JPH08147496A - 回転像の作成方法および装置 - Google Patents

回転像の作成方法および装置

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JPH08147496A
JPH08147496A JP6286684A JP28668494A JPH08147496A JP H08147496 A JPH08147496 A JP H08147496A JP 6286684 A JP6286684 A JP 6286684A JP 28668494 A JP28668494 A JP 28668494A JP H08147496 A JPH08147496 A JP H08147496A
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rotation
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Application number
JP6286684A
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English (en)
Inventor
Takuya Kamiyama
卓也 神山
Hideyuki Ban
伴  秀行
Akihide Hashizume
明英 橋詰
Hitoshi Matsuo
仁司 松尾
Kenichi Okajima
健一 岡島
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボクセルの探索処理を最適化でき、投影像の
作成時間を短縮することが可能な、回転像の作成方法お
よび装置を提供すること。 【構成】 ボクセルから成る3次元データを、所望の視
点の投影面から視線方向に順次探索し、前記投影面にボ
クセルを投影して作成する投影像を、視点を順次変えて
前記3次元データを一周する複数枚作成する回転像作成
の方法において、前記3次元データ内に所望する回転軸
を設定するステップと、前記回転軸と直交する各断面の
形が合同となる投影領域を設定するステップと、ボクセ
ルの探索処理を前記各断面の内部のみに限定して投影像
を作成する探索領域限定投影ステップを有することを特
徴とする回転像の作成方法およびその装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画素を立方体と考える
ボクセル(voxel)から成る3次元データを、所望の
視点に対し視線方向にボクセルを順次探索して作成する
投影像を、視点を順次変えて複数作成する回転像の作成
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超音波診断装置や磁気共鳴イメー
ジング装置(MRI)などを用いて断層像を複数枚撮像
し、ボクセルから成る3次元データを収集することが可
能となってきた。また、これらを三次元表示することで
診断に利用されつつある。三次元表示の一つに、3次元
データを任意方向から見る投影面を設定し、投影面上に
投影像を作成して表示する方法がある。投影像は、所望
とする視点の投影面の一点から、ボクセルから成る3次
元データを視線方向に探索し、投影面の1画素を決定す
る探索処理を全投影面について行い、作成する。探索処
理としては、例えば、各視線ごとに投影面から3次元デ
ータ内の物体の表面までの距離値を求めるものがある。
この技術は、投影面に距離値を格納したデプスマップを
作成し、これを基に陰影付けを行い、投影像を作成し表
示するもので、これにより、物体表面の形状がわかる。
また、探索処理として、視線上に並ぶ画素の総和を求め
るものがある。この技術は、投影面に視線ごとの画素の
総和を格納した投影像(積算投影像)を表示するもので、
これにより、X線の透過像の如く、1投影像から3次元
データ全体を概観できる。上述の如く、投影像を、視点
を変えて作成して、様々な方向から観察することで、精
度の良い診断が可能となる。また、所望の回転軸を中心
に、3次元データから、一巡する連続した視点に対応す
る投影像を作成し、これを連続表示する回転表示によ
り、3次元構造をより正確に把握することも行われてい
る。なお、これらに関しては、例えば、望月他:超音波
三次元イメージング:第31回日本ME学会 WS-5-3,
p.172,1992、または、特開平5-228145号公報の記載を参
考にすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述の如きボク
セルの探索は、設定した投影面から3次元データを含む
空間すべてについて行う必要があり、1投影像を作成す
るのに時間がかかる。従って、回転表示用の複数の投影
像を作成するには、視点を変えるごとにボクセルを探索
する必要があり、厖大な時間がかかるという問題があ
