JPH08145589A - 積層型熱交換器 - Google Patents

積層型熱交換器

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JPH08145589A
JPH08145589A JP28838894A JP28838894A JPH08145589A JP H08145589 A JPH08145589 A JP H08145589A JP 28838894 A JP28838894 A JP 28838894A JP 28838894 A JP28838894 A JP 28838894A JP H08145589 A JPH08145589 A JP H08145589A
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JP
Japan
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tube element
spacer
flow path
heat exchanger
tube
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JP28838894A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Iio
雅俊 飯尾
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積層型熱交換器において、熱変形を抑制して
耐久性を高める。 【構成】 低温流体Aを導く第一流路21を画成する複
数のチューブエレメント2を備え、各チューブエレメン
ト2を波板状のアウターフィンを介して積層し、各チュ
ーブエレメント2およびアウターフィン1の間に高温流
体Bを導く第二流路を画成する積層型熱交換器におい
て、上下端に積層されるチューブエレメント2の内部に
低温流体Aが流入することを防ぐ遮蔽スペーサ16を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層型熱交換器の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】積層型熱交換器は薄い金属板を積層して
流路を画成する構造のため、流体圧力に対して流路壁の
変形等を来さないように、流路壁に十分な剛性を確保す
ることが難しい。
【0003】従来の積層型熱交換器として、例えば図9
に示すようにものがある(実開平4−41980号公
報、参照)。
【0004】これについて説明すると、積層型熱交換器
40は、ハウジング41により第二流路42が画成さ
れ、ハウジング41の内部にアウターフィン43を介し
て複数のチューブエレメント44が積層され、各チュー
ブエレメント44の内部にインナーフィン43を介して
第一流路45が画成されている。
【0005】ハウジング47の一端には第二流路42の
入口42aが、他端には出口42bがそれぞれ形成され
ており、高温流体Bは図中矢印で示すように第二流路4
2を通過し、ハウジング47内において各チューブエレ
メント44の周囲をアウターフィン43を介して流れ
る。
【0006】ハウジング47には各チューブエレメント
44内の第一流路45に連通する入口45aと出口45
bがそれぞれ形成される。これにより、低温流体Aは図
中矢印で示すように入口45aから第一流路45に流入
し、各チューブエレメント44の内部を流れる過程で高
温流体Bとの間で熱交換が行われた後に、出口45bか
ら流出するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の積層型熱交換器40にあっては、外気への放
熱量が少ない中央部に積層されたチューブエレメント4
4の方が上下端に配置されたチューブエレメント44よ
り高温となり、図10に示すように各チューブエレメン
ト44および各アウターフィン43がその中央部で大き
く膨張しようとする熱変形を起こし、剛性の高い第二流
路42の入口42a、出口42bを画成する部位がこの
熱変形を抑制する。このため、各チューブエレメント4
4およびアウターフィン43は熱膨張分だけ伸び切れず
に湾曲し、この湾曲量は上下端に近いチューブエレメン
