JPH08143587A - 水溶性クラフトリグニンの製造方法 - Google Patents
水溶性クラフトリグニンの製造方法Info
- Publication number
- JPH08143587A JPH08143587A JP6243509A JP24350994A JPH08143587A JP H08143587 A JPH08143587 A JP H08143587A JP 6243509 A JP6243509 A JP 6243509A JP 24350994 A JP24350994 A JP 24350994A JP H08143587 A JPH08143587 A JP H08143587A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kraft lignin
- kraft
- lignin
- water
- soluble
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【 日 的 】 エイズ病の治療薬として、水溶性クラ
フトリグニン1および2の2種類を製造する方法を確立
すること。 【 構 成 】 市販の単離クラフトリグニンから不純
物を除去して、次の二つの方法で水溶性クラフトリグニ
ン1および2を単離精製する。精製クラフトリグニン1
部を20部の2モル苛性ソーダに溶かし溶液を攪拌し加
熱する。モノクロロ酢酸1部を加え加熱し、反応後、2
モル塩酸で中和し水溶性クラフトリグン1を単離精製す
る。精製クラフトリグニン1部を20部の4モル苛性ソ
ーダに分散し、その懸濁液を加熱する。固体のモノクロ
ロ酢酸1部を加えて加熱し、反応後、2モル塩酸で中和
し、水溶性クラフトリグニン2を単離精製する。 【 効 果 】 水溶性クラフトリグニン1および2は
抗ウイルスと免疫賦活剤としての性質を有し、経口投与
可能な低分子量の特微を有する。
フトリグニン1および2の2種類を製造する方法を確立
すること。 【 構 成 】 市販の単離クラフトリグニンから不純
物を除去して、次の二つの方法で水溶性クラフトリグニ
ン1および2を単離精製する。精製クラフトリグニン1
部を20部の2モル苛性ソーダに溶かし溶液を攪拌し加
熱する。モノクロロ酢酸1部を加え加熱し、反応後、2
モル塩酸で中和し水溶性クラフトリグン1を単離精製す
る。精製クラフトリグニン1部を20部の4モル苛性ソ
ーダに分散し、その懸濁液を加熱する。固体のモノクロ
ロ酢酸1部を加えて加熱し、反応後、2モル塩酸で中和
し、水溶性クラフトリグニン2を単離精製する。 【 効 果 】 水溶性クラフトリグニン1および2は
抗ウイルスと免疫賦活剤としての性質を有し、経口投与
可能な低分子量の特微を有する。
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野]本発明は、抗ウィルス活性及び免
疫増強作用としてのマクロファージ活性化などの作用が
確認されている一連の水溶性化リグニンに比べ、分子量
が小さく経口投与によっても腸管から吸収されやすい水
溶性化リグニンの製造方法である。
疫増強作用としてのマクロファージ活性化などの作用が
確認されている一連の水溶性化リグニンに比べ、分子量
が小さく経口投与によっても腸管から吸収されやすい水
溶性化リグニンの製造方法である。
[従来の技術と問題点]エイズは人体の免疫機構を破壊
し、ひとを死にいたらしめるウィルス疾患であり、近年
世界各国に非常な勢いで広がり、人類を危機に陥れてい
る。いくつかエイズの治療薬も開発され、臨床に応用さ
れているが、それらはまた様々な副作用をもつことも指
摘されている。近年シイタケ栽培後の培地から単離され
精製された水溶性の変性リグニン及びサルファイトパル
プ排液から取り出されたリグノスルフォン酸がエイズウ
ィルスの増殖を抑え、同時に免疫作用を増強することが
知られてきている。しかしながら、それらは分子量がお
おきく(シイタケ栽培後の培地から単離され精製された
水溶性の変性リグニン:50万、リグノスルフォン酸:
4万)、経口投与では腸管から吸収されてウィルスのい
る組織及び細胞に到達することは極めて困難である。エ
イズ患者の場合には二次感染の危険性をなくすために
は、注射は極力避けなければならない。経口投与でも腸
管から吸収されてウィルスのいる組織及び細胞に到達し
うる分子量が小さく、しかもシイタケ栽培後の培地から
単離され精製された水溶性の変性やリグノスルフォン酸
と同様な効果をもつ水溶性リグニンの現出が望まれてい
る。リグニンは、セルロース及びその他の多糖類と共に
木材の細胞壁を構成する主要成分の一つであり、芳香族
重合化合物である。木材は言うまでもなく製紙産業にお
いて製紙用パルプの主要原料である。製紙用パルプは木
材を化学的に又は機械的に処理して製造されるが、主力
は化学的に処理して得られる化学パルプである。化学パ
