JP2003264410A - 複合アンテナ装置およびこれを用いた無線通信システム - Google Patents

複合アンテナ装置およびこれを用いた無線通信システム

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JP2003264410A
JP2003264410A JP2002066655A JP2002066655A JP2003264410A JP 2003264410 A JP2003264410 A JP 2003264410A JP 2002066655 A JP2002066655 A JP 2002066655A JP 2002066655 A JP2002066655 A JP 2002066655A JP 2003264410 A JP2003264410 A JP 2003264410A
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door
composite
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antennas
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JP2002066655A
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Koji Eto
弘司 江藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日常生活を阻害することなく良好な通信を確
保できる無線通信システムを実現する。 【解決手段】 第1および第2のアンテナと、これらの
アンテナ間を接続するケーブルとを備え、上記第1のア
ンテナと上記第2のアンテナとがドアを挟んでその両側
に位置にするように、装置全体をドアdr#k(kは
0,1,2,3のいずれか)に取り付けて、上記第1の
アンテナで受信した信号を上記第2のアンテナから送信
し、および/または上記第2のアンテナで受信した信号
を上記第1のアンテナから送信する複合アンテナ装置A
NT#kを用いて、無線LANシステム等の無線通信シ
ステムを宅内に構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線LANシステ
ム等の無線通信システムに関するものであり、特に宅内
に構成される無線通信システムに適した複合アンテナ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は宅内に構成された従来の無線L
ANシステムの例を示す図である。図14において、r
m#0,rm#1,rm#2,rm#3は部屋、dr#
0,dr#1,dr#2,dr#3はそれぞれ部屋rm
#0,rm#1,rm#2,rm#3と廊下の間のド
ア、dr#4は部屋rm#0とrm#1の間のドア、A
Pはアクセスポイント、AIATはアクセスポイントA
Pの内蔵アンテナ、CBLは通信ケーブル、STA#
0,STA#1,STA#2,STA#3はステーショ
ン、IAT#0,IAT#1,IAT#2,IAT#3
はそれぞれステーションSTA#0,STA#1,ST
A#2,STA#3の内蔵アンテナである。
【0003】図14の宅内においては、部屋rm#0と
rm#1、部屋rm#2とrm#3は、それぞれ壁を隔
てて配設されており、部屋rm#0,rm#1と部屋r
m#2,rm#3とは、壁および廊下を隔てて配設され
ている。
【0004】図14の従来の無線LANシステムは、ア
クセスポイントAPと、ステーションSTA#0,ST
A#1,STA#2,STA#3とによって構成されて
いる。
【0005】部屋rm#k(kは0,1,2,3のいず
れか)にはステーションSTA#kが設置されており、
アクセスポイントAPはステーションSTA#0と同じ
部屋#0に設置されている。
【0006】ステーションSTA#kとアクセスポイン
トAPは、内蔵アンテナIAT#kとAIATの間で無
線信号を直接送受信して通信する。アクセスポイントA
Pは、ステーションSTA#kを管理し、通信ケーブル
CBLによって外部と通信する。ステーションSTA#
kは、アクセスポイントAPを介して外部と通信する。
【0007】このように、従来の無線LANシステムで
は、ステーションSTA#kとアクセスポイントAP
は、内蔵アンテナIAT#kとAIATの間で無線信号
を直接送受信して通信する。内蔵アンテナIAT#k,
AIATは、無指向性アンテナまたは指向性アンテナで
ある。なお、ステーションSTA#kやアクセスポイン
トAPの近傍に、上記の内蔵アンテナの役目を果たすア
ンテナ装置を別途設ける場合もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、宅内は
いくつかの部屋に区切られており、2つの部屋の間に
は、壁、ドア(ドアは通常は閉められている)、廊下等
が設けられているので、宅内に構築された無線LANシ
ステムでは、壁やドアによって信号電波が減衰して通信
の品質が低下し、良好な通信ができないことがあった。
【0009】さらに、送受信装置(アクセスポイントや
ステーション)は、それぞれの部屋のレイアウトに応じ
