JPH08143083A - 抗菌、脱臭、鮮度保持作用を有する食品等の流通用容器 - Google Patents
抗菌、脱臭、鮮度保持作用を有する食品等の流通用容器Info
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- JPH08143083A JPH08143083A JP31270994A JP31270994A JPH08143083A JP H08143083 A JPH08143083 A JP H08143083A JP 31270994 A JP31270994 A JP 31270994A JP 31270994 A JP31270994 A JP 31270994A JP H08143083 A JPH08143083 A JP H08143083A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、例えば食品等の流通資材に用いる
主としてパルプ原料から成る抄造製品に関するものであ
って、特に機能性を有する食品等の流通用容器に係るも
のである。 【構成】 本発明の抗菌、脱臭、鮮度保持作用を有する
食品等の流通用容器１は主原料がパルプ繊維Ｐと、抗
菌、脱臭、鮮度保持作用のいずれか一つあるいは複数を
有する填料Ｆとを含んで成り、この主原料における少な
くともパルプ繊維Ｐがモールド成形されて成ることを特
徴とする。またパルプ繊維Ｐを含む原料液Ｍに対し、抗
菌、脱臭、鮮度保持作用のいずれか一つあるいは複数を
有する填料Ｆを内添し、これを抄造したことを特徴とす
る。またパルプ繊維Ｐを一定形状にモールド成形した
後、圧入、塗布もしくは浸漬によって前記抗菌、脱臭、
鮮度保持作用のいずれか一つあるいは複数を有する填料
Ｆを外添したことを特徴とする。
主としてパルプ原料から成る抄造製品に関するものであ
って、特に機能性を有する食品等の流通用容器に係るも
のである。 【構成】 本発明の抗菌、脱臭、鮮度保持作用を有する
食品等の流通用容器１は主原料がパルプ繊維Ｐと、抗
菌、脱臭、鮮度保持作用のいずれか一つあるいは複数を
有する填料Ｆとを含んで成り、この主原料における少な
くともパルプ繊維Ｐがモールド成形されて成ることを特
徴とする。またパルプ繊維Ｐを含む原料液Ｍに対し、抗
菌、脱臭、鮮度保持作用のいずれか一つあるいは複数を
有する填料Ｆを内添し、これを抄造したことを特徴とす
る。またパルプ繊維Ｐを一定形状にモールド成形した
後、圧入、塗布もしくは浸漬によって前記抗菌、脱臭、
鮮度保持作用のいずれか一つあるいは複数を有する填料
Ｆを外添したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば食品等の流通資
材に用いる主としてパルプ原料から成る抄造製品に関す
るものであって、特に機能性を有する食品等の流通用容
器に係るものである。
材に用いる主としてパルプ原料から成る抄造製品に関す
るものであって、特に機能性を有する食品等の流通用容
器に係るものである。
【０００２】
【発明の背景】従来、店頭に並ぶ調理済食品等の鮮度保
持を積極的に行う方法としては、流通用容器自体に抗
菌、脱臭、鮮度保持等の作用をもたせ、ひいては内容物
たる食品等の保護を行うという手法が行われている。こ
のものは一例として抄造条件の設定が容易な板紙を加工
したものであり、脱臭作用を与えることを目的として活
性炭を漉き込んである。
持を積極的に行う方法としては、流通用容器自体に抗
菌、脱臭、鮮度保持等の作用をもたせ、ひいては内容物
たる食品等の保護を行うという手法が行われている。こ
のものは一例として抄造条件の設定が容易な板紙を加工
したものであり、脱臭作用を与えることを目的として活
性炭を漉き込んである。
【０００３】しかしこのような板紙を出発部材として食
品等の流通用容器を形成するとなると、ヒートプレスに
より容器形状にするため、容器形状もプレス加工が許さ
れる範囲の単純なものに限られていた。
品等の流通用容器を形成するとなると、ヒートプレスに
より容器形状にするため、容器形状もプレス加工が許さ
れる範囲の単純なものに限られていた。
【０００４】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、複雑な形状であっても製造で
きるようにモールド成形を前提とし、このものに抗菌、
脱臭、鮮度保持作用を具えさせた新規な食品等の流通用
容器の開発を試みたものである。
らなされたものであって、複雑な形状であっても製造で
きるようにモールド成形を前提とし、このものに抗菌、
脱臭、鮮度保持作用を具えさせた新規な食品等の流通用