ルプ製造法にはクラフト法とサルファイト法があるが我
が国においても又世界的にみても前者の生産量が圧倒的
に多い。ちなみに、平成5年度我が国でクラフト法によ
って製造された製紙用パルプは約900万トンにおよ
ぶ。クラフト法によるパルプ製造過程で木材中のリグニ
ンは、クラフトリグニンとしてパルプの主成分であるセ
ルロースを主とする多糖類から分離され、排液中に溶出
除去される。クラフトリグニンを多量に含む排液は濃縮
されボイラーで燃焼される。その一部は燃焼に先立って
熱風中に噴霧され粉末状のクラフトリグニンとして単離
され工業原料として利用されている。クラフト法パルプ
化中に、木材細胞壁中のリグニンはその主要な結合であ
るエーテル結合が切断されて著しく低分子化され、その
分子量は3500−4500といわれている。同時に他
の方法で単離されたリグニンにくらべて多量のフェノー
ル性水酸基を有し、化学的に活性に富んでいる。
し、ひとを死にいたらしめるウィルス疾患であり、近年
世界各国に非常な勢いで広がり、人類を危機に陥れてい
る。いくつかエイズの治療薬も開発され、臨床に応用さ
れているが、それらはまた様々な副作用をもつことも指
摘されている。近年シイタケ栽培後の培地から単離され
精製された水溶性の変性リグニン及びサルファイトパル
プ排液から取り出されたリグノスルフォン酸がエイズウ
ィルスの増殖を抑え、同時に免疫作用を増強することが
知られてきている。しかしながら、それらは分子量がお
おきく(シイタケ栽培後の培地から単離され精製された
水溶性の変性リグニン:50万、リグノスルフォン酸:
4万)、経口投与では腸管から吸収されてウィルスのい
る組織及び細胞に到達することは極めて困難である。エ
イズ患者の場合には二次感染の危険性をなくすために
は、注射は極力避けなければならない。経口投与でも腸
管から吸収されてウィルスのいる組織及び細胞に到達し
うる分子量が小さく、しかもシイタケ栽培後の培地から
単離され精製された水溶性の変性やリグノスルフォン酸
と同様な効果をもつ水溶性リグニンの現出が望まれてい
る。リグニンは、セルロース及びその他の多糖類と共に
木材の細胞壁を構成する主要成分の一つであり、芳香族
重合化合物である。木材は言うまでもなく製紙産業にお
いて製紙用パルプの主要原料である。製紙用パルプは木
材を化学的に又は機械的に処理して製造されるが、主力
は化学的に処理して得られる化学パルプである。化学パ
ルプ製造法にはクラフト法とサルファイト法があるが我
が国においても又世界的にみても前者の生産量が圧倒的
に多い。ちなみに、平成5年度我が国でクラフト法によ
って製造された製紙用パルプは約900万トンにおよ
ぶ。クラフト法によるパルプ製造過程で木材中のリグニ
ンは、クラフトリグニンとしてパルプの主成分であるセ
ルロースを主とする多糖類から分離され、排液中に溶出
除去される。クラフトリグニンを多量に含む排液は濃縮
されボイラーで燃焼される。その一部は燃焼に先立って
熱風中に噴霧され粉末状のクラフトリグニンとして単離
され工業原料として利用されている。クラフト法パルプ
化中に、木材細胞壁中のリグニンはその主要な結合であ
るエーテル結合が切断されて著しく低分子化され、その
分子量は3500−4500といわれている。同時に他
の方法で単離されたリグニンにくらべて多量のフェノー
ル性水酸基を有し、化学的に活性に富んでいる。
[問題点を解決するための手段]本発明は、このような
抗エイズウィルス及び免疫賦活剤としての、従来のシイ
タケ栽培後の培地から単離され精製された水溶性の変性
リグニン及びサルファイトパルプ排液から取り出された
リグノスルフォン酸の欠点に鑑み、経口投与可能な低分
子量の抗エイズウイルス及び免疫賦活作用を有する水溶
性リグニンを、安価で容易にしかも大量に入手できる単
離クラフトリグニンから製造する製造方法を提供しよう
とするものである。
抗エイズウィルス及び免疫賦活剤としての、従来のシイ
タケ栽培後の培地から単離され精製された水溶性の変性
リグニン及びサルファイトパルプ排液から取り出された
リグノスルフォン酸の欠点に鑑み、経口投与可能な低分
子量の抗エイズウイルス及び免疫賦活作用を有する水溶
性リグニンを、安価で容易にしかも大量に入手できる単
離クラフトリグニンから製造する製造方法を提供しよう
とするものである。
[実施例]市販されている針葉樹材または広葉樹材から
の単離クラフトリグニンは、特別な精製処理が施されて
おらず、パルプ製造に用いられた無機試薬、部分的に溶
出された糖類、及び原料木材中の抽出成分などリグニン
以外の不純物もふくまれている。これらの不純物を除去
するため、市販単離クラフトリグニンを約10倍量(容
量/重量)の90%含水ジオキサンに溶解し、生じた不
純物の沈殿をろ過して除き、ろ液をさらに約10倍量
(容量/容量)のジエチルエーテル中に激しく撹はんし
ながらゆっくりと滴下する。沈殿として生成した精製ク