て空きスペースに設置されるので、部屋間の電波伝搬が
最良となる位置に設置できるとは限らない。電波伝搬が
最良となる位置に送受信装置を設置しようとすると、設
置された送受信装置によって日常生活が阻害されること
もあった。
【0010】本発明は、上記従来の課題を解決するため
に、日常生活を阻害することなく良好な通信を確保でき
る無線通信システムを実現することを目的とするもので
あり、このような無線通信システムを実現できる複合ア
ンテナ装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の複合アンテナ装
置は、第1および第2のアンテナと、これらのアンテナ
間を接続するケーブルとを備え、上記第1のアンテナと
上記第2のアンテナとがドアを挟んでその両側に位置す
るように、装置全体を上記ドアに取り付けて、上記第1
のアンテナで受信した信号を上記第2のアンテナから送
信し、および/または上記第2のアンテナで受信した信
号を上記第1のアンテナから送信することを特徴とする
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の複合
アンテナ装置を設けて宅内に構成した無線LANシステ
ムの例を示す図である。図1において、rm#0,rm
#1,rm#2,rm#3は部屋、dr#0,dr#
1,dr#2,dr#3はそれぞれ部屋rm#0,rm
#1,rm#2,rm#3と廊下の間のドア、dr#4
は部屋rm#0とrm#1の間のドア、APはアクセス
ポイント、AIATはアクセスポイントAPの内蔵アン
テナ、CBLは通信ケーブル、STA#0,STA#
1,STA#2,STA#3はステーション、IAT#
0,IAT#1,IAT#2,IAT#3はそれぞれス
テーションSTA#0,STA#1,STA#2,ST
A#3の内蔵アンテナ、ANT#0,ANT#1,AN
T#2,ANT#3は本発明の実施の形態の複合アンテ
ナ装置である。
【0013】図1の宅内においては、部屋rm#0とr
m#1、部屋rm#2とrm#3は、それぞれ壁を隔て
て配設されており、部屋rm#0,rm#1と部屋rm
#2,rm#3とは、壁および廊下を隔てて配設されて
いる。
【0014】図1の無線LANシステムは、アクセスポ
イントAPと、ステーションSTA#0,STA#1,
STA#2,STA#3と、複合アンテナ装置ANT#
0,ANT#1,ANT#2,ANT#3とによって構
成されている。
【0015】ステーションSTA#k(kは0,1,
2,3のいずれか)は、部屋rm#kに設置されてお
り、アクセスポイントAPは、ステーションSTA#0
と同じ部屋#0に設置されている。また、本発明の実施
の形態の複合アンテナ装置ANT#kは、ドアdr#k
に設置されている。
【0016】同じ部屋#rm0に設置されたステーショ
ンSTA#0とアクセスポイントAPは、内蔵アンテナ
IAT#0とAIATの間で無線信号を直接送受信して
通信する。
【0017】異なる部屋に配置されたステーションST
A#j(jは1,2,3のいずれか)とアクセスポイン
トAPは、複合アンテナ装置ANT#jおよびANT#
0を介して内蔵アンテナIAT#jとAIATの間で無
線信号を送受信して通信する。つまり、ステーションS
TA#jからの送信信号は、ANT#jおよびANT#
0で中継されてアクセスポイントAPに送られ、アクセ
スポイントAPからの送信信号は、複合アンテナ装置A
NT#0およびANT#jで中継されてステーションS
TA#jに送られる。
【0018】アクセスポイントAPは、ステーションS
TA#kを管理し、通信ケーブルCBLによって外部と
通信する。ステーションSTA#kは、アクセスポイン
トAPを介して外部と通信する。
【0019】本発明の実施の形態の複合アンテナ装置A
NT#kは、第1および第2のアンテナと、これらのア
ンテナ間を接続するケーブルとを備え、上記第1のアン
テナと上記第2のアンテナとがドアdr#kを挟んでそ
の両側に位置にするように、装置全体をドアdr#kに
取り付けて、上記第1のアンテナで受信した信号を上記
第2のアンテナから送信し、および/または上記第2の
アンテナで受信した信号を上記第1のアンテナから送信
する中継アンテナ装置である。
【0020】上記第1および第2のアンテナは、例え
ば、それぞれが1以上のアンテナ利得をもっており、か
ついずれかのアンテナが1よりも大きなアンテナ利得を
もっている。つまり、上記第1および第2のアンテナ
は、複合アンテナ装置のアンテナ利得(両アンテナの合
成したアンテナ利得)が1よりも大きくなる組合せであ
る。これによって、空間での伝搬ロスを改善できるよう
になっている。
【0021】図14の従来の無線LANシステムは、ス
テーションSTA#kの内蔵アンテナIAT#kとアク
セスポイントAPの内蔵AIATの間で伝送信号を直接
送受信する構成なので、同じ部屋rm#0に設置されて
いるステーションSTA#0とアクセスポイントAPの
間では良好な通信が可能であるが、異なる部屋に設置さ
れたステーションSTA#jとアクセスポイントAPの
間では、壁やドアにおいて電波が減衰し、良好な通信が
できないことがあった。
【0022】これに対し、図1の無線LANシステム
は、部屋rm#kのドアdr#kに本発明の実施の形態
