JPH0814636A - ファンコイルユニット用温度センサスイッチ - Google Patents
ファンコイルユニット用温度センサスイッチInfo
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- JPH0814636A JPH0814636A JP6145181A JP14518194A JPH0814636A JP H0814636 A JPH0814636 A JP H0814636A JP 6145181 A JP6145181 A JP 6145181A JP 14518194 A JP14518194 A JP 14518194A JP H0814636 A JPH0814636 A JP H0814636A
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Abstract
用温度センサスイッチを提供するにある。 【構成】可変抵抗器10の操作軸10aに被着してある
操作摘子40はカバー3Bの裏側より挿通孔21を介し
て外部に露出するものであるが、外側方向に内部のコイ
ルスプリング42の付勢力を受けて操作軸10aに沿っ
て外方向へ移動し、裏側周縁に設けた突出縁40aがカ
バー3Bの上記挿通孔21の開口周縁の裏面に当接して
いる。 【効果】突出縁40aが挿通孔21のの開口周縁の裏面
に摺接し操作摘子40のがたつきを防ぐ。従って温度調
整を行う際の操作摘子40の微妙な回転操作も容易に行
えることになる。
Description
用温度センサスイッチに関するものである。
するものとしては、ファンコイルユニット用ルームサー
モスタットがある。
ニット用ルームサーモスタットは、壁面に露設するもの
であるため、目立って室内の美観を損なう上に、既製の
配線器具と同様な先行配線等の施工が難しいという問題
があった。更に従来のファンコイルユニット用ルームサ
ーモスタットは温度制御を行うことができるものもある
が、温度調節手段が段階的な切換であったため、微小な
温度設定が出来なかった。
ので、請求項1の目的とするところは埋め込み配線器具
と同様にスイッチボックスを利用して埋め込み設置する
ことができ、しかも温度設定が容易に行えるファンコイ
ルユニット用温度センサスイッチを提供するにある。請
求項2の発明の目的とするところは、回転型可変抵抗器
の操作軸に被着する操作摘子のがたつきを防ぎ、温度セ
ンサの温度設定の際の操作を容易にしたファンコイルユ
ニット用温度センサスイッチを提供するにある。
度設定が直線的な操作で行えて温度設定状態を操作摘子
の位置で直感的に分かることができるファンコイルユニ
ット用温度センサスイッチを提供するにある。請求項4
の発明の目的とするところは、温度センサの温度検出を
確実なものとすることができるファンコイルユニット用
温度センサスイッチを提供するにある。
めに、請求項1の発明では、温度センサと、冷暖房切換
スイッチと、動作温度を設定する温度設定用可変抵抗器
と、冷暖房切換スイッチが冷房に設定されている時には
温度センサの検出温度が動作温度以上の時に、暖房に設
定されている時には温度センサの検出温度が動作温度以
下の時にファンコイルユニットに対する運転信号を出力
する制御部とを備え、スイッチ本体の寸法をスイッチボ
ックス取付け用の取付枠の開口窓に嵌め込み可能な寸法
に形成するとともに、スイッチ本体の両側側部に取付枠
の係止部に係止する被係止部を備え、スイッチ本体前面
には冷暖房切換スイッチの操作摘子と、温度設定用可変
抵抗器の操作摘子と、内部に温度センサを配置したセン
サ収納部とを露設したものである。
において、上記温度設定用可変抵抗器として回転型可変
抵抗器を用い、この回転型可変抵抗器はスイッチ本体の
内部に収納され、そのスイッチ本体の前面に開口した開
口窓よりその操作軸をスイッチ本体外部に突出させ、操
作摘子の裏側に開口した挿入穴に操作軸を挿入して操作
軸外周に操作摘子を被着するとともに、挿入穴の奥端と
操作軸の先端との間に介在させたコイルスプリングの付
勢力を受けた操作摘子の外方向へ移動により操作摘子の
裏側周縁に設けた突出縁を上記開口窓の開口周縁の裏面
に当接したものである。
において、上記温度操作用可変抵抗器としてスライド型
可変抵抗器を用いたものである。請求項4の発明では、
請求項1記載の発明において、センサ収納部は上、下に
空気流通用孔を開口したものである。
器具と同様にスイッチボックスを用いて埋め込み配設す
