JPH08146281A - カメラの自動焦点駆動機構 - Google Patents
カメラの自動焦点駆動機構Info
- Publication number
- JPH08146281A JPH08146281A JP28994694A JP28994694A JPH08146281A JP H08146281 A JPH08146281 A JP H08146281A JP 28994694 A JP28994694 A JP 28994694A JP 28994694 A JP28994694 A JP 28994694A JP H08146281 A JPH08146281 A JP H08146281A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- gear
- camera
- output shaft
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Focusing (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高出力かつ静音化された高精度なオートフォー
カス駆動機構を備えたカメラの自動焦点駆動機構を提供
することを目的とする。 【構成】弾性部材4,5を介して出力軸1bの長手方向
に弾性支持された駆動モータ1と、上記出力軸1bの先
端に配設されたピニオンギヤー6と、このピニオンギヤ
ー6と噛合する歯車列を備え、上記駆動モータ1の出力
軸1bの長手方向とは異なる方向に出力方向を変換した
過負荷防止機構7とを具備することを特徴とする。
カス駆動機構を備えたカメラの自動焦点駆動機構を提供
することを目的とする。 【構成】弾性部材4,5を介して出力軸1bの長手方向
に弾性支持された駆動モータ1と、上記出力軸1bの先
端に配設されたピニオンギヤー6と、このピニオンギヤ
ー6と噛合する歯車列を備え、上記駆動モータ1の出力
軸1bの長手方向とは異なる方向に出力方向を変換した
過負荷防止機構7とを具備することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの自動焦点駆動
機構、詳しくは、モータの駆動力を撮影レンズに伝達す
るカメラの自動焦点駆動機構に関する。
機構、詳しくは、モータの駆動力を撮影レンズに伝達す
るカメラの自動焦点駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラのオートフォーカス機構は
種々の技術手段が提案されているが、近年、その動作時
における静音化・防振化が所望されるところにある。こ
の静音・防振対策として、該オートフォーカス駆動ユニ
ット全体を弾性体で支持することにより該駆動ユニット
の振動吸収およびカメラ本体への振動の遮断を行う技術
手段が知られている(第1の技術手段)。
種々の技術手段が提案されているが、近年、その動作時
における静音化・防振化が所望されるところにある。こ
の静音・防振対策として、該オートフォーカス駆動ユニ
ット全体を弾性体で支持することにより該駆動ユニット
の振動吸収およびカメラ本体への振動の遮断を行う技術
手段が知られている(第1の技術手段)。
【0003】一方、オートフォーカス機構の駆動用モー
タのレイアウトに関しては、図4に示すように、従来、
多くのカメラが光軸に対して水平にかつミラーボックス
の下方に配置しており、該モータの大きさもユニットの
構成も同じであった(第2の技術手段)。
タのレイアウトに関しては、図4に示すように、従来、
多くのカメラが光軸に対して水平にかつミラーボックス
の下方に配置しており、該モータの大きさもユニットの
構成も同じであった(第2の技術手段)。
【0004】さらに、特開平4−346327号公報に
は、フィルム給送部の静音化技術に関する記述が示され
ている(第3の技術手段)。この技術手段は、フィルム
給送用モータの取付け部材を弾性支持し、該モータの回
動に起因する振動,騒音を減衰するようにしてものであ
り、上記第1の技術手段のようにオートフォーカス機構
ユニット全体を弾性支持する場合よりも静音化に関して
はより効果的である。またこの構成はオートフォーカス
駆動機構にも転用可能である。
は、フィルム給送部の静音化技術に関する記述が示され
ている(第3の技術手段)。この技術手段は、フィルム
給送用モータの取付け部材を弾性支持し、該モータの回
動に起因する振動,騒音を減衰するようにしてものであ
り、上記第1の技術手段のようにオートフォーカス機構
ユニット全体を弾性支持する場合よりも静音化に関して
はより効果的である。またこの構成はオートフォーカス
駆動機構にも転用可能である。
【0005】また、特開平4−352136号公報に
は、モータの側面を弾性支持する技術手段が開示されて
いる(第4の技術手段)。この技術手段は、モータの軸
方向に対しては支持されないため、該モータの軸方向の