ラフトリグニンを遠心分離によって集め、新しいジエチ
ルエーテルで洗浄し、遠心分離によってジエチルエーテ
ルを除く。ジエチルエーテルでの洗浄をもう一度繰り返
した後、低沸点区分の石油エーテルで一度洗浄し、減圧
下低温で乾燥する。この精製クラフトリグニンを次のい
ずれかの方法でカルボキシメチル化し水溶性化する。
の単離クラフトリグニンは、特別な精製処理が施されて
おらず、パルプ製造に用いられた無機試薬、部分的に溶
出された糖類、及び原料木材中の抽出成分などリグニン
以外の不純物もふくまれている。これらの不純物を除去
するため、市販単離クラフトリグニンを約10倍量(容
量/重量)の90%含水ジオキサンに溶解し、生じた不
純物の沈殿をろ過して除き、ろ液をさらに約10倍量
(容量/容量)のジエチルエーテル中に激しく撹はんし
ながらゆっくりと滴下する。沈殿として生成した精製ク
ラフトリグニンを遠心分離によって集め、新しいジエチ
ルエーテルで洗浄し、遠心分離によってジエチルエーテ
ルを除く。ジエチルエーテルでの洗浄をもう一度繰り返
した後、低沸点区分の石油エーテルで一度洗浄し、減圧
下低温で乾燥する。この精製クラフトリグニンを次のい
ずれかの方法でカルボキシメチル化し水溶性化する。
(1) 充分乾燥した精製クラフトリグニン1部を20
部の2モル苛性ソーダに溶かし、溶液を撹はんしながら
55℃に加熱する。この溶液に固体のモノクロロ酢酸1
部を撹はんしながら30分かけて徐々に加え、さらに2
時間55℃で加熱をつずける。反応後2モル塩酸で中和
し、目の細かい透析膜、例えばスペクトラポアー3(ス
ペクトラル・メヂカル工業社製、限界分子量3500)
を使って透析して無機反応試薬を除去し、カルボキシメ
チル化クラフトリグニン1を凍結乾燥によって単離す
る。
部の2モル苛性ソーダに溶かし、溶液を撹はんしながら
55℃に加熱する。この溶液に固体のモノクロロ酢酸1
部を撹はんしながら30分かけて徐々に加え、さらに2
時間55℃で加熱をつずける。反応後2モル塩酸で中和
し、目の細かい透析膜、例えばスペクトラポアー3(ス
ペクトラル・メヂカル工業社製、限界分子量3500)
を使って透析して無機反応試薬を除去し、カルボキシメ
チル化クラフトリグニン1を凍結乾燥によって単離す
る。
(2)充分乾燥した精製クラフトリグニン1部を20部
の4モル苛性ソーダに分散し、懸濁液を撹はんしながら
55℃に加熱する。この懸濁液に固体のモノクロロ酢酸
1部を撹はんしながら30分かけて徐々に加え、さらに
2時間55℃で加熱をつずける。反応後2モル塩酸で中
和し、目の細かい透析膜、例えばスペクトラポアー3
(スペクトラル・メヂカル工業社製、限界分子量350
0)を使って透析して無機反応試薬を除去し、カルボキ
シメチル化クラフトリグニン1よりカルボキシメチル基
の置換度が高い、カルボキシメチル化クラフトリグニン
2を凍結乾燥によって単離する。カルボキシメチル化ク
ラフトリグニン1では、原料のクラフトリグニンのフェ
ノール性水酸基だけがカルボキシメチル化され、コルボ
キシメチル基の置換度約0.45であるが、カルボキシ
メチル化クラフトリグニン2では、アルコール性水酸基
の一部もカルボキシメチル化され、カルボキシメチル基
の置換度は約0.7まで上昇する。
の4モル苛性ソーダに分散し、懸濁液を撹はんしながら
55℃に加熱する。この懸濁液に固体のモノクロロ酢酸
1部を撹はんしながら30分かけて徐々に加え、さらに
2時間55℃で加熱をつずける。反応後2モル塩酸で中
和し、目の細かい透析膜、例えばスペクトラポアー3
(スペクトラル・メヂカル工業社製、限界分子量350
0)を使って透析して無機反応試薬を除去し、カルボキ
シメチル化クラフトリグニン1よりカルボキシメチル基
の置換度が高い、カルボキシメチル化クラフトリグニン
2を凍結乾燥によって単離する。カルボキシメチル化ク
ラフトリグニン1では、原料のクラフトリグニンのフェ
ノール性水酸基だけがカルボキシメチル化され、コルボ
キシメチル基の置換度約0.45であるが、カルボキシ
メチル化クラフトリグニン2では、アルコール性水酸基
の一部もカルボキシメチル化され、カルボキシメチル基
の置換度は約0.7まで上昇する。
[効果]我が国においては、サルファイト法パルプ化は
減衰の一途をたどり、その排液から得られる水溶性リグ
ニンであるリグノスルフォン酸はその分子量が大きいと
いう利用上の欠点だけでなく、原料の入手も困難になる
ことも予想される。これに対してクラフト法パルプ化か
らのクラフトリグニンは原料の入手という点は問題がな
い。クラフトリグニンの水溶性化は従来芳香環へのスル
フォメチル基の導入による方法が知られているが、製造
にあたっては高温を必要とし、水溶性基の導入率もそれ
ほど高くない。加えて製造に用いたホルマリンの残留の
問題も医薬品としての利用上障害となりうる。これに対
してクラフトリグニンをカルボキシメチル化して得られ