ることができ、そのため室内の美観を損なうことも少な
くなり、更に先行配線もでき、しかも温度設定は可変抵
抗器を用いているため微妙な温度調整が行える。
可変抵抗器として回転型可変抵抗器を用い、この回転型
可変抵抗器はスイッチ本体の内部に収納され、そのスイ
ッチ本体の前面に開口した開口窓よりその操作軸をスイ
ッチ本体外部に突出させ、操作摘子の裏側に開口した挿
入穴に操作軸を挿入して操作軸外周に操作摘子を被着す
るとともに、挿入穴の奥端と操作軸の先端との間に介在
させたコイルスプリングの付勢力を受けた操作摘子の外
方向へ移動により操作摘子の裏側周縁に設けた突出縁を
上記開口窓の開口周縁の裏面に当接したので操作摘子を
がたつきなく保持して操作摘子を摺動回転させることが
でき、温度調整時の微妙な操作も容易に行える。
抵抗器としてスライド型可変抵抗器を用いたので、温度
調整を直線操作によって行え、また操作摘子の位置で設
定温度を直感的に知ることもできる。請求項4の発明に
よれば、センサ収納部が上、下に空気流通用孔を開口し
たものであるため、対流する空気流を内部の温度センサ
に触れさせることができて、確実な温度検出が行える。
する。 (実施例1)本実施例は図1乃至図4に示すように一般
配線器具の規格化された寸法モジュールに対応して一連
(3個モジュール)型の寸法に形成された既製の取付枠
1の開口窓2にスイッチ本体3の前部が裏方から嵌め込
むことができるようにスイッチ本体3の寸法を形成して
おり、一般の埋め込み配線器具と同様に金属製或いは合
成樹脂製の取付枠1を利用して壁面に埋設されたスイッ
チボックスや、壁パネルの埋め込み穴への取付けがで
き、ファンコイルユニット33との接続を先行配線を用
いて行うことができるようになっている。
とカバー3Bとから構成され、ボディ3A側には図6に
示す制御部4、スライドスイッチからなる冷暖房切換ス
イッチSW1 、電源部5等を構成する回路素子を実装し
ているプリント基板6と、外部電源を接続する電源端子
7a.7b及びファンコイルユニットを含めた外部負荷
回路を接続する負荷接続端子8a,8bとを内蔵し、カ
バー3B側には温度センサ9、温度設定用の回転型可変
抵抗器10、可変抵抗器10で設定される設定温度に対
応する電圧とサーミスタからなる温度センサ9の検出温
度に対応する電圧とを比較する比較部11等を構成する
回路素子を実装したプリント基板12とを固定ビス14
で固定内装し、これらプリント基板6、12の回路をフ
ラットケーブル13で接続してある。
個一体に形成し、これらのリブ15上にプリント基板6
を載置してプリント基板6をボディ3Aの開口部近傍に
配置し、また下部両側には端子収納部16を形成してお
り、この端子収納部16は端子板17と、鎖錠バネ18
と、鎖錠状態を解除する解除釦19とからなる速結端子
を収納し、片側の2つの速結端子は電源端子7a,7b
を、他方側の2つの速結端子は負荷接続端子8a、8b
を構成している。各端子収納部16に対応するボディ3
Aの底面には夫々に収納している端子7a,7b及び8
a,8bに対応するように電線挿入孔16a及び解除治
具挿入用孔16bを貫通させてある。
リント基板6に実装している冷暖房切換スイッチSW1
の操作摘子27を露出させるための窓孔20と、プリン
ト基板12に実装している可変抵抗器10の操作摘子4
0を露出させるための挿通孔21とを設けるとともに、
温度センサ9をカバー3Bの前面より前方へ出し、且つ
温度センサ9を収納する収納部22を一体膨出してい
る。
操作摘子40は裏側に操作軸10aを挿入する挿入穴4
1を図5(a)乃至(c)に示すように設けてある。こ
の挿入穴41の断面形状は、操作軸10aの断面形状、
つまり略半円状に併せており、操作摘子40を回転させ
る際に操作軸10aを共動回転させることができるよう
になっている。また挿入穴41の奥端面にはコイルスプ
リング42の一端内に嵌めるばね座用の突起43を図5
(a)(e)に示すように設けてある。つまり操作軸1
0aを挿入穴41に挿入した場合に操作軸10aの先端
と挿入穴41との間にコイルスプリング42が図1に示
すように介在することになる。尚突起43の外周面には
丸形突出部43aを複数等間隔に形成しており、この丸
形突出部43aの先端がコイルスプリング42の透孔内
面に軽く圧接する程度でコイルスプリング42を突起4
3に圧入固定するのである。
製取付枠の係止部に係止させるための被係止爪23を一
