従来例では、試料を試験機の所定位置に偏
位することなく、正確に該試料の中心線と、試験機の作
用線とを一致させなければならず、その調整が技術的に
面倒であること、又、上記のことから引き続いて同じ試
験をする場合、着脱に多くの時間を要すること、更には
竪型である為に試料の着脱がしずらいなどの欠点を有し
ていた。
そこで、本考案においては上記従来例の欠点に対処
し、試料の着脱が容易な構成とすることにより、試料セ
ットに要する時間の短縮を図ると共に作業のし易い構造
の試験機を提供するものである。
〈問題点を解決する為の手段〉 機枠上の片方寄り位置に載荷枠を定置し、該載荷枠の
上面に近接させ且つ該載荷枠に対して横方向に摺動する
可動載荷枠を対置せしめると共に、該可動載荷枠の一方
にロードセルを介してシリンダーなどの加圧機を連設
し、上記両載荷枠の対向面には、固形試料を保持した保
持枠が嵌入する保持溝を形成して固形試料剪断試験装置
に構成する。
〈作用〉 相対する固定載荷枠と可動載荷枠との間に、固体試料
を納めた所定寸法,形状の試料保持枠を側方から挿填
し、可動載荷枠を固定載荷枠に対し一方向に摺動させ、
その時の試料に作用する応力をロードセルから読み取
り、崩壊に至るまでの変位を定量的に測定する。
載荷枠に形成された保持溝は、固形試料を保持した保
持枠が嵌入することにより、装置への試料の装填が容易
に行えるようにし、また保持枠は、大きさや形状の異な
る固形試料を装置の装填位置に適合させるアタッチメン
トとして作用する共に、試料をカセット式にしてその装
填を容易にするように作用するものである。
〈実施例〉 以下本考案について図面に示す実施例により詳細に説
明すると、本考案の最も要旨とする処は、第3図又は第
4図に示す試料載荷枠の構造に係り、その一連構成につ
いて見ると、試験機架台1上で、ローラー2,2…により
走行自由に支持された機枠19の底板3上左端部に、上向
に開放した保持溝4′を有する固定載荷枠4を定置する
と共に、該固定載荷枠4と相対してその上位に前記保持
溝4′と対向する保持溝9′をもった可動載荷枠9を対
置し、該可動載荷枠9の上面部と前記機枠19の天板14の
下面との間に多数のボール13,13…を介在させて該載荷
枠9を摺動させる際の摩擦損失を少くなるように保持
し、該載荷枠9の一側面には該載荷枠9から突出した連
結片16を介してロードセル17の作動枠端に接続すると共
に該ロードセル17の他端は第1図に示す液圧シリンダー
18の作動枠端に連接して、該可動載荷枠9を実線或は点
線矢印方向(第3図)へ押動するようにしている。
そして、前記両載荷枠4,9の各保持溝4′,9′内に
は、縁枠状の保持枠6と縁枠状の保持枠7とによって夫
々下半分及び上半部を掩い、しかも上下端を加圧底板5,
上蓋8にて閉合した固形試料10を側方即ち第3図で両保
持溝4′,9′の手前方向或は後方から挿入してセット
し、第1図,第2図の鎖線で示すような垂直加圧機の機
台20上に機枠19を移動させ、該機台20上に立設した2本
の支柱21,21上の加圧フレーム22と機台20との間に前記
載荷枠4,9を対置させると共に、該下位の固定載荷枠4
の下面中央に下向突設した中継体11を、機台20の天面部
に上向きに突出した加圧片12に当接せしめると共に、上
部の可動載荷枠19の上面略中央部を前記加圧フレーム22
の下面中央に下向突設した加圧片15と当接せしめてな
る。
又、上記構成の試験装置に試料を挿填するには生ずコ
ンクリート或は岩石,アスファルト等について所定の大
きさ(高さ,横巾,奥行)に研磨或は切削等によって成
形した固形試料10を保持枠6,7内に嵌入収納すると共に
試料の下面に底板5を添わせて保持枠6の下部に嵌入
し、更に該保持枠7の上端には上蓋8を被せて試料をカ
セット式に構成すると共に、これを、固定載荷枠4と可
動載荷枠9との相対する両保持溝4′,9′間に側方から
挿入する。
つまり上記保持溝4′,9′は、剪断力が作用する対向
二側面を残してその両側部を開放しており、従って前記
のようなカセット式の固形試料10を側方部から挿脱する
ことができる。
そして、上述のように挿填された固形試料10は機枠19
と共に機台20上に移行せしめられ、こゝで加圧片12,15
間に、固定載荷枠4の下面中央の中継体11と可動載荷枠
9の上面略中央部とを対置させ加圧フレーム22を下降せ
しめて加圧保持し、保持枠6と保持枠7との上下方向の
安定を図ると共に機台20の加圧突片12を上方へ押し上げ
ることにより前記中継体11を介して底板5を加圧し、固
形試料10を保持枠6,7内に遊隙なく安定保持させ、テス
ト準備作業が終了する。
そして次にシリンダー18を動作し、ロードセル17を介
して保持枠7を実線矢印方向へ引張荷重を載荷する。こ