容器の開発を試みたものである。
【０００５】
【目的達成の手段】すなわち請求項１記載の抗菌、脱
臭、鮮度保持作用を有する食品等の流通用容器は、主原
料がパルプ繊維と、抗菌、脱臭、鮮度保持作用のいずれ
か一つあるいは複数を有する填料とを含んで成り、この
主原料における少なくともパルプ繊維がモールド成形さ
れて成ることを特徴とする。
臭、鮮度保持作用を有する食品等の流通用容器は、主原
料がパルプ繊維と、抗菌、脱臭、鮮度保持作用のいずれ
か一つあるいは複数を有する填料とを含んで成り、この
主原料における少なくともパルプ繊維がモールド成形さ
れて成ることを特徴とする。
【０００６】また請求項２記載の抗菌、脱臭、鮮度保持
作用を有する食品等の流通用容器は前記要件に加え、パ
ルプ繊維を含む原料液に対し、抗菌、脱臭、鮮度保持作
用のいずれか一つあるいは複数を有する填料を内添し、
これを抄造したことを特徴とする。
作用を有する食品等の流通用容器は前記要件に加え、パ
ルプ繊維を含む原料液に対し、抗菌、脱臭、鮮度保持作
用のいずれか一つあるいは複数を有する填料を内添し、
これを抄造したことを特徴とする。
【０００７】更にまた請求項３記載の抗菌、脱臭、鮮度
保持作用を有する食品等の流通用容器は前記請求項１記
載の要件に加え、パルプ繊維を一定形状にモールド成形
した後、圧入、塗布もしくは浸漬によって前記抗菌、脱
臭、鮮度保持作用のいずれか一つあるいは複数を有する
填料を外添したことを特徴とする。
保持作用を有する食品等の流通用容器は前記請求項１記
載の要件に加え、パルプ繊維を一定形状にモールド成形
した後、圧入、塗布もしくは浸漬によって前記抗菌、脱
臭、鮮度保持作用のいずれか一つあるいは複数を有する
填料を外添したことを特徴とする。
【０００８】更にまた請求項４記載の抗菌作用を有する
食品等の流通用容器は前記要件に加え、前記抗菌作用を
有する填料はカキ殻パウダーであることを特徴とする。
食品等の流通用容器は前記要件に加え、前記抗菌作用を
有する填料はカキ殻パウダーであることを特徴とする。
【０００９】更にまた請求項５記載の抗菌作用を有する
食品等の流通用容器は前記請求項１、２または３記載の
要件に加え、前記抗菌作用を有する填料はわさびパウダ
ーであることを特徴とする。
食品等の流通用容器は前記請求項１、２または３記載の
要件に加え、前記抗菌作用を有する填料はわさびパウダ
ーであることを特徴とする。
【００１０】更にまた請求項６記載の抗菌作用を有する
食品等の流通用容器は前記請求項１、２または３記載の
要件に加え、前記抗菌作用を有する填料はからしパウダ
ーであることを特徴とする。
食品等の流通用容器は前記請求項１、２または３記載の
要件に加え、前記抗菌作用を有する填料はからしパウダ
ーであることを特徴とする。
【００１１】更にまた請求項７記載の脱臭、鮮度保持作
用を有する食品等の流通用容器は前記請求項１、２また
は３記載の要件に加え、前記脱臭、鮮度保持作用を有す
る填料は竹の炭化処理パウダーであることを特徴とす
る。これら発明により前記目的を達成しようとするもの
である。
用を有する食品等の流通用容器は前記請求項１、２また
は３記載の要件に加え、前記脱臭、鮮度保持作用を有す
る填料は竹の炭化処理パウダーであることを特徴とす
る。これら発明により前記目的を達成しようとするもの
である。
【００１２】
【発明の作用】まず本出願の請求項１記載の発明によれ
ば、主原料がパルプ繊維と、抗菌、脱臭、鮮度保持作用
のいずれか一つあるいは複数を有する填料とを含んで成
り、この主原料における少なくともパルプ繊維がモール
ド成形されて成るので、流通用容器が抗菌、脱臭、鮮度
保持作用のいずれか一つあるいは複数を発揮するととも
に、複雑な形状の流通用容器でも製造することができ
る。
ば、主原料がパルプ繊維と、抗菌、脱臭、鮮度保持作用
のいずれか一つあるいは複数を有する填料とを含んで成
り、この主原料における少なくともパルプ繊維がモール
ド成形されて成るので、流通用容器が抗菌、脱臭、鮮度
保持作用のいずれか一つあるいは複数を発揮するととも
に、複雑な形状の流通用容器でも製造することができ
る。
【００１３】また本出願の請求項２記載の発明によれ
ば、パルプ繊維を含む原料液に対し、抗菌、脱臭、鮮度
保持作用のいずれか一つあるいは複数を有する填料を内
添し、これを抄造したので、流通用容器の内部に均一に
填料が入り込む。
ば、パルプ繊維を含む原料液に対し、抗菌、脱臭、鮮度
保持作用のいずれか一つあるいは複数を有する填料を内
添し、これを抄造したので、流通用容器の内部に均一に
填料が入り込む。
【００１４】更にまた本出願の請求項３記載の発明によ
れば、パルプ繊維を一定形状にモールド成形した後、圧