る。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、従来の技術における上述の如き問題
を解消し、ボクセルの探索処理を最適化し、投影像の作
成時間を短縮することが可能な、回転像の作成方法およ
び装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上述の目的は、
ボクセルから成る3次元データを、所望の視点の投影面
から視線方向に順次探索し、前記投影面にボクセルを投
影して作成する投影像を、視点を順次変えて前記3次元
データを一周する複数枚作成する回転像作成の方法にお
いて、前記3次元データ内に所望する回転軸を設定する
ステップと、前記回転軸と直交する各断面の形が合同と
なる投影領域を設定するステップと、ボクセルの探索処
理を前記各断面の内部のみに限定して投影像を作成する
探索領域限定投影ステップを有することを特徴とする回
転像の作成方法、および、ボクセルから成る3次元デー
タを格納した3次元メモリ,前記3次元データ内に所望
する回転軸を設定する回転軸設定部,前記回転軸と直交
する各断面の形が合同となるボクセルの投影領域を設定
する投影領域設定部,前記回転軸を一周する連続した視
点を設定する連続視点設定部,回転表示用の投影像を格
納する回転表示用メモリおよび前記連続した視点ごとに
前記投影領域内のボクセルのみに探索する処理を限定し
て、前記各断面ごとに視線の方向にボクセルを順次探索
し、前記回転表示用メモリ内の投影面に探索したボクセ
ルを格納して投影像を作成する探索領域限定投影像作成
部を有することを特徴とする回転像の作成装置によって
達成される。
【0005】
【作用】従来、ボクセルから成る3次元データを投影面
から視線の方向に順次探索し、投影像を作成する場合、
回転表示用の複数の投影像を作成するには、視点を変え
るごとにボクセルを探索する必要があり厖大な時間がか
かっていた。本発明に係る回転像の作成方法および装置
においては、投影領域設定ステップにより投影するボク
セルの領域を設定し、前記投影面からのボクセルの探索
処理を前記投影領域内のみに限定することで、無駄な探
索処理を省き、投影像を高速に作成できる。これによ
り、回転表示用の複数枚の投影像から成る回転像を高速
に作成することが可能になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の第1の実施例に係る回転
像の作成方法を説明するブロック図である。本実施例に
係る回転像の作成方法は、3次元データ入力ステップ
1,回転軸設定ステップ2,投影領域設定ステップ3,
連続視点設定ステップ4,投影面設定ステップ5,探索
領域限定投影ステップ6,回転表示制御ステップ7,表
示ステップ8,3次元メモリ9,回転表示用メモリ10
から成る。3次元データは、例えば、超音波診断装置や
磁気共鳴イメージング(MRI)装置などにより撮像され
た複数枚の断層像である。本実施例に係る投影像の作成
方法の動作の概要は、以下の通りである。まず、3次元
データ入力ステップ1により3次元データを入力し、3
次元メモリ9に格納する。このとき、3次元データのデ
ータサイズ等の情報は、回転軸設定ステップ2に伝達さ
れる。次に、回転軸設定ステップ2により3次元データ
内に回転軸を設定し、投影領域設定ステップ3により前
記回転軸の周りにボクセルの投影領域を設定する。
【0007】ここで、前記投影領域は、前記回転軸と直
交する各断面ごとに処理することとし、前記各断面の形
が合同となる、例えば、直方体である3次元データ全部
または一部を含む領域とする。また、連続視点設定ステ
ップ4により回転像作成用の連続する視点を設定し、投
影面設定ステップ5により前記連続する視点に対し、投
影面を回転表示用メモリ内に設定する。ここで、前記投
影領域の一断面の外周と所望する視点の投影面からの各
視線との交点は、その幾何的な位置関係から一義的に決
定される。従って、前記投影面に最も近い交点を探索開
始点、前記投影面に最も遠い交点を探索終了点として、
各視線ごとに前記投影領域内部のみを探索できる。な
お、前記探索開始点と探索終了点を格納した探索テーブ
ルを作成しても良い。前記回転軸と直交する各断面の形
は合同であるので、前記探索テーブルは前記全断面につ
いて同一となる。従って、前記探索テーブルは、一視点
に対し一つだけ作成すれば良い。
【0008】次に、探索領域限定投影ステップ6によ
り、前記各断面ごとに前記探索テーブルを参照して前記
投影領域内のみを探索処理し、回転表示メモリ10内の
前記各投影面上に回転像を作成する。更に、作成した回
転像を回転表示制御ステップ7により制御して、表示ス
テップ8により回転表示を行う。図2は、上述の回転軸
設定ステップ2および投影領域設定ステップ3を説明す
るものである。3次元データ11の内部に所望する回転
軸12を設定し、回転軸12の周りに投影領域13を設
定する。次に、本実施例に係る回転像の作成方法の要部
である探索領域限定投影ステップ6を、図3を基に説明