の複合アンテナ装置ANT#kを設置し、異なる部屋に
設置されているステーションSTA#jとアクセスポイ
ントAPの間の通信電波を複合アンテナ装置ANT#j
およびANT#0によって中継する構成であり、ドアに
設けた複合アンテナ装置ANT#jおよびANT#0に
よって、壁やドアにおいての電波の減衰をなくし、ステ
ーションSTA#jとアクセスポイントAPの通信空間
においての電波の減衰を補償および改善することができ
るので、異なる部屋に設置された送受信装置間において
も良好な通信を確保できる。
【0023】また、図1の無線LANシステムでは、部
屋rm#0に設置されたアクセスポイントAPは、その
部屋のドアdr#0に設置された複合アンテナ装置AN
T#0との間の通信を確保できれば足り、部屋rm#j
に設置されたステーションSTA#jは、その部屋のド
アrm#jに設置された複合アンテナ装置ANT#jと
の間の通信を確保できれば足りるので、アクセスポイン
トAPおよびステーションSTA#jの出力を押さえる
ことができる。これによって、消費エネルギーを低減で
きるとともに、隣家等に対する電波の影響を抑制するこ
とができるので、宅内に構成される無線LANシステム
の拡大に伴って望まれている無線周波数の有効利用を促
進することができる。
【0024】さらに、図1の無線LANシステムにおい
て、複合アンテナ装置ANT#kは、その装置全体のド
アdr#kに簡易に設置することができるので、日常生
活を阻害することはない。また、アクセスポイントAP
およびステーションSTA#kは、同じ部屋の複合アン
テナ装置ANT#k(ただし、ステーションSTA#0
についてはアクセスポイントAP)との間の通信を確保
できれば足りるので、日常生活を阻害することのない部
屋rm#kの空きスペースに設置することができる。従
って、宅内に図1の無線LANシステムを構築しても、
その構成装置が日常生活を阻害することはない。
【0025】実施の形態1 図2は本発明の実施の形態1の複合アンテナ装置の構成
例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は上面図で
ある。図2の実施の形態1の複合アンテナ装置は、指向
性アンテナ10と、無指向性アンテナ20と、両アンテ
ナ間を接続する同軸ケーブル30と、両アンテナおよび
同軸ケーブルを支持して装置全体を部屋のドアの取り付
けるための金具40とを備えている。
【0026】この実施の形態1の複合アンテナ装置は、
アンテナ10と20とがドアdr#kを挟んでその両側
に位置にするように装置全体をドアdr#kに取り付け
て、アンテナ10で受信した信号をアンテナ20から送
信するとともに、アンテナ20で受信した信号をアンテ
ナ10から送信する中継アンテナ装置である。
【0027】指向性アンテナ10は平面型アンテナであ
り、無指向性アンテナ20は円柱型ダイポールアンテナ
である。指向性アンテナ10および無指向性アンテナ2
0は、それぞれが1以上のアンテナ利得をもっており、
かついずれかのアンテナが1よりも大きなアンテナ利得
をもっている。つまり、指向性アンテナ10および無指
向性アンテナ20は、複合アンテナ装置のアンテナ利得
(両アンテナの合成したアンテナ利得)が1よりも大き
くなる組合せである。これによって、空間での伝搬ロス
を改善できるようになっている。特に、指向性アンテナ
10は、例えば、60度から120度までの指向性を有
し、10[dB]ほどのアンテナ利得をもつように設計
可能である。
【0028】この実施の形態1の複合アンテナ装置は、
指向性アンテナ10が廊下側に位置し、無指向性アンテ
ナ20が部屋rm#kの内部に位置するように、ドアd
r#kに設置される。これによって、複合アンテナ装置
ANT#0とANT#jとの間で効率の高い通信ができ
る。また、無指向性アンテナ20は、中継する信号を全
方向に均一に放射するので、送受信装置(ステーション
STA#jまたはアクセスポイントAP)を部屋内の任
意の位置に設置することが可能である。
【0029】同軸ケーブル30は、指向性アンテナ10
と無指向性アンテナ20とを接続し、指向性アンテナ1
0で受信された信号を無指向性アンテナ20に伝送し、
無指向性アンテナ20で受信された信号を指向性アンテ
ナ10に伝送する。
【0030】金具40は、コの字部41と、アンテナ支
持部42a,42b,43a,43bと、固定ネジ44
a,44b,45a,45bと、押さえパッド46a,
46bと、押さえネジ47a,47b,48a,48b
とを備える。この金具40は、アンテナ10,20およ
び同軸ケーブル30を支持し、実施の形態1の複合アン
テナ装置全体を部屋のドアdr#kに簡易に設置するた
めのものである。
【0031】コの字部41の端部411a,411bに
は、それぞれアンテナ支持部42a,42bが一体に設
けられており、これらアンテナ支持部42a,42bに
は、それぞれアンテナ支持部43a,43bが固定ネジ
44a,44bによって取り付けられている。アンテナ
支持部43a,43bの端部付近には、それぞれアンテ
ナ保持部431a,431bが設けられている。指向性
アンテナ10は、アンテナ保持部431aに固定されて
保持されており、無指向性アンテナ20は、アンテナ保