体形成するとともに、金属製取付枠に係止させるための
係止凹部24を形成してある。而してスイッチ本体3を
組み立てるに当たっては、カバー3Bの中央下端と両側
上部に夫々後方へ突出させた係止片25…の先端を夫々
の係止片25…に対応する│うに形成したボディ3A側
の係止孔26に挿入して、係止片25先端に設けた│部
25aを係止孔26の縁部に係止させ、ボディ3Aにカ
バー3Bを被着固定する。
着してある操作摘子40をカバー3Bの裏側より挿通孔
21を介して外部に露出させるのであるが、操作摘子4
0は外側方向に内部のコイルスプリング42の付勢力を
受けて操作軸10aに沿って外方向へ移動しようとする
が、操作摘子40の裏側周縁に設けた突出縁40aがカ
バー3Bの上記挿通孔21の開口周縁の裏面に当接する
ことになり、この操作摘子40を回転させる場合突出縁
40aが挿通孔21の開口周縁の裏面に摺接し操作摘子
40のがたつきを防ぐ。従って温度調整を行う際の操作
摘子40の微妙な回転操作も容易に行えることになる。
イルユニット用温度センサスイッチSのスイッチ本体3
を壁面に埋設するに当たっては、スイッチボックス(図
示せず)に対応して合成樹脂製若しくは金属製の取付枠
1に予め取付け、壁内を介してスイッチボックス内に先
行配線されてきている電源線及び負荷接続線を速結端子
からなる電源端子7a,7b及び負荷接続端子8a,8
bに接続して、取付枠1の上下辺に設けた取付け孔1a
に挿通させた取付け螺子(図示せず)によりスイッチボ
ックスに固定し、更に化粧カバー(図示せず)、化粧プ
レート(図示せず)を前面側に取着することにより配線
施工が終了する。
温度センサスイッチSは、冷暖房切換スイッチSW1 の
操作摘子27、温度設定用の可変抵抗器10の操作摘子
40及びセンサ収納部22が壁面より室内側に突出する
のみであるため、室内の美観を損なわないのである。室
内側に突出したセンサ収納部22には室内を対流する空
気流が内部の温度センサ9に接触し易いように上下に空
気流通用孔30a,30bを開口しており、カバー3B
の前面に沿って上昇する空気流が空気流通用孔30a,
30bを介して通過し、この通過の際にセンサ収納部2
2内の温度センサ9に接触することになって温度センサ
9は室温を精度良く検出することができるのである。
度センサスイッチの回路構成と、その動作について図6
に基づいて説明する。まず電源端子7a.7bに接続さ
れる交流電源は電源部5のコンデンサC1 、抵抗R1 を
介して降圧された後ダイオードブリッジDBと平滑コン
デンサC2 により整流平滑され、更に安定化回路31で
一定電圧に安定化された後制御部4の電源として供給さ
れる。
ト基板12側の回路に供給される。ここでプリント基板
12側の回路では温度センサ9と抵抗R2 とで直流電圧
を分圧し、その分圧電圧をコンパレータからなる比較部
11の反転入力端子に印加する。また抵抗R3 と可変抵
抗10と、微調整用可変抵抗R4 と、抵抗R5 との直列
回路で上記直流電圧を分圧して可変抵抗器10の摺動子
端から出力される分圧電圧を比較部11の非反転入力端
に印加する。比較部11はこの非反転入力端に印加され
た電圧と、反転入力端に印加された基準電圧とを比較す
る。
設定温度は電圧に変換され、その電圧と温度センサ9の
検出温度に対応する抵抗変化に応じて抵抗R2 の両端に
発生する電圧とが比較部11により比較されることによ
り、設定温度と検出温度との比較が為されるである。尚
抵抗R6 、R7 は比較部11の比較動作にヒステリシス
を持たせてチャタリング動作を防ぐための帰還抵抗であ
る。
度が高くなってその抵抗値が低くなり、抵抗R2 の両端
に発生する電圧が設定温度に対応する基準電圧以上にな
ると、出力を”L”とし、逆に温度センサ9の検出温度
が低くなってその抵抗値が高くなり、抵抗R2 の両端電
圧が設定温度に対応する基準電圧以下になると、出力
を”H”とする。
イッチSW1 の切換接点を介して制御部4に入力するよ
うになっている。制御部4は冷暖房切換スイッチSW1
が冷房側aに接続されている状態で、比較部11の出力
が”L”となったとき、つまり検出温度が設定温度以上
になったときに、トランジスタQ1 をオンし、このオン
により更にトランジスタQ2 をオンする。このトランジ
スタQ2 は抵抗R8 を介して安定化回路31の出力に接
続されているもので、オン、オフ時のコレクタの電位に
より2巻線ラッチングリレーRy1 のセット、リセット
の信号をドライブ用のトランジスタQ3 ,Q4 へ与える