入、塗布もしくは浸漬によって前記抗菌、脱臭、鮮度保
持作用のいずれか一つあるいは複数を有する填料を外添
したので、流通用容器の表層部付近に填料が集中する。
れば、パルプ繊維を一定形状にモールド成形した後、圧
入、塗布もしくは浸漬によって前記抗菌、脱臭、鮮度保
持作用のいずれか一つあるいは複数を有する填料を外添
したので、流通用容器の表層部付近に填料が集中する。
【００１５】更にまた本出願の請求項４記載の発明によ
れば、前記抗菌作用を有する填料はカキ殻パウダーであ
るので、流通用容器が抗菌作用を有する。
れば、前記抗菌作用を有する填料はカキ殻パウダーであ
るので、流通用容器が抗菌作用を有する。
【００１６】更にまた本出願の請求項５記載の発明によ
れば、前記抗菌作用を有する填料はわさびパウダーであ
るので、流通用容器が抗菌作用を有する。
れば、前記抗菌作用を有する填料はわさびパウダーであ
るので、流通用容器が抗菌作用を有する。
【００１７】更にまた本出願の請求項６記載の発明によ
れば、前記抗菌作用を有する填料はからしパウダーであ
るので、流通用容器が抗菌作用を有する。
れば、前記抗菌作用を有する填料はからしパウダーであ
るので、流通用容器が抗菌作用を有する。
【００１８】更にまた本出願の請求項７記載の発明によ
れば、前記脱臭、鮮度保持作用を有する填料は竹の炭化
処理パウダーであるので、流通用容器が脱臭、鮮度保持
作用を有する。
れば、前記脱臭、鮮度保持作用を有する填料は竹の炭化
処理パウダーであるので、流通用容器が脱臭、鮮度保持
作用を有する。
【００１９】
【実施例】まず、本発明の抗菌、脱臭、鮮度保持作用を
有する食品等の流通用容器１を製造するための装置につ
いて図面に基づいて概略的に説明し、その装置の作動状
態を述べながら併せ本発明の抗菌、脱臭、鮮度保持作用
を有する食品等の流通用容器１を概略的に説明する。な
お、後述する填料Ｆをあらかじめ原料液Ｍへ混入した状
態を内添と定義する。また後述するキャリヤネット１３
上に残った所定形状の固形成分を以下基材５と称し、こ
のものを乾燥処理したものを抄造製品３と称する。そし
て基材５あるいは抄造製品３を形成した後、填料Ｆを一
体化する態様を外添と定義する。従って抄造製品３は内
添の場合は流通用容器１と同義であり、外添の場合は填
料Ｆが加わった後の形態で流通用容器１となる。因みに
原料液Ｍに対しては、従来公知の他の填料を加えても構
わない。
有する食品等の流通用容器１を製造するための装置につ
いて図面に基づいて概略的に説明し、その装置の作動状
態を述べながら併せ本発明の抗菌、脱臭、鮮度保持作用
を有する食品等の流通用容器１を概略的に説明する。な
お、後述する填料Ｆをあらかじめ原料液Ｍへ混入した状
態を内添と定義する。また後述するキャリヤネット１３
上に残った所定形状の固形成分を以下基材５と称し、こ
のものを乾燥処理したものを抄造製品３と称する。そし
て基材５あるいは抄造製品３を形成した後、填料Ｆを一
体化する態様を外添と定義する。従って抄造製品３は内
添の場合は流通用容器１と同義であり、外添の場合は填
料Ｆが加わった後の形態で流通用容器１となる。因みに
原料液Ｍに対しては、従来公知の他の填料を加えても構
わない。
【００２０】抄造装置２は図２に示すように、原料液Ｍ
から液体成分Ｌを抜き取り、基材５を抄き出す作用を行
う装置である。符号１０に示すのがこのものの主要部材
である抄造カップであり、この内部において基材５の抄
造が行われる。抄造カップ１０は抄造する製品スペック
に応じて適宜の容積のものが選択され、原料液Ｍが投入
される。このものには下端に管が接続され、管に接続さ
れる適宜の吸引装置により、もしくは自然流下により、
液体成分Ｌの排出が行われる。抄造カップ１０は下部に
多数の液抜孔を具えたサポーター１２を配する。このも
のは基材５の型であるキャリヤネット１３とほぼ同形で
あり、キャリヤネット１３がサポーター１２上に保持さ
れる。
から液体成分Ｌを抜き取り、基材５を抄き出す作用を行
う装置である。符号１０に示すのがこのものの主要部材
である抄造カップであり、この内部において基材５の抄
造が行われる。抄造カップ１０は抄造する製品スペック
に応じて適宜の容積のものが選択され、原料液Ｍが投入
される。このものには下端に管が接続され、管に接続さ
れる適宜の吸引装置により、もしくは自然流下により、
液体成分Ｌの排出が行われる。抄造カップ１０は下部に
多数の液抜孔を具えたサポーター１２を配する。このも
のは基材５の型であるキャリヤネット１３とほぼ同形で
あり、キャリヤネット１３がサポーター１２上に保持さ
れる。
【００２１】このような抄造装置２を用いて基材５を得