ト44程その変形量が大きくなる。この熱変形が運転停
止により繰り返して起こることにより、チューブエレメ
ント44等の耐久性を低下させるという問題点があっ
た。
【0008】本発明は上記の問題点に着目し、積層型熱
交換器において、熱変形を抑制して耐久性を高めること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の積層型熱
交換器は、内部に低温流体Aを導く第一流路を画成する
複数のチューブエレメントを備え、各チューブエレメン
トを波板状のアウターフィンを介して積層し、各チュー
ブエレメントおよびアウターフィンの間に高温流体Bを
導く第二流路を画成する積層型熱交換器において、上下
端に積層されるチューブエレメントの内部に低温流体A
が流入することを防ぐ遮蔽スペーサを備える。
【0010】請求項2記載の積層型熱交換器は、一対の
箱形をしたプレートによって低温流体Aを導く第一流路
を画成する複数のチューブエレメントを備え、各チュー
ブエレメントを波板状のアウターフィンを介して積層
し、隣り合うチューブエレメントを連通して低温流体A
を導く出入口流路を備え、各チューブエレメントの内外
で出入口流路を囲むインナースペーサを各チューブエレ
メントに固着し、各チューブエレメントおよびアウター
フィンの間に高温流体Bを導く第二流路を画成する積層
型熱交換器において、中央に積層されるチューブエレメ
ントの内部に介装されるインナースペーサに出入口流路
と第一流路を連通する開口部を形成し、上下端に積層さ
れるチューブエレメントの内部に介装される遮蔽スペー
サを介して出入口流路をチューブエレメントの内部空間
に対して遮蔽する。
【0011】請求項3記載の積層型熱交換器は、請求項
2記載の発明において、遮蔽スペーサをインナースペー
サと同一形状に形成し、遮蔽スペーサに空けられた開口
部をチューブエレメントの内壁面で閉塞する。
【0012】請求項4記載の積層型熱交換器は、請求項
1から3のいずれか一つに記載の発明において、遮蔽ス
ペーサが収装される各チューブエレメントの間に介装さ
れるアウターフィンの板厚を、他のアウターフィンに比
べて小さく形成する。
【0013】請求項5記載の積層型熱交換器は、請求項
1から4のいずれか一つに記載の発明において、遮蔽ス
ペーサが収装されるチューブエレメントに第二流路と連
通する通孔を形成し、通孔を第二流路のアウターフィン
より下流側に連通させる。
【0014】請求項6記載の積層型熱交換器は、請求項
5記載の発明において、遮蔽スペーサが収装されるチュ
ーブエレメントに第二流路と連通する通孔を形成し、チ
ューブエレメントの内部に高温流体Bを導く波板状のイ
ンナーフィンを介装し、長穴状の通孔を第一流路のイン
ナーフィンより下流側の空間に面して、遮蔽スペーサの
近接に形成する。
【0015】請求項7記載の積層型熱交換器は、請求項
6記載の発明において、遮蔽スペーサが収装されるチュ
ーブエレメントに第二流路と連通する通孔を形成し、チ
ューブエレメントの内部に高温流体Bを導く波板状のイ
ンナーフィンを介装し、長穴状の通孔を第一流路のイン
ナーフィンより下流側の空間に面して、遮蔽スペーサと
インナーフィンの端部に沿って形成する。
【0016】
【作用】請求項1記載の積層型熱交換器において、各チ
ューブエレメント内の第一流路を流れる低温流体Aと、
各チューブエレメントの外側の第二流路を流れる高温流
体Bとの間で熱交換が行われる。
【0017】各チューブエレメントはそのまわりを各ア
ウターフィンを介して流れる高温流体Bからの伝熱によ
り加熱される一方、各チューブエレメントの内部を流れ
る低温流体Aへの放熱により冷却されるとともに、外気
への放熱により冷却される。
【0018】上下端に配置されるチューブエレメントに
対して低温流体Aが入口流路と出口流路から出入りする
ことを遮蔽スペーサを介して防ぐ構造により、上下端に
配置されるチューブエレメントの内部を低温流体Aが流
れることなく、低温流体Aへの放熱により冷却されるこ
とが抑えられる。
【0019】このようにして上下端に配置されたチュー
ブエレメントが保温されることにより、外気への放熱量
が少ない中央部に積層されたチューブエレメントより低
温となることが抑制され、中央部と上下端のチューブエ
レメントの熱膨張差が抑えられる。この結果、互いに積