する。ここで、投影領域としては回転軸12を中心とす
る直方体領域とする。例えば、所望する視点14の投影
面15の投影像の作成を考える。回転軸12と直交する
任意の断面を通る視線と投影領域13を規定する6平面
の内、回転軸12に平行な4平面との交点を求め、各視
線での探索開始点および探索終了点を決定する。
【0009】ここで、各視線の探索範囲は、図中に矢線
で示した範囲となる。図4は、図3を回転軸12方向上
方から見たものである。探索するボクセルの位置は投影
面からの距離により規定し、探索開始点はS0〜S8、
探索終了点はE0〜E8である。前記探索開始点および
探索終了点は、前記断面の4頂点(A,B,C,D)の投
影面15からの位置を求め、各頂点間の交点は線形補間
により求めることができる。前記探索開始点および探索
終了点から投影領域13内部のみを探索処理する。例え
ば、ボクセルの探索をS1から開始してE1で終了し、
結果をq0に格納する。上述の如きボクセルの探索を、
回転軸12と直交するすべての断面に対し行い、投影面
15上に投影像を作成する。以上の処理を、視点14を
変えて行うことにより、図5に示す如く、投影領域13
を一周する視点(Vp0〜Vp7)の投影面(P0〜P7)
上に投影像を作成する。
【0010】回転像の作成アルゴリズムを、図4,図5
およびフローチャート(図6)を用いて説明する。例とし
て、図5に示す8枚の投影像を作成することとする。 <ステップ001>3次元データ内に回転軸12を設定
する。 <ステップ002>上述の回転軸12の周りに投影領域
を設定する。ここでは、直方体領域を設定する。 <ステップ003>次に、回転像の作成を開始する開始
視点と回転像を格納する投影面の枚数を入力する。ここ
では、開始視点をVp0、投影面の枚数を8枚とし、回
転像作成用の45度間隔の8連続視点を設定する。 <ステップ004>ステップ003で定めた連続視点を
基に、回転表示用メモリ10内に投影面を設定する。こ
こでは、P0〜P7の投影面を設定し、回転表示用メモ
リ10内に投影面の枚数8枚分のメモリを確保する。
【0011】<ステップ005>同じく、ステップ00
3で定めた連続視点を基に、各視点ごとに、探索開始点
(S0〜Sn)および探索終了点(E0〜En)から成る探
索領域テーブルを作成する。 <ステップ006>前記探索開始点および探索終了点か
ら投影領域13内部のみを探索処理する。例えば、ボク
セルの探索をS1から開始してE1で終了し、結果をq
0に格納して投影面P1に投影像を作成する。 <ステップ007>視点を変更する。例えば、Vp0を
Vp1に変更する。 <ステップ008>全投影面の作成が終了していれば本
処理を終了し、していなければステップ006,ステッ
プ007を繰り返す。8回のループによって、P0〜P
7の投影像が作成される。
【0012】以下、上述の探索領域限定投影像作成のア
ルゴリズム007の詳細を、図4およびフローチャート
(図7)を基に説明する。 <ステップ101>探索するボクセルの位置を示すポイ
ンタqを、前記探索テーブルを参照して探索開始点に設
定する。また、ポインタqの情報を格納する投影面上の
位置を表すポインタq0の初期設定を行う。 <ステップ102>探索したボクセルの情報の投影面格
納位置を指定するポインタq0にポインタqのボクセル
の情報を投影処理する。 <ステップ103>ポインタqを更新する。 <ステップ104>前記探索領域テーブルを参照して、
ポインタqが探索終了点かどうかの判定を行い、終了点
で無い場合は、ステップ102、103を繰り返す。
【0013】<ステップ105>ポインタq0、qを更
新する。 <ステップ106>投影領域すべての投影が終了したか
どうかの判定を行い、終了していなければステップ10
2から繰り返し、終了していれば投影像が完成する。こ
こで、投影処理のアルゴリズムを種々選択することで、
様々な投影像を作成することが可能である。以下に、そ
の例を示す。第1の投影処理の例として、濃度値加算ス
テップのアルゴリズムの詳細を、図8のフローチャート
を基に説明する。 <ステップ201>q0に既に格納されている濃度値
に、qの濃度値を順次加算する。このように濃度値加算
ステップを用いて投影処理を行うことで、探索したボク
セルの濃度値の総和を格納した積算投影像を、各投影面
ごとに作成して回転表示できる。
【0014】次に、第2の投影処理の例として、距離値
比較格納ステップのアルゴリズムの詳細を、図9のフロ
ーチャートを基に説明する。 <ステップ301>q0に既に格納されている投影面か
らの距離値とqの投影面からの距離値を比較し、qの距
離値の方が小さい場合のみステップ302を実行する。 <ステップ302>q0にqの距離値を格納する。この
ように距離値比較格納ステップを用いて投影処理を行う
ことで、各投影面ごとのデップスマップを作成できる。
また、デップスマップを基に陰影づけを行うことで、回
転表示用の表面像を作成できる。次に、第3の投影処理