ようになっている。
イルSC、リセットコイルRCが夫々ドライブ用のトラ
ンジスタQ3 、Q4 を介してダイオードブリッジDBに
接続され、トランジスタQ3 がオンされたときにはセッ
ト動作し、出力接点r11,r 12をオン、逆にトランジス
タQ4 がオンされたときにはリセット動作し、出力接点
r11,r12をオフするようになっている。
レクタ電位が”L”のとき、つまりトランジスタQ2 が
オンの時ノットゲートNT1 を通じてベースに”H”信
号が入力してオンし、逆にトランジスタQ2 のコレクタ
電位が”H”のとき、つまりトランジスタQ2 がオフし
た時にはノットゲートNT1 を通じてベースに”L”信
号が入力してオフする。
のコレクタ電位が”L”のとき、つまりトランジスタQ
2 がオンの時ノットゲートNT1 、NT2 を通じてベー
スに”L”信号が入力してオフし、逆にトランジスタQ
2 のコレクタ電位が”H”のとき、つまりトランジスタ
Q2 がオフした時にはノットゲートNT1 ,NT2 を通
じてベースに”H”信号が入力してオンする。
11は電源端子7aと、負荷接続端子8bとの間に挿入さ
れ、電源端子7bに共通接続されている負荷接続端子8
aと負荷接続端子8cとの間に接続されるファンコイル
ユニット33を含む負荷側回路に対する交流電源の供給
をオン/オフするようになっている。このオン/オフが
ファンコイルユニット33の運転信号となる。
ース電流を制御するためにトランジスタQ4 のベース・
エミッタ間に設けたワンショット回路32の制御スイッ
チを構成している。つまりワンショット回路32はトラ
ンジスタQ2 がオンして、ノットゲートNT1 の出力
が”H”となると、トランジスタQ5 がオンしてトラン
ジスタQ4 のベース・エミッタ間を短絡する。一方トラ
ンジスタQ3 がオンしてラッチングリレーRy1 がセッ
ト動作し、出力接点r12がオンすると、安定化回路31
からの直流によりコンデンサC3 が充電され、その充電
電圧が一定時間後に一定レベルに達してノットゲートN
T3 の出力が”L”になるとトランジスタQ5 をオフ
し、トランジスタQ4 のオン動作を可能とする。またノ
ットゲートNT3 の出力が”L”となると、トランジス
タQ3 のベースも”L”となるためトランジスタQ3 が
オフ状態となる。つまりセットコイルSCに流れていた
励磁電流を遮断することになる。
レーRy1 をリセット動作させた場合には、出力接点r
12がオフしてコンデンサC3 の電荷は抵抗回路を通じて
放電し、その電圧が所定レベルに低下するとノットゲー
トNT3 の出力が”H”となってトランジスタQ5 をオ
ンし、その結果トランジスタQ4 のベースを”L”とし
てトランジスタQ4 をオフさせる。つまりリセットコイ
ルRCに流れていた励磁電流を遮断する。
きにより、セットコイルSC及びリセットコイルRCに
は一定時間以上励磁電流が流れないのである。以上よう
にして本実施例のファンコイルユニット用温度センサス
イッチSは、冷暖房切換スイッチSW1 が冷房側aに投
入されている場合には温度センサ9の検出温度が設定温
度以上になると、制御部4の働きでファンコイルユニッ
ト33の運転信号をオンし、また温度センサ9の検出温
度が設定温度より低くなると、上記ファンコイルユニッ
ト33の運転信号をオフする。また逆に冷暖房切換スイ
ッチSW1 を暖房側aに投入されている場合には温度セ
ンサ9の検出温度が設定温度以下になると、制御部4の
働きでフォンコイルユニットの運転信号をオンし、また
温度センサ9の検出温度が設定温度より高くなると、上
記運転信号をオフする。
システム構成を示しており、図示するシステムではファ
ンコイルユニット33の電源端子34に交流電源を接続
するとともに、本実施例のファンコイルユニット用温度
センサスイッチSの電源端子7a,7bに交流電源を接
続し、負荷接続端子8a,8bにファンコイル風量切換
スイッチ装置35を接続し、このファンコイル風量切換
スイッチ装置35の風量切換信号端子(L),(M),
(H)を、ファンコイルユニット33の風量切換信号端
子(弱)、(中)、(強)に接続し、また必要に応じて
連動機器36をファンコイル風量切換スイッチ装置35
を通じて電源に接続する.ファンコイル風量切換スイッ
チ装置35はファンコイルユニット33の風量を弱
(L)、中(M)、強(H)の3段と、「切」とに設定
できる風量切換スイッチSW0 を備え、「切」状態で無
