JPH08143097A - コンテナ - Google Patents

コンテナ

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Publication number
JPH08143097A
JPH08143097A JP6283227A JP28322794A JPH08143097A JP H08143097 A JPH08143097 A JP H08143097A JP 6283227 A JP6283227 A JP 6283227A JP 28322794 A JP28322794 A JP 28322794A JP H08143097 A JPH08143097 A JP H08143097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
container
vertical
reinforcements
wall plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6283227A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ishibashi
武士 石橋
Hiroshi Yamamoto
博 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SENYO UNYU KK
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
SENYO UNYU KK
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SENYO UNYU KK, Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical SENYO UNYU KK
Priority to JP6283227A priority Critical patent/JPH08143097A/ja
Publication of JPH08143097A publication Critical patent/JPH08143097A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 概ね直方体又は立法体の形状を有する箱体か
らなるコンテナであって、側壁板が樹脂板からなり、か
つ該樹脂板を縦方向に補強する縦補強材を有するコンテ
ナ。 【効果】 収納物を汚染することなく、かつ軽量で機械
的強度に優れ、収納中の汚染を極力避ける必要があるゴ
ムベール収納用に最適なコンテナを提供することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンテナに関するもの
である。更に詳しくは、本発明は、収納物を汚染するこ
となく、かつ軽量で機械的強度に優れ、収納中の汚染を
極力避ける必要があるゴムベール収納用に最適なコンテ
ナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴムベールとは、ゴム製品に成形加工す
る前の合成ゴムからなり、通常約40×70×20cm
程度の直方体の固形物を言う。該ゴムベールは、各種の
添加物を配合して混練加工され、成形、加硫などの工程
を経て、最終ゴム製品とされる。
【0003】ところで、ゴム製品の主要用途として、自
動車用タイヤがある。自動車用タイヤに用いるゴムに
は、安全性の観点から、極めて高度な品質安定性が要求
される。ところが、前記ゴムベールを成形加工場所へ移
動する際、ゴムベールはコンテナに収納して運搬・保管
されるが、この工程においてゴムベールが汚染されると
いう問題がある。すなわち、木材質からなる従来のコン
テナを用いた場合、木材小片がゴムベールに付着混入し
てゴムベールを汚染するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる状況において、
本発明が解決しようとする課題は、収納物を汚染するこ
となく、かつ軽量で機械的強度に優れ、収納中の汚染を
極力避ける必要があるゴムベール収納用に最適なコンテ
ナを提供する点に存するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、概
ね直方体又は立法体の形状を有する箱体からなるコンテ
ナであって、側壁板が樹脂板からなり、かつ該樹脂板を
縦方向に補強する縦補強材を有するコンテナに係るもの
である。
【0006】以下、詳細に説明する。
【0007】本発明のコンテナは、概ね直方体又は立法
体の形状を有する箱体からなるものである。その大きさ
は、通常、縦110〜120cm×横110〜150c
m×高さ100〜130cm程度である。なお、上端部
に蓋を有していてもよい。本発明のコンテナは、その側
壁板が樹脂板からなるものである。該樹脂としては、ポ
リプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、メラミ
ン樹脂などを例示することができ、非汚染性、軽量性、
機械的強度、経済性、入手容易性などの観点から、ポリ
プロピレンが好ましい。
【0008】本発明のコンテナは、上記の樹脂板を縦方
向に補強する縦補強材を有するものである。該縦補強材
を有しない場合は、ゴムベールなどの重量物を収納・運
搬する際の荷重に耐えることができない。すなわち、ゴ
ムベールは静置状態において若干の流れ性(「コールド
フロー」という。)を有し、収納中にコンテナの側壁を
外側に圧するので、該圧力に耐え得るために、本発明の
縦補強材は極めて重要なのである。
【0009】縦補強材は側壁板に接して、側壁板の最上
部から最下部にかけて縦方向にさし渡され、側壁板の機
械的強度を補強するものである。
【0010】縦補強材の材質としては、ステンレススチ
ール、アルミニウムなどを例示することができる。
【0011】縦補強材と側壁板との取り付け方法として
は、側壁板と縦補強材をボルト−ナットなどで固定する
方法、側壁板を挟んで対面する二枚の縦補強材により側
壁板を挟み、縦補強材と側壁板をボルト−ナットなどに
より固定する方法、縦補強材の断面を横H型の有溝構造
とし、該溝に側壁板を嵌め込んで固定する方法などをあ
げることができる。なお、側壁板としては、箱体の四側
面の各面が各一枚の側壁板からなるものでもよく、該各
面が縦補強材の部分で分割された小部分の側壁面からな
るものであってもよい。