るには、まず原料としてはパルプ繊維Ｐの分散液を用
い、このものを一定量ずつ取り出し、抄造カップ１０に
投入する。するとパルプ繊維Ｐはキャリヤネット１３上
に抄出されて一定の厚みのウェブ状の層を形成するとと
もに、液体成分Ｌはキャリヤネット１３の目を抜けて更
に下方に流下する。このとき下方より強制吸引を行えば
抄出速度を速めることができる。このようにして液体成
分Ｌの流下が終了すると、キャリヤネット１３上に所定
形状の固形成分である基材５が残り、これをこの位置で
あるいは図示しない移送装置により乾燥工程に移送し
て、適宜の手段によって乾燥処理を施し、抄造製品３を
得るのである。以上が本発明の抗菌、脱臭、鮮度保持作
用を有する食品等の流通用容器１の製造方法に関する概
略的説明であって、以下、各態様毎に詳細に説明する。
るには、まず原料としてはパルプ繊維Ｐの分散液を用
い、このものを一定量ずつ取り出し、抄造カップ１０に
投入する。するとパルプ繊維Ｐはキャリヤネット１３上
に抄出されて一定の厚みのウェブ状の層を形成するとと
もに、液体成分Ｌはキャリヤネット１３の目を抜けて更
に下方に流下する。このとき下方より強制吸引を行えば
抄出速度を速めることができる。このようにして液体成
分Ｌの流下が終了すると、キャリヤネット１３上に所定
形状の固形成分である基材５が残り、これをこの位置で
あるいは図示しない移送装置により乾燥工程に移送し
て、適宜の手段によって乾燥処理を施し、抄造製品３を
得るのである。以上が本発明の抗菌、脱臭、鮮度保持作
用を有する食品等の流通用容器１の製造方法に関する概
略的説明であって、以下、各態様毎に詳細に説明する。
【００２２】まず請求項１及び２で定義した、流通用容
器１について製造工程を追って説明する。 (i) 填料Ｆの内添 原料液 この方法で用いる原料液Ｍは、パルプ繊維Ｐと填料Ｆと
の分散液である。因みにこの原料の状態を填料Ｆの内添
状態という。また請求項４、５、６または７で定義した
ように、填料Ｆはカキ殻パウダーＦ1 、わさびパウダー
Ｆ2 、からしパウダーＦ3 、竹の炭化処理パウダーＦ4
のいずれか一つまたは複数である。もちろん従来一般に
加えられる填料を含むことは差し支えない。
器１について製造工程を追って説明する。 (i) 填料Ｆの内添 原料液 この方法で用いる原料液Ｍは、パルプ繊維Ｐと填料Ｆと
の分散液である。因みにこの原料の状態を填料Ｆの内添
状態という。また請求項４、５、６または７で定義した
ように、填料Ｆはカキ殻パウダーＦ1 、わさびパウダー
Ｆ2 、からしパウダーＦ3 、竹の炭化処理パウダーＦ4
のいずれか一つまたは複数である。もちろん従来一般に
加えられる填料を含むことは差し支えない。
【００２３】自然流下 抄造工程においては先ず原料液Ｍを抄造カップ１０に投
入し自然流下させる。すると図３（ａ）に示すように比
重の重いパルプ繊維Ｐがキャリヤネット１３上に堆積す
ると同時に、一部の填料Ｆがパルプ繊維Ｐの空隙やポー
ラス空間に入り込み基材５を形成する。
入し自然流下させる。すると図３（ａ）に示すように比
重の重いパルプ繊維Ｐがキャリヤネット１３上に堆積す
ると同時に、一部の填料Ｆがパルプ繊維Ｐの空隙やポー
ラス空間に入り込み基材５を形成する。
【００２４】強制吸引 このような自然流下を継続するとやがて図３（ｂ）に示
すように基材５上に填料Ｆが堆積する。この状態で自然
流下をやめ、下方から強制吸引する。この強制吸引によ
り図３（ｃ）に示すように基材５上に堆積した填料Ｆが
更にパルプ繊維Ｐの空隙やポーラス空間に充填され基材
５を高密度にする。因みに過度の吸引は、填料Ｆを基材
５を通過させキャリヤネット１３の目を抜けて下方に流
下させてしまうため、吸引は適度にする必要がある。
すように基材５上に填料Ｆが堆積する。この状態で自然
流下をやめ、下方から強制吸引する。この強制吸引によ
り図３（ｃ）に示すように基材５上に堆積した填料Ｆが
更にパルプ繊維Ｐの空隙やポーラス空間に充填され基材
５を高密度にする。因みに過度の吸引は、填料Ｆを基材
５を通過させキャリヤネット１３の目を抜けて下方に流
下させてしまうため、吸引は適度にする必要がある。
【００２５】自然流下 最後に強制吸引をやめた後、更に自然流下をさせる。こ
の自然流下により図３（ｄ）に示すように、基材５の表
面に高密度に填料Ｆが充填されるのである。これをこの
位置であるいは図示しない移送装置により乾燥工程に移
送して、適宜の手段によって乾燥処理を施し、図１に示
す流通用容器１を得るのである。
の自然流下により図３（ｄ）に示すように、基材５の表
面に高密度に填料Ｆが充填されるのである。これをこの
位置であるいは図示しない移送装置により乾燥工程に移