位置は変動することになるが、同モータの出力機構上に
設けられたウォームギヤーとハスバギヤーとである程度
の変動はキャンセルされる構成となっている。この技術
手段も同様にオートフォーカス駆動機構に転用可能であ
る。
は、モータの側面を弾性支持する技術手段が開示されて
いる(第4の技術手段)。この技術手段は、モータの軸
方向に対しては支持されないため、該モータの軸方向の
位置は変動することになるが、同モータの出力機構上に
設けられたウォームギヤーとハスバギヤーとである程度
の変動はキャンセルされる構成となっている。この技術
手段も同様にオートフォーカス駆動機構に転用可能であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の技術手段の場合、オートフォーカス駆動ユニット全
体を弾性支持していたが、駆動ユニット自体はモータの
振動に共振してしまうためあまり効果的でなかった。
1の技術手段の場合、オートフォーカス駆動ユニット全
体を弾性支持していたが、駆動ユニット自体はモータの
振動に共振してしまうためあまり効果的でなかった。
【0007】また、上記第2の技術手段のように、駆動
モータは、カメラの光軸に対し水平でミラーボックスの
下方に配置されているのがほとんどであり(図4参
照)、カメラのフランジバックが設計上ある程度限定さ
れていた。すなわち、ミラー機構により最小長さが決ま
るが、レンズ設計上フランジバックは小さくしたいた
め、モータの長さも必然的に決まってしまい、オートフ
ォーカス駆動の能力を該レイアウトで向上させるのは困
難であった。
モータは、カメラの光軸に対し水平でミラーボックスの
下方に配置されているのがほとんどであり(図4参
照)、カメラのフランジバックが設計上ある程度限定さ
れていた。すなわち、ミラー機構により最小長さが決ま
るが、レンズ設計上フランジバックは小さくしたいた
め、モータの長さも必然的に決まってしまい、オートフ
ォーカス駆動の能力を該レイアウトで向上させるのは困
難であった。
【0008】この問題点に関しては、モータ自体を弾性
支持し、図5,図6に示すようにモータを縦置きにすれ
ば解決されるが、弾性支持によりモータ固定時の自由度
が増し、またギヤーの噛み合い及びバックラッシュ量が
変化してオートフォーカス駆動制御の精度が悪化すると
いう新たな問題が発生する。
支持し、図5,図6に示すようにモータを縦置きにすれ
ば解決されるが、弾性支持によりモータ固定時の自由度
が増し、またギヤーの噛み合い及びバックラッシュ量が
変化してオートフォーカス駆動制御の精度が悪化すると
いう新たな問題が発生する。
【0009】さらに、上述したようにモータを縦置きに
する場合、部品を製作する上で強度上から初段にウォー
ムギヤーを用いて出力の方向を変えるのが効果的である
が、モータを弾性支持した場合、駆動時にスラスト方向
に力が働き、モータの軸方向の変動により、モータの回
動が正確に伝わらずオートフォーカス駆動制御の精度が
悪化してしまう問題がある。
する場合、部品を製作する上で強度上から初段にウォー
ムギヤーを用いて出力の方向を変えるのが効果的である
が、モータを弾性支持した場合、駆動時にスラスト方向
に力が働き、モータの軸方向の変動により、モータの回
動が正確に伝わらずオートフォーカス駆動制御の精度が
悪化してしまう問題がある。
【0010】また、上記特開平4−346327号公報
に開示された技術手段は、ユニット全体を弾性支持する
技術手段よりは効果があるが、モータを取り付けている
部材がモータの振動に共振するため十分な効果があると
はいえない。
に開示された技術手段は、ユニット全体を弾性支持する
技術手段よりは効果があるが、モータを取り付けている
部材がモータの振動に共振するため十分な効果があると
はいえない。
【0011】さらに、モータのピニオンギヤーに噛合し
ている二段ギヤーを二体にして連結することにより、弾
性支持による連結ギヤーの軸間のずれを吸収している
が、この二体のギヤーが駆動源から被駆動部までのバッ
クラッシュの変動要因となっており、制御精度を悪化さ
せている。
ている二段ギヤーを二体にして連結することにより、弾
性支持による連結ギヤーの軸間のずれを吸収している
が、この二体のギヤーが駆動源から被駆動部までのバッ
クラッシュの変動要因となっており、制御精度を悪化さ
せている。
【0012】一方、上記特開平4−352136号公報
に開示された技術手段は、モータの側面を弾性支持して
いるだけであるから、モータの出力にウォームギヤーを
用いると軸方向に変動する虞がある。この変動を抑える
ためには硬度の高い弾性部材を使う必要があり、振動を
吸収しやすい比較的硬度の低い弾性部材は使用できず、
該技術手段では十分な静音化を実現することができな
い。
に開示された技術手段は、モータの側面を弾性支持して
いるだけであるから、モータの出力にウォームギヤーを
用いると軸方向に変動する虞がある。この変動を抑える