た水溶性リグニンは、その分子量は約4000であり、
抗ウィルス活性に重要な役割を果たしていると考えられ
る水溶性基、すなわちカルボキシメチル基の置換度は高
く、目的に応じて制御することが出来る。この水溶性ク
ラフトリグニンは、200μg/mlの水溶液であって
も細胞に対してなんら毒性を示さず、12.5μg/m
lという極めて低い濃度でエイズウィルスの増殖を90
%以上、25μg/mlではほぼ100%阻害する。こ
れに対して、いずれも200μg/mlでは細胞に対し
て毒性を示さないが、12.5μg/ml及び25μg
/mlの濃度でのエイズウィルスの増殖阻止率は、シイ
タケ栽培培地から調製された水溶性リグニン(分子量約
50万)ではそれぞれ40%及び80%、またリグノス
ルフォン酸(分子量約4万)は、それぞれ60%及び9
0%であって、本発明によって製造された水溶性クラフ
トリグニンは、従来の水溶性リグニンに比較して優れた
性質を有している。
減衰の一途をたどり、その排液から得られる水溶性リグ
ニンであるリグノスルフォン酸はその分子量が大きいと
いう利用上の欠点だけでなく、原料の入手も困難になる
ことも予想される。これに対してクラフト法パルプ化か
らのクラフトリグニンは原料の入手という点は問題がな
い。クラフトリグニンの水溶性化は従来芳香環へのスル
フォメチル基の導入による方法が知られているが、製造
にあたっては高温を必要とし、水溶性基の導入率もそれ
ほど高くない。加えて製造に用いたホルマリンの残留の
問題も医薬品としての利用上障害となりうる。これに対
してクラフトリグニンをカルボキシメチル化して得られ
た水溶性リグニンは、その分子量は約4000であり、
抗ウィルス活性に重要な役割を果たしていると考えられ
る水溶性基、すなわちカルボキシメチル基の置換度は高
く、目的に応じて制御することが出来る。この水溶性ク
ラフトリグニンは、200μg/mlの水溶液であって
も細胞に対してなんら毒性を示さず、12.5μg/m
lという極めて低い濃度でエイズウィルスの増殖を90
%以上、25μg/mlではほぼ100%阻害する。こ
れに対して、いずれも200μg/mlでは細胞に対し
て毒性を示さないが、12.5μg/ml及び25μg
/mlの濃度でのエイズウィルスの増殖阻止率は、シイ
タケ栽培培地から調製された水溶性リグニン(分子量約
50万)ではそれぞれ40%及び80%、またリグノス
ルフォン酸(分子量約4万)は、それぞれ60%及び9
0%であって、本発明によって製造された水溶性クラフ
トリグニンは、従来の水溶性リグニンに比較して優れた
性質を有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 革 北海道札幌市東区北30条東13−2−13
Claims (2)
- 【請求項1】 クラフトパルプ製造の黒液を噴霧乾燥し
て得られたクラフトリグニンを精製した後、カルボキシ
メチル化することによる基の置換度が0.4の水溶性ク
ラフトリグニンを製造する製造方法 - 【請求項2】 クラフトパルプ製造の黒液を噴霧乾燥し
て得られたクラフトリグニンを精製した後、カルボキシ
メチル化することによる基の置換度が0.7の水溶性ク
ラフトリグニンを製造する製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6243509A JPH08143587A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 水溶性クラフトリグニンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6243509A JPH08143587A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 水溶性クラフトリグニンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08143587A true JPH08143587A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17104966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6243509A Pending JPH08143587A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 水溶性クラフトリグニンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08143587A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006202607A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Furukawa