層された各チューブエレメントおよび各アウターフィン
がその中央部で大きく膨張しようとする熱変形が抑制さ
れ、各チューブエレメントの気密性が維持される。
【0020】請求項2記載の積層型熱交換器において、
上下端に配置されるチューブエレメントに対して低温流
体Aが入口流路と出口流路から出入りすることを遮蔽ス
ペーサを介して防ぐ構造により、上下端に配置されるチ
ューブエレメントの内部を低温流体Aが流れることな
く、低温流体Aへの放熱により冷却されることが抑えら
れる。
【0021】このようにして上下端に配置されたチュー
ブエレメントが保温されることにより、外気への放熱量
が少ない中央部に積層されたチューブエレメントより低
温となることが抑制される。この結果、互いに積層され
た各チューブエレメントおよび各アウターフィンがその
中央部で大きく膨張しようとする熱変形が抑制され、剛
性の高い柱状に連なる各インナースペーサおよび各遮蔽
スペーサの間に働く熱応力が低減され、各チューブエレ
メントの気密性が維持される。
【0022】請求項3記載の積層型熱交換器において、
遮蔽スペーサに空けられた開口部をチューブエレメント
の内壁面で閉塞する構造により、遮蔽スペーサをインナ
ースペーサと部品の共通化をはかることが可能となり、
生産性を高められる。
【0023】請求項4記載の積層型熱交換器において、
遮蔽スペーサが収装される各チューブエレメントの間に
介装されるアウターフィンは、他のアウターフィンに比
べてその剛性が小さく形成されるため、各チューブエレ
メント等の熱変形を吸収して変形し、他のアウターフィ
ンが変形することを抑制する。
【0024】請求項5記載の積層型熱交換器において、
遮蔽スペーサが収装されるチューブエレメントは、通孔
を介して第二流路に連通する構造により、このチューブ
エレメント内に空気が閉じ込められることがなく、チュ
ーブエレメント内に閉じ込められた空気が膨張してチュ
ーブエレメントの耐久性が低下することを回避できる。
【0025】遮蔽スペーサが収装されるチューブエレメ
ントは、第二流路からアウターフィンを介して低温流体
Aに放熱した後の高温流体Bを通孔を通って流入させる
ことにより、第二流路からアウターフィンを介して低温
流体Aに放熱する前の高温流体Bを流入させる場合に比
べて、その内部に介在する空気温度を低くし、外気に放
熱する熱量を低減し、低温流体Aと高温流体Bの熱交換
効率を高められる。
【0026】請求項6記載の積層型熱交換器において、
積層された各チューブエレメントおよび各アウターフィ
ンがその中央部で大きく膨張しようとする熱変形によっ
て、剛性の高い柱状に連なるインナースペーサおよび遮
蔽スペーサの間に働く熱応力は、チューブエレメントに
おいて長穴状の通孔が空けられた遮蔽スペーサに近接し
た部位が変形することにより吸収され、各チューブエレ
メントの気密性が維持される。
【0027】請求項7記載の積層型熱交換器において、
積層された各チューブエレメントおよび各アウターフィ
ンがその中央部で大きく膨張しようとする熱変形によっ
て、剛性の高い柱状に連なるインナースペーサおよび遮
蔽スペーサの間に働く熱応力は、チューブエレメントに
おいて長穴状の通孔が空けられた遮蔽スペーサおよびイ
ンナーフィンの端部に沿った部位が変形することにより
吸収され、各チューブエレメントの気密性が維持され
る。
【0028】
【実施例】本発明の第一実施例を添付図面に基づいて説
明する。
【0029】図3に示すように、ガスタービンエンジン
に備えられる積層型熱交換器は、ハウジング6により高
温流体(排気ガス)Bが流れる第二流路22が画成さ
れ、ハウジング6の内部にアウターフィン1を介して複
数のチューブエレメント2が積層される。ハウジング6
の一端には第二流路22の入口ダクト24が、他端には
出口ダクト25がそれぞれ形成されている。高温流体B
は図中矢印で示すように入口ダクト24から出口ダクト
25へと第二流路22を通過し、ハウジング6内におい
て各チューブエレメント2の周囲をアウターフィン1を
介して流れる。
【0030】図2に示すように、各チューブエレメント
2の内部に低温流体Aが流れる第一流路21が画成され
ている。
【0031】各チューブエレメント2に低温流体Aを流
入させる2つの入口流路4と各チューブエレメント2か