の時保持枠6は載荷枠4を介して機枠19に固定されてい
る為にその引張力は固形試料10に対し剪断荷重として作
用し、該試料が破壊するに至るまでの荷重変化はロード
セル17によって検出され、変位と剪断荷重との関係を逐
次追跡することにより各試料毎の剪断破壊強度が求めら
れる。
又、上述のように荷重載荷枠とすることにより、第4
図に示すような斜め割型62,72を用いて円柱状の固形試
料10′を把持し、該割型62,72の外側に更に別のL字状
の保持金具61,71を介して、試料10′を載荷枠4,9の両
保持溝4′,9′間に前記同様側方から挿入することがで
きる。
そしてこの場合の円柱状の固形試料10′についての試
験はその一例として予め固形試料10′にクラックを設け
ておき前記両割型62,72の対向部に形成された間隙孔a,
bから該クラックに向って加圧水を通水し乍ら両載荷枠
4,9に相対的に剪断力を作用させて、破断面の滑べり
や、崩壊の様を定量的に求めることができる。
〈考案の効果〉 本考案は上述のように構成されている為に載荷枠内に
収納できる所定形状,寸法に仕上げられた試料であれば
何れであっても試供することができる。又、外形寸法は
一定とし、内寸の異なる幾通りかの保持枠を用意してお
けば異なる材料への対応が容易であり、種々のテストが
可能である。
載荷枠の側面が開放されている為に型枠の材質を透明
材(アクリル材)とすることにより側方から変化の様子
を観察することができる。
その他、試料をカセット式にして載荷枠の側方から挿
脱できるようにしたので載荷枠をその都度取り外すこと
がないので作業性が著しく向上するなど多くの優れた効
果を有する実用価値の高い考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案装置の側面図、 第2図は、同上右側面図、 第3図は、本考案要部縦断側面図、 第4図は、同上他の要部縦断側面図である。 3,5……底板、4……固定載荷枠 4′,9′……保持溝、6,7……保持枠 8……上蓋、9……可動載荷枠 14……天板、17……ロードセル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠上の片方寄り位置に固定載荷枠を定置
    し、該固定載荷枠の上面に近接させ且つ該固定載荷枠に
    対して横方向に摺動する可動載荷枠を対置せしめると共
    に、該可動載荷枠の一方にロードセルを介してシリンダ
    ーなどの加圧機を連設して成り、上記両載荷枠で保持さ
    れた固形試料に剪断力を作用させて、その剪断試験を行
    うようにした固形試料剪断試験装置において、 固定載荷枠とこの固定載荷枠に対置された可動載荷枠の
    対向面にそれぞれ両側部が開放された保持溝が形成さ
    れ、 該保持溝には、それぞれ保持枠が嵌合し、 該保持枠には、固形試料が嵌入保持され、 保持枠で保持された固形試料が、保持溝の一側部から該
    保持溝に嵌挿されることにより、固形試料の装置への装
    填がなされるようにしたことを特徴とする固形試料剪断
    試験装置。
JP1987124446U 1987-08-13 1987-08-13 固形試料剪断試験装置 Expired - Lifetime JPH081477Y2 (ja)

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JPS6430432U JPS6430432U (ja) 1989-02-23
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07117482B2 (ja) * 1990-07-27 1995-12-18 哲郎 江崎 コンクリート又は岩石等剪断・透水同時試験装置
PL2833118T3 (pl) * 2012-03-31 2017-01-31 China Univ Of Mining & Tech (Beijing) Urządzenie eksperymentalne symulowanego tąpnięcia górotworu typu uderzeniowego
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JPS61102535A (ja) * 1984-10-24 1986-05-21 Sankyo Denki Kk 剪断試験機

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JPS6430432U (ja) 1989-02-23

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