ければ、弱(L)、中(M)、強(H)の風量切換信号
を切換設定に応じて、ファンコイルユニット用温度セン
サスイッチSの運転信号がオンとなったときに,ファン
コイルユニット33に与えてファンコイルユニット33
をその風量で運転させるためのものである。尚NLは運
転信号のオン状態を示すネオンランプである。
本実施例のファンコイルユニット用温度センサスイッチ
Sと同様に一連型の寸法モジュルによりスイッチ本体が
形成されたもので、本実施例のファンコイルユニット用
温度センサスイッチSとともに2連タイプのスイッチボ
ックスに設置される。尚風量切換スイッチSW0 の操作
摘子37はファンコイル風量切換スイッチ装置35のス
イッチ本体の前面に露設している。
変抵抗器10を用いて温度設定手段を構成しているが、
直線操作により温度調整ができ、その操作摘子の位置で
設定温度が直感的に分かるようにスライド型可変抵抗器
を用いたものが本実施例である。本実施例では図8及び
図9に示すようにスライド型可変抵抗器10’をプリン
ト基板12上に実装固定し、その操作体10a’をカバ
ー3Bの片側に上下方向に形成した挿通孔21’にカバ
ー3Bの裏側から上下移動自在に外部へ突出させ、その
突出先端に操作摘子40’を被着し、この操作摘子4
0’の移動位置で温度設定位置が直感的に分かるように
なっている。
で、特に説明は行わず、同じ構成、同じ役割を持つ部材
には実施例1の図面と同じ番号、記号を付す。
器具と同様にスイッチボックスを用いて埋め込み配設す
ることができ、そのため室内の美観を損なうことも少な
くなり、更に先行配線もでき、しかも温度設定は可変抵
抗器を用いているため微妙な温度調整が行えるという効
果がある。
抗器として回転型可変抵抗器を用い、この回転型可変抵
抗器はスイッチ本体の内部に収納され、そのスイッチ本
体の前面に開口した開口窓よりその操作軸をスイッチ本
体外部に突出させ、操作摘子の裏側に開口した挿入穴に
操作軸を挿入して操作軸外周に操作摘子を被着するとと
もに、挿入穴の奥端と操作軸の先端との間に介在させた
コイルスプリングの付勢力を受けた操作摘子の外方向へ
移動により操作摘子の裏側周縁に設けた突出縁を上記開
口窓の開口周縁の裏面に当接したので操作摘子をがたつ
きなく保持して操作摘子を摺動回転させることができ、
温度調整時の微妙な操作も容易に行えるという効果があ
る。
としてスライド型可変抵抗器を用いたので、温度調整を
直線操作によって行え、また操作摘子の位置で設定温度
を直感的に知ることもできるという効果がある。請求項
4の発明は、センサ収納部が上、下に空気流通用孔を開
口したものであるため、対流する空気流を内部の温度セ
ンサに触れさせることができて、確実な温度検出が行え
るという効果がある。
断面図である。
ある。
である。(b)は同上の取付枠に取付けた状態の側面図
である。(c)は同上の取付枠に取付けた状態の背面図
である。
た状態の上面図である。
(b)は同上の操作摘子の拡大側断面図である。(c)
は同上の操作摘子の一部破断せる拡大上面図である。
(d)は同上の操作摘子の正面図である。(e)は同上
の要部説明図である。
断面図である。
である。(b)は同上の取付枠に取付けた状態の側面図
である。
ので、請求項1の目的とするところは埋め込み配線器具
と同様にスイッチボックスを利用して埋め込み設置する
ことができ、しかも温度設定が容易に行えるファンコイ
ルユニット用温度センサスイッチを提供するにある。請
求項2の発明の目的とするところは、回転型可変抵抗器
の操作軸に被着する操作摘子のがたつきを防ぐととも
に、適正な操作荷重を実現し、温度センサの温度設定の
際の操作を容易にしたファンコイルユニット用温度セン
サスイッチを提供するにある。
可変抵抗器として回転型可変抵抗器を用い、この回転型
可変抵抗器はスイッチ本体の内部に収納され、そのスイ
ッチ本体の前面に開口した開口窓よりその操作軸をスイ
ッチ本体外部に突出させ、操作摘子の裏側に開口した挿
入穴に操作軸を挿入して操作軸外周に操作摘子を被着す
るとともに、挿入穴の奥端と操作軸の先端との間に介在
させたコイルスプリングの付勢力を受けた操作摘子の外
方向へ移動により操作摘子の裏側周縁に設けた突出縁を
上記開口窓の開口周縁の裏面に当接したので操作摘子を
がたつきなく保持し且つ適正な荷重にて操作摘子を摺動
回転させることができ、温度調整時の微妙な操作も容易
に行える。
ト基板12側の回路に供給される。ここでプリント基板