ら低温流体(吸気)Aを流出させる2つの出口流路5が
アウターフィン1の側部1aから外側に突出して形成さ
れる。
【0032】低温流体Aは図中矢印で示すように各入口
流路4の上端から流入し、各入口流路4から各第一流路
21に分配され、各第一流路21を流れる過程で高温流
体Bとの間で熱交換が行われた後に各出口流路5の上端
から流出するようになっている。
【0033】各入口流路4の上端にはハウジング6の外
側に配設されるダクト4aを介して低温流体Aが供給さ
れる。各出口流路5の上端からはハウジング6の外側に
配設される各ダクト5aを介して低温流体Aが排出され
る。
【0034】図4、図5にも示すように、チューブエレ
メント2は箱形のアッパープレート26とロアプレート
27が組み合わせられ、アッパープレート26とロアプ
レート27の間にインナーフィン3が介装される。
【0035】インナーフィン3とアウターフィン1はそ
れぞれ波板状に形成され、それぞれの折り目が互いに平
行になるように配置される。各入口流路4が第二流路2
2の出口ダクト25に近接し、かつ各出口流路5が第二
流路22の入口ダクト24に近接するように配置され、
インナーフィン3によって導かれる低温流体Aの流れ方
向をアウターフィン1によって導かれる高温流体Bの流
れ方向に対向させる構成とする。
【0036】図2に矢印で示すように、低温流体Aは各
入口流路4からチューブエレメント2に流入し、インナ
ーフィン3に沿って流れた後、各出口流路5へと流出す
る一方、高温流体Bはハウジング6の入口ダクト24か
ら流入し、アウターフィン1に沿って流れて低温流体A
との間で熱交換が行われた後、出口ダクト25から流出
する。
【0037】インナーフィン3によって導かれる低温流
体Aの流れ方向をアウターフィン1によって導かれる高
温流体Bの流れ方向に対向させる構成とすることによ
り、各チューブエレメント2の温度分布を均一化し、熱
交換効率を高められる。
【0038】アッパープレート26とロアプレート27
は互いに接合する周縁部26bと27bを有し、一方の
周縁部27bが他方の周縁部26bを包むように折り返
されてカシメ固定される(図5参照)。
【0039】アッパープレート26とロアプレート27
にはそれぞれボス26aと27aが突出形成され、ボス
26aと27aが互いに嵌合することにより入口流路4
が画成される。入口流路4および出口流路5が各チュー
ブエレメント2の4隅に配置されているため、各チュー
ブエレメント2の位置決め精度が高められる。
【0040】チューブエレメント2の内側にはアッパー
プレート26とロアプレート27の間に入口流路4を囲
むようにインナースペーサ14が介装されるとともに、
各チューブエレメント2の間にはボス26aと27aを
囲むようにO字形のアウタースペーサ15が介装され
る。
【0041】出口流路5のまわりも、上記入口流路4の
まわりと同様に各チューブエレメント2は互いにボス2
6aと27aが嵌合し、各チューブエレメント2の内外
に出口流路5を囲むようにインナースペーサ14とアウ
タースペーサ15が介装されている。各チューブエレメ
ント2は互いに積層された状態で、4隅に配置されたボ
ス26aと27aが嵌合することにより、組み付け精度
を十分に確保することができる。
【0042】中央部に積層されるチューブエレメント2
の内部に収装されるインナースペーサ14は、図2に示
すように、C字形に形成される。低温流体Aは各入口流
路4から各インナースペーサ14の開口部14aを通っ
て各第一流路21に流入し、各第一流路21をインナー
フィン3を介して流れる過程で高温流体Bとの間で熱交
換が行われた後に、各インナースペーサ14の開口部1
4aを通って各出口流路5に流出するようになってい
る。
【0043】各チューブエレメント2の熱変形を抑える
ため、上下端に配置される数層のチューブエレメント2
に対して、低温流体Aが各入口流路4と各出口流路5か
ら出入りすることを防ぐ構造とする。
【0044】具体的には、図1に示すように、上下端に
積層される数層のチューブエレメント2の内部に低温流
体Aが流入することを防ぐ遮蔽部材として、遮蔽スペー
サ16が設けられる。
【0045】遮蔽スペーサ16は、上下端に積層される
数層の各チューブエレメント2内に、各入口流路4また
は各出口流路5に面して収装される。遮蔽スペーサ16
