JPH081427U - 無線機 - Google Patents

無線機

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JPH081427U
JPH081427U JP6766193U JP6766193U JPH081427U JP H081427 U JPH081427 U JP H081427U JP 6766193 U JP6766193 U JP 6766193U JP 6766193 U JP6766193 U JP 6766193U JP H081427 U JPH081427 U JP H081427U
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JP
Japan
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antenna
omnidirectional
directional
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transmitter
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JP6766193U
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賢 吉川
十三 石橋
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日本マランツ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力又は/及び入力の指向性に対し無指向性
アンテナ3,4と指向性アンテナ10,13が適宜選択
的に使用できる無線機1において、しかもアンテナの構
造がより単純であることより製造、及び無指向性のアン
テナ3,4と指向性のアンテナ10,13の交換の作業
を簡便にする。 【構成】 指向性のアンテナ10及び13をそれぞれ、
機器本体2に付設した無指向性のアンテナ3及び4と機
器本体2に着脱可能なアンテナ部材5によって構成す
る。 【効果】 無指向性のアンテナ3,4を指向性のアンテ
ナ10,13の一部となるように構成したことにより、
無指向性アンテナ3,4と指向性アンテナ10,13を
適宜選択的に使用する際に無指向性アンテナ3,4から
指向性アンテナ10,13への交換が簡便に行うことが
でき、しかもアンテナの構造がより単純であることより
部品点数が少なくて済み、よって製造が簡便になってい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0002】
【産業上の利用分野】
この考案は、アンテナを備えた無線機に関し、特にアンテナの指向性の確保の 改良に関する。
【0003】
【従来の技術】
従来の無線機は、通常、無指向性のアンテナ又は指向性のアンテナのいずれか 一方が備えられていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
無指向性のアンテナを備えた無線機は、出力又は/及び入力の指向性が円形に 一様であることより、障害物の少ない広い場所で使用する際には、それぞれ電波 を全方向に一様に行き届かせる又は/及び全方向からの電波を一様に受け取るこ とができ、何ら問題はない。
【0005】 しかし、山岳や大きなビル群といった障害物の多い場所で使用する際は、障害 物のある場所を通話可能な場所とすることができず、実質的に交信可能な範囲が 狭くなるという問題が生じる。 他方、指向性のアンテナを備えた無線機は、出力又は/及び入力の指向性に合 致した方向では、より遠くとの交信が可能である。 しかし、指向性が強いことより、特定方向のみの交信にしか向かず、広く交信 範囲をカバーできないという問題がある。
【0006】 これらの問題を解決するために、無指向性のアンテナと指向性のアンテナの二 つを備え、それらを適宜選択して使用するということが考えられる。 しかし、それでは、構成部材が多くなり、製造が煩雑になり、又、無指向性の アンテナと指向性のアンテナの交換の作業が煩雑になるという問題が生じる。殊 に、出力が限定されいる無線機では装置そのものが小形であり、アンテナはより 単純な構造のものが望ましく、アンテナの構造が複雑になると問題はより深刻に なる。
【0007】 この考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、出力又は/及び入力の 指向性に対し無指向性アンテナと指向性アンテナが適宜選択的に使用でき、しか もアンテナの構造がより単純であることより製造、及び無指向性のアンテナと指 向性のアンテナの交換の作業が簡便な無線機を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、指向性のアンテナを、機器本体に付設した無指向性のアンテナと 機器本体に着脱可能なアンテナ部材によって構成する無線機である。
【0009】 その詳細な構成は、送信手段及び受信手段が内設されている機器本体と、その 機器本体に付設される無指向性のアンテナが備えられ、更に、機器本体側に着脱 可能であって、機器本体側に装着した際に、上記無指向性のアンテナと共に、指 向性のアンテナを構成するためのアンテナ部材が備えられてなる無線機である。 ここで、アンテナとは、送信用又は/及び受信用を指す。
【0010】
【作用】
指向性のアンテナは、アンテナ部材を機器本体側に装着すると、無指向性のア ンテナと共に構成される。
【0011】
【実施例】
この考案を、図1〜図2に示す実施例に基づき詳述する。しかし、この実施例 によって、この考案が限定されるものではない。
【0012】 無線機1は、図1〜図2に示すように、機器本体2と、無指向性の送信用アン テナ3及び受信用アンテナ4と、アンテナ部材5が備えられている。 機器本体2には、送信周波数帯が380MHzの送信手段(図示省略)及び受 信周波数帯が254MHzの受信手段(図示省略)が内設されている。機器本体 2は、前面が操作パネル6になっている。機器本体2から、コードによってマイ ク7が接続されている。
【0013】 無指向性の送信用アンテナ3及び受信用アンテナ4は共に、棒状であって、機 器本体2の天面から垂直上方に向かって、付設されている。送信用アンテナ3及 び受信用アンテナ4はそれぞれ、長さが390mm及び560mmである。 アンテナ部材5は、フレーム8と、板材9と、送信部導波器11及び送信部反 射器12と、受信部導波器14及び受信部反射器15から主に構成されている。 フレーム8は、丸棒状の絶縁性材料からなり、送信部導波器11、送信部反射 器12、受信部導波器14及び受信部反射器15を所定の位置関係に保持固定す るものである。