持部431bに固定されて保持されている。
【0032】図3は実施の形態1の複合アンテナ装置お
いての金具40のコの字部41の構造図であり、(a)
は正面図、(b)は側面図、(c)は(a)においての
A−A間の断面図、(d)は(a)においてのB−B間
の断面図である。
【0033】図3に示すように、コの字部41の内面に
は、同軸ケーブル30を配設するための溝412が設け
られている。この溝412の断面は、図3(b)に示す
ように、略半円弧になっている。同軸ケーブル30は、
この溝412に挿通されることによって、コの字部41
に沿って配設される。
【0034】また、図3に示すように、コの字部41の
端部411a付近には、押さえパッド46aおよび押さ
えネジ47a,48aが設けられており、コの字部41
の端部411b付近には、押さえパッド46bおよび押
さえネジ47b,48bが設けられている。押さえネジ
47a,48aは、コの字部41の端部411a付近に
設けられたネジ穴にネジ込まれてこのネジ穴を貫通して
おり、コの字部41の端部411a付近の内面側に配置
された押さえパッド46aを支持している。同様に、押
さえネジ47b,48bは、コの字部41の端部411
b付近に設けられたネジ穴にネジ込まれてこのネジ穴を
貫通しており、コの字部41の端部411b付近の内面
側に配置された押さえパッド46bを支持している。押
さえネジ47a,48aおよび押さえネジ47b,48
bによって、押さえパッド46aと46bの間隔d0を
調整できる。これら押さえパッド46a,46bおよび
押さえネジ47a,48a,47b,48bによる構造
は、複合アンテナ装置をドアに固定するためのものであ
る。なお、同軸ケーブル30は、コの字部41と押さえ
パッド46aの間、およびコの字部41と押さえパッド
46bに配設される。
【0035】図4は部屋のドアdr#kに固定した実施
の形態1の複合アンテナ装置の様子を説明する図であ
り、(a)は正面図、(b)は斜視図である。
【0036】図4に示すように、実施の形態1の複合ア
ンテナ装置は、金具40のコの字部41の内面をドアd
r#kの縁に嵌合させることによって、簡易にドアdr
#kに設置される。このとき、コの字部41に設けられ
た押さえネジ47a,48a,47b,48bを適度に
締め込んで、押さえパッド46aおよび46bがドアd
r#kを両側から押圧してこのドアdr#kを挟み込む
ようにする。これによって、ドアdr#kが開閉されて
もはずれないように、実施の形態1の複合アンテナ装置
をドアdr#kに確実に固定することができる。
【0037】図5は実施の形態1の複合アンテナ装置に
おいての指向性アンテナ10を所望の方向に固定するた
めの金具40の構造を説明する図であり、図6は実施の
形態1の複合アンテナ装置においての無指向性アンテナ
20を所望の方向に固定するための金具40の構造を説
明する図である。なお、図5および図6においては、同
軸ケーブル30は省略してある。
【0038】アンテナ支持部43aは、固定ネジ44a
によって、その軸方向を中心に所望の回転角でアンテナ
支持部42aに固定可能である。これによって、図5
(a)および(b)に示すように、指向性アンテナ10
を、アンテナ支持部43aの軸を中心に所望の回転角で
固定できる。図5(a)ではアンテナ10のアンテナ平
面が水平になるように固定されており、図5(b)では
アンテナ平面が垂直になるように固定されている。
【0039】また、アンテナ支持部43aの途中には、
屈曲可動部432aが設けられており、この屈曲可動部
432aは、固定ネジ45aによって、所望の屈曲角で
固定可能である。これによって、図5(a)および
(c)に示すように、指向性アンテナ10のアンテナ平
面を、水平面または垂直面から所望の傾斜角で固定する
ことができる。図6(c)では、水平面から傾斜角θ1
で固定されている。
【0040】アンテナ支持部43bは、上記アンテナ支
持部43aと同様に、固定ネジ34bによって、その軸
方向を中心に所望の回転角でアンテナ支持部42bに固
定可能である。これによって、無指向性アンテナ20
を、アンテナ支持部43aの軸を中心に所望の回転角で
固定することができる。図6(a)ではアンテナ支持部
43bと水平をなすように固定されており、図6(b)
ではアンテナ支持部43bと垂直をなすように固定され
ている。
【0041】また、アンテナ支持部43bの途中には、
上記アンテナ支持部43aと同様に、屈曲可動部432
bが設けられており、この屈曲可動部432bは、固定
ネジ45bによって、所望の屈曲角で固定可能である。
これによって、図6(a)および(c)に示すように、
無指向性アンテナ20を、水平面または垂直面から所望
の傾斜角で固定するとができる。図6(c)では、垂直
面から傾斜角θ2で固定されている。
【0042】以上にように実施の形態1によれば、指向
性アンテナ10と、無指向性アンテナ20と、両アンテ
ナ間を接続する同軸ケーブル30と、両アンテナおよび
同軸ケーブルを支持して装置全体を部屋のドアの取り付
けるための金具40とによって複合アンテナ装置を構成
することにより、ドアに簡易に取り付けて通信電波を中
継できる複合アンテナ装置を実現できる。この実施の形
態1の複合アンテナ装置を設けて無線LANシステムを