はO字形に形成され、各チューブエレメント2の内部空
間に対する各入口流路4または各出口流路5の連通を遮
断する。
【0046】各チューブエレメント2、各アウターフィ
ン1、各インナースペーサ14、各アウタースペーサ1
5、各遮蔽スペーサ16は、互いにロウ付けにより固着
される。遮蔽スペーサ16が収装される各チューブエレ
メント2に接合するアウターフィン1の材質は、他のア
ウターフィン1と異なりステンレス材で形成される。
【0047】遮蔽スペーサ16が収装される各チューブ
エレメント2の間に介装されるアウターフィン1の板厚
は、他のアウターフィン1に比べて小さく形成されて、
その剛性が所定の比率で小さくなっている。
【0048】遮蔽スペーサ16が収装される各チューブ
エレメント2に、インナーフィン3より出口側ダクト2
5に近接する空間37と第二流路22を連通する通孔1
9が開口される。
【0049】この実施例では、円形をした2つの通孔1
9が入口流路4を画成する各遮蔽スペーサ16の近傍に
位置して形成される。
【0050】次に、作用について説明する。
【0051】各チューブエレメント2を介して互いに積
層される各インナースペーサ14、各アウタースペーサ
15、各遮蔽スペーサ16は、各アウターフィン1を介
して積層される各チューブエレメント2に対して剛性の
高い4本の柱となる。
【0052】各チューブエレメント2はそのまわりを各
アウターフィン1を介して流れる高温流体Bからの伝熱
により加熱される一方、各チューブエレメント2の内部
を流れる低温流体Aへの放熱により冷却されるととも
に、ハウジング6を介して外気への放熱により冷却され
る。
【0053】ところで、全チューブエレメント2に低温
流体Aが流れる従来装置にあっては、外気への放熱量が
少ない中央部に積層されたチューブエレメント2の方が
上下端に配置されたチューブエレメント2より高温とな
り、各チューブエレメント2および各アウターフィン1
がその中央部で大きく膨張しようとする熱変形を起こ
し、剛性の高い4本の柱となる各インナースペーサ1
4、各アウタースペーサ15がこの熱変形を抑制する。
このため、各チューブエレメント2およびアウターフィ
ン1は熱膨張分だけ伸び切れずに湾曲し、この湾曲量は
上下端に近いチューブエレメント2程その変形量が大き
くなる。この熱変形が運転停止により繰り返し起こるこ
とにより、耐久性を低下させるという問題点があった。
【0054】これに対処して本発明は、各チューブエレ
メント2の熱変形を抑えるため、上下端に配置される数
層のチューブエレメント2に対して、低温流体Aが各入
口流路4と各出口流路5から出入りすることを阻止する
構造により、上下端に配置される数層のチューブエレメ
ント2の内部を低温流体Aが流れることがなく、低温流
体Aへの放熱により冷却されることが抑制される。
【0055】このようにして上下端に配置されたチュー
ブエレメント2が保温されることにより、外気への放熱
量が少ない中央部に積層されたチューブエレメント2よ
り低温となることが抑制される。この結果、各チューブ
エレメント2および各アウターフィン1がその中央部で
大きく膨張しようとする熱変形が抑制され、剛性の高い
4本の柱状に連なる各インナースペーサ14、各アウタ
ースペーサ15、各遮蔽スペーサ16の間に働く熱応力
が低減され、各チューブエレメント2の気密性が維持さ
れる。
【0056】遮蔽スペーサ16が収装される各チューブ
エレメント2の間に介装されるアウターフィン1は、そ
の剛性が比較的小さく設定される構造により、各チュー
ブエレメント2等の熱変形を吸収して変形し、他のアウ
ターフィン1が変形することを抑制する。
【0057】これにより、アウターフィン1をステンレ
ス材とする構造により、変形しないアウターフィン1の
表面に形成される保護酸化膜に、亀裂が入りにくくな
り、アウターフィン1が酸化するのを防ぐことができ
る。
【0058】遮蔽スペーサ16が収装される各チューブ
エレメント2は、通孔19を介して第二流路22に連通
する構造により、各チューブエレメント2内に空気が閉
じ込められることがなく、各チューブエレメント2内に
閉じ込められた空気が膨張して各チューブエレメント2
の耐久性が低下することを回避できる。
【0059】上下端に配置される数層の各チューブエレ