【0014】 板材9は、フレーム8を所定の姿勢で機器本体2に取り付け固定するためのも のである。 送信部導波器11及び送信部反射器12は、フレーム8が機器本体2に対して 所定の状態で取り付け固定されると、送信用アンテナ3と共に指向性の送信用ア ンテナ10を構成するものである。送信部導波器11及び送信部反射器12はそ れぞれ、長さが340mm及び420mmである。又、アンテナ部材5が機器本体2 に対して所定に取り付け固定された際、送信部導波器11と送信用アンテナ3の 間隔距離及び送信用アンテナ3と送信部反射器12の間隔距離はそれぞれ、15 5mm及び100mmである。
【0015】 受信部導波器14及び受信部反射器15は、フレーム8が機器本体2に対して 所定の状態で取り付け固定されると、受信用アンテナ4と共に指向性の受信用ア ンテナ13を構成するものである。受信部導波器14及び受信部反射器15はそ れぞれ、長さが500mm及び620mmである。又、フレーム8が機器本体2に対 して所定に取り付け固定された際、受信部導波器14と受信用アンテナ4の間隔 距離及び受信用アンテナ4と受信部反射器15の間隔距離はそれぞれ、220mm 及び160mmである。
【0016】 無線機1は、上述したように構成されている。従って、無線機1を例えば平地 といった広い場所で使用する際は、図1に示すように、無線機1はアンテナ部材 5を取り外した状態で使用する。ここで、無線機1を使用すると、送信時には無 指向性の送信用アンテナ3を介して電波を送信し、受信時には無指向性の受信ア ンテナ4を介して電波を受信する。つまり、無線機1は、出力及び入力の指向性 が円形に一様であることより、電波を全方向に一様に送信すること及び全方向か らの電波を一様に受信することができる。
【0017】 他方、無線機1を例えば山岳や大きなビル群といった障害物の多い場所で使用 する際は、実質的に交信可能な範囲が狭く限定されるので特定方向でより遠くと 交信を望むことになり、図2に示すように、アンテナ部材5を機器本体2に装着 する。ここで、無指向性の送信用アンテナ3は送信部導波器11及び送信部反射 器12と共に指向性の送信用アンテナ10を、無指向性の受信用アンテナ4は受 信部導波器14及び受信部反射器15と共に指向性の受信用アンテナ13を、そ れぞれ構成する。
【0018】 従って、無線機1は、指向性の送信用アンテナ10が無指向性の送信用アンテ ナ3を含んで構成されていることにより、無指向性の送信用アンテナ3から指向 性の送信用アンテナ10に交換して使用する際、無指向性の送信アンテナ3の取 り外しを必要とせず単にアンテナ部材5を機器本体2に装着するだけでよく、取 り扱いが簡便になっている。又、無線機1は、無指向性のアンテナと指向性のア ンテナを個々に製造する場合に比べて部材を共用している分だけ部材点数が少な くて済み、コストが安く製造も簡便になっている。
【0019】 尚、無線機1において、指向性の送信用アンテナ10は、送信部導波器11と 送信部反射器12のそれぞれの長さ、及び送信部導波器11と送信用アンテナ3 の間隔距離と送信用アンテナ3と送信部反射器12の間隔距離は、送信用アンテ ナ3の長さに基づき、送信周波数帯に対応させて、強さが所望の指向性を得るよ うに実験的に求めた値である。 加えて、無線機1は、指向性の受信用アンテナ13を、上記の内容と同様に構 成したことにより、同じ効果が得られている。又、指向性の受信用アンテナ13 の各エレメントは、送信用アンテナ10と同様に、受信周波数帯に対応させて、 強さが所望の指向性を得るように実験的に求めた値に基づき設計されている。
【0020】 無線機1では、この考案を指向性の送信用アンテナ10及び受信用アンテナ1 3の二つに用いているが、いずれか一方に用いる構成であってもよい。 無線機1では、アンテナ部材5は機器本体2に直接に装着する構成になってい るが中継部材を介して装着する構成であってもよい。又、アンテナ部材5がフレ ーム8を有さず、送信部導波器11、送信部反射器12、受信部導波器14及び 受信部反射器15が直接に機器本体2に着脱する構成であってもよい。
【0021】
【考案の効果】
この考案は、無指向性のアンテナを指向性のアンテナの一部となるように構成 したことにより、無指向性アンテナと指向性アンテナを適宜選択的に使用する際 に無指向性アンテナから指向性アンテナへの交換が簡便に行うことができ、しか もアンテナの構造がより単純であることより部品点数が少なくて済み、よって製 造が簡便な無線機である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の無指向性のアンテナを使
用する際の斜視図である。
【図2】図1に示す実施例の指向性アンテナを使用する
際の斜視図である。
【符号の説明】
1 無線機 2 機器本体 3 無指向性の送信用アンテナ 4 無指向性の受信用アンテナ 5 アンテナ部材 8 フレーム 10 指向性の送信用アンテナ 11 送信部導波器 12 送信部反射器 13 指向性の受信用アンテナ 14 受信部導波器 15 受信部反射器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信手段及び受信手段が内設されている
    機器本体と、その機器本体に付設される無指向性のアン
    テナが備えられ、 更に、機器本体側に着脱可能であって、機器本体側に装
    着した際に、上記無指向性のアンテナと共に、指向性の
    アンテナを構成するためのアンテナ部材が備られてなる
    無線機。 【0001】
JP1993067661U 1993-11-26 1993-11-26 無線機 Expired - Fee Related JP2605088Y2 (ja)

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JP1993067661U JP2605088Y2 (ja) 1993-11-26 1993-11-26 無線機

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JP1993067661U JP2605088Y2 (ja) 1993-11-26 1993-11-26 無線機

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JP2605088Y2 JP2605088Y2 (ja) 2000-06-19

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009273011A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Denso Wave Inc 携帯型rfidリーダライタ

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