構築すれば、日常生活を阻害するとなく良好な通信を確
保できる無線LANシステムを実現できる。
【0043】実施の形態2 上記実施の形態1の複合アンテナ装置では、アンテナ間
の接続に同軸ケーブルを用いたが、この実施の形態2の
複合アンテナ装置では、アンテナ間の接続にフレキシブ
ルフラットケーブルを用いる。
【0044】図7は本発明の実施の形態2の複合アンテ
ナ装置の構成例を示す図であり、(a)は正面図、
(b)は下面図である。図7において、図1と同じもの
あるいは相当するものには同じ符号を付してある。図7
の実施の形態2の複合アンテナ装置は、指向性アンテナ
10と、無指向性アンテナ20と、両アンテナ間を接続
するフレキシブルフラットケーブル50と、両アンテナ
およびフレキシブルフラットケーブルを支持して装置全
体を部屋のドアの取り付けるための金具60とを備えて
いる。
【0045】実施の形態2の複合アンテナ装置は、上記
実施の形態1の複合アンテナ装置(図1参照)におい
て、同軸ケーブル30をフレキシブルフラットケーブル
50に変更し、このケーブルの変更に伴って金具40を
金具60に変更したものである。
【0046】この実施の形態2の複合アンテナ装置は、
上記実施の形態1の複合アンテナ装置と同様に、アンテ
ナ10と20とがドアdr#kを挟んでその両側に位置
にするように装置全体をドアdr#kに取り付けて、ア
ンテナ10で受信した信号をアンテナ20から送信する
とともに、アンテナ20で受信した信号をアンテナ10
から送信する中継アンテナ装置である。また、この実施
の形態2の複合アンテナ装置は、上記実施の形態1の複
合アンテナ装置と同様に、指向性アンテナ10が廊下側
に位置し、無指向性アンテナ20が部屋rm#kの内部
に位置するように、ドアdr#kに設置される。
【0047】フレキシブルフラットケーブル50は、指
向性アンテナ10と無指向性アンテナ20とを接続し、
指向性アンテナ10で受信された信号を無指向性アンテ
ナ20に伝送し、無指向性アンテナ20で受信された信
号を指向性アンテナ10に伝送する。このフレキシブル
フラットケーブル50は、高周波信号の通信に適したケ
ーブルである。
【0048】図8は実施の形態2の複合アンテナ装置に
おいてのフレキシブルフラットケーブル50の構造およ
びアンテナとフレキシブルフラットケーブル50の接続
構造を説明する図であり、(a)はフレキシブルフラッ
トケーブル50の上面図、(b)は上記(a)において
のC−C間の断面図、(c)は上記(a)においてのD
−D間の断面図、(d)はフレキシブルフラットケーブ
ル50にアンテナ100(指向性アンテナ10または無
指向性20)を接続したときの上記(a)の上面図、
(e)は上記(d)においてのD−D間の断面図であ
る。
【0049】図8のフレキシブルフラットケーブル50
において、51はスルーホール、52はアースパター
ン、53は高誘電体54は信号パターンである。また、
アンテナ100(指向性アンテナ10または無指向性2
0)において、101はアンテナ本体金属部、102は
モールド部、103はアース金属部である。なお、図8
においては、フレキシブルフラットケーブル50の表面
に設けられる保護膜は省略してある。
【0050】図8のフレキシブルフラットケーブル50
は、5層構造になっている。長さ方向の端部のアンテナ
100が接続される領域には、第1層から第5層までを
貫通するスルーホール51が設けられている。第1層お
よび第5層は、ほぼ全領域がアースパターン52であ
る。ただし、スルーホール51の周囲には、アースパタ
ーン52を設けていない。第2層および第4層は、幅方
向の周囲にアースパターン52が設けられており、アー
スパターン52の内側に高誘電体53が充填されてい
る。第3層は、幅方向の中心に信号パターン54が設け
られており、幅方向の周囲にアースパターン52が設け
られており、信号パターン54とアースパターン52間
に高誘電体53が充填されている。信号パターン54
は、スルーホール51に接続されている。
【0051】図8(d)に示すように、アンテナ100
のアンテナ本体金属部101は、スルーホール51に挿
入されて、半田110aによってスルーホール51に半
田付けされ、これによって信号パターン54に接続され
る。また、アンテナ100のアース金属部103は、半
田110bによってアースパターン52に接続される。
【0052】金具60は、コの字部61と、アンテナ支
持部42a,42b,43a,43bと、固定ネジ44
a,44b,45a,45bとを備える。この金具60
は、上記実施の形態1の金具40(図2および図3参
照)において、コの字部41をコの字部61に変更した
ものであって、コの字部61の端部611a,611b
には、それぞれアンテナ支持部42a,42bが一体に
設けられている。この金具60は、上記の金具40と同
様に、アンテナ10,20およびフレキシブルフラット
ケーブル60を支持し、実施の形態2の複合アンテナ装
置全体を部屋のドアdr#kに簡易に設置するためのも
のである。
【0053】図9は実施の形態2の複合アンテナ装置お
いての金具60のコの字部61の構造図であり、(a)
は正面図、(b)は斜視図である。
【0054】図9に示すように、コの字部61は、平板