の例として、距離値および濃度値格納ステップのアルゴ
リズムの詳細を、図10のフローチャートを基に説明す
る。ここで、ポインタq0はそれぞれ投影面からの距離
値と濃度値を格納する2つのアドレスを参照するポイン
タq0(0),q0(1)を持つものとする。
【0015】<ステップ401>q0(0)に既に格納さ
れている投影面からの距離値とqの投影面からの距離値
を比較し、qの距離値の方が小さい場合のみ、ステップ
402および403を実行する。 <ステップ402>q0(0)にqの距離値を格納する。 <ステップ403>q0(1)にqの濃度値を格納する。
このように距離値および濃度値格納ステップを用いて投
影処理を行うことで、各投影面ごとのデップスマップと
表面濃度データを作成できる。また、デップスマップを
基に陰影付けを行い、表面像と表面での濃度値の2つの
情報の回転表示ができる。また、表面像と表面での濃度
値の相関、例えば、和を取って回転表示しても良い。
【0016】次に、第4の投影処理の例として、最大濃
度値格納ステップのアルゴリズムの詳細を、図11のフ
ローチャートを基に説明する。 <ステップ501>q0に既に格納されている濃度値と
qの濃度値を比較し、qの濃度値の方が大きい場合の
み、ステップ502を実行する。 <ステップ502>q0にqの濃度値を格納する。この
ように最大濃度値格納ステップを用いて投影処理を行う
ことで、各視線の最大値を格納した最大値投影像を作成
し、回転表示できる。次に、第5の投影処理の例とし
て、最小濃度値格納ステップのアルゴリズムの詳細を、
図12のフローチャートを基に説明する。
【0017】<ステップ601>q0に既に格納されて
いる濃度値とqの濃度値を比較し、qの濃度値の方が小
さい場合のみ、ステップ602を実行する。 <ステップ602>q0にqの濃度値を格納する。この
ように最小濃度値格納ステップを用いて投影処理を行う
ことで、各視線の最小濃度値を格納した最小値投影像を
作成し、回転表示できる。次に、第6の投影処理の例と
して、最大および最小濃度値格納ステップのアルゴリズ
ムの詳細を、図13のフローチャートを基に説明する。
ここで、ポインタq0は濃度値の最大値および最小値を
格納するための2つのアドレスを参照するポインタq0
(0),q0(1)を持つものとする。
【0018】<ステップ701>q0(0)に既に格納さ
れている濃度値とqの濃度値を比較し、qの濃度値の方
が大きい場合のみ、ステップ702を実行する。 <ステップ702>q0(0)にqの濃度値を格納する。 <ステップ703>q0(1)に既に格納されている濃度
値とqの濃度値を比較し、qの濃度値の方が小さい場合
のみ、ステップ704を実行する。 <ステップ704>q0(1)にqの濃度値を格納する。
このように最大および最小濃度値格納ステップを用いて
投影処理を行うことで、視線の最大濃度値を格納した最
大値投影像と最小濃度値を格納した最小値投影像を作成
し、回転表示できる。
【0019】なお、最大値と最小値の和をとった合成像
を作成し、回転表示しても良い。また、これらの投影処
理を組み合わせて回転像を作成しても良い。上記実施例
によれば、探索領域限定投影ステップにより、ボクセル
から成る3次元データ内に、回転軸と直交する形が合同
な連続した断面から成る投影領域を設定し、前記各断面
についてボクセルの探索開始点と探索終了点を求め、前
記投影領域内部のみを探索処理することにより、短時間
で、投影面上に投影像を作成できるようになる。また、
前記各断面について、前記探索開始点と探索終了点を格
納した探索テーブルを視点ごとに作成し、前記全断面に
ついて前記探索テーブルを参照しながら探索処理して投
影像を作成することができるようになる。従って、前記
一断面について視点ごとに作成した前記探索テーブルを
参照することで、前記投影面からの前記探索領域以外の
無駄な探索処理を削減し、複数の投影像から成る回転像
を高速に作成できるという顕著な効果がある。
【0020】また、前記投影領域を直方体領域とするこ
とで、前記一断面の形は四角形と成り、所望する視点の
投影面からの各4頂点の位置を求めるだけで、各頂点間
の探索開始および終了点は、線形補間により求めること
ができる。従って、高速に探索テーブルを作成でき、デ
ータの入力から回転表示までのスループットを向上する
という顕著な効果がある。また、更に、前記探索領域限
定投影ステップに濃度値加算ステップを組み込むこと
で、探索したボクセルの濃度値の総和を格納した積算投
影像の回転表示像を高速に作成できるという顕著な効果
がある。また、前記探索領域限定投影ステップに距離値
比較格納ステップを組み込むことで、探索したボクセル
のデップスマップを作成し陰影付けして表面像の回転表
示像を高速に作成できるという顕著な効果がある。ま
た、前記探索領域限定投影ステップに距離値および濃度
値格納ステップを組み込むことで、探索したボクセルの
表面像と表面濃度像およびその合成像の回転表示像を高