Co Ltd | 鉛蓄電池用負極添加剤 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP6243509A patent/JPH08143587A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006202607A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Furukawa Co Ltd | 鉛蓄電池用負極添加剤 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5268467A (en) | Immunomodulatory polysaccharide fractions from Astragalus plants | |
US5849720A (en) | Enhancement of non-specific immune defenses by administration of underivatized, aqueous soluble glucans | |
US5633369A (en) | Method for producing soluble glucans | |
KR102591794B1 (ko) | 폴리황산펜토산의 제조 방법 | |
US4313934A (en) | Physiologically active polysaccharides, production and uses thereof | |
KR102533822B1 (ko) | 폴리황산펜토산 및 폴리황산펜토산을 포함하는 의약 | |
JP2022180509A (ja) | ポリ硫酸ペントサン及びポリ硫酸ペントサンの製造方法 | |
CN110755598A (zh) | 活化胰岛素及治疗糖尿病的复合苦瓜肽口服药及制备方法 | |
JPH0539305A (ja) | アストラガルス・メンブラナセウスから抽出した免疫 変調性多糖類及びこれらを含有する薬剤組成物 | |
US4054648A (en) | Process for preparing a therapeutic agent | |
DE2919132A1 (de) | Substanz ks-2-b, verfahren zu deren herstellung und diese substanz enthaltende mittel | |
US4419349A (en) | Interferon inducer, a process for producing the same and pharmaceutical composition containing the same | |
US4762825A (en) | Polysaccharide RON substance | |
US3856945A (en) | Method of reducing serum cholesterol level with extract of konjac mannan | |
JPH08143587A (ja) | 水溶性クラフトリグニンの製造方法 | |
US5223258A (en) | Antiviral disinfecting composition and method of inactivating the aids virus in vitro | |
US4935239A (en) | Composition for antiviral medicines | |
FR2542745A1 (fr) | Polysaccharide, sa preparation et son application en therapeutique | |
KR20000070851A (ko) | Hiv 복제에 대한 억제력을 갖는 멜라닌 | |
JP2602715B2 (ja) | 抗ウィルス性医薬用組成物 | |
US4440761A (en) | Interferon inducer, a process for producing the same and pharmaceutical composition containing the same | |
KR870001931B1 (ko) | 다당체 rin 물질의 제조방법 | |
WO1997009338A1 (fr) | Procede de production de lignine kraft soluble dans l'eau | |
JPH06256205A (ja) | 植物組織からの生理活性物質の製造方法及びこの物質を含有する組成物 | |
KR20050071400A (ko) | 수용성 대두 올리고당류 분말의 제조방법 |