を屈曲成形したものである。フレキシブルフラットケー
ブル50は、コの字部61の内面に沿って配設される。
【0055】また、図9(a)に示すように、コの字部
61の端部611aと611bの間隔d1は、コの字部
61の屈曲部612aと612bの間隔d2よりも狭く
なっている。さらに、コの字部61は、端部611aと
611bの間隔d1を広げることができるようなバネ性
を有している。この図9(a)に示す構造および上記の
バネ性は、複合アンテナ装置を部屋のドアに固定するた
めのものである。
【0056】図10は部屋のドアdr#kに固定した実
施の形態2の複合アンテナ装置の様子を説明する図であ
り、(a)は正面図、(b)は斜視図である。
【0057】図10に示すように、実施の形態2の複合
アンテナ装置は、金具60のコの字部61の内面をドア
dr#kの縁に嵌合させることによって、簡易にドアd
r#kに設置される。コの字部61は、その両端部61
1a,611bの間隔d1がその両屈曲部612a,6
12bの間隔d2よりも狭くなっており、バネ性を有し
ているので、端部611aおよび611bは、ドアdr
#kを両側から押圧する。つまり、コの字部61が、ド
アdr#kを両側から挟み込む。これによって、ドアd
r#kが開閉されてもはずれないように、実施の形態2
の複合アンテナ装置をドアdr#kに容易に固定するこ
とができる。
【0058】上記実施の形態1では、アンテナ10と2
0を接続する同軸ケーブル30が構造上厚みをもつた
め、金具40のコの字部41も厚みをもつことになり、
複合アンテナ装置をドアに取り付けるときに、ドアの上
部を削ったりする必要が発生することがある。また、複
合アンテナ装置をドアに固定するために、押さえネジ4
7a,48a,47b,48bを締め込む必要がある。
【0059】これに対し、この実施の形態2では、薄く
形成可能なフレキシブルフラットケーブル50によって
アンテナ10と20を接続しており、これによって金具
60のコの字部61を薄くすることができるので、ドア
に加工を施すことなく簡単に取り付けることができる。
また、コの字部61にバネ性をもたせ、コの字部61の
端部611aと611bの間隔d1を屈曲部612aと
612bの間隔d2よりも狭くして、コの字部61をド
アの縁に嵌合させるだけで、端部611aおよび611
bがドアを挟み込むので、複合アンテナ装置をさらに簡
単にドアに固定することができる。
【0060】以上にように実施の形態2によれば、フレ
キシブルフラットケーブル50によってアンテナ10と
20を接続するとともに、コの字部61の端部611a
および611bでドアを挟み込む構造としたことによ
り、上記実施形態1よりもさらに容易に複合アンテナ装
置をドアに取り付けることができる。
【0061】なお、上記実施の形態2においての複合ア
ンテナ装置をドアに固定するための構造を、上記実施形
態1のような押さえパッドおよび押させネジによる構造
とすることも可能である。また、上記実施の形態1にお
いての複合アンテナ装置をドアに固定するための構造
を、上記実施形態2のようなコの字部の両端部でドアを
挟み込む構造とすることも可能である。
【0062】実施の形態3 上記実施の形態1,2では、アンテナとケーブルを直接
接続していたが、アンテナとケーブルとをコネクタを介
して接続することも可能である。
【0063】本発明の実施の形態3の複合アンテナ装置
は、上記実施の形態2の複合アンテナ装置において、ア
ンテナ100(指向性アンテナ10または無指向性アン
テナ20)とフレキシブルフラットケーブル50とを直
接接続する構造(図8参照)を、コネクタを介して接続
する構造に変更したものである。
【0064】図11は本発明の実施の形態3の複合アン
テナ装置においてのアンテナ100(指向性アンテナ1
0または無指向性アンテナ20)とフレキシブルフラッ
トケーブル50の接続構造を説明する図であり、(a)
はコネクタ70を設けたフレキシブルフラットケーブル
50の上面図、(b)は上記(a)においてのC−C間
の断面図、(c)は金具60のアンテナ支持部43(ア
ンテナ支持部43aまたはアンテナ支持部43b(図7
参照))に保持されたコネクタ70にアンテナ100を
取り付けたときの上記(b)の断面図である。図11に
おいて、図8と同じものには同じ符号を付してある。コ
ネクタ70において、71は信号中継金属部、72はア
ース金属部である。
【0065】図11(a),(b)に示すように、コネ
クタ70の信号中継金属部71は、フレキシブルフラッ
トケーブル50のスルーホール51に挿入されて、半田
110aによってスルーホール51に半田付けされ、こ
れによって信号パターン54に接続される。また、コネ
クタ70のアース金属部73は、半田110bによって
フレキシブルフラットケーブル50のアースパターン5
2に接続される。
【0066】図11(c)に示すように、フレキシブル
フラットケーブル50に取り付けられたコネクタ70
は、アンテナ支持部43の端部に設けられたアンテナ保
持部431(アンテナ保持部431aまたは431b
(図7参照))に固定されて保持される。そして、この
コネクタ70のアース金属部72(ボルトの役目をす
る)にアンテナ100のアース金属部102(ナットの