速に作成できるという顕著な効果がある。
【0021】また、前記探索領域限定投影ステップに最
大濃度値格納ステップを組み込むことで、探索したボク
セルの最大値投影像の回転表示像を高速に作成できると
いう顕著な効果がある。また、更に、前記探索領域限定
投影ステップに最小値格納ステップを組み込むことで、
探索したボクセルの最小値投影像の回転表示像を高速に
作成できるという顕著な効果がある。また、前記探索領
域限定投影ステップに最大値および最小値格納ステップ
を組み込むことで、探索したボクセルの最大値投影像と
最小値投影像とその合成像の回転表示像を高速に作成で
きるという顕著な効果がある。次に、本発明の第2の実
施例を、図面を基に説明する。前述の第1の実施例で
は、投影領域設定ステップにおいて、投影領域として直
方体の領域を設定した。本実施例では、投影領域として
回転軸12を中心とする円柱領域を設定する。回転像の
作成手法は、投影領域を円柱領域とすることを除いて、
第1の実施例と同様である。本実施例における投影領域
の設定の詳細を、以下に説明する。
【0022】図14は、前記円柱領域を回転軸12方向
上方から見たものである。ここで、所望する投影面から
のボクセルの探索処理は、回転軸12に直交する断面ご
とに行うこととする。例えば、所望とする視点の投影面
Pn上に投影像を作成することを考える。回転軸12に
直交する任意の断面上の視線と投影領域13内の円周C
との交点を求め、各視線での探索開始点および探索終了
点を決定する。図14では、探索開始点はS0〜S8、
探索終了点はE0〜E8である。例えば、ボクセルの探
索をS1から開始してE1で終了し、結果をq0に格納
する。前記探索開始点および探索終了点から投影領域1
3内部のみを探索処理する。投影領域13内部のボクセ
ルの探索を回転軸12と直交するすべての断面について
行い、投影面Pn上に投影像を作成する。ここで探索テ
ーブルは、前記円周Cの半径Rと回転軸から投影面まで
の距離Lが決まれば視点によらず一義的に定まる。従っ
て、R,Lが決まれば探索テーブルを一つだけ作成する
ことで、回転軸周りのすべての視点において、前記探索
テーブルを参照して投影領域内部のみの探索が可能であ
る。
【0023】図15は、回転像作成の様子を回転軸12
方向上方から見たものである。ここで、視点Vp0の投
影面P0の点q0は、前記探索テーブルを参照して探索
開始点S1からボクセルの探索を始め、探索終了点E1
で探索を終了してその結果を格納する。また、視点Vp
nの投影面Pn上で前記q0に対応する点q'0は、前
記探索テーブルを参照して探索開始点S1からボクセル
の探索を始め、探索終了点E1で探索を終了してその結
果を格納する。このように一つの探索テーブルを参照し
ながら視点を変えて投影像を作成し、投影領域13を一
周する回転像を作成できる。ここで、投影処理として
は、第1の実施例と同様に、積算投影像,デップスマッ
プ,デップスマップおよび濃度値,最大値投影像,最小
値投影像,最大値投影像と最小値投影像の合成像とこれ
らの組合せである。本実施例によれば、探索領域限定投
影ステップにより、ボクセルから成る3次元データ内
に、回転軸を中心とする円柱の投影領域を設定し、前記
各断面についてボクセルの探索開始点と探索終了点を求
め、前記投影領域内部のみを探索処理して投影面上に投
影像を作成できるようになる。
【0024】また、更に、前記投影領域の一断面につい
て、前記探索開始点と探索終了点を格納した視点に依存
しない探索テーブルを一つだけ作成し、前記投影領域の
全断面について前記探索テーブルを参照して、前記投影
領域内部のみを探索処理して投影面上に投影像を作成で
きるようにした。従って、一つだけ作成した前記探索テ
ーブルを参照することで、前記投影面からの前記投影領
域以外の無駄な探索処理を削減し、複数の投影像から成
る回転像を高速に作成できるという顕著な効果がある。
図16は、本発明の第3の実施例に係る回転像の作成装
置の構成を示すものである。本実施例に係る回転像の作
成装置は、回転軸設定部17,投影領域設定部18,連
続視点決定部19から構成される回転条件設定部16
と、探索開始テーブル22,探索終了テーブル23から
構成される探索領域テーブル21と、中央制御部20,
ボクセル探索制御部24,探索アドレス発生部25,3
次元メモリ26,ボクセル情報処理部27,投影アドレ
ス発生部28,回転表示用メモリ29,回転像表示制御
部31,フレームメモリ32,表示部33から成る。各
構成要素の動作は、以下の説明で明らかにされる。
【0025】本装置は、回転像の作成条件を設定し、視
点を変えて回転表示用の投影像を作成し、順次回転表示
用メモリに格納して回転像を作成し、回転表示用メモリ
から上述の投影像を順次呼び出して表示することで、回
転表示を行うものである。3次元データは、例えば、超
音波診断装置や磁気共鳴イメージング(MRI)装置など
により撮像された複数枚の断層像であり、ここでは、上