ためには硬度の高い弾性部材を使う必要があり、振動を
吸収しやすい比較的硬度の低い弾性部材は使用できず、
該技術手段では十分な静音化を実現することができな
い。
【0013】さらにモータを正確に取り付ける位置決め
部材がなく弾性体で支持されているため、モータが正逆
回転を繰り返す度に弾性部材の接触面に平行な力がかか
り、長期間使用するとウォームギヤーとハスバギヤーの
位置が変わり上記バックラッシュ量が変化する虞があ
る。
部材がなく弾性体で支持されているため、モータが正逆
回転を繰り返す度に弾性部材の接触面に平行な力がかか
り、長期間使用するとウォームギヤーとハスバギヤーの
位置が変わり上記バックラッシュ量が変化する虞があ
る。
【0014】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、高出力かつ静音化された高精度なオートフォ
ーカス駆動機構を備えたカメラの自動焦点駆動機構を提
供することを目的とする。
のであり、高出力かつ静音化された高精度なオートフォ
ーカス駆動機構を備えたカメラの自動焦点駆動機構を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するために本発明による第1の、カメラの自動焦点
駆動機構は、モータの駆動力を撮影レンズに伝達するカ
メラの自動焦点駆動機構において、弾性部材を介して出
力軸の長手方向に弾性支持されたモータと、上記出力軸
に設けた平歯車と、この平歯車と噛合する歯車列を備
え、上記モータの出力軸の長手方向とは異なる方向に出
力方向を変換した歯車機構とを具備する。
達成するために本発明による第1の、カメラの自動焦点
駆動機構は、モータの駆動力を撮影レンズに伝達するカ
メラの自動焦点駆動機構において、弾性部材を介して出
力軸の長手方向に弾性支持されたモータと、上記出力軸
に設けた平歯車と、この平歯車と噛合する歯車列を備
え、上記モータの出力軸の長手方向とは異なる方向に出
力方向を変換した歯車機構とを具備する。
【0016】上記の目的を達成するために本発明による
第2の、カメラの自動焦点駆動機構は、カメラ本体に設
けたモータの駆動力を撮影レンズに伝達するカメラの自
動焦点駆動機構において、弾性部材を介して出力軸の長
手方向に弾性支持されたモータと、上記出力軸に設けた
平歯車と、この平歯車と噛合する歯車列を備え、上記モ
ータの出力軸の長手方向とは異なる方向に出力方向を変
換した歯車機構と、上記歯車列の途中に設けられ、自動
焦点駆動制御を行うための回動検出手段とを具備する。
第2の、カメラの自動焦点駆動機構は、カメラ本体に設
けたモータの駆動力を撮影レンズに伝達するカメラの自
動焦点駆動機構において、弾性部材を介して出力軸の長
手方向に弾性支持されたモータと、上記出力軸に設けた
平歯車と、この平歯車と噛合する歯車列を備え、上記モ
ータの出力軸の長手方向とは異なる方向に出力方向を変
換した歯車機構と、上記歯車列の途中に設けられ、自動
焦点駆動制御を行うための回動検出手段とを具備する。
【0017】上記の目的を達成するために本発明による
第3の、カメラの自動焦点駆動機構は、カメラ本体に設
けたモータの駆動力を撮影レンズに伝達するカメラの自
動焦点駆動機構において、弾性部材を介して出力軸の長
手方向に弾性支持されたモータと、上記出力軸に設けた
平歯車と、この平歯車と噛合する歯車列の途中に設けら
れ、自動焦点駆動制御をするための回動検出手段と、上
記歯車列からの出力を上記撮影レンズに伝達する出力機
構と、上記平歯車と噛合する歯車列に設けられ、上記モ
ータの出力軸の長手方向とは異なる方向に上記出力機構
の方向を変換する変換手段とを具備する。
第3の、カメラの自動焦点駆動機構は、カメラ本体に設
けたモータの駆動力を撮影レンズに伝達するカメラの自
動焦点駆動機構において、弾性部材を介して出力軸の長
手方向に弾性支持されたモータと、上記出力軸に設けた
平歯車と、この平歯車と噛合する歯車列の途中に設けら
れ、自動焦点駆動制御をするための回動検出手段と、上
記歯車列からの出力を上記撮影レンズに伝達する出力機
構と、上記平歯車と噛合する歯車列に設けられ、上記モ
ータの出力軸の長手方向とは異なる方向に上記出力機構
の方向を変換する変換手段とを具備する。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0019】図1は、本発明の一実施例であるカメラの
自動焦点駆動機構の主要部を示した要部断面図である。
自動焦点駆動機構の主要部を示した要部断面図である。
【0020】図に示すように、オートフォーカス用の駆
動モータ1は、カメラ本体2の所定箇所に配設されてお
り、その一端側からは出力軸1bが、また、他端側から
はリード線が延出している。該駆動モータ1の一端側の
側縁部とカメラ本体2の内壁面との間には弾性部材4
が、さらに他端部の側縁部と該カメラ本体2の蓋3との
間には弾性部材5がそれぞれ介挿されており、同駆動モ