送して、適宜の手段によって乾燥処理を施し、図１に示
す流通用容器１を得るのである。
【００２６】次に請求項１及び３で定義した、流通用容
器１並びにその製造方法について説明する。 (ii)填料Ｆの外添 この方法で用いる原料液Ｍはパルプ繊維Ｐの分散液であ
り、填料Ｆは内添していない。しかし従来一般に加えら
れる填料を含んでも差し支えない。また請求項４、５、
６または７で定義したように、填料Ｆはカキ殻パウダー
Ｆ1 、わさびパウダーＦ2 、からしパウダーＦ3 、竹の
炭化処理パウダーＦ4 のいずれか一つまたは複数であ
る。
器１並びにその製造方法について説明する。 (ii)填料Ｆの外添 この方法で用いる原料液Ｍはパルプ繊維Ｐの分散液であ
り、填料Ｆは内添していない。しかし従来一般に加えら
れる填料を含んでも差し支えない。また請求項４、５、
６または７で定義したように、填料Ｆはカキ殻パウダー
Ｆ1 、わさびパウダーＦ2 、からしパウダーＦ3 、竹の
炭化処理パウダーＦ4 のいずれか一つまたは複数であ
る。
【００２７】まず抄造工程においては原料液Ｍを自然流
下あるいは強制吸引により液体成分Ｌを排出させる。す
るとパルプ繊維Ｐがキャリヤネット１３上に堆積し、パ
ルプ繊維Ｐだけによって基材５を形成する。これをこの
位置であるいは図示しない移送装置により乾燥工程に移
送して、適宜の手段によって乾燥処理を施せば抄造製品
３を得る。
下あるいは強制吸引により液体成分Ｌを排出させる。す
るとパルプ繊維Ｐがキャリヤネット１３上に堆積し、パ
ルプ繊維Ｐだけによって基材５を形成する。これをこの
位置であるいは図示しない移送装置により乾燥工程に移
送して、適宜の手段によって乾燥処理を施せば抄造製品
３を得る。
【００２８】まず填料Ｆを基材５もしくは抄造製品３に
圧入する二通りの方法について説明する。 （ａ）圧入１ まず図４（ａ）（ｂ）に示すようにパルプ繊維Ｐによっ
て基材５を形成する。次いで図４（ｃ）に示すように抄
造カップ１０に対して填料Ｆの分散液を投入し下方より
強制吸引を行うと図４（ｄ）に示すように基材５上に堆
積した填料Ｆがパルプ繊維Ｐの空隙やポーラス空間に充
填され基材５を高密度にする、そしてこれを乾燥すると
流通用容器１を得る。因みに過度の吸引は先の実施例と
同様、填料を基材５を通過させキャリヤネット１３の目
を抜けて下方に流下させてしまうため、吸引は適度にす
る必要がある。また図４に示した例では基材５の開口部
が下方を向いているが、流通用容器１において抗菌、脱
臭、鮮度保持作用が要求されるのは開口部側なので、こ
の開口部を上方に向けて前記した強制吸引を行うことが
好ましい。
圧入する二通りの方法について説明する。 （ａ）圧入１ まず図４（ａ）（ｂ）に示すようにパルプ繊維Ｐによっ
て基材５を形成する。次いで図４（ｃ）に示すように抄
造カップ１０に対して填料Ｆの分散液を投入し下方より
強制吸引を行うと図４（ｄ）に示すように基材５上に堆
積した填料Ｆがパルプ繊維Ｐの空隙やポーラス空間に充
填され基材５を高密度にする、そしてこれを乾燥すると
流通用容器１を得る。因みに過度の吸引は先の実施例と
同様、填料を基材５を通過させキャリヤネット１３の目
を抜けて下方に流下させてしまうため、吸引は適度にす
る必要がある。また図４に示した例では基材５の開口部
が下方を向いているが、流通用容器１において抗菌、脱
臭、鮮度保持作用が要求されるのは開口部側なので、こ
の開口部を上方に向けて前記した強制吸引を行うことが
好ましい。
【００２９】次にもう一方の圧入方法について説明す
る。 （ｂ）圧入２ まず図５（ａ）（ｂ）に示すようにパルプ繊維Ｐによっ
て基材５を形成する。次いで吸引手段を具えた他の装置
に基材５を移送した後、図５（ｃ）に示すように基材５
の開口面に対して粉体状の填料Ｆを吹き付けると同時に
下方から強制吸引すると、基材５に吹き付けられた填料
Ｆがパルプ繊維Ｐの空隙やポーラス空間に充填され図５
（ｄ）に示すように基材５を高密度にする。そしてこれ
を乾燥すると流通用容器１を得る。
る。 （ｂ）圧入２ まず図５（ａ）（ｂ）に示すようにパルプ繊維Ｐによっ
て基材５を形成する。次いで吸引手段を具えた他の装置
に基材５を移送した後、図５（ｃ）に示すように基材５
の開口面に対して粉体状の填料Ｆを吹き付けると同時に
下方から強制吸引すると、基材５に吹き付けられた填料
Ｆがパルプ繊維Ｐの空隙やポーラス空間に充填され図５
（ｄ）に示すように基材５を高密度にする。そしてこれ
を乾燥すると流通用容器１を得る。
【００３０】次に填料Ｆを溶かした填料液ＰＦを抄造製
品３に塗布する方法について説明する。 （ｃ）塗布 まずパルプ繊維Ｐだけによって基材５を形成し、これを