【0012】次に、本発明の好ましい実施態様について
説明する。
【0013】本発明においては、上記のコールドフロー
に起因する圧力に耐えるため、側壁板が厚さ1〜15m
mのポリプロピレンの板からなり、隣接する縦補強材間
の間隔が600mm以下であることが好ましい。
【0014】また、本発明においては、側壁板を縦方向
に補強する縦補強材に加えて、側壁板を横方向に補強す
る横補強材を有すること、すなわち格子状の補強材を有
することが好ましい。なお、横補強材と側壁板との取り
付け方法としては、前記の縦補強材と側壁板との取付け
方法を準用できる。
【0015】更に、本発明においては、側壁板が厚さ1
〜15mmのポリプロピレンの板からなり、隣接する縦
補強材間の間隔が300mm以下であり、かつ隣接する
横補強材間の間隔が300mm以下であることが好まし
い。
【0016】本発明のコンテナの具体例としては、上表
面をポリプロピレンなどで被覆したスチール製パレット
又はプラスチックパレットなどを底面とし、側壁板の外
枠の一辺(側壁板4枚)又は二辺(側壁板2枚)を強化
して隅柱としての強度を持たせ、4枚の側壁板を組合せ
箱体を構成するコンテナをあげることができる。なお、
側壁板の上端は掛け金具で留め、側壁板の底面への取り
付け方法としては、ボルトなどで固定する方法、蝶番で
取り付ける方法、底面に設けた溝に嵌め込む方法、底面
に設けたL字型の枠に嵌め込む方法などをあげることが
できる。
【0017】
【作用】本発明のコンテナは、側壁に樹脂板を用いてい
るため、収納物を汚染することなく、かつ軽量であり、
縦補強材を有するため、機械的強度に優れ、収納中の汚
染を極力避ける必要があるゴムベール収納用に最適なコ
ンテナである。
【0018】
【実施例】次に、実施例により本発明を説明する。
【0019】実施例1(縦補強材の使用例) 図1に縦補強材(1)を有するコンテナの外観(縦11
1cm×横145cm×高さ105cm)を示す。側壁
板(3)は厚み9mmのポリプロピレンからなり、縦補
強材はステンレススチールからなる。縦補強材及び横補
強材は断面がコの字型又は横H型の有溝構造のもの(図
2)であり、該溝に側壁板を嵌め込んで固定してある。
なお、隣接する縦補強材間の間隔は500mmとした。
底面(4)は、上表面をポリプロピレンで被覆したスチ
ール製パレットを用い、側壁板は底面に設けた溝に嵌め
込んで取り付けた(図6)。
【0020】実施例2(縦補強材及び横補強材の使用
例) 図3に縦補強材(1)及び横補強材(2)を有するコン
テナの外観(縦111cm×横145cm×高さ105
cm)を示す。側壁板(3)は厚み3mmのポリプロピ
レンからなり、縦補強材及び横補強材はステンレススチ
ールからなる。縦補強材及び横補強材は断面が長方形の
有溝構造のものであり、側壁板と補強材とはリベットで
固定してある。なお、隣接する縦補強材間の間隔及び隣
接する横補強材間の間隔は、共に190〜250mmと
した。底面(4)は、上表面をポリプロピレンで被覆し
たスチール製パレットを用い、箱体の四隅にスチール製
の縦柱を設けてある。側壁板は底面に設けた溝に嵌め込
んで取り付けた(図6)。
【0021】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、収
納物を汚染することなく、かつ軽量で機械的強度に優
れ、収納中の汚染を極力避ける必要があるゴムベール収
納用に最適なコンテナを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のコンテナの外観を示す図である。
【図2】実施例1の縦補強材と側壁板を示す図である。
【図3】実施例2のコンテナの外観を示す図である。
【図4】実施例2の補強材を示す図である。
【図5】実施例1及び実施例2の底面を示す図である。
【図6】図5のA部の拡大図である。
【符号の説明】
1 縦補強材 2 横補強材 3 側壁板 4 底面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概ね直方体又は立法体の形状を有する箱
    体からなるコンテナであって、側壁板が樹脂板からな
    り、かつ該樹脂板を縦方向に補強する縦補強材を有する
    コンテナ。
  2. 【請求項2】 側壁板がポリプロピレンの板からなる請
    求項1記載のコンテナ。
  3. 【請求項3】 側壁板が厚さ1〜15mmのポリプロピ
    レンの板からなり、隣接する縦補強材間の間隔が600
    mm以下である請求項1記載のコンテナ。
  4. 【請求項4】 側壁板を縦方向に補強する縦補強材及び
    側壁板を横方向に補強する横補強材を有する請求項1記
    載のコンテナ。
  5. 【請求項5】 側壁板が厚さ1〜15mmのポリプロピ
    レンの板からなり、隣接する縦補強材間の間隔が300
    mm以下であり、かつ隣接する横補強材間の間隔が30
    0mm以下である請求項4記載のコンテナ。
  6. 【請求項6】 コンテナ内にゴムベールを収納する請求
    項1記載のゴムベール用コンテナ。
JP6283227A 1994-11-17 1994-11-17 コンテナ Pending JPH08143097A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6283227A JPH08143097A (ja) 1994-11-17 1994-11-17 コンテナ

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ID=17662741

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020055402A (ko) * 2000-12-28 2002-07-08 나까노 가쯔히꼬 조립식 컨테이너
JP2007331778A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Jsr Corp ボックス型パレットおよびボックス型パレットにおける物品の収容方法
JP2008001373A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Sumitomo Chemical Co Ltd ゴムベール用箱体及びゴムベールの保管方法

Cited By (3)

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