ータ1は、これらの弾性部材4,5により弾性的に保持
されている。
動モータ1は、カメラ本体2の所定箇所に配設されてお
り、その一端側からは出力軸1bが、また、他端側から
はリード線が延出している。該駆動モータ1の一端側の
側縁部とカメラ本体2の内壁面との間には弾性部材4
が、さらに他端部の側縁部と該カメラ本体2の蓋3との
間には弾性部材5がそれぞれ介挿されており、同駆動モ
ータ1は、これらの弾性部材4,5により弾性的に保持
されている。
【0021】上記駆動モータ1の出力軸1bは、その基
端部においてモータの軸受1aにより回動自在に保持さ
れており、さらに、該軸受1aは、カメラ本体2の対向
する位置に形成された係合部2bにより支持されてい
る。該係合部2bは、上記軸受1aの周面のみに当接し
ており、駆動モータ1の本体には接触していない。ま
た、該係合部2bにより駆動モータ1は位置決めされて
いる。さらに、上記駆動モータ1が配設されているカメ
ラ本体2に形成された凹部2cの内壁面は、通常は駆動
モータ1とは接触していない。
端部においてモータの軸受1aにより回動自在に保持さ
れており、さらに、該軸受1aは、カメラ本体2の対向
する位置に形成された係合部2bにより支持されてい
る。該係合部2bは、上記軸受1aの周面のみに当接し
ており、駆動モータ1の本体には接触していない。ま
た、該係合部2bにより駆動モータ1は位置決めされて
いる。さらに、上記駆動モータ1が配設されているカメ
ラ本体2に形成された凹部2cの内壁面は、通常は駆動
モータ1とは接触していない。
【0022】また、上記カメラ本体2における上記係合
部2bの外方部には、上記出力軸1bの周わりに3つの
突部2aが駆動モータ1の一端面に向けて延出してい
る。この突部2aは大小2つの径を有する2段ボスとな
っており、その小径部が駆動モータ1の一端面に係合
し、これにより該駆動モータ1を支持している。なお、
図中、該突部2aは1つのみを示しており、さらに、モ
ータの回転止めとしては該小径部を有する突部は1つで
良いため、3つの突部2aの内、2つは小径部を有する
必要はない。また突部2aの、駆動モータ1本体に接す
る面積は該駆動モータ1の振動伝達を極力防止するため
に最小限となるように設計されている。
部2bの外方部には、上記出力軸1bの周わりに3つの
突部2aが駆動モータ1の一端面に向けて延出してい
る。この突部2aは大小2つの径を有する2段ボスとな
っており、その小径部が駆動モータ1の一端面に係合
し、これにより該駆動モータ1を支持している。なお、
図中、該突部2aは1つのみを示しており、さらに、モ
ータの回転止めとしては該小径部を有する突部は1つで
良いため、3つの突部2aの内、2つは小径部を有する
必要はない。また突部2aの、駆動モータ1本体に接す
る面積は該駆動モータ1の振動伝達を極力防止するため
に最小限となるように設計されている。
【0023】また、上記弾性部材4,5の硬度とつぶし
量は、上記突部2aの駆動モータ1本体に接する部分に
当たる圧力を最小限に抑え該駆動モータ1の振動伝達が
最小になるよう調整されている。
量は、上記突部2aの駆動モータ1本体に接する部分に
当たる圧力を最小限に抑え該駆動モータ1の振動伝達が
最小になるよう調整されている。
【0024】次に、該第1実施例のカメラの自動焦点駆
動機構における過負荷防止機構について同図1を参照し
て説明する。
動機構における過負荷防止機構について同図1を参照し
て説明する。
【0025】上記駆動モータ1の出力軸1bにはピニオ
ンギヤー6が固着されている。また、該ピニオンギヤー
6には、過負荷防止機構7を構成するギヤー7aが噛合
している。そして、この過負荷防止機構7により上記駆
動モータ1の回動力は出力方向を直角に変換し、後述す
る、オートフォーカス駆動制御のための回転検出部と撮
影レンズに駆動力を伝達するための駆動部とに伝達され
るようになっている。
ンギヤー6が固着されている。また、該ピニオンギヤー
6には、過負荷防止機構7を構成するギヤー7aが噛合
している。そして、この過負荷防止機構7により上記駆
動モータ1の回動力は出力方向を直角に変換し、後述す
る、オートフォーカス駆動制御のための回転検出部と撮
影レンズに駆動力を伝達するための駆動部とに伝達され
るようになっている。
【0026】上記過負荷防止機構7は、上述したように
ピニオンギヤー6と噛合するギヤー7aと、後述するウ
ォームホイール8に噛合するウォームギヤー7dとを備
えている。該ウォームギヤー7dの一端部(図中、上端
部)からは、該ウォームギヤー7dより細径の中空円筒
形状をなす支持軸7gが、図中、上方に向けて延設され
ている。また、上記ウォームギヤー7dから支持軸7g
にかけては中空の軸受け部が形成されており、該軸受け
部には、図示しないカメラ本体2に固定されている軸7
fが挿通されている。これにより、上記ウォームギヤー