役目をする)を取り付ける。これによって、アンテナ1
00のアンテナ本体金属部101は、信号中継金属部7
1を介してフレキシブルフラットケーブル50の信号パ
ターン54に接続され、アンテナ100のアース金属部
103は、信号中継金属部71を介してフレキシブルフ
ラットケーブル50のアースパターン52に接続され
る。
【0067】以上のように実施の形態3によれば、コネ
クタ70を介してアンテナ100(指向性アンテナ10
または無指向性アンテナ20)とフレキシブルフラット
ケーブル50とを接続する構造により、アンテナ100
を容易に着脱可能な複合アンテナ装置を実現できる。
【0068】なお、上記実施の形態3は、コネクタを介
してアンテナとケーブルとを接続する構造を上記実施の
形態2に適用したものであるが、このコネクタを介して
アンテナとケーブルとを接続する構造を上記実施の形態
1に適用することも可能である。
【0069】実施の形態4 上記実施の形態1から3では、複合アンテナ装置を構成
するアンテナとして、指向性アンテナと指向性アンテナ
を用いたが、同種のアンテナ(無指向性アンテナのみま
たは指向性アンテナのみ)の組合せによって複合アンテ
ナ装置を構成することも可能である。
【0070】図12は本発明の実施の形態4の複合アン
テナ装置の構成例を示す図である。図12において、図
2と同じものあるいは相当するものには同じ符号を付し
てある。
【0071】この実施の形態4の複合アンテナ装置は、
上記実施の形態1の複合アンテナ装置(図2参照)にお
いて、無指向性アンテナ20を指向性アンテナ80に変
更し、2つの指向性アンテナの組合せによって複合アン
テナ装置を構成したものである。指向性アンテナ80
は、例えば指向性アンテナ10と同じものである。
【0072】指向性アンテナの組合せによって構成した
実施の形態4の複合アンテナ装置では、それぞれのアン
テナのアンテナ利得を高くすることが可能なので、複合
アンテナ装置のアンテナ利得(両アンテナの合成したア
ンテナ利得)を上記実施の形態1から3までよりも高く
することができる。このため、実施の形態4の複合アン
テナ装置は、ホテルや旅館等の比較的広い宅内での使用
に有効である。
【0073】以上のように実施の形態4によれば、指向
性アンテナの組合せによって複合アンテナ装置を構成す
ることにより、複合アンテナ装置のアンテナ利得を高く
することができるので、比較的広い宅内での使用に有効
である。
【0074】なお、上記実施の形態4は、指向性アンテ
ナの組合せによる構成を上記実施の形態1に適用したも
のであるが、この指向性アンテナの組合せによる構成を
上記実施の形態2,3に適用することも可能である。
【0075】実施の形態5 図13は本発明の実施の形態5の複合アンテナ装置の構
成例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は下面図
である。図13において、図7と同じものあるいは相当
するものには同じ符号を付してある。
【0076】この実施の形態5の複合アンテナ装置は、
上記実施の形態2の複合アンテナ装置(図7参照)にお
いて、無指向性アンテナ20を指向性アンテナ90に変
更し、2つの指向性アンテナの組合せによって複合アン
テナ装置を構成したものである。指向性アンテナ90
は、例えば指向性アンテナ10と同じものである。
【0077】無指向性アンテナの組合せによって構成し
た実施の形態5の複合アンテナ装置では、両方向の中継
信号がいずれも全方向に均一に放射される。このため、
実施の形態5の複合アンテナ装置は、部屋や廊下等のレ
イアウトが複雑な比較的狭い宅内での使用に有効であ
る。
【0078】以上のように実施の形態5によれば、無指
向性アンテナの組合せによって複合アンテナ装置を構成
することにより、両方向の中継信号がいずれも全方向に
均一に放射されるので、レイアウトが複雑な比較的狭い
宅内での使用に有効である。
【0079】なお、上記実施の形態5は、無指向性アン
テナの組合せによる構成を上記実施の形態2に適用した
ものであるが、この無指向性アンテナの組合せによる構
成を上記実施の形態1,3に適用することも可能であ
る。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、日
常生活を阻害するとなく良好な通信を確保できる無線L
ANシステムを実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の複合アンテナ装置を設け
た無線LANシステムの構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1の複合アンテナ装置の構
成図である。
【図3】本発明の実施の形態1の複合アンテナ装置にお
いての金具の構造を説明する図である。
【図4】本発明の実施の形態1の複合アンテナ装置を部
屋のドアに固定した様子を説明する図である。
【図5】本発明の実施の形態1の複合アンテナ装置にお
いての指向性アンテナを所望の方向に固定する構造を説
明する図である。
【図6】本発明の実施の形態1の複合アンテナ装置にお
いての無指向性アンテナを所望の方向に固定する構造を
説明する図である。
【図7】本発明の実施の形態2の複合アンテナ装置の構
成図である。