乾燥して抄造製品３を得る。次いで図６（ａ）に示すよ
うにこの抄造製品３の開口面または全面に対してパウダ
ー状の填料Ｆを水に溶いた填料液ＰＦを、ブラシ、スプ
レー等により塗布すると、填料Ｆがパルプ繊維Ｐの空隙
やポーラス空間に充填され、図６（ｂ）に示すように水
の蒸発によりパルプ繊維Ｐの空隙やポーラス空間に残留
するので抗菌、脱臭、鮮度保持作用のいずれか一つまた
は複数を具えた食品流通容器１を得る。もちろんこのよ
うな塗布を複数回行えば更に填料Ｆの吸着を確実に行う
ことができる。
品３に塗布する方法について説明する。 （ｃ）塗布 まずパルプ繊維Ｐだけによって基材５を形成し、これを
乾燥して抄造製品３を得る。次いで図６（ａ）に示すよ
うにこの抄造製品３の開口面または全面に対してパウダ
ー状の填料Ｆを水に溶いた填料液ＰＦを、ブラシ、スプ
レー等により塗布すると、填料Ｆがパルプ繊維Ｐの空隙
やポーラス空間に充填され、図６（ｂ）に示すように水
の蒸発によりパルプ繊維Ｐの空隙やポーラス空間に残留
するので抗菌、脱臭、鮮度保持作用のいずれか一つまた
は複数を具えた食品流通容器１を得る。もちろんこのよ
うな塗布を複数回行えば更に填料Ｆの吸着を確実に行う
ことができる。
【００３１】次に填料Ｆを溶かした填料液ＰＦに抄造製
品３を浸漬する方法について説明する。 （ｄ）浸漬 まずパルプ繊維Ｐだけによって基材５を形成し、これを
乾燥して抄造製品３を得る。次いで図７（ａ）に示すよ
うにこの抄造製品３を填料Ｆを水に溶いた填料液ＰＦに
浸漬すると、填料Ｆがパルプ繊維Ｐの空隙やポーラス空
間に充填され、これを取り出し乾燥させると水の蒸発に
よりパルプ繊維Ｐの空隙やポーラス空間に残留するので
抗菌、脱臭、鮮度保持作用のいずれか一つまたは複数を
具えた食品流通容器１を得る。もちろんこのような浸漬
を複数回行えば更に填料Ｆの吸着を確実に行うことがで
きる。また量産時には図７（ｂ）に示すような、コンベ
ヤの軌道の一部が填料液ＰＦを入れた槽に浸かるような
工程を用いれば、効率よく浸漬が行える。
品３を浸漬する方法について説明する。 （ｄ）浸漬 まずパルプ繊維Ｐだけによって基材５を形成し、これを
乾燥して抄造製品３を得る。次いで図７（ａ）に示すよ
うにこの抄造製品３を填料Ｆを水に溶いた填料液ＰＦに
浸漬すると、填料Ｆがパルプ繊維Ｐの空隙やポーラス空
間に充填され、これを取り出し乾燥させると水の蒸発に
よりパルプ繊維Ｐの空隙やポーラス空間に残留するので
抗菌、脱臭、鮮度保持作用のいずれか一つまたは複数を
具えた食品流通容器１を得る。もちろんこのような浸漬
を複数回行えば更に填料Ｆの吸着を確実に行うことがで
きる。また量産時には図７（ｂ）に示すような、コンベ
ヤの軌道の一部が填料液ＰＦを入れた槽に浸かるような
工程を用いれば、効率よく浸漬が行える。
【００３２】
【他の改変例】前記実施例において説明した食品流通容
器１は、抗菌、脱臭、鮮度保持作用を有し、ひいては内
容物たる食品等の保護を行うものであるが、内容物たる
食品等に填料Ｆあるいはこの匂いが付着するのを防ぐに
は、前記実施例において説明した食品流通容器１に対し
て水分不透過性且つ通気性のシートをコーティングすれ
ばよい。また内容物としては食品のほか、園芸用種子、
花卉等の生鮮品とすることも可能である。
器１は、抗菌、脱臭、鮮度保持作用を有し、ひいては内
容物たる食品等の保護を行うものであるが、内容物たる
食品等に填料Ｆあるいはこの匂いが付着するのを防ぐに
は、前記実施例において説明した食品流通容器１に対し
て水分不透過性且つ通気性のシートをコーティングすれ
ばよい。また内容物としては食品のほか、園芸用種子、
花卉等の生鮮品とすることも可能である。
【００３３】
【発明の効果】まず本出願の請求項１記載の発明によれ
ば、主原料がパルプ繊維Ｐと、抗菌、脱臭、鮮度保持作
用のいずれか一つあるいは複数を有する填料Ｆとを含ん
で成り、この主原料における少なくともパルプ繊維Ｐが
モールド成形されて成るので、複雑な形状の流通用容器
１を得ることができ更にこのものが抗菌、脱臭、鮮度保
持作用のいずれか一つあるいは複数を有することができ
る。
ば、主原料がパルプ繊維Ｐと、抗菌、脱臭、鮮度保持作
用のいずれか一つあるいは複数を有する填料Ｆとを含ん
で成り、この主原料における少なくともパルプ繊維Ｐが
モールド成形されて成るので、複雑な形状の流通用容器
１を得ることができ更にこのものが抗菌、脱臭、鮮度保
持作用のいずれか一つあるいは複数を有することができ
る。
【００３４】また本出願の請求項２記載の発明によれ
ば、パルプ繊維Ｐを含む原料液Ｍに対し、抗菌、脱臭、
鮮度保持作用のいずれか一つあるいは複数を有する填料