7dは該軸7f周りに回動自在となっている。
ピニオンギヤー6と噛合するギヤー7aと、後述するウ
ォームホイール8に噛合するウォームギヤー7dとを備
えている。該ウォームギヤー7dの一端部(図中、上端
部)からは、該ウォームギヤー7dより細径の中空円筒
形状をなす支持軸7gが、図中、上方に向けて延設され
ている。また、上記ウォームギヤー7dから支持軸7g
にかけては中空の軸受け部が形成されており、該軸受け
部には、図示しないカメラ本体2に固定されている軸7
fが挿通されている。これにより、上記ウォームギヤー
7dは該軸7f周りに回動自在となっている。
【0027】上記支持軸7gの上部には、2枚のワッシ
ャ7bで挟設されたギヤー7aが該支持軸7gに対して
摺動可能に配設されている。さらに、該支持軸7gの上
端部には周溝が刻設されており、上記ギヤー7aは該溝
に嵌合されたEリング7eにより上方への移動が規制さ
れている。
ャ7bで挟設されたギヤー7aが該支持軸7gに対して
摺動可能に配設されている。さらに、該支持軸7gの上
端部には周溝が刻設されており、上記ギヤー7aは該溝
に嵌合されたEリング7eにより上方への移動が規制さ
れている。
【0028】また、上記ギヤー7aと上記ウォームギヤ
ー7dの一端面との間にはコイルバネ7cが配設されて
おり、ギヤー7aは該コイルバネ7cにより図中、上方
に向けて付勢されている。なお、該ギヤー7aにかかる
付勢力は、コイルバネ7cの力量と上記ワッシャ7bの
摩擦係数とによりスリップトルクが調整されるようにな
っている。
ー7dの一端面との間にはコイルバネ7cが配設されて
おり、ギヤー7aは該コイルバネ7cにより図中、上方
に向けて付勢されている。なお、該ギヤー7aにかかる
付勢力は、コイルバネ7cの力量と上記ワッシャ7bの
摩擦係数とによりスリップトルクが調整されるようにな
っている。
【0029】このスリップトルクは、駆動モータ1の起
動トルクでは作動しないように調整されており、例えば
何らかの原因で駆動部がロックした場合、そのとき発生
するモータの慣性による過負荷時に作動するようになっ
ている。これにより駆動部のギヤーが守られるようにな
っている。
動トルクでは作動しないように調整されており、例えば
何らかの原因で駆動部がロックした場合、そのとき発生
するモータの慣性による過負荷時に作動するようになっ
ている。これにより駆動部のギヤーが守られるようにな
っている。
【0030】図2は、上記図1におけるB−B断面を示
した、本実施例における回転検出部の断面図である。
した、本実施例における回転検出部の断面図である。
【0031】この回転検出部は、上記過負荷防止機構7
におけるウォームギヤー7dと噛合する、2段ギヤーか
らなるウォームホイール8と、該ウォームホイール8と
ギヤー9を介して噛合する、フォトインタラプタ制御の
ための複数の孔を有する円盤を一体に形成した回転検出
ギヤー10と、該回転検出ギヤー10の近傍に配設さ
れ、同回転検出ギヤー10の回転数を検出するフォトイ
ンタラプタ11とで構成されている。
におけるウォームギヤー7dと噛合する、2段ギヤーか
らなるウォームホイール8と、該ウォームホイール8と
ギヤー9を介して噛合する、フォトインタラプタ制御の
ための複数の孔を有する円盤を一体に形成した回転検出
ギヤー10と、該回転検出ギヤー10の近傍に配設さ
れ、同回転検出ギヤー10の回転数を検出するフォトイ
ンタラプタ11とで構成されている。
【0032】図3は、上記図1におけるA−A断面を示
した、本実施例における撮影レンズ駆動部の断面図であ
る。
した、本実施例における撮影レンズ駆動部の断面図であ
る。
【0033】この撮影レンズ駆動部は、上記ウォームホ
イール8と、該ウォームホイール8と2段ギヤー12を
介して噛合するギヤー13と、このギヤー13の中心部
から図中、左方に向けて延出し、該ギヤー13と一体的
に回動する駆動カプラ13aとで構成されている。さら
に、該駆動カプラ13aの先端部に対向する位置には従
動カプラ14が配設されており、これにより、上記駆動
モータ1の駆動力は該撮影レンズ駆動部を介して該従動
カプラ14に伝達されるようになっている。
イール8と、該ウォームホイール8と2段ギヤー12を
介して噛合するギヤー13と、このギヤー13の中心部
から図中、左方に向けて延出し、該ギヤー13と一体的
に回動する駆動カプラ13aとで構成されている。さら
に、該駆動カプラ13aの先端部に対向する位置には従
動カプラ14が配設されており、これにより、上記駆動
モータ1の駆動力は該撮影レンズ駆動部を介して該従動
カプラ14に伝達されるようになっている。
【0034】次に、本実施例のカメラの自動焦点駆動機
構の振動伝達作用について説明する。
構の振動伝達作用について説明する。
【0035】一般にモータはその回動により固有の振動
を生じ、いくつかの経路を経て該モータを支持する収納
本体へと伝達される。本実施例は、この振動伝達経路に