述の如き画像撮影手段により収集されているものとす
る。以下、本装置の動作の詳細を、処理の流れに沿って
説明する。まず、回転条件設定部16により、回転像の
作成条件を設定する。すなわち、回転軸設定部17は、
例えば、その位置(x,y,z)と角度(θ,φ)を、図示さ
れていないダイヤル等により入力し、回転軸を3次元メ
モリ26内に設定する。投影領域設定部18は、上述の
回転軸を中心とする投影領域を設定する。ここで、投影
領域は、前記回転軸に直交する断面ごとに処理すること
とし、前記各断面の形が合同となる3次元データ全部ま
たは一部を含む領域、例えば、直方体領域を設定する。
【0026】連続視点決定部19は、回転軸を一周する
連続した視点を設定する。次に、中央制御部20は、上
記設定情報を基に、各視線ごとにボクセルの探索開始点
と終了点をそれぞれ格納した、探索開始テーブル22と
探索終了テーブル23の2つから成る探索領域テーブル
21を作成する。ここで、前記投影領域の一断面の外
周、例えば、直方体領域の四辺形断面の4辺と各視線と
の交点は、その幾何学的な位置関係から一義的に決定さ
れる。従って、前記各断面について、前記連続した視点
ごとに、前記投影面に最も近い交点を探索開始点、前記
投影面に最も遠い交点を探索終了点として、探索領域テ
ーブル21を作成することができるものである。次に、
中央制御部20は、上述の連続した視点ごとに回転表示
用の投影像を作成する。まず、ボクセル探索制御部24
は、中央制御部20の制御情報を基に、探索領域テーブ
ル21を参照し、各視線ごとに、前記探索開始点と探索
終了点の情報を入手し、該探索開始点から探索終了点ま
で、探索アドレス発生部25で発生したアドレスに従
い、3次元メモリ26のボクセル情報を順次探索する。
【0027】このとき、上述のボクセル情報は、ボクセ
ル情報処理部27により、投影アドレス発生部28で発
生したアドレスの回転表示用メモリ29の所定アドレス
に、以下の如く処理した上で、順次格納する。上記処理
は、例えば、探索した濃度値を当該投影面上で加算する
積算処理である。上記処理を繰り返して、投影領域内の
ボクセルのみを順次探索し、回転表示用メモリ29内の
前記各視点ごとの投影面に投影し、回転像を作成する。
最後に、中央制御部20で制御された回転表示制御部3
1が、回転表示用メモリ29に制御信号30を送り、作
成した回転像を、順次、フレームメモリ32に格納し、
表示部33により表示する。本実施例によれば、ボクセ
ルから成る3次元データ内に設定した回転軸を中心とす
る投影領域(上の例では直方体領域)の前記回転軸に直交
する各断面ごとに、投影面からの距離値で規定した探索
開始点と探索終了点を求め、前記投影領域内部のみを探
索処理して投影面上に投影像を作成できるようになる。
従って、前記投影面からの前記探索領域以外の無駄な探
索処理を削減し、複数の投影像から成る回転像を高速に
作成できるという顕著な効果がある。なお、上記各実施
例は本発明の一例を示したものであり、本発明はこれら
に限定されるべきものではないことは言うまでもないこ
とである。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、ボクセルの探索処理を最適化でき、投影像の作成
時間を短縮することが可能な、回転像の作成方法および
装置を実現できるという顕著な効果を奏するものであ
る。より具体的には、下記の如き効果を得ることができ
るものである。 (1)前記探索領域限定投影ステップにより、前記一断面
について視点ごとに作成した前記探索テーブルを参照す
ることで、前記投影面からの前記探索領域以外の無駄な
探索処理を削減し、複数の投影像から成る回転像を高速
に作成できるという顕著な効果がある。 (2)前記投影領域を直方体領域とすることで、前記一断
面の形は四角形となり、所望する視点の投影面からの4
頂点の各位置を求めるだけで、各頂点間の探索開始およ
び終了点は、線形補間により求めることができる。従っ
て、高速に探索テーブルを作成でき、データの入力から
回転表示までのスループットを向上するという顕著な効
果がある。 (3)前記探索領域限定投影ステップに、濃度値加算ステ
ップを組み込むことで、探索したボクセルの濃度値の総
和を格納した積算投影像の回転表示像を高速に作成でき
るという顕著な効果がある。 (4)前記探索領域限定投影ステップに、距離値比較格納
ステップを組み込むことで、探索したボクセルのデップ
スマップを作成し陰影付けして表面像の回転表示像を高
速に作成できるという顕著な効果がある。 (5)前記探索領域限定投影ステップに、距離値および濃
度値格納ステップを組み込むことで、探索したボクセル
の表面像と表面濃度像およびその合成像の回転表示像を
高速に作成できるという顕著な効果がある。 (6)前記探索領域限定投影ステップに、最大濃度値格納
ステップを組み込むことで、探索したボクセルの最大値
投影像の回転表示像を高速に作成できるという顕著な効