メント2は、第二流路22の出口ダクト25に近い領域
からアウターフィン3を介して低温流体Aに放熱した後
の高温流体Bを通孔19を通って流入させることによ
り、第二流路22の入口ダクト24に近い領域からアウ
ターフィン3を介して低温流体Aに放熱する前の高温流
体Bを流入させる場合に比べて、その内部に介在する空
気温度を低くし、ハウジング6を介して外気に放熱する
熱量を低減し、低温流体Aと高温流体Bの熱交換効率を
高められる。
【0060】次に、図6に示す他の実施例について説明
する。なお、図1、図2等との対応部分には同一符号を
用いて説明する。
【0061】上下端に積層される数層のチューブエレメ
ント2の内部に低温流体Aが流入することを防ぐ遮蔽部
材として、遮蔽スペーサ26が設けられる。
【0062】この遮蔽スペーサ26は、中央部に積層さ
れるチューブエレメント2の内部に収装されるC字形を
したインナースペーサ14と同一形状に形成される。
【0063】したがって、各遮蔽スペーサ26は開口部
26aを有する。各遮蔽スペーサ26は、それぞれの各
開口部26aが、図5に示すチューブエレメント2の外
周内壁部2aに対峙するように介装され、互いにロウ付
けにより接合される。これにより、各遮蔽スペーサ26
の各開口部26aはチューブエレメント2の外周内壁面
2aによって閉塞される。
【0064】これにより、遮蔽スペーサ26は各チュー
ブエレメント2の内部空間に対する各入口流路4または
各出口流路5の連通を遮断する。遮蔽スペーサ26をイ
ンナースペーサ14と同一形状に形成することにより、
インナースペーサ14と部品の共通化をはかることが可
能となり、生産性を高められる。
【0065】次に、図7に示す他の実施例について説明
する。なお、図1、図2等との対応部分には同一符号を
用いて説明する。
【0066】遮蔽スペーサ16が介装される各チューブ
エレメント2には、インナーフィン3より出口側ダクト
25に近接する空間37と第二流路22を連通する通孔
39が長穴状に形成される。
【0067】長円形をした2つの通孔19は、インナー
フィン3より出口側ダクト25に近接する空間37に面
して、各遮蔽スペーサ16の近傍に形成される。
【0068】この場合、各チューブエレメント2および
各アウターフィン1がその中央部で大きく膨張しようと
する熱変形によって、剛性の高い4本の柱となって連な
る各インナースペーサ14、各アウタースペーサ15、
各遮蔽スペーサ16の間に働く熱応力は、チューブエレ
メント2において長穴状の各通孔39が空けられた各遮
蔽スペーサ16に近接した部位が変形することにより吸
収され、各チューブエレメント2の気密性が維持され
る。
【0069】次に、図8に示す他の実施例について説明
する。なお、図1、図2等との対応部分には同一符号を
用いて説明する。
【0070】遮蔽スペーサ16が介装される各チューブ
エレメント2には、インナーフィン3より出口側ダクト
25に近接する空間37と第二流路22を連通する通孔
35が長穴状に形成される。
【0071】コの字形に延びる1つの通孔19は、イン
ナーフィン3より出口側ダクト25に近接する空間37
に面して、各遮蔽スペーサ16とインナーフィン3の端
部3aのそれぞれに沿って形成される。
【0072】この場合、各チューブエレメント2および
各アウターフィン1がその中央部で大きく膨張しようと
する熱変形によって、剛性の高い4本の柱となって連な
る各インナースペーサ14、各アウタースペーサ15、
各遮蔽スペーサ16の間に働く熱応力は、チューブエレ
メント2においてコの字形に延びる通孔35が空けられ
た各遮蔽スペーサ16およびインナーフィン端部3aに
近接した部位が変形することにより吸収され、各チュー
ブエレメント2の気密性が維持される。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の積層
型熱交換器は、内部に低温流体Aを導く第一流路を画成
する複数のチューブエレメントを備え、各チューブエレ
メントを波板状のアウターフィンを介して積層し、各チ
ューブエレメントおよびアウターフィンの間に高温流体
Bを導く第二流路を画成する積層型熱交換器において、
上下端に積層されるチューブエレメントの内部に低温流
体Aが流入することを防ぐ遮蔽スペーサを備えたため、