12側の回路では温度センサ9と抵抗R2 とで直流電圧
を分圧し、その分圧電圧をコンパレータからなる比較部
11の反転入力端子に印加する。また抵抗R3 と可変抵
抗10と、初期調整用可変抵抗R4 と、抵抗R5 との直
列回路で上記直流電圧を分圧して可変抵抗器10の摺動
子端から出力される分圧電圧を比較部11の非反転入力
端に印加する。比較部11はこの非反転入力端に印加さ
れた電圧と、反転入力端に印加された基準電圧とを比較
する。
Claims (4)
- 【請求項1】温度センサと、冷暖房切換スイッチと、動
作温度を設定する温度設定用可変抵抗器と、冷暖房切換
スイッチが冷房に設定されている時には温度センサの検
出温度が動作温度以上の時に、暖房に設定されている時
には温度センサの検出温度が動作温度以下の時にファン
コイルユニットに対する運転信号を出力する制御部とを
備え、スイッチ本体の寸法をスイッチボックス取付け用
の取付枠の開口窓に嵌め込み可能な寸法に形成するとと
もに、スイッチ本体の両側側部に取付枠の係止部に係止
する被係止部を備え、スイッチ本体前面には冷暖房切換
スイッチの操作摘子と、温度設定用可変抵抗器の操作摘
子と、内部に温度センサを配置したセンサ収納部とを露
設したことを特徴とするファンコイルユニット用温度セ
ンサスイッチ。 - 【請求項2】上記温度設定用可変抵抗器として回転型可
変抵抗器を用い、この回転型可変抵抗器はスイッチ本体
の内部に収納され、そのスイッチ本体の前面に開口した
挿通孔よりその操作軸をスイッチ本体外部に突出させ、
操作摘子の裏側に開口した挿入穴に操作軸を挿入して操
作軸外周に操作摘子を被着するとともに、挿入穴の奥端
と操作軸の先端との間に介在させたコイルスプリングの
付勢力を受けた操作摘子の外方向へ移動により操作摘子
の裏側周縁に設けた突出縁を上記挿通孔の開口周縁の裏
面に当接して成ることを特徴とする請求項1記載のファ
ンコイルユニット用温度センサスイッチ。 - 【請求項3】上記温度操作用可変抵抗器としてスライド
型可変抵抗器を用いたことを特徴とする請求項1記載の
ファンコイルユニット用温度センサスイッチ。 - 【請求項4】上記センサ収納部は上、下に空気流通用孔
を開口して成ることを特徴とする請求項1記載のファン
コイルユニット用温度センサスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14518194A JP3460309B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | ファンコイルユニット用温度センサスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14518194A JP3460309B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | ファンコイルユニット用温度センサスイッチ |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0814636A true JPH0814636A (ja) | 1996-01-19 |
JP3460309B2 JP3460309B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=15379306
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP14518194A Expired - Lifetime JP3460309B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | ファンコイルユニット用温度センサスイッチ |
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JP (1) | JP3460309B2 (ja) |
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1994
- 1994-06-27 JP JP14518194A patent/JP3460309B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3460309B2 (ja) | 2003-10-27 |
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