工夫を施して振動防止・静音効果を図ったものである。
すなわち、上述したように上記駆動モータ1は、弾性部
材4,5を介してカメラ本体2あるいは蓋3に支持され
ており、その表面積の大部分を占める部位はカメラ本体
2の内壁面との間に介在する空気を介して該カメラ本体
2と接している。上記弾性部材4,5および空気を介し
ての振動伝達は極めて小さいものであり、また、弾性部
材4,5には、駆動モータ1の振動を抑制する役目も果
たしている。
を生じ、いくつかの経路を経て該モータを支持する収納
本体へと伝達される。本実施例は、この振動伝達経路に
工夫を施して振動防止・静音効果を図ったものである。
すなわち、上述したように上記駆動モータ1は、弾性部
材4,5を介してカメラ本体2あるいは蓋3に支持され
ており、その表面積の大部分を占める部位はカメラ本体
2の内壁面との間に介在する空気を介して該カメラ本体
2と接している。上記弾性部材4,5および空気を介し
ての振動伝達は極めて小さいものであり、また、弾性部
材4,5には、駆動モータ1の振動を抑制する役目も果
たしている。
【0036】また、カメラ本体2と直接当接しているの
は、微少な上記突部2aおよび上記軸受部1aに当接し
ている上記係合部2bのみであり、直接的な振動伝達経
路としては極めて微少なものとなっている。
は、微少な上記突部2aおよび上記軸受部1aに当接し
ている上記係合部2bのみであり、直接的な振動伝達経
路としては極めて微少なものとなっている。
【0037】このように、本実施例のカメラの自動焦点
駆動機構によると、駆動モータ1からカメラ本体2への
振動伝達は極力抑えられており、かなりの静音効果が得
られる。
駆動機構によると、駆動モータ1からカメラ本体2への
振動伝達は極力抑えられており、かなりの静音効果が得
られる。
【0038】さらに、上記過負荷防止機構7におけるウ
ォームギヤー7dによりスラスト方向の力が伝わるが、
駆動モータ1と係合するギヤー7aが平ギヤーのため、
該駆動モータ1の出力ピニオンギヤー6と該過負荷防止
機構7の軸間及びバックラッシュには影響を与えない。
もちろん弾性支持した駆動モータ1にも該ピニオンギヤ
ー6を通して影響を与えることもない。したがって、駆
動モータ1を弾性支持してもオートフォーカス駆動精度
には影響を与えないようになっている。
ォームギヤー7dによりスラスト方向の力が伝わるが、
駆動モータ1と係合するギヤー7aが平ギヤーのため、
該駆動モータ1の出力ピニオンギヤー6と該過負荷防止
機構7の軸間及びバックラッシュには影響を与えない。
もちろん弾性支持した駆動モータ1にも該ピニオンギヤ
ー6を通して影響を与えることもない。したがって、駆
動モータ1を弾性支持してもオートフォーカス駆動精度
には影響を与えないようになっている。
【0039】また、駆動モータ1の駆動力は上記過負荷
防止機構7のウォームギヤー7dにより出力の方向を変
えられ上記カプラ13aを駆動し、該カプラ13aに連
結する撮影レンズの従動カプラ14を駆動する。このカ
プラ13aの回動は、ウォームホイール8から分岐した
上記回転検出部により制御される。すなわち、上記回転
検出ギヤー10の回転数をフォトインタラプタ11で検
出し、該フォトインタラプタ11の出力に基づいて図示
しない制御回路で制御するようになっている。
防止機構7のウォームギヤー7dにより出力の方向を変
えられ上記カプラ13aを駆動し、該カプラ13aに連
結する撮影レンズの従動カプラ14を駆動する。このカ
プラ13aの回動は、ウォームホイール8から分岐した
上記回転検出部により制御される。すなわち、上記回転
検出ギヤー10の回転数をフォトインタラプタ11で検
出し、該フォトインタラプタ11の出力に基づいて図示
しない制御回路で制御するようになっている。
【0040】このように、上記実施例によると、上述し
た振動防止機構および上記過負荷防止機構7、すなわち
初段に平ギヤーを用い、その後にウォームギヤー等で出
力の方向を変える機構を用いることにより、従来より長
いモータ(高出力)を使用でき、静音化と高精度なオー
トフォーカス駆動の両立を図ることができる。
た振動防止機構および上記過負荷防止機構7、すなわち
初段に平ギヤーを用い、その後にウォームギヤー等で出
力の方向を変える機構を用いることにより、従来より長
いモータ(高出力)を使用でき、静音化と高精度なオー
トフォーカス駆動の両立を図ることができる。
【0041】[付記]以上詳述した如き本発明の実施態様
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1) モータの駆動力を伝達するカメラの駆動機構に
おいて、弾性部材を介して回動軸方向に弾性支持された
モータと、このモータの回動軸に設けられた平歯車と、
上記モータの回動軸に設けられた平歯車と連結された歯
車列により、上記モータの回動軸方向とは異なる方向に
回動軸を変換された出力軸と、を具備するカメラの駆動