果がある。 (7)前記探索領域限定投影ステップに、最小値格納ステ
ップを組み込むことで、探索したボクセルの最小値投影
像の回転表示像を高速に作成できるという顕著な効果が
ある。 (8)前記探索領域限定投影ステップに、最大値および最
小値格納ステップを組み込むことで、探索したボクセル
の最大値投影像と最小値投影像とその合成像の回転表示
像を高速に作成できるという顕著な効果がある。 (9)前記探索領域限定投影ステップにより、ボクセルか
ら成る3次元データ内に回転軸を中心とする円柱の投影
領域を設定し、前記各断面についてボクセルの探索開始
点と探索終了点を求め、前記投影領域内部のみを探索処
理して投影面上に投影像を作成するようにした場合に
は、一つだけ作成した前記探索テーブルを参照すること
で前記投影面からの前記投影領域以外の無駄な探索処理
を削減し、複数の投影像から成る回転像を高速に作成で
きるという顕著な効果がある。 (10)前記探索領域限定投影像作成部により、ボクセル
から成る3次元データ内に設定した回転軸を中心とする
投影領域、例えば、直方体領域の前記回転軸に直交する
各断面ごとに、投影面からの距離値で規定した探索開始
点と探索終了点を求め、前記投影領域内部のみを探索処
理して投影面上に投影像を作成するようにした場合に
は、前記投影面からの前記探索領域以外の無駄な探索処
理を削減し、複数の投影像から成る回転像を高速に作成
できるという顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る回転像の作成方法
のブロック図である。
【図2】図1に示した実施例に係る回転軸および投影領
域設定を説明する図である。
【図3】本発明の要部である探索領域限定投影を説明す
る図である。
【図4】図1に示した実施例の探索領域限定投影の様子
を回転軸方向上方から見た図である。
【図5】実施例に係る投影面の設定と回転像の作成の様
子を示す図である。
【図6】図1に示した実施例の回転像の作成アルゴリズ
ムを説明するフローチャートである。
【図7】図1に示した実施例の探索領域限定投影のアル
ゴリズムを説明するフローチャートである。
【図8】図1に示した実施例の第1の投影処理の例を示
すアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図9】図1に示した実施例の第2の投影処理の例を示
すアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図10】図1に示した実施例の第3の投影処理の例を
示すアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図11】図1に示した実施例の第4の投影処理の例を
示すアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図12】図1に示した実施例の第5の投影処理の例を
示すアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図13】図1に示した実施例の第6の投影処理の例を
信すアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図14】本発明の第2の実施例に係るの探索領域限定
投影の様子を回転軸方向上方から見た図である。
【図15】図14に示した実施例の回転像作成の様子を
回転軸上方から見た図である。
【図16】本発明の第3の実施例に係る回転像作成装置
を説明する図である。
【符号の説明】
1 3次元データ入力ステップ 2 回転軸設定ステップ 3 投影領域設定ステップ 4 連続視点設定ステップ 5 投影面設定ステップ 6 探索領域限定投影ステップ 7 回転表示制御ステップ 8 表示ステップ 9 3次元メモリ 10 回転表示用メモリ 11 3次元データ 12 回転軸 13 投影領域 14 視点 15 投影面 16 回転条件設定部 17 回転軸設定部 18 投影領域設定部 19 連続視点設定部 20 中央制御部、 21 探索領域テーブル 22 探索開始テーブル 23 探索終了テーブル 24 ボクセル探索制御部 25 探索アドレス発生部 26 3次元メモリ 27 ボクセル情報処理部 28 投影アドレス発生部 29 回転表示用メモリ 30 制御情報 31 回転表示制御部 32 フレームメモリ 33 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 17/00 1/00 9365−5H G06F 15/62 350 A 390 B (72)発明者 松尾 仁司 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 岡島 健一 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボクセルから成る3次元データを、所望
    の視点の投影面から視線方向に順次探索し、前記投影面