Ｆを内添し、これを抄造したので、流通用容器１の内部
に均一に填料が入り込むとともに抗菌、脱臭、鮮度保持
作用のいずれか一つあるいは複数を有することができ
る。
ば、パルプ繊維Ｐを含む原料液Ｍに対し、抗菌、脱臭、
鮮度保持作用のいずれか一つあるいは複数を有する填料
Ｆを内添し、これを抄造したので、流通用容器１の内部
に均一に填料が入り込むとともに抗菌、脱臭、鮮度保持
作用のいずれか一つあるいは複数を有することができ
る。
【００３５】更に本出願の請求項３記載の発明によれ
ば、パルプ繊維Ｐを一定形状にモールド成形した後、圧
入、塗布もしくは浸漬によって前記抗菌、脱臭、鮮度保
持作用のいずれか一つあるいは複数を有する填料Ｆを外
添したので、流通用容器１の表層部付近に填料集中する
とともに抗菌、脱臭、鮮度保持作用のいずれか一つある
いは複数を有することができる。
ば、パルプ繊維Ｐを一定形状にモールド成形した後、圧
入、塗布もしくは浸漬によって前記抗菌、脱臭、鮮度保
持作用のいずれか一つあるいは複数を有する填料Ｆを外
添したので、流通用容器１の表層部付近に填料集中する
とともに抗菌、脱臭、鮮度保持作用のいずれか一つある
いは複数を有することができる。
【００３６】更に本出願の請求項４記載の発明によれ
ば、前記抗菌作用を有する填料Ｆはカキ殻パウダーＦ1
であるので、流通用容器１が抗菌作用を有することがで
きる。
ば、前記抗菌作用を有する填料Ｆはカキ殻パウダーＦ1
であるので、流通用容器１が抗菌作用を有することがで
きる。
【００３７】更に本出願の請求項５記載の発明によれ
ば、前記抗菌作用を有する填料はわさびパウダーＦ2 で
あるので、流通用容器１が抗菌作用を有することができ
る。
ば、前記抗菌作用を有する填料はわさびパウダーＦ2 で
あるので、流通用容器１が抗菌作用を有することができ
る。
【００３８】更に本出願の請求項６記載の発明によれ
ば、前記抗菌作用を有する填料ＦはからしパウダーＦ3
であるので、流通用容器１が抗菌作用を有することがで
きる。
ば、前記抗菌作用を有する填料ＦはからしパウダーＦ3
であるので、流通用容器１が抗菌作用を有することがで
きる。
【００３９】更に本出願の請求項７記載の発明によれ
ば、前記脱臭、鮮度保持作用を有する填料Ｆは竹の炭化
処理パウダーＦ4 であるので、流通用容器１が脱臭、鮮
度保持作用を有することができる。
ば、前記脱臭、鮮度保持作用を有する填料Ｆは竹の炭化
処理パウダーＦ4 であるので、流通用容器１が脱臭、鮮
度保持作用を有することができる。
【図１】本発明の流通用容器を一部破断して示す斜視図
並びにその破断面の一部を拡大して示す斜視図である。
並びにその破断面の一部を拡大して示す斜視図である。
【図２】本発明の流通用容器の製造工程において用いる
抄造装置を破断して示す縦断側面図並びにその破断面の
一部を拡大して示す縦断側面図である。
抄造装置を破断して示す縦断側面図並びにその破断面の
一部を拡大して示す縦断側面図である。
【図３】填料が内添された原料液から流通用容器を製造
する様子を段階的に示す説明図である。
する様子を段階的に示す説明図である。
【図４】填料を外添する場合の実施例の一つを示すもの
であって、このうち抄造時に基材に対して填料を圧入す
る方法を段階的に示す縦断側面図である。
であって、このうち抄造時に基材に対して填料を圧入す
る方法を段階的に示す縦断側面図である。
【図５】同上、基材に対して吹き付けにより填料を圧入
する方法を段階的に示す縦断側面図である。
する方法を段階的に示す縦断側面図である。
【図６】同上、基材に対して塗布により填料を外添する
方法を段階的に示す縦断側面図である。
方法を段階的に示す縦断側面図である。
【図７】同上、基材に対して浸漬により填料を外添する
二種の実施例を示す縦断側面図である。
二種の実施例を示す縦断側面図である。
１ 流通用容器 ２ 抄造装置 ３ 抄造製品 ５ 基材 １０ 抄造カップ １２ サポーター １３ キャリヤネット Ｆ 填料 Ｆ1 カキ殻パウダー Ｆ2 わさびパウダー Ｆ3 からしパウダー Ｆ4 竹の炭化処理パウダー Ｍ 原料液 Ｌ 液体成分 Ｐ パルプ繊維 ＰＦ 填料液
Claims (7)
- 【請求項１】 主原料がパルプ繊維と、抗菌、脱臭、鮮
度保持作用のいずれか一つあるいは複数を有する填料と
を含んで成り、この主原料における少なくともパルプ繊
維がモールド成形されて成ることを特徴とする、抗菌、
脱臭、鮮度保持作用を有する食品等の流通用容器。 - 【請求項２】 パルプ繊維を含む原料液に対し、抗菌、
脱臭、鮮度保持作用のいずれか一つあるいは複数を有す
る填料を内添し、これを抄造したことを特徴とする請求