機構。
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1) モータの駆動力を伝達するカメラの駆動機構に
おいて、弾性部材を介して回動軸方向に弾性支持された
モータと、このモータの回動軸に設けられた平歯車と、
上記モータの回動軸に設けられた平歯車と連結された歯
車列により、上記モータの回動軸方向とは異なる方向に
回動軸を変換された出力軸と、を具備するカメラの駆動
機構。
【0042】(2) カメラ本体に設けられた駆動力を
撮影レンズに伝達するカメラの自動焦点駆動機構におい
て、弾性部材を介して回動軸方向に弾性支持されたモー
タと、このモータに連結された駆動歯車列の途中に設け
られ、自動焦点駆動制御をするための回転検出手段と、
上記モータ及び上記駆動歯車列への駆動時における過負
荷を防止する過負荷防止手段と、モータの回動軸に設け
られた平歯車と、上記モータ回動軸の平歯車に連結され
た上記歯車列により、上記モータ回動軸方向とは異なる
方向に回動軸方向を変換された出力軸と、を具備するこ
とを特徴とするカメラの自動焦点駆動機構。
撮影レンズに伝達するカメラの自動焦点駆動機構におい
て、弾性部材を介して回動軸方向に弾性支持されたモー
タと、このモータに連結された駆動歯車列の途中に設け
られ、自動焦点駆動制御をするための回転検出手段と、
上記モータ及び上記駆動歯車列への駆動時における過負
荷を防止する過負荷防止手段と、モータの回動軸に設け
られた平歯車と、上記モータ回動軸の平歯車に連結され
た上記歯車列により、上記モータ回動軸方向とは異なる
方向に回動軸方向を変換された出力軸と、を具備するこ
とを特徴とするカメラの自動焦点駆動機構。
【0043】(3) カメラ本体側に設けられたモータ
の駆動力を装着された撮影レンズ側に伝達するカメラの
自動焦点駆動機構において、弾性部材を介して回動軸方
向に弾性支持されるモータと、このモータの回動軸に設
けられた平歯車と、上記モータに連結された駆動歯車列
の途中に設けられ、自動焦点駆動制御をするための回転
検出手段と、上記歯車列からの出力を上記撮影レンズに
伝達する出力軸と、上記モータ回動軸の平歯車に連結さ
れた上記駆動歯車列に設けられ、上記モータ回動軸方向
とは異なる方向に上記出力軸の方向を変換させる変換手
段と、を具備することを特徴とするカメラの自動焦点駆
動機構。
の駆動力を装着された撮影レンズ側に伝達するカメラの
自動焦点駆動機構において、弾性部材を介して回動軸方
向に弾性支持されるモータと、このモータの回動軸に設
けられた平歯車と、上記モータに連結された駆動歯車列
の途中に設けられ、自動焦点駆動制御をするための回転
検出手段と、上記歯車列からの出力を上記撮影レンズに
伝達する出力軸と、上記モータ回動軸の平歯車に連結さ
れた上記駆動歯車列に設けられ、上記モータ回動軸方向
とは異なる方向に上記出力軸の方向を変換させる変換手
段と、を具備することを特徴とするカメラの自動焦点駆
動機構。
【0044】(4) 上記(1),(2)又は(3)に
記載した機構において、出力軸は上記モータの回動軸と
直交していることを特徴とするカメラの自動焦点駆動機
構。
記載した機構において、出力軸は上記モータの回動軸と
直交していることを特徴とするカメラの自動焦点駆動機
構。
【0045】(5) カメラ本体に設けられたモータの
駆動力を撮影レンズに伝達するカメラの自動焦点駆動機
構において、弾性部材を介して回動軸方向に弾性支持さ
れるモータと、このモータの回動軸に設けられた平歯車
と、上記モータに連結された駆動歯車列の途中に設けら
れ、自動焦点駆動制御をするための回転検出手段と、上
記歯車列からの出力を上記撮影レンズに伝達する出力軸
と、上記モータの回動軸の平歯車と連結された上記駆動
歯車列に設けられ、上記モータの回動軸方向とは異なる
方向に上記出力軸の方向を変換させる変換手段と、を具
備することを特徴とするカメラの自動焦点駆動機構。
駆動力を撮影レンズに伝達するカメラの自動焦点駆動機
構において、弾性部材を介して回動軸方向に弾性支持さ
れるモータと、このモータの回動軸に設けられた平歯車
と、上記モータに連結された駆動歯車列の途中に設けら
れ、自動焦点駆動制御をするための回転検出手段と、上
記歯車列からの出力を上記撮影レンズに伝達する出力軸
と、上記モータの回動軸の平歯車と連結された上記駆動
歯車列に設けられ、上記モータの回動軸方向とは異なる
方向に上記出力軸の方向を変換させる変換手段と、を具
備することを特徴とするカメラの自動焦点駆動機構。
【0046】(6) 上記(5)に記載のカメラの自動
焦点駆動機構において、上記変換手段はウォームギヤー
とハスバギヤーを噛み合わせてなることを特徴とするカ
メラの自動焦点駆動機構。
焦点駆動機構において、上記変換手段はウォームギヤー
とハスバギヤーを噛み合わせてなることを特徴とするカ
メラの自動焦点駆動機構。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