    にボクセルを投影して作成する投影像を、視点を順次変
    えて前記3次元データを一周する複数枚作成する回転像
    作成の方法において、前記3次元データ内に所望する回
    転軸を設定するステップと、前記回転軸と直交する各断
    面の形が合同となる投影領域を設定するステップと、ボ
    クセルの探索処理を前記各断面の内部のみに限定して投
    影像を作成する探索領域限定投影ステップを有すること
    を特徴とする回転像の作成方法。
  2. 【請求項2】 前記探索領域限定投影ステップは、前記
    投影領域を直方体領域とし、ボクセルを探索する領域を
    前記直方体内部に限定して投影像を作成するステップを
    有することを特徴とする請求項1記載の回転像の作成方
    法。
  3. 【請求項3】 前記探索領域限定投影ステップは、所望
    する視点ごとに前記各断面を通る各視線のボクセルの探
    索区間を規定した探索テーブルを作成し、前記各断面ご
    とに前記視点ごとの探索テーブルを参照して、ボクセル
    を探索する領域を前記各断面内部に限定して投影像を作
    成するステップを有することを特徴とする請求項1また
    は2記載の回転像の作成方法。
  4. 【請求項4】 前記探索領域限定投影ステップは、前記
    投影領域を、前記回転軸を中心とした円柱領域とし、ボ
    クセルの投影領域を限定して投影像を作成するステップ
    を有することを特徴とする請求項1記載の回転像の作成
    方法。
  5. 【請求項5】 前記探索領域限定投影ステップは、前記
    各断面を通る視線ごとにボクセルの探索区間を規定した
    探索テーブルを一つ作成し、前記視点を順次変えて前記
    各断面ごとに前記一つの探索テーブルを参照して、ボク
    セルを探索する領域を前記円柱内部に限定して投影像を
    作成するステップを有することを特徴とする請求項4記
    載の回転像の作成方法。
  6. 【請求項6】 前記探索領域限定投影ステップは、投影
    するボクセルの濃度値を投影面上で順次加算するステッ
    プを有することを特徴とする請求項1から5のいずれか
    に記載の回転像の作成方法。
  7. 【請求項7】 前記探索領域限定投影ステップは、投影
    するボクセルの投影面からの距離値を投影面上で比較し
    て、最も近いボクセルの距離値を前記投影面上に格納す
    るステップを有することを特徴とする請求項1から5の
    いずれかに記載の回転像の作成方法。
  8. 【請求項8】 前記探索領域限定投影ステップは、投影
    するボクセルの濃度値および投影面からの距離値の2つ
    を格納する投影面を有し、前記距離値を前記投影面上で
    比較して、最も近いボクセルの距離値と前記濃度値とを
    格納するステップを有することを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれかに記載の回転像の作成方法。
  9. 【請求項9】 前記探索領域限定投影ステップは、投影
    するボクセルの濃度値を投影面上で比較してその最大値
    を格納するステップを有することを特徴とする請求項1
    から5のいずれかに記載の回転像の作成方法。
  10. 【請求項10】 前記探索領域限定投影ステップは、投
    影するボクセルの濃度値を投影面上で比較してその最小
    値を格納するステップを有することを特徴とする請求項
    1から5のいずれかに記載の回転像の作成方法。
  11. 【請求項11】 前記探索領域限定投影ステップは、投
    影するボクセルの濃度値の最大値および最小値の2つを
    格納する投影面を有し、前記投影面に前記濃度値の最大
    値を格納するステップと、前記投影面に前記濃度値の最
    小値を格納するステップとを有することを特徴とする請
    求項1から5のいずれかに記載の回転像の作成方法。
  12. 【請求項12】 ボクセルから成る3次元データを格納
    した3次元メモリ,前記3次元データ内に所望する回転
    軸を設定する回転軸設定部,前記回転軸と直交する各断
    面の形が合同となるボクセルの投影領域を設定する投影
    領域設定部,前記回転軸を一周する連続した視点を設定
    する連続視点設定部,回転表示用の投影像を格納する回
    転表示用メモリおよび前記連続した視点ごとに前記投影
    領域内のボクセルのみに探索する処理を限定して、前記
    各断面ごとに視線の方向にボクセルを順次探索し、前記
    回転表示用メモリ内の投影面に探索したボクセルを格納
    して投影像を作成する探索領域限定投影像作成部を有す
    ることを特徴とする回転像の作成装置。
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