上下端に配置されたチューブエレメントが保温されるこ
とにより、互いに積層された各チューブエレメントおよ
び各アウターフィンがその中央部で大きく膨張しようと
する熱変形が抑制されて耐久性を高めることができ、各
チューブエレメントの気密性が維持される。
【0074】請求項2記載の積層型熱交換器は、一対の
箱形をしたプレートによって低温流体Aを導く第一流路
を画成する複数のチューブエレメントを備え、各チュー
ブエレメントを波板状のアウターフィンを介して積層
し、隣り合うチューブエレメントを連通して低温流体A
を導く出入口流路を備え、各チューブエレメントの内外
で出入口流路を囲むインナースペーサを各チューブエレ
メントに固着し、各チューブエレメントおよびアウター
フィンの間に高温流体Bを導く第二流路を画成する積層
型熱交換器において、中央に積層されるチューブエレメ
ントの内部に介装されるインナースペーサに出入口流路
と第一流路を連通する開口部を形成し、上下端に積層さ
れるチューブエレメントの内部に介装される遮蔽スペー
サを介して出入口流路をチューブエレメントの内部空間
に対して遮蔽したため、上下端に配置されたチューブエ
レメントが保温されることにより、互いに積層された各
チューブエレメントおよび各アウターフィンがその中央
部で大きく膨張しようとする熱変形が抑制され、剛性の
高い柱状に連なる各インナースペーサおよび各遮蔽スペ
ーサの間に働く熱応力が低減されて耐久性を高めること
ができ、各チューブエレメントの気密性が維持される。
【0075】請求項3記載の積層型熱交換器は、請求項
2記載の発明において、遮蔽スペーサをインナースペー
サと同一形状に形成し、遮蔽スペーサに空けられた開口
部をチューブエレメントの内壁面で閉塞したため、遮蔽
スペーサをインナースペーサと部品の共通化をはかるこ
とが可能となり、部品の種類を削減して生産性を高めら
れる。
【0076】請求項4記載の積層型熱交換器は、請求項
1から3のいずれか一つに記載の発明において、遮蔽ス
ペーサが収装される各チューブエレメントの間に介装さ
れるアウターフィンの板厚を、他のアウターフィンに比
べて小さく形成したため、剛性の比較的低いアウターフ
ィンが各チューブエレメント等の熱変形を吸収して変形
し、他のアウターフィンが変形することを抑制する。
【0077】請求項5記載の積層型熱交換器は、請求項
1から4のいずれか一つに記載の発明において、遮蔽ス
ペーサが収装されるチューブエレメントに第二流路と連
通する通孔を形成し、通孔を第二流路のアウターフィン
より下流側に連通させたため、チューブエレメント内に
空気が閉じ込められることがなく、チューブエレメント
内に閉じ込められた空気が膨張してチューブエレメント
の耐久性が低下することを回避できるとともに、遮蔽ス
ペーサが収装されるチューブエレメントから外気に放熱
する熱量を低減し、低温流体Aと高温流体Bの熱交換効
率を高められる。
【0078】請求項6記載の積層型熱交換器は、請求項
5記載の発明において、遮蔽スペーサが収装されるチュ
ーブエレメントに第二流路と連通する通孔を形成し、チ
ューブエレメントの内部に高温流体Bを導く波板状のイ
ンナーフィンを介装し、長穴状の通孔を第一流路のイン
ナーフィンより下流側の空間に面して、遮蔽スペーサの
近接に形成したため、チューブエレメントにおいて長穴
状の通孔が空けられた遮蔽スペーサに近接した部位が変
形することにより熱応力が吸収され、各チューブエレメ
ントの気密性が維持される。
【0079】請求項7記載の積層型熱交換器は、請求項
6記載の発明において、遮蔽スペーサが収装されるチュ
ーブエレメントに第二流路と連通する通孔を形成し、チ
ューブエレメントの内部に高温流体Bを導く波板状のイ
ンナーフィンを介装し、長穴状の通孔を第一流路のイン
ナーフィンより下流側の空間に面して、遮蔽スペーサと
インナーフィンの端部に沿って形成したため、チューブ
エレメントにおいて長穴状の通孔が空けられた遮蔽スペ
ーサおよびインナーフィンの端部に沿った部位が変形す
ることにより吸収され、各チューブエレメントの気密性
が維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例におけるチューブエレメン
トの断面図。
【図2】同じくチューブエレメントの断面図。
【図3】同じく熱交換器の全体構造を示す斜視図。