項１記載の抗菌、脱臭、鮮度保持作用を有する食品等の
流通用容器。 - 【請求項３】 パルプ繊維を一定形状にモールド成形し
た後、圧入、塗布もしくは浸漬によって前記抗菌、脱
臭、鮮度保持作用のいずれか一つあるいは複数を有する
填料を外添したことを特徴とする請求項１記載の抗菌、
脱臭、鮮度保持作用を有する食品等の流通用容器。 - 【請求項４】 前記抗菌作用を有する填料はカキ殻パウ
ダーであることを特徴とする請求項１、２または３記載
の抗菌作用を有する食品等の流通用容器。 - 【請求項５】 前記抗菌作用を有する填料はわさびパウ
ダーであることを特徴とする請求項１、２または３記載
の抗菌作用を有する食品等の流通用容器。 - 【請求項６】 前記抗菌作用を有する填料はからしパウ
ダーであることを特徴とする請求項１、２または３記載
の抗菌作用を有する食品等の流通用容器。 - 【請求項７】 前記脱臭、鮮度保持作用を有する填料は
竹の炭化処理パウダーであることを特徴とする請求項
１、２または３記載の脱臭、鮮度保持作用を有する食品
等の流通用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31270994A JPH08143083A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 抗菌、脱臭、鮮度保持作用を有する食品等の流通用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31270994A JPH08143083A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 抗菌、脱臭、鮮度保持作用を有する食品等の流通用容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08143083A true JPH08143083A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=18032487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31270994A Pending JPH08143083A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 抗菌、脱臭、鮮度保持作用を有する食品等の流通用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08143083A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2340062A (en) * | 1998-05-26 | 2000-02-16 | Glynwed Consumer & Building | Water container moulded with an anti-bacterial agent |
| JP2004137660A (ja) * | 2003-09-30 | 2004-05-13 | Daiki:Kk | 吸収体の製造方法 |
| JP2006112000A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Tanakku:Kk | 吸着シートおよびその製造法 |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP31270994A patent/JPH08143083A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2340062A (en) * | 1998-05-26 | 2000-02-16 | Glynwed Consumer & Building | Water container moulded with an anti-bacterial agent |
| JP2004137660A (ja) * | 2003-09-30 | 2004-05-13 | Daiki:Kk | 吸収体の製造方法 |
| JP2006112000A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Tanakku:Kk | 吸着シートおよびその製造法 |
| JP4621469B2 (ja) * | 2004-10-14 | 2011-01-26 | 株式会社タナック | 吸着シートおよびその製造法 |
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