出力かつ静音化された高精度なオートフォーカス駆動機
構を備えたカメラの自動焦点駆動機構を提供できる。
出力かつ静音化された高精度なオートフォーカス駆動機
構を備えたカメラの自動焦点駆動機構を提供できる。
【図1】本発明の一実施例であるカメラの自動焦点駆動
機構の主要部を示した要部断面図である。
機構の主要部を示した要部断面図である。
【図2】上記図1におけるB−B断面を示した、上記実
施例における回転検出部の断面図である。
施例における回転検出部の断面図である。
【図3】上記図1におけるA−A断面を示した、上記実
施例における撮影レンズ駆動部の断面図である。
施例における撮影レンズ駆動部の断面図である。
【図4】従来のカメラにおける駆動モータレイアウトの
一例を示した(a)正面図,(b)一側面図である。
一例を示した(a)正面図,(b)一側面図である。
【図5】従来のカメラにおける駆動モータレイアウトの
他の例を示した(a)正面図,(b)一側面図である。
他の例を示した(a)正面図,(b)一側面図である。
【図6】従来のカメラにおける駆動モータレイアウトの
他の例を示した(a)正面図,(b)一側面図である。
他の例を示した(a)正面図,(b)一側面図である。
1…駆動モータ 1a…軸受部 1b…出力軸 2…カメラ本体 2a…突部 2b…係合部 3…蓋 4,5…弾性部材 6…ピニオンギヤー 7…過負荷防止機構 7a…ギヤー 7d…ウォームギヤー 8…ウォームホイール
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 17/14
Claims (3)
- 【請求項1】 モータの駆動力を撮影レンズに伝達する
カメラの自動焦点駆動機構において、 弾性部材を介して出力軸の長手方向に弾性支持されたモ
ータと、 上記出力軸に設けた平歯車と、 この平歯車と噛合する歯車列を備え、上記モータの出力
軸の長手方向とは異なる方向に出力方向を変換した歯車
機構と、 を具備することを特徴とするカメラの自動焦点駆動機
構。 - 【請求項2】 カメラ本体に設けたモータの駆動力を撮
影レンズに伝達するカメラの自動焦点駆動機構におい
て、 弾性部材を介して出力軸の長手方向に弾性支持されたモ
ータと、 上記出力軸に設けた平歯車と、 この平歯車と噛合する歯車列を備え、上記モータの出力
軸の長手方向とは異なる方向に出力方向を変換した歯車
機構と、 上記歯車列の途中に設けられ、自動焦点駆動制御を行う
ための回動検出手段と、 を具備することを特徴とするカメラの自動焦点駆動機
構。 - 【請求項3】 カメラ本体に設けたモータの駆動力を撮
影レンズに伝達するカメラの自動焦点駆動機構におい
て、 弾性部材を介して出力軸の長手方向に弾性支持されたモ
ータと、 上記出力軸に設けた平歯車と、 この平歯車と噛合する歯車列の途中に設けられ、自動焦
点駆動制御をするための回動検出手段と、 上記歯車列からの出力を上記撮影レンズに伝達する出力
機構と、 上記平歯車と噛合する歯車列に設けられ、上記モータの
出力軸の長手方向とは異なる方向に上記出力機構の方向
を変換する変換手段と、 を具備することを特徴とするカメラの自動焦点駆動機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28994694A JPH08146281A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | カメラの自動焦点駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28994694A JPH08146281A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | カメラの自動焦点駆動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08146281A true JPH08146281A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17749790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28994694A Withdrawn JPH08146281A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | カメラの自動焦点駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08146281A (ja) |
-
1994
- 1994-11-24 JP JP28994694A patent/JPH08146281A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020205 |