【図8】本発明の実施の形態2の複合アンテナ装置にお
いてのフレキシブルフラットケーブルの構造およびアン
テナとの接続構造を説明する図である。
【図9】本発明の実施の形態1の複合アンテナ装置にお
いての金具の構造を説明する図である。
【図10】本発明の実施の形態2の複合アンテナ装置を
部屋のドアに固定した様子を説明する図である。
【図11】本発明の実施の形態3の複合アンテナ装置に
おいてのフレキシブルフラットケーブルとアンテナの接
続構造を説明する図である。
【図12】本発明の実施の形態4の複合アンテナ装置の
構成図である。
【図13】本発明の実施の形態5の複合アンテナ装置の
構成図である。
【図14】従来の無線LANシステムの構成図である。
【符号の説明】
10,80 指向性アンテナ、 20,90 無指向性
アンテナ、 30 同軸ケーブル、 40,60 金
具、 50 フレキシブルフラットケーブル。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のアンテナと、これらの
    アンテナ間を接続するケーブルとを備え、 上記第1のアンテナと上記第2のアンテナとがドアを挟
    んでその両側に位置にするように、装置全体を上記ドア
    に取り付けて、 上記第1のアンテナで受信した信号を上記第2のアンテ
    ナから送信し、および/または上記第2のアンテナで受
    信した信号を上記第1のアンテナから送信することを特
    徴とする複合アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 コの字型の金具をさらに備え、 上記金具のコの字部を上記ドアの縁に嵌合させ、 上記コの字部の第1の端部に設けた第1のアンテナ支持
    部に上記第1のアンテナを固定するとともに、上記コの
    字部の第2の端部に設けた第2のアンテナ支持部に上記
    第2のアンテナを固定し、 上記コの字部に沿って上記ケーブルを配設したことを特
    徴とする請求項1に記載の複合アンテナ装置。
  3. 【請求項3】 上記第1および第2のアンテナの利得
    が、ともに1よりも大きいことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の複合アンテナ装置。
  4. 【請求項4】 上記ケーブルが、同軸ケーブルであり、 上記コの字部に上記同軸ケーブルを配設するための溝を
    設けたことを特徴とする請求項2記載の複合アンテナ装
    置。
  5. 【請求項5】 上記ケーブルが、フレキシブルフラット
    ケーブルであり、 上記コの字部が、平板を屈曲成形したものであることを
    特徴とする請求項2に記載の複合アンテナ装置。
  6. 【請求項6】 上記ケーブルの両方または一方の端部
    に、上記第1のアンテナおよび/または上記第2のアン
    テナを接続するためのコネクタを設けたことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の複合アンテナ装置。
  7. 【請求項7】 上記コの字部は、弾性を有して第1の端
    部と第2の端部の間隔が2つの屈曲部の間隔よりも狭く
    なっており、 上記第1および第2の端部で上記ドアを両側から挟んで
    押圧することによって、上記金具が上記ドアに固定され
    ることを特徴とする請求項2に記載の複合アンテナ装
    置。
  8. 【請求項8】 上記コの字部の第1の端部付近および第
    2の端部付近に設けた第1および第2の押さえパッドで
    上記ドアを両側から挟んで押圧することによって、上記
    金具が上記ドアに固定されることを特徴とする請求項2
    に記載の複合アンテナ装置。
  9. 【請求項9】 上記第1および第2のアンテナが、とも
    に指向性アンテナであることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の複合アンテナ装置。
  10. 【請求項10】 上記第1および第2のアンテナが、と
    もに無指向性アンテナであることを特徴とする請求項1
    または2に記載の複合アンテナ装置。
  11. 【請求項11】 上記第1のアンテナが指向性アンテナ
    であり、上記第2のアンテナが無指向性アンテナである
    ことを特徴とする請求項1に記載の複合アンテナ装置。
  12. 【請求項12】 異なる部屋に設置されて無線通信する
    2つの送受信装置と、 上記部屋のドアに取り付けられて、上記無線通信の信号
    電波を中継する請求項1から11までのいずれかに記載
    の複合アンテナ装置とを備えたことを特徴とする無線通
    信システム。
  13. 【請求項13】 異なる部屋に設置されて無線通信する
    2つの送受信装置と、 上記部屋の内部に無指向性アンテナが位置し、上記部屋
    の外側に指向性アンテナが位置するように上記部屋のド
    アに取り付けられて、上記無線通信の信号電波を中継す
    る請求項11に記載の複合アンテナ装置とを備えたこと
    を特徴とする無線通信システム。
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