【図4】同じくチューブエレメントの分解斜視図。
【図5】同じく熱交換器の断面図。
【図6】第二の実施例を示すチューブエレメントの断面
図。
【図7】第二の実施例を示すチューブエレメントの断面
図。
【図8】第三の実施例を示すチューブエレメントの断面
図。
【図9】従来例を示す熱交換器の分解斜視図。
【図10】同じく熱交換器の熱変形状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 アウターフィン 2 チューブエレメント 3 インナーフィン 4 入口流路 5 出口流路 6 ハウジング 14 インナースペーサ 14a開口部 15 アウタースペーサ 16 遮蔽スペーサ 19 通孔 21 第一流路 22 第二流路 26 遮蔽スペーサ 26a開口部 37 出口空間 35 通孔 39 通孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に低温流体Aを導く第一流路を画成す
    る複数のチューブエレメントを備え、 各チューブエレメントを波板状のアウターフィンを介し
    て積層し、 各チューブエレメントおよびアウターフィンの間に高温
    流体Bを導く第二流路を画成する積層型熱交換器におい
    て、 上下端に積層されるチューブエレメントの内部に低温流
    体Aが流入することを防ぐ遮蔽スペーサを備えたことを
    特徴とする積層型熱交換器。
  2. 【請求項2】一対の箱形をしたプレートによって低温流
    体Aを導く第一流路を画成する複数のチューブエレメン
    トを備え、 各チューブエレメントを波板状のアウターフィンを介し
    て積層し、 隣り合うチューブエレメントを連通して低温流体Aを導
    く出入口流路を備え、 各チューブエレメントの内外で出入口流路を囲むインナ
    ースペーサを各チューブエレメントに固着し、 各チューブエレメントおよびアウターフィンの間に高温
    流体Bを導く第二流路を画成する積層型熱交換器におい
    て、 中央に積層されるチューブエレメントの内部に介装され
    るインナースペーサに出入口流路と第一流路を連通する
    開口部を形成し、 上下端に積層されるチューブエレメントの内部に介装さ
    れる遮蔽スペーサを介して出入口流路をチューブエレメ
    ントの内部空間に対して遮蔽することを特徴とする積層
    型熱交換器。
  3. 【請求項3】遮蔽スペーサをインナースペーサと同一形
    状に形成し、 遮蔽スペーサに空けられた開口部をチューブエレメント
    の内壁面で閉塞したこと特徴とする請求項2記載の積層
    型熱交換器。
  4. 【請求項4】遮蔽スペーサが収装される各チューブエレ
    メントの間に介装されるアウターフィンの板厚を、他の
    アウターフィンに比べて小さく形成したことを特徴とす
    る請求項1から3のいずれか一つに記載の積層型熱交換
    器。
  5. 【請求項5】遮蔽スペーサが収装されるチューブエレメ
    ントに第二流路と連通する通孔を形成し、 通孔を第二流路のアウターフィンより下流側に連通させ
    たことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記
    載の積層型熱交換器。
  6. 【請求項6】遮蔽スペーサが収装されるチューブエレメ
    ントに第二流路と連通する通孔を形成し、 チューブエレメントの内部に高温流体Bを導く波板状の
    インナーフィンを介装し、 長穴状の通孔を第一流路のインナーフィンより下流側の
    空間に面して、遮蔽スペーサの近接に形成したことを特
    徴とする請求項5に記載の積層型熱交換器。
  7. 【請求項7】遮蔽スペーサが収装されるチューブエレメ
    ントに第二流路と連通する通孔を形成し、 チューブエレメントの内部に高温流体Bを導く波板状の
    インナーフィンを介装し、 長穴状の通孔を第一流路のインナーフィンより下流側の
    空間に面して、遮蔽スペーサとインナーフィンの端部に
    沿って形成したことを特徴とする請求項6に記載の積層
    型熱交換器。
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